JP2021057942A - 車両システム、車両システムの制御方法、およびプログラム - Google Patents

車両システム、車両システムの制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両への給電を行った後に車両の走行を速やかに開始することができる車両システム、車両システムの制御方法、およびプログラムを提供すること。【解決手段】燃料電池と、燃料電池により発電された電力を蓄電する蓄電装置と、燃料電池の発電制御を行う制御装置とを備え、制御装置は、蓄電装置の充電率を取得し、蓄電装置に蓄電された電力が車両の外部の機器に給電される場合、燃料電池を発電させて蓄電装置の充電率を第1の値まで上昇させる第1制御と、燃料電池の発電電力を第1制御よりも制限して蓄電装置の充電率を第2の値まで低下させる第2制御とを実行し、車両の外部の機器への給電が停止する前において、第2の値を少なくとも車両の走行時における蓄電装置の充電率の使用範囲の下限値以上に変更する、車両システム。【選択図】図1

Description

本発明は、車両システム、車両システムの制御方法、およびプログラムに関する。
従来、燃料電池車両から外部給電装置への給電時において、バッテリのSOCに基づいて、燃料電池スタックの状態を効率優先運転と出力抑制運転または発電停止との間で間欠的に切り替える場合に、燃料電池スタックの状態に関わらず、燃料電池スタックに供給される空気の流量を所定流量以上に維持することにより、燃料電池スタックの動作効率を確保する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−56771号公報
しかしながら、従来の技術では、車両の走行スケジュールを考慮して給電制御を行うことについて検討されていなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、車両からの給電を行った後に車両の走行を速やかに開始することができる車両システム、車両システムの制御方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る車両システム、車両システムの制御方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る車両システムは、車両に搭載される車両システムであって、燃料電池と、前記燃料電池により発電された電力を蓄電する蓄電装置と、少なくとも前記燃料電池の発電制御を行う制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記蓄電装置の充電率を取得し、前記蓄電装置に蓄電された電力が前記車両の外部の機器に給電される場合、前記燃料電池を発電させて前記蓄電装置の充電率を第1の値まで上昇させる第1制御と、前記燃料電池の発電電力を前記第1制御よりも制限して前記蓄電装置の充電率を第2の値まで低下させる第2制御と、を実行し、前記第2の値は、前記車両の走行時における前記蓄電装置の充電率の使用範囲の下限値よりも小さく設定され、前記車両の外部の機器への給電が停止する前において、前記第2の値を少なくとも前記下限値以上に変更するものである。
(2):上記(1)の態様において、前記制御装置は、予め設定された前記車両の利用開始時刻よりも所定時間前において、前記第2の値を前記下限値以上に変更するものである。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記制御装置は、予め設定された前記機器への給電の終了時刻よりも所定時間前において、前記第2の値を前記下限値以上に変更するものである。
(4):上記(1)〜(3)の態様において、前記制御装置は、前記燃料電池の燃料残量が、前記車両が給電位置から最寄りの燃料補給施設まで走行するために必要となる燃料量よりも多い所定量となった際に、前記第2の値を前記下限値以上に変更するものである。
(5):上記(1)〜(4)の態様において、前記制御装置は、前記車両の利用者が所定操作を行った際に、前記第2の値を前記下限値以上に変更するものである。
(6):上記(1)〜(5)の態様において、前記制御装置は、前記充電率が前記第2の値よりも低い状態で前記機器への給電が停止された場合、前記車両の走行前に前記燃料電池を発電させて前記蓄電装置の充電率を少なくとも前記下限値まで上昇させるものである。
(7):本発明の他の態様に係る車両システムは、車両に搭載される車両システムであって、燃料電池と、前記燃料電池により発電された電力を蓄電する蓄電装置と、少なくとも前記燃料電池の発電制御を行う制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記蓄電装置の充電率を取得し、前記蓄電装置に蓄電された電力が前記車両の外部の機器に給電される場合、前記燃料電池を発電させて前記蓄電装置の充電率を第1の値まで上昇させる第1制御と、前記燃料電池の発電電力を前記第1制御よりも制限して前記蓄電装置の充電率を第2の値まで低下させる第2制御と、を実行し、前記第2の値は、前記車両の走行時における前記蓄電装置の充電率の使用範囲の下限値よりも小さく設定され、前記車両の外部の機器への給電が停止して、前記車両が走行を開始する場合、前記第2の値を前記下限値以上に変更するものである。
(8):本発明の他の態様に係る車両システムの制御方法は、燃料電池と、前記燃料電池により発電された電力を蓄電する蓄電装置と、を備える車両システムの制御装置が、少なくとも前記燃料電池の発電制御を行い、前記蓄電装置の充電率を取得し、前記蓄電装置に蓄電された電力が前記車両の外部の機器に給電される場合、前記燃料電池を発電させて前記蓄電装置の充電率を第1の値まで上昇させる第1制御と、前記燃料電池の発電電力を前記第1制御よりも制限して前記蓄電装置の充電率を第2の値まで低下させる第2制御と、を実行し、前記第2の値は、前記車両の走行時における前記蓄電装置の充電率の使用範囲の下限値よりも小さく設定され、前記車両の外部の機器への給電が停止する前において、前記第2の値を前記下限値以上に変更するものである。
(9):本発明の他の態様に係るプログラムは、燃料電池と、前記燃料電池により発電された電力を蓄電する蓄電装置と、を備える車両システムの制御コンピュータに、少なくとも前記燃料電池の発電制御を行う処理と、前記蓄電装置の充電率を取得する処理と、前記蓄電装置に蓄電された電力が前記車両の外部の機器に給電される場合、前記燃料電池を発電させて前記蓄電装置の充電率を第1の値まで上昇させる第1制御と、前記燃料電池の発電電力を前記第1制御よりも制限して前記蓄電装置の充電率を第2の値まで低下させる第2制御と、を実行する処理と、前記車両の外部の機器への給電が停止する前において、前記第2の値を少なくとも前記車両の走行時における前記蓄電装置の充電率の使用範囲の下限値以上に変更する処理と、を実行させるものである。
(1)〜(9)によれば、車両から給電を行った後に車両の走行を速やかに開始することができる。
第1実施形態に係る電動車両1の構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係るFCシステム100の構成の一例を示す図である。 FC要求電力が比較的小さい場合での車両走行時におけるバッテリ42のSOCおよびFC出力の一例を示すグラフである。 FC要求電力が比較的大きい場合での車両走行時におけるバッテリ42のSOCおよびFC出力の一例を示すグラフである。 電動機器220への給電時におけるバッテリ42のSOCおよびFC出力の一例を示すグラフである。 第1実施形態に係る車両システム10における一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る車両システム10の動作を説明するための図である。 第1実施形態に係る車両システム10の動作を説明するための図である。 第1実施形態に係る車両システム10の動作を説明するための図である。 第1実施形態に係る車両システム10の動作を説明するための図である。 第2実施形態に係る車両システム10における一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る車両システム10の動作を説明するための図である。 第2実施形態に係る車両システム10の動作を説明するための図である。 第3実施形態に係る車両システム10における一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る車両システム10の動作を説明するための図である。
<第1実施形態>
以下、図面を参照し、本発明の車両システム、車両システムの制御方法、およびプログラムの第1実施形態について説明する。以下の説明において、電動車両1は、燃料電池において発電された電力を走行用の電力として用いる燃料電池車両であるものとする。
[電動車両]
図1は、車両システム10の構成の一例を示す図である。車両システム10は、電動車両1に搭載されるシステムである。電動車両1は、燃料電池において発電された電力を走行用の電力として用いる燃料電池車両である。車両システム10は、少なくとも、モータ12と、駆動輪14と、ブレーキ装置16と、車両センサ20と、変換器32と、BTVCU(Battery Voltage Control Unit)34と、バッテリシステム(蓄電装置)40と、制御装置50と、充電口60と、FC(Fuel Cell:燃料電池)システム100とを備える。車両システム10は、給電装置210を含んでもよい。
モータ12は、例えば、三相交流電動機である。モータ12のロータは、駆動輪14に連結される。モータ12は、FCシステム100により発電された電力とバッテリシステム40により蓄電された電力とのうち少なくとも一方を用いて、電動車両1の走行に用いられる駆動力を駆動輪14に出力する。また、モータ12は、車両の減速時に車両の運動エネルギーを用いて発電する。
ブレーキ装置16は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、を備える。ブレーキ装置16は、ブレーキペダルの操作によって発生した油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置16は、上記説明した構成に限らず、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
車両センサ20は、アクセル開度センサと、車速センサと、ブレーキ踏量センサと、を備える。アクセル開度センサは、運転者による加速指示を受け付ける操作子の一例であるアクセルペダルに取り付けられ、アクセルペダルの操作量を検出し、アクセル開度として制御装置50に出力する。車速センサは、例えば、各車輪に取り付けられた車輪速センサと速度計算機と、を備え、車輪速センサにより検出された車輪速を統合して車両の速度(車速)を導出し、制御装置50に出力する。ブレーキ踏量センサは、ブレーキペダルに取り付けられ、ブレーキペダルの操作量を検出し、ブレーキ踏量として制御装置50に出力する。
変換器32は、例えば、AC−DC変換器である。変換器32の直流側端子は、直流リンクDLに接続されている。直流リンクDLには、BTVCU34を介してバッテリシステム40が接続されている。変換器32は、モータ12により発電された交流電圧を直流電圧に変換して直流リンクDLに出力する。
BTVCU34は、例えば、昇圧型のDC―DCコンバータである。BTVCU34は、バッテリシステム40から供給される直流電圧を昇圧して直流リンクDLに出力する。また、BTVCU34は、モータ12から供給される回生電圧、または、FCシステム100から供給されるFC電圧をバッテリシステム40に出力する。
バッテリシステム40は、例えば、バッテリ42と、バッテリセンサ44と、ヒータ46と、SOC計算部48を備える。
バッテリ42は、例えば、リチウムイオン電池などの二次電池である。バッテリ42は、例えば、モータ12またはFCシステム100において発電された電力を蓄え、電動車両1の走行のための放電を行う。
バッテリセンサ44は、例えば、電流センサ、電圧センサ、温度センサを備える。バッテリセンサ44は、例えば、バッテリ42の電流値、電圧値、温度を検出する。バッテリセンサ44は、検出した電流値、電圧値、温度等を制御装置50に出力する。
ヒータ46は、バッテリ42に熱が伝わる位置に設けられ、バッテリ42に蓄電された電力を用いてバッテリ42を加熱する。ヒータ46は、例えば、バッテリセンサ44により検出されたバッテリ42の温度が所定温度未満である場合に作動するように図示しないバッテリECUによって制御され、バッテリ42を加熱する。
SOC計算部48は、バッテリセンサ44の出力に基づいて、バッテリ42のSOC(State Of Charge;以下「バッテリ充電率」ともいう)を算出する。
FCシステム100は、燃料電池を含む。燃料電池は、燃料ガスに燃料として含まれる水素と、空気に酸化剤として含まれる酸素とが反応することによって発電する。FCシステム100は、発電した電力を、例えば、変換器32とBTVCU34との間の直流リンクに出力する。これによって、FCシステム100の供給する電力は、変換器32を介してモータ12に供給されたり、BTVCU34を介してバッテリシステム40に供給され、バッテリ42に蓄電されたりする。
制御装置50は、例えば、モータ制御部52と、ブレーキ制御部54と、電力制御部56とを備える。モータ制御部52、ブレーキ制御部54、及び電力制御部56は、それぞれ別体の制御装置、例えば、モータECU、ブレーキECU、バッテリECUといった制御装置に置き換えられてもよい。
モータ制御部52は、車両センサ20の出力に基づいて、モータ12に要求される駆動力を算出し、算出した駆動力を出力させるようにモータ12を制御する。
ブレーキ制御部54は、車両センサ20の出力に基づいて、ブレーキ装置16に要求される制動力を算出し、算出した制動力を出力させるようにブレーキ装置16を制御する。
電力制御部56は、車両センサ20の出力に基づいて、バッテリシステム40とFCシステム100に要求される総要求電力を算出する。例えば、電力制御部56は、アクセル開度と車速に基づいてモータ12が出力すべきトルクを算出し、トルクとモータ12の回転数から求められる駆動軸要求電力と、補機などが要求する電力とを合計して総要求電力を算出する。
電力制御部56は、バッテリ42のSOCからバッテリ42の充放電要求電力を算出する。そして、電力制御部56は、総要求電力からバッテリ42の充放電要求電力を減算(放電側を正とする)し、FCシステム100に要求されるFC要求電力を算出し、算出したFC要求電力に相当する電力をFCシステム100に発電させる。
充電口60は、電動車両1の車体外部に向けて設けられている。充電口60は、充電装置200または給電装置210に接続される。充電装置200は、商用電源を使用してバッテリシステム40に電力供給(或いはV2Gを行う場合は電力を取得)する装置である。充電装置200に接続された充電コネクタが充電口60に差し込まれることにより、充電口60と充電装置200とが接続される。
給電装置210は、電動機器220に接続可能であり、バッテリシステム40から供給された電力を電動機器220に給電可能である。給電装置210は、例えば、電力変換器を内蔵しており、充電口60を介してバッテリシステム40から供給される電流、例えば直流電流を交流電流に変換し、電動機器220に給電する。電動機器220は、例えばキャンプ場など、屋外で使用可能な電動機器であり、炊飯器、大型暖房、エアコンなどを含む。
電力制御部56は、バッテリシステム40に蓄電された電力が給電装置210を介して電動機器220に給電される場合、FCシステム100の発電制御を行う。この場合、電力制御部56は、FCシステム100を発電させてバッテリ42のSOCを第1閾値(第1の値)まで上昇させる第1制御と、FCシステム100の発電電力を第1制御よりも制限してバッテリ42のSOCを第2閾値(第2の値)まで低下させる第2制御とを交互に実行する。
電力制御部56は、第1制御を行う場合、例えば、FCシステム100の発電効率が最大となる発電電力(例えば、8[kW]付近の発電電力)でFCシステム100に発電させる。電力制御部56は、第2制御を行う場合、例えば、FCシステム100の発電を停止させる。
電力制御部56は、電動機器220への給電が停止する前において、切換条件が成立した場合、第2閾値を電動車両1の走行時におけるバッテリ42のSOCの使用範囲の下限値以上に変更する。電力制御部56は、例えば、電動機器220への給電が停止する前において、切換条件が成立した場合、第2閾値を少なくとも第3閾値(第3の値)まで上昇させる。この場合、電力制御部56は、第2閾値を第3閾値まで上昇させてもよいし、第2閾値を第3閾値よりも大きい値まで上昇させてもよい。また、電力制御部56は、第2の閾値を第3閾値に切り換えてもよい。
電力制御部56は、切換条件が成立した後において、第2制御を行っている場合にバッテリ42のSOCが第3閾値まで低下した場合には、第2制御から第1制御に切り換える。
電力制御部56は、第1制御と第2制御とを交互に実行している間に、電動機器220への給電が完了したと判定した場合、電動機器220への給電を停止する。電力制御部56は、例えば、バッテリシステム40と給電装置210との接続が解除された、或いは所定の操作が受け付けられた場合に電動機器220への給電が完了したと判定する。電力制御部56は、切換条件が成立した後において、電動機器220への給電を停止する停止条件が成立した場合にも、電動機器220への給電を停止する。
切換条件は、以下に説明するもののうち、一部または全部を含む。それぞれの切換条件に対して、停止条件が異なるものとなる。
切換条件は、例えば、予め設定された電動車両1の利用開始時刻よりも所定時間前において成立する。この場合、停止条件は、例えば、現時刻が電動車両1の利用開始時刻となった場合に成立する。
切換条件は、例えば、予め設定された電動機器220への給電の終了時刻よりも所定時間前において成立する。この場合、停止条件は、例えば、現時刻が電動機器220への給電の終了時刻となった場合に成立する。
切換条件は、例えば、FCシステム100の水素残量(燃料残量)が、電動車両1が給電位置から最寄りの水素ステーション(燃料補給施設)まで走行するために必要となる水素量よりも多い所定量となった場合に成立する。所定量は、電動車両1の走行に必要となる水素量に比して、同一でもよいし、多くてもよいし、少なくてもよい。この場合、停止条件は、例えば、FCシステム100の水素残量が、電動車両1の給電位置から最寄りの水素ステーションまで走行するために必要となる水素量まで低下した場合に成立する。停止条件は、例えば、FCシステム100の水素残量とバッテリ42のSOCとに基づく電動車両1の走行可能距離が、電動車両1の給電位置から最寄りの水素ステーションまでの走行距離まで低下した場合に成立する。
切換条件は、例えば、電動車両1の利用者が所定操作を行った場合に成立する。所定操作とは、例えば、所定ボタンの押圧操作など、電動車両1の走行の開始を指示する操作である。この場合、停止条件は、例えば、電動車両1の利用者が所定操作を行ってから一定時間が経過した場合に成立する。
<FCシステム100>
図2は、第1実施形態に係るFCシステム100の構成の一例を示す図である。
図2に示すように、FCシステム100は、例えば、FCスタック110と、インテイク112と、エアポンプ114と、封止入口弁116と、加湿器118と、気液分離器120と、排気再循環ポンプ122と、排水バルブ124と、水素タンク126と、水素供給弁128と、水素循環部130と、気液分離器132と、温度センサ140と、コンタクタ142と、FCVCU(Fuel Cell Voltage Control Unit)144と、FC制御装置146とを備える。
FCスタック110は、複数の燃料電池セルが積層された積層体(図示略)と、この積層体を積層方向の両側から挟み込む一対のエンドプレート(図示略)と、を備える。
燃料電池セルは、膜電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)と、この膜電極接合体を接合方向の両側から挟み込む一対のセパレータと、を備える。
膜電極接合体は、アノード触媒およびガス拡散層からなるアノード110Aと、カソード触媒およびガス拡散層からなるカソード110Bと、アノード110Aおよびカソード110Bによって厚さ方向の両側から挟み込まれた陽イオン交換膜などからなる固体高分子電解質膜110Cと、を備える。
アノード110Aには、燃料として水素を含む燃料ガスが水素タンク126から供給され、カソード110Bには、酸化剤として酸素を含む酸化剤ガス(反応ガス)である空気がエアポンプ114から供給される。
アノード110Aに供給された水素は、アノード触媒上で触媒反応によりイオン化され、水素イオンは、適度に加湿された固体高分子電解質膜110Cを介してカソード110Bへと移動する。水素イオンの移動に伴って発生する電子は直流電流として外部回路(FCVCU144など)に取り出し可能である。
アノード110Aからカソード110Bのカソード触媒上へと移動した水素イオンは、カソード110Bに供給された酸素と、カソード触媒上の電子と反応して、水を生成する。
エアポンプ114は、FC制御装置146により駆動制御されるモータなどを備え、このモータの駆動力によってインテイク112を介して外部から空気を取り込んで圧縮し、圧縮後の空気をカソード110Bに接続された酸化剤ガス供給路150に送り込む。
封止入口弁116は、エアポンプ114と、FCスタック110のカソード110Bに空気を供給可能なカソード供給口110aとを接続する酸化剤ガス供給路150に設けられ、FC制御装置146の制御によって開閉される。
加湿器118は、エアポンプ114から酸化剤ガス供給路150に送り込まれた空気を加湿する。より詳細には、加湿器118は、例えば中空糸膜などの水透過膜を備え、エアポンプ114からの空気を、水透過膜を介して接触させることで水分を空気に添加する。
気液分離器120は、カソード110Bで消費されることなく、酸化剤ガス排出路152に排出されたカソード排ガスと液水とを分離する。気液分離器120により液水から分離されたカソード排ガスは、排気再循環路154に流入する。
排気再循環ポンプ122は、排気再循環路154に設けられ、気液分離器120から排気再循環路154に流入したカソード排ガスを、封止入口弁116からカソード供給口110aに向かい酸化剤ガス供給路150を流通する空気と混合し、カソード110Bに再び供給する。
気液分離器120によりカソード排ガスから分離された液水は、接続路162を介して、燃料ガス供給路156に設けられた気液分離器132に排出される。気液分離器132に排出された液水はドレイン管164を介して大気中に排出される。
水素タンク126は、水素を圧縮した状態で貯留する。
水素供給弁128は、水素タンク126と、FCスタック110のアノード110Aに水素を供給可能なアノード供給口110cとを接続する燃料ガス供給路156に設けられている。水素供給弁128は、FC制御装置146の制御によって開弁した場合に、水素タンク126に貯留された水素を燃料ガス供給路156に供給する。
水素循環部130は、アノード110Aで消費されることなく燃料ガス排出路158に排出されたアノード排ガスを、燃料ガス供給路156に循環させる。
気液分離器132は、水素循環部130の作用により燃料ガス排出路158から燃料ガス供給路156に循環するアノード排ガスと液水とを分離する。気液分離器132は、液水から分離されたアノード排ガスを、FCスタック110のアノード供給口110cに供給する。
温度センサ140は、FCスタック110のアノード110Aおよびカソード110Bの温度を検出し、検出信号をFC制御装置146に出力する。
コンタクタ142は、FCスタック110のアノード110Aおよびカソード110Bと、FCVCU144との間に設けられている。コンタクタ142は、FC制御装置146からの制御に基づいて、FCスタック110とFCVCU144との間を電気的に接続させ、または遮断する。
FCVCU144は、例えば、昇圧型のDC―DCコンバータである。FCVCU144は、コンタクタ142を介したFCスタック110のアノード110Aおよびカソード110Bと電気負荷との間に配置されている。FCVCU144は、電気負荷側に接続された出力端子148の電圧を、FC制御装置146によって決定された目標電圧に昇圧する。FCVCU144は、例えば、FCスタック110から出力された電圧を目標電圧に昇圧して出力端子148に出力する。
FC制御装置146は、FCシステム100の暖機が必要であり、且つ、FCシステム100に要求されるFC要求電力が所定以上であると電力制御部56により判定された場合、FCシステム100の暖機制御を行う。電力制御部56は、例えば、温度センサ140による検出信号をFC制御装置146から取得し、温度センサ140により検出されたFCスタック110の温度が温度閾値未満である場合に、FCシステム100の暖機が必要であると判定する。また、電力制御部56は、FCシステム100の暖機制御を行っている間、温度センサ140による検出信号をFC制御装置146から取得し、温度センサ140により検出されたFCスタック110の温度が温度閾値以上となった場合に、FCシステム100の暖機制御が完了したと判定する。
[FCシステムの出力制御]
図3は、車両走行時において、FCシステム100に要求されるFC要求電力が比較的小さい場合のバッテリ42のSOCおよびFCシステム100から出力される電力(「FC出力」)の一例を示すグラフである。図3に示す例では、FCシステム100は、バッテリ42のSOCの初期値が第1閾値X1未満である場合には、FCシステム100からバッテリ42に電力を出力し、バッテリ42のSOCを上昇させる。FCシステム100は、車両走行時において、FCシステム100に要求されるFC要求電力が比較的小さい場合に、FCシステム100による発電を常時行ってもよい。
次に、FCシステム100は、バッテリ42のSOCが第1閾値X1となった場合、FCシステム100からバッテリ42に出力される電力を制限し、バッテリ42のSOCを低下させる。次に、FCシステム100は、バッテリ42のSOCが第3閾値X2となった場合、FCシステム100からバッテリ42に出力される電力を制限前の状態に戻し、バッテリ42のSOCを上昇させる。第3閾値X2は、例えば、車両走行時におけるバッテリ42のSOCの使用範囲の下限値である。この結果、FCシステム100は、第1制御を行うことでバッテリ42のSOCを第3閾値X2から第1閾値X1まで上昇させることと、第2制御を行うことでバッテリ42のSOCを第1閾値X1から第3閾値X2まで低下させることとを繰り返す。
図4は、車両走行時において、FCシステム100に要求されるFC要求電力が比較的大きい場合のバッテリ42のSOCおよびFCシステム100から出力される電力の一例を示すグラフである。図4に示す例では、FCシステム100は、バッテリ42に蓄電された電力を用いることなく、FCシステム100において発電された電力を用いて、電動車両1の走行に用いられる駆動力をモータ12から駆動輪14に出力する。この結果、バッテリ42のSOCが維持され、FCシステム100に要求されるFC要求電力に応じてFCシステム100により発電が行われ、発電された電力がモータ12に出力される。
図5は、電動機器220への給電時における、バッテリ42のSOCおよびFCシステム100から出力される電力の一例を示すグラフである。図5に示す例では、FCシステム100は、第1制御を行うことでバッテリ42のSOCを第2閾値X2Aから第1閾値X1まで上昇させることと、第2制御を行うことでバッテリ42のSOCを第1閾値X1から第2閾値X2Aまで低下させることとを繰り返す。第2閾値X2Aは、第3閾値X2よりも小さい。
[車両システムの処理フロー]
以下、第1実施形態に係る車両システム10の制御コンピュータである制御装置50における一連の処理の流れについてフローチャートを用いて説明する。図6は、制御装置50により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6に示すフローチャートは、例えば、バッテリシステム40が充電口60を介して給電装置210に接続された場合に実行される。
電力制御部56はまず、電動機器220への給電を開始する(ステップS10)。給電装置210は、電動機器220への給電を開始した場合、バッテリ42に蓄電された電力を、充電口60を介して電動機器220に供給する。
電力制御部56は、電動機器220への給電を開始した際にはまず、第1制御を行う(ステップS12)。第1制御が行われる場合、バッテリ42のSOCが上昇する。次に、電力制御部56は、SOC計算部48により算出されたバッテリ42のSOCが第1閾値X1以上であるか否かを判定する(ステップS14)。電力制御部56は、バッテリ42のSOCが第1閾値X1未満であると判定した場合、バッテリ42のSOCが上昇して第1閾値X1となるまでの間、第1制御を継続する。電力制御部56は、バッテリ42のSOCが第1閾値X1以上であると判定した場合、切換条件を満たすか否かを判定する(ステップS16)。
電力制御部56は、切換条件を満たさないと判定した場合、第2制御から第1制御への切り替えに用いる判定閾値を第2閾値X2Aに設定し、第2制御を行う(ステップS18)。次に、電力制御部56は、SOC計算部48により算出されたバッテリ42のSOCが第2閾値X2A未満であるか否かを判定する(ステップS20)。電力制御部56は、バッテリ42のSOCが第2閾値X2A以上であると判定した場合、その処理をステップS16に戻す。電力制御部56は、バッテリ42のSOCが第2閾値X2未満であると判定した場合、電動機器220への給電が完了したか否かを判定する(ステップS22)。
電力制御部56は、切換条件を満たすと判定した場合、第2制御から第1制御への切り替えに用いる判定閾値を第2閾値X2Aから第3閾値X2まで上昇させ、第2制御を行う(ステップS24)。次に、電力制御部56は、SOC計算部48により算出されたバッテリ42のSOCが第3閾値X2未満であるか否かを判定する(ステップS26)。電力制御部56は、バッテリ42のSOCが第3閾値X2以上であると判定した場合、停止条件が成立したか否かを判定する(ステップS28)。電力制御部56は、停止条件が成立していないと判定した場合、その処理をステップS16に戻す。電力制御部56は、バッテリ42のSOCが第3閾値X2未満であると判定した場合、電動機器220への給電が完了したか否かを判定する(ステップS22)。
電力制御部56は、電動機器220への給電が完了していないと判定した場合、その処理をステップS12に戻す。一方、電力制御部56は、電動機器220への給電が完了したと判定した場合、電動機器220への給電を停止する(ステップS30)。これによって、本フローチャートの処理が終了する。
電力制御部56は、ステップS28において停止条件が成立したと判定した場合、ステップS22の処理を経ることなく、電動機器220への給電を停止する(ステップS30)。これによって、本フローチャートの処理が終了する。
図7は、第1実施形態に係る車両システム10の動作の一例を説明するための図である。同図に示す例では、切換条件は、予め設定された電動車両1の利用開始時刻よりも所定時間前において成立し、停止条件は、現時刻が電動車両1の利用開始時刻を経過した場合に成立する。
図7に示すように、電力制御部56が電動機器220への給電を開始した直後においては、切換条件が成立していないため、第2制御から第1制御への切り替えの判定に用いる判定閾値が第2閾値X2Aに設定されている。このため、電力制御部56は、第1制御を行うことでバッテリ42のSOCを第2閾値X2Aから第1閾値X1まで上昇させることと、第2制御を行うことでバッテリ42のSOCを第1閾値X1から第2閾値X2Aまで低下させることとを繰り返す。
また、図示の例では、時刻t1において切換条件が成立しているため、電力制御部56は、判定閾値を第2閾値X2Aから第3閾値X2まで上昇させる。そして以降、電力制御部56は、第2制御を行っている場合にバッテリ42のSOCが第3閾値X2まで低下した場合には、第2制御から第1制御に切り換える。そして、時刻t2において現時刻が車両の利用開始時刻を経過し、停止条件が成立した場合、電力制御部56は、給電フラグをオンからオフに切り替え、電動機器220への給電を停止する。
図8は、第1実施形態に係る車両システム10の動作の一例を説明するための図である。同図に示す例では、切換条件は、予め設定された電動機器220への給電の終了時刻よりも所定時間前において成立し、停止条件は、現時刻が電動機器220への給電の終了時刻を経過した場合に成立する。
図8に示すように、電力制御部56が電動機器220への給電を開始した直後においては、切換条件が成立していないため、第2制御から第1制御への切り替えの判定に用いる判定閾値が第2閾値X2Aに設定されている。このため、電力制御部56は、第1制御を行うことでバッテリ42のSOCを第2閾値X2Aから第1閾値X1まで上昇させることと、第2制御を行うことでバッテリ42のSOCを第1閾値X1から第2閾値X2Aまで低下させることとを繰り返す。
また、図示の例では、時刻t11において切換条件が成立しているため、電力制御部56は、判定閾値を第2閾値X2Aから第3閾値X2まで上昇させる。そして以降、電力制御部56は、第2制御を行っている場合にバッテリ42のSOCが第3閾値X2まで低下した場合には、第2制御から第1制御に切り換える。そして、時刻t12において現時刻が電動機器220への給電の終了時刻を経過し、停止条件が成立した場合、電力制御部56は、給電フラグをオンからオフに切り替え、電動機器220への給電を停止する。
図9は、第1実施形態に係る車両システム10の動作の一例を説明するための図である。同図に示す例では、切換条件は、FCシステム100の水素残量が、電動車両1が給電位置から最寄りの水素ステーションまで走行するために必要となる水素残量設定値Hth2よりも所定量だけ多い水素残量閾値Hth1まで低下した場合に成立し、停止条件は、FCシステム100の水素残量が水素残量設定値Hth2まで低下した場合に成立する。
図9に示すように、電力制御部56が電動機器220への給電を開始した直後においては、FCシステム100の水素残量が水素残量閾値Hth1よりも多いため、第2制御から第1制御への切り替えの判定に用いる判定閾値が第2閾値X2Aに設定されている。このため、電力制御部56は、第1制御を行うことでバッテリ42のSOCを第2閾値X2Aから第1閾値X1まで上昇させることと、第2制御を行うことでバッテリ42のSOCを第1閾値X1から第2閾値X2Aまで減少させることとを繰り返す。
また、図示の例では、時刻t21においてFCシステム100の水素残量が水素残量閾値Hth1まで低下しているため、電力制御部56は、判定閾値を第2閾値X2Aから第3閾値X2まで上昇させる。そして以降、電力制御部56は、第2制御を行っている場合にバッテリ42のSOCが第3閾値X2まで低下した場合には、第2制御から第1制御に切り換える。そして、時刻t22においてFCシステム100の水素残量が水素残量設定値Hth2まで低下し、停止条件が成立した場合、電力制御部56は、給電フラグをオンからオフに切り替え、電動機器220への給電を停止する。
図10は、第1実施形態に係る車両システム10の動作の一例を説明するための図である。同図に示す例では、切換条件は、電動車両1の利用者が所定操作を行った場合に成立し、停止条件は、電動車両1の利用者が所定操作を行ってから一定時間が経過した場合に成立する。
図10に示すように、電力制御部56が電動機器220への給電を開始した直後においては、電動車両1の利用者が所定操作を行っていないため、第2制御から第1制御への切り替えの判定に用いる判定閾値が第2閾値X2Aに設定されている。このため、電力制御部56は、第1制御を行うことでバッテリ42のSOCを第2閾値X2Aから第1閾値X1まで上昇させることと、第2制御を行うことでバッテリ42のSOCを第1閾値X1から第2閾値X2Aまで減少させることとを繰り返す。
また、図示の例では、時刻t31において電動車両1の利用者が所定操作を行っているため、電力制御部56は、判定閾値を第2閾値X2Aから第3閾値X2まで上昇させる。そして以降、電力制御部56は、第2制御を行っている場合にバッテリ42のSOCが第3閾値X2まで低下した場合には、第2制御から第1制御に切り換える。そして、時刻t32において電動車両1の利用者が所定操作を行ってから一定時間が経過し、停止条件が成立した場合、電力制御部56は、給電フラグをオンからオフに切り替え、電動機器220への給電を停止する。
上記説明した第1実施形態に係る車両システム10によれば、電動車両1からの給電を行った後に電動車両1の走行を速やかに開始することができる。例えば、電動機器220への給電時におけるバッテリ42のSOCの下限値である第2閾値X2Aを、車両走行時におけるバッテリ42のSOCの下限値である第3閾値X2よりも低く設定した場合には、バッテリ42のSOCの範囲を車両走行時よりも広く使用して、FCシステム100の発電頻度を抑制することができるものの、電動機器220への給電の停止時にバッテリ42のSOCが第3閾値X2を下回る場合がある。この場合、電動車両1の走行時における退避走行用の充電容量が確保できない。したがって、第1実施形態に係る車両システム10によれば、電動機器220への給電が停止する前において、第2制御から第1制御への切り替えの判定に用いる判定閾値を第2閾値X2Aから第3閾値X2に上昇させる。これにより、電動車両1からの給電を行った後に電動車両1の走行を速やかに開始することができる。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態と比較すると、電動機器220への給電時における処理内容が異なる。以下、この相違点を中心に説明する。
第2実施形態に係る電力制御部56は、電動機器220への給電が強制停止された場合、FCシステム100を発電させてバッテリ42のSOCを少なくとも第3閾値X2まで上昇させる。電力制御部56は、例えば、電動機器220への給電が強制停止された場合に、バッテリ42のSOCを第3閾値X2まで上昇させる。電力制御部56は、例えば、電動機器220への給電が強制停止された場合に、バッテリ42のSOCを第3閾値X2よりも大きい値まで上昇させてもよい。電力制御部56は、例えば、電動機器220への給電中に給電装置210と充電口60とが切り離された場合、または、給電装置210の動作に異常が発生して給電の継続が困難となった場合などに、電動機器220への給電を強制停止する。電力制御部56は、例えば、電動機器220への給電が強制停止された場合において、バッテリ42のSOCが第3閾値X2未満である場合には、FCシステム100を発電させてバッテリ42のSOCを第3閾値X2まで上昇させる。そして、電力制御部56は、バッテリ42のSOCが第3閾値X2まで上昇した後には、FCシステム100による発電を停止させてバッテリ42のSOCを維持する。一方、電力制御部56は、例えば、電動機器220への給電が強制停止された場合において、バッテリ42のSOCが第2閾値X2A以未満である場合には、FCシステム100による発電を停止させてバッテリ42のSOCを維持する。
以下、第2実施形態に係る車両システム10の制御装置50における一連の処理の流れについてフローチャートを用いて説明する。図11は、制御装置50により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。図11に示すフローチャートは、例えば、電動機器220への給電が強制停止された場合に実行される。
電力制御部56は、電動機器220への給電が強制停止された場合にはまず、SOC計算部48により算出されたバッテリ42のSOCが第3閾値X2未満であるか否かを判定する(ステップS40)。電力制御部56は、バッテリ42のSOCが第3閾値X2未満であると判定した場合、FCシステム100に発電させた電力をバッテリ42に蓄電する(ステップS42)。電力制御部56は、バッテリ42のSOCが第3閾値X2に達するまでの間、バッテリ42への蓄電を継続する。そして、電力制御部56は、バッテリ42のSOCが第3閾値X2となったと判定した場合には、本フローチャートの処理が終了する。
図12は、第2実施形態に係る車両システム10の動作の一例を説明するための図である。図示の例では、電動機器220への給電が強制停止された場合に、バッテリ42のSOCが第3閾値X3未満である。
図12に示す例では、電力制御部56は、時刻t41においてバッテリ42のSOCが第3閾値X2未満である間に、給電フラグをオンからオフに切り替え、電動機器220への給電を強制停止する。このため、電力制御部56は、FCシステム100に発電させた電力をバッテリ42に蓄電する。電力制御部56は、時刻t42においてバッテリ42のSOCが第3閾値X2まで上昇した場合、FCシステム100による発電を停止させ、それ以降のバッテリ42のSOCを維持する。
図13は、第2実施形態に係る車両システム10の動作の一例を説明するための図である。図示の例では、電動機器220への給電が強制停止された場合に、バッテリ42のSOCが第3閾値X2以上である。
図13に示す例では、電力制御部56は、時刻t51においてバッテリ42のSOCが第3閾値X2以上である間に、電動機器220への給電が強制停止され、給電フラグをオンからオフに切り替える。このため、電力制御部56は、FCシステム100による発電を停止させ、それ以降のバッテリ42のSOCを維持する。
上記説明した第2実施形態に係る車両システム10によれば、第1実施形態に係る車両システム10の効果を奏する他、電動機器220への給電が強制停止された場合にも、電動車両1の走行を速やかに開始することができる。
<第3実施形態>
以下、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第2実施形態と比較すると、電動機器220への給電が強制停止された場合の処理内容が異なる。以下、この相違点を中心に説明する。
第3実施形態に係る電力制御部56は、電動機器220への給電が強制停止された場合において、電動車両1の走行開始が指示された場合、FCシステム100を発電させてバッテリ42のSOCを少なくとも第3閾値X2まで上昇させる。電力制御部56は、例えば、電動機器220への給電が強制停止された場合において、バッテリ42のSOCが第3閾値X2未満である場合には、電動車両1の走行開始が指示されるまでの間、FCシステム100による発電を停止させ、バッテリ42のSOCを維持する。そして、電力制御部56は、電動車両1の走行開始が指示された場合、FCシステム100を発電させてバッテリ42のSOCを第3閾値X2まで上昇させる。電力制御部56は、バッテリ42のSOCが第3閾値X2まで上昇した後には、FCシステム100による発電を停止させてバッテリ42のSOCを維持する。
以下、第3実施形態に係る車両システム10の制御装置50における一連の処理の流れについてフローチャートを用いて説明する。図14は、制御装置50により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。図14に示すフローチャートは、例えば、電動機器220への給電が強制停止された場合に実行される。
電力制御部56は、電動機器220への給電を強制停止された場合にはまず、SOC計算部48により算出されたバッテリ42のSOCが第3閾値X2未満であるか否かを判定する(ステップS50)。電力制御部56は、バッテリ42のSOCが第3閾値X2未満であると判定した場合、電動車両1の走行開始が指示されたか否かを判定する(ステップS52)。電力制御部56は、電動車両1の走行開始が指示されたと判定した場合、FCシステム100に発電させた電力をバッテリ42に蓄電する(ステップS54)。電力制御部56は、バッテリ42のSOCが第3閾値X2に達するまでの間、バッテリ42への蓄電を継続する。そして、電力制御部56は、バッテリ42のSOCが第3閾値X2となったと判定した場合には、本フローチャートの処理が終了する。
図15は、第3実施形態に係る車両システム10の動作の一例を説明するための図である。図示の例では、電動機器220への給電が強制停止された場合に、バッテリ42のSOCが第3閾値X2未満である。
図15に示す例では、電力制御部56は、時刻t61においてバッテリ42のSOCが第3閾値X2未満である間に、電動機器220への給電が強制停止され、給電フラグをオンからオフに切り替える。このため、電力制御部56は、FCシステム100による発電を停止させ、バッテリ42のSOCを維持する。
電力制御部56は、時刻t62において電動車両1の走行開始が指示された場合、FCシステム100による発電を再開させ、FCシステム100に発電させた電力をバッテリ42に蓄電する。電力制御部56は、時刻t63においてバッテリ42のSOCが第3閾値X2まで上昇した場合、電動車両1の走行を開始する。そして以降、電力制御部56は、第1制御を行うことでバッテリ42のSOCを第3閾値X2から第1閾値X1まで上昇させることと、第2制御を行うことでバッテリ42のSOCを第1閾値X1から第3閾値X2まで減少させることとを繰り返す。
上記説明した第3実施形態に係る車両システム10によれば、第2実施形態に係る車両システム10の効果を奏する他、FCシステム100から出力される電力が安定してからバッテリ42への蓄電を行うため、バッテリ42の蓄電時における劣化を抑制することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…電動車両、10…車両システム、12…モータ、14…駆動輪、16…ブレーキ装置、20…車両センサ、32…変換器、34…BTVCU、40…バッテリシステム、42…バッテリ、44…バッテリセンサ、46…ヒータ、48…SOC計算部、50…制御装置、52…モータ制御部、54…ブレーキ制御部、56…電力制御部、60…充電口、100…FCシステム、200…充電装置、210…給電装置、220…電動機器。

Claims (9)

  1. 車両に搭載される車両システムであって、
    燃料電池と、
    前記燃料電池により発電された電力を蓄電する蓄電装置と、
    少なくとも前記燃料電池の発電制御を行う制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記蓄電装置の充電率を取得し、
    前記蓄電装置に蓄電された電力が前記車両の外部の機器に給電される場合、前記燃料電池を発電させて前記蓄電装置の充電率を第1の値まで上昇させる第1制御と、前記燃料電池の発電電力を前記第1制御よりも制限して前記蓄電装置の充電率を第2の値まで低下させる第2制御と、を実行し、
    前記第2の値は、前記車両の走行時における前記蓄電装置の充電率の使用範囲の下限値よりも小さく設定され、
    前記車両の外部の機器への給電が停止する前において、前記第2の値を前記下限値以上に変更する、
    車両システム。
  2. 前記制御装置は、予め設定された前記車両の利用開始時刻よりも所定時間前において、前記第2の値を前記下限値以上に変更する、
    請求項1記載の車両システム。
  3. 前記制御装置は、予め設定された前記機器への給電の終了時刻よりも所定時間前において、前記第2の値を前記下限値以上に変更する、
    請求項1または2記載の車両システム。
  4. 前記制御装置は、前記燃料電池の燃料残量が、前記車両が給電位置から最寄りの燃料補給施設まで走行するために必要となる燃料量よりも多い所定量となった際に、前記第2の値を前記下限値以上に変更する、
    請求項1から3のうちいずれか1項記載の車両システム。
  5. 前記制御装置は、前記車両の利用者が所定操作を行った際に、前記第2の値を前記下限値以上に変更する、
    請求項1から4のうちいずれか1項記載の車両システム。
  6. 前記制御装置は、前記充電率が前記第2の値よりも低い状態で前記機器への給電が停止された場合、前記車両の走行前に前記燃料電池を発電させて前記蓄電装置の充電率を少なくとも前記下限値まで上昇させる、
    請求項1から5のうちいずれか1項記載の車両システム。
  7. 車両に搭載される車両システムであって、
    燃料電池と、
    前記燃料電池により発電された電力を蓄電する蓄電装置と、
    少なくとも前記燃料電池の発電制御を行う制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記蓄電装置の充電率を取得し、
    前記蓄電装置に蓄電された電力が前記車両の外部の機器に給電される場合、前記燃料電池を発電させて前記蓄電装置の充電率を第1の値まで上昇させる第1制御と、前記燃料電池の発電電力を前記第1制御よりも制限して前記蓄電装置の充電率を第2の値まで低下させる第2制御と、を実行し、
    前記第2の値は、前記車両の走行時における前記蓄電装置の充電率の使用範囲の下限値よりも小さく設定され、
    前記車両の外部の機器への給電が停止して、前記車両が走行を開始する場合、前記第2の値を少なくとも前記下限値以上に変更する、
    車両システム。
  8. 燃料電池と、
    前記燃料電池により発電された電力を蓄電する蓄電装置と、
    を備える車両システムの制御装置が、
    少なくとも前記燃料電池の発電制御を行い、
    前記蓄電装置の充電率を取得し、
    前記蓄電装置に蓄電された電力が前記車両の外部の機器に給電される場合、前記燃料電池を発電させて前記蓄電装置の充電率を第1の値まで上昇させる第1制御と、前記燃料電池の発電電力を前記第1制御よりも制限して前記蓄電装置の充電率を第2の値まで低下させる第2制御と、を実行し、
    前記第2の値は、前記車両の走行時における前記蓄電装置の充電率の使用範囲の下限値よりも小さく設定され、
    前記車両の外部の機器への給電が停止する前において、前記第2の値を少なくとも前記下限値以上に変更する、
    車両システムの制御方法。
  9. 燃料電池と、
    前記燃料電池により発電された電力を蓄電する蓄電装置と、
    を備える車両システムの制御コンピュータに、
    少なくとも前記燃料電池の発電制御を行う処理と、
    前記蓄電装置の充電率を取得する処理と、
    前記蓄電装置に蓄電された電力が前記車両の外部の機器に給電される場合、前記燃料電池を発電させて前記蓄電装置の充電率を第1の値まで上昇させる第1制御と、前記燃料電池の発電電力を前記第1制御よりも制限して前記蓄電装置の充電率を第2の値まで低下させる第2制御と、を実行する処理と、
    前記車両の外部の機器への給電が停止する前において、前記第2の値を少なくとも前記車両の走行時における前記蓄電装置の充電率の使用範囲の下限値以上に変更する処理と、
    を実行させるプログラム。
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