JP2021061698A - 非接触給電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、非接触給電装置から受電装置に安定した電力を供給することを目的とする。【解決手段】非接触給電装置2は、送電コイル16、送電結合コンデンサ18、センサコイル28、可変容量コンデンサ30、送電部10、センサ受電部22および制御部50を備えている。可変容量コンデンサ30はセンサコイル28に直列接続されている。送電結合コンデンサ18は送電コイル16に直列接続されている。送電部10は送電コイル16に送信電力を出力する。センサ受電部22は、センサコイル28からセンサ電力を取得する。制御部50は、センサ受電部22が取得したセンサ電力に基づいて、可変容量コンデンサ30を制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、非接触給電装置に関し、特に、送電コイルから電力が送信される状態を制御する装置に関する。
非接触給電装置につき広く研究開発が行われている。非接触給電装置は、受電装置に配線接続されない状態で受電装置に電力を供給する。非接触給電装置には、共振回路の共鳴によって受電装置に電力を供給する磁気共鳴方式のものがある。非接触給電装置は送電コイルを備え、受電装置は受電コイルを備えている。この方式では、送電コイル側に形成された共振回路と、受電コイル側に形成された共振回路との共鳴によって、非接触給電装置から受電装置に電力が供給される。
受電装置としては、携帯情報端末、電気自動車等、非接触給電装置から離れた位置に配置される装置がある。一般にこれらの装置は、繰り返し充放電が可能なバッテリ(二次電池)を備えており、バッテリが非接触給電装置によって充電される。充電の際には受電装置が非接触給電装置の所定の位置に配置され、非接触給電装置から受電装置のバッテリに充電電力が供給される。以下の特許文献1には、磁気共鳴方式による非接触給電装置に関する記載がある。
非接触給電装置では、非接触給電装置と受電装置との間の距離や、非接触給電装置から見た受電装置の方向または姿勢等の位置関係によって受電装置に供給される電力が異なることがある。例えば、磁気共鳴方式の非接触給電装置では、非接触給電装置と受電装置との位置関係によって共振周波数が変化し、受電装置に供給される電力が変化してしまう場合がある。
本発明は、非接触給電装置から受電装置に安定した電力を供給することを目的とする。
本発明は、送電コイルと、センサコイルと、前記センサコイルに接続された同調回路と、前記送電コイルに送信電力を出力する送電部と、前記センサコイルからセンサ電力を取得するセンサ受電部と、前記センサ受電部が取得したセンサ電力に基づいて、前記同調回路を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
望ましくは、前記同調回路は、可変容量コンデンサを備え、前記制御部は、前記センサ受電部が取得したセンサ電力に基づいて、前記可変容量コンデンサの容量を制御する。
望ましくは、前記送電コイルおよび前記センサコイルは、平坦に周回する導線によって形成されており、前記送電コイルは、前記センサコイルの開口面に、自らの開口面が対向する姿勢で配置されている。
望ましくは、複数の前記センサコイルと、複数の前記センサコイルのそれぞれに接続された前記同調回路と、を備え、前記センサ受電部は、各前記センサコイルからセンサ電力を取得し、前記制御部は、各前記センサ受電部が取得したセンサ電力に基づいて、各前記同調回路を制御する。
望ましくは、前記送電コイルおよび複数の前記センサコイルのそれぞれは、平坦に周回する導線によって形成されており、前記送電コイルは、複数の前記センサコイルのうちの2つであって、開口面が対向するように配置された2つに挟まれる位置に、それら2つの前記センサコイルのそれぞれの開口面に、自らの開口面が対向する姿勢で配置されている。
望ましくは、2つの前記センサコイルと、2つの前記センサコイルのそれぞれに接続された前記同調回路と、を備え、前記送電コイルおよび2つの前記センサコイルのそれぞれは、平坦に周回する導線によって形成され、それぞれの開口面が対向するように配置されており、前記送電コイルは、これら2つの前記センサコイルに挟まれる位置に、2つの前記センサコイルのそれぞれの開口面に自らの開口面が対向する姿勢で配置されており、 前記センサ受電部は、各前記センサコイルからセンサ電力を取得し、前記制御部は、各前記センサ受電部が取得したセンサ電力に基づいて、各前記同調回路を制御する。
望ましくは、前記送電部は、前記送電コイルに間欠的に送信電力を出力する間欠送電、または、前記送電コイルに連続的に送信電力を出力する連続送電のいずれかの送電を行い、前記センサ受電部が取得したセンサ電力に応じて、前記間欠送電を行う状態から前記連続送電を行う状態に動作状態が切り換わり、あるいは、前記連続送信を行う状態から前記間欠送電を行う状態に動作状態が切り換わる。
望ましくは、前記制御部は、受電装置から送信された給電要求情報を受信する制御受信器を備え、前記送電部は、前記間欠送電を行う状態から前記連続送電を行う状態に動作状態が切り換わった後、所定時間が経過するまでの間に前記給電要求情報が受信されなかったときに、前記連続送電を行う状態から前記間欠送電を行う状態に動作状態が切り換わる。
本発明によれば、非接触給電装置から受電装置に安定した電力を供給することができる。
各図を参照して本発明の実施形態について説明する。複数の図面に示されている同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。図1には、本発明の実施形態に係る非接触給電システム1が示されている。非接触給電システム1は、非接触給電装置2および受電装置34から構成されている。非接触給電システム1では、配線によらない非接触給電によって、非接触給電装置2から受電装置34に電力が伝送される。
非接触給電システム1の構成および動作の概要について説明する。非接触給電装置2は、送電部10、送電コイル16、送電結合コンデンサ18、センサ受電部22、センサコイル28、可変容量コンデンサ30および制御部50を備えている。受電装置34は、受電コイル38、受電結合コンデンサ40、受電回路36、受電通信器48およびバッテリ46を備えている。
受電装置34は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、ゲーム機等のバッテリ46を用いる機器に搭載されており、バッテリ46が充電されるときに、受電コイル38が送電コイル16に接近するように配置される。バッテリ46が充電されないときは、受電装置34は、非接触給電装置2から離されてよい。
非接触給電装置2における送電結合コンデンサ18と送電コイル16は送電共振回路20を形成する。非接触給電装置2における可変容量コンデンサ30とセンサコイル28はセンサ共振回路32を形成する。可変容量コンデンサ30は、センサコイル28に対する同調回路を構成し、静電容量が調整されることでセンサ共振回路32の共振状態が変化する。受電装置34における受電結合コンデンサ40と受電コイル38は受電共振回路42を形成する。
送電コイル16および受電コイル38は電磁界的に結合し、受電コイル38およびセンサコイル28もまた電磁界的に結合する。さらに、センサコイル28および送電コイル16も電磁界的に結合する。これによって、送電共振回路20、受電共振回路42およびセンサ共振回路32は相互に結合し、共鳴し得る。
送電部10は、送電共振回路20に電力を供給する。送電共振回路20および受電共振回路42の共鳴によって、非接触給電装置2から受電装置34に電力が供給される。受電共振回路42は、直列接続された受電コイル38および受電結合コンデンサ40によって構成されており、受電回路36に接続されている。受電装置34に供給された電力によって受電回路36がバッテリ46を充電する。
送電共振回路20、受電共振回路42およびセンサ共振回路32は相互に結合する。そこで、非接触給電システム1では、センサ共振回路32を構成する可変容量コンデンサ30の静電容量を調整することで、これらの共振回路の共鳴状態が調整され、非接触給電装置2から受電装置34に伝送される電力が調整される。
非接触給電システム1の具体的な構成および動作について説明する。非接触給電装置2における送電部10は、送電回路12および送信電力モニタ14を備えている。送電結合コンデンサ18および送電コイル16は直列に接続されており、送電共振回路20を構成する。送電共振回路20の両端は、送電回路12に接続されている。送信電力モニタ14は、送電回路12が送電共振回路20を介して送信する電力(送信電力)を測定し、その測定値である送信電力測定値を制御部50に出力する。
非接触給電装置2におけるセンサ受電部22は、センサ回路24およびセンサ電力モニタ26を備えている。可変容量コンデンサ30およびセンサコイル28は直列に接続されており、センサ共振回路32を構成する。センサ共振回路32の両端は、センサ回路24に接続されている。センサ電力モニタ26は、センサ回路24がセンサ共振回路32を介して受信している電力を測定し、その測定値であるセンサ電力測定値を制御部50に出力する。
制御部50は、予め読み込まれたプログラムによって動作するプロセッサを備えてもよい。制御部50には、プロセッサに代えて、またはプロセッサと共にハードウエアとしての電子回路が組み込まれてもよい。制御部50が実行する処理のうちの一部または全部は、制御部50に組み込まれたハードウエアとしての電子回路によって実行されてよい。
受電装置34に対して非接触給電を行うときに、制御部50は、送電回路12を制御して送電回路12に電力を送信させる。制御部50は、送信電力測定値およびセンサ電力測定値に基づいて、可変容量コンデンサ30の静電容量を調整する。すなわち、制御部50は、送信電力測定値およびセンサ電力測定値が、それぞれの測定値に定められた所定の範囲内の値となるように、可変容量コンデンサ30の静電容量を調整する。
可変容量コンデンサ30の静電容量が調整されることで、送電共振回路20、受電共振回路42およびセンサ共振回路32の共鳴状態が調整される。これによって、非接触給電装置2から受電装置34に伝送される電力が制御される。
非接触給電システム1では、受電装置34に対する一連の充電制御において、非接触給電装置2から受電装置34に送信される電力を調整する他、受電装置34が適切な位置に配置されているか否かの検出、受電装置34が非接触給電装置2から離されたか否かの検出等が行われる。また、送電回路12に過大な電流が流れていないか、過大な電圧が印加されていないか等、送電回路12に電気的な負担が掛けられていないか否かの判定が行われる。
制御部50は、受電通信器48との間で無線通信を行う制御通信器52を備えている。受電通信器48と制御通信器52との間では、非接触給電装置2から受電装置34への非接触給電を行うための無線通信が行われる。非接触給電を開始するときに受電通信器48は、非接触給電の実行を要求する給電要求情報を制御通信器52に送信する。また、受電通信器48は、受電装置34で受信されている電力の測定値である給電電力測定値を制御通信器52に送信する。さらに、受電通信器48は、バッテリ46の充電が完了したときは、その旨を示す充電完了情報を制御通信器52に送信する。
図2には制御部50が実行する充電制御のフローチャートが示されている。このフローチャートに基づく処理は、制御部50が送電部10およびセンサ受電部22を制御することで実行される。通常時に、制御部50は送電回路12に間欠送電を行わせる(S101)。間欠送電とは、所定の送電周期Taで、所定の時間tbに亘って送電回路12から送電共振回路20に電力を出力する動作状態をいう。ある時刻t1から時刻t1+tbまでの間、送電回路12は送電共振回路20に電力を供給し、時刻t1+tbから時刻t1+Taまでの間、送電回路12は送電共振回路20への電力の供給を遮断する。これを1つの送電動作として、送電回路12は送電周期Taで送電動作を繰り返す。
送電回路12が送電共振回路20に電力を出力すると共に、制御部50は、センサ受電部22からセンサ電力測定値を取得する。制御部50は、センサ回路24がセンサ共振回路32を介して受信している電力であるセンサ電力に変化があったか否かを判定する(S102)。制御部50は、1つ前の送電周期に取得したセンサ電力測定値と、最新の送電周期に取得したセンサ電力測定値との差の絶対値が所定の閾値を超えた場合に、センサ電力に変化があったと判定してよい。制御部50は、1つ前の送電周期に取得したセンサ電力測定値と、最新の送電周期に取得したセンサ電力測定値との差の絶対値が、所定の閾値以下である場合に、センサ電力に変化がないと判定してよい。制御部50は、センサ電力に変化がないときは、送電回路12に間欠送電を引き続き実行させる(S101)。
制御部50は、センサ電力に変化があったときは、自らが備える給電タイマを起動すると共に(S103)、送電回路12に連続送電を行わせる(S104)。連続送電は、送電回路12から送電共振回路20に時間的に連続的に電力を出力する動作状態をいう。
送電回路12が連続送電を行っているときに、制御部50は、受電装置34から送信された給電要求情報が制御通信器52で受信されたか否かを判定する(S105)。制御部50は、給電要求情報が受信されていないと判定したときは、給電タイマによってカウントされたタイマ時間が予め定められたタイムアウト時間を超えたか否かを判定する(S106)。制御部50は、タイマ時間がタイムアウト時間を超えていないと判定したときは、引き続き送電回路12に連続送電を実行させる(S104)。制御部50は、タイマ時間がタイムアウト時間を超えたと判定したときは、送電回路12に連続送電を停止させ、間欠送電を再開させる(S101)。
制御部50は、ステップS105において、給電要求情報が受信されたと判定したときは、後述する同調給電処理(S200)を実行する。同調給電処理は、可変容量コンデンサ30の静電容量を調整することで、送電共振回路20、受電共振回路42およびセンサ共振回路32の共鳴状態を調整し、送電回路12から送電共振回路20および受電共振回路42を介して受電装置34に伝送される電力を調整する処理である。
このように、図2のフローチャートに従う処理によれば、センサ受電部22が取得したセンサ電力測定値に応じて、送電部10は、間欠送電を行う状態から連続送電を行う状態に動作状態が切り換わり、あるいは、連続送信を行う状態から間欠送電を行う状態に動作状態が切り換わる。送電部10は、間欠送電を行う状態から連続送電を行う状態に動作状態が切り換わった後、タイムアウト時間が経過するまでの間に、制御通信器52で給電要求情報が受信されなかったときには、連続送電を行う状態から間欠送電を行う状態に動作状態が切り換わる。
図2のフローチャートに基づく処理の効果について説明する。受電共振回路42が、送電共振回路20およびセンサ共振回路32から離れた位置にあるときは、受電共振回路42が送電共振回路20およびセンサ共振回路32に電磁界的な影響を与えることがない。したがって、送電回路12から、送電共振回路20およびセンサ共振回路32を介してセンサ回路24に電力が伝送される状態が一定に維持され、送電回路12からセンサ回路24に伝送される電力は一定に維持される。一方、受電共振回路42が、送電共振回路20およびセンサ共振回路32に接近したときは、送電共振回路20、受電共振回路42およびセンサ共振回路32が相互に結合し、送電回路12からセンサ回路24に伝送される電力が変化する。
したがって、図2に示されるフローチャートに基づく処理によれば、間欠送電が行われているときに、受電装置34が非接触給電装置2から離れた位置にあるときは、センサ電力に変化がなく間欠送電が続行される。一方、間欠送電が行われているときに、受電装置34が非接触給電装置2に接近したときはセンサ電力が変化し、送電回路12から送電共振回路20に連続的に電力が出力され、給電要求情報が受信されることを条件に、後述する同調給電処理が開始される。また、送電回路12から送電共振回路20に連続的に電力が出力され、タイマ時間がタイムアウト時間を超えたときは、連続送電が停止され間欠送電が行われる。
これによって、受電装置34が非接触給電装置2から離れているときは送電回路12から連続的に電力が出力されることがなく、無駄な電力消費が回避される。また、受電装置34が非接触給電装置2に接近して連続送電が開始されたものの、受電装置34から給電要求情報が送信されていない場合には、タイマ時間がタイムアウト時間を超えることを条件に間欠送電が行われ、無駄な電力消費が回避される。
図3には、同調給電処理のフローチャートが示されている。制御部50は、可変容量コンデンサ30の静電容量を初期値に設定(制御)する(S201)。制御部50は、送信電力測定値が制限値未満であるか否かを判定する(S202)。制御部50は、送信電力測定値が制限値未満であると判定したときは、送信電力測定値が要求電力以上であるか否かを判定する(S203)。制御部50は、送信電力測定値が要求電力以上であると判定したときは給電効率を求める。給電効率は、受電装置34から取得した受信電力測定値を、送信電力モニタ14から取得した送信電力測定値で割ることによって求められる。制御部50は、給電効率が基準値以上であるか否かを判定する(S204)。制御部50は、給電効率が基準値以上であると判定したときは、可変容量コンデンサ30の静電容量を固定する(S205)。
なお、ステップS202〜S204を実行する順序は、ステップS202、S203、S204の順に限られず任意である。また、ステップS202〜S204の総てが実行されなくてもよく、これらのステップのうちいずれかが実行されてもよい。
制御部50は、送信電力測定値が制限値以上であると判定したとき、送信電力測定値が要求電力未満であると判定したとき、または給電効率が基準値未満であると判定したときは、可変容量コンデンサ30の静電容量を変更(制御)し(S201)、ステップS202〜S204の処理に戻る。
ステップS205において可変容量コンデンサ30の静電容量が固定された後、制御部50は、センサ電力に変化があったか否かを判定する(S206)。制御部50は、センサ電力に変化があったと判定した場合には、送信電力測定値が制限値未満であるか否かを判定する(S207)。送信電力測定値が制限値未満であった場合、制御部50は、可変容量コンデンサ30の静電容量を変更し(S201)、ステップS202〜S204の処理に戻る。
送信電力測定値が制限値以上であった場合、制御部50は、送電回路12を制御して、送電回路12から送電共振回路20に出力する電力を遮断させる(S209)。これによって、送電回路12から受電装置34への電力伝送が停止し、同調給電処理が終了する。
制御部50は、ステップS206においてセンサ電力に変化がないと判定した場合、給電が完了したか否かを判定する(S208)。この判定は、受電装置34から送信された充電完了情報が制御通信器52で受信されたか否かの判定に基づいて行われる。
制御部50は、給電が完了していないとの判定をしたときは、ステップS206の処理に戻り、センサ電力が変化したか否かを再び判定する(S206)。制御部50は、給電が完了したとの判定をしたときは、送電回路12を制御して、送電回路12から送電共振回路20に出力する電力を遮断させる(S209)。これによって、送電回路12から受電装置34への電力伝送が停止し、同調給電処理が終了する。
同調給電処理の効果について説明する。ステップS202〜S204の処理によって、次の条件(i)〜(iii)の少なくとも1つが満たされない場合には、可変容量コンデンサ30の静電容量が変更される。これによって、送電共振回路20、受電共振回路42およびセンサ共振回路32の共鳴状態が調整され、非接触給電装置2から受電装置34に伝送される電力が調整される。そのため、非接触給電装置2から受電装置34に安定した電力が供給される。
(i)送信電力測定値が制限値未満であること。(ii)送信電力測定値が要求電力以上であること。(iii)給電効率が基準値以上であること。
送信電力が制限値以上となった場合、送電回路12の内部に印加される電圧や送電回路12に流れる電流が過大となる等、送電回路12の電気的負担が大きくなることがある。上記(i)の条件が満たされない場合は、送信電力が制限値以上となる場合に相当する。上記(i)の条件が満たされない場合に可変容量コンデンサ30の静電容量が変更されることで、送電共振回路20、受電共振回路42およびセンサ共振回路32の共鳴状態、さらには送電回路12の電気的な状態が変化し、送電回路12の電気的負担が軽減される。
送信電力が要求電力未満である場合、非接触給電装置2から受電装置34に伝送される電力が不十分となる。上記(ii)の条件が満たされない場合は、送信電力が要求電力未満である場合に相当する。上記(ii)の条件が満たされない場合に可変容量コンデンサ30の静電容量が変更されることで、送電共振回路20、受電共振回路42およびセンサ共振回路32の共鳴状態、さらには送電回路12の電気的な状態が変化し、非接触給電装置2から受電装置34に伝送される電力が調整される。
給電効率が基準値未満である場合、非接触給電装置2から受電装置34への電力伝送の効率が不十分となる。上記(iii)の条件が満たされない場合は、給電効率が基準値未満である場合に相当する。上記(iii)の条件が満たされない場合に可変容量コンデンサ30の静電容量が変更されることで、送電共振回路20、受電共振回路42およびセンサ共振回路32の共鳴状態、さらには送電回路12の電気的な状態が変化し、非接触給電装置2から受電装置34への電力伝送の効率が調整される。
ステップS202〜S204の処理によって、上記(i)〜(iii)の条件が総て満たされた場合には、可変容量コンデンサ30の静電容量が固定される。これによって、非接触給電装置2から受電装置34に非接触給電によって電力伝送が行われる。この状態で、センサ電力の変化があった第1の場合として、受電装置34におけるバッテリ46の充電が完了し、受電装置34が非接触給電装置2から離された場合がある。この場合ステップS208およびS209によって送電が停止される。
また、この状態で、センサ電力測定値の変化があった第2の場合としては、何らかの理由で受電装置34の位置が変化し、送電共振回路20、受電共振回路42およびセンサ共振回路32の共鳴状態が変化し、センサ電力が変化した場合がある。この場合、送信電力測定値が制限値以上であるときは、ステップS208およびS209によって送電が停止される。一方、送信電力測定値が制限値未満であるときは、可変容量コンデンサ30の静電容量が変更され(S201)、ステップS202の処理に戻る。これによって、受電装置34の位置が変化してしまい、送電回路12の電気的負担が大きくなってしまうことが回避される。
図4には、送電コイル16およびセンサコイル28が配置されるコイル配置構造3が模式的に示されている。コイル配置構造3は、筐体60、送電コイル16およびセンサコイル28を備えている。筐体60は、上方が開放された直方体の箱の形状を有している。筐体60は、底板62、底板62における対向する2辺に立設した側壁64および側壁66を備えている。底板62、側壁64および側壁66は、電磁波を透過させる材料で形成されてよい。
送電コイル16およびセンサコイル28は、平坦に周回する導線によって形成されている。送電コイル16は、その開口面が側壁64の壁面に沿った方向に広がる姿勢で、側壁64に埋め込まれている。送電コイル16は、側壁64の内側の壁面または外側の壁面に固定されていてもよい。センサコイル28は、その開口面が側壁66の壁面に沿った方向に広がる姿勢で、側壁66に埋め込まれている。センサコイル28は、側壁66の内側の壁面または外側の壁面に固定されていてもよい。このような構成によって、送電コイル16およびセンサコイル28は、開口面が対向するように配置される。
受電装置34のバッテリ46を充電する際には、受電装置34は筐体60の内部に配置される。すなわち、受電コイル38が送電コイル16とセンサコイル28との間に挟まれ、受電コイル38の開口面が、送電コイル16およびセンサコイル28のそれぞれの開口面と対向するように受電装置34が配置される。
図5には、応用実施形態に係る非接触給電システム4が示されている。非接触給電システム4は、図1に示された非接触給電システム1におけるセンサ受電部22およびセンサ共振回路32から構成されるセンサ部を2つ備えたものである。一方のセンサ部Aを構成する各構成要素の符号には「−1」を付し、他方のセンサ部Bを構成する各構成要素の符号には「−2」を付していずれのセンサ部に属する構成要素であるかを区別する。
センサコイル28−1、送電コイル16およびセンサコイル28−2のそれぞれは、平坦に周回する導線によって形成されている。センサコイル28−1および28−2は、開口面が対向する姿勢で配置され、センサコイル28−1および28−2の間に送電コイル16が配置される。すなわち、送電コイル16は、2つのセンサコイル18−1および18−2に挟まれる位置に、2つのセンサコイル28−1および28−2のそれぞれの開口面に自らの開口面が対向する姿勢で配置されている。
送電コイル16およびセンサコイル28−1の間に受電コイル38−1が挟まれ、受電コイル38−1の開口面が、送電コイル16およびセンサコイル28−1のそれぞれの開口面と対向するように、受電コイル38−1を備える受電装置が配置されてよい。また、送電コイル16およびセンサコイル28−2の間に受電コイル38−2が挟まれ、受電コイル38−2の開口面が、送電コイル16およびセンサコイル28−2のそれぞれの開口面と対向するように、受電コイル38−2を備える受電装置が配置されてよい。ただし、図5には、各受電装置の構成要素のうち、受電コイル38−1および38−2のみが示されている。本実施形態では、送電コイル16−1を備える受電装置および送電コイル16−2を備える受電装置のうち、少なくとも一方に対する非接触給電が行われてよい。
非接触給電システム4における充電制御および同調給電処理では、図2および図3に示されるフローチャートに基づいて、次のような処理が実行される。すなわち、ステップS102およびステップS206では、センサAによるセンサ電力およびセンサBによるセンサ電力のうち、少なくとも一方のセンサ電力に変化があったか否かが判定される。また、ステップS201における静電容量の制御は、可変容量コンデンサ30−1および30−2のうち少なくとも一方に対して行われてよい。
ステップS104〜S106に基づく連続送電は、制御部50が、非接触給電の対象として特定した1つの受電装置との間で行われる。すなわち、制御部50は、制御通信器52によって1つまたは複数の受信装置との間で無線通信を行い、非接触給電の対象として1つの受信装置を特定し、その特定された受電装置に対して、S104〜S106に基づく連続送電を実行する。同様に、同調給電処理におけるステップS202〜S204、およびステップS207〜S209は、制御部50が、非接触給電の対象として特定した1つの受電装置との間で行われる。
図6には 送電コイル16、センサコイル28−1およびセンサコイル28−2が配置されるコイル配置構造5が模式的に示されている。コイル配置構造5は、筐体70、送電コイル16、センサコイル28−1およびセンサコイル28−2を備えている。筐体70は、上方が開放された直方体の箱の形状を有している。筐体70は、底板72、底板72における対向する2辺に立設した側壁74および側壁76、並びに、側壁74および側壁76の間に立設し、側壁74および側壁76のそれぞれに対向する隔壁78を備えている。底板72、側壁74、側壁76および隔壁78は、電磁波を透過させる材料で形成されてよい。
送電コイル16は、その開口面が隔壁78の壁面に沿った方向に広がる姿勢で、隔壁78に埋め込まれている。送電コイル16は、隔壁78の両壁面のうちの一方に固定されてもよい。センサコイル28−1は、その開口面が側壁74の壁面に沿った方向に広がる姿勢で、側壁74に埋め込まれている。センサコイル28−1は、側壁74の内側の壁面または外側の壁面に固定されてもよい。センサコイル28−2は、その開口面が側壁76の壁面に沿った方向に広がる姿勢で、側壁76に埋め込まれている。センサコイル28−2は、側壁76の内側の壁面または外側の壁面に固定されてもよい。
このような構成によって、センサコイル28−1および28−2は、開口面が対向する姿勢で配置され、センサコイル28−1および28−2の間に送電コイル16が配置される。すなわち、送電コイル16は、2つのセンサコイル18−1および18−2に挟まれる位置に、2つのセンサコイル28−1および28−2のそれぞれの開口面に自らの開口面が対向する姿勢で配置される。
受電装置のバッテリ46を充電する際には、受電装置は筐体70の内部に配置される。すなわち、受電コイル38−1が送電コイル16とセンサコイル28−1との間に挟まれ、受電コイル38−1の開口面が、送電コイル16およびセンサコイル28−1のそれぞれの開口面と対向するように受電装置が配置される。あるいは、受電コイル38−2が送電コイル16とセンサコイル28−2との間に挟まれ、受電コイル38−2の開口面が、送電コイル16およびセンサコイル28−2のそれぞれの開口面と対向するように受電装置が配置される。
本実施形態に係る非接触給電システム4によれば、送電共振回路20、各受電装置における受電共振回路、センサ共振回路32−1およびセンサ共振回路32−2の共鳴状態が調整され、非接触給電装置2から各受電装置34に伝送される電力が調整される。これによって、非接触給電装置2から各受電装置に安定した電力が供給される。
図7には、センサ受電部22に用いられる可変容量コンデンサ30の構成例が示されている。可変容量コンデンサ30は、N個のスイッチ付きコンデンサSC1〜SCNを備えている。各スイッチ付きコンデンサSCiは、直列接続されたスイッチSiおよびコンデンサCiを備えている。ただし、iは1〜Nのうちのいずれかの整数である。スイッチ付きコンデンサSC1〜SCNは並列接続されている。
コンデンサC1〜CNの各静電容量は、異なっていてもよいし同一であってもよい。制御部50は、スイッチS1〜SNのうちオンにするものを変更することで、スイッチ付きコンデンサSC1〜SCNの合成容量、すなわち可変容量コンデンサ30の静電容量を変化させる。
上記では、同調回路としての可変容量コンデンサ30がセンサコイル28に直列に接続された実施形態について説明した。可変容量コンデンサ30は、センサコイル28に対して並列に接続されてもよい。この場合センサコイル28の両端は、センサ回路24に接続される。また、上記では送電結合コンデンサ18が送電コイル16に直列に接続され、受電結合コンデンサ40が受電コイル38に直列に接続された実施形態について説明した。送電結合コンデンサ18は、送電コイル16に対して並列に接続されてもよい。この場合送電コイル16の両端は、送電回路12に接続される。同様に、受電結合コンデンサ40は、受電コイル38に対して並列に接続されてもよい。この場合受電コイル38の両端は、受電回路36に接続される。
1,4 非接触給電システム、2 非接触給電装置、3,5 コイル配置構造、10 送電部、12 送電回路、14 送信電力モニタ、16 送電コイル、18 送電結合コンデンサ、20 送電共振回路、22 センサ受電部、24 センサ回路、26 センサ電力モニタ、28,28−1,28−2 センサコイル、30,30−1,30−2 可変容量コンデンサ、32,32−1,32−2 センサ共振回路、34 受電装置、36 受電回路、38 受電コイル、40 受電結合コンデンサ、42 受電共振回路、46 バッテリ、48 受電通信器、50 制御部、52 制御通信器、60,70 筐体、62,72 底板、64,66,74,76 側壁、78 隔壁、SC1〜SCN スイッチ付きコンデンサ、S1〜SN スイッチ、C1〜CN コンデンサ。
Claims (8)
- 送電コイルと、
センサコイルと、
前記センサコイルに接続された同調回路と、
前記送電コイルに送信電力を出力する送電部と、
前記センサコイルからセンサ電力を取得するセンサ受電部と、
前記センサ受電部が取得したセンサ電力に基づいて、前記同調回路を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする非接触給電装置。 - 請求項1に記載の非接触給電装置において、
前記同調回路は、
可変容量コンデンサを備え、
前記制御部は、前記センサ受電部が取得したセンサ電力に基づいて、前記可変容量コンデンサの容量を制御することを特徴とする非接触給電装置。 - 請求項1または請求項2に記載の非接触給電装置において、
前記送電コイルおよび前記センサコイルは、平坦に周回する導線によって形成されており、
前記送電コイルは、前記センサコイルの開口面に、自らの開口面が対向する姿勢で配置されていることを特徴とする非接触給電装置。 - 請求項1または請求項2に記載の非接触給電装置において、
複数の前記センサコイルと、
複数の前記センサコイルのそれぞれに接続された前記同調回路と、を備え、
前記センサ受電部は、各前記センサコイルからセンサ電力を取得し、
前記制御部は、
各前記センサ受電部が取得したセンサ電力に基づいて、各前記同調回路を制御することを特徴とする非接触給電装置。 - 請求項4に記載の非接触給電装置において、
前記送電コイルおよび複数の前記センサコイルのそれぞれは、平坦に周回する導線によって形成されており、
前記送電コイルは、複数の前記センサコイルのうちの2つであって、開口面が対向するように配置された2つに挟まれる位置に、それら2つの前記センサコイルのそれぞれの開口面に、自らの開口面が対向する姿勢で配置されていることを特徴とする非接触給電装置。 - 請求項1または請求項2に記載の非接触給電装置において、
2つの前記センサコイルと、
2つの前記センサコイルのそれぞれに接続された前記同調回路と、を備え、
前記送電コイルおよび2つの前記センサコイルのそれぞれは、平坦に周回する導線によって形成され、それぞれの開口面が対向するように配置されており、
前記送電コイルは、これら2つの前記センサコイルに挟まれる位置に、2つの前記センサコイルのそれぞれの開口面に自らの開口面が対向する姿勢で配置されており、
前記センサ受電部は、各前記センサコイルからセンサ電力を取得し、
前記制御部は、
各前記センサ受電部が取得したセンサ電力に基づいて、各前記同調回路を制御することを特徴とする非接触給電装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の非接触給電装置において、
前記送電部は、前記送電コイルに間欠的に送信電力を出力する間欠送電、または、前記送電コイルに連続的に送信電力を出力する連続送電のいずれかの送電を行い、
前記センサ受電部が取得したセンサ電力に応じて、前記間欠送電を行う状態から前記連続送電を行う状態に動作状態が切り換わり、あるいは、前記連続送信を行う状態から前記間欠送電を行う状態に動作状態が切り換わることを特徴とする非接触給電装置。 - 請求項7に記載の非接触給電装置において、
前記制御部は、
受電装置から送信された給電要求情報を受信する制御受信器を備え、
前記送電部は、
前記間欠送電を行う状態から前記連続送電を行う状態に動作状態が切り換わった後、所定時間が経過するまでの間に前記給電要求情報が受信されなかったときに、前記連続送電を行う状態から前記間欠送電を行う状態に動作状態が切り換わることを特徴とする非接触給電装置。
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