JP2021071663A - 音声再生デバイス、音声再生システム、音声再生方法および音声再生プログラム - Google Patents

音声再生デバイス、音声再生システム、音声再生方法および音声再生プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザの意図に反して周囲に音声が聴こえることを防止する。【解決手段】 本発明の音声再生デバイスは、情報処理端末との通信を行うための通信部と、情報処理端末から受信した音声情報に基づく音声を出力する出力部とを備える音声再生デバイスであって、さらに、通信部において情報処理端末との通信が未確立である場合に、所定の音声を出力するよう出力部に指示する処理部を備えることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、音声再生デバイス、音声再生システム、音声再生方法および音声再生プログラムに関する。
スマートフォン等の情報処理端末から音楽等の音声を聴く場合、ユーザは情報処理端末のスピーカから音声を出力させるか、情報処理端末に接続したイヤホン等のヒアラブルデバイスから音声をさせるかの方法がある。
近年、このヒアラブルデバイスと情報処理端末とは、近距離無線通信の技術を用いて接続されるものが多くなり(例えば特許文献1等)、一見して接続されているどうかがわかりにくい。
特開2017−98943号公報
仮に、ヒアラブルデバイスとの接続前に情報処理端末側で音声を再生してしまうと、ユーザの意図に反して周囲に音声が聴こえてしまうという問題がある。
加えて、ヒアラブルデバイスで音声を聴こうとしているユーザは、情報処理端末で音声を再生する際、既にヒアラブルデバイスを装着している場合が多く、周囲に音声が聴こえていることが認識し辛い。
さらに、ヒアラブルデバイスで自身の耳を塞いでいるが故に、周囲に聴こえるよう再生されている音声の音が小さく聴こえてしまい、さらに音量を上げる操作をしてしまうおそれがある。
このように、ユーザの意図に反して周囲に音声が聴こえてしまうことは、ユーザにとって不利益であるとともに、周囲の人にとっても迷惑なものである。
そのため、本発明の目的は、上述した従来技術の問題の少なくとも一部を解決又は緩和する技術的な改善を提供することである。本開示のより具体的な目的の一つは、ユーザの意図に反して周囲に音声が聴こえることを防止することができる音声再生デバイス、音声再生システム、音声再生方法および音声再生プログラムを提供することにある。
本発明の音声再生デバイスは、情報処理端末との通信を行うための通信部と、情報処理端末から受信した音声情報に基づく音声を出力する出力部とを備える音声再生デバイスであって、さらに、通信部において情報処理端末との通信が未確立である場合に、所定の音声を出力するよう出力部に指示する処理部を備えることを特徴とする。
音声再生デバイスは、さらに、所定の音声に関する音声情報を記憶する記憶部を備えることができる。
処理部は、さらに、ユーザの操作より指定された音声を所定の音声として設定することができる。
処理部は、通信部において、情報処理端末との通信が未確立である状態から、情報処理端末との通信が確立した状態へと変化した場合に、所定の音声に替えて、情報処理端末から受信した音声情報に基づく音声を出力するよう出力部に指示することができる。
通信部は、さらに、所定の情報処理装置との通信を行い、処理部は、所定の情報処理装置から受信した音声情報に基づく音声を、所定の音声として出力するよう出力部に指示することができる。
処理部は、通信部において、情報処理端末との通信を試みている場合と、情報処理端末との通信を試みていない場合とで、所定の音声を異ならせて出力するよう出力部に指示することができる。
本発明の音声再生システムは、情報処理端末と、該情報処理端末と接続可能な音声再生デバイスとを含む音声再生システムであって、情報処理端末は、音声再生デバイスとの通信を行う第一通信部と、音声情報に基づく音声を出力または送信する第一出力部と、第一通信部において音声再生デバイスとの通信が確立されている場合には、音声再生デバイスに対して音声情報を送信するよう第一出力部に指示し、第一通信部において音声再生デバイスとの通信が未確立である場合には、第一出力部に対して音声情報に基づく音声を出力するよう指示する第一処理部と、第一処理部が第一出力部に対して音声情報に基づく音声を出力するよう指示する際に、ユーザに対して当該出力の可否を確認する画面を生成する画面生成部とを備えることを特徴とする。
音声再生デバイスは、情報処理端末との通信を行うための第二通信部と、情報処理端末から受信した音声情報に基づく音声を出力する第二出力部とを備える音声再生デバイスであって、さらに、第二通信部において情報処理端末との通信が未確立である場合に、所定の音声を出力するよう第二出力部に指示する第二処理部を備えることができる。
音声再生システムは、さらに、ウェアラブルデバイスを含み、画面生成部は、ウェアラブルデバイスの表示部または情報処理装置の表示部に対して画面を表示させることができる。
本発明の音声再生方法は、情報処理端末と、該情報処理端末と接続可能な音声再生デバイスとを含む音声再生システムにおける音声再生方法であって、情報処理端末に、音声再生デバイスとの通信を行う通信ステップと、音声情報に基づく音声を出力または送信する出力ステップと、通信ステップにおいて音声再生デバイスとの通信が確立されている場合には、音声再生デバイスに対して音声情報を送信し、通信ステップにおいて音声再生デバイスとの通信が未確立である場合には、音声情報に基づく音声を出力する処理ステップと、処理ステップにおいて音声情報に基づく音声を出力する際に、ユーザに対して当該出力の可否を確認する確認ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明の音声再生プログラムは、情報処理端末に、音声再生デバイスとの通信を行う通信機能と、音声情報に基づく音声を出力または送信する出力機能と、通信機能において音声再生デバイスとの通信が確立されている場合には、音声再生デバイスに対して音声情報を送信するよう出力機能に指示し、通信機能において音声再生デバイスとの通信が未確立である場合には、出力機能に対して音声情報に基づく音声を出力するよう指示する処理機能と、処理機能が出力機能に対して音声情報に基づく音声を出力するよう指示する際に、ユーザに対して当該出力の可否を確認する画面を生成する画面生成機能とを実現させることを特徴とする。
本発明によれば、上述した従来技術の問題の少なくとも一部を解決又は緩和する技術的な改善を提供することができる。具体的には、本発明の音声再生デバイス、音声再生システム、音声再生方法および音声再生プログラムによればユーザの意図に反して周囲に音声が聴こえることを防止することができる音声再生デバイス、音声再生システム、音声再生方法および音声再生プログラムを提供することが可能となる。
本発明の実施形態に従う音声再生システムの構成の一例を示すシステム構成図である。 本発明の実施形態に従う情報処理端末の構成の一例を示す構成図である。 本発明の実施形態に従う音声再生デバイスの構成の一例を示す構成図である。 本発明の実施形態に従う情報処理端末の構成の一例を示す模式図である。 本発明の実施形態に従う情報処理端末の表示部に表示される画面の一例を示す模式図である。 本発明の実施形態に従う音声再生デバイスの構成の一例を示す構成図である。 本発明の実施形態に従う音声再生方法の音声再生フローの一例を示すフロー図である。 本発明の実施形態に従う音声再生プログラムの回路構成の一例を示す回路構成図である。
本発明の音声再生デバイス、音声再生システム、音声再生方法および音声再生プログラムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
初めに、本発明の実施形態に係る音声再生デバイスについて図1を参照しながら説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る音声再生システムの構成例を示す図である。図1に示すように、音声再生システム500は、音声再生デバイス100と、情報処理端末200とを含む。なお、音声再生システム500は、さらにサーバ300を含んでもよく、これらはネットワーク400を介して互いに接続されてもよい。
音声再生デバイス100は、ユーザの耳に装着可能な、典型的にはイヤホンによって実現される。音声再生デバイス100は、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等の近距離無線通信410、又は、図示しない有線ケーブルを介して情報処理端末200と通信可能に接続される。
なお、音声の伝導方式は特に限定されるものではなく、空気電動や骨伝導などの方式を利用するすべてのヒアラブルデバイスを音声再生デバイス100とすることができる。
なお、音声再生デバイス100としては、左右のヘッドホンがヘッドバンドで結合されているもの、左右のイヤホンが有線ケーブルで接続されているもの、左右のイヤホンが有線ケーブルで接続されておらず、独立して情報処理端末200と通信可能であるものを含んでよい。また、音声再生デバイス100は、ネットワーク400を介してサーバ300と通信可能であってもよい。
情報処理端末200は、以下に記載される機能や方法を実現できる情報処理装置であればどのようなものでもよい。情報処理端末200は、例えば、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA(Personal Digital Assistant)等)、ウェアラブル端末(例えば、メガネ型デバイス、時計型デバイス等)を含んでよいが、ユーザが携帯可能であるものが好ましい。
情報処理端末200は、音声再生デバイス100と無線又は有線で接続されて、音声再生デバイス100との間で音声データを含む各種情報のやり取りを行う。
また、情報処理端末200は、所定のサービスを提供するためのアプリケーションプログラムがインストールされ、ユーザの指示に応じたアプリケーションを実行する。所定のサービスとは、例えば、ナビゲーション(経路案内)サービス、音声通話サービス、天気予報サービス、ニュース情報提供サービス等を含む。
サーバ300は、典型的にはクラウド上で実現される。サーバ300は、アプリケーションサーバとしての機能を有し、情報処理端末200にインストールされたアプリケーションからの要求に応じて各種処理を実行する。
また、サーバ300は、ネットワーク400を介して、音声再生デバイス100や情報処理端末200から送信されたユーザの指示に応じた情報の送受信を行う。図1においてサーバ300は1つのみ示してあるが、サーバ300は複数あってよい。また、サーバ300は、複数の情報処理端末200(及び、その情報処理端末200に接続された音声再生デバイス100)から、各情報処理端末200それぞれのユーザに関する情報を受信して蓄積する。
<ハードウェア構成>
ここで、図2を用いて、音声再生システム500に含まれる情報処理端末200のハードウェア構成について説明する。情報処理端末200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力インタフェース(入出力I/F)204と、通信インタフェース(通信I/F)205とを含む。各構成要素は、バスBを介して相互に接続される。
情報処理端末200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により、本実施形態に記載される機能、方法を実現する。
プロセッサ201は、ストレージ203に記憶されるプログラムに含まれるコード又は命令によって実現する機能、及び/又は、方法を実行する。プロセッサ201は、例えば、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示される各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1又は複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSI等と呼称されることもある。
メモリ202は、ストレージ203からロードしたプログラムを一時的に記憶し、プロセッサ201に対して作業領域を提供する。メモリ202には、プロセッサ201がプログラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ202は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含む。
ストレージ203は、プログラムを記憶する。ストレージ203は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等を含む。
通信I/F205は、ネットワークアダプタ等のハードウェアや通信用ソフトウェア、及びこれらの組み合わせとして実装され、ネットワーク400を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F205は、ネットワーク400を介して、他の情報処理装置との通信を実行する。通信I/F205は、各種データをプロセッサ201からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、通信I/F205は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ201に伝達する。
入出力I/F204は、情報処理端末200に対する各種操作を入力する入力装置、及び、情報処理端末200で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入出力I/F204は、入力装置と出力装置が一体化していてもよいし、入力装置と出力装置とに分離していてもよい。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報をプロセッサ201に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、又は、その組み合わせにより実現される。入力装置は、例えば、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入力)、音声再生デバイス100、マイク(音声による操作入力)を含む。
出力装置は、プロセッサ201で処理された処理結果を出力する。出力装置は、例えば、タッチパネル、音声再生デバイス100の出力部120であるスピーカ等を含む。なお、サーバ300も同様に図2のハードウェア構成で構成される。
<機能構成>
(1)音声再生デバイス
図3に示すように、音声再生デバイス100は、通信部110と、出力部120と、処理部130とを備える。
通信部110は、情報処理端末200との通信を行うためのものである。
具体的には、通信部110は、情報処理端末200との間のネットワーク(近距離無線通信)410や、サーバ300や図示しない外部装置との間の通信を制御する。
出力部120は、情報処理端末200から受信した音声情報に基づく音声を出力するものである。
具体的には、出力部120は、ユーザの耳に向けて音声を出力するスピーカとして機能する。
音声情報には、情報処理端末200に記憶された、または、サーバ300に記憶された音楽の他、情報処理端末200が受信したメッセージを読み上げた合成音声情報や、情報処理端末200からの通知音に関する情報などが含まれる。
そして、処理部130は、通信部110において情報処理端末200との通信が未確立である場合に、所定の音声を出力するよう出力部120に指示するものである。
通信部110において情報処理端末200との通信が未確立である場合とは、例えば、通信待機中の状態および通信失敗の状態を意味し、ネットワーク410における通信が確立していない状態を示す。
そして、所定の音声とは、例えば楽器音、自然音または機械音などを含む音声とすることができるが、特に限定されるものではなく、無音でなければよい。
かかる所定の音声に関する情報は、音声再生デバイス100が記憶しているものであってもよいし、ネットワーク400を介してサーバ300から取得するものであってもよい。
以上の構成によれば、ユーザの意図に反して周囲に音声が聴こえることを防止することができる。すなわち、音声再生デバイス100と情報処理端末200とが接続されていない場合には、音声再生デバイス100において所定の音声が再生されており接続されていないことを認識することができるため、ユーザが、情報処理端末200に対して音声を出力させる操作を行うことを防ぐことができる。
また、本発明の実施形態に係る音声再生デバイス100は、さらに、記憶部140を備えることができる。
記憶部140は、上述した所定の音声に関する情報を記憶するものである。
かかる構成によれば、ネットワーク410に加えてネットワーク400における通信のいずれもが確立していない場合であっても、上記所定の音声を出力させることができるようになる。
また、処理部130は、さらに、ユーザの操作より指定された音声を所定の音声として設定することができる。
具体的には、複数の音声からユーザに位置の音声を指定させ、指定された音声を所定の音声として設定する。
かかる構成によれば、ユーザは自身の好みの音声を再生することができるので、通信が確立するのを待つ間も心地よく過ごすことができる。
なお、所定の音声の再生が終わってしまった場合には、同じ所定の音声をリピート再生するのが好ましい。
また、処理部130は、通信部110において、情報処理端末200との通信が未確立である状態から、情報処理端末200との通信が確立した状態へと変化した場合に、所定の音声に替えて、情報処理端末200から受信した音声情報に基づく音声を出力するよう出力部120に指示することができる。
かかる構成によれば、ユーザは通信が確立したことを認識することが容易に可能となる。
また、上述した通り、通信部110は、さらに、所定の情報処理装置(一例としてサーバ300)との通信を行い、処理部130は、所定の情報処理装置から受信した音声情報に基づく音声を、所定の音声として出力するよう出力部120に指示することができる。
かかる構成によれば、ネットワーク410が未確立であっても、ネットワーク400の通信が確立していれば上記所定の音声を出力させることができるようになる。
以上の例では、音声再生デバイス100と情報処理端末200とが接続試行中とそれ以外の場合とで同じ所定の音声を出力していたが、これらを異ならせてもよい。
すなわち、処理部130は、通信部110において、情報処理端末200との通信を試みている場合と、情報処理端末200との通信を試みていない場合とで、所定の音声を異ならせて出力するよう出力部120に指示することができる。
例えば、通信部110が情報処理端末200との通信を試みている場合には、ユーザは通信が確立するのを待っていればよいので特に行動は要求されない。一方、通信部110が情報処理端末200との通信を試みていない場合とは、何かしらの不具合が生じているおそれがあるため、ユーザには設定操作とうの行動が要求される。そのため、これらの場合で再生される所定の音声を異ならせるのが好ましい。
続いて、本発明の音声再生システムの実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1において示したように、本発明の音声再生システム500は、情報処理端末200と、該情報処理端末200と接続可能な音声再生デバイス100とを含む。
情報処理端末200は、図4に一例として示されるように、第一通信部210と、第一出力部220と、第一処理部230と、画面生成部240とを備える。
第一通信部210は、音声再生デバイス100との通信を行う。この第一通信部210は、上述した通信I/F205とすることができる。
第一出力部220は、音声情報に基づく音声を出力または送信する。この第一出力部220は、上述した出力装置とすることができる。
第一処理部230は、第一通信部210において音声再生デバイス100との通信が確立されている場合には、音声再生デバイス100に対して音声情報を送信するよう第一出力部220に指示し、第一通信部210において音声再生デバイス100との通信が未確立である場合には、第一出力部220に対して音声情報に基づく音声を出力するよう指示する。
そして、画面生成部240は、第一処理部230が第一出力部220に対して音声情報に基づく音声を出力するよう指示する際に、ユーザに対して当該出力の可否を確認する画面を生成する。
図5は、上記画面の一例を示したものである。図5に示されるように、情報処理端末の表示部には、少なくとも音声再生デバイス100が情報処理端末200と接続されていないこと、および、音声を出力するか否かの確認メッセージが表示されるものとすることができる。
以上の構成によれば、ユーザの意図に反して周囲に音声が聴こえることを防止することができる。すなわち、音声再生デバイス100と情報処理端末200とが接続されていない場合には、情報処理端末200で音声を出力してもよいかの確認画面をユーザに対して表示することで、ユーザは目視で接続の可否を確認することができ、ユーザの意図に反して周囲に音声が聴こえることを防止することができる。
また、図6に一例として示されるように音声再生デバイス100は、第二通信部110と、第二出力部120と、第二処理部130とを備えることができる。
第二通信部110は、情報処理端末との通信を行うためのものである。この第二通信部110は、上述した通信部110とすることができる。
第二出力部120は、情報処理端末200から受信した音声情報に基づく音声を出力するものである。この第二出力部120は、上述した出力部120とすることができる。
第二処理部130は、第二通信部110において情報処理端末200との通信が未確立である場合に、所定の音声を出力するよう第二出力部120に指示するものである。この第二処理部130は、上述した処理部130とすることができる。
以上の構成によれば、ユーザの意図に反して周囲に音声が聴こえることをさらに防止することができる。すなわち、音声再生デバイス100と情報処理端末200とが接続されていない場合には、音声再生デバイス100において所定の音声が再生されており接続されていないことを認識することができるため、ユーザが、情報処理端末200に対して音声を出力させる操作を行うことを防ぐことができる。
音声再生システム500は、さらに、ウェアラブルデバイスを含み、画面生成部240は、ウェアラブルデバイスの表示部または情報処理端末200の表示部に対して上記画面を表示させることができる。
ウェアラブルデバイスとは、例えばスマートウォッチなどのデバイスとすることができる。そして、このウェアラブルデバイスは、画面表示機能または振動機能を有するのが好ましい。なお、ウェアラブルデバイスが振動機能を有する場合には、上記画面に替えて所定の振動を生じさせるものとしてもよい。
以上の構成によれば、ユーザの意図に反して周囲に音声が聴こえることをさらに防止することができる。
続いて、本発明の音声再生方法について説明を行う。
本発明の音声再生方法は、図7に一例として示されるように、情報処理端末と、該情報処理端末と接続可能な音声再生デバイスとを含む音声再生システムにおける音声再生方法であって、情報処理端末に、通信ステップS110と、出力ステップS120と、処理ステップS130、S140、S150と、確認ステップS160とを実行させることを特徴とする。
通信ステップS110では、音声再生デバイスとの通信を行う。
出力ステップS120では、音声情報に基づく音声を出力または送信する。
処理ステップでは、通信ステップにおいて音声再生デバイスとの通信が確立されている場合には、音声再生デバイスに対して音声情報を送信し(S130、S140)、通信ステップにおいて音声再生デバイスとの通信が未確立である場合には、音声情報に基づく音声を出力する(S130、S150)。
確認ステップS160では、処理ステップ(S130、S150)において音声情報に基づく音声を出力する際に、ユーザに対して当該出力の可否を確認する。
以上の構成によれば、ユーザの意図に反して周囲に音声が聴こえることを防止することができる。
最後に、本発明の音声再生プログラムについて説明を行う。
本発明の音声再生プログラムは情報処理端末に、通信機能と、出力機能と、処理機能と、画面生成機能とを実現させる。
通信機能は、音声再生デバイスとの通信を行う。
出力機能は、音声情報に基づく音声を出力または送信する。
処理機能は、通信機能において音声再生デバイスとの通信が確立されている場合には、音声再生デバイスに対して音声情報を送信するよう出力機能に指示し、通信機能において音声再生デバイスとの通信が未確立である場合には、出力機能に対して音声情報に基づく音声を出力するよう指示する。
画面生成機能は、処理機能が出力機能に対して音声情報に基づく音声を出力するよう指示する際に、ユーザに対して当該出力の可否を確認する画面を生成する。
上記通信機能、出力機能、処理機能および画面生成機能は、図8に示す通信回路1210、出力回路1220、処理回路1230および画面生成回路1240により実現されることができる。通信回路1210、出力回路1220、処理回路1230および画面生成回路1240は、それぞれ上述した第一通信部210、第一出力部220、第一処理部230および画面生成部240により実現されるものとする。各部の詳細については上述したとおりである。
以上の構成によれば、ユーザの意図に反して周囲に音声が聴こえることを防止することができる。
また、上述した実施形態に係るサーバ装置又は端末装置として機能させるために、コンピュータ又は携帯電話などの情報処理装置を好適に用いることができる。このような情報処理装置は、実施形態に係るサーバ装置又は端末装置の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、情報処理装置の記憶部に格納し、情報処理装置のCPUによって当該プログラムを読み出して実行させることによって実現可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、実施形態に記載した手法は、計算機(コンピュータ)に実行させることができるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD、MO等)、半導体メモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ等)等の記録媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、計算機に実行させるソフトウェア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に構成させる設定プログラムをも含む。本装置を実現する計算機は、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウェア手段を構築し、このソフトウェア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。なお、本明細書でいう記録媒体は、頒布用に限らず、計算機内部あるいはネットワークを介して接続される機器に設けられた磁気ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体を含むものである。記憶部は、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。
100 音声再生デバイス
200 情報処理端末
300 サーバ
400 ネットワーク
410 ネットワーク
500 音声再生システム

Claims (11)

  1. 情報処理端末との通信を行うための通信部と、
    前記情報処理端末から受信した音声情報に基づく音声を出力する出力部と、
    を備える音声再生デバイスであって、さらに、
    前記通信部において前記情報処理端末との通信が未確立である場合に、所定の音声を出力するよう前記出力部に指示する処理部を備える音声再生デバイス。
  2. 前記音声再生デバイスは、さらに、
    前記所定の音声に関する音声情報を記憶する記憶部を備えることを特徴とする請求項1に記載の音声再生デバイス。
  3. 前記処理部は、さらに、ユーザの操作より指定された音声を前記所定の音声として設定することを特徴とする請求項1または2に記載の音声再生デバイス。
  4. 前記処理部は、前記通信部において、前記情報処理端末との通信が未確立である状態から、前記情報処理端末との通信が確立した状態へと変化した場合に、前記所定の音声に替えて、前記情報処理端末から受信した音声情報に基づく音声を出力するよう前記出力部に指示することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の音声再生デバイス。
  5. 前記通信部は、さらに、所定の情報処理装置との通信を行い、
    前記処理部は、前記所定の情報処理装置から受信した音声情報に基づく音声を、前記所定の音声として出力するよう前記出力部に指示することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の音声再生デバイス。
  6. 前記処理部は、前記通信部において、前記情報処理端末との通信を試みている場合と、前記情報処理端末との通信を試みていない場合とで、前記所定の音声を異ならせて出力するよう前記出力部に指示することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の音声再生デバイス。
  7. 情報処理端末と、該情報処理端末と接続可能な音声再生デバイスとを含む音声再生システムであって、
    前記情報処理端末は、
    前記音声再生デバイスとの通信を行う第一通信部と、
    音声情報に基づく音声を出力または送信する第一出力部と、
    前記第一通信部において前記音声再生デバイスとの通信が確立されている場合には、前記音声再生デバイスに対して前記音声情報を送信するよう前記第一出力部に指示し、前記第一通信部において前記音声再生デバイスとの通信が未確立である場合には、前記第一出力部に対して前記音声情報に基づく音声を出力するよう指示する第一処理部と、
    前記第一処理部が前記第一出力部に対して前記音声情報に基づく音声を出力するよう指示する際に、ユーザに対して当該出力の可否を確認する画面を生成する画面生成部と、
    を備える音声再生システム。
  8. 前記音声再生デバイスは、
    前記情報処理端末との通信を行うための第二通信部と、
    前記情報処理端末から受信した音声情報に基づく音声を出力する第二出力部と、
    を備える音声再生デバイスであって、さらに、
    前記第二通信部において前記情報処理端末との通信が未確立である場合に、所定の音声を出力するよう前記第二出力部に指示する第二処理部を備えることを特徴とする請求項7に記載の音声再生システム。
  9. 前記音声再生システムは、さらに、ウェアラブルデバイスを含み、
    前記画面生成部は、前記ウェアラブルデバイスの表示部または前記情報処理端末の表示部に対して前記画面を表示させることを特徴とする請求項7または8に記載の音声再生システム。
  10. 情報処理端末と、該情報処理端末と接続可能な音声再生デバイスとを含む音声再生システムにおける音声再生方法であって、
    前記情報処理端末に、
    前記音声再生デバイスとの通信を行う通信ステップと、
    音声情報に基づく音声を出力または送信する出力ステップと、
    前記通信ステップにおいて前記音声再生デバイスとの通信が確立されている場合には、前記音声再生デバイスに対して前記音声情報を送信し、前記通信ステップにおいて前記音声再生デバイスとの通信が未確立である場合には、前記音声情報に基づく音声を出力する処理ステップと、
    前記処理ステップにおいて前記音声情報に基づく音声を出力する際に、ユーザに対して当該出力の可否を確認する確認ステップと
    を実行させる音声再生方法。
  11. 情報処理端末に、
    音声再生デバイスとの通信を行う通信機能と、
    音声情報に基づく音声を出力または送信する出力機能と、
    前記通信機能において前記音声再生デバイスとの通信が確立されている場合には、前記音声再生デバイスに対して前記音声情報を送信するよう前記出力機能に指示し、前記通信機能において前記音声再生デバイスとの通信が未確立である場合には、前記出力機能に対して前記音声情報に基づく音声を出力するよう指示する処理機能と、
    前記処理機能が前記出力機能に対して前記音声情報に基づく音声を出力するよう指示する際に、ユーザに対して当該出力の可否を確認する画面を生成する画面生成機能と
    を実現させる音声再生プログラム。
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