JP2021059331A - 船舶のプロペラ動力計測システムおよび前記計測システム用のスターンチューブ - Google Patents

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Abstract

【課題】プロペラの回転数が比較的低速であっても、所望の高精度のプロペラ動力の計測が可能な船舶のプロペラ動力計測システムおよび前記計測システム用のスターンチューブを提供する。【解決手段】プロペラ軸5が、スターンチューブ6内を貫通し、かつスターンチューブの軸方向両端部において軸受により軸支され、船体内から水中に突出してプロペラと結合されることにより、プロペラ動力を計測するプロペラ動力計測システム用の、前記軸受を備えたスターンチューブにおいて、前記軸受を、軸方向摩擦および回転方向摩擦が小さいスラスト・トルク非拘束タイプの軸受20とする。【選択図】図4

Description

この発明は、船舶のプロペラ動力計測システムに用いるスターンチューブ並びに、同スターンチューブを用いたプロペラ動力計測システムに関する。
現在、船舶推進システムは、省エネルギおよびより高度の自動化を達成するために、種々の改善がなされている。船舶の性能を調査するに当たって、エンジンが発生するエネルギが船体を動かすエネルギ(プロペラ動力)に変換される割合、即ち変換効率を調査することは重要な事項である。プロペラ動力は、システムの信頼性向上のための技術情報としても、また、船舶の経済的運行管理の情報としても、最も基礎的かつ重要なデータである。
従来行われたプロペラの単独試験や船舶模型を用いた水槽実験、ならびにプロペラ動力の計測方法や装置等に関しては、種々の方法、装置が知られている(特許文献1および2、ならびに非特許文献1および2等参照)。
図1は、船舶模型に搭載された従来のプロペラ動力計測システム(自航試験装置)の一例を示す図である。また、図2は、図1に示すプロペラ軸5がスターンチューブ6を貫通した状態の一例を示す断面図である。これらの図を用いて、従来の計測方法とその問題点について以下に述べる。
図1において、10は船舶模型であり、この船舶模型10にプロペラ動力計測システム1が搭載されて自航試験が実施される。プロペラ動力計測システム1は、プロペラを駆動するモータ2、プロペラのトルク、スラスト、回転数などを計測するプロペラ動力計3、プロペラ4、プロペラ軸5およびスターンチューブ(船尾管)6とから成る。プロペラ動力計3における計測方法としては、トルク、スラストに関しては一般にストレーンゲージが、回転数に関しては無接触光電スイッチが用いられる。
なお、図1において、7はギアボックスであり、通常のプロペラ試験の場合には不要であり、二重反転プロペラの場合に用いる。二重反転プロペラとは、反転する2つのプロペラからなるプロパルサであり、前方プロペラの旋回流を後方プロペラで相殺することにより、通常プロペラでは旋回エネルギとして損失していたものを回収しようとするものであって、低回転大直径プロペラの組合せが有望視されている。この場合、ギアボックス7を用いることにより、前後のプロペラ回転数比を変化させることができる(非特許文献2参照)。ギアボックス7を用いない場合には、モータ1とプロペラ動力計3とが直結される。
図1において、プロペラ軸5はスターンチューブ6を貫通して、船舶模型10の船体内から水中に突出してプロペラ4を回転させている。図2に示すように、スターンチューブ6は、プロペラ軸5の軸径より若干大きい内径を有する中空管からからなり、その両端部で比較的小さな摩擦係数を有する軸受8によりプロペラ軸5を支えており、当該プロペラ軸と軸受との間の隙間(約0.2mm)に水が流れるようにして、小さな摩擦でプロペラ軸を回転可能としている。前記軸受8は、原理的に滑り軸受であり、軸受材料としては、テフロン(デュポン社の登録商標)や焼結金属を用いたドライベアリングなどが用いられる。
図2において、53,54は夫々、プロペラ軸5端部におけるプロペラ動力計3側端部、プロペラ4側端部である。また、dはプロペラ軸5の直径(例えば、8mm)、Dはスターンチューブ6の直径(例えば、32mm)、Lはスターンチューブ6の長さ(例えば、470mm)である。スターンチューブ6の長さは、プロペラ軸5の曲げ、捩じり振動を低減するために長い方が好ましく、470〜900mm程度である。
図1において、前記スターンチューブ6を通って船体内に入った水は、図1に特別には図示しない水溜まり部に集められ、図示しないポンプにより船外には排出される。
ところで、上記のプロペラ動力計測システムにおいては、下記のような問題があった。従来、プロペラの回転数は一般に10〜30rpsであって、比較的高速で回転しているので、スターンチューブ6におけるプロペラ軸の摩擦トルクは比較的小さく、プロペラの所要トルクに比べて格段に小さい値であった。そのため、高速回転時におけるプロペラの真のトルクを計測するに当たって、プロペラ動力計3における計測値から、低速回転時におけるトルクの計測値をスターンチューブの摩擦トルクとして、高速回転時におけるトルクの計測値から差し引くことにより、真のトルクを求めるようにしても実用上問題がなかった。
しかしながら、近年、省エネの要求が高まり、プロペラの回転数が1〜5rpsの低速回転となっており、この場合、上記従前の計測方法では、計測精度に問題が生ずるようになった。
図3に軸受の発生摩擦Fと回転数nの一般的な関係を示す。図3に示すように、発生摩擦Fは、荷重項Fと速度項Fとの合成(F+F)からなり、回転数nの増大に伴って、起動摩擦Fから漸減し最下点から僅かに漸増する傾向を示す。前記荷重項は、軸受部位における接触面の差動すべりによるもので、回転数が低い程、荷重の影響を受けて大きな値となる。前記速度項は、液膜のせん断および攪拌抵抗などの影響により、回転数が高い程、大きな値となる。
図2に示すような滑り軸受における低速域における摩擦係数μは、0.1〜0.2程度であり、比較的低速回転のプロペラに関し、そのプロペラ動力を計測する場合に、所望の計測精度(通常、0.2%)を確保することが不可能となる問題があった。
特開平6−117949号公報 特開2003−75291号公報
平山 伝治、他3名、"推進動力の測定"、日本舶用機関学会誌、第19巻、第6号、昭和59年6月発行、第473〜480頁 小久保 芳男、他1名、"二重反転プロペラの実験的研究-その1"、船舶技術研究所報告、第26巻、第4号、平成3年7月発行、第175〜192頁 三宅 圀博、"ラビリンスシールとその特性"、ターボ機械、第20巻、第5号、1992年5月発行、第258〜266頁 小茂鳥 和生、"非接触シール論"、コロナ社、昭和48年12月20日発行、第44〜47頁
この発明は、上記のような点に鑑みてなされたもので、この発明の課題は、プロペラの回転数が比較的低速であっても、所望の高精度のプロペラ動力の計測が可能な船舶のプロペラ動力計測システムおよび前記計測システム用のスターンチューブを提供することにある。さらに、前記計測システムにおいて、前記スターンチューブを通って船体内に入る水の侵入量を低減し、これにより、船外へ排水するためのポンプ容量を低減可能とすることにある。
前述の課題を解決するために、この発明のスターンチューブは下記のようなものとする。即ち、プロペラ軸が、スターンチューブ内を貫通し、かつスターンチューブの軸方向両端部において軸受により軸支され、船体内から水中に突出してプロペラと結合されることにより、プロペラ動力を計測するプロペラ動力計測システムに用いられる、前記軸受を備えたスターンチューブであって、前記軸受は、軸方向摩擦および回転方向摩擦が小さいスラスト・トルク非拘束タイプの軸受としたことを特徴とする。
ここで、スラスト・トルク非拘束タイプの軸受とは、後述する具体例に示すように、摩擦係数μが0.0006〜0.0012程度であり、従来の軸受の摩擦係数μ(0.1〜0.2程度)に比べて、摩擦係数が格段に小さい軸受をいう。従って、このような軸受の適用により、プロペラの回転数が低速であっても、高精度のプロペラ動力の計測が可能となる。
また、前記発明のスターンチューブとしては、下記の構成が好ましい。即ち、前記スターンチューブとプロペラ軸との間の隙間に、少なくとも1つのラビリンスシールを備えたことを特徴とする。さらに、前記ラビリンスシールは、直通形ラビリンスシールとすることが好ましい。
ラビリンスシールとは、周知のように、液体または気体(ここでは水)の流れの流路をせばめる絞り片と、その背後の膨張室からなり、絞り片段数を増やすことによって一段当たりの圧力降下を小さくして、水のもれ量を減少させる非接触のシール装置である。ラビリンスシールのラビリンス形状としては種々のものが知られており、代表例としては、a)逃げ溝絞り片からなる直通形(後述する本発明の実施態様)、b)各種の食い違い形、c)半径流と直通形の組合せ形などである(非特許文献3参照)。上記の内、直通形は、構造が簡単であるので、本発明において好適である。とはいえ、直通形は、直通部分の流体の吹き抜けがあり、特に、水のような非圧縮性流体の場合、膨張室の存在によって直通部分の長さが減少し、漏れ量が大きくなる場合がある(非特許文献4参照)が、この問題および、本発明がこの問題をカバーして漏れ量を大幅に低減できる点などに関しては、実施態様の項で詳述する。
いずれにせよ、上記のようなラビリンスシールを設けることにより、前記スターンチューブを通って船体内に入る水の侵入量を低減し、船外へ排水するためのポンプ容量を低減することができる。
また、前記スターンチューブの軸方向両端部における各軸受の軸受を挟んだ両側に、夫々ラビリンスシールを備えることが、水の侵入量低減および回転軸の機械的安定性の観点から好ましい。
さらに、この発明のプロペラ動力計測システムとしては下記のようなものとするのが好ましい。即ち、船舶模型に搭載された、プロペラを駆動するモータと、プロペラと、少なくとも前記プロペラのトルク、スラストを含むプロペラ動力を計測するプロペラ動力計と、プロペラ軸と、スターンチューブとを備えたプロペラ動力計測システムにおいて、前記
スターンチューブは、前述のいずれかに記載の構成を備えたスターンチューブとする。
この発明によれば、プロペラの回転数が比較的低速であっても、所望の高精度のプロペラ動力の計測が可能な船舶のプロペラ動力計測システムおよび前記計測システム用のスターンチューブを提供することができる。さらに、前記スターンチューブを通って船体内に入る水の侵入量を低減し、船外へ排水するためのポンプ容量を低減することができる。
船舶模型に搭載された従来のプロペラ動力計測システムの一例を示す図。 従来技術に係り、プロペラ軸がスターンチューブを貫通した状態の一例を示す断面図。 軸受の摩擦と回転数の一般的な関係を示す図。 本発明に係り、プロペラ軸がスターンチューブを貫通した状態の一例を示す断面図であって、図4(a)は図2に対応する断面図、図4(b)は図4(a)におけるP矢視部の拡大断面図。 図4に示すスラスト・トルク非拘束軸受の一例を示す斜視図 軸受またはラビリンスシールとプロペラ軸との間の隙間に関し、均一隙間流路(a図)と偏心隙間流路(b図)との比較を示すイメージ図。
図4〜図6に基づき、本発明のスターンチューブの実施の形態について以下に述べる。図4は、本発明の実施形態に係り、プロペラ軸がスターンチューブを貫通した状態の一例を示す断面図であって、図4(a)は図2に対応する断面図、図4(b)は図4(a)におけるP矢視部の拡大断面図である。図5は、図4に示すスラスト・トルク非拘束軸受20の一例を示す斜視図である。なお、図4および5において、前記図1および2に記載された部材と同一機能を有する部材には同一符号を付して、詳細説明を省略する。
図4に示すスターンチューブは、プロペラ軸5の軸方向両端部にそれぞれ、スラスト・トルク非拘束軸受20と、前記軸受20を挟んでラビリンスシール30および31を設けた実施態様を示す。
ここで、前記スラスト・トルク非拘束軸受20とは、前述のように軸方向摩擦および回転方向摩擦が極めて小さい軸受であって、その一例を図5に示すが、例えば、THK社(株
)製のLMストロークや、日本トムソン(株)製のストロークロータリブッシングが適用できる。この軸受は図5に示すように、円筒形の外筒21の内部に、ボールケージ22と多数個のボール23が組み込まれている。ボール23の配置は荷重を均等に配分できるように千鳥に配列されている。外筒21の内径の両側面には、スラストリングと止め輪24が組み付けられており、ボールケージのオーバーランを防止する。図5に示す軸受は、ボールとボール転動面は最も転がり損失の小さい点接触で、しかも各々のボールはボールケージで分離保持されているため、極めて小さな摩擦係数(μ=0.0006〜0.0012)で転がり運動ができる。
また、図4において、30は絞り片段数が4の直通形ラビリンスシールを示し、31は絞り片段数が2のラビリンスシールを示す。水はプロペラ軸5の図4左側におけるプロペラ接続端54側からスターンチューブ6とプロペラ軸5との間の隙間に侵入するが、まず、2段のラビリンスシール31によりその侵入を抑制し、後続の4段のラビリンスシール30により、侵入をさらに抑制する。それでも漏れた水は、プロペラ動力計接続端53側に到達するが、再度、ラビリンスシール30および31により、水の流れを抑制する。
直通形ラビリンスシールとプロペラ軸との間の隙間は、従来のスターンチューブとプロペ
ラ軸との間の隙間に比較して極めて小さく、かつ前記スラスト・トルク非拘束軸受20の適用により隙間がほぼ均一となるので、スターンチューブを通って船体内に入る水の侵入量を著しく低減することができる。この点に関し、以下に詳述する。
前述のように、直通形ラビリンスシールは、直通部分の流体の吹き抜けがあり、水のような非圧縮性流体の場合、漏れ量が大きくなる問題がある。しかしながら、漏れ流量は一般的に、隙間の3乗に比例し、流路の長さに反比例する。前述のように従来のプロペラ軸と軸受との間の隙間は約0.2mmであるのに対し、直通形ラビリンスシールとプロペラ軸との間の隙間は0.1mm以下とすることができる。従って、前記隙間の低減により、漏れ流量は(1/2)=1/8に低減できる。
また、前述のように、前記スラスト・トルク非拘束軸受20の適用により、直通形ラビリンスシールとプロペラ軸との間の半径方向隙間は、図6(a)に示すように、ほぼ均一となる。図6(a)において、G0は均一な半径方向隙間を示す。従来のプロペラ軸と軸受との間の隙間は、図6(b)に示すように、重力によって軸が軸受に対して偏心し、上方隙間は2×G0となる。同一流体における均一隙間流路と偏心隙間流路との漏れ流量の比は、2:5であり、均一隙間流路の方が漏れ流量が低減する。
従って理論的には、前記隙間の低減と前記均一隙間流路による低減とにより、本発明の場合、水侵入量が1/8×2/5=1/20に低減する。
なお、図4に示した直通形ラビリンスの実施例においては、膨張室を備えた直通形ラビリンスの例のみを示したが、少なくとも一つの直通形ラビリンスを、膨張室がなく直通部分のみからなるものとすることもできる。この場合、スラスト・トルク非拘束軸受20と、前記直通部分のみからなるラビリンスとの空間は一種の膨張室とみなすこともできる。
さらに、図4(b)に示すように、スターンチューブ右側のラビリンスシール31は、止めねじ40により軸方向の動きが係止され、ラビリンスシール31とスラスト・トルク非拘束軸受20との間、および、スラスト・トルク非拘束軸受20とラビリンスシール30との間には、図示しない間隔片が設けられ、これにより、軸方向の動きが係止される。一方、スターンチューブ左側のラビリンスシール31は、図4(a)に示すように、スペーサ41およびC型止め輪42により、軸方向の動きが係止される。
上記のような図4に示すスターンチューブ6を、図1に示すプロペラ動力計測システムに適用することにより、プロペラの回転数が比較的低速であっても、所望の高精度のプロペラ動力の計測が可能な船舶のプロペラ動力計測システムを提供することができ、さらに、前記スターンチューブを通って船体内に入る水の侵入量を著しく低減し、船外へ排水するためのポンプ容量を低減することができる。
1:プロペラ動力計測システム、2:モータ、3:プロペラ動力計、4:プロペラ、5:プロペラ軸、6:スターンチューブ、7:ギアボックス、8:軸受、10:船舶模型、20:スラスト・トルク非拘束軸受、21:外筒、22:ボールケージ、23:ボール、30,31:ラビリンスシール。

Claims (5)

  1. プロペラ軸が、スターンチューブ内を貫通し、かつスターンチューブの軸方向両端部において軸受により軸支され、船体内から水中に突出してプロペラと結合されることにより、プロペラ動力を計測するプロペラ動力計測システム用の、前記軸受を備えたスターンチューブにおいて、前記軸受を、軸方向摩擦および回転方向摩擦が小さいスラスト・トルク非拘束タイプの軸受としたことを特徴とするスターンチューブ。
  2. 請求項1記載のスターンチューブにおいて、前記スターンチューブとプロペラ軸との間の隙間に、少なくとも1つのラビリンスシールを備えたことを特徴とするスターンチューブ。
  3. 請求項2記載のスターンチューブにおいて、前記ラビリンスシールは、直通形ラビリンスシールとしたことを特徴とするスターンチューブ。
  4. 請求項2または3に記載のスターンチューブにおいて、前記スターンチューブの軸方向両端部における各軸受の軸受を挟んだ両側に、夫々ラビリンスシールを備えたことを特徴とするスターンチューブ。
  5. 船舶模型に搭載された、プロペラを駆動するモータと、プロペラと、少なくとも前記プロペラのトルク、スラストを含むプロペラ動力を計測するプロペラ動力計と、プロペラ軸と、スターンチューブとを備えたプロペラ動力計測システムにおいて、
    前記スターンチューブは、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のスターンチューブとしたことを特徴とするプロペラ動力計測システム。
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