JP2021068314A - 提供支援システム及び提供支援方法、経路案内システム及び経路案内方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】購入された食券に基づいて注文品を提供する店舗において、注文品を間違いなく、かつ、効率よく提供するための提供支援システム及び提供支援方法、経路案内システム及び経路案内方法を提供する。【解決手段】提供支援システムS1は、食券販売機20からの食券購入により注文された注文品の提供を支援する。サーバ10の注文情報取得手段は、食券販売機にて食券が購入されると、購入された食券が示す注文品情報を含む注文情報を取得する。距離測定装置1は、測定空間において測定対象者までの距離を測定する。サーバは、距離測定装置が測定した距離データに基づいて、測定対象者の測定空間における所在位置を追跡して追跡情報を生成し、取得した注文情報と、食券販売機から食券を購入する注文客を測定対象者として生成した追跡情報とを紐付ける。厨房内端末30は、紐付手段が紐付けた注文情報と追跡情報とを対応付けて表示部に表示する。【選択図】図1
Description
本発明は、飲食店等の店舗における注文品の提供支援システム等に関し、特に食券を販売し、購入された食券に基づいて注文品を提供する店舗における注文品の提供支援システム及び提供支援方法に関するものである。
また、本発明は、測定空間における経路案内システム等に関し、特に空港等の測定空間において距離測定装置を用いて行う経路案内システム及び経路案内方法に関するものである。
また、本発明は、測定空間における経路案内システム等に関し、特に空港等の測定空間において距離測定装置を用いて行う経路案内システム及び経路案内方法に関するものである。
各種飲食店において食券を用いてオーダーを受け付ける場合、食券には注文料理名が印字されており、客が食券販売機で購入した食券を店員に提示、提出すると、店員が食券の料理名印字部を切り取り(もぎり)、切り取った食券に客の席を特定する席番号を記入し、又は、切り取った食券と席番札とをセットにして厨房内に伝え、調理が開始される。そして、調理が完了すると、切り取った食券に記入された席番又はセットにした席番札に基づいて、席番に対応する席に調理済み料理を配膳するようになっている。
これに対し、例えば、特許文献1に提案されているオーダーエントリーシステムは、券売機と、厨房に設置されたキッチンプリンタと、回線を介して券売機及びキッチンプリンタと通信可能なコントローラとを備えている。客が券売機で食券を購入すると、その食券の情報がコントローラを介してキッチンプリンタのディスプレイに表示される。そのため、厨房では、券売機で食券が購入されると即座に調理を開始可能に構成されている。
こうした食券方式が採用されることにより、口頭での注文における聞き間違い等による誤りやトラブルの防止ができる。さらに、食券販売機を設けて、注文客自身の操作で注文し、支払を行えば、会計における人員負担も軽減する。結果として飲食店の経営が効率化される。
また、空港等の施設にいる際に、ユーザが自己の位置を把握する方法として、例えば、施設に設置されている地図看板により情報を得る方法がある。
一方で、食券販売が機械により自動化されたことにより、店員が注文品を「お伺い」することが無くなったにもかかわらず、一旦は店員が食券を取りに行って、切り取った食券に席番を記入する等の作業があり、依然として手間がかかっているという問題がある。また、配膳する店員は、切り取った食券に記入した席番号等に基づいて配膳するが、食券を店員に渡した後に、注文客が席を移動してしまうと、配膳時に注文客を探すことが困難になってしまうという問題があった。さらに、切り取った食券に席番を誤記載してしまったり、席番札を間違えてセットにしてしまうと、注文客を誤って配膳してしまうという問題もある。
本発明は、このような問題等に鑑みて、購入された食券に基づいて注文品を提供する店舗において、注文品を間違いなく、かつ、効率よく提供するための提供支援システム及び提供支援方法を実現することにある。
また、空港等の施設において地図看板があるとしても、ユーザは自己の現在位置を瞬時に把握することができない。特に広い施設である場合には、自己の現在の位置を把握するために時間がかかる。
本発明は、このような問題等に鑑みて、測定空間における物体の三次元距離を測定可能な距離測定装置を用いた経路案内システム及び経路案内方法を実現することにある。
本発明の提供支援システムは、食券販売機からの食券購入により注文された注文品の提供を支援する提供支援システムであって、前記食券販売機にて食券が購入されると、購入された食券が示す注文品情報を含む注文情報を取得する注文情報取得手段と、測定空間において測定対象者までの距離を測定する距離測定装置と、前記距離測定装置が測定した距離データに基づいて、前記測定対象者の測定空間における所在位置を追跡して追跡情報を生成する追跡情報生成手段と、前記注文情報取得手段が取得した前記注文情報と、前記食券販売機から食券を購入する注文客を前記測定対象者として前記追跡情報生成手段が生成した追跡情報とを紐付ける紐付手段と、前記紐付手段が紐付けた前記注文情報と前記追跡情報とを対応付けて表示する表示手段と、を有すること特徴とする。
前記紐付手段は、前記注文情報取得手段が前記注文情報を取得した際に、前記食券販売機付近にいる注文客を前記測定対象者として生成した前記追跡情報を、前記注文情報と対応付けるよう構成してもよい。
前記測定対象者が前記測定空間における所定位置に第一の所定時間以上滞在したか否かを前記追跡情報に基づいて判定する判定手段を有し、前記判定手段による判定の結果、所定位置に第一の所定時間以上滞在した場合、前記紐付手段は、当該追跡情報に紐付けられた前記注文情報と、当該所定位置を示す所定滞在位置情報を紐付け、前記表示手段は、前記紐付手段が紐付けた前記注文情報と前記所定滞在位置情報とを対応付けて表示するよう構成してもよい。
前記判定手段は、前記測定対象者が前記所定滞在位置情報が示す所定位置から第二の所定時間以上離れたか否かを前記追跡情報に基づいて判定し、前記判定手段による判定の結果、前記所定滞在位置情報が示す所定位置から第二の所定時間以上離れた場合、前記紐付手段は、前記所定滞在位置情報に移動中である旨を示す情報を紐付け、前記表示手段は、前記所定滞在位置情報に移動中である旨を示す情報を対応付けて表示するよう構成してもよい。
前記注文情報が示す注文品の配膳が完了した旨を示す配膳完了情報を受け付ける配膳完了情報受付手段を有し、前記配膳完了情報受付手段が前記配膳完了情報を受け付けると、前記紐付手段は、当該配膳完了情報に係る前記注文情報に、前記配膳完了情報を紐付け、前記表示手段は、前記紐付手段が紐付けた前記注文情報と前記配膳完了情報を対応づけて表示するよう構成してもよい。
本発明の提供支援方法は、食券販売機からの食券購入により注文された注文品の提供を支援する提供支援方法であって、前記食券販売機にて食券が購入されると、購入された食券が示す注文品情報を含む注文情報を取得する注文情報取得工程と、測定空間において測定対象者までの距離を測定する距離測定装置が測定した距離データに基づいて、前記測定対象者の測定空間における所在位置を追跡して追跡情報を生成する追跡情報生成工程と、を有し、前記注文情報取得工程にて取得した前記注文情報と、前記食券販売機から食券を購入する注文客を前記測定対象者として前記追跡情報生成工程にて生成した追跡情報とを紐付ける紐付工程と、前記紐付工程にて紐付けた前記注文情報と前記追跡情報とを対応付けて表示する表示工程と、を有すること特徴とする。
前記紐付工程は、前記注文情報取得工程にて前記注文情報を取得した際に、前記食券販売機付近にいる注文客を前記測定対象者として生成した前記追跡情報を、前記注文情報と対応付けるよう構成してもよい。
前記測定対象者が前記測定空間における所定位置に第一の所定時間以上滞在したか否かを前記追跡情報に基づいて判定する判定工程を有し、前記判定工程にて所定位置に第一の所定時間以上滞在したと判定した場合、前記紐付工程にて、当該追跡情報に紐付けられた前記注文情報と、当該所定位置を示す所定滞在位置情報を紐付け、前記表示工程にて、前記紐付工程にて紐付けた前記注文情報と前記所定滞在位置情報とを対応付けて表示するよう構成してもよい。
前記判定工程にて、前記測定対象者が前記所定滞在位置情報が示す所定位置から第二の所定時間以上離れたか否かを前記追跡情報に基づいて判定し、前記判定工程にて、前記所定滞在位置情報が示す所定位置から第二の所定時間以上離れたと判定した場合、前記紐付工程にて、前記所定滞在位置情報に移動中である旨を示す情報を紐付け、前記表示工程にて、前記所定滞在位置情報に移動中である旨を示す情報を対応付けて表示するよう構成してもよい。
前記注文情報が示す注文品の配膳が完了した旨を示す配膳完了情報を受け付ける配膳完了情報受付工程を有し、前記配膳完了情報受付工程にて、前記配膳完了情報を受け付けると、前記紐付工程にて、当該配膳完了情報に係る前記注文情報に、前記配膳完了情報を紐付け、前記表示工程にて、前記紐付工程が紐付けた前記注文情報と前記配膳完了情報を対応づけて表示することを特徴とする。
本発明の経路案内システムは、測定空間における測定対象者までの距離を測定する距離測定装置と、前記距離測定装置が測定した距離データに基づいて、前記測定対象者の測定空間における所在位置を追跡して追跡情報を生成する追跡情報生成手段と、前記測定空間の地図情報を記憶する記憶手段から地図情報を読み出し、所定エリアを通過した通過者を測定対象者として前記追跡情報生成手段が各前記測定対象者についてそれぞれ生成した前記追跡情報を、前記地図情報が示す地図上に重ね合わせて所在位置地図情報を生成する所在位置地図情報生成手段と、前記所在位置地図情報生成手段が生成した所在位置地図情報を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された所在位置地図情報に含まれる前記追跡情報のうち、一の測定対象者の追跡情報の指定を受け付ける追跡情報指定手段と、を有し、前記表示手段は、前記所在位置地図情報において、前記追跡情報指定手段が受け付けた追跡情報を他の追跡情報と区別して表示することを特徴とする。
前記表示手段に表示された前記所在位置地図情報において、一の目的地を示す目的地情報の指定を受け付ける目的地情報指定手段と、前記追跡情報指定手段が受け付けた追跡情報と、前記目的地情報指定手段が受け付けた目的地情報と、前記所在位置地図情報に含まれる地図情報とに基づいて、前記追跡情報が示す位置から前記目的地情報が示す目的地までの推奨経路を示す推奨経路情報を生成する推奨経路情報生成手段と、前記表示手段は、前記所在位置地図情報において、前記推奨経路情報生成手段にて生成された前記推奨経路情報を表示するよう構成してもよい。
本発明の経路案内方法は、測定空間における測定対象者までの距離を測定する距離測定装置を用いた経路案内方法において、前記距離測定装置が測定した距離データに基づいて、前記測定対象者の測定空間における所在位置を追跡して追跡情報を生成する追跡情報生成工程と、前記測定空間の地図情報を記憶する記憶手段から地図情報を読み出し、所定エリアを通過した通過者を測定対象者として前記追跡情報生成工程にて各前記測定対象者についてそれぞれ生成した前記追跡情報を、前記地図情報が示す地図上に重ね合わせて所在位置地図情報を生成する所在位置地図情報生成工程と、前記所在位置地図情報生成工程にて生成した所在位置地図情報を表示手段に表示する工程と、
前記表示手段に表示された所在位置地図情報に含まれる前記追跡情報のうち、一の測定対象者の追跡情報の指定を受け付ける追跡情報指定工程と、を有し、前記表示手段に表示された前記所在位置地図情報において、前記追跡情報指定工程にて受け付けた追跡情報を他の追跡情報と区別して表示する工程と、を有することを特徴とする。
前記表示手段に表示された所在位置地図情報に含まれる前記追跡情報のうち、一の測定対象者の追跡情報の指定を受け付ける追跡情報指定工程と、を有し、前記表示手段に表示された前記所在位置地図情報において、前記追跡情報指定工程にて受け付けた追跡情報を他の追跡情報と区別して表示する工程と、を有することを特徴とする。
前記表示手段に表示された前記所在位置地図情報において、一の目的地を示す目的地情報の指定を受け付ける目的地情報指定工程と、前記追跡情報指定工程にて受け付けた追跡情報と、前記目的地情報指定工程にて受け付けた目的地情報と、前記所在位置地図情報に含まれる地図情報とに基づいて、前記追跡情報が示す位置から前記目的地情報が示す目的地までの推奨経路を示す推奨経路情報を生成する推奨経路情報生成工程と、前記表示手段に表示された前記所在位置地図情報において、前記推奨経路情報生成工程にて生成された前記推奨経路情報を表示する工程と、を有するよう構成してもよい。
本発明によれば、購入された食券に基づいて注文品を提供する店舗において、注文品を間違いなく、かつ、効率よく提供するための提供支援システム及び提供支援方法を実現することができる。
本発明によれば、ユーザは、空港等の測定空間における自己の現在の位置を、空港等の測定空間の地図上で容易に把握することができる。
本発明によれば、ユーザは、空港等の測定空間における自己の現在の位置を、空港等の測定空間の地図上で容易に把握することができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その効果を奏する限りにおいて種々変形(各実施形態を組み合わせる等)して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付して表している。図面は模式的なものであり、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。また、以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするために、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
<<提供支援システムS1>>
図1は、提供支援システムS1の構成例を示す説明図である。図2は、サーバ10の構成を概略的に示すブロック図である。なお、ここでは食券方式の各種飲食店における使用例を説明する。
厨房内端末30は、表示モニタ等により構成される表示手段を含んで構成される。例えば、タブレット端末、スマートフォン、表示モニタを有するコンピュータ等を適用することができる。
厨房内端末30及び食券販売機20は、有線接続又は無線接続にてネットワークを介してサーバ10と情報の授受が可能に接続されている。
図1は、提供支援システムS1の構成例を示す説明図である。図2は、サーバ10の構成を概略的に示すブロック図である。なお、ここでは食券方式の各種飲食店における使用例を説明する。
厨房内端末30は、表示モニタ等により構成される表示手段を含んで構成される。例えば、タブレット端末、スマートフォン、表示モニタを有するコンピュータ等を適用することができる。
厨房内端末30及び食券販売機20は、有線接続又は無線接続にてネットワークを介してサーバ10と情報の授受が可能に接続されている。
TOFカメラ1は、測定対象者の距離を測定する距離測定装置の一例である。ここでは、TOFカメラ1を6台備え、それぞれがPoE(Power over Ethernet)給電スイッチングハブ2を介して有線接続又は無線接続にてネットワークに接続され、さらにネットワークを介してサーバ10と情報の授受が可能に接続されている。これら装置の通信方式は、例えば、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、電力線通信、近距離無線通信(例えばBluetooth(登録商標)通信)、携帯電話用の通信等の通信方式を含んでよい。また、各TOFカメラ1はPoE給電スイッチングハブ2から電源供給されているが、他の方式によって電源供給されてもよい。
食券販売機20からの食券購入により注文された注文品の提供を支援する提供支援システムS1は、食券販売機20にて食券が購入されると、購入された食券が示す注文品情報を含む注文情報を取得する注文情報取得手段1011、店舗内等の測定空間において測定対象者までの距離を測定する距離測定装置の一例であるTOFカメラ1と、TOFカメラ1が測定した距離データに基づいて、測定対象者の測定空間における所在位置を追跡して追跡情報を生成する追跡情報生成手段1012と、注文情報取得手段1011が取得した注文情報と、食券販売機2から食券を購入する注文客を測定対象者として追跡情報生成手段1012が生成した追跡情報とを紐付ける紐付手段1013と、紐付手段1013が紐付けた注文情報と追跡情報とを対応付けて表示する表示手段と、を有する。
<サーバ10>
サーバ10は、主に、TOFカメラ1からの距離データに基づいて追跡情報を生成し、食券販売機20にて購入された食券が示す注文品情報を含む注文情報を受信(取得)して、注文情報と食券を購入した注文客の追跡情報と紐付ける等の処理を行う装置である。例えば、飲食店の厨房等のバックヤードに設置されている。
演算機能を有するCPU、作業用RAM、各種データ及びプログラムを記憶するROM等から構成された制御部101、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置等を備える記憶部102、モニタ等の表示画面を備える表示部103、店舗内の店員又はシステムを運営する者等からの指示を受け付け当該指示に応じた指示信号を制御部101に対して与える入力部(例えば、キーボード、マウス、操作パネル(タッチパネルを含む)等)104、各種ネットワーク(LAN(Local Area Network)を含む)を介して厨房内端末30、食券販売機20、TOFカメラ1などと通信を行なうための通信部105を備えて構成されている。各構成部材はバスを介して相互に接続されている。
サーバ10は、主に、TOFカメラ1からの距離データに基づいて追跡情報を生成し、食券販売機20にて購入された食券が示す注文品情報を含む注文情報を受信(取得)して、注文情報と食券を購入した注文客の追跡情報と紐付ける等の処理を行う装置である。例えば、飲食店の厨房等のバックヤードに設置されている。
演算機能を有するCPU、作業用RAM、各種データ及びプログラムを記憶するROM等から構成された制御部101、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置等を備える記憶部102、モニタ等の表示画面を備える表示部103、店舗内の店員又はシステムを運営する者等からの指示を受け付け当該指示に応じた指示信号を制御部101に対して与える入力部(例えば、キーボード、マウス、操作パネル(タッチパネルを含む)等)104、各種ネットワーク(LAN(Local Area Network)を含む)を介して厨房内端末30、食券販売機20、TOFカメラ1などと通信を行なうための通信部105を備えて構成されている。各構成部材はバスを介して相互に接続されている。
制御部101は、注文情報取得手段1011、追跡情報生成手段1012、紐付手段1013、判定手段1014、配膳完了情報受付手段1015を含み、他の部材と協動して本発明の各手段として機能する。
制御部101は、例えば、プロセッサがメモリに保持されたプログラムを実行することで、各種機能を実現する。プロセッサは、MPU(Micro processing Unit)、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphical Processing Unit)、等を含んでよい。
制御部101は、例えば、プロセッサがメモリに保持されたプログラムを実行することで、各種機能を実現する。プロセッサは、MPU(Micro processing Unit)、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphical Processing Unit)、等を含んでよい。
記憶部102は、店舗レイアウト及び追跡情報群データベース(DB)1021、紐付情報データベース(DB)1022等を記憶する。
図3Aは、店舗レイアウト及び追跡情報群DB1021の一例であり、店舗レイアウト及び追跡情報群DB1021には、各店舗を一意に特定する店舗IDに対応付けて、当該店舗のレイアウトデータと追跡情報群が記憶されている。
図3Aは、店舗レイアウト及び追跡情報群DB1021の一例であり、店舗レイアウト及び追跡情報群DB1021には、各店舗を一意に特定する店舗IDに対応付けて、当該店舗のレイアウトデータと追跡情報群が記憶されている。
追跡情報群は、例えばTOFカメラ1にて測定された距離データに基づいて生成された全ての追跡情報である。予め指定した所定エリアを通過したか、所定時間以上滞在した全ての人物を測定対象者として所在位置を追跡する。これにより、店員を追跡対象外の人物とすることができる。又は、測定空間としての店舗内に存在する全ての人物を測定対象者としてもよい。後述する処理において、店舗レイアウト及び追跡情報群DB1021に記憶された追跡情報群から特定の追跡情報が抽出され注文情報と紐付けられて紐付情報DB1022に記憶される。
サーバ10が複数店舗のサーバとして機能する場合、各店舗のレイアウトデータ及び追跡情報群を記憶することとなる。この場合、各店舗のレイアウトデータ及び追跡情報群を一意に特定するために、それぞれ店舗IDに対応付けることとする。
サーバ10が複数店舗のサーバとして機能する場合、各店舗のレイアウトデータ及び追跡情報群を記憶することとなる。この場合、各店舗のレイアウトデータ及び追跡情報群を一意に特定するために、それぞれ店舗IDに対応付けることとする。
図3Bは、紐付情報DB1022の一例であり、紐付情報DB1022には、各店舗を一意に特定する店舗IDに対応付けて、当該提供支援システムS1にログインするためのログインID及びパスワード、さらに、紐付情報が記憶されている。紐付情報は、食券販売機20で購入した食券が示す注文品に係る注文情報と、当該注文客の所在位置を追跡した追跡情報とをそれぞれ対応付けたものである。
追跡情報は少なくとも、注文客を一意に特定するUID(識別データ)と、現在の位置情報を含んで構成される。現在の位置情報は、客席3が決定している場合には、所定滞在位置情報としての客席番号の情報により構成される。客席3が決定していない場合には、席番「未定」の情報により構成される。
注文情報は、食券販売機20で購入した食券が示す注文品の情報と、食券を購入した時刻を示す注文時刻の情報、を含んで構成される。本実施形態では、図3Bに示すように、さらに各注文を一意に特定する食券番号情報を注文情報に含んで構成した。また、配膳されていない注文情報を含む紐付情報を配膳前紐付情報として記憶し、配膳が完了した注文情報を含む紐付情報を、配膳完了紐付情報として記憶した。
記憶部102は、一次記憶装置(例えばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory))を含む。記憶部102は、二次記憶装置(例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive))や三次記憶装置(例えば光ディスク、SDカード)を含んでよい。記憶部102は、その他の記憶装置を含んでよい。
<TOFカメラ1>
図4は、TOFカメラ1の構成を概略的に示すブロック図、図5、図6は、TOFカメラ1の設置場所に関する説明図である。ここでは、複数のTOFカメラ1を飲食店内の天井に設置した場合の一例を示す。
図4は、TOFカメラ1の構成を概略的に示すブロック図、図5、図6は、TOFカメラ1の設置場所に関する説明図である。ここでは、複数のTOFカメラ1を飲食店内の天井に設置した場合の一例を示す。
TOFカメラ1は、TOF(タイム・オブ・フライト)センサにより、測定対象者までの距離を光の飛行時間から測定する。TOFカメラ1は、測定対象者にパルス光(照射光2a)を照射するレーザダイオード(LD)や発光ダイオード(LED)などにより構成される発光部1aと、測定対象者から反射したパルス光(反射光2b)を受光するCCDセンサやCMOSセンサなどの受光部1bと、発光部1aを駆動するとともに受光部1bの検出信号から測定対象者までの距離を計算する距離計算部1cを含む。
距離計算部1cは、測定対象者の2次元画像の距離データ、すなわち三次元の距離データを出力する。測定領域を格子状に区分し、各格子点に対して距離を求めることで、その領域にある物体の位置や高さ、幅、奥行きと言った三次元距離データ(三次元点群画像)(以下、単に「距離データ」と言う。)を得ることができる。これを食券を購入した注文客に対して行うことで、注文客を測定対象者として位置情報を取得する。TOFカメラ1による測定タイミングや測定範囲は飲食店の規模、店舗レイアウト等に応じて適宜設定する。また、回転率、時間帯等に応じて適宜設定を変えてもよい。サーバ10は、複数のTOFカメラ1からそれぞれの距離データを受信し、測定対象者の位置、身長、移動量、在/不在といった情報を解析して、追跡情報を生成する。
図7Aは、TOFカメラ1のセンシング範囲を模式的に示した説明図である。図7Aの例では、数十度角の測定範囲1dにて設定された6台のTOFカメラ1を設置した例である。複数台のTOFカメラ1を用いてセンシングの死角(センシング不能な場所)を作らないよう配置することが好ましい。複数台のTOFカメラ1で、所定の測定タイミングで距離データを取得し、サーバ10へ送信する。本実施形態では、1秒間に1回〜数回等、略リアルタイムに距離データを取得し、サーバ10へ送信する。
TOFカメラ1が取得する情報は、測定対象者の三次元位置の情報に限られるので、プライバシーを侵害することがない。また、取得する三次元位置の情報により、物体の高さや大きさを判断できるので、犬等の小動物を人物と誤って認識することはない。さらに、サーバ10において、TOFカメラ1から距離データを取得し測定空間における所在位置を時系列に解析することで、測定対象者の追跡情報を取得することができる。なお、TOFカメラ1は、従来公知の市販のTOFカメラ1(例えば Hitachi LG Data Storage HLS−LFOM5等)を用いればよく、TOFカメラ1による距離測定の原理、距離データの具体的な取得方法について詳細な説明は省略する。なお、TOFカメラ1が可視光の映像撮影機能を有している場合には、TOFカメラ1により取得される情報を三次元位置の情報に限ることによりプライバシーを侵害することがないよう構成する。
TOFカメラ1は、測定空間に存在する物体(又は、予め指定した所定エリアを通過したか、所定時間以上滞在した物体)のうち、予め測定対象として設定されたサイズの全ての物体について距離測定し続け、距離データを取得し続ける。本実施形態では予め指定した所定エリアを通過したか所定時間以上滞在した全ての人物を測定対象者として所在位置を追跡し続けることとなる。
サーバ10では、例えば、予め指定した所定エリアを通過したか所定時間以上滞在した全ての測定対象者の距離データを受信して、各人ごとに所在位置を追跡して追跡情報を生成することになる。追跡情報は少なくとも、測定対象者を一意に特定するUID(識別データ)と、現在の位置情報を含んで構成される。生成した追跡情報は、追跡情報群として店舗レイアウト及び追跡情報群DB(図3A)に記憶される。
図7Bは、TOFカメラ1からの距離データに基づいてサーバ10が生成した全ての追跡情報を模式的に示した図である。同図の例は、予め指定した所定エリアを通過したか所定時間以上滞在した全ての測定対象者の追跡情報であり、店舗レイアウト及び追跡情報群DB(図3A)に記憶された追跡情報群に含まれる全ての追跡情報である。現在の位置情報を黒丸で図示し、直前の位置情報を黒丸から伸びる実線で示した。直前の位置情報は、例えば過去数秒間の位置情報の軌跡である。
本実施形態では、サーバ10ではTOFカメラ1から最新の距離データを略リアルタイムに、例えば1秒間に1回〜数回等、受信する。従って、追跡情報に含まれる現在の位置情報もリアルタイムに更新されていく構成となる。本実施形態では、後述する手法により、食券販売機20で販売された食券に係る注文品に関する注文情報と、当該食券を買った注文客の追跡情報とを紐付けることにより、注文品を迅速に提供し、かつ、誤りなく配膳することができる。
<提供支援システムS1の処理動作例>
<厨房内端末30>
先ず、厨房内端末30が提供支援システムS1にログインする際の動作について説明する。通常は、店舗の開店する際に行われる処理である。厨房内端末30にて、提供支援システムS1の管理会社等により準備された所定のログインサイト(図8)にアクセスし、店舗ID、ログインID、パスワードを入力してこれらの情報をログイン情報としてサーバ10に送信する。
<厨房内端末30>
先ず、厨房内端末30が提供支援システムS1にログインする際の動作について説明する。通常は、店舗の開店する際に行われる処理である。厨房内端末30にて、提供支援システムS1の管理会社等により準備された所定のログインサイト(図8)にアクセスし、店舗ID、ログインID、パスワードを入力してこれらの情報をログイン情報としてサーバ10に送信する。
サーバ10では、厨房内端末30からログイン情報を受信すると、紐付情報DB1022を参照して、ログイン情報を照合する。照合がOKであれば、紐付情報DB1022のログインIDに対応付けられた紐付情報の一覧情報を厨房内端末30に送信する。通常、店舗の開店前は、紐付情報DB1022に紐付情報はない。図9は、ログイン直後に、厨房内端末30の表示手段に表示される表示画面の一例である。
厨房内端末30の表示画面が所定時間ごとにリロードされるよう構成してもよい。厨房内端末30が備える入力部を操作してリロードボタンをクリックしたり、或いは表示手段がタッチパネルであれば、当該タッチパネルを操作してリロードボタンをタッチすることも可能に構成する。そして、リロードの度に、サーバ10から注文情報と追跡情報の紐付情報を受信して表示手段に表示されるよう構成してもよい。
<注文情報と追跡情報の紐付>
図10は、食券販売機20、サーバ10の処理動作例を説明するためのシーケンスチャートである。図11は、記憶部102の店舗レイアウト及び追跡情報群DB1021に記憶された店舗レイアウトの一例である。同図に示すように、店舗レイアウトには、所定位置の一例である各客席3を示す客席エリア201、202、・・・、215の位置情報、食券販売機付近のエリア20Aの位置情報が含まれる。
図10は、食券販売機20、サーバ10の処理動作例を説明するためのシーケンスチャートである。図11は、記憶部102の店舗レイアウト及び追跡情報群DB1021に記憶された店舗レイアウトの一例である。同図に示すように、店舗レイアウトには、所定位置の一例である各客席3を示す客席エリア201、202、・・・、215の位置情報、食券販売機付近のエリア20Aの位置情報が含まれる。
食券販売機20にて食券が購入されると、注文品を示す注文品情報と、食券が購入された時刻を示す時刻情報を含む注文情報が食券販売機20からサーバ10へ送信される(ステップS1)。サーバ10の制御部101が注文情報取得手段1011として機能し、食券販売機20が送信した注文情報を取得する(ステップS2)。
次に、紐付手段1013が、食券販売機20付近にいる注文客を測定対象者として生成した追跡情報を、注文情報取得手段1011が取得した注文情報と紐付ける。具体的には、追跡情報生成手段1012が生成した追跡情報である追跡情報群の中から、店舗レイアウトデータに基づいて、追跡情報に含まれる位置情報が、食券販売機20付近のエリア20Aを示す追跡情報を特定する(ステップS3)。
そして、追跡情報群の中から特定した追跡情報を、紐付手段1013が、ステップS2にて取得した注文情報と紐付ける(ステップS4)。つまり、注文情報取得手段1011が注文情報を取得した際に、食券販売機20付近のエリア20Aにいる人物を食券を購入した注文客であると特定することとなる。図11において、店内に入ってきた人物が食券販売機20にて食券を購入する様子を概念的に示すために当該注文客を黒丸で示した。そして、注文情報と追跡情報を紐付けた情報を、紐付情報として記憶部102の紐付情報DB1022に記憶させる(ステップS5)。本実施形態では、配膳前紐付情報として紐付情報DB1022に記憶される。
食券販売機20にて食券が購入されてから、サーバ10が注文情報を食券販売機20から取得するまでにタイムラグがある場合には、当該タイムラグを考慮して注文情報と追跡情報とを紐付ける。具体的には、例えば、食券が購入されてから第三の所定時間経過後にサーバ10が注文情報を取得する場合には、追跡情報生成手段1012が生成した追跡情報をサーバ10内のメモリ等に一時保存しておき、サーバ10が注文情報を取得した時から第三の所定時間前に食券販売機20付近のエリア20Aにいる人物を食券を購入した注文客であると特定するよう構成する。
或いは、注文情報に含まれる食券が購入された時刻を示す時刻情報に基づいて、当該時刻に食券販売機20付近のエリア20Aにいる人物を食券を購入した注文客であると特定するよう構成してもよい。特に、時刻情報に秒単位の発券時刻が付与されている場合に有効である。
以上の手順で、紐付情報DB1022に注文情報と追跡情報による紐付情報が記憶されていく。紐付情報DB1022に記憶された追跡情報は、TOFカメラ1からの距離データに基づいて、随時リアルタイムに更新される。サーバ10によるTOFカメラ1からの距離データの受信処理、及び、当該距離データに基づく紐付情報DB1022内の追跡情報の更新処理は、サーバ10及びTOFカメラ1の稼働中は常に行われる処理である。
<紐付情報の表示>
図12A、図12B、図13は、サーバ10、厨房内端末30の処理動作例を説明するためのシーケンスチャートである。
食券販売機20にて食券が購入されると、上述したステップS1乃至ステップS5の手順で紐付情報DB1022に紐付情報が記憶される。
図12A、図12B、図13は、サーバ10、厨房内端末30の処理動作例を説明するためのシーケンスチャートである。
食券販売機20にて食券が購入されると、上述したステップS1乃至ステップS5の手順で紐付情報DB1022に紐付情報が記憶される。
厨房内端末30が紐付情報を受信し、表示手段に表示する手順例1として、例えば、サーバ10からは厨房内端末30に対して紐付情報が送信される(ステップS101)。本実施形態では、配膳前紐付情報と配膳完了紐付情報が送信される(図3B)。
例えば、サーバ10と厨房内端末30とをWebSocketにより常時接続状態とし、サーバ10と厨房内端末30がWebSocketコネクションを確立した後は、データの送受信を、当該コネクションにより専用のプロトコルを用いて行うよう構成してもよい。これにより、データの送信が発生する度に、コネクションを確立する必要がなく、サーバ10において紐付情報が更新される度に、サーバ10が最新の紐付情報を厨房内端末30へ送信するよう構成することができる。
厨房内端末30は、サーバ10から紐付情報を受信し(ステップS102)、受信した紐付情報に含まれる注文情報と追跡情報を対応付けて表示する(ステップS103)。
厨房内端末30は、サーバ10から紐付情報を受信し(ステップS102)、受信した紐付情報に含まれる注文情報と追跡情報を対応付けて表示する(ステップS103)。
厨房内端末30が紐付情報を受信し、表示手段に表示する手順例2として、例えば、厨房内端末30において、ログイン後の表示画面がリロードされると、厨房内端末30は、紐付情報の送信要求を、店舗IDと共にサーバ10へ送信する(ステップ6)。
サーバ10は、厨房内端末30から紐付情報の送信要求を受信すると(ステップS7)、共に送信された店舗IDに対応付けられた紐付情報を紐付情報DB1022から抽出して、紐付情報の送信要求元の厨房内端末30へ送信する(ステップS8)。
厨房内端末30は、サーバ10から紐付情報を受信し(ステップS9)、受信した紐付情報に含まれる注文情報と追跡情報を対応付けて表示する(ステップS10)。
厨房内端末30は、サーバ10から紐付情報を受信し(ステップS9)、受信した紐付情報に含まれる注文情報と追跡情報を対応付けて表示する(ステップS10)。
図14は厨房内端末30の表示手段に表示される表示画面の一例である。受信した紐付情報に含まれる配膳前紐付情報に基づいて、配膳前の紐付情報を厨房内端末30の表示画面「配膳先情報一覧」に表示した例である。注文情報には、注文を一意に特定する食券番号情報「11」、注文品「料理1」、食券の購入時刻である注文時刻「12:12」の情報を含む。また、追跡情報には、注文客を一意に特定するUID「AEB」、席番「未定」の情報を含む。これら注文情報と追跡情報とを対応付けて表示する。なお、同図の例は、客席未定の例である。
客席未定になるケースとして、例えば、食券販売機20から注文情報がサーバ10に送信され、追跡情報が紐付けられて紐付情報DB1022に記憶されるまで、例えば1秒前後で行われる。よって、注文客が食券販売機20で食券を購入後、厨房内端末30に表示される最初の追跡情報は、当該注文客はまだ食券を引き続き購入中であるか、或いは、食券を持って客席3へ移動中である場合がある。このように未だ客席3が決定していない場合、席番「未定」となる。
客席3の場所が未定でも、食券販売機20で購入された食券に係る注文情報を厨房内端末30の表示画面にて確認できる。そのため、厨房では、食券が購入されると即座に調理を開始することができる。
TOFカメラ1からの距離データに基づく追跡情報はリアルタイムに更新される。サーバ10の制御部101が判定手段1014として機能し、注文客が所定位置に第一の所定時間以上滞在したか否かを、追跡情報に基づいて判定する(ステップS11)。注文客が何れかの客席3に着席するとTOFカメラ1からの距離データに基づく追跡情報が示す現在位置の変化が略無くなる。
判定手段1014は、店舗レイアウトデータに基づいて、追跡情報に含まれる位置情報が、所定位置としての客席エリア201、202、・・・、215内に第一の所定時間(例えば5秒間)以上滞在しているか否かを判定する。判定の結果、所定位置に第一の所定時間以上滞在した場合には、紐付手段1013が、当該追跡情報に紐付られた注文情報と所定位置を示す所定滞在位置情報とを紐付ける(ステップS12)。例えば、既に紐付されている追跡情報の位置情報を所定滞在位置情報とすることにより、注文情報と所定滞在位置情報とを紐付ける。
図15は、注文客の動きを説明するための説明図である。注文客が食券購入後、客席番号「6」に着席すると、当該注文客の追跡情報に含まれる位置情報は、客席エリア206から移動しなくなる(図中一点鎖線で示す)。当該客席エリア206が示す客席番号「6」が所定滞在位置情報として紐付情報DB1022の注文情報に紐付けられる。
その後、図12Aを用いて説明した処理により、サーバ10から厨房内端末30に対して紐付情報が送信され(ステップS101)、厨房内端末30は、サーバ10から受信した紐付情報に含まれる注文情報と追跡情報を対応付けて表示する(ステップS102及びステップS103)。又は、厨房内端末30の表示画面がリロードされると、図12Bを用いて説明した処理により、厨房内端末30の表示画面が更新され、所定滞在位置情報と注文情報が対応付けて表示されるよう構成してもよい。すなわち、厨房内端末30から紐付情報の送信要求がサーバ10に送信され、サーバ10にてログインID又は店舗IDに対応付けられた紐付情報を紐付情報DB1022から抽出して、紐付情報の送信要求元の厨房内端末30へ送信する(ステップS6乃至ステップS8)。厨房内端末30は、サーバ10から受信した紐付情報に含まれる注文情報と追跡情報を対応付けて表示する(ステップS9乃至ステップS10)。
図16は厨房内端末30の表示手段に表示される表示画面の一例である。追跡情報として注文客を一意に特定するUID「AEB」、所定滞在位置情報である席番「6」が、注文情報としての食券番号情報「11」、注文品「料理1」、食券の購入時刻である注文時刻「12:12」が対応付けて表示されている。さらに、追跡情報として注文客を一意に特定するUID「AEB」、所定滞在位置情報である席番「6」、注文情報としての食券番号情報「12」、注文品「料理2」、食券の購入時刻である注文時刻「12:13」が対応付けて表示されている。
なお、同図の例は、同一の注文客が2つの品を注文した場合の例である。紐付情報ごとに、すなわち、受信した追跡情報と注文情報を一対として個々に表示させてもよい。同図に示すように、追跡情報に基づいて同一人による注文である場合には、追跡情報に含まれるUID「AEB」に基づいて注文情報をまとめて表示してもよい。同一人による注文をまとめて表示することにより、厨房では、複数の注文品の提供順を考慮しながら調理することができる。
上述したステップS11において、例えば、客席間隔が狭い店舗の場合、位置情報が客席エリア間に跨って(所定位置間に跨って)しまう場合がある。この場合、TOFカメラ1で測定した測定対象者の中心位置(背骨位置、頭の位置等)が、客席エリアの中央座標に近い方を着座した客席として判定するよう構成してもよい。
<配膳完了の表示>
厨房内端末30の表示手段に表示された注文情報に基づいて厨房内では調理が開始される。調理が完了すると、注文情報に対応付けて表示されている所定滞在位置情報に基づいて、配膳が行われる。
図17は、サーバ10、厨房内端末30の処理動作例を説明するためのシーケンスチャートである。
配膳が完了すると、配膳担当者等が、厨房内端末30の表示画面「配膳先情報一覧」にて配膳が完了した注文情報について「配膳済へ」ボタンをタッチ(又はクリック)等する。これにより、配膳が完了した旨を示す配膳完了情報が当該注文情報に含まれる食券番号情報と共にサーバ10へ送信される(ステップS21)。サーバ10では、配膳完了情報受付手段1015が配膳完了情報を受け付けると(ステップS22)、紐付情報DB1022の紐付情報を更新する(ステップS23)。具体的には、食券番号情報に基づいて、配膳完了情報が示す注文情報が含まれる紐付情報を、配膳前紐付情報から配膳完了紐付情報に移行させる(図3B)。
厨房内端末30の表示手段に表示された注文情報に基づいて厨房内では調理が開始される。調理が完了すると、注文情報に対応付けて表示されている所定滞在位置情報に基づいて、配膳が行われる。
図17は、サーバ10、厨房内端末30の処理動作例を説明するためのシーケンスチャートである。
配膳が完了すると、配膳担当者等が、厨房内端末30の表示画面「配膳先情報一覧」にて配膳が完了した注文情報について「配膳済へ」ボタンをタッチ(又はクリック)等する。これにより、配膳が完了した旨を示す配膳完了情報が当該注文情報に含まれる食券番号情報と共にサーバ10へ送信される(ステップS21)。サーバ10では、配膳完了情報受付手段1015が配膳完了情報を受け付けると(ステップS22)、紐付情報DB1022の紐付情報を更新する(ステップS23)。具体的には、食券番号情報に基づいて、配膳完了情報が示す注文情報が含まれる紐付情報を、配膳前紐付情報から配膳完了紐付情報に移行させる(図3B)。
なお、厨房内端末30にて、「全料理を配膳済みへ」ボタンを選択した場合には(図16)、配膳完了情報と共に当該「全料理を配膳済みへ」ボタンに係る注文客の全ての注文情報の食券番号情報がサーバ10へ送信されるよう構成してもよい。
その後、図12Aを用いて説明した処理により、サーバ10から厨房内端末30に対して更新後の紐付情報が送信され(ステップS101)、厨房内端末30は、サーバ10から受信した紐付情報に含まれる注文情報と追跡情報を対応付けて表示する(ステップS102及びステップS103)。図12Bを用いた処理に基づいて表示してもよい。
例えば、厨房内端末30では受信した紐付情報のうち、配膳完了紐付情報に基づいて、「最近の配膳済み情報一覧」が表示される。図18は厨房内端末30の表示手段に表示される表示画面の一例である。
例えば、厨房内端末30では受信した紐付情報のうち、配膳完了紐付情報に基づいて、「最近の配膳済み情報一覧」が表示される。図18は厨房内端末30の表示手段に表示される表示画面の一例である。
なお、「配膳済へ」ボタンを間違えて選択してしまった場合には、図18に示した「最近の配膳済み情報一覧」画面にて、間違えて配膳済みとしてしまった注文情報について「配膳前へ戻す」ボタンをタッチ(又はクリック)等して「配膳前へ戻す指示情報」(不図示)を店舗IDと当該注文情報に含まれる食券番号情報と共にサーバ10へ送信する。サーバ10の制御部11が「配膳前へ戻す指示情報」を受け付けると、紐付情報DB1022の紐付情報を更新する。
具体的には、サーバ10は受信した店舗IDと食券番号情報に基づいて、「配膳前へ戻す指示情報」が示す注文情報が含まれる紐付情報を、配膳完了紐付情報から配膳前紐付情報に移行する。なお、厨房内端末30にて、例えば特定の客に対応する注文情報について「全料理を配膳前へ戻す」ボタンを選択した場合(図18)には、「配膳前へ戻す指示情報」と共に当該「全料理を配膳前へ戻す」ボタンに係る注文客の全ての注文情報の食券番号情報がサーバ10へ送信されるよう構成してもよい。
<席の移動>
注文客の動きとして、一旦席に着いた後に、客席3の場所を変更する場合がある。図15において、客席番号「6」の客席3にいた注文客(位置情報が客席エリア206)が、客席番号「12」の客席3(位置情報が客席エリア212)に移動する様子を二点鎖線にて示した。
注文客の動きとして、一旦席に着いた後に、客席3の場所を変更する場合がある。図15において、客席番号「6」の客席3にいた注文客(位置情報が客席エリア206)が、客席番号「12」の客席3(位置情報が客席エリア212)に移動する様子を二点鎖線にて示した。
図19はサーバ10の処理動作例を説明するためのシーケンスチャートである。制御部101の判定手段1014が、所定滞在位置情報が示す所定位置から第二の所定時間(例えば5秒間)以上離れたか否かを追跡情報に基づいて判定する(ステップS31)。判定の結果、所定滞在位置情報が示す所定位置から第二の所定時間以上離れた場合には、紐付手段1013が、所定滞在位置情報に移動中である旨を示す情報を紐付ける(ステップS32)。
その後、図12A又は図12Bを用いて説明した処理により、厨房内端末30の表示画面が更新され、所定滞在位置情報と移動中である旨を示す情報が対応付けて表示される。移動中である旨を示す情報は、例えば、図20に示す「離席中」の文字等である。
注文客が、所定滞在位置情報が示す所定位置から第二の所定時間以上離れ、他の(或いは同じ)所定位置に第一の所定時間以上滞在すると、上述したステップS11及びステップS12における処理で説明したように、当該所定位置が所定滞在位置情報として紐付情報DB1022の注文情報に紐付けられる。
また、サーバ10は、紐付情報DB1022の配膳完了紐付情報に紐付情報が記憶されてから所定時間経過した紐付情報は、紐付情報DB1022から削除するよう構成してもよい。これにより、厨房内端末30の「最近の配膳済み情報一覧」画面(図18)から所定時間経過した紐付情報が古い順に順次削除される。
さらに、サーバ10は、追跡情報が配膳完了紐付情報に記憶されている注文客が所定滞在位置情報が示す所定位置から第四の所定時間(例えば、10分間)以上離れた場合には、当該客は退店した可能性が高いと判断し、紐付情報DB1022の配膳完了紐付情報から当該客の紐付情報を削除するよう構成してもよい。これにより、厨房内端末30の「最近の配膳済み情報一覧」画面(図18)から当該客の紐付情報が削除される。
また、万が一、TOFカメラ1が追跡情報が配膳完了紐付情報に記憶されている注文客を見失った場合も、配膳完了後、すなわち、紐付情報DB1022の配膳完了紐付情報に紐付情報が記憶されてから、第五の所定時間以上(例えば、10分)経過している場合には、紐付情報DB1022の配膳完了紐付情報から当該客の紐付情報を削除するよう構成してもよい。これにより、厨房内端末30の「最近の配膳済み情報一覧」画面(図18)から当該客の紐付情報が削除される。
このように、本実施形態の提供支援システムS1によれば、食券販売機20を導入した飲食店等の店舗において、表示手段に注文情報と追跡情報を対応付けて表示したので、厨房では注文品を迅速に把握して調理することができ、かつ、注文客を探すことなく、誤りなく配膳することができる。
サーバ10が注文情報を取得したときに、食券販売機20付近にいる注文客を測定対象者として生成した追跡情報を注文情報と紐付けて表示手段で表示させた。このため、注文情報と追跡情報を誤りなく紐付けることができる。
注文客の現在の位置情報を、TOFカメラ1からの距離データに基づいてリアルタイムに更新される追跡情報により把握できるため、注文客の客席3の移動等に対しても対応することができる。
注文客の現在の位置情報を、TOFカメラ1からの距離データに基づいてリアルタイムに更新される追跡情報により把握できるため、注文客の客席3の移動等に対しても対応することができる。
さらに、注文客が客席3から一時的に移動した場合でも、移動中である旨を示す情報が表示されるよう構成したので、配膳担当の店員は、客席3に戻るまで配膳を待つ等の対応をとることができる。例えば、客席番号「6」の客席3にいた注文客が客席番号「12」の客席3に移動する場合にも、一時的に離席して元の客席番号「6」の客席3に戻る場合にも対応することができる。
所定滞在位置情報と移動中である旨を示す情報を対応付けて表示するよう構成した。これにより、直前に着座したと判定された所定滞在位置情報(図20において客席番号「6」)を表示し続けることができ、万が一、TOFカメラ1が測定対象者を見失った場合でも、店員は表示をみて配膳先を推定して配膳することができる。
所定滞在位置情報を決定する際に用いる第一の所定時間、移動中である旨を表示する際に利用する第二の所定時間は、店内の規模、提供する料理の種類、トイレの位置、時刻等に応じて適宜設定することができる。
なお、上述した実施形態では、所定位置として各客席3を示す客席エリア201、202、・・・、215を例に説明したが、トイレの位置、店舗前等を所定位置としてもよい。TOFカメラ1により測定されるデータを測定対象者の三次元位置の情報に限ることによりトイレ内も追跡することができる。また、店舗外にTOFカメラ1を設置して、食券購入後に店舗前に並ぶ行列人数を把握するよう構成することもできる。
なお、1台のサーバが、1つの店舗に設置される場合には、店舗IDは不要である。当該サーバ10の記憶部102の店舗レイアウト及び追跡情報群DB1021には、当該店舗のみの店舗レイアウトと追跡情報群が記憶され、紐付情報DB1022にも当該店舗のみの紐付情報がログインIDとパスワードに対応付けて記憶される。よって、この場合には、厨房内端末30が提供支援システムS1にログインする際、食券販売機20が注文情報を送信する際等、厨房内端末30及び食券販売機20はサーバ10と情報の授受を行う際に店舗IDを送信する必要はない。
本実施形態では、店舗を特定する店舗IDとフロアレイアウト及び追跡情報群を対応づけて店舗レイアウト及び追跡情報群DB1021に記憶し、さらに、紐付情報も店舗IDに対応づけて紐付情報DB1022に記憶した。これにより提供支援システムS1をクラウド化し、1台のサーバ10が、複数店舗のサーバとして機能するよう構成することができる。この場合、厨房内端末30及び食券販売機20はサーバ10と情報の授受を行うたびに店舗IDを送信することにより、当該店舗IDをキーとしてサーバ10は店舗を特定し、対応する店舗レイアウト及び追跡情報群、及び、紐付情報を特定する。
また、さらに、1つの店舗に複数のフロアがある場合には、各フロアを一意に特定するフロアIDと、フロアレイアウト及び追跡情報群を店舗レイアウト及び追跡情報群DB1021に記憶してもよい。この場合、紐付情報DB1022にフロア毎に紐付情報を記憶する。そして、厨房内端末30が提供支援システムS1にログインする際、食券販売機20が注文情報を送信する際にはフロアIDを送信して、フロアレイアウト及び追跡情報群と紐付情報を特定するよう構成すればよい
さらに、紐付情報DB1022に記憶する現在の位置情報として、客席3が決定していない場合に席番「未定」と表示したが、単に店舗レイアウト上の座標情報等を表示してもよい。
また、測定対象者の距離を測定する距離測定装置として、TOFカメラ以外の他の機器を用いてもよい。例えば、網目等の一定のパターンを照射して離れた位置にあるカメラによりパターンの歪みを捉える、Light Coding方式を用いてもよい。また、2台以上のカメラから成るステレオカメラを用いて、各カメラの視差に基づいて距離を測定してもよい。あるいは、単眼カメラによるAIを用いた画像解析、又は、カラー開口撮像方式等により測定対象者の距離を測定してもよい。いずれの場合も、距離を測定して位置検知することは可能である。なお、撮影が前提となる撮影方法の場合には、プライバシー保護の観点で問題になる可能性がある。TOFカメラ又はLight Coding方式により三次元位置の情報のみを使用する方法が好ましい。
本発明の適用範囲は上述した構成に限定されることはない。本発明は、食券販売機からの食券購入により注文された注文品の提供を支援する提供支援システム及び提供支援方法、又は、測定空間における経路案内システム及び経路案内方法に対し、広く適用することができる。
<<経路案内システムS2>>
上述した提供支援システムS1では、距離測定装置の一例であるTOFカメラ1を利用して、注文客の所在を厨房内端末30で確認できるよう構成した。
測定空間内の物体の三次元距離を測定可能な距離測定装置の他の利用方法として、空港、駅、バスターミナル、ショッピングモール、その他の施設内を測定空間とし、測定空間の地図上に測定対象者の位置を表示させるよう構成した。
なお、以下の説明において、提供支援システムS1と同様の構成について重複する説明を省略する。
上述した提供支援システムS1では、距離測定装置の一例であるTOFカメラ1を利用して、注文客の所在を厨房内端末30で確認できるよう構成した。
測定空間内の物体の三次元距離を測定可能な距離測定装置の他の利用方法として、空港、駅、バスターミナル、ショッピングモール、その他の施設内を測定空間とし、測定空間の地図上に測定対象者の位置を表示させるよう構成した。
なお、以下の説明において、提供支援システムS1と同様の構成について重複する説明を省略する。
図21は、経路案内システムS2の構成例を示す説明図である。同図において、サーバ40及び通信端末50の構成を概略的にブロック図にて示す。通信端末50は、空港等において経路案内を受けるために使用する携帯機器としてのスマートフォンやタブレット端末等であり、サーバ40に対して、各種ネットワークを介して接続される。これら装置の通信方式は問わない。例えば、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、電力線通信、近距離無線通信(例えばBluetooth(登録商標)通信)、携帯電話用の通信等の通信方式を含んでよい。なお、本実施形態では、複数のユーザが所持する通信端末50が接続されて、複数ユーザがサーバ40を使用して経路案内システムS2を利用することができる。
本実施形態による経路案内システムS2は、空港などの測定空間における測定対象者までの距離を測定する距離測定装置の一例であるTOFカメラ1と、TOFカメラ1が測定した距離データに基づいて、測定対象者の測定空間における所在位置を追跡して追跡情報を生成する追跡情報生成手段4012と、測定空間の地図情報を記憶する記憶手段としての地図情報データベース(DB)4021から地図情報を読み出し、所定エリアを通過した通過者を測定対象者とし、追跡情報生成手段4012が各測定対象者についてそれぞれ生成した追跡情報を、地図情報が示す地図上に重ね合わせて所在位置地図情報を生成する所在位置地図情報生成手段4013と、所在位置地図情報生成手段4013が生成した所在位置地図情報を表示する表示手段の一例であるタッチパネル502と、タッチパネル502に表示された所在位置地図情報に含まれる追跡情報のうち、一の測定対象者の追跡情報の指定を受け付ける追跡情報指定手段5011と、を有し、タッチパネル502は、所在位置地図情報において、追跡情報指定手段5011が受け付けた追跡情報を他の追跡情報と区別して表示する。
<サーバ40>
サーバ40は、主に、TOFカメラ1からの距離データに基づいて追跡情報を生成し、測定空間の地図情報上に追跡情報を重ね合わせて所在位置地図情報を生成して通信端末50へ送信する装置である。
サーバ40は、主に、TOFカメラ1からの距離データに基づいて追跡情報を生成し、測定空間の地図情報上に追跡情報を重ね合わせて所在位置地図情報を生成して通信端末50へ送信する装置である。
制御部401は、追跡情報生成手段4012、所在位置地図情報生成手段4013等を含み、他の部材と協動して本発明の各手段として機能する。
記憶部102は、地図情報データベース(DB)4021等を記憶する。地図情報DB4021には、例えば空港等の測定空間の地図情報が記憶されている。当該地図情報が示す地図上に、各測定対象者の追跡情報を重ね合わせ、所在位置地図情報として通信端末50に送信される。
距離測定装置の一例としてのTOFカメラ1が、空港等の測定空間に複数設置されており、予め指定した所定エリアを通過したか、所定時間以上滞在した全ての人物を測定対象者として所在位置を追跡する。又は、測定空間内に存在する全ての人物を測定対象者として所在位置を追跡してもよい。TOFカメラ1の構成は上述した提供支援システムS1のTOFカメラ1と同様のため重複する詳細な説明を省略する。
サーバ40は、測定空間内の、例えば予め指定した所定エリアを通過したか所定時間以上滞在した全ての測定対象者の距離データをTOFカメラ1から受信し、所在位置を追跡して追跡情報を生成する。追跡情報は少なくとも、測定対象者を一意に特定するUID(識別データ)と、現在の位置情報を含んで構成される。生成した追跡情報は、地図情報と重ね合わせて通信端末50へ送信される。
その他、サーバ40の構成は提供支援システムS1のサーバ10と同様のため重複する詳細な説明を省略する。
その他、サーバ40の構成は提供支援システムS1のサーバ10と同様のため重複する詳細な説明を省略する。
<通信端末50>
通信端末50は、制御部501、タッチパネル502、メモリ部503、通信部504、GPSセンサ505、ジャイロセンサ506、地磁気センサ507等から構成される。制御部501は、通信端末50の各部の動作を制御する。メモリ部503は、制御部501からの制御に従い、各種のデータを一時的に保持する。
通信端末50は、制御部501、タッチパネル502、メモリ部503、通信部504、GPSセンサ505、ジャイロセンサ506、地磁気センサ507等から構成される。制御部501は、通信端末50の各部の動作を制御する。メモリ部503は、制御部501からの制御に従い、各種のデータを一時的に保持する。
制御部501は、追跡情報指定手段5011、目的地情報指定手段5012、推奨経路情報生成手段5013等を含み、他の部材と協動して本発明の各手段として機能する。
また、制御部501は、位置検出用のGPSセンサ505、傾き検出用のジャイロセンサ506、磁気検出用の地磁気センサ507等の作動装置・センサ、並びに、これらセンサからの信号を受け且つこれら作動装置を制御する。GPSセンサ505がGPS信号を受信し、又は通信部504が基地局との通信信号を送受信し、CPUにより、GPS信号に基づいて通信端末50の現在位置を検出する。ジャイロセンサ506もCPUにより現在位置検出に利用される。
また、制御部501は、位置検出用のGPSセンサ505、傾き検出用のジャイロセンサ506、磁気検出用の地磁気センサ507等の作動装置・センサ、並びに、これらセンサからの信号を受け且つこれら作動装置を制御する。GPSセンサ505がGPS信号を受信し、又は通信部504が基地局との通信信号を送受信し、CPUにより、GPS信号に基づいて通信端末50の現在位置を検出する。ジャイロセンサ506もCPUにより現在位置検出に利用される。
タッチパネル502は、表示画面と、当該表示画面に重畳されるタッチセンサとから構成される。表示画面は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等で構成され、制御部501からの制御に従い、各種の情報を表示する。また、タッチセンサは、指、タブレット用ペン等を用いてタッチパネル502に対して行われる入力操作を、その操作が行われた場所のタッチパネル502上での位置とともに検出し、その検出信号を制御部501に供給する。
タッチセンサによって検出される入力操作には、例えば、所在位置地図情報の指定、目的地情報の指定の際等に通信端末50を操作するユーザの指等をタッチパネル502の表面に接触させる操作がある。なお、タッチパネル502では、例えば、静電容量方式や電磁誘導方式などの各種の検出方式を採用することができる。
図22は、通信端末50のタッチパネル502に表示される表示画面の一例である。なお、同図では説明のためTOFカメラ1の位置を表示したが、通信端末50のタッチパネル502に表示する際はTOFカメラ1の位置は非表示とすることが好ましい。ユーザが追跡情報、目的地情報を指定する際に地図を見やすくするためである。
同図は、サーバ40が生成し通信端末50へ送信した所在位置地図情報である。
同図は、サーバ40が生成し通信端末50へ送信した所在位置地図情報である。
サーバ40は、測定空間内の、例えば、予め指定した所定エリアを通過したか所定時間以上滞在した全ての測定対象者の距離データをTOFカメラ1から受信する。所定エリアは、空港利用者が高確率で通過するエリアを所定エリアとすることが好ましい。例えば空港入り口60付近を所定エリア60Aとする。
そして、追跡情報生成手段4012が所在位置を追跡して各測定対象者の追跡情報を生成する。追跡情報は少なくとも、測定対象者を一意に特定するUID(識別データ)と、現在の位置情報を含んで構成される。
次いで、所在位置地図情報生成手段4013が、地図情報DB4021から測定空間の地図情報を読み出し、当該地図情報が示す地図上に、各測定対象者の追跡情報を重ね合わせ、所在位置地図情報を生成する。生成した所在位置地図情報は、測定対象者の通信端末50に送信され、タッチパネル502に表示される。
次いで、所在位置地図情報生成手段4013が、地図情報DB4021から測定空間の地図情報を読み出し、当該地図情報が示す地図上に、各測定対象者の追跡情報を重ね合わせ、所在位置地図情報を生成する。生成した所在位置地図情報は、測定対象者の通信端末50に送信され、タッチパネル502に表示される。
図22は、空港内を測定空間とした場合に、通信端末50のタッチパネル502に表示される所在位置地図情報の例である。地図M上に各測定対象者の追跡情報が重ね合わせて表示される。図中、追跡情報を黒丸と実線で図示した。具体的には、測定対象者の所在位置を、黒丸で図示し、直前の位置情報を黒丸から伸びる実線で示した。直前の位置情報は、例えば過去数秒間の位置情報の軌跡である。
所在位置地図情報がタッチパネル502に表示されている状態で、追跡情報指定手段5011が、所在位置地図情報に含まれる追跡情報のうち、一の測定対象者の追跡情報の指定を受け付けると、受け付けた追跡情報を他の追跡情報と区別して表示する。
図23は、通信端末50のタッチパネル502に表示される表示画面の一例である。
同図において追跡情報指定手段5011が指定を受け付けた追跡情報を追跡情報61として示した。同図は、追跡情報61を丸印で囲うことにより他の追跡情報と区別して表示した例である。その他、追跡情報指定手段5011が指定を受け付けた追跡情報のみを他の追跡情報と異なる色で表示したり、点滅表示したりするなどにより他の追跡情報と区別して表示する。
同図において追跡情報指定手段5011が指定を受け付けた追跡情報を追跡情報61として示した。同図は、追跡情報61を丸印で囲うことにより他の追跡情報と区別して表示した例である。その他、追跡情報指定手段5011が指定を受け付けた追跡情報のみを他の追跡情報と異なる色で表示したり、点滅表示したりするなどにより他の追跡情報と区別して表示する。
追跡情報指定手段5011による指定は、例えば、ユーザが自己の位置を実際の空間で確認した後に、通信端末50のタッチパネル502に表示された所在位置地図情報中で、すなわち、表示されている地図M上で、自己の追跡情報を指等で指定する。又は、通信端末50に備えたGPSセンサ505がGPS信号を受信し、又は通信部504が基地局との通信信号を送受信し、制御部501が備えるCPUにより、通信端末50の現在位置を検出して所在位置地図情報に含まれる追跡情報と照らし合わせ、位置が一致する一の追跡情報を指定する。
以上の構成により、ユーザは、空港等の測定空間における自己の現在の位置を、空港等の測定空間の地図上で容易に把握することができる。
以上の構成により、ユーザは、空港等の測定空間における自己の現在の位置を、空港等の測定空間の地図上で容易に把握することができる。
さらに、表示された所在位置地図情報において、目的地までの推奨経路を表示するよう構成してもよい。具体的には、ユーザがタッチパネル502に表示された所在位置地図情報中で、すなわち、表示されている地図M上で、目的地を指等で指定することにより、目的地情報指定手段5012が目的地情報62の指定を受け付ける。
そして、推奨経路情報生成手段5013が、追跡情報指定手段5011が受け付けた追跡情報61と、目的地情報指定手段5012が受け付けた目的地情報62と、所在位置地図情報に含まれる地図情報に基づいて、追跡情報61が示す位置から目的地情報62が示す目的地までの推奨経路を示す推奨経路情報63を生成し、タッチパネル502の所在位置地図情報において推奨経路情報63(図23中、点線)を表示する。
推奨経路とは、例えば、追跡情報61が示す位置から目的地情報62が示す目的地までの最短時間で到着できる経路の他、段差等のないバリアフリー優先の経路等である。表示させたい経路の種類を指定するよう構成してもよい。複数の経路を表示するよう構成してもよい。
さらに、複数の目的地情報を指定するよう構成してもよい。この場合、行きたい順番を指定するよう構成することもできる。例えば、目的地情報を指定する際、目的地情報62、目的地情報62a、目的地情報62bの順で指定した場合には、目的地情報62、目的地情報62a、目的地情報62bの順で通る推奨経路情報63a(図23中、一点鎖線)を生成し、表示する。
以上の構成により、ユーザにとって最適な経路を提供することにより、目的地まで迷わず到達することが可能になる。
以上の構成により、ユーザにとって最適な経路を提供することにより、目的地まで迷わず到達することが可能になる。
本発明の適用範囲は上述した構成に限定されることはない。本発明は、測定空間における物体の三次元距離を測定可能な距離測定装置を用いた経路案内システム及び経路案内方法に対し、広く適用することができる。
S1 提供支援システム
1 TOFカメラ(距離測定装置)
10 サーバ
101 制御部
1011 注文情報取得手段
1012 追跡情報生成手段
1013 紐付手段
1014 判定手段
1015 配膳完了情報受付手段
102 記憶部
1021 店舗レイアウト及び追跡情報群データベース(DB)
1023 紐付情報データベース(DB)
103 表示部、104 入力部、105 通信部
20 食券販売機、
30 厨房内端末
S2 経路案内システム
40 サーバ
401 制御部
4012 追跡情報生成手段
4013 所在位置地図情報生成手段
402 記憶部
4021 地図情報データベース(DB)
403 表示部、404 入力部、405 通信部
50 通信端末
501 制御部
5011 追跡情報指定手段
5012 目的地情報指定手段
5013 推奨経路情報生成手段
502 タッチパネル
503 メモリ部、504 通信部、505 GPSセンサ、506 ジャイロセンサ、507 地磁気センサ
1 TOFカメラ(距離測定装置)
10 サーバ
101 制御部
1011 注文情報取得手段
1012 追跡情報生成手段
1013 紐付手段
1014 判定手段
1015 配膳完了情報受付手段
102 記憶部
1021 店舗レイアウト及び追跡情報群データベース(DB)
1023 紐付情報データベース(DB)
103 表示部、104 入力部、105 通信部
20 食券販売機、
30 厨房内端末
S2 経路案内システム
40 サーバ
401 制御部
4012 追跡情報生成手段
4013 所在位置地図情報生成手段
402 記憶部
4021 地図情報データベース(DB)
403 表示部、404 入力部、405 通信部
50 通信端末
501 制御部
5011 追跡情報指定手段
5012 目的地情報指定手段
5013 推奨経路情報生成手段
502 タッチパネル
503 メモリ部、504 通信部、505 GPSセンサ、506 ジャイロセンサ、507 地磁気センサ
Claims (14)
- 食券販売機からの食券購入により注文された注文品の提供を支援する提供支援システムであって、
前記食券販売機にて食券が購入されると、購入された食券が示す注文品情報を含む注文情報を取得する注文情報取得手段と、
測定空間において測定対象者までの距離を測定する距離測定装置と、
前記距離測定装置が測定した距離データに基づいて、前記測定対象者の測定空間における所在位置を追跡して追跡情報を生成する追跡情報生成手段と、
前記注文情報取得手段が取得した前記注文情報と、前記食券販売機から食券を購入する注文客を前記測定対象者として前記追跡情報生成手段が生成した追跡情報とを紐付ける紐付手段と、
前記紐付手段が紐付けた前記注文情報と前記追跡情報とを対応付けて表示する表示手段と、を有すること特徴とする提供支援システム。 - 前記紐付手段は、前記注文情報取得手段が前記注文情報を取得した際に、前記食券販売機付近にいる注文客を前記測定対象者として生成した前記追跡情報を、前記注文情報と対応付けることを特徴とする請求項1に記載の提供支援システム。
- 前記測定対象者が前記測定空間における所定位置に第一の所定時間以上滞在したか否かを前記追跡情報に基づいて判定する判定手段を有し、
前記判定手段による判定の結果、所定位置に第一の所定時間以上滞在した場合、
前記紐付手段は、当該追跡情報に紐付けられた前記注文情報と、当該所定位置を示す所定滞在位置情報を紐付け、
前記表示手段は、前記紐付手段が紐付けた前記注文情報と前記所定滞在位置情報とを対応付けて表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の提供支援システム。 - 前記判定手段は、前記測定対象者が前記所定滞在位置情報が示す所定位置から第二の所定時間以上離れたか否かを前記追跡情報に基づいて判定し、
前記判定手段による判定の結果、前記所定滞在位置情報が示す所定位置から第二の所定時間以上離れた場合、
前記紐付手段は、前記所定滞在位置情報に移動中である旨を示す情報を紐付け、
前記表示手段は、前記所定滞在位置情報に移動中である旨を示す情報を対応付けて表示することを特徴とする請求項3に記載の提供支援システム。 - 前記注文情報が示す注文品の配膳が完了した旨を示す配膳完了情報を受け付ける配膳完了情報受付手段を有し、
前記配膳完了情報受付手段が前記配膳完了情報を受け付けると、
前記紐付手段は、当該配膳完了情報に係る前記注文情報に、前記配膳完了情報を紐付け、
前記表示手段は、前記紐付手段が紐付けた前記注文情報と前記配膳完了情報を対応づけて表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の提供支援システム。 - 食券販売機からの食券購入により注文された注文品の提供を支援する提供支援方法であって、
前記食券販売機にて食券が購入されると、購入された食券が示す注文品情報を含む注文情報を取得する注文情報取得工程と、
測定空間において測定対象者までの距離を測定する距離測定装置が測定した距離データに基づいて、前記測定対象者の測定空間における所在位置を追跡して追跡情報を生成する追跡情報生成工程と、を有し、
前記注文情報取得工程にて取得した前記注文情報と、前記食券販売機から食券を購入する注文客を前記測定対象者として前記追跡情報生成工程にて生成した追跡情報とを紐付ける紐付工程と、
前記紐付工程にて紐付けた前記注文情報と前記追跡情報とを対応付けて表示手段に表示する表示工程と、を有すること特徴とする提供支援方法。 - 前記紐付工程は、前記注文情報取得工程にて前記注文情報を取得した際に、前記食券販売機付近にいる注文客を前記測定対象者として生成した前記追跡情報を、前記注文情報と対応付けることを特徴とする請求項6に記載の提供支援方法。
- 前記測定対象者が前記測定空間における所定位置に第一の所定時間以上滞在したか否かを前記追跡情報に基づいて判定する判定工程を有し、
前記判定工程にて所定位置に第一の所定時間以上滞在したと判定した場合、
前記紐付工程にて、当該追跡情報に紐付けられた前記注文情報と、当該所定位置を示す所定滞在位置情報を紐付け、
前記表示工程にて、前記紐付工程にて紐付けた前記注文情報と前記所定滞在位置情報とを対応付けて前記表示手段に表示することを特徴とする請求項6又は7に記載の提供支援方法。 - 前記判定工程にて、前記測定対象者が前記所定滞在位置情報が示す所定位置から第二の所定時間以上離れたか否かを前記追跡情報に基づいて判定し、
前記判定工程にて、前記所定滞在位置情報が示す所定位置から第二の所定時間以上離れたと判定した場合、
前記紐付工程にて、前記所定滞在位置情報に移動中である旨を示す情報を紐付け、
前記表示工程にて、前記所定滞在位置情報に移動中である旨を示す情報を対応付けて前記表示手段に表示することを特徴とする請求項8に記載の提供支援方法。 - 前記注文情報が示す注文品の配膳が完了した旨を示す配膳完了情報を受け付ける配膳完了情報受付工程を有し、
前記配膳完了情報受付工程にて、前記配膳完了情報を受け付けると、
前記紐付工程にて、当該配膳完了情報に係る前記注文情報に、前記配膳完了情報を紐付け、
前記表示工程にて、前記紐付工程が紐付けた前記注文情報と前記配膳完了情報を対応づけて前記表示手段に表示することを特徴とする請求項5乃至9のいずれか一項に記載の提供支援方法。 - 測定空間における測定対象者までの距離を測定する距離測定装置と、
前記距離測定装置が測定した距離データに基づいて、前記測定対象者の測定空間における所在位置を追跡して追跡情報を生成する追跡情報生成手段と、
前記測定空間の地図情報を記憶する記憶手段から地図情報を読み出し、所定エリアを通過した通過者を測定対象者として前記追跡情報生成手段が各前記測定対象者についてそれぞれ生成した前記追跡情報を、前記地図情報が示す地図上に重ね合わせて所在位置地図情報を生成する所在位置地図情報生成手段と、
前記所在位置地図情報生成手段が生成した所在位置地図情報を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示された所在位置地図情報に含まれる前記追跡情報のうち、一の測定対象者の追跡情報の指定を受け付ける追跡情報指定手段と、を有し、
前記表示手段は、前記所在位置地図情報において、前記追跡情報指定手段が受け付けた追跡情報を他の追跡情報と区別して表示することを特徴とする経路案内システム。 - 前記表示手段に表示された前記所在位置地図情報において、一の目的地を示す目的地情報の指定を受け付ける目的地情報指定手段と、
前記追跡情報指定手段が受け付けた追跡情報と、前記目的地情報指定手段が受け付けた目的地情報と、前記所在位置地図情報に含まれる地図情報とに基づいて、前記追跡情報が示す位置から前記目的地情報が示す目的地までの推奨経路を示す推奨経路情報を生成する推奨経路情報生成手段と、
前記表示手段は、前記所在位置地図情報において、前記推奨経路情報生成手段にて生成された前記推奨経路情報を表示することを特徴とする請求項11に記載の経路案内システム。 - 測定空間における測定対象者までの距離を測定する距離測定装置を用いた経路案内方法において、
前記距離測定装置が測定した距離データに基づいて、前記測定対象者の測定空間における所在位置を追跡して追跡情報を生成する追跡情報生成工程と、
前記測定空間の地図情報を記憶する記憶手段から地図情報を読み出し、所定エリアを通過した通過者を測定対象者として前記追跡情報生成工程にて各前記測定対象者についてそれぞれ生成した前記追跡情報を、前記地図情報が示す地図上に重ね合わせて所在位置地図情報を生成する所在位置地図情報生成工程と、
前記所在位置地図情報生成工程にて生成した所在位置地図情報を表示手段に表示する工程と、
前記表示手段に表示された所在位置地図情報に含まれる前記追跡情報のうち、一の測定対象者の追跡情報の指定を受け付ける追跡情報指定工程と、を有し、
前記表示手段に表示された前記所在位置地図情報において、前記追跡情報指定工程にて受け付けた追跡情報を他の追跡情報と区別して表示する工程と、を有することを特徴とする経路案内方法。 - 前記表示手段に表示された前記所在位置地図情報において、一の目的地を示す目的地情報の指定を受け付ける目的地情報指定工程と、
前記追跡情報指定工程にて受け付けた追跡情報と、前記目的地情報指定工程にて受け付けた目的地情報と、前記所在位置地図情報に含まれる地図情報とに基づいて、前記追跡情報が示す位置から前記目的地情報が示す目的地までの推奨経路を示す推奨経路情報を生成する推奨経路情報生成工程と、
前記表示手段に表示された前記所在位置地図情報において、前記推奨経路情報生成工程にて生成された前記推奨経路情報を表示する工程と、を有することを特徴とする請求項13に記載の経路案内方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019194689A JP2021068314A (ja) | 2019-10-25 | 2019-10-25 | 提供支援システム及び提供支援方法、経路案内システム及び経路案内方法 |
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