JP2021064327A - ケア内容を提案するためにコンピューターで実行される方法、当該方法をコンピューターに実行させるためのプログラム、および、情報処理装置 - Google Patents

ケア内容を提案するためにコンピューターで実行される方法、当該方法をコンピューターに実行させるためのプログラム、および、情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】介護者の経験に依存することなく適切なケア内容を提案できる技術を提供する。【解決手段】システム700は、入居者のケア情報および体調情報の入力を受け付けるためのケア情報記録部710と、ケア情報および体調情報を観察記録として記録するためのケア情報データベース720と、入居者の状況を検出するための課題検出部730と、ケア情報データベース720に格納されている観察記録と、課題検出部730によって検出された入居者の状況とに基づいて、当該入居者に適切なケア内容を決定するためのケア内容決定部740と、決定されたケア内容を出力するためのケア内容出力部750とを含む。【選択図】図7

Description

本開示は、情報を提供する技術に関し、より特定的には、介護者に対するケア内容を提案する技術に関する。
高齢者や入院患者のように施設で介護あるいは看護を受ける被介護者(以下「入居者」ともいう。)は、当該入居者の状態に応じて調整されたケアプランに沿って、看護師や介護士その他の介護者による介護サービスの提供を受ける。しかしながら、被介護者が増加する一方で介護者が慢性的に不足しているため、介護者の負担が増加している。そこで、例えば、国際公開第2017/061282号(特許文献1)は、「看護師や介護士の負担を減らしつつも、被介護者の状態に応じて調整されたケアプランに基づいて、被介護者を適切に介護できるケアプラン調整システム及びケアプラン調整方法」を開示している(段落0009)。
国際公開第2017/061282号
特許文献1に開示された技術によると、ケアプランの作成の負担が軽減され得る。しかしながら、日々の介護において、入居者は、通常と異なる状態を示すことがあり、そのような時には、入居者により適切なケアが必要とされる。
しかしながら、各介護者の経験あるいは判断能力には個人差があるため、同じ入居者に対して提案されるケア内容がばらつく可能性も有る。したがって、介護者の経験あるいは判断能力に依存することなく入居者の状態に応じて適切なケア内容が提案される技術が必要とされている。
本開示は上述のような背景に鑑みてなされたものであって、ある局面において、入居者の状態に応じたケア内容を提案するためにコンピューターで実行される方法が開示される。
ある実施の形態に従うと、ケア内容を提案するためにコンピューターで実行される方法が提供される。この方法は、ケアの対象者の状況に関する情報を取得するステップと、対象者の状態を観察することにより取得された観察記録にアクセスするステップと、情報と観察記録とに基づいて、対象者の現状に応じて必要とされるケア内容を決定するステップと、決定されたケア内容を出力するステップとを含む。
他の実施の形態に従うと、上記の方法をコンピューターに実行させるためのプログラムが提供される。
さらに他の実施の形態に従うと、上記のプログラムを格納したメモリーと、当該プログラムを実行する為のプロセッサとを備える情報処理装置が提供される。
ある実施の形態に従うと、介護者の経験の多少に関わらず適切なケア内容を入居者に提案することができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
ある局面における介護の流れを表わす図である。 見守りシステム100の構成の一例を示す図である。 見守りシステム100の構成の概要を示すブロック図である。 クラウドサーバー150として機能するコンピューター300のハードウェア構成を表わすブロック図である。 センサーボックス119を用いた見守りシステム100の装置構成の概略の一例を示す図である。 ある局面に従う携帯端末を実現する情報通信端末500のハードウェア構成を表わすブロック図である。 ある局面に従うシステム700を構成する機能を表わすブロック図である。 ケア情報データベース720におけるデータの格納の一態様を表わす図である。 各入居者毎に最適なケア内容が提案される流れを表わす図である。 システム700におけるテーブル1000の一態様を表わす図である。 介護の手順の一例を表わすフローチャートである。 課題の原因究明処理の一例を表わすフローチャートである。 別の局面に従う課題の原因究明処理の一例を表わすフローチャートである。 モニター930に表示される画面の一例を表わす図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1を参照して、本開示に係る技術思想の背景について説明する。図1は、ある局面における介護の流れを表わす図である。
ステップ10において、介護施設における入居者の状態計測が行なわれる。状態計測は定常的に行なわれるので、定常計測による自立支援に関わる状態変化の早期発見が行なわれる。ステップ11において、ケアプランが作成される。特に、入居者の自立支援に根ざしたケアプランが作成される。ステップ12において、介護が実施される。特に、ケアプランに沿った介護が実施される。ステップ13において、ADL(Activity of Daily Living)が測定される。その測定結果に基づき、ADLの変化が定常的に計測され状態変化の早期発見にフィードバックされる。
[見守りシステムの構成]
図2は、見守りシステム100の構成の一例を示す図である。見守り対象は、例えば、施設の居室領域180に設けられた各居室内の入居者である。図2の見守りシステム100では、居室領域180に、居室110,120が設けられている。居室110は、入居者111に割り当てられている。居室120は、入居者121に割り当てられている。図2の例では、見守りシステム100に含まれる居室の数は3であるが、当該数はこれに限定されない。
見守りシステム100では、居室110,120にそれぞれ設置されたセンサーボックス119と、管理センター130に設置された管理サーバー200と、アクセスポイント140とが、ネットワーク190を介して接続される。ネットワーク190は、イントラネットおよびインターネットのいずれをも含み得る。
見守りシステム100では、介護者141が携帯する携帯端末143、および、介護者142が携帯する携帯端末144は、アクセスポイント140を介してネットワーク190に接続可能である。さらに、センサーボックス119、管理サーバー200、および、アクセスポイント140は、ネットワーク190を介して、クラウドサーバー150と通信可能である。
居室110,120は、それぞれ、設備として、タンス112、ベッド113、および、トイレ114を含む。居室110のドアには、当該ドアの開閉を検出するドアセンサー118が設置されている。トイレ114のドアには、トイレ114の開閉を検出するトイレセンサー116が設置されている。ベッド113には、各入居者111,121の臭いを検出する臭いセンサー117が設置されている。各入居者111,121は、当該入居者111,121のバイタル情報を検出するバイタルセンサー290を装着している。検出されるバイタル情報は、入居者の体温、呼吸、心拍数等を含む。居室110,120では、各入居者111,121は、それぞれ、ケアコール子機115を操作することができる。
センサーボックス119は、居室110,120内の物体の挙動を検出するためのセンサーを内蔵している。センサーの一例は、物体の動作を検出するためのドップラーセンサーである。他の例は、カメラである。センサーボックス119は、センサーとしてドップラーセンサーとカメラの双方を含んでもよい。
図3を参照して、見守りシステム100の構成要素について説明する。図3は、見守りシステム100の構成の概要を示すブロック図である。
[センサーボックス119]
センサーボックス119は、制御装置101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、通信インターフェイス104と、カメラ105と、ドップラーセンサー106と、無線通信装置107と、記憶装置108とを備える。
制御装置101は、センサーボックス119を制御する。制御装置101は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)その他のプロセッサー、少なくとも1つのASIC(Application Specific Integrated Circuit)、少なくとも1つのFPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらの組み合わせなどによって構成される。
通信インターフェイス104には、アンテナ(図示しない)などが接続される。センサーボックス119は、当該アンテナを介して、外部の通信機器との間でデータをやり取りする。外部の通信機器は、たとえば、管理サーバー200、携帯端末143,144その他の端末、アクセスポイント140、クラウドサーバー150、その他の通信端末などを含む。
カメラ105は、一実現例では、近赤外カメラである。近赤外カメラは、近赤外光を投光するIR(Infrared)投光器を含む。近赤外カメラが用いられることにより、夜間でも居室110,120の内部を表わす画像が撮影され得る。他の実現例では、カメラ105は、可視光のみを受光する監視カメラである。さらに他の実現例では、カメラ105として、3Dセンサやサーモグラフィーカメラが用いられてもよい。センサーボックス119およびカメラ105は、一体として構成されてもよいし、別体で構成されてもよい。
ドップラーセンサー106は、たとえばマイクロ波ドップラーセンサーであり、電波を放射及び受信して、居室110,120内の物体の挙動(動作)を検出する。これにより、居室110,120の入居者111,121の生体情報が検出され得る。一例では、ドップラーセンサー106は、24GHz帯のマイクロ波を各居室110,120のベッド113に向けて放射し、入居者111,121で反射した反射波を受信する。反射波は、入居者111,121の動作により、ドップラーシフトしている。ドップラーセンサー106は、当該反射波から、入居者111,121の呼吸状態や心拍数を検出し得る。
無線通信装置107は、ケアコール子機240、ドアセンサー118、トイレセンサー116、臭いセンサー117、および、バイタルセンサー290からの信号を受信し、当該信号を制御装置101へ送信する。たとえば、ケアコール子機240は、ケアコールボタン241を備える。当該ボタンが操作されると、ケアコール子機240は、当該操作があったことを示す信号を無線通信装置107へ送信する。ドアセンサー118、トイレセンサー116、臭いセンサー117、および、バイタルセンサー290は、それぞれの検出結果を無線通信装置107へ送信する。
記憶装置108は、たとえば、フラッシュメモリーまたはハードディスク等の固定記憶装置、あるいは、外付けの記憶装置などの記録媒体である。記憶装置108は、制御装置101によって実行されるプログラム、および、当該プログラムの実行に利用される各種のデータを格納する。各種のデータは、入居者111,121の行動情報を含んでいてもよい。行動情報の詳細は後述する。
上記のプログラムおよびデータのうち少なくとも一方は、制御装置101がアクセス可能な記憶装置であれば、記憶装置108以外の記憶装置(たとえば、制御装置101の記憶領域(たとえば、キャッシュメモリーなど)、ROM102、RAM103、外部機器(たとえば、管理サーバー200や携帯端末143,144等)に格納されていてもよい。
[行動情報]
上記の行動情報について説明する。行動情報は、たとえば入居者111,121が所定の行動を実行したことを表わす情報である。一例では、所定の行動は、入居者111,121が起きたことを表わす「起床」、入居者111,121がベッド(寝具)113から離れたことを表わす「離床」、入居者111,121がベッド(寝具)113から落ちたことを表わす「転落」、および、入居者111,121が倒れたことを表わす「転倒」の4つの行動を含む。
一実施の形態では、制御装置101が、各居室110,120に設置されたカメラ105が撮像した画像に基づいて、各居室110,120に関連付けられた入居者111,121の各行動情報を生成する。制御装置101は、たとえば、上記画像から入居者111,121の頭部を検出し、この検出した入居者111,121の頭部における大きさの時間変化に基づいて、入居者111,121の「起床」、「離床」、「転倒」および「転落」を検出する。以下、行動情報の生成の一具体例を、より詳細に説明する。
まず、記憶装置108に、居室110,120における各ベッド113の所在領域、第1閾値Th1、第2閾値Th2、および、第3閾値Th3が格納される。第1閾値Th1は、ベッド113の所在領域内において、横臥姿勢にあるときと座位姿勢にあるときとの間で入居者の頭部の大きさを識別する。第2閾値Th2は、ベッド113の所在領域を除く居室110,120内において、入居者の頭部の大きさに基づいて、当該入居者が立位姿勢にあるか否かを識別する。第3閾値Th3は、ベッド113の所在領域を除く居室110,120内において、入居者の頭部の大きさに基づいて、当該入居者が横臥姿勢にあるか否かを識別する。
制御装置101は、対象画像から、例えば背景差分法やフレーム差分法によって、入居者111,121の人物の領域として、動体領域を抽出する。制御装置101は、さらに、当該抽出した動体領域から、例えば円形や楕円形のハフ変換によって、予め用意された頭部のモデルを用いたパターンマッチングによって、頭部検出用に学習したニューラルネットワークによって導出された閾値を用いて、入居者111,121の頭部領域を抽出する。制御装置101は、当該抽出された頭部の位置および大きさから、「起床」、「離床」、「転倒」および「転落」を検知する。
制御装置101は、上記のように抽出された頭部の位置がベッド113の所在領域内にあり、かつ、上記のように抽出された頭部の大きさが第1閾値Th1を用いることによって横臥姿勢の大きさから座位姿勢の大きさへと変化したことを検出した場合に、行動「起床」が発生したことを決定してもよい。
制御装置101は、上記のように抽出された頭部の位置がベッド113の所在領域内からベッド113の所在領域外へ移動した場合において、上記のように抽出された頭部の大きさに対して第2閾値Th2を適用することにより、頭部がある大きさから立位姿勢の大きさへと変化したことを検出したときには、行動「離床」が発生したと判定してもよい。
制御装置101は、上記のように抽出された頭部の位置がベッド113の所在領域内からベッド113の所在領域外へ移動した場合において、上記のように抽出された頭部の大きさに対して第3閾値Th3を適用することにより、頭部がある大きさから横臥姿勢の大きさへと変化したことを検出したときには、行動「転落」が発生したと判定してもよい。
制御装置101は、上記のように抽出された頭部の位置がベッド113の所在領域を除く居室110,120内に位置し、かつ、抽出された頭部の大きさが第3閾値Th3を用いることによって或る大きさから横臥姿勢の大きさへと変化したことを検出した場合には、行動「転倒」が発生したと決定してもよい。
以上説明されたように、一具体例では、センサーボックス119の制御装置101が、入居者111,121の各行動情報を生成する。なお、他の局面に従う見守りシステム100では、居室110,120内の画像を用いて、制御装置101以外の他の要素(例えば、クラウドサーバー150)が入居者111,121の行動情報を生成してもよい。
[携帯端末143,144]
携帯端末143,144は、制御装置221と、ROM222と、RAM223と、通信インターフェイス224と、ディスプレイ226と、記憶装置228と、入力デバイス229とを含む。ある局面において、携帯端末143,144は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、腕時計型端末その他のウェアラブル装置等として実現される。
制御装置221は、携帯端末143,144を制御する。制御装置221は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU、少なくとも1つのASIC、少なくとも1つのFPGA、またはそれらの組み合わせなどによって構成される。
通信インターフェイス224には、アンテナ(図示しない)などが接続される。携帯端末143,144は、当該アンテナおよびアクセスポイント140を介して、外部の通信機器との間でデータをやり取りする。外部の通信機器は、たとえば、センサーボックス119、管理サーバー200などを含む。
ディスプレイ226は、たとえば、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、液晶ディスプレイその他のモニター装置によって実現される。入力デバイス229は、たとえばディスプレイ226に設けられたタッチセンサーによって実現される。当該タッチセンサーは、携帯端末143,144に対するタッチ操作を受け付け、当該タッチ操作に応じた信号を制御装置221へ出力する。
記憶装置228は、たとえば、フラッシュメモリー、ハードディスクその他の固定記憶装置、あるいは、着脱可能なデータ記録媒体等により実現される。
[クラウドサーバーの構成]
図4を参照して、クラウドサーバー150の構成について説明する。図4は、クラウドサーバー150として機能するコンピューター300のハードウェア構成を表わすブロック図である。
コンピューター300は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU1と、コンピューター300の使用者による指示の入力を受けるマウス2およびキーボード3と、CPU1によるプログラムの実行により生成されたデータ、又はマウス2若しくはキーボード3を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM4と、データを不揮発的に格納するハードディスク5と、光ディスク駆動装置6と、通信インターフェイス(I/F)7と、モニター8とを含む。各構成要素は、相互にデータバスによって接続されている。光ディスク駆動装置6には、CD−ROM9その他の光ディスクが装着される。
コンピューター300における処理は、各ハードウェアおよびCPU1により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、ハードディスク5に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、CD−ROM9その他の記録媒体に格納されて、コンピュータープログラムとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なアプリケーションプログラムとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、光ディスク駆動装置6その他の読取装置によりその記録媒体から読み取られて、あるいは、通信インターフェイス7を介してダウンロードされた後、ハードディスク5に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU1によってハードディスク5から読み出され、RAM4に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU1は、そのプログラムを実行する。
図4に示されるコンピューター300を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本開示に係る技術思想の本質的な部分の一つは、RAM4、ハードディスク5、CD−ROM9その他の記録媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。記録媒体は、一時的でない、コンピューター読取可能なデータ記録媒体を含み得る。なお、コンピューター300の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、IC(Integrated Circuit)カード(メモリーカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリー等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図5を参照して、見守りシステム100を用いた見守りについて説明する。図5は、センサーボックス119を用いた見守りシステム100の装置構成の概略の一例を示す図である。
見守りシステム100は、見守り対象者(監視対象者)である入居者111,121その他の入居者を見守るために利用される。図4に示されるように、居室110の天井には、センサーボックス119が取り付けられている。他の居室にも同様にセンサーボックス119が取り付けられている。
範囲410は、センサーボックス119による検出範囲を表わす。センサーボックス119が前述のドップラーセンサーを有する場合、当該ドップラーセンサーは、範囲410内で生じた人の挙動を検出する。センサーボックス119がセンサーとしてカメラを有する場合、当該カメラは、範囲410内の画像を撮影する。
センサーボックス119は、たとえば、介護施設、医療施設、宅内などに設置される。図5の例では、センサーボックス119は、天井に取り付けられており、入居者111およびベッド113を撮影している。センサーボックス119の取り付け場所は天井に限られず、居室110の側壁に取り付けられてもよい。
見守りシステム100は、カメラ105から得られた一連の画像(すなわち、映像)に基づいて入居者111に生じている危険を検知する。一例として、検知可能な危険は、入居者111の転倒や、危険個所(たとえば、ベッドの柵など)に入居者111がいる状態などを含む。
見守りシステム100は、入居者111に危険が生じていることを検知した場合に、そのことを介護者141,142等に報知する。報知方法の一例として、見守りシステム100は、入居者111の危険を介護者141,142の携帯端末143,144に通知する。携帯端末143,144は、当該通知を受信すると、入居者111の危険をメッセージ、音声、振動等で介護者141,142に報知する。これにより、介護者141,142は、入居者111に危険が生じていることを即座に把握でき、入居者111の元に素早く駆け付けることができる。
他の局面において、見守りシステム100は、介護者141,142に対して、適切なケアプランを提案することができる。
なお、図5には、見守りシステム100が1つのセンサーボックス119を備えている例が示されているが、見守りシステム100は、複数のセンサーボックス119を備えてもよい。また、図5には、見守りシステム100が複数の携帯端末143,144を備えている例が示されているが、見守りシステム100は、一つの携帯端末でも実現され得る。
ある局面において、介護者440は、携帯端末441を用いて、入居者111に関する状態を記録する。ケア項目としてクラウドサーバー150に記録される情報は、例えば、以下のような項目を含み得るが、下記に例示される項目に限られない。
(1)食事(主食、副食)が行なわれた時刻、食事の内容、摂取量、または食後の食器の状態を示す画像
(2)排泄が行なわれた時間、量または状態
(3)バイタルデータ(血圧(収縮期、拡張期、脈圧)、心拍数(または脈拍数)、尿量、呼吸状態(呼吸回数、呼吸パターン、SpO)、意識状態(興奮系、朦朧系もしくは昏睡)、体温)
(4)おやつを食した時間、内容または量
(5)定期的にまたは臨時に薬が投与された時刻、当該薬の種類または量
(6)口腔ケア(歯磨きなど)が行なわれた時刻または口腔ケアの内容
(7)水分補給が行なわれた時刻または補給された水分の量
(8)個別訓練(例えば、歩行訓練など)が行なわれた時刻またはその状態
図6を参照して、携帯端末143,144,441の構造について説明する。図6は、ある局面に従う携帯端末を実現する情報通信端末500のハードウェア構成を表わすブロック図である。
情報通信端末500は、CPU(Central Processing Unit)20と、アンテナ23と、通信装置24と、入力スイッチ25と、カメラ26と、フラッシュメモリー27と、RAM(Random Access Memory)28と、ROM(Read-Only Memory)29と、メモリーカード駆動装置30と、マイク32と、スピーカー33と、音声信号処理回路34と、モニター35と、LED(Light Emitting Diode)36と、通信インターフェイス37と、バイブレーター38と、GPSアンテナ39と、GPSモジュール40と、加速度センサー41と、地磁気センサー42とを備える。メモリーカード駆動装置30には、メモリーカード31が装着され得る。
アンテナ23は、基地局によって発信される信号を受信し、または、基地局を介して他の通信装置と通信するための信号を送信する。アンテナ23によって受信された信号は、通信装置24によってフロントエンド処理が行なわれ、処理後の信号は、CPU20に送られる。
CPU20は、情報通信端末500に対して与えられる命令に基づいて情報通信端末500の動作を制御するための処理を実行する。情報通信端末500が信号を受信すると、CPU20は、通信装置24から送られた信号に基づいて予め規定された処理を実行し、処理後の信号を音声信号処理回路34に送出する。音声信号処理回路34は、その信号に対して予め規定された信号処理を実行し、処理後の信号をスピーカー33に送出する。スピーカー33は、その信号に基づいて音声を出力する。
入力スイッチ25は、情報通信端末500に対する命令の入力を受け付ける。入力スイッチ25は、タッチセンサ、情報通信端末500の筐体に設けられたボタン等により実現される。入力された命令に応じた信号は、CPU20に入力される。
マイク32は、情報通信端末500に対する発話を受け付けて、発話された音声に対応する信号を音声信号処理回路34に対して送出する。音声信号処理回路34は、その信号に基づいて通話のために予め規定された処理を実行し、処理後の信号をCPU20に対して送出する。CPU20は、その信号を送信用のデータに変換し、変換後のデータを通信装置24に対して送出する。通信装置24は、そのデータを用いて送信用の信号を生成し、アンテナ23に向けてその信号を送出する。
フラッシュメモリー27は、CPU20から送られるデータを格納する。また、CPU20は、フラッシュメモリー27に格納されているデータを読み出し、そのデータを用いて予め規定された処理を実行する。
RAM28は、入力スイッチ25に対して行なわれた操作に基づいてCPU20によって生成されるデータを一時的に保持する。ROM29は、情報通信端末500に予め定められた動作を実行させるためのプログラムあるいはデータを格納している。CPU20は、ROM29から当該プログラムまたはデータを読み出し、情報通信端末500の動作を制御する。
メモリーカード駆動装置30は、メモリーカード31に格納されているデータを読み出し、CPU20に送出する。メモリーカード駆動装置30は、CPU20によって出力されるデータを、メモリーカード31の記憶領域に書き込む。
音声信号処理回路34は、上述のような通話のための信号処理を実行する。なお、本実施の形態では、CPU20と音声信号処理回路34とが別個の構成として示されているが、他の局面において、CPU20と音声信号処理回路34とが一体として構成されていてもよい。
モニター35は、タッチ操作式のモニタであるが、タッチ操作を受け付ける機構は特に限られない。モニター35は、CPU20から取得されるデータに基づいて、当該データによって規定される画像を表示する。たとえば、フラッシュメモリー27に格納されている静止画、動画、地図などを表示する。
LED36は、CPU20から出力される信号に基づいて発光する。ある局面において、通信インターフェイス37は、Wi-Fi(登録商標:Wireless Fidelity)、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)等により実現される。別の局面において、通信インターフェイス37は、データ通信用のケーブルの装着を受け付ける。通信インターフェイス37は、CPU20から出力される信号を発信する。あるいは、通信インターフェイス37は、情報通信端末500の外部から受信した信号に含まれるデータを、CPU20に対して送信する。
バイブレーター38は、CPU20から出力される信号に基づいて、予め定められた周波数で発振動作を実行する。
GPSアンテナ39は、4つ以上の衛星からそれぞれ送信されるGPS信号を受信する。受信された各GPS信号は、GPSモジュール40に入力される。GPSモジュール40は、各GPS信号と公知の技術とを用いて測位処理を実行し、情報通信端末500の位置情報を取得する。
加速度センサー41は、情報通信端末500に作用する加速度を検出する。ある局面において、加速度センサー41は、3軸加速度センサとして実現される。検出された加速度は、CPU20に入力される。CPU20は、この加速度に基づいて、情報通信端末500の動きや姿勢(傾き)を検出する。
地磁気センサー42は、情報通信端末500が向いている方角を検出する。この検出により取得された情報は、CPU20に入力される。
ある局面において、情報通信端末500は、所謂スマートフォンやタブレット端末のように、ネットワークを介した通信機能を備える端末装置として実現される。
[システム700]
図7を参照して、本実施の形態に係るシステム700の構成について説明する。図7は、ある局面に従うシステム700を構成する機能を表わすブロック図である。ある局面において、システム700は、見守りシステム100の一部として入居者に適切なケアを提案する。システム700は、ケア情報記録部710と、ケア情報データベース720と、課題検出部730と、ケア内容決定部740と、ケア内容出力部750とを備える。
ケア情報記録部710は、各入居者のケア情報や体調情報の入力を受け付ける。ケア情報記録部710は、携帯端末143,144として、各入居者の居室110,120等あるいは共用スペースに設けられた各種センサーとして、あるいは、携帯端末143,144若しくは各種センサーから送られる信号の入力を受け付けるインターフェイスとして実現され得る。ケア情報記録部710は、入力されたケア情報または体調情報を、各入居者の情報としてケア情報データベース720に格納する。ある局面において、ケア情報データベース720は、ハードディスク5,記憶装置228その他の不揮発性の記憶領域に構成される。
課題検出部730は、入居者の状況の入力を受け付けて、当該入居者において対応が必要とされる課題を検出する。ある局面において、課題検出部730は、CPU1,20によって、あるいは、制御装置221によって実現される。
ケア内容決定部740は、課題検出部730によって検出された課題と、ケア情報データベース720に記録されているケア情報または体調情報の少なくともいずれかとに基づいて、当該入居者に対して行なわれるべきケア内容を決定する。ある局面において、ケア内容決定部740は、CPU1,20によって、あるいは、制御装置221によって実現される。
ケア内容出力部750は、決定されたケア内容を出力する。ある局面において、ケア内容出力部750は、携帯端末143,144のディスプレイ226として、あるいは、コンピューター300のモニター8として実現される。
図7に示される構成は、見守りシステム100を構成するハードウェアによって実現され得る。他の局面において、システム700は、その一部の機能が外部のクラウドシステムにおいて運営されても良い。さらに他の局面において、システム700は、上述のデータを取得し保持する機能と、演算機能とを備える携帯可能な端末(例えば携帯端末143,144)のようにスタンドアローンの形式でも実現され得る。
(1)ある実施の形態に従うと、見守りシステム100のCPU1は、各種センサーからの入力に基づいて、ケアの対象者の状況に関する情報を取得する。取得された情報は、観察記録としてケア情報データベース720に格納される。CPU1は、対象者の状態を観察することにより取得された観察記録にアクセスする。CPU1は、情報と観察記録とに基づいて、対象者の現状に応じて必要とされるケア内容を決定する。
(2)ある局面において、CPU1は、対象者による夜間便失禁を検知する。CPU1は、対象者による夜間便失禁が検知された時刻を特定し、時間帯に応じて予め定められた1つ以上のケア内容から、検知された時刻が含まれる時間帯に関連付けられたケア内容を特定する。
(3)ある局面において、CPU1は、過去の複数の日における対象者の睡眠状況を参照する。CPU1は、夜間便失禁が対象者の起床前後に発生したか否か、又は対象者の就寝前に発生したか否かについて予め関連付けられたケア内容を特定する。
(4)ある局面において、CPU1は、対象者の不眠を検知する。CPU1は、複数の単語の各々に予め関連付けられた各精神疾患症状から、不眠が検知された時に記録された介護記録に含まれる単語に関連付けられている精神疾患症状を特定する。CPU1は、精神疾患症状が特定されたか否かに応じて予め定められた1つ以上のケア内容を特定する。
(5)ある局面において、CPU1は、精神疾患症状が特定されない場合に日中の活動量の多少に応じて予め関連付けられたケア内容を特定する。
(6)ある局面において、CPU1は、対象者の発熱を検知する。CPU1は、対象者の睡眠時間を参照する。CPU1は、対象者が睡眠不足である場合に予め定められたケア内容を特定する。
(7)ある局面において、CPU1は、対象者による夜間離床が予め定められた回数以上であることを検知する。CPU1は、対象者の活動量または排尿回数を参照し、活動量の多少または排尿回数の多少に応じて予め関連付けられたケア内容を特定する。
[データ構造]
図8を参照して、システム700のデータ構造について説明する。図8は、ケア情報データベース720におけるデータの格納の一態様を表わす図である。ケア情報データベース720は、課題810と、原因820と、ケア内容830とを含む。
課題810は、入居者に生じている状態あるいは事象をいい、入居者の状況を用いて課題検出部730によって検出され得る。課題は、一例として、夜間便失禁、誤嚥性肺炎による発熱、不眠、夜間離床頻繁等を含むが、その他の課題が含まれても良い。
原因820は、当該課題をもたらした原因を表わす。同一の課題が複数の異なる原因によってもたらされる場合もあり得る。したがって、課題と原因との関係は、常に、一対一とは限らない。例えば、夜間便失禁をもたらす原因は、早期覚醒、下剤の効きすぎ、せん妄のいずれかであり得る。さらに別の原因が、課題に新たに関連付けられても良い。
ケア内容830は、当該原因に対する入居者のためのケア内容を表わす。同一の課題810に対して複数の原因820が考えられる場合、各原因に対するケア内容が予め設定されている。一例として、夜間便失禁の場合、早期覚醒に対して入床時間の見直し、下剤の効きすぎに対して下剤の見直しおよび便秘解消、または、せん妄に対して食事量の増加、がそれぞれ、予め設定されている。
したがって、システム700は、ケア内容830を決定するために、当該入居者の体調情報あるいはケア情報を参照する。例えば、システム700が、ある入居者について、夜間便失禁を検出すると(課題810)、ケア記録から、入床時間を参照し、又は、ケア記録から、下剤の服薬の有無、もしくは、摂取した食事量を確認する。仮に当該入居者が食事を所定の基準量よりも多く摂取し、また、下剤を服薬していない場合には、システム700は、その原因は早期覚醒にあると判断し、ケア内容として、「入床時間の見直し」を提案する。このとき、システム700は、モニター8に、あるいは、介護者141,142が保持する携帯端末143,144のディスプレイ226に、ケア内容を表示し、あるいは、音声で報知する。
別の入居者について夜間便失禁が検出された場合に、入床時間がほぼ一定であり、また、下剤の服薬がない場合には、システム700は、原因が「せん妄」にあると判断する。この場合、システム700は、ケア内容として、「食事量の増加」をディスプレイ226またはモニター8に表示し、あるいは、報知する。
不眠や夜間離床頻繁等の課題810が検出された場合も、システム700は、同様に、予め設定されたケア内容830の項目に関連するケア情報あるいは体調情報を参照し、ケア内容830として定められているケアが既に行なわれているか否かを確認する。システム700は、1つの課題に関連付けられる複数のケア内容の内、既に行なわれたことがケア情報によって示されていないケア内容を、新たに取るべきケア内容として、ディスプレイ226あるいはモニター8に表示し得る。
[ケア内容の提案]
図9を参照して、個人別にケア内容が提示される態様について説明する。図9は、各入居者毎に最適なケア内容が提案される流れを表わす図である。ある局面において、各対象者の個人データを用いて、体調とケアとの相関分析が行なわれる。その相関分析の結果に基づいて各入居者毎に最適なケア内容が提示される。
例えば、Aさんの場合、個人データ910がケア情報データベース720から読み出される。個人データ910は、ケア情報と、体調情報とを含む。ケア情報は、介護記録と、診療情報と、リハビリ記録とを含む。介護記録は、介護者によって入居者に対して行なわれたケアの内容を表わす。診療情報は、医師によって行なわれた診察によって取得された情報、および、看護師あるいは介護スタッフによって行なわれた検査によって取得された情報の少なくともいずれかを含む。
体調情報は、介護記録と、ドップラーセンサーデータと、睡眠状態と、軌跡データと、バイタルデータと、診療情報とを含む。介護記録は、介護者によって定期的に測定される血圧などを含む。ドップラーセンサーデータは、入居者の心拍数等を含み得る。睡眠状態は、入居者のベッドにおける位置、睡眠時間帯における離床の有無等を含み得る。軌跡データは、入居者の居室110,120における歩行の軌跡を表わす。バイタルデータは、脈拍、血圧、体温等を含み得る。診療情報は、入居者が体調の不調を訴えた場合等、被定常的に行なわれた診療の内容を含み得る。
データレコード920は、各入居者毎に生成される。例えば、Aさんの場合、データレコード920は、入力、歩行、パワーリハビリのそれぞれについて、具体的な実施間隔、時間帯、期待効果を含む。モニター930(すなわち、ディスプレイ226、モニター8,35等に相当)は、介護者141,142の要求に応じて、あるいは、必要なケアが検知されたことに基づいて、各入居者に最適なケア内容を提案することができる。
[データ構造]
図10を参照して、他の局面に係るシステム700のデータ構造について説明する。図10は、システム700におけるテーブル1000の一態様を表わす図である。テーブル1000は、単語1010と、精神疾患症状1020とを含む。単語1010は、介護者が各入居者を観察することにより当該入居者の状態を記述するために用いられる用語である。精神疾患症状1020は、当該単語との関係性が大きいとして当該単語に関連付けられている症状を表わす。したがって、各入居者の観察結果から抽出された単語が、テーブル1000に含まれている場合、当該単語に関係する精神疾患症状1020が特定されることになる。
例えば、介護者が携帯端末143,144その他の入力デバイスを用いて、各入居者の状態を記述すると、各単語が、介護記録としてケア情報データベース720に記録される。システム700は、ケア情報データベース720から抽出した入居者の介護記録から、テーブル1000に定義されているような単語を検出すると、当該単語に関係づけられた精神疾患症状1020を特定する。システム700は、特定した精神疾患症状1020に基づいて当該入居者に最適なケア内容を提案し得る。
[制御構造]
図11〜図13を参照して、ある局面に従うシステム700の制御構造について説明する。図11は、介護の手順の一例を表わすフローチャートである。以下は、システム700が主体となって処理を実行する場合を表わすが、各携帯端末143,144が同様の処理を実行してもよい。
ステップS1110にて、システム700は、介護記録の記載内容に基づいて、入居者の課題を把握する。
ステップS1120にて、システム700は、後述する課題の原因究明処理を実行する。システム700は、原因究明処理を実行すると、ケアの改善方法1121を出力する。
ステップS1130にて、システム700は、原因の究明結果に基づき、介護者その他のスタッフが当該入居者に対して取るべき対応の指示を出力する。
ステップS1140にて、システム700は、ケア情報データベース720に格納された当該入居者の介護記録に基づいて、スタッフが当該対応を実行できたか否かを判断する。この判断は、例えば、特定された課題に対して原因820を示す指標が改善したか否かに基づいて行なわれる。システム700は、スタッフが当該対応を実行できたと判断すると(ステップS1140にてYES)、処理を終了する。そうでない場合には(ステップS1140にてNO)、システム700は、制御をステップS1150に切り替える。
ステップS1150にて、システム700は、ケア方法の試行錯誤により新たに行なわれたケアの内容の入力を受け付け、さらに、そのケアの内容に応じて観察される介護記録を、ケア情報データベース720に記録する。その後、システム700は、ステップS1130を再度実行する。
図12は、課題の原因究明処理の一例を表わすフローチャートである。
ステップS1210にて、CPU1は、ケア情報データベース720から読み出されたデータの入力を受け付ける。読み出されたデータは、入居者の便の量を含む。
ステップS1220にて、CPU1は、当該入居者の便の量が予め設定された一定量以上であるか否かを判断する。この量は、例えば、入居者の性別、年齢等に応じて定められ得る。CPU1は、当該量が一定量以上であると判断すると(ステップS1220にてYES)、処理をステップS1230に切り替える。そうでない場合には(ステップS1220にてNO)、CPU1は、処理を終了し、メイン処理(図11)に復帰する。
ステップS1230にて、CPU1は、判断対象となる時間を特定する。例えば、夜間便失禁が観測された日から遡って1ヶ月、3ヶ月等の期間が特定される。これは、システム700の管理者あるいは使用者の入力によって適宜設定され得る。
ステップS1240にて、CPU1は、ケア情報データベース720に格納されているデータに基づいて、当該入居者の時間の睡眠指標を特定する。睡眠指標は、例えば、睡眠、覚醒、ベッドにいない、等を表わし得る。
ステップS1250にて、CPU1は、当該夜間便失禁が起床後の便失禁であるか否かを判断する。CPU1は、当該夜間便失禁が起床後の便失禁であると判断すると(ステップS1250にてYES)、制御をステップS1260に切り替える。そうでない場合には(ステップS1250にてNO)、CPU1は制御をステップS1270に切り替える。
ステップS1260にて、CPU1は、ケア内容として、入床時間の見直しを提案する。例えば、ケア内容が携帯端末143のディスプレイ226に表示されると、介護者141は、その表示内容に従って入居者に介護サービスを提供できるので、介護者141の経験の長短にかかわらず入居者に応じた適切なケアを実施できる。
ステップS1270にて、CPU1は、当該夜間便失禁が就寝前に生じたか否かを判断する。CPU1は、当該夜間便失禁が就寝前に生じたと判断すると(ステップS1270にてYES)、制御をステップS1280に切り替える。そうでない場合には(ステップS1270にてNO)、CPU1は、制御をステップS1290に切り替える。
ステップS1280にて、CPU1は、ケア内容として、食事量の増加を提案する。この場合も、介護者141の経験の長短にかかわらず入居者に応じた適切なケア(例、食事量を一定量だけ増やすこと)を実施できる。
ステップS1290にて、CPU1は、ケア内容として、服薬の見直しを提案する。この場合も、介護者141の経験の長短にかかわらず入居者に応じた適切なケア(例、服薬量を減らすこと等)を実施できる。
図13は、別の局面に従う課題の原因究明処理の一例を表わすフローチャートである。なお、前述の処理と同じ処理には同じステップ番号を付してある。したがって、同じ処理の説明は繰り返さない。
ステップS1310にて、CPU1は、睡眠時間を取得する。
ステップS1320にて、CPU1は、当該入居者の睡眠が不足しているか否かを判断する。CPU1は、当該入居者の睡眠が不足していると判断すると(ステップS1320にてYES)、制御をステップS1330に切り替える。そうでない場合には(ステップS1320にてNO)、CPU1は制御をメイン処理に戻す。
ステップS1330にて、CPU1は、ケア情報データベース720に格納されている観察記録に基づいて、当該入居者の精神状態を特定する。例えば、CPU1は、介護者によって入力された観察記録に含まれるキーワードに基づいて、精神状態を特定する。
ステップS1340にて、CPU1は、当該入居者について精神疾患状態があるか否かを判断する。例えば、CPU1は、ケア情報としてケア情報データベース720に格納されている観察記録から、精神疾患症状に関連付けられる単語として予め定められた単語の抽出を試みる。CPU1は、当該予め定められた単語を抽出すると、入居者はその単語に関連付けら得た精神疾患状態があると判断し得る。CPU1は、精神疾患状態があると判断すると(ステップS1340にてYES)、制御をステップS1350に切り替える。そうでない場合には(ステップS1340にてNO)、CPU1は、制御をステップS1360に切り替える。
ステップS1350にて、CPU1は、ケア内容として、医者に連絡することを提案する。
ステップS1360にて、CPU1は、ケア情報データベース720から、当該入居者の日中の活動量を取得する。日中の活動量は、例えば、歩行距離、リハビリテーションによる運動の内容およびその時間等を含む。
ステップS1370にて、CPU1は、当該入居者の日中の活動量が十分であるか否かを判断する。例えば、CPU1は、ケア情報データベース720から取得した日中の活動量が、予め定められた基準の活動量を上回るか否かを判断する。CPU1は、当該活動量が充分であると判断すると(ステップS1370にてYES)、制御をステップS1380に切り替える。そうでない場合には(ステップS1370にてNO)、CPU1は、制御をステップS1390に切り替える。
ステップS1380にて、CPU1は、ケア内容として、睡眠薬の頓服を提案する。
ステップS1390にて、CPU1は、ケア内容として、日中の歩行リハビリを提案する。
[表示態様]
図14を参照して、ケア内容の提案の一例について説明する。図14は、モニター930に表示される画面の一例を表わす図である。
状態Aにおいて、モニター930は、初期画面として、入居者を選択する入力を受け付ける領域と、考えられる状況(課題)の一覧とを表示する。入居者は、例えばプルダウン形式のリストから選択可能に表示される。例えば、介護者141が入居者「Aさん」を選択し、「1.夜間便失禁」を選択して、「開始」ボタンを押下すると、モニター930は状態Bに切り替わる。
状態Bにおいて、モニター930は、「1.夜間便失禁」の課題に対応するケア内容を介護者に提案するための画面を表示する。たとえば、介護者141が携帯端末143を使用している場合、携帯端末143のディスプレイ226は、状態Bの画面を表示する。このときの画面は、「Aさんのケア記録にアクセス中」というメッセージと、最近の夜間便失禁の時間帯(YYYYMMDD-hhmm)とを表示する。さらに、当該画面は、選択された課題(夜間便失禁)に対して候補となり得るケア内容の一覧(入床時間の見直し、食事量の増加、服薬の見直し)を、ケア内容の提案候補として表示する。
その後、携帯端末143が管理サーバー200から、Aさんのケア情報データベース720に基づいて提案されたケア内容を受信すると、ディスプレイ226は、そのケア内容を表示する。例えば、当該画面は、「3.服薬の見直し」を表示する。その後、介護者が「確認」ボタンを押下すると、携帯端末143は、提案されたケア内容が介護者によって確認されたことを知らせるメッセージを管理サーバー200に送信する。管理サーバー200は、ケア情報データベース720に、当該提案されたケア内容が行なわれる予定である旨を登録する。
他方、状態Aにおいて、介護者が「3.不眠」を選択すると、モニター930は状態Cに切り替わる。状態Cにおいて、モニター930は、「3.不眠」の課題に対応するケア内容を介護者に提案するための画面を表示する。たとえば、介護者141が携帯端末143を使用している場合、携帯端末143のディスプレイ226は、状態Cの画面を表示する。このときの画面は、「Aさんのケア記録にアクセス中」というメッセージと、ケア情報データベース720から取得したデータに基づく最近の一日の平均睡眠時間(3時間)とを表示する。さらに、当該画面は、選択された課題(不眠)に対して候補となり得るケア内容の一覧を、ケア内容の提案候補(医者に連絡、日中の歩行リハビリ実施、睡眠薬頓服)として表示する。
その後、携帯端末143が管理サーバー200から、Aさんのケア情報データベース720に基づいて提案されたケア内容を受信すると、ディスプレイ226は、そのケア内容を表示する。例えば、当該画面は、「2.日中の歩行リハビリ実施」を表示する。その後、介護者が「確認」ボタンを押下すると、携帯端末143は、提案されたケア内容が介護者によって確認されたことを知らせるメッセージを管理サーバー200に送信する。管理サーバー200は、ケア情報データベース720に、当該提案されたケア内容が行なわれる予定である旨を登録する。
以上のようにして、本実施の形態に係るシステム700は、各入居者のケア情報や体調情報を観察記録として、ケア情報データベース720に格納している。ある入居者の特異な状況、例えば、夜間便失禁、不眠、誤嚥性肺炎による発熱、夜間離床頻繁等の状況が検出されると、システム700は、ケア情報データベース720に格納されている観察記録を参照して、当該入居者に対して適切なケア内容を提案する。このような構成によれば、どの介護者に対しても適切なケア内容が提案されるので、介護者の経験の多少に拘わらず、当該入居者に対して適切な介護サービスを提供することができる。
以上開示された技術的特徴は、以下のように要約され得る。
(構成1)ある実施の形態に従うと、ケア内容を提案するためにコンピューターで実行される方法が提供される。この方法は、CPU1がケアの対象者の状況に関する情報(バイタルデータ、食事の摂取時間および摂取量、排便回数および量、排尿回数および量、歩行軌跡等)を観察記録として取得するステップと、対象者の状態を観察することにより取得された観察記録にアクセスするステップと、情報と観察記録とに基づいて、対象者の現状に応じて必要とされるケア内容(例えば、入床時間の見直し、食事量の増加等)を決定するステップと、決定されたケア内容を出力するステップとを含む。
(構成2)ある局面において、情報を取得するステップは、対象者による夜間便失禁を検知することを含む。観察記録にアクセスするステップは、対象者による夜間便失禁が検知された時刻を特定することを含む。ケア内容を決定するステップは、時間帯に応じて予め定められた1つ以上のケア内容から、検知された時刻が含まれる時間帯に関連付けられたケア内容を特定することを含む。
(構成3)ある局面において、観察記録にアクセスするステップは、過去の複数の日における対象者の睡眠状況を参照することをさらに含む。ケア内容を特定することは、夜間便失禁が対象者の起床前後に発生したか否か、又は対象者の就寝前に発生したか否かについて予め関連付けられたケア内容を特定することを含む。
(構成4)ある局面において、情報を取得するステップは、対象者の不眠を検知することを含む。観察記録にアクセスするステップは、複数の単語の各々に予め関連付けられた各精神疾患症状から、不眠が検知された時に記録された介護記録に含まれる単語に関連付けられている精神疾患症状を特定することを含む。ケア内容を決定するステップは、精神疾患症状が特定されたか否かに応じて予め定められた1つ以上のケア内容を特定することを含む。
(構成5)ある局面において、1つ以上のケア内容を特定することは、精神疾患症状が特定されない場合に日中の活動量の多少に応じて予め関連付けられたケア内容を特定することを含む。
(構成6)ある局面において、情報を取得するステップは、対象者の発熱を検知することを含む。観察記録にアクセスするステップは、対象者の睡眠時間を参照することを含む。ケア内容を決定するステップは、対象者が睡眠不足である場合に予め定められたケア内容を特定することを含む。
(構成7)ある局面において、情報を取得するステップは、対象者による夜間離床が予め定められた回数以上であることを検知することを含む。観察記録にアクセスするステップは、対象者の活動量または排尿回数を参照することを含む。ケア内容を決定するステップは、活動量の多少または排尿回数の多少に応じて予め関連付けられたケア内容を特定することを含む。
(構成8)他の実施の形態に従うと、上記のいずれかに記載の方法をコンピューターに実行させるプログラムが提供される。
(構成9)さらに他の実施の形態に従うと、上記のプログラムを格納したメモリー(例えば、RAM4、ハードディスク5)と、プログラムを実行するためのプロセッサ(例えばCPU1)とを備える情報処理装置が提供される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
開示された技術は、介護施設、病院その他の施設において利用可能である。
1 CPU、2 マウス、3 キーボード、4,28,103,223 RAM、5 ハードディスク、6 光ディスク駆動装置、7,37,104,224 通信インターフェイス、8,35,930 モニター、9,29,102,222 ROM、10,11,12,13 ブロック、23,39 アンテナ、24 通信装置、25 入力スイッチ、26,105 カメラ、27 フラッシュメモリー、30 メモリーカード駆動装置、31 メモリーカード、32 マイク、33 スピーカー、34 音声信号処理回路、38 バイブレーター、40 モジュール、41 加速度センサー、42 地磁気センサー、100,700 システム、101,221 制御装置、106 ドップラーセンサー、107 無線通信装置、108,228 記憶装置、110,120 居室、111,121 入居者、112 タンス、113 ベッド、114 トイレ、115,240 ケアコール子機、116 トイレセンサー、117 センサー、118 ドアセンサー、119 センサーボックス、130 管理センター、140 アクセスポイント、141,142,440 介護者、143,144,441 携帯端末、150 クラウドサーバー、180 居室領域、190 ネットワーク、200 管理サーバー、226 ディスプレイ、229 入力デバイス、241 ケアコールボタン、290 バイタルセンサー、300 コンピューター、410 範囲、500 情報通信端末、710 ケア情報記録部、720 ケア情報データベース、730 課題検出部、740 ケア内容決定部、750 ケア内容出力部、810 課題、820 原因、830 ケア内容、910 個人データ、920 データレコード、1000 テーブル、1010 単語、1020 精神疾患症状、1121 改善方法。

Claims (9)

  1. ケア内容を提案するためにコンピューターで実行される方法であって、
    ケアの対象者の状況に関する情報を取得するステップと、
    前記対象者の状態を観察することにより取得された観察記録にアクセスするステップと、
    前記情報と前記観察記録とに基づいて、前記対象者の現状に応じて必要とされるケア内容を決定するステップと、
    前記決定されたケア内容を出力するステップとを含む、方法。
  2. 前記情報を取得するステップは、前記対象者による夜間便失禁を検知することを含み、
    前記観察記録にアクセスするステップは、前記対象者による夜間便失禁が検知された時刻を特定することを含み、
    前記ケア内容を決定するステップは、時間帯に応じて予め定められた1つ以上のケア内容から、前記検知された時刻が含まれる時間帯に関連付けられたケア内容を特定することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記観察記録にアクセスするステップは、過去の複数の日における前記対象者の睡眠状況を参照することをさらに含み、
    前記ケア内容を特定することは、前記夜間便失禁が前記対象者の起床前後に発生したか否か、又は前記対象者の就寝前に発生したか否かについて予め関連付けられたケア内容を特定することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記情報を取得するステップは、前記対象者の不眠を検知することを含み、
    前記観察記録にアクセスするステップは、複数の単語の各々に予め関連付けられた各精神疾患症状から、前記不眠が検知された時に記録された介護記録に含まれる単語に関連付けられている精神疾患症状を特定することを含み、
    前記ケア内容を決定するステップは、精神疾患症状が特定されたか否かに応じて予め定められた1つ以上のケア内容を特定することを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記1つ以上のケア内容を特定することは、精神疾患症状が特定されない場合に日中の活動量の多少に応じて予め関連付けられたケア内容を特定することを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記情報を取得するステップは、前記対象者の発熱を検知することを含み、
    前記観察記録にアクセスするステップは、前記対象者の睡眠時間を参照することを含み、
    前記ケア内容を決定するステップは、前記対象者が睡眠不足である場合に予め定められたケア内容を特定することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記情報を取得するステップは、前記対象者による夜間離床が予め定められた回数以上であることを検知することを含み、
    前記観察記録にアクセスするステップは、前記対象者の活動量または排尿回数を参照することを含み、
    前記ケア内容を決定するステップは、前記活動量の多少または前記排尿回数の多少に応じて予め関連付けられたケア内容を特定することを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の方法をコンピューターに実行させる、プログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを格納したメモリーと、
    前記プログラムを実行するためのプロセッサとを備える、情報処理装置。
JP2019190088A 2019-10-17 2019-10-17 ケア内容を提案するためにコンピューターで実行される方法、当該方法をコンピューターに実行させるためのプログラム、および、情報処理装置 Pending JP2021064327A (ja)

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