JP2021063362A - 内装解体用アタッチメント - Google Patents

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【課題】 マイクロショベルのアームに取り付け可能な重量にすることができると共に内装解体に必要な強度及び形態を有した構造のアタッチメントの提供。【解決手段】 本発明に係る内装解体用アタッチメント1は、マイクロショベルのアームに取り付けるアタッチメントであって、該アームに取り付ける取付部10と、該取付部10に回動可能に設けられた中実角柱状の本体部2と、該本体部2の上端部に設けられ当該本体部2と共に鳶口形状を構成する固定顎3と、上記本体部2に回動可能に設けられ上記固定顎3に対して開閉動作する可動顎4と、該可動顎4を回動させる油圧シリンダー5とを備え、上記固定顎3は上記本体部2の長手方向に対して斜め45度の方向に延びると共に自由端部に先細り形状の爪部3aを有し、該爪部3aが上記本体部2の長手方向に対して直角の方向に延びる構造を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、マイクロショベルと称される、機体重量が1トン以下の超小型の油圧ショベルのアームに取り付けるアタッチメントであって、内装解体工事に適したアタッチメントに関するものである。
従来、解体工事において、建築物の外装や構造体の解体については、一般的な大型の油圧ショベルで作業が行われているが、内装の解体については、屋内に一般的な油圧ショベルが入ることができないと共に、廃棄物の分別に即した細かな作業が強いられるため、手作業によって行われているのが現状である。
他方、マイクロショベル、すなわち機体重量が1トン以下(約500kg〜900kg)の油圧ショベルが既知であり、このマイクロショベルであれば屋内に入り作業を行うことができる。
また、一般的な油圧ショベルのアームに取り付けるアタッチメントとして、解体用のアタッチメントは、たとえば下記特許文献1をはじめとして、種々存在する。
特開平7−204526号公報
上述のように、マイクロショベルが屋内に入って作業ができることも既知であり、一般的な油圧ショベルのアームに取り付ける解体用アタッチメントも既知である。よって、一般的な油圧ショベル用のアタッチメントを小型化してマイクロショベル用に改造することも考えられる。
しかし、マイクロショベルは、約500kg〜900kgの重量であり、アタッチメントの重量がマイクロショベルの重量の一割程度でなければ、重心が前方に偏り、前方に倒れてしまうと共に、作業の安定性にも欠けてしまうところ、一般的な油圧ショベル用のアタッチメントをマイクロショベル用とするために単純に小型化したとしても、多少の軽量化とはなっても、構造を根本的に見直さねば、所望の軽量化は困難である。
また、素材を変更して軽量化を図るとしても、必要な強度を確保するには、やはり構造を根本的に見直させねばならない。
本発明は、マイクロショベルのアームに取り付け可能な重量にすることができると共に内装解体に必要な強度及び形態を有した構造のアタッチメントを提供する。
要述すると、本発明に係る内装解体用アタッチメントは、マイクロショベルのアームに取り付けるアタッチメントであって、該アームに取り付ける取付部と、該取付部に回動可能に設けられた中実角柱状の本体部と、該本体部の上端部に設けられ当該本体部と共に鳶口形状を構成する固定顎と、上記本体部に回動可能に設けられ上記固定顎に対して開閉動作する可動顎と、該可動顎を回動させる油圧シリンダーとを備え、上記固定顎は上記本体部の長手方向に対して斜め45度の方向に延びると共に自由端部に先細り形状の爪部を有し、該爪部が上記本体部の長手方向に対して直角の方向に延びる構造を有する。上記中実角柱状の本体部により、軽量化と強度確保の両立を図りつつ、上記取付部から上記固定顎及び上記可動顎までの長さを長尺とすることができる。
好ましくは、上記本体部を超々ジュラルミン(JIS:A7075)製とし、軽量化と強度確保の両立を図る。
また、上記油圧シリンダーは上記本体部と上記可動顎間に露出していることにより、当該油圧シリンダーを保護する部材を省略し、更なる軽量化を図ることができる。
好ましくは、上記固定顎に吊りボルト用カッターを備えることにより、天井の解体作業を効率良く行うことができる。
本発明に係る内装解体用アタッチメントは、中実角柱状の本体部によって、できるだけ容積を減らして軽量化を図りつつも強度を確保することができる。
また、中実角柱状の本体部により、内装解体に必要な尺を確保することができ、作業を行う固定顎及び可動顎を所望の位置まで届けることができる。加えて、当該本体部の上端部に設けた固定顎の延伸方向や該固定顎の爪部の延伸方向によって、当該爪部がより遠くまで到達できると共に解体作業の作業性を向上する。
本発明に係る内装解体用アタッチメントの正面図である。 可動顎を回動して開いた状態を示す正面図である。 (A)は本発明に係る内装解体用アタッチメントの側面図、(B)は吊りボルト用カッターの説明図である。 本発明に係る内装解体用アタッチメントの使用状態を示す説明図である。
本発明に係る内装解体用アタッチメント1の最良の形態を図1乃至図4に基づき説明する。
本発明に係る内装解体用アタッチメント1は、図4に示すように、マイクロショベル(超小型の油圧ショベル)PのアームAに取り付けるアタッチメントであって、図1乃至図3に示すように、アームAの自由端部に取り付ける取付部10と、該取付部10に回動可能に設けられた中実角柱状の本体部2と、該本体部2の上端部に設けられ当該本体部2と共に鳶口形状を構成する固定顎3と、上記本体部2に回動可能に設けられ上記固定顎3に対して開閉動作する可動顎4と、該可動顎4を回動させる油圧シリンダー5とを備える。
本体部2は、素材に関わらず、角柱状とすることにより無用な肉をそぎ落とした外観形状として軽量化を図る一方、中実状として強度確保を図ることができる。また、素材としては、軽量且つ強度の高い金属が好ましく、就中、超々ジュラルミン(JIS:A7075)が望ましい。
本発明にあっては、本体部2を上述のような構成とすることにより、可及的に長尺とすることができ、その上端部に設ける固定顎3や該固定顎3に対して開閉動作する可動顎4を取付部10から可及的に離して設けることができる。したがって、作業範囲を広範囲とすることができ、特に低背であるマイクロショベルPの高さを補って、天井の解体に関する作業性を向上することができる。なお、本体部2には油圧シリンダー5の一部を収容する凹部2aが形成されている。
また、本体部2の上端部に設けられる固定顎3は、図1乃至図3に示すように、対向する一対の固定顎構成板30を連結軸31と断面Y字状に組み合わせた補強板32を介して剛結合して成り、各固定顎構成板30は、自由端部に先細り形状の爪部3aを有すると共に、可動顎4と対峙する部分には複数の歯3bを有する構成となっている。
そして、固定顎3は、上述したように本体部2と共に鳶口形状を構成するものであり、図1に示すように、本体部2の上端部から該本体部2の長手方向に対して斜め上方に角度αをもって延びる構成となっている。当該角度αは45度が好ましく、この45度の角度で延伸することにより、固定顎3の爪部3aをできるだけ取付部10から離れた位置に存在させることできると共に強度を確保することができる。また、上記した断面Y字状に組み合わせた補強板32は、本体部2の上面及び側面と強固に結合しつつ固定顎3の延伸方向に沿って各固定顎構成板30を連結している。
加えて、固定顎3の爪部3aは本体部2の長手方向に対して角度βをもって延びる構成となっている。当該角度βは90度が好ましく、この角度とすることにより、本体部2からの力を伝えやすいと共に、後述する吊りボルト用カッター33での作業性を向上する。
また、図1乃至図3中の33は、天井板を吊り下げる際に用いられる吊りボルトを切断するための吊りボルト用カッターであり、各固定顎構成板30の爪部3a間に配設する。当該吊りボルト用カッター33は、図3Bに示すように、収斂形状の切断部33aを有しており、図4に示すように、固定顎3を吊りボルトBに対して前進させて、吊りボルト用カッター33の切断部33aに吊りボルトを導き入れて切断することができる。
なお、固定顎3は実際に解体作業を担う部分であり、必要な強度を確保するには鋼製であることが望ましいが、上記した各固定顎構成板30、連結軸31及び補強板32のこれら3つの構成部材で構成することにより軽量化を図っている。
次に可動顎4について説明する。可動顎4は、図1乃至図3に示すように、対向する一対の可動顎構成板40を連結軸41と断面L字状に組み合わせた補強板42を介して剛結合して成り、各可動顎構成板40は、自由端部に先細り形状の爪部4aを有すると共に、固定顎3と対峙する部分には複数の歯4bを有する構成となっている。
そして、可動顎4は本体部2に回動可能に設けられ、該可動顎4の基端部側の断面L字状の補強板42の入隅部に固定されたリンク片43を介して油圧シリンダー5と連結されており、該油圧シリンダー5によって固定顎3に対して開閉動作を可能としている。
なお、可動顎4も、固定顎3と同様に実際に解体作業を担う部分であり、必要な強度を確保するには鋼製であることが望ましいが、上記した各可動顎構成板40、連結軸41及び補強板42のこれら3つの構成部材で構成することにより軽量化を図っている。
また、本発明にあっては、上述した固定顎3を構成する固定顎構成板30の対向間隔よりも、可動顎4を構成する可動顎構成板40の対向間隔を広く設定することによって、図1に示すように、固定顎3に対して可動顎4が閉じている際には固定顎3の爪部3aと可動顎4の爪部4aとがクロスするように設定している。これにより、小割作業をも可能としている。
最後に油圧シリンダー5について説明する。油圧シリンダー5は、可動顎4を回動させるものであり、図1乃至図3に示すように、可動顎4の基端部側にリンク片43を介して連結すると共に本体部2の基端部側とも連結している。当該油圧シリンダー5は、一部を本体部2の凹部2aに収容されるが、その余は露出して配設される。このような構成にすることにより、保護する部材を省略し、更なる軽量化を図ることができる。
以上説明したように、本発明に係る内装解体用アタッチメント1は、本体部2の構造により軽量化と強度確保を両立しつつ、可及的に長尺とすることができ、固定顎3及び可動顎4による作業範囲を広範囲とすることができる。図4にも示すように、特に低背であるマイクロショベルPの高さを補って、天井の解体に関する作業性を向上することができる。
また、本体部2の長手方向に対する固定顎3の延伸方向及び固定顎3の爪部3aの延伸方向の角度により、当該爪部3aをできるだけ取付部10から離れた位置まで到達できるようにすると共に、強度確保に考慮しつつ作業性を向上させることができる。
1…内装解体用アタッチメント、
2…本体部、2a…凹部、
3…固定顎、3a…爪部、3b…歯、
4…可動顎、4a…爪部、4b…歯、
5…油圧シリンダー、
10…取付部、
30…固定顎構成板、31…連結軸、32…補強板、
33…吊りボルト用カッター、33a…切断部、
40…可動顎構成板、41…連結軸、42…補強板、43…リンク片、
A…アーム、
B…吊りボルト、
P…マイクロショベル、
α…本体部の長手方向に対する固定顎の延伸方向の角度
β…本体部の長手方向に対する固定顎の爪部の延伸方向の角度。

Claims (4)

  1. マイクロショベルのアームに取り付けるアタッチメントであって、該アームに取り付ける取付部と、該取付部に回動可能に設けられた中実角柱状の本体部と、該本体部の上端部に設けられ当該本体部と共に鳶口形状を構成する固定顎と、上記本体部に回動可能に設けられ上記固定顎に対して開閉動作する可動顎と、該可動顎を回動させる油圧シリンダーとを備え、上記固定顎は上記本体部の長手方向に対して斜め45度の方向に延びると共に自由端部に先細り形状の爪部を有し、該爪部が上記本体部の長手方向に対して直角の方向に延びることを特徴とする内装解体用アタッチメント。
  2. 上記本体部は超々ジュラルミン製であることを特徴とする請求項1記載の内装解体用アタッチメント。
  3. 上記油圧シリンダーは上記本体部と上記可動顎間に露出していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内装解体用アタッチメント。
  4. 上記固定顎に吊りボルト用カッターを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の内装解体用アタッチメント。
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