JP2021064067A - 機器、情報処理方法、プログラム、情報処理システムおよび情報処理システムの方法 - Google Patents
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Abstract
Description
続いて、本発明の実施形態の詳細について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図1に示されるように、情報処理システム1は、ロボット100と、管理センタ160とを備える。ロボット100および管理センタ160は、ネットワークの例としてのIP(Internet Protocol)網150に接続されており、IP網150を介して互いに通信可能に構成されている。
続いて、本発明の実施形態に係る情報処理システム1の動作について説明する。図6および図7は、本発明の実施形態に係る情報処理システム1の動作例を示すフローチャートである。なお、情報処理システム1の構成について、上記のように詳細に説明したため、ここでの情報処理システム1の動作の説明は、情報処理システム1の構成の説明よりも、簡略化して行う。
続いて、本発明の実施形態に係るロボット100のハードウェア構成例について説明する。ただし、本発明の実施形態に係る管理センタ160のハードウェア構成例も同様に実現され得る。
以上に説明したように、本発明の実施形態によれば、エリア監視カメラ111(撮像部)によって撮像された映像に基づいて映像に写る対象の感情を識別する感情判断部131(感情識別部)と、感情判断部131によって識別された感情に対応した処理を行う行動処理部132(処理部)と、を備える、ロボット100(機器)が提供される。かかる構成によれば、対象にとってより利便性の高い処理を行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係るロボット100は、自立走行を行う。例えば、ロボット100は、図9に示される走行ルート情報に基づき、自立走行を行う。ここで、走行ルート情報は、地図(マップ)情報、ルート情報(ルート1)、初期位置情報(A)、目標位置情報(B)等に基づき形成されている情報である。地図(マップ)情報は、床および壁の位置などを含んでよい。ロボット100は、記憶装置やmicroSDカード(図示省略)等に予め設定された走行ルート情報を保持してもよいし、ネットワークを介して走行ルート情報をダウンロードしてもよい。ここでは、図9に示されたように、走行ルート情報が、二次元情報(縦横で表された地図(マップ)情報、ルート情報、初期位置情報、目標位置情報等に基づき形成される情報)である場合を主に想定する。しかし、走行ルート情報は、三次元情報(縦横高さで表された地図(マップ)情報、ルート情報、初期位置情報、目標位置情報等に基づき形成される情報)であってもよい。
本発明の実施形態に係るロボット100は、走行路上で障害物を検知することが可能である。例えば、ロボット100は、エリア監視カメラ111によって得られた撮像情報に基づき障害物検知を行ってもよいし、センサ部(超音波センサやミリ波レーダー等)によって取得されたセンサ情報に基づき障害物検知を行ってもよいし、撮像情報とセンサ情報とに基づき障害物検知を行ってもよい。
本発明の実施形態に係るロボット100は、走行路上で障害物検知を行うと、障害物回避を試みる。ロボット100は、例えば、現在ルート(図10のルート1)に障害物を検知した場合、走行ルート情報に基づき、現在ルート(図10のルート1)において障害物を回避できるルート補正候補を識別し現在ルート内で障害物を回避するルート補正(図10のルート1)、現在ルートとは別に設定された代替ルートを識別し代替ルートで障害物を回避する静的代替ルート補正(図10のルート2)、現在ルートとは別にAI(Artificial Intelligent)で発見した代替ルートを識別し代替ルートで障害物を回避する動的代替ルート補正(図10のルート3)、等により回避できるか否かを判断する。
本発明の実施形態に係るロボット100は、障害物検知時にオペレータに通知を行う。このとき、例えば、ロボット100は、障害物回避できるか否かに係わらず、障害物検知時にオペレータに通知を行ってよい。さらに、ロボット100は、オペレータへの通知に際し、識別した障害物情報(ダンボール、倒木、危険物などの障害物を表す情報)をオペレータに通知してもよい。
本発明の実施形態に係るロボット100は、障害物検知を行い、自立走行(身動き)できなくなってしまった場合、オペレータにその旨(自立走行できないことや発見した障害物について)を通知し、遠隔操作モードに移行し、オペレータによる迂回ルート設定をできるようにしてもよい。遠隔操作モードへの移行は、ロボット100がオペレータの操作端末164に対し、遠隔操作モードへの移行通知を行ってオペレータが操作端末164に対して移行操作をすることでなされ得る。
エリア監視画面に表示される映像は、ロボット1000の視線の映像であってもよいし、上記したように形成された自由視点の映像であってもよい。あるいは、エリア監視画面上で、エリア監視画面に表示される映像をロボット100の視線の映像にするか、自由視点の映像にするかをオペレータが切り替え可能であってもよい。
100 ロボット(機器)
101 ネットワーク
102 監視部
103 通信部
104 コミュニケーション部
105 人工知能部
106 移動部
111 エリア監視カメラ
121 タッチパネル
122 スピーカ
123 マイクロフォン
131 感情判断部
132 行動処理部
141 制御データベース
142 対象と位置と感情との紐づけデータテーブル
143 感情とコンテンツとの紐づけデータテーブル
150 IP網
160 管理センタ
161 ゲートウェイ装置
162 ネットワーク
163 コミュニケーション部
164 操作端末
165 管理データベース
166 オペレータと感情との紐づけデータテーブル
171 接続制御部
181 通信部
182 操作部
183 表示部
185 エリア監視画面
301 対象
Claims (15)
- 撮像部によって撮像された映像に基づいて前記映像に写る対象の感情を識別する感情識別部と、
前記感情識別部によって識別された感情に対応した処理を行う処理部と、
を備える、機器。 - 前記処理部は、前記感情のうちの敵意の感情値が第1の閾値以上である対象が存在する場合には、オペレータの操作端末に通報されるように通信部を制御する、
請求項1に記載の機器。 - 前記処理部は、前記敵意の感情値が前記第1の閾値以上である対象が存在する場合には、前記映像が前記操作端末に送信されるように前記通信部を制御する、
請求項2に記載の機器。 - 前記処理部は、前記感情のうちの視線の感情値が第2の閾値以上である対象が存在する場合には、前記機器によって前記対象の位置に基づく所定の動作がなされるように前記機器を制御する、
請求項1に記載の機器。 - 前記視線の感情値は、前記視線と前記機器との位置関係に基づいて識別される、
請求項4に記載の機器。 - 前記処理部は、前記感情のうちの第1の感情の感情値が第1の条件を満たす場合には、前記機器が前記対象に接近するように移動部を制御する、
請求項1に記載の機器。 - 前記処理部は、前記感情のうちの第2の感情の感情値が第2の条件を満たす場合には、前記機器と操作端末とが接続されるように通信部を制御する、
請求項1に記載の機器。 - 前記機器と接続される前記操作端末は、前記感情のうちの第3の感情の感情値に基づいて選択される、
請求項7に記載の機器。 - 前記処理部は、前記機器とオペレータの操作端末とが接続された後、前記操作端末から受信された前記オペレータによって発せられた音声が出力されるようにスピーカを制御する、
請求項7に記載の機器。 - 前記処理部は、前記第2の感情の感情値が前記第2の条件を満たす場合には、前記第2の条件に対応するコンテンツが表示されるように前記機器が備える表示装置を制御する、
請求項7に記載の機器。 - 前記処理部は、前記第2の感情の感情値が前記第2の条件を満たす場合には、前記映像が前記操作端末に送信されるように前記通信部を制御する、
請求項7に記載の機器。 - 撮像部によって撮像された映像に基づいて前記映像に写る対象の感情を識別することと、
前記感情に対応した処理を行うことと、
を含む、情報処理方法。 - コンピュータを、
撮像部によって撮像された映像に基づいて前記映像に写る対象の感情を識別する感情識別部と、
前記感情識別部によって識別された感情に対応した処理を行う処理部と、
を備える機器として機能させるためのプログラム。 - 機器と管理センタとを有する情報処理システムであって、
前記機器は、
撮像部によって撮像された映像に基づいて前記映像に写る対象の感情を識別する感情識別部と、
前記感情のうちの所定の感情値が所定の条件を満たす場合には、前記機器とオペレータの操作端末とが接続されるように通信部を制御する処理部と、を備え、
前記管理センタは、
前記感情に基づいて前記オペレータを選択するコミュニケーション部を備える、
情報処理システム。 - 撮像部によって撮像された映像に基づいて前記映像に写る対象の感情を識別することと、
前記感情のうちの所定の感情値が所定の条件を満たす場合には、機器と前記感情に基づいて選択されたオペレータの操作端末とが接続されるように通信部を制御することと、
を有する、情報処理システムの方法。
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