JP2021072652A - スロットレス回転電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】コイルの径方向のずれを安定して防止できるスロットレス回転電機を提供すること。【解決手段】スロットレス回転電機は、軸方向に延びる軸方向コイル部21a,22aと一対の軸方向コイル部21a,22a同士を周方向に連結するコイルエンド部21b,22bとを有するコイル20を備え、コイルエンド部21b,22bにて連結された軸方向コイル部21a,22a同士の周方向の間には他の相のコイル20における軸方向コイル部21a,22aが配置されたステータ15と、ステータ15の径方向外側に設けられたモータハウジング12とを備える。スロットレス回転電機は、モータハウジング12に挿入された状態で固定されてコイルエンド部21bの径方向の移動を規制する規制部材31を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、スロットレス回転電機に関するものである。
従来、スロットレス回転電機のステータとしては、例えば、軸方向に延びる軸方向コイル部と1対の軸方向コイル部同士を周方向に連結するコイルエンド部とを有する複数のコイルを備え、コイルエンド部にて連結された軸方向コイル部同士の周方向の間に他の相の軸方向コイル部が配置されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記したスロットレス回転電機では、軸方向コイル部同士の周方向の間にステータコアのティースが配置されないことから、ティースの先端から周方向に延びる周方向延設部にコイルが係合することもない。よって、例えば、径方向に配置されるステータコアに対して接着剤等のみでコイルを固定したとしても、接着剤が剥がれることなどにより、コイルの径方向のずれを長期的に安定して防止できない虞があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、コイルの径方向のずれを安定して防止できるスロットレス回転電機を提供することにある。
上記課題を解決するスロットレス回転電機(11)は、軸方向に延びる軸方向コイル部(21a,22a)と一対の前記軸方向コイル部同士を周方向に連結するコイルエンド部(21b,22b)とを有するコイル(20〜22)を備え、前記コイルエンド部にて連結された前記軸方向コイル部同士の周方向の間には他の相のコイルにおける前記軸方向コイル部が配置されたステータ(15)と、前記ステータの径方向外側に設けられた壁部(12)とを備えたスロットレス回転電機であって、前記壁部に挿入された状態で固定されて前記コイルエンド部の径方向の移動を規制する規制部材(31,33)を備える。
同構成によれば、ステータの径方向外側に設けられた壁部に挿入された状態で固定されてコイルエンド部の径方向の移動を規制する規制部材を備えるため、コイルの径方向のずれを安定して防止することができる。
以下、回転電機の一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、スロットレス回転電機11は、筒状のモータハウジング12と、該モータハウジング12の一方の開口を閉塞する第1エンドハウジング13と、モータハウジング12の他方の開口を閉塞する第2エンドハウジング14とを備える。モータハウジング12と第1エンドハウジング13と第2エンドハウジング14とは、スロットレス回転電機11のハウジングHを構成し、それぞれアルミ系の金属材料よりなる。また、スロットレス回転電機11は、モータハウジング12の内周面に沿って保持された略円筒状のステータ15を備え、モータハウジング12はステータ15の径方向外側に設けられた壁部を構成している。
図1に示すように、スロットレス回転電機11は、筒状のモータハウジング12と、該モータハウジング12の一方の開口を閉塞する第1エンドハウジング13と、モータハウジング12の他方の開口を閉塞する第2エンドハウジング14とを備える。モータハウジング12と第1エンドハウジング13と第2エンドハウジング14とは、スロットレス回転電機11のハウジングHを構成し、それぞれアルミ系の金属材料よりなる。また、スロットレス回転電機11は、モータハウジング12の内周面に沿って保持された略円筒状のステータ15を備え、モータハウジング12はステータ15の径方向外側に設けられた壁部を構成している。
また、スロットレス回転電機11は、ステータ15の内側で第1エンドハウジング13及び第2エンドハウジング14に軸受16を介して回転可能に支持されたロータ17を備える。
ロータ17は、軸受16に支持された回転軸17aと、該回転軸17aに外嵌されて固定されたロータコア17bと、該ロータコア17bの外周面に固定された永久磁石17cとを備える。
図1及び図2に示すように、ステータ15は、磁気回路の一部として機能する円筒状のステータコア18と、ステータコア18の内周面に沿って配置された複数のコイル20とを備える。
図3に示すように、コイル20は、導体にエナメル被覆が施されてなる平角線D1が環状に多数回、巻回されてなるものであり、その環状を切断する断面には平角線D1の断面が略隙間無く並設されるものである。なお、図1〜図4では、平角線D1同士の境目の図示は省略し、図3及び図4の一部でのみ平角線D1同士の境目の分かる断面を図示している。また、コイル20における平角線D1の両端部は駆動回路に接続されることになるが、図1〜図4では、平角線の両端部及び駆動回路の図示を省略している。
図2に示すように、本実施形態のコイル20は、2種類の異なる形状に折り曲げられた第1コイル21と第2コイル22とを含む。第1コイル21及び第2コイル22は、それぞれ軸方向に延びる一対の軸方向コイル部21a,22aと、一対の軸方向コイル部21a,22a同士を周方向に連結するコイルエンド部21b,22bとを有する。
第1コイル21における軸方向一方側のコイルエンド部21bは、外側コイルエンド部を構成するものであり、軸方向コイル部21aから径方向外側に屈曲されて延びる外延部21dと、該外延部21dの先端から軸方向一方側に屈曲されて延びる軸方向延部21eと、周方向に延びて軸方向延部21e同士を連結する第1連結部21fとを有する。また、第1コイル21における軸方向他方側のコイルエンド部21bは、軸方向一方側のコイルエンド部21bと同様に、軸方向コイル部21aから径方向外側に屈曲されて延びる外延部21dと、該外延部21dの先端から軸方向他方側に屈曲されて延びる軸方向延部21eと、周方向に延びて軸方向延部21e同士を連結する第1連結部21fとを有する。
また、第2コイル22における軸方向一方側のコイルエンド部22bは、内側コイルエンド部を構成するものであり、軸方向コイル部22aから屈曲されずに、周方向に延びて軸方向コイル部22a同士を連結する第2連結部22dを有する。また、第2コイル22における軸方向他方側のコイルエンド部22bは、軸方向一方側のコイルエンド部22bと同様に、軸方向コイル部22aから屈曲されずに、周方向に延びて軸方向コイル部22a同士を連結する第2連結部22dを有する。
そして、ステータ15は、コイルエンド部21b,22bにて連結された軸方向コイル部21a,22a同士の周方向の間に他の相のコイル20における軸方向コイル部21a,22aが配置されている。詳しくは、まず第1コイル21と第2コイル22とは、周方向に半分重なりつつ交互に配置されている。また、周方向に並ぶ第1コイル21と第2コイル22とは、U相、V相、W相を繰り返すように割り振られている。すなわち、例えば、基準となる第1コイル21がU相とされ、その周方向一方に半分重なって配置された第2コイル22がV相とされ、その周方向一方に半分重なって配置された第1コイル21がW相とされ、その周方向一方に半分重なって配置された第2コイル22がU相とされ、その周方向一方に半分重なって配置された第1コイル21がV相とされ、その周方向一方に半分重なって配置された第2コイル22がW相とされ、これを繰り返すように、U相、V相、W相が割り振られている。そして、例えば、U相の第1コイル21における一対の軸方向コイル部21a同士の周方向の間には、V相の第2コイル22における1つの軸方向コイル部22aと、W相の第2コイル22における1つの軸方向コイル部22aとが配置されている。また、例えば、V相の第2コイル22における一対の軸方向コイル部22a同士の周方向の間には、U相の第1コイル21における1つの軸方向コイル部21aと、W相の第1コイル21における1つの軸方向コイル部21aとが配置されている。また、例えば、W相の第1コイル21における一対の軸方向コイル部21a同士の周方向の間には、V相の第2コイル22における1つの軸方向コイル部22aと、U相の第2コイル22における1つの軸方向コイル部22aとが配置されている。
そして、図2〜図4に示すように、第1コイル21におけるコイルエンド部21bは、径方向外側に配置される外側コイルエンド部とされ、第2コイル22におけるコイルエンド部22bは、径方向内側に配置される内側コイルエンド部とされている。すなわち、第1コイル21におけるコイルエンド部21bは、径方向外側に屈曲されて延びる外延部21dを有することで、第1連結部21fが第2連結部22dよりも径方向外側に配置されている。
ここで、図2〜図4に示すように、スロットレス回転電機11は、モータハウジング12に設けられた挿入穴12aに挿入された状態で固定されてコイルエンド部21bの径方向の移動を規制する規制部材31を備える。本実施形態の規制部材31は、内部がアルミ系やステンレス系等の非磁性材料よりなり、表面が樹脂材等の絶縁性材料よりなる。規制部材31は、径方向に延びる径方向延設部31aと、該径方向延設部31aの径方向内側端部から軸方向に延びる介在部31bとを有する。径方向延設部31aは、外側コイルエンド部としてのコイルエンド部21bの第1コイル21を径方向に貫通して径方向外側端部がモータハウジング12の挿入穴12aに挿入された状態とされる。なお、本実施形態では径方向延設部31aは、挿入穴12aに圧入固定される。また、介在部31bは、内側コイルエンド部としてのコイルエンド部22bと外側コイルエンド部としてのコイルエンド部21bとの径方向の間に介在される。また、スロットレス回転電機11は、介在部31bに内側コイルエンド部としてのコイルエンド部22bを連結する連結部材32を備える。連結部材32は、介在部31bと外側コイルエンド部としてのコイルエンド部21bの径方向の間に配置される径方向外側配置部32aと、内側コイルエンド部としてのコイルエンド部22bの径方向内側に配置される径方向内側配置部32bと、軸方向外側で径方向外側配置部32aと径方向内側配置部32bとを連結する連結部32cとを有する。連結部材32は環状に形成され、介在部31bとコイルエンド部22bに対して軸方向から組み付けられる。また、連結部材32は、モータハウジング12に組み付けられる第1エンドハウジング13及び第2エンドハウジング14と軸方向に当接することで軸方向の移動が規制されている。上記構成により、規制部材31は、連結部材32の径方向外側配置部32aを介して間接的にコイルエンド部21bの径方向内側への移動を規制している。また、この状態で、コイルエンド部21bは、その径方向外側の端面がモータハウジング12と径方向に当接するように設定されている。
次に、上記のように構成されたスロットレス回転電機11の作用について説明する。
ステータ15のコイル20に駆動回路から3相駆動電流が供給されると、ステータ15にて回転磁界が発生されてロータ17が回転駆動される。このような回転駆動時や振動を受けた際でも、規制部材31及び連結部材32によりコイル20の径方向の移動が規制される。
ステータ15のコイル20に駆動回路から3相駆動電流が供給されると、ステータ15にて回転磁界が発生されてロータ17が回転駆動される。このような回転駆動時や振動を受けた際でも、規制部材31及び連結部材32によりコイル20の径方向の移動が規制される。
次に、上記実施形態の効果を以下に記載する。
(1)モータハウジング12の挿入穴12aに挿入された状態で固定されて外側コイルエンド部であるコイルエンド部21bの径方向の移動を規制する規制部材31を備える。よって、例えば、第1コイル21をステータコア18に対して接着剤のみで固定した場合等に比べて、第1コイル21の径方向のずれを長期的に安定して防止することができる。また、規制部材31の介在部31bに内側コイルエンド部としてのコイルエンド部22bを連結する連結部材32を備えるため、第2コイル22の径方向のずれを長期的に安定して防止することができる。
(1)モータハウジング12の挿入穴12aに挿入された状態で固定されて外側コイルエンド部であるコイルエンド部21bの径方向の移動を規制する規制部材31を備える。よって、例えば、第1コイル21をステータコア18に対して接着剤のみで固定した場合等に比べて、第1コイル21の径方向のずれを長期的に安定して防止することができる。また、規制部材31の介在部31bに内側コイルエンド部としてのコイルエンド部22bを連結する連結部材32を備えるため、第2コイル22の径方向のずれを長期的に安定して防止することができる。
(2)規制部材31は、表面が絶縁性材料よりなり、コイルエンド部21b,22bの径方向の間に介在される介在部31bを有するため、異なる相のコイル20の絶縁性を確保することができる。すなわち、内側コイルエンド部としてのコイルエンド部22bと外側コイルエンド部としてのコイルエンド部21bとが径方向に接触して、例えばエナメル被覆が損傷してしまうといったことが抑えられ、ひいてはそれらが電気的に接続されてしまうことが防止される。
(3)規制部材31は、内部が非磁性材料よりなり、コイルエンド部21b,22bの径方向の間に介在される介在部31bを有するため、トルクリップルを低減することができる。
(4)モータハウジング12は、ステータコア18よりも高放熱材料であるアルミ系の金属材料よりなり、コイルエンド部21bと径方向に当接するため、コイルエンド部21bからの放熱性が良好となる。
上記実施形態は以下のように変更して実施することができる。また、本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態の規制部材31は、壁部に挿入された状態で固定されてコイルエンド部の径方向の移動を規制することができれば、他の構成に変更してもよい。
・上記実施形態の規制部材31は、壁部に挿入された状態で固定されてコイルエンド部の径方向の移動を規制することができれば、他の構成に変更してもよい。
例えば、図5及び図6に示す規制部材33としてもよい。この例の規制部材33は、第2コイル22の内側の四隅の部位を径方向に貫通して径方向外側端部が壁部としてのモータハウジング12の挿入穴12bに挿入された状態とされて固定される径方向延設部33aを有する。また、規制部材33は、径方向延設部33aの径方向内側端部から径方向の直交方向に延びて内側コイルエンド部としてのコイルエンド部22bを含む第2コイル22の径方向内側と径方向に当接する係止部33bとを有する。なお、この例の係止部33bは、第1コイル21における軸方向コイル部21aの軸方向端部とも径方向に当接して、その径方向の移動を規制している。このようにしても、コイル20の径方向のずれを長期的に安定して防止することができる。
・上記実施形態では、規制部材31の径方向延設部31aは、挿入穴12aに圧入固定されるとしたが、モータハウジング12に挿入された状態で固定されれば他の固定構造に変更してもよい。例えば、モータハウジング12に形成された雌ネジに螺合されて固定される構造、すなわちねじ止め構造としてもよいし、モータハウジング12に形成された貫通孔を貫通してかしめられる構造、すなわちリベット構造としてもよい。
・上記実施形態では、規制部材31は、連結部材32の径方向外側配置部32aを介して間接的にコイルエンド部21bの径方向内側への移動を規制する構成としたが、これに限定されず、例えば、直接コイルエンド部21bと当接して径方向の移動を規制する構成としてもよい。なお、この場合、連結部材32の構成を変更する必要があり、内側コイルエンド部としてのコイルエンド部22bの径方向の移動を規制する他の構造を設けることが好ましい。
・上記実施形態では、規制部材31は、内部がアルミ系やステンレス系等の非磁性材料よりなり、表面が樹脂材等の絶縁性材料よりなるとしたが、これに限定されず、他の構成としてもよい。例えば、規制部材31の全体を非磁性材料より構成してもよいし、規制部材31の全体を絶縁性材料より構成としてもよい。また、上記実施形態では特に言及していないが、連結部材32についても、内部がアルミ系やステンレス系等の非磁性材料よりなり、表面が樹脂材等の絶縁性材料よりなるものとしてもよい。
・上記実施形態では、モータハウジング12や第1エンドハウジング13や第2エンドハウジング14は、アルミ系の金属材料よりなるとしたが、これに限定されず、例えば、少なくとも1つをステンレス系の金属材料よりなるものとする等、他の材料よりなるものとしてもよい。
・上記実施形態では、壁部をモータハウジング12としたが、これに限定されず、同様の位置に存在する他の部材を壁部として実施してもよい。
・上記実施形態では、コイル20は、2種類の異なる形状に折り曲げられた第1コイル21と第2コイル22とを含んだものとしたが、他のコイルとしてもよい。すなわち、軸方向に延びる軸方向コイル部と一対の軸方向コイル部同士を周方向に連結するコイルエンド部とを有するコイルであって、コイルエンド部にて連結された軸方向コイル部同士の周方向の間に他の相のコイルにおける軸方向コイル部が配置されるスロットレス回転電機用のコイルであれば変更してもよい。例えば、波巻きで分布巻のコイルのものに具体化してもよい。
・上記実施形態では、コイル20は、2種類の異なる形状に折り曲げられた第1コイル21と第2コイル22とを含んだものとしたが、他のコイルとしてもよい。すなわち、軸方向に延びる軸方向コイル部と一対の軸方向コイル部同士を周方向に連結するコイルエンド部とを有するコイルであって、コイルエンド部にて連結された軸方向コイル部同士の周方向の間に他の相のコイルにおける軸方向コイル部が配置されるスロットレス回転電機用のコイルであれば変更してもよい。例えば、波巻きで分布巻のコイルのものに具体化してもよい。
また、上記実施形態のコイルエンド部21b,22bの形状は変更してもよい。例えば、軸方向他方側におけるコイルエンド部21b,22bの形状を、軸方向一方側のコイルエンド部21b,22bの形状と異ならせてもよい。
・上記実施形態では、第1エンドハウジング13及び第2エンドハウジング14がモータハウジング12と別体であるとしたが、これに限定されず、第1エンドハウジング13及び第2エンドハウジング14のいずれか一方がモータハウジング12と一体の構成としてもよい。
・上記実施形態では、特に言及していないが、コイル20は、ステータコア18に対して接着剤で固定されていてもよい。
11…スロットレス回転電機、12…モータハウジング(壁部)、15…ステータ、18…ステータコア、20…コイル、21…第1コイル(コイル)、22…第2コイル(コイル)、21a,22a…軸方向コイル部、21b,22b…コイルエンド部、31,33…規制部材、31a…径方向延設部、31b…介在部、32…連結部材、32a…径方向外側配置部、32b…径方向内側配置部、32c…連結部。
Claims (5)
- 軸方向に延びる軸方向コイル部(21a,22a)と一対の前記軸方向コイル部同士を周方向に連結するコイルエンド部(21b,22b)とを有するコイル(20〜22)を備え、前記コイルエンド部にて連結された前記軸方向コイル部同士の周方向の間には他の相のコイルにおける前記軸方向コイル部が配置されたステータ(15)と、
前記ステータの径方向外側に設けられた壁部(12)と
を備えたスロットレス回転電機であって、
前記壁部に挿入された状態で固定されて前記コイルエンド部の径方向の移動を規制する規制部材(31,33)を備えたスロットレス回転電機。 - 前記コイルエンド部は、径方向内側に配置される内側コイルエンド部(22b)と、前記内側コイルエンド部の径方向外側に配置される外側コイルエンド部(21b)とを含み、
前記規制部材(31)は、少なくとも表面が絶縁性材料よりなり、前記内側コイルエンド部と前記外側コイルエンド部との径方向の間に介在される介在部(31b)を有する請求項1に記載のスロットレス回転電機。 - 前記コイルエンド部は、径方向内側に配置される内側コイルエンド部(22b)と、前記内側コイルエンド部の径方向外側に配置される外側コイルエンド部(21b)とを含み、
前記規制部材(31)は、非磁性材料を含み、前記内側コイルエンド部と前記外側コイルエンド部との径方向の間に介在される介在部(31b)を有する請求項1又は請求項2に記載のスロットレス回転電機。 - 前記ステータは、前記軸方向コイル部の径方向外側に配置されたステータコア(18)を有し、
前記壁部は、前記ステータコアの径方向外側に配置されたモータハウジング(12)であり、
前記モータハウジングは、前記ステータコアよりも高放熱材料よりなり、前記コイルエンド部と径方向に当接する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のスロットレス回転電機。 - 前記コイルエンド部は、径方向内側に配置される内側コイルエンド部(22b)と、前記内側コイルエンド部の径方向外側に配置される外側コイルエンド部(21b)とを含み、
前記規制部材(31)は、前記外側コイルエンド部の前記コイル(21)を径方向に貫通して径方向外側端部が前記壁部に挿入された状態とされる径方向延設部(31a)と、該径方向延設部の径方向内側端部から軸方向に延びて前記内側コイルエンド部と前記外側コイルエンド部との径方向の間に介在される介在部(31b)とを有するものであり、
前記介在部と前記外側コイルエンド部との径方向の間に配置される径方向外側配置部(32a)と、前記内側コイルエンド部の径方向内側に配置される径方向内側配置部(32b)と、前記径方向外側配置部と前記径方向内側配置部とを連結する連結部(32c)とを有する連結部材(32)を備えた請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のスロットレス回転電機。
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KR20240033375A (ko) * | 2022-09-05 | 2024-03-12 | 엘지전자 주식회사 | 슬롯리스 모터 및 이의 제조 방법 |
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