JP2021071811A - 印刷制御装置、印刷システム、及び印刷制御プログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷システム、及び印刷制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷データ中のフォームがキャッシュメモリに記憶されていない場合であっても、印刷実行時に全ページの印刷データからフォームに関する印刷特性情報を生成する場合と比較して、印刷データの読み込み速度の低下を抑制する。【解決手段】印刷制御装置20は、CPU31を備える。CPU31は、ページ記述言語で記述され、かつ、繰り返しの記述部分を表すフォームを含む印刷データであって、フォームに関する印刷特性を示すフォーム印刷特性情報を含む印刷データを読み込む際に、フォーム印刷特性情報をフォームに対応付けて記憶部36に記憶する制御を行い、フォームがキャッシュメモリ34に記憶されている場合、キャッシュメモリに記憶されたフォームから、フォーム印刷特性情報を抽出し、フォームがキャッシュメモリ34に記憶されていない場合、記憶部36から、フォームに対応付けられて記憶されたフォーム印刷特性情報を抽出する。【選択図】図2

Description

本発明は、印刷制御装置、印刷システム、及び印刷制御プログラムに関する。
例えば、特許文献1には、受信した印刷を指定するジョブデータに対するプリフライト処理の実行と出力処理を制御する制御部を備えた情報処理装置が記載されている。この制御部は、ジョブデータに所定の印刷単位毎に付加されたハッシュ値が記憶されているか否かを判定し、ハッシュ値が記憶されていないと判定した場合に、印刷単位のジョブデータに対してプリフライト処理を実行すると共に、印刷単位のジョブデータに付加されていたハッシュ値を記憶して、印刷単位のジョブデータを出力する。また、この制御部は、ハッシュ値が記憶されていると判定した場合に、プリフライト処理及びハッシュ値の記憶は実行せずに、ハッシュ値と対応する印刷単位のジョブデータを出力する処理を実行する。
また、特許文献2には、印刷ジョブ及び印刷ジョブの実行に必要な印刷設定情報を含む印刷ジョブ情報に基づいて印刷出力装置に画像を印刷させる印刷制御装置が記載されている。この印刷制御装置は、印刷ジョブ情報を取得するジョブ情報取得部と、印刷設定情報と、印刷ジョブをチェックするためのプリフライト処理を実行する条件を規定する条件情報とに基づいて、所定のプリフライト処理を実行すべきか否かを判定する判定部と、を備える。また、この印刷制御装置は、判定部によって所定のプリフライト処理を実行すべきと判定された場合、所定のプリフライト処理を実行した後に、印刷ジョブ情報に基づいて印刷用紙に画像を印刷するための印刷出力情報を生成し、判定部によって所定のプリフライト処理を実行すべきでないと判定された場合、そのまま、印刷ジョブ情報に基づいて印刷出力情報を生成する印刷処理部と、印刷出力装置に、印刷出力情報を出力する印刷出力部と、を備える。
また、特許文献3には、印刷データが所定の条件を満たしているか否かを検証するプリフライト処理を行う情報処理装置が記載されている。この情報処理装置は、プリフライト処理によるプリフライト結果を管理する実行結果管理手段と、印刷データに対するプリフライト結果が実行結果管理手段で管理されているか否かを判定する判定手段と、を備える。また、この情報処理装置は、判定手段により印刷データに対するプリフライト結果が実行結果管理手段で管理されていると判定された場合に、管理されているプリフライト結果を印刷データのプリフライト結果として用い、印刷データに対するプリフライト結果が実行結果管理手段で管理されていないと判定された場合に、印刷データにプリフライト処理を行うようにする制御手段と、を備える。
また、特許文献4には、1つの文書データが、同じ特色名で異なる代替カラーが定義されている複数の特色を含む場合に、各特色の色を異なる色で再現すると共に、各特色に対する特色補正を行う印刷データ処理装置が記載されている。この印刷データ処理装置は、ページ記述言語で記述され、同じ特色名で互いに異なる代替色が定義された複数の特色を含む文書データから、複数の特色のうち指定された特色である指定特色の代替色を示す文書内代替色情報を抽出する文書内代替色情報抽出部を備える。また、この印刷データ処理装置は、文書データに含まれる複数の特色をそれぞれ代替色に変換する特色変換部であって、指定特色については、文書データから抽出した文書内代替色情報に基づいて代替色に変換し、指定特色以外の特色については、代替色情報記憶部に記憶された、特色の代替色を示すシステム代替色情報に基づいて代替色に変換する特色変換部を備える。また、この印刷データ処理装置は、特色変換部により変換された各特色を文書データから得られる各基本色版に合成する特色合成部を備える。
特開2018−199277号公報 特開2016−126377号公報 特開2009−037539号公報 特開2018−133670号公報
ところで、印刷制御装置の中には、所謂プリフライト機能を実現するために、印刷データを読み込む際に、各ページのページサイズ、文書全体のページ数、各ページあるいは文書における使用フォント、及び特色等の印刷特性を示す情報(以下、「印刷特性情報」という。)を抽出する機能を有するものがある。また、印刷データの記述の中で、繰り返しの記述部分をフォームという。印刷データを読み込んで解析する際に、このフォームから、フォームを印刷するための印刷特性を示す情報として、フォームに関する印刷特性情報も抽出する場合がある。このフォームは、キャッシュメモリに記憶され、繰り返し利用されるため、印刷データの読み込み速度が向上する。
しかしながら、キャッシュメモリの容量不足やフォームに対する解析処理の再実施が必要な場合等により、フォームがキャッシュメモリに記憶されない場合がある。この場合、フォームを検出する度に何度もフォームの解析等の処理が行われるため、印刷データの読み込み速度を低下させる場合がある。
本発明は、印刷データ中のフォームがキャッシュメモリに記憶されていない場合であっても、印刷実行時に全ページの印刷データからフォームに関する印刷特性情報を生成する場合と比較して、印刷データの読み込み速度の低下を抑制することができる印刷制御装置、印刷システム、及び印刷制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1態様に係る印刷制御装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサが、ページ記述言語で記述され、かつ、繰り返しの記述部分を表すフォームを含む印刷データであって、前記フォームに関する印刷特性を示すフォーム印刷特性情報を含む前記印刷データを読み込む際に、前記フォーム印刷特性情報を前記フォームに対応付けて記憶部に記憶する制御を行い、前記フォームがキャッシュメモリに記憶されている場合、前記キャッシュメモリに記憶された前記フォームから、前記フォーム印刷特性情報を抽出し、前記フォームが前記キャッシュメモリに記憶されていない場合、前記記憶部から、前記フォームに対応付けられて記憶された前記フォーム印刷特性情報を抽出する。
また、第2態様に係る印刷制御装置は、第1態様に係る印刷制御装置において、前記プロセッサが、前記フォームの記述内容に基づいて、前記フォームの解析処理の再実施が必要か否かを判定し、判定により得られた判定結果を、前記フォームに対応付けて前記記憶部に記憶する制御を行う。
また、第3態様に係る印刷制御装置は、第2態様に係る印刷制御装置において、前記プロセッサが、前記印刷データ中に前記フォームが再度検出された場合、前記判定結果を参照し、解析処理の再実施が必要であれば、前記フォームが前記キャッシュメモリに記憶されているか否かに係わらず、前記フォームの解析処理を行う。
また、第4態様に係る印刷制御装置は、第1態様〜第3態様のいずれか1の態様に係る印刷制御装置において、前記記憶部が、前記キャッシュメモリとは異なるメモリであるとされている。
また、第5態様に係る印刷制御装置は、第1態様〜第4態様のいずれか1の態様に係る印刷制御装置において、前記プロセッサが、前記読み込んだ印刷データ及び前記抽出されたフォーム印刷特性情報を用いて、前記印刷データのラスタライズ処理を更に行う。
また、第6態様に係る印刷制御装置は、第1態様〜第5態様のいずれか1の態様に係る印刷制御装置において、前記プロセッサが、前記印刷データ中に前記フォームが検出された場合、前記フォームが前記キャッシュメモリに記憶可能か否かを判定し、前記フォームが前記キャッシュメモリに記憶可能と判定した場合、前記フォームを前記キャッシュメモリに記憶すると共に、前記フォーム印刷特性情報を前記フォームに対応付けて前記記憶部に記憶する制御を行い、前記フォームが前記キャッシュメモリに記憶できないと判定した場合、前記フォーム印刷特性情報を前記フォームに対応付けて前記記憶部に記憶する制御を行う。
また、第7態様に係る印刷制御装置は、第6態様に係る印刷制御装置において、前記プロセッサが、前記フォームが前記キャッシュメモリに記憶できたか否かを示す情報を、前記フォームに対応付けて前記記憶部に記憶する制御を更に行う。
更に、上記目的を達成するために、第8態様に係る印刷システムは、第1態様〜第7態様のいずれか1の態様に係る印刷制御装置と、前記印刷制御装置により前記印刷データを前記フォーム印刷特性情報に従ってラスタライズ処理することによって得られた画像データに基づく画像を印刷する印刷装置と、を備えている。
更に、上記目的を達成するために、第9態様に係る印刷制御プログラムは、ページ記述言語で記述され、かつ、繰り返しの記述部分を表すフォームを含む印刷データであって、前記フォームに関する印刷特性を示すフォーム印刷特性情報を含む前記印刷データを読み込む際に、前記フォーム印刷特性情報を前記フォームに対応付けて記憶部に記憶する制御を行い、前記フォームがキャッシュメモリに記憶されている場合、前記キャッシュメモリに記憶された前記フォームから、前記フォーム印刷特性情報を抽出し、前記フォームが前記キャッシュメモリに記憶されていない場合、前記記憶部から、前記フォームに対応付けられて記憶された前記フォーム印刷特性情報を抽出することを、コンピュータに実行させる。
第1態様、第8態様、及び第9態様によれば、印刷データ中のフォームがキャッシュメモリに記憶されていない場合であっても、印刷実行時に全ページの印刷データからフォームに関する印刷特性情報を生成する場合と比較して、印刷データの読み込み速度の低下を抑制することができる、という効果を有する。
第2態様によれば、解析処理の再実施の要否を示す判定結果をフォームに対応付けて記憶しない場合と比較して、再解析処理が必要なフォームを容易に特定することができる、という効果を有する。
第3態様によれば、フォームの解析処理の再実施を行わない場合と比較して、フォーム内の記述内容を漏れなく抽出することができる、という効果を有する。
第4態様によれば、キャッシュメモリの記憶領域を有効に利用することができる、という効果を有する。
第5態様によれば、ラスタライズ処理を効率的に行うことができる、という効果を有する。
第6態様によれば、印刷データ中のフォームをキャッシュメモリに記憶できない場合でも、フォーム中のフォーム印刷特性情報だけを記憶することができる、という効果を有する。
第7態様によれば、キャッシュメモリへの記憶の可否を示す情報をフォームに対応付けて記憶しない場合と比較して、キャッシュメモリに記憶されたフォームを容易に特定することができる、という効果を有する。
第1の実施形態に係る印刷システムの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る印刷制御装置の電気的な構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る印刷制御装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 (A)はページ内印刷情報の一例を示す図である。(B)はフォーム情報の一例を示す図である。(C)は特色情報の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るフロントエンド側印刷制御プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るバックエンド側印刷制御プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る印刷制御装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るフロントエンド側印刷制御プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の一例について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る印刷システム90の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る印刷システム90は、端末装置10と、印刷制御装置20と、印刷装置50と、を備えている。また、印刷制御装置20は、フロントエンド装置30及びバックエンド装置40を備えている。また、印刷制御装置20は、端末装置10及び印刷装置50の各々とネットワークを介して通信可能に接続されている。このネットワークには、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等が適用される。このネットワークの通信は、有線通信でもよいし、無線通信でもよい。また、フロントエンド装置30は、バックエンド装置40とLAN等のネットワークを介して通信可能に接続されている。
端末装置10には、一例として、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)等の汎用的なコンピュータ装置が適用される。端末装置10は、ユーザによる操作に従って、印刷対象とする文書の印刷データを生成し、生成した印刷データを印刷制御装置20に送信する。この印刷データは、印刷対象とする文書をページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述したデータであり、PDLデータともいう。このページ記述言語は、情報処理機器に画面表示処理、印刷処理等を実行させるためのコンピュータプログラミング言語である。この印刷データの形式には、一例として、PS(PostScript(登録商標))形式等の各種の形式が存在する。
フロントエンド装置30は、端末装置10から受信した印刷データ、あるいは、印刷制御装置20に直接入力された印刷データを解析し、当該印刷データから抽出される印刷特性情報(後述)を印刷データと共にバックエンド装置40に送信する。バックエンド装置40は、フロントエンド装置30から受信した印刷特性情報を用いて印刷データに対してラスタライズ処理を施して画像データを生成し、生成した画像データを印刷装置50に送信する。この画像データは、一例として、ビットマップデータとして表される。
フロントエンド装置30における印刷データの解釈及び印刷特性情報の抽出は、バックエンド装置40におけるラスタライズ処理の前処理として実行される。この前処理は、上述したプリフライト機能を実現するために必要な処理とされる。また、印刷データの読み込みとは、フロントエンド装置30において印刷データを解析することを意味する。
フロントエンド装置30及びバックエンド装置40を実現するハードウェアの1つの具体例として、それぞれがサーバとして機能する複数の情報処理装置を1つの筐体内に搭載したブレードサーバを用いることが考えられる。ブレードサーバは、コンピュータの構成を1枚の基板(ブレード)に実装し、複数のブレードを筐体内に搭載したサーバ装置である。例えば、ブレードサーバに搭載された1つのブレードをフロントエンド装置30として機能させ、他の1つのブレードをバックエンド装置40として機能させてもよい。また、フロントエンド装置30及びバックエンド装置40のそれぞれを、ブレードサーバに搭載された複数のブレードにより実現してもよい。また、フロントエンド装置30及びバックエンド装置40を1つのブレードにより実現するようにしてもよい。
印刷装置50は、紙などの印刷媒体に対して画像形成処理としての印刷処理を行う装置であり、例えば、連続紙プリンタであってよい。なお、印刷装置50は、電子写真、インクジェット、又はその他の方式の印刷エンジンにより印刷を行うものとする。なお、本実施形態における印刷装置50は、各基本色版(CMYKあるいはRGB等)の画像データを処理可能である。本実施形態では、印刷制御装置20と印刷装置50とが別体となっているが、印刷制御装置20と印刷装置50とが一体となっていてもよい。
図2は、第1の実施形態に係る印刷制御装置20の電気的な構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係る印刷制御装置20は、フロントエンド装置30及びバックエンド装置40により構成されている。
フロントエンド装置30は、CPU(Central Processing Unit)31と、ROM(Read Only Memory)32と、RAM(Random Access Memory)33と、入出力インターフェース(I/O)35と、記憶部36と、表示部37と、操作部38と、通信部39と、を備えている。また、CPU31は、内部にキャッシュメモリ34を備えている。キャッシュメモリ34には、一例として、アクセス速度が比較的速く、かつ、記憶容量が比較的小さいSRAM(Static RAM)が用いられる。
CPU31、ROM32、RAM33、及びI/O35の各部は、バスを介して各々接続されている。また、I/O35には、記憶部36と、表示部37と、操作部38と、通信部39と、を含む各機能部が接続されている。これらの各機能部は、I/O35を介して、CPU31と相互に通信可能とされる。
CPU31、ROM32、RAM33、及びI/O35によって制御部が構成される。制御部は、フロントエンド装置30の一部の動作を制御するサブ制御部として構成されてもよいし、フロントエンド装置30の全体の動作を制御するメイン制御部の一部として構成されてもよい。制御部の各ブロックの一部又は全部には、例えば、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路又はIC(Integrated Circuit)チップセットが用いられる。上記各ブロックに個別の回路を用いてもよいし、一部又は全部を集積した回路を用いてもよい。上記各ブロック同士が一体として設けられてもよいし、一部のブロックが別に設けられてもよい。また、上記各ブロックのそれぞれにおいて、その一部が別に設けられてもよい。制御部の集積化には、LSIに限らず、専用回路又は汎用プロセッサを用いてもよい。
記憶部36としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。記憶部36には、本実施形態に係るフロントエンド側印刷制御プログラム36Aが記憶される。なお、このフロントエンド側印刷制御プログラム36Aは、ROM32に記憶されていてもよい。
フロントエンド側印刷制御プログラム36Aは、例えば、フロントエンド装置30に予めインストールされていてもよい。フロントエンド側印刷制御プログラム36Aは、不揮発性の記憶媒体に記憶して、又はネットワークを介して配布して、フロントエンド装置30に適宜インストールすることで実現してもよい。なお、不揮発性の記憶媒体の例としては、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、光磁気ディスク、HDD、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード等が想定される。
表示部37には、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が用いられる。表示部37は、タッチパネルを一体的に有していてもよい。操作部38には、例えば、キーボードやマウス等の操作入力用のデバイスが設けられている。表示部37及び操作部38は、ユーザから各種の指示を受け付ける。表示部37は、ユーザから受け付けた指示に応じて実行された処理の結果や、処理に対する通知等の各種の情報を表示する。なお、これらの表示部37及び操作部38は、フロントエンド装置30に設けられているが、バックエンド装置40に設けられていてもよい。
通信部39は、インターネット、LAN、WAN等のネットワークに接続されており、端末装置10及びバックエンド装置40の各々との間でネットワークを介して通信が可能とされる。
一方、バックエンド装置40は、CPU41と、ROM42と、RAM43と、I/O44と、記憶部45と、通信部46と、を備えている。
記憶部45には、本実施形態に係るバックエンド側印刷制御プログラム45Aが記憶される。なお、このバックエンド側印刷制御プログラム45Aは、ROM42に記憶されていてもよい。
バックエンド側印刷制御プログラム45Aは、例えば、バックエンド装置40に予めインストールされていてもよい。バックエンド側印刷制御プログラム45Aは、上述したように、不揮発性の記憶媒体に記憶して、又はネットワークを介して配布して、バックエンド装置40に適宜インストールすることで実現してもよい。バックエンド側印刷制御プログラム45Aは、フロントエンド側印刷制御プログラム36Aと連携して動作するプログラムである。
通信部46は、インターネット、LAN、WAN等のネットワークに接続されており、フロントエンド装置30及び印刷装置50の各々との間でネットワークを介して通信が可能とされる。
ところで、上述したように、キャッシュメモリ34の容量不足等により、印刷データに含まれるフォームをキャッシュメモリ34に記憶できない場合がある。この場合、フォームを検出する度に何度もフォームの処理が行われるため、印刷データの読み込み速度を低下させる場合がある。
本実施形態に係るフロントエンド装置30のCPU31は、記憶部36に記憶されているフロントエンド側印刷制御プログラム36AをRAM33に書き込んで実行することにより、図3に示す各部として機能する。また、本実施形態に係るバックエンド装置40のCPU41は、記憶部45に記憶されているバックエンド側印刷制御プログラム45AをRAM43に書き込んで実行することにより、図3に示す各部として機能する。なお、CPU31及びCPU41は、プロセッサの一例である。フロントエンド側印刷制御プログラム36A及びバックエンド側印刷制御プログラム45Aは、印刷制御プログラムの一例である。
図3は、第1の実施形態に係る印刷制御装置20の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態に係るフロントエンド装置30のCPU31は、取得部31A、解析部31B、記憶制御部31C、及び抽出部31Dとして機能する。
キャッシュメモリ34には、フォームキャッシュC1、パターンキャッシュC2、及びフォントキャッシュC3が格納されている。フォームキャッシュC1は、フォームを記憶するキャッシュ領域である。パターンキャッシュC2は、フォーム中のパターンを記憶するキャッシュ領域である。フォントキャッシュC3は、使用するフォントを記憶するキャッシュ領域である。また、記憶部36には、ページ内印刷情報蓄積部36B及びフォーム情報蓄積部36Cが格納されている。本実施形態に係るフォーム情報蓄積部36Cは、キャッシュメモリ34とは物理的に異なるメモリである。但し、フォーム情報蓄積部36Cは、キャッシュメモリ34の一部の領域を割り当てたものでもよい。
取得部31Aは、例えば、端末装置10から受信した印刷データを取得する。この印刷データは、上述のフォームを含んでいる。このフォームは、ページ記述言語で記述され、かつ、印刷データの繰り返しの記述部分を表している。印刷データは、印刷における設定や条件等の情報を含んでおり、印刷データを解析することで、印刷特性情報が抽出される。この印刷特性情報とは、例えば、ページサイズ、ページ数、使用フォント、及び特色等の印刷特性を、印刷データに対して設定するための情報である。印刷特性情報を印刷データに設定することで、所望の印刷結果が得られる。また、印刷データにフォームを含んでいる場合には、印刷特性情報として、フォームに関する条件や設定等のフォームに関するフォーム印刷特性情報が含まれている。フォーム印刷特性情報は、印刷データに含まれるフォームを印刷するための印刷特性を示す情報である。印刷データに含まれるフォームを印刷する際に使用される印刷特性の具体的な例としては、例えば、フォームの印刷条件や設定、フォームを記述する際に使われるラインの色、太さ、形状等のライン情報や、フォーム内で使用される色やフォントに関する情報など、フォームの印刷に使われる各種特性が含まれる。
解析部31Bは、取得部31Aにより取得された印刷データの読み込み(解析)を行い、当該印刷データからフォーム及び印刷特性を検出する。また、解析部31Bは、各_ページに関する印刷特性であるページ内印刷情報や、フォームに関する印刷特性であるフォーム情報、及び文書全体あるいはフォームにて使用されている特色に関する印刷特性である特色情報を含んだ印刷特性情報を生成する。
ここで、図4(A)〜図4(C)を参照して、ページ内印刷情報、フォーム情報、及び特色情報について具体的に説明する。
図4(A)は、印刷データに含まれる各ページの印刷特性情報であるページ内印刷情報の一例を示す図である。図4(B)は、印刷データに含まれるフォームに関する印刷特性を示すフォーム印刷特性情報を含むフォーム情報の一例を示す図である。図4(C)は、文書全体で使用されている特色に関する情報である特色情報の一例を示す図である。
図4(A)に示すページ内印刷情報は、印刷データのページ毎に生成される。ページ内印刷情報には、例えば、ページ毎に、ページサイズ、そのページで使用する複数種類の使用フォント名、ページ内に含まれている複数の特色情報等が含まれる。ページ内印刷情報には、印刷装置50のトレイの選択、フィニッシャーとも呼ばれる後加工処理装置(図示省略)への指示等の印刷処理や加工処理の条件が含まれる場合がある。ページ内印刷情報は、ページ内印刷情報蓄積部36Bに記憶される。
図4(B)に示すフォーム情報は、1つのフォームに対して1つ生成される。複数個のフォームが有る場合には、複数個のフォーム情報が生成される。フォーム情報は、例えば、キャッシュID(Identification)、描画済みフラグ、再処理フラグ、情報格納領域等で構成されている。キャッシュIDには、フォームがキャッシュされたか否かを識別するためのIDが格納される。描画済みフラグには、フォームが描画済み(つまり処理済み)であるか否かを判定するためのフラグが格納される。再処理フラグには、フォームの印刷を行う際に、再度解析処理を実施する必要があるフォームであるか否かを判定するためのフラグが格納される。この再処理フラグについては後述する。情報格納領域は、フォームに関する特色情報等のフォーム印刷特性情報を格納する領域である。フォーム情報は、フォーム情報蓄積部36Cに記憶される。なお、このフォーム情報自体をフォーム印刷特性情報としてもよい。
図4(C)に示す特色情報は、1つの特色に対して1つ生成される。特色情報は、例えば、特色名、特色ID、色情報等で構成されている。特色名には、一例として、Pantone社によって提供される「PANTONE(登録商標) 3556C」や、DIC社によって提供される「DIC 50*」等の特色名が格納される。この「DIC 50*」は、DICカラーガイド(登録商標)の色番号の一例である。特色IDには、特色の出現に際して内部で独自に割り当てたIDが格納される。色情報には、特色から代替色に変換するための色のテーブル領域が格納される。
記憶制御部31Cは、解析部31Bにより生成されたフォーム印刷特性情報をフォームに対応付けてフォーム情報蓄積部36Cに記憶する。具体的に、記憶制御部31Cは、印刷データ中にフォームが検出された場合、フォームがフォームキャッシュC1に記憶可能か否かを判定する。記憶制御部31Cは、フォームがフォームキャッシュC1に記憶可能と判定した場合、フォームをフォームキャッシュC1に記憶すると共に、フォーム印刷特性情報をフォームに対応付けてフォーム情報蓄積部36Cに記憶する制御を行う。また、記憶制御部31Cは、フォームがフォームキャッシュC1に記憶できないと判定した場合、フォーム印刷特性情報をフォームに対応付けてフォーム情報蓄積部36Cに記憶する制御を行う。なお、例えば、フォームキャッシュC1の記憶容量が不足している場合、フォーム中のパターンをパターンキャッシュC2に記憶できない場合、又は、トラッピング機能が有効になっている場合等では、フォームをフォームキャッシュC1に記憶することができないと判定される。ここでいうトラッピング機能とは、隣り合った画像間で隣接部分の色が抜けないように画像の重なりを調整する機能である。また、記憶制御部31Cは、解析部31Bにより生成されたページ内印刷情報をページ内印刷情報蓄積部36Bに記憶する制御を行う。
また、記憶制御部31Cは、フォームがフォームキャッシュC1に記憶できたか否かを示す情報を、フォームに対応付けてフォーム情報蓄積部36Cに記憶する制御を更に行うようにしてもよい。なお、フォームがフォームキャッシュC1に記憶できたか否かを示す情報は、一例として、上述の図4(B)に示すフォーム情報のキャッシュIDとして表される。
抽出部31Dは、フォームがフォームキャッシュC1に記憶されている場合、フォームキャッシュC1のフォームから、フォーム印刷特性情報を抽出し、フォームがフォームキャッシュC1に記憶されていない場合、フォーム情報蓄積部36Cから、フォームに対応付けられているフォーム印刷特性情報を抽出する。
フロントエンド装置30は、抽出部31Dにより抽出されたフォーム印刷特性情報を印刷データと共にバックエンド装置40に送信する。
一方、本実施形態に係るバックエンド装置40のCPU41は、ラスタライズ処理部41Aとして機能する。また、記憶部45には、印刷データスプール45B及び印刷特性情報蓄積部45Cが格納されている。
バックエンド装置40は、フロントエンド装置30から印刷データ及びフォーム印刷特性情報を受信すると、印刷データを印刷データスプール45Bに記憶し、フォーム印刷特性情報を印刷特性情報蓄積部45Cに記憶する。
ラスタライズ処理部41Aは、印刷特性情報蓄積部45Cに記憶されたフォーム印刷特性情報を用いて、印刷データスプール45Bに記憶された印刷データのラスタライズ処理を行い、画像データを生成する。
バックエンド装置40は、ラスタライズ処理部41Aにより生成された画像データを印刷装置50に送信する。画像データを受信した印刷装置50は、画像データに基づく画像を印刷する処理を行う。
次に、図5を参照して、第1の実施形態に係るフロントエンド装置30の作用について説明する。
図5は、第1の実施形態に係るフロントエンド側印刷制御プログラム36Aによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
フロントエンド装置30に対して、印刷制御処理の実行が指示されると、CPU31によりフロントエンド側印刷制御プログラム36Aが起動され、以下の各ステップを実行する。
図5のステップ100では、CPU31が、例えば、端末装置10から受信した印刷データを取得する。
ステップ101では、CPU31が、ステップ100で取得した印刷データからフォームを検出したか否かを判定する。フォームを検出したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ102に移行し、フォームを検出しないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ113に移行する。
ステップ102では、CPU31が、ステップ101で検出したフォームが描画済み(つまり処理済み)であるか否かを判定する。フォームが描画済みではないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ103に移行し、フォームが描画済みであると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ114に移行する。
ステップ103では、CPU31が、ステップ101で検出したフォームに対してフォーム情報を生成する。具体的に、上述の図4(B)に示すように、1つのフォームに対して1つのフォーム情報が生成され、生成されたフォーム情報はフォーム情報蓄積部36Cに格納される。
ステップ104では、CPU31が、フォーム内に印刷特性を検出したか否かを判定する。印刷特性を検出したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ105に移行し、印刷特性を検出しないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ106に移行する。
ステップ105では、CPU31が、ステップ104で検出した印刷特性に対してフォーム印刷特性情報を生成する。具体的に、上述の図4(B)に示すように、フォームに関する1つの印刷特性(図4(B)の例では特色)に対して1つのフォーム印刷特性情報(図4(B)の例では特色情報)が生成される。
ステップ106では、CPU31が、フォーム内の全記述について処理が終了したか否かを判定する。フォーム内の全記述について処理が終了したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ107に移行し、フォーム内の全記述について処理が終了していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ104に戻り処理を繰り返す。
ステップ107では、CPU31が、フォーム内の全記述について処理が終了した時点で、一例として、上述の図4(B)に示すフォーム情報の描画済みフラグを「オン」にする。
ステップ108では、CPU31が、フォームをフォームキャッシュC1に記憶可能か否か、つまり、フォームのキャッシュ化が可能であるか否かを判定する。フォームのキャッシュ化が可能と判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ109に移行し、フォームのキャッシュ化ができないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ111に移行する。
ステップ109では、CPU31が、フォームをフォームキャッシュC1に記憶する。
ステップ110では、CPU31が、一例として、上述の図4(B)に示すフォーム情報のキャッシュIDにID値を格納する。なお、フォームのキャッシュ化ができない場合、フォーム情報のキャッシュIDには「Null(ゼロ)」が格納される。
ステップ111では、CPU31が、ステップ105で生成したフォーム印刷特性情報をフォームに対応付けてフォーム情報蓄積部36Cに記憶する。具体的には、一例として、上述の図4(B)に示すように、フォームに関する特色情報がフォーム情報の情報格納領域に記憶される。
ステップ112では、CPU31が、一例として、上述の図4(A)に示すページ内印刷情報をページ内印刷情報蓄積部36Bに記憶し、ステップ115に移行する。
一方、ステップ113では、CPU31が、ステップ100で取得した印刷データから印刷特性を検出したか否かを判定する。印刷特性を検出したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ112に移行し、印刷特性を検出しないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ115に移行する。
一方、ステップ114では、CPU31が、フォーム情報蓄積部36Cからフォーム情報を取得し、ステップ112に移行する。
ステップ115では、CPU31が、ページ内の全記述について処理が終了したか否かを判定する。ページ内の全記述について処理が終了したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ116に移行し、ページ内の全記述について処理が終了していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ101に戻り処理を繰り返す。
ステップ116では、CPU31が、ページ内の全記述について処理が終了した時点で、フォーム印刷特性情報を抽出する。具体的に、フォームがキャッシュされている場合、フォームからフォーム印刷特性情報を抽出し、フォームがキャッシュされていない場合、フォーム情報蓄積部36Cからフォーム印刷特性情報を抽出する。
ステップ117では、CPU31が、ステップ116で抽出したフォーム印刷特性情報を印刷データと共にバックエンド装置40に送信し、本フロントエンド側印刷制御プログラム36Aによる一連の処理を終了する。なお、印刷データが複数ページで構成されている場合には、ステップ101〜ステップ117の処理を繰り返し行えばよい。
次に、図6を参照して、第1の実施形態に係るバックエンド装置40の作用について説明する。
図6は、第1の実施形態に係るバックエンド側印刷制御プログラム45Aによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
バックエンド装置40がフロントエンド装置30から印刷データ及び印刷特性情報を受信すると、CPU41によりバックエンド側印刷制御プログラム45Aが起動され、以下の各ステップを実行する。なお、バックエンド装置40では、印刷データが印刷データスプール45Bに記憶され、フォーム印刷特性情報が印刷特性情報蓄積部45Cに記憶される。
図6のステップ120では、CPU41が、フロントエンド装置30から受信した印刷データ及びフォーム印刷特性情報を取得する。具体的には、印刷データスプール45Bから印刷データを取得し、印刷特性情報蓄積部45Cからフォーム印刷特性情報を取得する。
ステップ121では、CPU41が、ステップ120で取得したフォーム印刷特性情報を用いて印刷データをラスタライズ処理し、画像データを生成する。
ステップ122では、CPU41が、ステップ121で生成した画像データを印刷装置50に送信し、本バックエンド側印刷制御プログラム45Aによる一連の処理を終了する。
このように本実施形態によれば、印刷データのフォームに関する印刷特性情報がフォームのキャッシュデータとは分離され別々に記憶される。このため、フォームのキャッシュデータの生成の如何に係わらず、フォームに関する印刷特性情報が抽出される。このため、フォームを検出する度に何度もフォームの処理を行う必要がなく、印刷データの読み込み速度が向上する。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、印刷データのフォームのキャッシュデータが生成されていれば、フォームの再解析処理を行わない形態について説明した。これに対して、本実施形態では、フォームの解析を再度行う必要がある場合には、フォームのキャッシュデータが生成されていても、フォームの再解析処理を行う形態について説明する。
ここで、フォームの解析処理というのは、フォームを含むページの印刷データを解析することで画像を生成する処理を意味している。フォームの解析を実施して、例えば、フォームのキャッシュデータが生成されたとしても、再度同じフォームを使ったページの処理において、フォームのキャッシュデータを再利用せずに、解析をやりなおす必要がある場合がある。そのような場合にフォームの再解析処理を実行することになる。
図7は、第2の実施形態に係る印刷制御装置20Aの機能的な構成の一例を示すブロック図である。なお、上記第1の実施形態で説明した印刷制御装置20と同様の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図7に示すように、本実施形態に係る印刷制御装置20Aは、フロントエンド装置30及びバックエンド装置40により構成されている。
本実施形態に係るフロントエンド装置30のCPU31は、取得部31A、解析部31B、記憶制御部31C、抽出部31D、及び判定部31Eとして機能する。
判定部31Eは、フォームの記述内容に基づいて、フォームの再解析処理が必要か否かを判定し、判定により得られた判定結果を、記憶制御部31Cに送る。例えば、フォントが埋め込まれているフォームを初めて処理する際に、フォントキャッシュC3の記憶容量が不足していてフォントをキャッシュ化できなかった場合、フォームの再解析処理が必要と判定される。より具体的に、フォントの幅等のフォントに関する特定の情報は、フォーム印刷特性情報に含まれない場合がある。つまり、フォーム印刷特性情報に含まれない、フォントに関する特定の情報は、フォントキャッシュC3には記憶されるが、フォームキャッシュC1には記憶されない場合がある。この場合、フォームを再解析処理してフォントのキャッシュ化を行うことが望ましい。
また、フォームの再解析処理が必要であると判定する他のケースとして、フォーム内でパターン画像や背景画像を使用している場合がある。特に、フォーム内およびフォーム外で、背景としてパターン画像や背景画像を使っている場合には、当該フォーム部分をキャッシュに記憶したとしても、そのフォームキャッシュに記憶された画像を再利用した場合に、フォーム外のパターンや背景との画像の連続性が維持できずに、フォームの内外で画像上のずれを生じることが起こり得る。そのため、フォームを背景とともに使うような場合やパターン画像とともに使う場合には、フォームの解析処理を再度実施する必要があると判定する。
記憶制御部31Cは、判定部31Eからの判定結果をフォームに対応付けてフォーム情報蓄積部36Cに記憶する制御を行う。なお、ここでいう判定結果は、一例として、上述の図4(B)に示すフォーム情報の再処理フラグとして表される。
解析部31Bは、印刷データ中にフォームが再度検出された場合、判定結果を参照し、再解析処理が必要であれば、フォームがフォームキャッシュC1に記憶されているか否かに係わらず、フォームの再解析処理を行う。
次に、図8を参照して、第2の実施形態に係るフロントエンド装置30の作用について説明する。
図8は、第2の実施形態に係るフロントエンド側印刷制御プログラム36Aによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
フロントエンド装置30に対して、印刷制御処理の実行が指示されると、CPU31によりフロントエンド側印刷制御プログラム36Aが起動され、以下の各ステップを実行する。
図8のステップ130では、CPU31が、例えば、端末装置10から受信した印刷データを取得する。
ステップ131では、CPU31が、ステップ130で取得した印刷データからフォームを検出したか否かを判定する。フォームを検出したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ132に移行し、フォームを検出しないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ145に移行する。
ステップ132では、CPU31が、ステップ131で検出したフォームが描画済み(つまり処理済み)であるか否かを判定する。フォームが描画済みではないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ133に移行し、フォームが描画済みであると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ146に移行する。
ステップ133では、CPU31が、ステップ131で検出したフォームに対してフォーム情報を生成する。具体的に、上述の図4(B)に示すように、1つのフォームに対して1つのフォーム情報が生成され、生成されたフォーム情報はフォーム情報蓄積部36Cに格納される。
ステップ134では、CPU31が、フォーム内に印刷特性を検出したか否かを判定する。印刷特性を検出したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ135に移行し、印刷特性を検出しないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ136に移行する。
ステップ135では、CPU31が、ステップ134で検出した印刷特性に対してフォーム印刷特性情報を生成する。具体的に、上述の図4(B)に示すように、フォームに関する1つの印刷特性(図4(B)の例では特色)に対して1つのフォーム印刷特性情報(図4(B)の例では特色情報)が生成される。
ステップ136では、CPU31が、フォーム内の全記述について処理が終了したか否かを判定する。フォーム内の全記述について処理が終了したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ137に移行し、フォーム内の全記述について処理が終了していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ134に戻り処理を繰り返す。
ステップ137では、CPU31が、フォーム内の全記述について処理が終了した時点で、フォームの再解析処理条件に合致するか否かを判定する。例えば、フォントが埋め込まれているフォームを初めて処理する際に、フォントキャッシュC3の記憶容量が不足していてフォントをキャッシュ化できなかった場合に、フォームの再解析処理が必要と判定される。フォームの再解析処理条件に合致すると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ138に移行し、フォームの再解析処理条件に合致しないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ139に移行する。
ステップ138では、CPU31が、一例として、上述の図4(B)に示すフォーム情報の再処理フラグを「オン」にする。
ステップ139では、CPU31が、一例として、上述の図4(B)に示すフォーム情報の描画済みフラグを「オン」にする。
ステップ140では、CPU31が、フォームをフォームキャッシュC1に記憶可能か否か、つまり、フォームのキャッシュ化が可能であるか否かを判定する。フォームのキャッシュ化が可能と判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ141に移行し、フォームのキャッシュ化ができないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ143に移行する。
ステップ141では、CPU31が、フォームをフォームキャッシュC1に記憶する。
ステップ142では、CPU31が、一例として、上述の図4(B)に示すフォーム情報のキャッシュIDにID値を格納する。なお、フォームのキャッシュ化ができない場合、フォーム情報のキャッシュIDには「Null(ゼロ)」が格納される。
ステップ143では、CPU31が、ステップ135で生成したフォーム印刷特性情報をフォームに対応付けてフォーム情報蓄積部36Cに記憶する。具体的には、一例として、上述の図4(B)に示すように、フォームに関する特色情報がフォーム情報の情報格納領域に記憶される。
ステップ144では、CPU31が、一例として、上述の図4(A)に示すページ内印刷情報をページ内印刷情報蓄積部36Bに記憶し、ステップ148に移行する。
一方、ステップ145では、CPU31が、ステップ130で取得した印刷データから印刷特性を検出したか否かを判定する。印刷特性を検出したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ144に移行し、印刷特性を検出しないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ148に移行する。
一方、ステップ146では、CPU31が、フォームが再度検出された場合、一例として、上述の図4(B)に示すフォーム情報の再処理フラグを参照し、フォームの再解析処理が必要か否かを判定する。フォームの再解析処理が必要、つまり、再処理フラグが「オン」であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ133に移行し、フォームの再解析処理が必要ない、つまり、再処理フラグが「オフ」であると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ147に移行する。
ステップ147では、CPU31が、フォーム情報蓄積部36Cからフォーム情報を取得し、ステップ144に移行する。
ステップ148では、CPU31が、ページ内の全記述について処理が終了したか否かを判定する。ページ内の全記述について処理が終了したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ149に移行し、ページ内の全記述について処理が終了していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ131に戻り処理を繰り返す。
ステップ149では、CPU31が、ページ内の全記述について処理が終了した時点で、フォーム印刷特性情報を抽出する。具体的に、フォームがキャッシュされている場合、フォームからフォーム印刷特性情報を抽出し、フォームがキャッシュされていない場合、フォーム情報蓄積部36Cからフォーム印刷特性情報を抽出する。
ステップ150では、CPU31が、ステップ149で抽出したフォーム印刷特性情報を印刷データと共にバックエンド装置40に送信し、本フロントエンド側印刷制御プログラム36Aによる一連の処理を終了する。なお、印刷データが複数ページで構成されている場合には、ステップ131〜ステップ150の処理を繰り返し行えばよい。
このように本実施形態によれば、フォームの再解析処理が必要な場合には、フォームのキャッシュデータが生成されていても、フォームの再解析処理が行われる。このため、フォーム中の印刷特性情報の記述内容が漏れなく抽出される。
なお、上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えば、CPU: Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えば、GPU: Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA: Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また、上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は、上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
以上、実施形態に係る印刷制御装置を例示して説明した。実施形態は、印刷制御装置が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。実施形態は、これらのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体の形態としてもよい。
その他、上記実施形態で説明した印刷制御装置の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。
また、上記実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、上記実施形態では、プログラムを実行することにより、実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
10 端末装置
20、20A 印刷制御装置
30 フロントエンド装置
31、41 CPU
31A 取得部
31B 解析部
31C 記憶制御部
31D 抽出部
31E 判定部
32、42 ROM
33、43 RAM
34 キャッシュメモリ
35、44 I/O
36、45 記憶部
36A フロントエンド側印刷制御プログラム
36B ページ内印刷情報蓄積部
36C フォーム情報蓄積部
37 表示部
38 操作部
39、46 通信部
40 バックエンド装置
41A ラスタライズ処理部
45A バックエンド側印刷制御プログラム
45B 印刷データスプール
45C 印刷特性情報蓄積部

Claims (9)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    ページ記述言語で記述され、かつ、繰り返しの記述部分を表すフォームを含む印刷データであって、前記フォームに関する印刷特性を示すフォーム印刷特性情報を含む前記印刷データを読み込む際に、前記フォーム印刷特性情報を前記フォームに対応付けて記憶部に記憶する制御を行い、
    前記フォームがキャッシュメモリに記憶されている場合、前記キャッシュメモリに記憶された前記フォームから、前記フォーム印刷特性情報を抽出し、
    前記フォームが前記キャッシュメモリに記憶されていない場合、前記記憶部から、前記フォームに対応付けられて記憶された前記フォーム印刷特性情報を抽出する
    印刷制御装置。
  2. 前記プロセッサは、前記フォームの記述内容に基づいて、前記フォームの解析処理の再実施が必要か否かを判定し、判定により得られた判定結果を、前記フォームに対応付けて前記記憶部に記憶する制御を行う
    請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記プロセッサは、前記印刷データ中に前記フォームが再度検出された場合、前記判定結果を参照し、解析処理の再実施が必要であれば、前記フォームが前記キャッシュメモリに記憶されているか否かに係わらず、前記フォームの解析処理を行う
    請求項2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記記憶部は、前記キャッシュメモリとは異なるメモリである
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  5. 前記プロセッサは、前記読み込んだ印刷データ及び前記抽出されたフォーム印刷特性情報を用いて、前記印刷データのラスタライズ処理を更に行う
    請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  6. 前記プロセッサは、前記印刷データ中に前記フォームが検出された場合、前記フォームが前記キャッシュメモリに記憶可能か否かを判定し、前記フォームが前記キャッシュメモリに記憶可能と判定した場合、前記フォームを前記キャッシュメモリに記憶すると共に、前記フォーム印刷特性情報を前記フォームに対応付けて前記記憶部に記憶する制御を行い、前記フォームが前記キャッシュメモリに記憶できないと判定した場合、前記フォーム印刷特性情報を前記フォームに対応付けて前記記憶部に記憶する制御を行う
    請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  7. 前記プロセッサは、前記フォームが前記キャッシュメモリに記憶できたか否かを示す情報を、前記フォームに対応付けて前記記憶部に記憶する制御を更に行う
    請求項6に記載の印刷制御装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の印刷制御装置と、
    前記印刷制御装置により前記印刷データを前記フォーム印刷特性情報に従ってラスタライズ処理することによって得られた画像データに基づく画像を印刷する印刷装置と、
    を備えた印刷システム。
  9. ページ記述言語で記述され、かつ、繰り返しの記述部分を表すフォームを含む印刷データであって、前記フォームに関する印刷特性を示すフォーム印刷特性情報を含む前記印刷データを読み込む際に、前記フォーム印刷特性情報を前記フォームに対応付けて記憶部に記憶する制御を行い、
    前記フォームがキャッシュメモリに記憶されている場合、前記キャッシュメモリに記憶された前記フォームから、前記フォーム印刷特性情報を抽出し、
    前記フォームが前記キャッシュメモリに記憶されていない場合、前記記憶部から、前記フォームに対応付けられて記憶された前記フォーム印刷特性情報を抽出することを、
    コンピュータに実行させるための印刷制御プログラム。
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