JP2021067123A - 水まわり機器管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】水まわり機器の設定の負担を低減することができる水まわり機器管理システムを提供する。【解決手段】水まわり機器10は、機器本体と、機器本体に設けられ人体を検知する人体検知部と、管理者端末50で指示された機器本体に関する設定を実行するための指令信号をネットワークを介して受信する受信部と、受信部で受信した指令信号に基づき機器本体に関する設定を制御する制御部と、を備え、制御部は、人体検知部が人体を検知していない場合は、指令信号に基づいて機器本体に関する設定を実行させ、人体検知部が人体を検知している場合は、指令信号に基づく機器本体に関する設定の実行を保留し、人体検知部が人体を検知しなくなった後に保留を解除して機器本体に関する設定を実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、一般的に、水まわり機器を外部から管理する水まわり機器管理システムに関する。
公共施設や商業施設などのトイレ室には、多くの水まわり機器(例えば、大便器、小便器、手洗器、および乾燥器など)が配設されている。このような水まわり機器の設定(例えば、便座の温度やおしり洗浄水の温度など)は、使用者の快適性を確保するために管理者が管理している。この場合、各水まわり機器の設定を変更する場合には、管理者がその都度トイレ室に足を運ばなければならず、管理者にとって煩わしい作業となっていた。そこで、特許文献1では、各トイレ室の水まわり機器の設定変更を外部から遠隔操作によって行うことが提案されている。
特開2016−122973号公報
特許文献1では、便器の使用中に遠隔操作で設定を変更すると、使用者に不快感を与える可能性があるので、便器の使用中には遠隔操作での設定変更を禁止している。しかし、管理者は、全ての便器の設定変更を行うのに何度も設定変更を実行しなければならないので、設定変更作業の作業性が低下する虞がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、水まわり機器の設定の負担を低減できる水まわり機器管理システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、管理者端末からネットワークを介して水まわり機器に関する設定を行うことができる水まわり機器管理システムであって、前記水まわり機器は、機器本体と、前記機器本体に設けられ人体を検知する人体検知部と、前記管理者端末で指示された前記機器本体に関する設定を実行するための指令信号をネットワークを介して受信する受信部と、前記受信部で受信した指令信号に基づき前記機器本体に関する設定を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記人体検知部が人体を検知していない場合は、前記指令信号に基づいて前記機器本体に関する設定を実行させ、前記人体検知部が人体を検知している場合は、前記指令信号に基づく前記機器本体に関する設定の実行を保留し、前記人体検知部が人体を検知しなくなった後に保留を解除して前記機器本体に関する設定を実行させることを特徴とする水まわり機器管理システムである。
この水まわり機器管理システムによれば、指令信号を受信したときに水まわり機器が使用中であった場合は、指令信号に基づいた設定が保留されるため、使用者に不快感を与えることを抑制することができる。また、保留していた設定は使用者がいなくなった後に自動的に行なわれるため、管理者側の負担を減らすことができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記水まわり機器は、前記機器本体に関する情報をネットワークに送信する送信部をさらに備え、前記制御部は、前記機器本体に関する設定を実行した場合は、前記送信部からネットワークに向けて設定完了信号を送信させ、前記機器本体に関する設定の実行を保留した場合は、前記送信部からネットワークに向けて保留信号を送信させることを特徴とする水まわり機器管理システムである。
この水まわり機器管理システムによれば、少なくとも設定完了信号か保留信号のどちらかが送信されるため、水まわり機器に指令信号が送信されたことを管理者側で見分けることができる。また、指令信号に基づく設定の保留をしていた機器本体についても、設定が完了すると設定完了信号が送信されるため、指令信号に基づく設定が実行されたかどうかを管理者側で確認できる。
第3の発明は、管理者端末からネットワークを介して水まわり機器に関する設定を行うことができる水まわり機器管理システムであって、人体検知部を有する前記水まわり機器から離れた位置に設けられ、前記水まわり機器に関する設定をネットワークを介して管理する管理装置を備え、前記管理装置は、前記管理者端末で指示された前記水まわり機器に関する設定を実行するための指令信号および前記水まわり機器から送信される人体検知情報を受信する受信部と、前記水まわり機器に向けて前記指令信号を送信する送信部と、前記受信部で受信した前記人体検知情報に基づき前記送信部を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記水まわり機器の前記人体検知部が人体を検知していない信号を前記受信部が受信している場合は、前記送信部から前記水まわり機器に向けて前記指令信号を送信させ、前記水まわり機器の前記人体検知部が人体を検知している信号を前記受信部が受信している場合は、前記送信部から前記水まわり機器に向けて前記指令信号を送信するのを保留し、前記受信部が人体を検知していない信号を受信した後に保留を解除して前記指令信号を前記送信部から前記水まわり機器に向けて送信することを特徴とする水まわり機器管理システムである。
この水まわり機器管理システムによれば、水まわり機器が使用中であった場合は、指令信号に基づいた設定が保留されるため、使用者に不快感を与えることを抑制することができる。また、保留していた送信は使用者がいなくなった後に自動的に行なわれるため、管理者側の負担を減らすことができる。また、水まわり機器で設定を行うか否かの制御を実行しなくてよいので、水まわり機器の制御負担を軽くすることができる。
第4の発明は、第3の発明において、前記制御部は、前記受信部が前記水まわり機器に関する設定を実行した旨の設定完了信号を受信した場合は、前記管理者端末に設定が完了したことを表示させ、前記指令信号を送信するのを保留した場合は、前記管理者端末に設定が保留されていることを表示させることを特徴とする水まわり機器管理システムである。
この水まわり機器管理システムによれば、少なくとも設定完了か保留のどちらかが管理者端末に表示されるため、水まわり機器の設定が完了したことおよび設定を実行しようとしていることを管理者側で見分けることができる。また、指令信号の送信を保留をしていた水まわり機器についても、設定が完了すると設定完了が表示されるため、指令信号に基づく設定が実行されたかどうかを管理者側で確認できる。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記保留が所定時間以上継続した場合は、前記管理者端末に異常が表示されることを特徴とする水まわり機器管理システムである。
この水まわり機器管理システムによれば、保留状態が長時間継続していることにより、異常が発生している可能性を管理者に報知することができる。
第6の発明は、第1〜第5のいずれか1つの発明において、前記保留は、前記人体検知部が人体を検知しなくなってから所定時間が経過したときに解除されることを特徴とする水まわり機器管理システムである。
この水まわり機器管理システムによれば、水まわり機器を使用している使用者が人体検知部から少しだけ離れた場合に設定がなされるのを抑制できる。すなわち、所定時間を使用者が水まわり機器の使用後と確定することができる時間に設定することで、使用者が入れ替わるタイミングで保留を解除させて設定を行うことができる。
本発明の態様によれば、水まわり機器の設定の負担を低減することができる水まわり機器管理システムが提供される。
本発明の第1実施形態に係る水まわり機器管理システムを模式的に示す説明図である。 図1中の水まわり機器、管理装置を模式的に示すブロック図である。 水まわり機器の制御部で行われる制御処理を示す流れ図である。 本発明の第2実施形態に係る管理装置の制御部で行われる制御処理を示す流れ図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る水まわり機器管理システムを模式的に示す説明図である。
図2は、図1中の水まわり機器、管理装置を模式的に示すブロック図である。
図1に示すように、水まわり機器管理システム1は、トイレ室TRに設置された水まわり機器10と、水まわり機器10とネットワーク30を介して接続された管理装置40と、管理装置40とネットワーク30を介して接続された管理者端末50と、を備えている。水まわり機器管理システム1は、管理者端末50からネットワーク30を介して水まわり機器10に関する設定を行うことができる。
水まわり機器10は、例えば不特定多数の者が使用する施設に設けられる機器となっており、例えば公衆のトイレ室TR、ビル内のトイレ室、ホテルのユニットバス、および公衆浴場などに関連して用いられる機器となっている。一例を挙げると、水まわり機器10は、トイレ室TRに配設された温水洗浄便座、大便器、小便器、自動水栓、オートソープディスペンサ、電気温水器、手乾燥装置、およびリモコン100などを挙げることができる。水まわり機器10は、1つでもよいし、複数個でもよい。各水まわり機器10は、使用状況やメンテナンスの要否などに関する情報を通信機器20に送信している。
水まわり機器10は、機器本体11と、機器本体11に設けられ人体を検知する人体検知部12と、通信機器20と通信可能な通信部13と、機器本体11に関する設定値を制御する制御部14と、を備えている。機器本体11は、例えば保温機能を有する便座、おしりを洗浄する衛生洗浄装置、および湯水を吐水可能な自動水栓などで、使用者が任意に温度や水量などを設定できる機器となっている。
人体検知部12は、例えば大便器に設けられ大便器の前方にいる人体を検知する人体検知センサ、便座に設けられ便座に着座している使用者を検知する着座センサ、自動水栓から湯水を吐水させるために使用者の手を検知する人体検知センサ、および衛生洗浄装置の開始スイッチなどで、水まわり機器10が使用中か否かを検知するものである。
通信部13は、機器本体11に関する設定値を設定するための指令信号を受信する受信部13aと、機器本体11に関する情報を送信する送信部13bと、を有している。受信部13aは、管理者端末50で指示された指令信号をネットワーク30、管理装置40、通信機器20を介して受信する。送信部13bは、機器本体11に関する情報を通信機器20、ネットワーク30、管理装置40を介して管理者端末50に送信する。
制御部14は、水まわり機器10の機器本体11に関する設定値を制御している。機器本体11に関する設定値とは、使用者が水まわり機器10を使用するときに自分の好みに設定可能なもので、例えば便座の温度、おしり洗浄水の温度、おしり洗浄水の水量、自動水栓の水温などである。制御部14は、使用者がリモコン100などを操作したときに、その操作信号を通信部13の受信部13aを介して受信する。そして、制御部14は、その操作信号を基に機器本体11の設定を実行する。また、制御部14は、管理者端末50で指示され、受信部13aで受信した指令信号に基づき機器本体11に関する設定値を制御する。指令信号により設定を実行する場合については、後で説明する。
記憶部15は、受信部13aで受信した指令信号、操作信号などを記憶するメモリとなっている。また、記憶部15には、制御部14が実行する制御プログラムが格納されている。なお、記憶部15は、制御部14内に設けられていてもよい。
通信機器20は、例えば水まわり機器10の使用状況やメンテナンスの要否などに関連する複数の機器情報を、ネットワーク30を介して管理装置40に送信する。このように、通信機器20は、水まわり機器10の複数の機器情報を管理装置40などの外部機器に送信する。また、通信機器20は、管理装置40から送信された指令信号を受信して各水まわり機器10に送信する。
通信機器20は、ネットワーク30を介して管理装置40と無線通信を行うとともに、各水まわり機器10とそれぞれ無線通信を行う。通信機器20は、例えば管理装置40側のネットワーク30のプロトコルと水まわり機器10の無線通信のプロトコルとの変換を行うゲートウェイである。なお、通信機器20は、ゲートウェイに限らず、外部と通信可能であればどのような通信機器でもよい。通信機器20と水まわり機器10との間の通信は、双方向の通信となっている。また、通信機器20と管理装置40との間の通信は、双方向の通信となっている。
ネットワーク30は、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)などであり、管理装置40を介して通信機器20と管理者端末50とを接続している。ネットワーク30は、管理装置40と管理者端末50および管理装置40と通信機器20を有線で接続するものでもよいし、無線で接続するものでもよいし、有線と無線との組み合わせでもよい。ネットワーク30は、通信機器20、管理装置40、および管理者端末50の間の通信を可能にする任意のネットワークでよい。
管理装置40は、人体検知部12を有する水まわり機器10から離れた位置に設けられている。管理装置40は、例えばクラウドサーバであり、ネットワーク30により水まわり機器10および管理者端末50に接続され、水まわり機器10に関する設定を管理している。そして、管理装置40は、通信部41、制御部42、および記憶部43を有している。
通信部41は、受信部41aと送信部41bとを有する。受信部41aは、通信機器20から送信される水まわり機器10の情報および管理者端末50から送信される指令信号を受信する。一方、送信部41bは、通信機器20に向けて指令信号を送信したり、管理者端末50に向けて水まわり機器10の情報を送信したりする。
制御部42は、水まわり機器10の情報や水まわり機器10へ送信される指令信号を制御している。制御部42は、例えば受信部41aで受信した水まわり機器10の情報や管理者端末50から送信された指令信号を記憶部43に記憶させる。また、制御部42は、例えば記憶部43に記憶された情報や指令信号を送信部41bから通信機器20や管理者端末50に送信させる。制御部42は、記憶部43に記憶された制御プログラムに従って作動する。
記憶部43は、受信部41aで受信した指令信号や水まわり機器10の情報が記憶されるメモリとなっている。また、記憶部43には、水まわり機器10の設定を実行させるための各種の指令信号や、制御部42の制御プログラムが格納されている。
管理者端末50は、トイレ室TRを管理する管理者が保有する端末であり、例えば携帯端末50aやPC端末50bとなっている。管理者端末50は、ネットワーク30を介して管理装置40に接続されている。管理者は、例えば管理装置40に接続して、トイレ室TRに設置された水まわり機器10の各種の情報を取得(閲覧)することができる。また、管理者は、管理者端末50を操作して管理装置40から水まわり機器10に向けて設定を実行するための指令信号を出力させることができる。
このように、水まわり機器管理システム1は、トイレ室TRをIoT(Internet of Things)化させることにより、各水まわり機器10の使用状況やメンテナンスの要否などを管理者が一元管理できるようになっている。これにより、管理者は、トイレ室TRから離れた場所で、水まわり機器10の故障、メンテナンス、および使用状況を把握することができる。また、管理者は、管理者端末50を操作することにより、水まわり機器10に関する作動状態の設定を行うことができる。従って、管理者は、公衆のトイレ室TRなどに行かなくても、トイレ室TRの管理を行うことができる。
実施形態による水まわり機器管理システム1は、上述の如き構成を有するもので、次に管理者が管理者端末50により水まわり機器10の設定値を設定する作業について説明する。
管理者は、例えばPC端末50bからユーザID、パスワードなどを入力して管理装置40に接続する。そして、管理者は、PC端末50bから水まわり機器10の設定値を設定するための指示を行う。一例を挙げると、管理者は、PC端末50bからトイレ室TRの便座の温度を「中」と設定する。これにより、管理装置40は、送信部41bからトイレ室TRの通信機器20に向けて便座の温度「中」という指令信号を送信する。
そして、通信機器20から各便座(水まわり機器10)の受信部13aに向けて指令信号(便座の温度「中」)を送信する。各水まわり機器10の制御部14は、指令信号を基に設定値の設定を行う。例えば、便座の制御部14は、便座温度「中」の指令信号を基に便座の温度を「中」に設定する。これにより、管理者は、トイレ室TRに行かなくてもトイレ室TRの水まわり機器10の設定値を設定することができる。
ところで、例えば水まわり機器10を使用者が使用しているときに設定値が設定された場合には、使用者の意図しない設定となるので、使用者に不快感を与える虞がある。そこで、上述した従来技術では、機器本体に設けられた人体検知部が人体を検知しているときには設定値の設定を禁止している。しかし、管理者は、その後に何度も機器の設定変更を実行して、全ての機器の設定を行わなければならないので、設定作業の作業性が低下する虞がある。
そこで、本実施形態では、使用者が水まわり機器10を使用しているときには設定を保留して、水まわり機器10の使用が終了したら自動で設定を行うようにしている。具体的には、制御部14は、人体検知部12が人体を検知していない場合は、指令信号に基づいて機器本体11に関する設定を実行させ、人体検知部12が人体を検知している場合は、指令信号に基づく機器本体11に関する設定の実行を保留し、人体検知部12が人体を検知しなくなった後に保留を解除して機器本体11に関する設定を実行させる。これにより、使用者が水まわり機器10の使用をしているときに設定が変更されるのを抑制することができるとともに、管理者による設定値の設定作業の作業性を向上できる。
また、制御部14は、機器本体11に関する設定を実行した場合は、送信部13bからネットワーク30を介して管理装置40に向けて設定完了信号を送信させ、機器本体11に関する設定の実行を保留した場合は、送信部13bからネットワーク30を介して管理装置40に向けて保留信号を送信させる。これにより、管理者は、管理装置40にアクセスして、機器本体11の設定が実行されたことおよび設定の実行が保留されていることを確認することができる。
以下、水まわり機器10で行われる制御処理の一例について、図3を参照して説明する。
図3は、水まわり機器の制御部で行われる制御処理を示す流れ図である。図3に示す制御処理は、記憶部15に予め格納されている。また、図3では、各ステップを「S」と示し、例えば「ステップ1」を「S1」で示している。
まず、S1では、指令信号を受信したか否かを判定する。すなわち、制御部14は、受信部13aが指令信号を受信しているか否かを判定する。そして、S1で、「YES」、すなわち指令信号を受信していると判定された場合には、S2に進む。一方、S1で「NO」、すなわち、指令信号を受信していないと判定された場合には、エンドとなる。
S2では、指令信号を記憶部15に記憶させる。すなわち、制御部14は、受信部13aで受信した指令信号を記憶部15に記憶させる。
次のS3では、人体検知なしかを判定する。すなわち、制御部14は、人体検知部12による人体(使用者)の検知により、水まわり機器10が使用されているか、使用されていないかを判定する。そして、S3で「YES」、すなわち、人体検知されていない(水まわり機器10が使用されていない)と判定された場合には、S4に進む。一方、S3で「NO」、すなわち、人体検知あり(水まわり機器10が使用中)と判定された場合には、S6に進む。
S4では、指令信号に基づく設定を行う。すなわち、制御部14は、指令信号に基づき、機器本体11の設定値の設定を行う。例えば、制御部14は、便座の温度を「中」にするという指令信号であれば、「高」または「低」に設定されている便座の温度を「中」に変更する。また、「中」に設定されている便座の温度は「中」に維持される。また、制御部14は、自動水栓の水温を「低」にするという指令信号であれば、「高」または「中」に設定されている自動水栓の水温を「低」に変更する。また、「低」に設定されている自動水栓の水温は「低」に維持される。なお、指令信号は、「高」「中」「低」などに限らず、具体的な温度(例えば、便座温度30℃)など具体的な数値でもよい。
次のS5では、設定完了信号を送信する。すなわち、制御部14は、機器本体11の設定値が指令信号に基づく値に設定された場合には、送信部13bから通信機器20に向けて設定完了信号を送信する。そして、通信機器20は、管理装置40に向けて設定完了信号を送信する。これにより、管理者は、管理者端末50から管理装置40にアクセスして、設定が完了したことを確認することができる。そして、S5が終了するとエンドとなる。
S6では、指令信号に基づく設定を保留する。すなわち、制御部14は、水まわり機器10が使用中であるので、指令信号に基づく設定をせずに保留して、次のS7に進む。S7では、保留信号を送信する。すなわち、制御部14は、送信部13bから通信機器20に向けて設定が保留された保留信号を送信する。そして、通信機器20は、管理装置40に向けて保留信号を送信する。これにより、管理者は、管理者端末50から管理装置40にアクセスして、設定が保留されていることを確認することができる。
次のS8では、人体検知なしかを判定する。すなわち、制御部14は、人体検知部12による人体(使用者)の検知により、水まわり機器10の使用が終わったか否かを判定する。そして、S8で「YES」、すなわち、人体検知されていないと判定された場合には、S9に進む。一方、S8で「NO」、すなわち、人体検知ありと判定された場合には、S11に進む。
S9では、所定時間が経過したか否かを判定する。すなわち、制御部14は、水まわり機器10の人体検知部12が人体を検知しなくなってからの時間を計測する。所定時間は、水まわり機器10の使用が終了したことを確認するための時間が設定されている。すなわち、所定時間は、水まわり機器10を使用している使用者が一時的に水まわり機器10から離れる場合を排除するための時間である。この所定時間は、各水まわり機器10の使用状況や設置場所などにより、実験、シミュレーションにより設定され、例えば40〜60秒程度に設定されている。そして、S9で「YES」、すなわち、所定時間が経過したと判定された場合には、S10に進む。一方、S9で「NO」、すなわち、所定時間が経過していないと判定された場合には、S8に戻り人体検知なしかを監視する。
S10では、保留を解除する。すなわち、指令信号に基づく設定の保留は、人体検知部12が人体を検知しなくなってから所定時間が経過したときに解除される。制御部14は、S6で保留していた設定を解除する。そして、S4に進み、指令信号に基づく設定がなされ、S5で設定完了信号が送信される。このように、S9で人体検知をしなくなってから所定時間経過後に保留を解除しているので、水まわり機器10の使用者が入れ替わるタイミングで設定を行うことができる。
S11では、所定時間が経過したか否かを判定する。すなわち、制御部14は、人体検知がある状態(水まわり機器10が使用されている状態)が長期間継続しているか否かを判定する。この所定時間は、水まわり機器10が長期間使用状態にあることにより、何かしらの異常が発生している可能性を示唆するために設定された時間となっている。この所定時間は、例えばS3での人体検知から計測することができる。所定時間は、各水まわり機器10の使用状況や設置場所などにより、実験、シミュレーションにより設定され、例えば30分〜2時間程度に設定されている。そして、S11で「YES」、すなわち、所定時間が経過していると判定された場合には、S12に進む。一方、S11で「NO」、すなわち、所定時間が経過していないと判定された場合には、S8に戻り人体検知を監視する。
次のS12では、異常信号を送信する。すなわち、制御部14は、送信部13bから通信機器20に向けて水まわり機器10が長期間使用中である異常信号を送信して、エンドとなる。そして、通信機器20は、管理装置40に向けて異常信号を送信する。管理者は、管理者端末50から管理装置40にアクセスして、水まわり機器10から異常信号が発信されていることを確認することができる。すなわち、保留が所定時間以上継続した場合は、管理者端末50に水まわり機器10の異常が表示されるようになっている。これにより、管理者は、水まわり機器10に何かしらの異常が発生していることを把握することができる。
次に、図4を参照して本発明の第2実施形態による水まわり機器管理システムについて説明する。第2実施形態の特徴は、管理装置40で水まわり機器の設定制御を行うことにある。なお、第2実施形態では、上述した第1実施形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
管理装置40は、人体検知部12を有する水まわり機器10から離れた位置に設けられ、水まわり機器10に関する設定をネットワーク30を介して管理している。管理装置40の受信部41aは、管理者端末50で指示された水まわり機器10に関する設定を実行するための指令信号および水まわり機器10から送信される人体検知情報を受信する。管理装置40の送信部41bは、水まわり機器10に向けて指令信号を送信する。制御部42は、受信部41aで受信した人体検知情報に基づき送信部41bを制御する。本実施形態では、管理者端末50から管理装置40に送信される信号と、管理装置40から水まわり機器10に送信される信号とをともに指令信号としているが、この指令信号は水まわり機器10の設定値を設定するための信号として広義な意味で用いている。すなわち、指令信号は、水まわり機器10の設定値を設定するための信号である。
そして、制御部42は、水まわり機器10の人体検知部12が人体を検知していない信号を受信部41aが受信している場合は、送信部41bから水まわり機器10に向けて指令信号を送信させる。一方、水まわり機器10の人体検知部12が人体を検知している信号を受信部41aが受信している場合は、送信部41bから水まわり機器10に向けて指令信号を送信するのを保留する。そして、受信部41aが人体を検知していない信号を受信した後に保留を解除して指令信号を送信部41bから水まわり機器10に向けて送信する。
これにより、水まわり機器10が使用中であった場合は、指令信号に基づいた設定が保留されるため、使用者に不快感を与えることを抑制することができる。また、保留していた送信は使用者がいなくなった後に自動的に行なわれるため、管理者側の負担を減らすことができる。また、水まわり機器10で設定を行うか否かの制御を実行しなくてよいので、水まわり機器10の制御負担を軽くすることができる。
また、制御部42は、受信部41aが水まわり機器10に関する設定を実行した旨の設定完了信号を受信した場合は、管理者端末50に設定が完了したことを表示させる。一方、指令信号を送信するのを保留した場合は、管理者端末50に設定が保留されていることを表示させる。
これにより、少なくとも設定完了か保留のどちらかが管理者端末50に表示されるため、水まわり機器10の設定が完了したことおよび設定を実行しようとしていることを管理者側で見分けることができる。また、指令信号の送信を保留をしていた水まわり機器10についても、設定が完了すると設定完了が表示されるため、指令信号に基づく設定が実行されたかどうかを管理者側で確認できる。
また、保留が所定時間以上継続した場合は、管理者端末50に異常が表示される。この所定時間は、例えば30分〜2時間程度となっている。これにより、管理者は、長期間継続して水まわり機器10が使用状態にあることで、何かしらの異常が発生しているのを確認することができる。
また、保留は、人体検知部12が人体を検知しなくなってから所定時間が経過したときに解除される。この所定時間は、例えば40〜60秒程度に設定されている。これにより、水まわり機器10の使用者が入れ替わるタイミングで水まわり機器10の設定を行うことができる。
図4は、本発明の第2実施形態に係る管理装置の制御部で行われる制御処理を示す流れ図である。
図4に示す制御処理は、記憶部43に予め格納されている。また、図4では、各ステップを「S」と示し、例えば「ステップ21」を「S21」で示している。
まず、S21では、人体検知の有無を受信して記憶している。すなわち、制御部42は、各水まわり機器10の使用状態を監視している。制御部42は、通信機器20から送信される各水まわり機器10の人体検知センサ12の検知結果を受信部41aで受信して、記憶部43に記憶させる。
次のS22では、管理者端末50からの指令信号を受信したか否かを判定する。すなわち、制御部42は、管理者が管理者端末50を操作して、水まわり機器10に関する設定を実行するための指令信号を管理装置40に向けて送信したか否かを判定する。そして、S22で「YES」、すなわち、指令信号を受信したと判定された場合には、S23に進む。一方、S22で「NO」、すなわち、指令信号を受信していないと判定された場合には、エンドとなる。なお、S21とS22とは、順番が逆でもよい。すなわち、管理端末50からの指令信号を受信したときに、制御部42が水まわり機器10の使用状態を取得してもよい。そして、次のS23では、指令信号を記憶部43に記憶させる。すなわち、制御部42は、受信部13aで受信した指令信号を記憶部43に記憶させる。
S24では、人体検知なしかを判定する。すなわち、制御部42は、記憶部43に記憶された人体検知部12による人体検知の有無により、水まわり機器10が使用されているか、使用されていないかを判定する。そして、S24で「YES」、すなわち、人体検知されていない(水まわり機器10が使用されていない)と判定された場合には、S25に進む。一方、S24で「NO」、すなわち、人体検知あり(水まわり機器10が使用中)と判定された場合には、S28に進む。
S25では、指令信号を水まわり機器10に向けて送信する。すなわち、制御部42は、管理者端末50で指示された設定を実行するための指令信号を水まわり機器10の通信機器20に向けて送信する。水まわり機器10は、通信機器20から指令信号を受信して、その指令信号に基づく設定値の設定を行う。
次のS26では、設定完了信号を受信して記憶する。すなわち、管理装置40の受信部41aは、水まわり機器10の設定が実行されたことにより、水まわり機器10から送信された設定完了信号を通信機器20、ネットワーク30を介して受信する。そして、制御部42は、受信した設定完了信号を記憶部43に記憶させる。
S27では、設定完了信号を送信する。すなわち、制御部42は、記憶部43に記憶された設定完了信号をネットワーク30を介して管理者端末50に送信させて、エンドとなる。これにより、管理者は、管理端末50から水まわり機器10の設定値が指示した設定値に設定されたことを確認することができる。
S28では、指令信号の送信を保留する。すなわち、制御部42は、水まわり機器10が使用中であるので、送信部41bから水まわり機器10に向けて指令信号の送信を保留させて、S29に進む。
S29では、保留信号を送信する。すなわち、制御部42は、ネットワーク30を介して管理者端末50に保留信号を送信する。これにより、管理者は、水まわり機器10が使用中であるので、設定の実行が保留されていることを把握することができる。
次のS30では、人体検知なしかを判定する。すなわち、制御部42は、人体検知部12による人体(使用者)の検知により、水まわり機器10の使用が終わったか否かを判定する。そして、S30で「YES」、すなわち、人体検知されていないと判定された場合には、S31に進む。一方、S30で「NO」、すなわち、人体検知ありと判定された場合には、S33に進む。
S31では、所定時間が経過したか否かを判定する。すなわち、制御部42は、水まわり機器10の人体検知部12が人体を検知しなくなってからの時間を計測する。所定時間は、水まわり機器10の使用が終了したことを確認するための時間が設定されている。すなわち、所定時間は、水まわり機器10を使用している使用者が一時的に水まわり機器10から離れる場合を排除するための時間である。この所定時間は、各水まわり機器10の使用状況や設置場所などにより、実験、シミュレーションにより設定され、例えば40〜60秒程度に設定されている。そして、S31で「YES」、すなわち、所定時間が経過したと判定された場合には、S32に進む。一方、S31で「NO」、すなわち、所定時間が経過していないと判定された場合には、S30に戻り人体検知なしかを監視する。
S32では、保留を解除する。すなわち、各水まわり機器10への指令信号の送信の保留は、人体検知部12が人体を検知しなくなってから所定時間が経過したときに解除される。制御部42は、S28で保留していた指令信号の送信を解除する。そして、S25に進み、指令信号が水まわり機器10に送信される。これにより、設定が保留されていた水まわり機器10の設定がなされる。そして、S26で水まわり機器10から送信される設定完了信号を受信して記憶する。このように、S30で人体検知をしなくなってから所定時間経過後に保留を解除しているので、水まわり機器10の使用者が入れ替わるタイミングで設定を行うことができる。
S33では、所定時間が経過したか否かを判定する。すなわち、制御部42は、人体検知がある状態(水まわり機器10が使用されている状態)が長期間継続しているか否かを判定する。この所定時間は、水まわり機器10が長期間使用状態にあることにより、何かしらの異常が発生している可能性を示唆するために設定された時間となっている。この所定時間は、例えばS24での人体検知から計測することができる。所定時間は、各水まわり機器10の使用状況や設置場所などにより、実験、シミュレーションにより設定され、例えば30分〜2時間程度に設定されている。そして、S33で「YES」、すなわち、所定時間が経過していると判定された場合には、S34に進む。一方、S33で「NO」、すなわち、所定時間が経過していないと判定された場合には、S30に戻り人体検知を監視する。
次のS34では、異常信号を送信する。すなわち、制御部42は、送信部41bから管理者端末50に向けて水まわり機器10が長期間使用中である異常信号を送信して、エンドとなる。管理者は、管理者端末50から管理装置40にアクセスして、異常信号が発信されていることを確認することができる。すなわち、保留が所定時間以上継続した場合は、管理者端末50に水まわり機器10の異常が表示されるようになっている。これにより、管理者は、水まわり機器10に何かしらの異常が発生していることを把握することができる。
このように構成された第2実施形態においても、第1実施形態と同様に水まわり機器10の使用者に不快感を与えるのを抑制できるとともに、管理者による水まわり機器10の設定値の設定を効率よく行うことができる。特に第2実施形態では、管理装置40で水まわり機器10の使用状態を管理しているので、各水まわり機器10の制御負担を軽くすることができる。
なお、上述した第1実施形態では、水まわり機器10を公衆のトイレ室TR内に設置された機器とした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば水まわり機器は、公衆浴場やホテルの各部屋のバスルームなどに配設される機器でもよい。このことは、第2実施形態についても同様である。
また、上述した第1実施形態では、管理装置40をクラウドサーバとした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば管理装置40で行われる制御処理を管理者端末50で行ってもよい。すなわち、管理者端末50が管理装置40の制御機能を有していてもよい。換言すると、管理者端末50が水まわり機器10の管理を直接行ってもよい。この場合、管理者端末50は、ネットワーク30で各水まわり機器10に直接接続されることになる。このことは、第2実施形態についても同様である。
また、上述した第1実施形態では、S3において人体検知ありと判定されたときにはS7において保留信号を1度だけ送信すると説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば指令信号に基づく設定を保留した状態が継続している場合、且つ、S8で人体検知ありと判定されている状態が継続している場合において、制御部14は、所定の時間間隔で保留信号を何度も送ることとしてもよい。このとき、管理装置40に設定完了信号が届いていないにも関わらず、ある一定時間保留信号を受信しなかった場合に、管理者は、何かしらの異常が発生していることを把握することができる。このことは、第2実施形態についても同様である。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、水まわり機器管理システム1が備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 水まわり機器管理システム、 10 水まわり機器、 11 機器本体、 12 人体検知部、 13 通信部、 13a 受信部、 13b 送信部、 14 制御部、 15 記憶部、 20 通信機器、 30 ネットワーク、 40 管理装置、 41 通信部、 41a 受信部、 41b 送信部、 42 制御部、 43 記憶部、 50 管理者端末、 50a 携帯端末、 50b PC端末、 100 リモコン、 TR トイレ室

Claims (6)

  1. 管理者端末からネットワークを介して水まわり機器に関する設定を行うことができる水まわり機器管理システムであって、
    前記水まわり機器は、
    機器本体と、
    前記機器本体に設けられ人体を検知する人体検知部と、
    前記管理者端末で指示された前記機器本体に関する設定を実行するための指令信号をネットワークを介して受信する受信部と、
    前記受信部で受信した指令信号に基づき前記機器本体に関する設定を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記人体検知部が人体を検知していない場合は、前記指令信号に基づいて前記機器本体に関する設定を実行させ、
    前記人体検知部が人体を検知している場合は、前記指令信号に基づく前記機器本体に関する設定の実行を保留し、前記人体検知部が人体を検知しなくなった後に保留を解除して前記機器本体に関する設定を実行させることを特徴とする水まわり機器管理システム。
  2. 前記水まわり機器は、前記機器本体に関する情報をネットワークに送信する送信部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記機器本体に関する設定を実行した場合は、前記送信部からネットワークに向けて設定完了信号を送信させ、
    前記機器本体に関する設定の実行を保留した場合は、前記送信部からネットワークに向けて保留信号を送信させることを特徴とする請求項1に記載の水まわり機器管理システム。
  3. 管理者端末からネットワークを介して水まわり機器に関する設定を行うことができる水まわり機器管理システムであって、
    人体検知部を有する前記水まわり機器から離れた位置に設けられ、前記水まわり機器に関する設定をネットワークを介して管理する管理装置を備え、
    前記管理装置は、
    前記管理者端末で指示された前記水まわり機器に関する設定を実行するための指令信号および前記水まわり機器から送信される人体検知情報を受信する受信部と、
    前記水まわり機器に向けて前記指令信号を送信する送信部と、
    前記受信部で受信した前記人体検知情報に基づき前記送信部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記水まわり機器の前記人体検知部が人体を検知していない信号を前記受信部が受信している場合は、前記送信部から前記水まわり機器に向けて前記指令信号を送信させ、
    前記水まわり機器の前記人体検知部が人体を検知している信号を前記受信部が受信している場合は、前記送信部から前記水まわり機器に向けて前記指令信号を送信するのを保留し、前記受信部が人体を検知していない信号を受信した後に保留を解除して前記指令信号を前記送信部から前記水まわり機器に向けて送信することを特徴とする水まわり機器管理システム。
  4. 前記制御部は、
    前記受信部が前記水まわり機器に関する設定を実行した旨の設定完了信号を受信した場合は、前記管理者端末に設定が完了したことを表示させ、
    前記指令信号を送信するのを保留した場合は、前記管理者端末に設定が保留されていることを表示させることを特徴とする請求項3に記載の水まわり機器管理システム。
  5. 前記保留が所定時間以上継続した場合は、前記管理者端末に異常が表示されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の水まわり機器管理システム。
  6. 前記保留は、前記人体検知部が人体を検知しなくなってから所定時間が経過したときに解除されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の水まわり機器管理システム。
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