JP2021068343A - ヘルスケア支援システム、および、ヘルスケア支援プログラム - Google Patents

ヘルスケア支援システム、および、ヘルスケア支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザごとに健康ポイントの設定を行うことを可能としたヘルスケア支援システム、および、ヘルスケア支援プログラムを提供する。【解決手段】従業員の健康に関する健診項目ごとの健診結果データを、従業員ごとに付与された従業員コードに関連付けて保存する健診結果データ記憶部11と、健診項目の中から選ばれた従業員の健康状態を評価する健診評価項目を管理する運用管理部15と、健診評価項目に関して従業員ごとの健康改善目標を管理する目標管理部16と、評価期間において、健診評価項目ごとに、健診結果データの健康改善目標に対する達成度合いに応じて健康ポイントを算出し、従業員ごとに付与する健康ポイント管理部17とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、従業員ヘルスケアを支援するヘルスケア支援システム、および、ヘルスケア支援プログラムに関する。
特許文献1には、企業などで用いられる従業員の健康管理システムが記載されている。特許文献1の健康管理システムでは、従業員の健康診断結果と従業員の勤怠状況とを管理し、これらのデータから従業員の疲労状態を評価している。
また、特許文献2には、保険事業運営システムに関し、健康度判定基準データベース内に、年齢別、男女別の健康度判定テーブルが格納されており、健康度判定テーブルに、被保険者の体脂肪率、体重、血圧などの健康データや年齢、性別等の属性情報を当てはめることにより、被保険者の評価ポイントを算出することが記載されている。
特開2003−256578号公報 特開2006−139724号公報
特許文献2に記載されているような評価ポイントを算出するにあたっての項目や基準は、企業が行う事業や従業員の職種などによって異なる。特許文献1のような健康管理システムでは、こうした評価ポイントを算出できる汎用性が高いシステムを実現するために、評価ポイントを算出するにあたっての項目や基準を企業や従業員ごとに設定できる高い自由度が望まれる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザごとに健康ポイントの設定を行うことを可能としたヘルスケア支援システム、および、ヘルスケア支援プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するヘルスケア支援システムは、従業員ごとの健診結果データであって、前記従業員の健康に関する健診項目ごとの結果である健診結果データを記憶する健診結果データ記憶部と、前記従業員の健康状態を評価するために前記健診項目の中から選ばれた項目である健診評価項目を管理する運用管理部と、前記健診評価項目に関して前記従業員ごとの健康改善目標を管理する目標管理部と、評価期間において、前記従業員ごとに、前記健診評価項目の前記健診結果データについて当該健診評価項目の健康改善目標に対する達成度合いを算出し、算出された達成度合いを用いて健康ポイントを算出する健康ポイント算出部と、を備える。
上記構成によれば、人事労務担当者などのヘルスケア支援システムのユーザは、例えば、健診項目の中から、社員の健診結果傾向に応じて、健康ポイントの算出期間において重点的に改善したい健診評価項目を選び、それによって、自社の評価基準に合う従業員ごとの健康ポイントを出力させることができる。すなわち、ユーザごとに健康ポイントの設定を行うことを可能としたヘルスケア支援システムを提供することができる。
上記ヘルスケア支援システムは、従業員ごとの勤怠データであって、前記従業員の勤怠に関する勤怠項目ごとのデータである前記勤怠データを記憶する勤怠データ記憶部をさらに備え、前記運用管理部は、前記従業員の勤怠を評価するために前記勤怠項目の中から選ばれた項目である勤怠評価項目を管理し、前記目標管理部は、前記勤怠評価項目に関して前記従業員ごとの勤怠改善目標を管理し、前記健康ポイント算出部は、前記評価期間において、前記従業員ごとに、前記勤怠評価項目の前記勤怠データについて前記勤怠改善目標に対する達成度合いを算出し、算出された達成度合いを用いて健康ポイントを算出してもよい。
上記構成によれば、人事労務担当者などのヘルスケア支援システムのユーザは、加えて、勤怠項目の中から、社員の勤怠の傾向に応じて、健康ポイントの算出期間において重点的に改善したい勤怠評価項目を選び、それによって、自社の評価基準に合う従業員ごとの健康ポイントを出力させることができる。すなわち、ユーザごとに設定できる健康ポイントに勤怠の評価を加味させることができる。
上記ヘルスケア支援システムは、従業員ごとのストレスチェックデータであって、前記従業員のストレスに関するストレスチェック項目ごとのデータである前記ストレスチェックデータを記憶するストレスチェックデータ記憶部をさらに備え、前記運用管理部は、前記従業員のストレスを評価するために前記ストレスチェック項目の中から選ばれた項目であるストレスチェック評価項目を管理し、前記目標管理部は、前記ストレスチェック評価項目に関して前記従業員ごとのストレス改善目標を管理し、前記健康ポイント算出部は、前記評価期間において、前記従業員ごとに、前記ストレスチェック評価項目の前記ストレスチェックデータについて当該ストレスチェック評価項目の前記ストレス改善目標に対する達成度合いを算出し、算出された達成度合いを用いて健康ポイントを算出してもよい。
上記構成によれば、人事労務担当者などのヘルスケア支援システムのユーザは、加えて、ストレスチェック項目の中から、社員のストレスチェック結果の傾向に応じて、健康ポイントの算出期間において重点的に改善したいストレスチェック評価項目を選び、それによって、自社の評価基準に合う従業員ごとの健康ポイントを出力させることができる。すなわち、ユーザごとに設定できる健康ポイントにストレスの評価を加味させることができる。
上記ヘルスケア支援システムは、従業員ごとの生活データであって、前記従業員の生活に関する生活項目ごとのデータである生活データを記憶する生活データ記憶部をさらに備え、前記運用管理部は、前記従業員の生活を評価するために前記生活項目の中から選ばれた項目である生活評価項目を管理し、前記目標管理部は、前記生活評価項目に関して前記従業員ごとの生活改善目標を管理し、前記健康ポイント算出部は、前記評価期間において、前記従業員ごとに、前記生活評価項目の前記生活データについて当該生活評価項目の生活改善目標に対する達成度合いを算出し、算出された達成度合いを用いて健康ポイントを算出してもよい。
上記構成によれば、人事労務担当者などのヘルスケア支援システムのユーザは、加えて、生活項目の中から、社員の日常生活の傾向に応じて、健康ポイントの算出期間において重点的に改善したい生活評価項目を選び、それによって、自社の評価基準に合う従業員ごとの健康ポイントを出力させることができる。すなわち、ユーザごとに設定できる健康ポイントに生活に関する評価を加味させることができる。
上記ヘルスケア支援システムにおいて、前記健康ポイント算出部は、前記健診評価項目、前記従業員の勤怠を評価するために勤怠項目の中から選ばれた項目である勤怠評価項目、前記従業員のストレスを評価するために前記ストレスチェック項目の中から選ばれた項目であるストレスチェック評価項目、前記従業員の生活を評価するために前記生活項目の中から選ばれた項目である生活評価項目の中から選ばれる第1評価項目、および、残りの評価項目から選ばれる第2評価項目の両方の評価項目について改善目標の達成度合いに応じて、割増健康ポイントを付与するようにしてもよい。
上記構成によれば、健診評価項目、勤怠評価項目、ストレスチェック評価項目、生活評価項目の複合的な集計によって得られる健康ポイントに対して割増処理を行うことができる。これにより、従業員の健康改善への取り組みを促すことができる。
上記課題を解決するためのヘルスケア支援プログラムは、ヘルスケア支援システムを、従業員ごとの健診結果データであって、前記従業員の健康に関する健診項目ごとのデータである前記健診結果データを記憶する健診結果データ記憶部、前記従業員の健康状態を評価するために前記健診項目の中から選ばれた項目である健診評価項目を管理する運用管理部、前記健診評価項目に関して前記従業員ごとの健康改善目標を管理する目標管理部、および、評価期間において、前記従業員ごとに、前記健診評価項目の前記健診結果データについて、当該健診評価項目の健康改善目標に対する達成度合いを算出し、算出された達成度合いを用いて健康ポイントを算出する健康ポイント算出部、として機能させる。
上記構成によれば、人事労務担当者などのヘルスケア支援プログラムのユーザは、例えば、健診項目の中から、社員の健診結果傾向に応じて、健康ポイントの算出期間において重点的に改善したい健診評価項目を選び、それによって、自社の評価基準に合う従業員ごとの健康ポイントを出力させることができる。すなわち、ユーザごとに健康ポイントの設定を行うことを可能としたヘルスケア支援システムを提供することができる。
以上のような構成によれば、ユーザごとに健康ポイントの設定を行うことができる。
ヘルスケア支援システムの概略構成を示すブロック図。 本実施形態のシステムで用いるデータの説明図であって、(a)は、健診結果データ記憶部の構成を示し、(b)は、勤怠データ記憶部の構成を示し、(c)は、ストレスチェックデータ記憶部の構成を示し、(d)は、生活データ記憶部の構成を示す。 設定入力部で、従業員の健康を管理するための評価項目を設定するための評価項目設定画面を示す図。 目標入力部で、各評価項目について従業員が目標項目を設定するための目標項目設定画面を示す図。 各会社の人事労務担当者端末などで閲覧可能な健康ポイント目標管理画面を示す図。 従業員端末などで閲覧可能な各従業員が目標の達成状況を確認するための目標達成状況確認画面を示す図。
以下、図1〜図6を用いて、本発明が適用されたヘルスケア支援システムについて、図面を参照して説明する。
〔全体構成〕
本発明が適用されたヘルスケア支援システムは、健康診断の結果、ストレスチェックの結果、勤怠、運動などの日常の生活データなどについて、従業員に改善目標を設定させ、改善目標の達成の度合いに応じて、各従業員に、健康ポイントを付与し、健康の増進を推進させるシステムである。
図1に示すように、ヘルスケア支援システム10は、健診結果データ記憶部11と、勤怠データ記憶部12と、ストレスチェックデータ記憶部13と、生活データ記憶部14とを備えている。また、運用管理部15と、目標管理部16と、健康ポイント算出部17と、還元部18と、出力部19とを備え、サーバなどのコンピュータシステムにコンピュータプログラムをインストールすることによって実現される。
健診結果データ記憶部11、勤怠データ記憶部12、ストレスチェックデータ記憶部13、および、生活データ記憶部14は、サーバシステムの大容量ハードディスクやクラウド上に構築されている。運用管理部15、目標管理部16、健康ポイント算出部17などは、コンピュータプログラムによって実現される。出力部19は、モニタやプリンタとを接続するインタフェースである。例えば、出力部19は、人事労務担当者端末のモニタなどの表示部や従業員の従業員端末のモニタなどの表示部に表示するための表示データを生成する表示制御部である。また、プリンタなどで印刷するための印刷データを生成するための印刷制御部である。
健診結果データ記憶部11は、本システムを利用している会社ごとに従業員の健康診断の結果データ(以下、健診結果データ)を記憶している。健診結果データ記憶部11は、健診結果データ入力部11aから各従業員の健診結果データが入力される。健診結果データは、各従業員に一意に割り振られた従業員識別データである従業員コードに関連付けられて健診結果データ記憶部11に記憶される。健診結果データ入力部11aは、一例として、各会社の人事労務担当者端末または従業員端末である。または、メモリカードなどが接続される入力インタフェースである。健診結果データは、健診結果データ入力部11aにおいて、健診結果データの電子ファイル(テキストファイルなど)を読み込んで、健診結果データ記憶部11に保存される。また、健診結果データは、キーボードなどの入力装置で直接入力される。
具体的には、健診結果データ記憶部11は、各従業員の健診結果である健診結果データが格納された健診結果レコード11bが記録されている(図2(a)参照)。健診結果レコード11bは、従業員コードに関連付けられて、健診結果データが記録される。具体的に、体重、身長、腹囲、BMIといった項目別の健診項目データが記録される。また、胸部レントゲン、胃部レントゲンなどのX線検査の画像データ、脳、脊椎、四肢、子宮、卵巣、前立腺、骨盤腔などのMRI検査の画像データ、肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、膀胱、前立腺、子宮、卵巣などのエコー検査の動画データなどが記録される。その他、CT検査の画像データが記録されていてもよい。
勤怠データ記憶部12は、本システムを利用している会社ごとに従業員の勤怠の履歴を記憶している。勤怠データ記憶部12は、勤怠データ入力部12aから各従業員の勤怠データが入力される。勤怠データは、従業員コードに関連付けられて勤怠データ記憶部12に記憶される。勤怠データ入力部12aは、一例として、各会社の人事労務担当者端末、社内の勤怠管理システムとの通信インタフェースである。勤怠データは、勤怠データ入力部12aにおいて、勤怠データの電子ファイル(テキストファイルなど)を読み込んで、勤怠データ記憶部12に保存される。また、キーボードなどの入力装置で直接入力される。
具体的には、勤怠データ記憶部12は、各従業員の勤怠が格納された勤怠レコード12bが記録されている(図2(b)参照)。勤怠レコード12bは、従業員コードに関連付けられて、勤怠データが記録される。具体的に、時間データとして、総労働時間、総残業時間、深夜残業時間、休日出勤時間などの項目データが記録され、また、日数・回数データとして、出勤日数、外勤日数、出張日数、休出回数、夜勤回数などの項目データが記録される。さらに、出勤時刻、退勤時刻、有給消化率などの項目データが記録される。
ストレスチェックデータ記憶部13は、本システムを利用している会社ごとに従業員のストレスチェック結果の履歴を記憶している。ストレスチェックデータ記憶部13は、ストレスチェックデータ入力部13aから各従業員のストレスチェックデータが入力される。ストレスチェックデータは、従業員コードに関連付けられてストレスチェックデータ記憶部13に記憶される。ストレスチェックデータ入力部13aは、一例として、各会社の人事労務担当者端末または従業員端末である。ストレスチェックデータは、ストレスチェックデータ入力部13aにおいて、ストレスチェックデータの電子ファイル(テキストファイルなど)を読み込んで、ストレスチェックデータ記憶部13に保存してもよいし、キーボードなどの入力装置で入力してもよい。
具体的には、ストレスチェックデータ記憶部13は、各従業員のストレスチェック結果であるストレスチェックデータが格納されたストレスチェックレコード13bが記録されている(図2(c)参照)。ストレスチェックレコード13bは、従業員コードに関連付けられて、ストレスチェックデータが記録される。具体的に、総合判定、仕事の負荷判定、仕事の資源判定(作業レベル、部署、事業所)といったストレスチェックの結果データを記録している。
生活データ記憶部14は、本システムを利用している会社ごとに従業員の生活の履歴を記憶している。生活データ記憶部14は、生活データ入力部14aから各従業員の日常の生活データが入力される。生活データは、従業員コードに関連付けられて生活データ記憶部14に記憶される。生活データ入力部14aは、一例として、各会社の従業員端末または従業員個人が所有しているスマートフォン、スマートウォッチ、タブレット、ウェアラブルコンピュータといった携帯型情報処理端末である。また、ネットワークアクセス機能付き体重計、血圧計などのネットワークアクセス機能付き計測器である。生活データは、生活データ入力部14aにおいて、生活データの電子ファイル(テキストファイルなど)を読み込んで、生活データ記憶部14に保存される。また、キーボードなどで直接入力することもできるし、ネットワークを通じて入力することもできる。
具体的には、生活データ記憶部14は、各従業員の日常生活の履歴である生活データが格納された生活データレコード14bが記録されている(図2(d))。生活データレコード14bは、従業員コードに関連付けられて、生活データが記録される。具体的に、歩数、運動量、消費カロリーなどの活動データや、体重、体脂肪率、血圧などの身体データや、食事摂取時刻、食事摂取回数、摂取カロリーなどの食事データや、飲酒量、喫煙量などの習慣データを記録している。
運用管理部15は、従業員の健康を管理するための評価項目を管理する機能を有しており、各会社の人事労務担当者端末などで構成される設定入力部15aからの入力に従って評価項目を設定する(図1参照)。一例として、運用管理部15は、設定入力部15aからの入力に従って健診で行われる健診項目の中から従業員の健康状態を評価する健診評価項目を設定し保存する。また、設定入力部15aからの入力に従って勤怠項目の中から従業員の勤怠を評価する勤怠評価項目を設定し保存する。さらに、設定入力部15aからの入力に従ってストレスチェック項目の中から従業員のストレスを評価するストレスチェック評価項目を設定し保存する。さらに、設定入力部15aからの入力に従って生活項目の中から従業員の生活を評価する生活評価項目を設定し保存する。さらに、運用管理部15は、設定入力部15aからの入力に従って評価期間22e(1か月、3か月、6か月、1年など)を設定し保存する。また、各評価項目について、改善目標を達成したとき、従業員に対して付与される健康ポイントを設定し保存する。
目標管理部16は、各評価項目について、各評価項目について、各従業員が設定した目標項目を管理する機能を有しており、各従業員の従業員端末などで構成される目標入力部16aからの入力に従って改善目標を示す目標項目を設定し保存する(図1参照)。一例として、目標管理部16は、目標入力部16aからの入力に従って各健診評価項目における健康目標項目を設定し保存する。また、目標入力部16aからの入力に従って各勤怠項目における勤怠目標項目を設定し保存する。さらに、目標入力部16aからの入力に従って各ストレスチェック評価項目におけるストレスチェック目標項目を設定し保存する。さらに、目標入力部16aからの入力に従って各生活評価項目における生活目標項目を設定し保存する。
健康ポイント算出部17は、目標を達成した目標項目に対する健康ポイントを算出し、従業員に対して付与し保存し管理する(図1参照)。健康ポイント算出部17は、健康ポイントを算出するため、まず、各評価項目における現在値を算出する。
例えば、以下のように現在値を算出する。
・評価項目が日単位である場合、その日の終了時(例えば23時59分59秒)の値を現在値とする。例えば、1日の歩数、消費エネルギなどである。
・評価項目が月単位で集計するものである場合、各月の締め日で1か月分を合計し現在値とする。例えば、1か月間の累積の歩数を集計する場合である。
・評価項目が月単位で集計するものである場合、特定日(例えば最終日)の値を現在値とする。例えば、特定日の体重、血圧、血糖値などである。
・月単位で平均値を算出する場合、各月の締め日における合計値を日数で除して平均値を算出し、平均値を現在値とする。例えば、歩数平均値、体重平均値、BMIの平均値、消費エネルギの平均値、血圧の平均値、血糖値の平均値などである。
そして、健康ポイント算出部17は、評価期間開始時点の値>目標値の場合、登録指定日における計測値が目標値以下であれば、目標達成とする。また、評価期間開始時点の値<目標値の場合、登録指定日における計測値が目標値以上であれば、目標達成とする。例えば体重やBMIの達成、未達の判定使用に好ましい。
さらに、目標値としてある数値以上、ある数値以下の範囲を設定した場合、現在値が下限値以上であり上限値以下であるかを判定し、範囲内にあるとき、目標達成とする。
さらに、ストレスチェックの場合、現在値が目標値と同じもしくはそれより良い場合に目標達成とする。
そして、健康ポイント算出部17は、目標を達成した目標項目22bに対する健康ポイントを算出し、従業員に対して付与する。具体的に、健康ポイント算出部17は、運用管理部15はで管理されている目標を達成したときの健康ポイントを付与する。そして、付与された健康ポイントを、従業員コードに関連付けて管理保存する。
健康ポイント算出部17は、改善目標を達成したかどうかの判断処理、健康ポイントの付与処理および集計処理を定期的(例えば、1回/月、1回/週、1回/日)に行う。また、これらの処理を指定時刻に行う。さらに、人事労務担当者端末からの操作指示に従ってこれらの処理を行う。さらに、API(Application Programming Interface)を通じて操作指示を行う。
また、健康ポイント算出部17は、健診評価項目、勤怠評価項目、ストレスチェック評価項目、および、生活評価項目の複合的な集計における健康ポイントの割増の処理を行う。すなわち、健診評価項目、勤怠評価項目、ストレスチェック評価項目、生活評価項目のうちの1つまたは複数の評価項目(第1評価項目)と他の1つまたは複数の評価項目(第2評価項目)は相関がある。例えば、体調不良で体重やBMIが減少し、目標値を達成することがあっても、それは、従業員の健康が向上することによって達成されたものではない。健康な状態で体重やBMIが減少し目標値を達成する場合は、食事におけるカロリー制御や運動行っていることも多い。さらに、残業時間が減るときには、ストレスが減少することもある。そこで、健康ポイント算出部17は、互いに関連のある複数の評価項目のデータがともに向上したときには、健康ポイントを割増する処理を行う。このような割増処理が実行される評価項目の組み合わせは、健康ポイント算出部17がアクセスする管理テーブルにおいて管理されている。割増ポイントの付与方法としては、目標を達成した第1評価項目に対する健康ポイントと、目標を達成した第2評価項目に対する健康ポイントと、上記管理テーブルで管理されている追加健康ポイントとを合計して割増健康ポイントを付与する。また、目標を達成した第1評価項目に対する健康ポイントと、目標を達成した第2評価項目に対する健康ポイントとを合計した合計健康ポイントを所定倍(1.1倍、1.2倍、1.5倍、2倍、3倍など)して割増健康ポイントを付与する。
還元部18は、健康ポイントを他の価値ポイントに還元する。一例として、還元部18は、健康ポイントを、所定の還元率(1ポイント=1円、1ポイント=10円など)で、金銭価値に変換する。また、一例として、還元部18は、従業員端末からの操作に応じて、健康ポイントを、所定の還元率で、社食での飲食、自社製品の購入などに使用できる社内ポイントに還元する。このような、還元率は、人事労務担当者が人事労務担当者端末を通じて設定する。そして、還元部18は、従業員端末からの操作に応じて、従業者が希望する健康ポイント分だけ還元する還元処理を行う。また、還元部18は、定期的(決算時、四半期ごとなど)に付与されているすべて、または、一部(一定量または一定率など)の健康ポイントを還元する。
次に、以上のように構成されたヘルスケア支援システムの作用について説明する。
図3は、人事労務担当者が設定入力部15aで従業員の健康を管理するための評価項目を設定するための評価項目設定画面を示す。評価項目設定画面は、評価項目を選択するための項目一覧部21を備えている。項目一覧部21は、各健診項目22、各勤怠項目22、各生活項目22が表示されるとともに、各項目22を+で示された展開ボタン22aを押して展開すると、各項目22の詳細な目標項目22bが表示される。図3の例では、健診項目22の1つである「BMI」について目標項目22bが展開されている。また、各項目22には、チェックボックス22cが対応付けられており、各項目22は、チェックボックス22cにチェックが入れられたとき、評価項目27となる。各目標項目22bには、改善目標を達成した従業員に対して付与される健康ポイント22dが設定される。
設定入力部15aからは、展開ボタン22aの操作、チェックボックス22cへの入力、健康ポイント22dの入力、評価期間22eの入力などを行うことができる。運用管理部15は、設定入力部15aからの入力内容で、自身の会社における評価項目、および、健康ポイントをデータベースに設定する。かくして、各会社の人事労務担当者は、設定入力部15aから自身の会社や自身の会社の部署などの事情に応じた評価項目27を設定することができる。運用管理部15は、各従業員の従業員端末に対して、各評価項目について目標項目22bを入力するように電子メールなどを送信する。
図4は、目標入力部16aで、各評価項目27について従業員が目標項目22bを設定するための目標項目設定画面を示す。目標項目設定画面は、目標項目22bを選択するための項目一覧部26を備えている。項目一覧部26は、各健診評価項目27、各勤怠評価項目27、各生活評価項目27が表示されるとともに、各評価項目27を+で示された展開ボタン22aを押して展開すると、各評価項目27の詳細な目標項目22bが表示される。図4の例では、健診評価項目27の1つである「BMI」について目標項目22bが展開されている。また、各目標項目22bには、チェックボックス27aが対応付けられており、各目標項目22bは、チェックボックス27aにチェックが入れられたとき、自身の改善目標としてデータベースに設定される。各目標項目22bには、現在値28および目標値29が表示されるとともに、目標を達成したときに付与される健康ポイント22dが表示される。目標入力部16aは、目標を入力期間内に入力しない従業員の従業員端末に対して、目標項目22bを入力するように督促の電子メールなどを送信する。
従業員が例えば、健診評価項目27の1つである「BMI」について、目標設定時に既にA評価を受けている場合、目標入力部16aの設定目標項目22bに表示されない(選択できない)ようにする。また、従業員が「BMI」について目標設定時に既にC評価である場合、目標値にC評価以下を設定できないようにする。例えば、設定目標は、プルダウンで選択することができ、また、キーボードなどで直接数値を入力することができる。
図5は、各会社の人事労務担当者端末などで閲覧可能な健康ポイント目標管理画面を示す。健康ポイント目標管理画面は、従業員ごとに、当該従業員が選択した目標項目22bが一覧表示される一覧項目部31を有する。一覧項目部31においては、さらに従業員の所属する部門33、各従業員の設定状態(実施中、指示待ちであるかなど)34、各評価項目27における初期値35、各評価項目27における目標値29、各評価項目27における現在値28、各評価項目27における達成状況37、および、各評価項目27に付与された健康ポイント22dが表示される。
例えば、「特許太郎」は、健診評価項目27である「BMI」について、目標項目22bを「D判定からB判定以上(A,B)に改善」に設定している。初期値35は「D」、目標値29は「B」に設定されているが、現在未実施であるため、達成状況37および健康ポイント22dは「−」となっている。健診評価項目27である「HLDコレステロール」は、目標項目22bとして、「B判定からA判定に改善」を設定している。「HLDコレステロール」の初期値35は、「B」であり、目標値29は、「A」であり、現在値28は、「A」である。したがって、達成状況37は、「達成」であり、健康ポイント22dには「10」が表示されている。生活評価項目27である「歩数(月合計)」は、目標項目22bとして、「240,000歩以上」を設定している。目標値29は、「240,000歩」であり、現在値28は、「253,984歩」である。したがって、当該月は目標達成している。達成状況37は、「達成回数/経過期間(回数)」で表示され、ここでは、「2/4」となっている。そして、健康ポイント22dは、1回達成で30ポイントを付与するように設定されており、ここでは2回達成しており、「60ポイント」が付与されている。
人事労務担当者は、健康ポイント目標管理画面を確認して、従業員へ目標設定を指示し、その実施状況を管理することができる。そして、人事労務担当者は、人事労務担当者端末から従業員の従業員端末に対して、従業員へ目標設定を促す指示や実施を促す電子メールなどを送信することができる。
図6は、従業員端末などで閲覧可能な各従業員が目標の達成状況を確認するための目標達成状況確認画面を示す。目標達成状況確認画面は、従業員の目標項目22bが一覧表示される一覧項目部32を有する。一覧項目部32においては、当該従業員が選択した各評価項目27における初期値35、各評価項目27における目標値29、各評価項目27における現在値28、各評価項目27における達成状況37、各評価項目27に付与された健康ポイント22dが表示される。従業員は、自分の目標の達成状況37や健康ポイント22dを従業員端末で確認することができる。
各従業員に付与された健康ポイント22dは、従業員端末からの操作に応じて他のポイントに還元される。一例として、健康ポイント22dは、既定の還元率で金銭価値に変換される。したがって、健康ポイント22dは、その従業員に対して、賞与や給与の一部として支給される。従業員は、付与された健康ポイントに誤りを発見したとき、当該画面から従業員端末から順次労務担当者端末に対して修正依頼を送信することができる。
次に、健診結果データの集計について、「血圧」を例に説明する。従業員は、目標管理部16において、血圧の健康診断判定(A、B、C、D、E)について、目標値(B以上、C以上など)を設定する。健診結果を受け取ったとき、従業員は、健診結果データ入力部11aから健診結果データを従業員コードに関連付けて健診結果データ記憶部11に保存する。健康ポイント算出部17は、健診結果データの血圧について、健康診断判定が目標値を達成しているかどうかを判定し、目標値を超えているとき、健康ポイントを月毎に付与する。
次に、勤怠データの集計について説明する。勤怠データに関する健康ポイントは、規則正しい生活を送ることに対して付与する。勤怠データ記憶部12には、1ヶ月間の遅刻や早退や欠勤が、APIを介して勤怠データ記憶部12に従業員コードに関連付けて保存される。健康ポイント算出部17は、月末に、1か月間の遅刻や早退や欠勤がなければ、会社で定めた健康ポイントを付与する。また、勤怠データに関する健康ポイントは、生活を充実させることに対して付与する。勤怠データ記憶部12には、1ヶ月間の残業時間、および有給休暇年間累積取得日数が、APIを介して勤怠データ記憶部12に従業員コードに関連付けて保存される。健康ポイント算出部17は、月末に、1ヶ月間の残業時間が一定の値以下や、年間付与日数に対する休暇消化率が「休暇付与開始月からの累積月数÷12」を上回っていれば、会社で定めた健康ポイントを付与する。
次に、ストレスチェックデータの集計について説明する。従業員は、目標管理部16において、ストレスチェック判定(A、B、C、D、E)について、目標値(B以上、C以上など)を設定する。ストレスチェックを受験したとき、従業員は、ストレスチェックデータ入力部13aからストレスチェックデータを従業員コードに関連付けてストレスチェックデータ記憶部13に保存する。健康ポイント算出部17は、ストレスチェックデータについて、ストレスチェック判定が目標値を達成しているかどうかを判定し、目標値を超えているとき、健康ポイントを月毎に付与する。
次に、生活データの集計について、「歩数」を例に説明する。従業員は、目標管理部16において、1か月間の1日の歩数(平均値)について、目標値を設定する。そして、従業員は、1日に歩いた歩数を、生活データ入力部14aとしての携帯型情報処理端末で自動的に取得された歩数を、APIを介して生活データ記憶部14に従業員コードに関連付けて保存する。健康ポイント算出部17は、月末に、1か月間の歩数合計を日数で除して平均値を求め、その平均値が改善目標の値を超えているかどうかを判定する。そして、改善目標値を超えていれば、健康ポイントを月毎に付与する。
次に、生活データの集計について、「体重」を例に説明する。従業員は、目標管理部16において、1か月間の体重(平均値)について、目標値を設定する。このとき、目標設定時の体重を現在値として登録する。従業員は、1日1回以上、ネットワークアクセス機能を持つ体重計とAPIを介して、体重を生活データ記憶部14に従業員コードに関連付けて保存する。健康ポイント算出部17は、月末に、1か月間の体重の平均値を求め、その平均値が改善目標を達成しているかどうかを判定する。そして、改善目標を達成していれば、健康ポイントを月毎に付与する。
次に、健診評価項目、勤怠評価項目、ストレスチェック評価項目、生活評価項目の複合的な集計における健康ポイントの追加や割増について説明する。例えば、病気により体重が減った場合にも目標値が達成されると、健康ポイントが付与される。しかし、これは病気による体重減少であって、健康増進によるものではない。そこで、例えば、体重やBMIの目標値達成に加え、生活項目の歩数についても目標値を達成したときには、健康が増進したとして、追加健康ポイント加算し、割増健康ポイントを付与する。このように、体重を減らすために努力をしたことを含めて評価することにより、従業員の健康改善への取り組みを促すことができる。また、生活項目の睡眠時間と勤怠項目の残業時間が目標を達成し、ストレスチェック項目の目標を達した場合には、各項目の目標達成に伴う合計健康ポイントを所定倍(たとえば1.2倍)し、割増健康ポイントを付与する。なお、ストレスチェック項目の目標達成に加え、勤怠項目で3ヶ月連続で無遅刻、無欠勤、無早退といった場合にも、各項目の目標達成に伴う健康ポイントを所定倍し、割増健康ポイントを付与する。
上記ヘルスケア支援システムによれば、以下に列挙する効果を得ることができる。
(1)人事労務担当者などは、健診項目の中から、社員の健診結果傾向に応じて、健康ポイントの算出期間において重点的に改善したい健診評価項目を選択し、設定することができる。
(2)従業員は、健診評価項目について、自分に合わせた健康改善目標を設定することができる。
(3)人事労務担当者などは、従業員が健康改善目標を達成した従業員に対して健康ポイントを付与することで、従業員に対して、運動や食事コントロールなどヘルスケアに対するモチベーションを与えることができる。
(4)人事労務担当者などは、加えて、勤怠項目の中から、社員の勤怠の傾向に応じて、健康ポイントの算出期間において重点的に改善したい勤怠評価項目を設定することができる。
(5)従業員は、勤怠評価項目について、自分に合わせた勤怠改善目標を設定することができる。
(6)人事労務担当者などは、従業員が勤怠改善目標を達成した従業員に対して健康ポイントを付与することで、従業員に対して、勤怠に関連付けてヘルスケアに対するモチベーションを与えることができる。
(7)人事労務担当者などは、ストレスチェック項目の中から、社員のストレスチェック結果の傾向に応じて、健康ポイントの算出期間において重点的に改善したいストレスチェック評価項目を設定することができる。
(8)従業員は、ストレスチェック評価項目について、自分に合わせたストレス改善目標を設定することができる。
(9)人事労務担当者などは、従業員がストレス改善目標を達成した従業員に対して健康ポイントを付与することで、従業員に対して、業務の中でのストレスチェックを通じてヘルスケアに対するモチベーションを与えることができる。
(10)人事労務担当者などは、生活項目の中から、社員の日常生活の傾向に応じて、健康ポイントの算出期間において重点的に改善したい生活評価項目を設定することができる。
(11)健診評価項目、勤怠評価項目、ストレスチェック評価項目、生活評価項目の複合的な集計によって得られる健康ポイントに対して割増処理を行うことができる。これにより、従業員の健康改善への取り組みを促すことができる。
(12)従業員は、生活評価項目について、自分に合わせた生活改善目標を設定することができる。
(13)人事労務担当者などは、従業員が生活改善目標を達成した従業員に対して健康ポイントを付与することで、従業員に対して、日常生活の中でヘルスケアに対するモチベーションを与えることができる。
(14)従業員は、健診結果に加えて、勤怠、ストレスチェック、および、日常生活に対して改善目標を設定することができる。したがって、従業員のヘルスケアに対するモチベーションを相乗的に高めることができる。結果として、社会保障費を抑制できる。
なお、上記ヘルスケア支援システムは、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・健康ポイントは、改善目標を達成したときに付与するのではなく、改善目標の達成度合いに応じて付与するようにしてもよい。例えば、改善目標の80%を達成しているときは、達成したときの健康ポイントの80%を付与するようにしてもよい。
・健康ポイントを、改善目標の達成度合いに応じて付与する場合においても、改善目標の達成度合いに応じて、割増健康ポイントを付与するようにしてもよい。例えば、第1評価項目および第2評価項目の目標値を達成している場合は、合計健康ポイントに対して、10ポイント付与、80%達成しているときには80ポイント付与というように、達成度合いに応じて合計健康ポイントに所定ポイントを加算するようにしてもよい。また、第1評価項目、第2評価項目の目標値を達成している場合は、合計健康ポイントを2倍し、80%達成しているときは1.8倍するというように、達成度合いに応じて合計健康ポイントを所定倍する処理を行うようにしてもよい。
・生活項目は、健康ポイントを付与する対象から外してもよい。
・ストレスチェック項目も、健康ポイントを付与する対象から外してもよい。
・勤怠項目も、健康ポイントを付与する対象から外すようにしてもよい。
・健康ポイントを付与する対象として、勤怠項目、ストレスチェック項目、生活項目以外の項目が存在していてもよい。
10…ヘルスケア支援システム、11…健診結果データ記憶部、11a…健診結果データ入力部、11b…健診結果レコード、12…勤怠データ記憶部、12a…勤怠データ入力部、12b…勤怠レコード、13…ストレスチェックデータ記憶部、13a…ストレスチェックデータ入力部、13b…ストレスチェックレコード、14…生活データ記憶部、14a…生活データ入力部、14b…生活データレコード、15…運用管理部、15a…設定入力部、16…目標管理部、16a…目標入力部、17…健康ポイント算出部、18…還元部、19…出力部、21…項目一覧部、22…項目、22a…展開ボタン、22b…目標項目、22c…チェックボックス、22d…健康ポイント、22e…評価期間、26…項目一覧部、27…評価項目、27a…チェックボックス、28…現在値、29…目標値、31…一覧項目部、32…一覧項目部、33…部門、34…設定状態、35…初期値、37…達成状況。

Claims (6)

  1. 従業員ごとの健診結果データであって、前記従業員の健康に関する健診項目ごとの結果である前記健診結果データを記憶する健診結果データ記憶部と、
    前記従業員の健康状態を評価するために前記健診項目の中から選ばれた項目である健診評価項目を管理する運用管理部と、
    前記健診評価項目に関して前記従業員ごとの健康改善目標を管理する目標管理部と、
    評価期間において、前記従業員ごとに、前記健診評価項目の前記健診結果データについて、当該健診評価項目の健康改善目標に対する達成度合いを算出し、算出された達成度合いを用いて健康ポイントを算出する健康ポイント算出部と、
    を備えるヘルスケア支援システム。
  2. 前記従業員ごとの勤怠データであって、前記従業員の勤怠に関する勤怠項目ごとのデータである勤怠データを記憶する勤怠データ記憶部をさらに備え、
    前記運用管理部は、前記従業員の勤怠を評価するために前記勤怠項目の中から選ばれた項目である勤怠評価項目を管理し、
    前記目標管理部は、前記勤怠評価項目に関して前記従業員ごとの勤怠改善目標を管理し、
    前記健康ポイント算出部は、前記評価期間において、前記従業員ごとに、前記勤怠評価項目の前記勤怠データについて、当該勤怠評価項目の勤怠改善目標に対する達成度合いを算出し、算出された達成度合いを用いて健康ポイントを算出する
    請求項1に記載のヘルスケア支援システム。
  3. 前記従業員ごとのストレスチェックデータであって、前記従業員のストレスに関するストレスチェック項目ごとのデータである前記ストレスチェックデータを記憶するストレスチェックデータ記憶部をさらに備え、
    前記運用管理部は、前記従業員のストレスを評価するために前記ストレスチェック項目の中から選ばれた項目であるストレスチェック評価項目を管理し、
    前記目標管理部は、前記ストレスチェック評価項目に関して前記従業員ごとのストレス改善目標を管理し、
    前記健康ポイント算出部は、前記評価期間において、前記従業員ごとに、前記ストレスチェック評価項目の前記ストレスチェックデータについて、当該ストレスチェック評価項目のストレス改善目標に対する達成度合いを算出し、算出された達成度合いを用いて健康ポイントを算出する
    請求項1または2に記載のヘルスケア支援システム。
  4. 前記従業員ごとの生活データであって、前記従業員の生活に関する生活項目ごとのデータである生活データを記憶する生活データ記憶部をさらに備え、
    前記運用管理部は、前記従業員の生活を評価するために前記生活項目の中から選ばれた項目である生活評価項目を管理し、
    前記目標管理部は、前記生活評価項目に関して前記従業員ごとの生活改善目標を管理し、
    前記健康ポイント算出部は、前記評価期間において、前記従業員ごとに、前記生活評価項目の前記生活データについて当該生活評価項目の生活改善目標に対する達成度合いを算出し、算出された達成度合いを用いて健康ポイントを算出する
    請求項1ないし3のうち何れか1項に記載のヘルスケア支援システム。
  5. 前記健康ポイント算出部は、
    前記健診評価項目、
    前記従業員の勤怠を評価するために勤怠項目の中から選ばれた項目である勤怠評価項目、
    前記従業員のストレスを評価するためにストレスチェック項目の中から選ばれた項目であるストレスチェック評価項目、
    前記従業員の生活を評価するために生活項目の中から選ばれた項目である生活評価項目
    の中から選ばれる第1評価項目、および、残りの評価項目から選ばれる第2評価項目の両方の評価項目についての改善目標の達成度合いに応じて、割増健康ポイントを付与する
    請求項1に記載のヘルスケア支援システム。
  6. ヘルスケア支援システムを、
    従業員ごとの健診結果データであって、前記従業員の健康に関する健診項目ごとのデータである前記健診結果データを記憶する健診結果データ記憶部、
    前記従業員の健康状態を評価するために前記健診項目の中から選ばれた項目である健診評価項目を管理する運用管理部、
    前記健診評価項目に関して前記従業員ごとの健康改善目標を管理する目標管理部、および、
    評価期間において、前記従業員ごとに、前記健診評価項目の前記健診結果データについて、当該健診評価項目の健康改善目標に対する達成度合いを算出し、算出された達成度合いを用いて健康ポイントを算出する健康ポイント算出部、として機能させる
    ヘルスケア支援プログラム。
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