JP2021064562A - イオン発生装置および電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型かつ低コストのイオン発生装置を実現する。【解決手段】イオン発生装置(1)は、入力電圧を昇圧するトランス素子(11)と、トランス素子の2次側の端子のうち一方の端子(111)に接続される放電電極(13a、13b)と、放電電極が設けられる基板(14)と、トランス素子の2次側の端子のうち他方の端子(112)に接続され、少なくとも一部が基板から離れているワイヤ(20)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、イオン発生装置、および当該イオン発生装置を備える電気機器に関する。
イオン発生装置の一例として、特許文献1に開示されているものが挙げられる。当該イオン発生装置は、正のイオンを放出するための第1放電電極および負のイオンを放出するための第2放電電極と、第1放電電極および第2放電電極のそれぞれとの間に電界を形成するための誘導電極とを備える。
特開2017−216182号公報
特許文献1に開示されているイオン発生装置においては、第1放電電極および第2放電電極が形成されている基板と、誘導電極が形成されている基板とは互いに異なるため、装置を構成する部品点数が増大する。その結果、装置が大型化するとともに、コストが増大するという問題が生じる。
本発明の一態様は、小型かつ低コストのイオン発生装置などを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るイオン発生装置は、入力電圧を昇圧するトランス素子と、前記トランス素子の2次側の端子のうち一方の端子に接続される放電電極と、前記放電電極が設けられる基板と、前記トランス素子の2次側の端子のうち他方の端子に接続され、少なくとも一部が前記基板から離れている線状導体と、を備え、前記放電電極と前記線状導体との間での放電によりイオンを発生させる。
本発明の一態様によれば、小型かつ低コストのイオン発生装置などを実現することができる。
本発明の実施形態1に係るイオン発生装置の構成の具体例を示す図である。 本発明の実施形態1に係るイオン発生装置の回路構成の概略を示す図である。 実施形態2に係るワイヤの形状を示す図である。 実施形態2に係るワイヤの形状を示す図である。 実施形態2に係るワイヤの形状を示す図である。 実施形態3に係るワイヤを示す図である。 実施形態3に係るワイヤを示す図である。 本実施形態4に係る電気機器の構成を示す断面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
〔イオン発生装置1の回路構成〕
図2は、実施形態1に係るイオン発生装置1の回路構成の概略を示す図である。図2に示すように、イオン発生装置1は、トランス素子11(高圧トランス素子)と、ダイオード12aおよび12bと、放電電極13aおよび13bと、を備える。放電電極13aおよび13bについての説明は、図1を参照して後述する。
トランス素子11は、駆動回路(不図示)により駆動されて入力電圧を昇圧する。
ダイオード12aおよび12bは、トランス素子11と、放電電極13aおよび13bとの間に、互いに並列かつ逆向きに接続される。具体的には、ダイオード12aのアノードおよびダイオード12bのカソードが、トランス素子11に接続される。ダイオード12aのカソードが、放電電極13aに接続される。ダイオード12bのアノードが、放電電極13bに接続される。
〔イオン発生装置1の構成〕
図1は、実施形態1に係るイオン発生装置1の構成の具体例を示す図である。図1においては、トランス素子11の一次側については符号を付さず、説明を省略する。イオン発生装置1は、図2に示されていた各構成要素の他に、基板14と、筐体15と、ワイヤ(線状導体)20とをさらに備える。
図1に示すように、基板14には、放電電極13aおよび13bが設けられる。基板14は、トランス素子11の端子111と、放電電極13aおよび13bと、を接続するパターン14aが形成された回路基板である。ダイオード12aおよび12bは、パターン14aの途中に設けられている。
トランス素子11は、2次側に、端子111(一方の端子)と、端子112(他方の端子)と、コイル113と、を備えている。端子111および112は、トランス素子11からコイル113の軸Cの両側(図1における+X方向側および−X方向側)に突出している棒状の導体である。
端子111は、第1の端部111aおよび第2の端部111bを有する。端子112は、第3の端部112aおよび第4の端部112bを有する。第1の端部111aおよび第2の端部111bは、軸Cに対して互いに異なる側に位置する。第3の端部112aおよび第4の端部112bは、軸Cに対して互いに異なる側に位置する。
第1の端部111aは、コイル113を形成する導線の一端が接続される部分である。また、第2の端部111bは、上述したパターン14aを介して放電電極13aおよび13bが接続される部分である。第3の端部112aは、コイル113を形成する導線の他端が接続される部分である。また、第4の端部112bには、ワイヤ20の一端が接続される。
コイル113を形成する導線は細いため、当該導線が端子111に接続されている部分に放電電極13aおよび13b、ならびにワイヤ20を接続すると、接続の工程において当該導線が損傷する虞がある。トランス素子11においては、第1の端部111aおよび第3の端部112aに導線を接続する。また、第2の端部111bに放電電極13aおよび13bを接続し、第4の端部112bにワイヤ20を接続する。これにより、接続の工程において導線が損傷する虞を低減することができる。
コイル113は、導線で形成されたコイルである。イオン発生装置1において、放電電極13aおよび13bは、コイル113の軸Cに対して互いに異なる側に配される。
ワイヤ20は、金属で形成された線状導体である。ただし、ワイヤ20は、電気伝導性を有する材質であれば金属に限定されず、例えば炭素繊維でもよい。また、ワイヤ20は、折り曲げ可能である。これにより、イオン発生装置1内におけるワイヤ20の配置の自由度を向上させることができる。ワイヤ20は、例えば円柱状のワイヤを折り曲げて形成されていてもよい。ワイヤ20が円柱状の場合、その断面は円形である。また、ワイヤ20は、例えば金属板をカットすることによりワイヤ状に形成したものであってもよい。この場合、ワイヤ20の断面は矩形である。
ワイヤ20は、放電電極13aおよび13bに対向するように形成されている。具体的には、ワイヤ20は、放電電極13aと13bとを結ぶ線分に平行かつ当該線分の中心から両側に当該線分よりも長い線分の領域を有する。また、ワイヤ20の少なくとも一部は、基板14から離れている。換言すれば、ワイヤ20の少なくとも一部は、基板14と接触していない。さらに換言すれば、ワイヤ20の少なくとも一部は基板14から浮いている。本実施形態1においては、ワイヤ20の全体が、基板14から離れている(浮いている)。ワイヤ20の外側には、放電電極13aおよび13bがある。
放電電極13aおよび13bは、ワイヤ20との間で放電を行う電極である。放電電極13aおよび13bは、トランス素子11の2次側の端子のうち一方の端子111に接続される。放電電極13aおよび13bは、実施形態1において針電極である。放電電極13aおよび13bは、基板14から−Z方向に突出している。放電電極13aに正の電圧を印加することで、正のイオンが発生し、放電電極13bに負の電圧を印加することで、負のイオンが発生する。ただし、放電電極13aおよび13bは、ブラシ電極、または面電極でもよい。また、イオン発生装置1が有する放電電極の数は2つに限定されない。
筐体15は、内部にトランス素子11と、ダイオード12aおよび12bと、放電電極13aおよび13bと、基板14と、ワイヤ20とを収容する。また、筐体15の内部には、エポキシ樹脂(不図示)が充填されている。これにより、イオンを安定的に発生させることができる。筐体15の内部には、必ずしもエポキシ樹脂が充填されている必要はない。ただし、放電の安定性を向上させる観点からは、エポキシ樹脂が充填されていることが好ましい。
本実施形態では、ワイヤ20は、その全てがエポキシ樹脂により封止されている。ただし、ワイヤ20は、その全てがエポキシ樹脂により封止されていなくてもよい。すなわち、ワイヤ20の少なくとも一部がエポキシ樹脂により封止されていればよい。これにより、放電電極13aおよび13bと、放電電極13aおよび13bに対向するワイヤ20との間に、埃または湿気などによる異常放電が起きる可能性を低減することができる。
少なくとも放電電極13aおよび13bの+Z方向側の端部、すなわち基板14に半田付けされている端部は、エポキシ樹脂により封止されていることが好ましい。これにより、当該端部の周囲に空気層が形成される可能性を低減し、放電電極13aおよび13bが異常放電する可能性を低減することができる。
筐体15の内壁には、筐体15の内部に突出する突起部16が2箇所設けられている。ただし、突起部16は、1箇所、または3箇所以上設けられていてもよい。突起部16は、ワイヤ20を係止するためのものである。突起部16にワイヤ20を係止することで、筐体15の内部に樹脂を充填する前の段階において、ワイヤ20の形状を安定させることができる。
イオン発生装置1においては、放電電極13aおよび放電電極13bと、これらの放電電極13aおよび放電電極13bに対向するワイヤ20との間での放電により、イオンを発生させる。ワイヤ20を誘導電極として用いることで、誘導電極用の基板が不要となり、イオン発生性能を落とさずに装置の小型化・低コスト化が可能となる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図3は、実施形態2に係るワイヤ30およびワイヤ40の形状を示す図である。図3に示すように、ワイヤ30および40はいずれも、円弧状の部分31aおよび31bを有している。
円弧状の部分31aおよび31bは、それぞれ放電電極13aおよび13bに対向するように形成されている。具体的には、円弧状の部分31aおよび31bは、それぞれ放電電極13aおよび13bを中心とする円弧の形状を有する。また、ワイヤ30および40は、円弧状の部分31aおよび31bにおいて、放電電極13aおよび13bに最も接近する。
ワイヤ30または40を備えるイオン発生装置1においては、ワイヤ20を備えるイオン発生装置1と比較して、放電電極13aおよび放電電極13bとワイヤ30または40とが最も接近する領域が大きくなる。したがって、ワイヤ30または40を備えるイオン発生装置1においては、より安定した放電を行うことができる。
図4は、実施形態2に係るワイヤ50、60、70、80、90、100、110、および120の形状を示す図である。
図4に示すように、ワイヤ50およびワイヤ60は、ワイヤ40と同様に円弧状の部分31aおよび31bを有する。ただし、ワイヤ50および60においては、円弧状の部分31aと31bとの間の部分の形状がワイヤ40とは異なる。
図4に示すように、ワイヤ70およびワイヤ80は、ワイヤ50またはワイヤ60が有する円弧状の部分31aおよび31bに代えて、複数の線分からなる部分32aおよび32bを有する。図4に示した例では、複数の線分からなる部分32aおよび32bを構成する複数の線分は互いに垂直であるが、これに限られない。ワイヤ70およびワイヤ80においては、複数の線分からなる部分32aおよび32bがそれぞれ、3方向から放電電極13aおよび13bと対向する。このため、ワイヤ70および80は、複数の線分からなる部分32aおよび32bにおいて、3箇所で放電電極13aおよび13bに最も接近する。
図4に示すように、ワイヤ90およびワイヤ100は、複数の線分からなる部分33aおよび33bを有する。図4に示した例では、複数の線分からなる部分33aおよび33bを構成する複数の線分は互いに垂直であるが、これに限られない。ワイヤ90およびワイヤ100においては、複数の線分からなる部分33aおよび33bはそれぞれ、2方向から放電電極13aおよび13bと対向する。このため、ワイヤ90および100は、複数の線分からなる部分32aおよび32bにおいて、2箇所で放電電極13aおよび13bに最も接近する。
図4に示すように、ワイヤ110およびワイヤ120は、それぞれの放電電極13aおよび13bに複数回接近する部分34aおよび34bを有する。ワイヤ110およびワイヤ120においては、それぞれの放電電極13aおよび13bに複数回接近する部分34aおよび34bのそれぞれが、放電電極13aおよび13bと対向する。このため、ワイヤ110および120は、複数の線分からなる部分34aおよび34bにおいて、複数箇所で放電電極13aおよび13bに最も接近する。
図5は、実施形態2に係るワイヤ130の形状を示す図である。図5に示すように、ワイヤ130は、ワイヤ30またはワイヤ40が有する円弧状の部分31aおよび31bに代えて、円弧状の部分35aおよび35bを有する。円弧状の部分35aおよび35bは、ワイヤ130に対してコイル113と放電電極13aおよび13bとが同じ側に位置するように形成されている。また、円弧状の部分35aおよび35bは、円弧状の部分31aおよび31bと同様、それぞれ放電電極13aおよび13bに対向するように形成されている。
このようなワイヤ50〜120を備えるイオン発生装置1によっても、ワイヤ30または40を備えるイオン発生装置1と同様、安定した放電を行うことができる。ただし、本実施形態に係るワイヤの形状は、図3〜図5に示したものに限らない。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について、以下に説明する。
図6は、実施形態3に係るワイヤの一例であるワイヤ140を示す図である。図6に示すように、ワイヤ140は、屈曲部36を有する。また、ワイヤ140は、図6において省略されている部分において、ワイヤ20などと同様の形状を有していてもよい。図6に示す例では、屈曲部36は、ワイヤ140の他の部分よりも基板14(図1参照)に接近するように、ワイヤ140が折り曲げられて形成されている。ただし、屈曲部36は、ワイヤ140の他の箇所よりも基板14から離れているように、ワイヤ140が折り曲げられて形成されていてもよい。
ワイヤ140を備えているイオン発生装置1においては、例えば第4の端部112bから第2の端部111bに向かう方向にワイヤ140を延伸させることができる。この場合、図6に示したように、第2の端部111bの近傍に屈曲部36を形成することにより、第2の端部111bを避けてワイヤ140を延伸させることができる。したがって、ワイヤ140を備えるイオン発生装置1においては、ワイヤ20などを備えるイオン発生装置1と比較して、設計の自由度が向上する。
図7は、実施形態3に係るワイヤの別の例であるワイヤ150を示す図である。図7に示すように、ワイヤ150は、屈曲部37を有する。屈曲部37は、ワイヤ150が、基板14に接するように折り曲げられて形成されている。このため、ワイヤ150は、少なくとも1点において基板14と接している。
ワイヤ150を備えるイオン発生装置1においては、ワイヤ150の設置の際に、屈曲部37の一部を基板14と当接させることにより、基板14に対するワイヤ150の位置決めが容易となる。
〔実施形態4〕
図8は、本実施形態に係るヘアドライヤー160(電気機器)の構成を示す断面図である。図8に示すように、ヘアドライヤー160は、本体161と、ヒータ162とを備える。また、ヘアドライヤー160は、イオン発生装置1を備える。これにより、ヘアドライヤー160においても、ワイヤ20を誘導電極として用いることで、誘導電極用の基板が不要となり、イオン発生性能を落とさずに装置の小型化・低コスト化が可能となる。本体161は、略円筒形状を有する。ヒータ162およびイオン発生装置1は、本体161の内部に配される。
ヘアドライヤー160は、円筒形状である本体161の一方に設けられた吸込口163から吸い込んだ空気をヒータ162で加熱し、イオン発生装置1によりイオンを発生させたのち、本体161の他方に設けられた吹出口164から外部へと吹き出す。ヘアドライヤー160において、イオン発生装置1は、ヒータ162と吹出口164との間に配される。
なお、本実施形態に係る電気機器は、ヘアドライヤーに限定されない。本実施形態に係る電気機器の別の例として、ヘアアイロン、歯ブラシ、美顔器、空気調和機、空気浄化装置、掃除機、冷蔵庫、および洗濯機などが挙げられる。上述したイオン発生装置1は特に、小型化が強く望まれる物、例えばヘアアイロンおよび歯ブラシなどに好適に用いられる。このような電気機器について、イオン発生装置1を備えることで、従来のイオン発生装置を備える電気機器と比較して、電気機器を小型かつ低コストに構成できる。また、サイズの都合で従来のイオン発生装置を搭載することができなかった電気機器に対しても、イオン発生装置1を搭載することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るイオン発生装置は、入力電圧を昇圧するトランス素子と、前記トランス素子の2次側の端子のうち一方の端子に接続される放電電極と、前記放電電極が設けられる基板と、前記トランス素子の2次側の端子のうち他方の端子に接続され、少なくとも一部が前記基板から離れている線状導体と、を備え、前記放電電極と前記線状導体との間での放電によりイオンを発生させる。
上記の構成によれば、イオン発生装置は、放電電極と、前記放電電極に対向する線状導体との間での放電により、イオンを発生させる。線状導体を誘導電極として用いることで、誘導電極用の基板が不要となり、イオン発生性能を落とさずにイオン発生装置の小型化・低コスト化の実現が可能となる。
本発明の態様2に係るイオン発生装置は、上記態様1において、前記線状導体は、前記放電電極と対向する円弧状の部分を有してもよい。
上記の構成によれば、放電電極と、前記放電電極と対向する円弧状の部分とが最も接近する領域が大きくなりうる。したがって、円弧状の部分を有する線状導体を備えるイオン発生装置においては、より安定した放電を行うことができる。
本発明の態様3に係るイオン発生装置は、上記態様1または2において、前記トランス素子、前記放電電極、前記基板、および前記線状導体を収容する筐体をさらに備え、前記筐体には、樹脂が充填されており、前記線状導体の少なくとも一部が前記樹脂に封止されていてもよい。
上記の構成によれば、放電電極と、放電電極に対向するワイヤとの間に、埃または湿気などによる異常放電が起きる可能性を低減することができる。
本発明の態様4に係るイオン発生装置は、上記態様1または2において、前記トランス素子、前記放電電極、前記基板、および前記線状導体を収容する筐体をさらに備え、前記線状導体を係止するための突起部が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、突起部にワイヤが係止されることで、樹脂封入時にワイヤを安定させることができる。
本発明の態様5に係るイオン発生装置は、上記態様1から4のいずれか1項において、前記線状導体は、少なくとも1点において前記基板と接していてもよい。
上記の構成によれば、線状導体は、少なくとも1点において基板と接している。このため、基板に対する線状導体の位置決めが容易となる。
本発明の態様6に係る電気機器は、上記態様1〜5のいずれかの態様に記載のイオン発生装置を備えていてもよい。
上記の構成によれば、本発明のいずれかの態様に係るイオン発生装置を備えることで、電気機器についても小型化・低コスト化の実現が可能となる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 イオン発生装置
11 トランス素子
13a、13b 放電電極
14 基板
15 筐体
16 突起部
20、30、40、50、60、70、80、90、100、110、120、130、140、150 ワイヤ(線状導体)
31a、31b 円弧状の部分
111 端子(一方の端子)
112 端子(他方の端子)
160 ヘアドライヤー(電気機器)

Claims (6)

  1. 入力電圧を昇圧するトランス素子と、
    前記トランス素子の2次側の端子のうち一方の端子に接続される放電電極と、
    前記放電電極が設けられる基板と、
    前記トランス素子の2次側の端子のうち他方の端子に接続され、少なくとも一部が前記基板から離れている線状導体と、を備え、
    前記放電電極と前記線状導体との間での放電によりイオンを発生させるイオン発生装置。
  2. 前記線状導体は、前記放電電極と対向する円弧状の部分を有する請求項1に記載のイオン発生装置。
  3. 前記トランス素子、前記放電電極、前記基板、および前記線状導体を収容する筐体をさらに備え、
    前記筐体には、樹脂が充填されており、
    前記線状導体の少なくとも一部が前記樹脂により封止されている請求項1または2に記載のイオン発生装置。
  4. 前記トランス素子、前記放電電極、前記基板、および前記線状導体を収容する筐体をさらに備え、
    前記筐体の内壁には、前記線状導体を係止するための突起部が設けられている請求項1または2に記載のイオン発生装置。
  5. 前記線状導体は、少なくとも1点において前記基板と接している請求項1から4のいずれか1項に記載のイオン発生装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のイオン発生装置を備える電気機器。
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