JP2021073409A - シリンダブロックとそれを備えた斜板形液圧回転装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、第1実施形態に係るシリンダブロック12Aを備えた斜板形液圧回転装置1を示す断面図である。油圧ショベル、クレーン及びブルドーザ等の建設機械や、油圧ユニット、プレス機、製鉄機械、及び射出成形機等の陸用装置等の産業機械や船舶には、そこに備わる機器やアクチュエータを駆動するために斜板形液圧回転装置1が設けられている。斜板形液圧回転装置1は、いわゆる斜板形モータ・ポンプであり、産業機械や船舶に備わる回転対象物を回転させる液圧モータの機能、又は産業機械や船舶に備わるアクチュエータに圧液を供給して該アクチュエータを動かす液圧ポンプの機能を有している。なお、以下の説明では、説明の便宜上、扱う作動液を作動油とし、斜板形液圧回転装置1を油圧モータ10として説明する。
図2は、図1に示す第1実施形態に係るシリンダブロック12Aのみを示す図面であり、(A)は斜視図、(B)は断面図、(C)は作動油の流れを示す模式図である。このシリンダブロック12Aは、冷却部50としての冷却用穴51を有している。(B)の断面図は、冷却用穴51の部分の断面を上部に示し、シリンダボア20の部分の断面を下部に示している。
図3は、上記油圧モータ(斜板形液圧回転装置1)10における第2実施形態に係るシリンダブロック12Bのみを示す図面であり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。このシリンダブロック12Bは、冷却部50として冷却用穴51を有している。(B)の断面図は、冷却用穴51の部分の断面を上部に示し、シリンダボア20の部分の断面を下部に示している。
図4は、上記油圧モータ(斜板形液圧回転装置1)10における第3実施形態に係るシリンダブロック12Cのみを示す図面であり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。このシリンダブロック12Cは、冷却部50として冷却用穴51を有している。(B)の断面図は、冷却用穴51の部分の断面を上部に示し、シリンダボア20の部分の断面を下部に示している。
図5は、上記油圧モータ(斜板形液圧回転装置1)10における第4実施形態に係るシリンダブロック12Dのみを示す図面であり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。このシリンダブロック12Dは、冷却部50として冷却用穴51を有している。(B)の断面図は、冷却用穴51の部分の断面を上部に示し、シリンダボア20の部分の断面を下部に示している。
図6は、上記油圧モータ(斜板形液圧回転装置1)10における第5実施形態に係るシリンダブロック12Eのみを示す図面であり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。このシリンダブロック12Eは、冷却部50として冷却用穴51を有している。(B)の断面図は、冷却用穴51の部分の断面を上部に示し、シリンダボア20の部分の断面を下部に示している。
図7は、上記油圧モータ(斜板形液圧回転装置1)10における第6実施形態に係るシリンダブロック12Fのみを示す図面であり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。このシリンダブロック12Fは、冷却部50として冷却用穴51を有している。(B)の断面図は、冷却用穴51の部分の断面を上部に示し、シリンダボア20の部分の断面を下部に示している。
図8は、上記油圧モータ(斜板形液圧回転装置1)10における第7実施形態に係るシリンダブロック12Gのみを示す図面であり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。このシリンダブロック12Gは、冷却部50として冷却用溝55を有している。(B)の断面図は、冷却用溝55の部分の断面を上部に示し、シリンダボア20の部分の断面を下部に示している。
図9は、上記油圧モータ(斜板形液圧回転装置1)10における第8実施形態に係るシリンダブロック12Hのみを示す図面であり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。このシリンダブロック12Hは、冷却部50として冷却用溝55を有している。(B)の断面図は、冷却用溝55の部分の断面を上部に示し、シリンダボア20の部分の断面を下部に示している。
図10は、上記油圧モータ(斜板形液圧回転装置1)10における第9実施形態に係るシリンダブロック12Iのみを示す図面であり、(A)は斜視図、(B)は断面図である。このシリンダブロック12Iは、冷却部50として冷却用溝55を有している。(B)の断面図は、冷却用溝55の部分の断面を上部に示し、シリンダボア20の部分の断面を下部に示している。
以上のように、上記シリンダブロック12A〜12Iによれば、油圧モータ(斜板形液圧回転装置1)10のシリンダボア20の数や回転数などの仕様、その他、用途などの条件に応じて適したシリンダブロック12A〜12Iを採用することができる。これにより、シリンダブロック12A〜12Iに応じた適切な冷却が可能となる。そして、シリンダブロック12A〜12Iを適切に冷却することで、作動油の温度上昇を抑えて作動油の潤滑性能が低下することを防止することが可能となる。よって、斜板形液圧回転装置1などを計画的に安定して運用することが可能となる。
10 油圧モータ
12A〜12I シリンダブロック
12a 外周面
12b 摺動面
12c ピストン挿入側端面
13 ピストン
17 ケーシング
20 シリンダボア
50 冷却部
51 冷却用穴
52 抜き穴部
55 冷却用溝
56 切欠き部
L1 軸線
D 直径
H1、H2 軸線方向深さ
H3、H4 半径方向深さ
Claims (8)
- ピストン挿入側端面に開口を有する複数のシリンダボアが形成され、回転させると前記シリンダボアにそれぞれ挿入されたピストンが往復摺動するようになっているシリンダブロックであって、
前記シリンダブロックは冷却部を備え、
前記冷却部は、前記ピストン挿入側端面から前記シリンダブロックの軸線方向に延在し、隣り合う前記シリンダボアの間において、前記シリンダボアの中心よりも前記シリンダブロックの外周面に近い位置に形成された複数の冷却用穴を有する、
ことを特徴とするシリンダブロック。 - 前記冷却用穴は、前記シリンダボアと平行に延在する直線部と、前記直線部の前記ピストン挿入側端面から離れた位置から前記シリンダブロックの外周面に向けて開放する抜き穴部と、を有している、
請求項1に記載のシリンダブロック。 - ピストン挿入側端面に開口を有する複数のシリンダボアが形成され、回転させると前記シリンダボアにそれぞれ挿入されたピストンが往復摺動するようになっているシリンダブロックであって、
前記シリンダブロックは冷却部を備え、
前記冷却部は、前記ピストン挿入側端面から前記シリンダブロックの軸線方向に延在し、隣り合う前記シリンダボアの間において、前記シリンダボアの中心よりも前記シリンダブロックの外周面に近い位置に形成された複数の冷却用穴を有し、
前記冷却用穴は、前記ピストン挿入側端面から前記シリンダブロックの外周面に向けて貫通するよう斜めに形成されている、
ことを特徴とするシリンダブロック。 - 前記冷却用穴の軸線方向深さは、前記ピストン挿入側端面から前記ピストンが前記シリンダボアに入り込む最奥部の位置までの深さの範囲に形成される、
請求項1に記載のシリンダブロック。 - 前記冷却用穴の軸線方向深さは、前記ピストン挿入側端面から前記ピストンが前記シリンダボアに入り込む最奥部の位置までの深さの範囲において、前記ピストン挿入側端面から1/2の範囲に形成される、
請求項4に記載のシリンダブロック。 - 前記冷却用穴の直径は、前記ピストンの直径に対して5%〜100%の範囲で形成される、
請求項1乃至5の何れか1項に記載のシリンダブロック。 - 前記冷却用穴の直径は3mm〜10mmである、
請求項1乃至6の何れか1項に記載のシリンダブロック。 - 低圧の作動液が流れる低圧側通路と高圧の作動油が流れる高圧側通路に接続されており、前記作動液が前記高圧側通路から前記シリンダボアに供給されて前記シリンダボアから前記低圧側通路に排出することでシリンダブロックを回転させ、又は前記シリンダブロックを回転させることで前記低圧側通路から前記シリンダボアに前記作動液を吸入し、さらに圧縮してから前記高圧側通路へと吐出する斜板形液圧回転装置であって、
請求項1〜7のいずれか1項に記載される前記シリンダブロックを備えている、斜板形液圧回転装置。
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