JP2021057870A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 動画像をブロック単位でインター予測情報によるインター予測を用いて符号化する画像符号化装置であって、
   符号化済ブロックのインター予測で用いたインター予測情報を履歴予測動きベクトル候補リストに格納する符号化情報格納部と、
   符号化対象ブロックに空間的に隣接するブロックのインター予測情報から空間マージ候補を導出し、前記符号化対象ブロックのマージ候補としてマージ候補リストに登録する空間マージ候補導出部と、
   前記履歴予測動きベクトル候補リストに格納されたインター予測情報から履歴マージ候補を導出し、前記符号化対象ブロックのマージ候補として前記マージ候補リストに登録する履歴マージ候補導出部と、
   を備え、
   前記履歴マージ候補導出部は、前記履歴予測動きベクトル候補リストに格納されたインター予測情報のうち、後ろから所定の数より前方のインター予測情報について前記空間マージ候補のインター予測情報との比較を行わずに、前記履歴マージ候補を導出する
   ことを特徴とする画像符号化装置。
2. 動画像をブロック単位でインター予測情報によるインター予測を用いて符号化する画像符号化方法であって、
   符号化済ブロックのインター予測で用いたインター予測情報を履歴予測動きベクトル候補リストに格納する符号化情報格納ステップと、
   符号化対象ブロックに空間的に隣接するブロックのインター予測情報から空間マージ候補を導出し、前記符号化対象ブロックのマージ候補としてマージ候補リストに登録する空間マージ候補導出ステップと、
   前記履歴予測動きベクトル候補リストに格納されたインター予測情報から履歴マージ候補を導出し、前記符号化対象ブロックのマージ候補として前記マージ候補リストに登録する履歴マージ候補導出ステップと、
   を備え、
   前記履歴マージ候補導出ステップにおいて、前記履歴予測動きベクトル候補リストに格納されたインター予測情報のうち、後ろから所定の数より前方のインター予測情報について前記空間マージ候補のインター予測情報との比較を行わずに、前記履歴マージ候補を導出する
   ことを特徴とする画像符号化方法。
3. 動画像をブロック単位でインター予測情報によるインター予測を用いて符号化する画像符号化プログラムであって、
   符号化済ブロックのインター予測で用いたインター予測情報を履歴予測動きベクトル候補リストに格納する符号化情報格納ステップと、
   符号化対象ブロックに空間的に隣接するブロックのインター予測情報から空間マージ候補を導出し、前記符号化対象ブロックのマージ候補としてマージ候補リストに登録する空間マージ候補導出ステップと、
   前記履歴予測動きベクトル候補リストに格納されたインター予測情報から履歴マージ候補を導出し、前記符号化対象ブロックのマージ候補として前記マージ候補リストに登録する履歴マージ候補導出ステップとをコンピュータに実行させ、
   前記履歴マージ候補導出ステップにおいて、前記履歴予測動きベクトル候補リストに格納されたインター予測情報のうち、後ろから所定の数より前方のインター予測情報について前記空間マージ候補のインター予測情報との比較を行わずに、前記履歴マージ候補を導出する
   ことを特徴とする画像符号化プログラム。
4. 動画像をブロック単位でインター予測情報によるインター予測を用いて符号化された符号化ビット列を復号する画像復号装置であって、
   復号済ブロックのインター予測で用いたインター予測情報を履歴予測動きベクトル候補リストに格納する符号化情報格納部と、
   復号対象ブロックに空間的に隣接するブロックのインター予測情報から空間マージ候補を導出し、前記復号対象ブロックのマージ候補としてマージ候補リストに登録する空間マージ候補導出部と、
   前記履歴予測動きベクトル候補リストに格納されたインター予測情報から履歴マージ候補を導出し、前記復号対象ブロックのマージ候補として前記マージ候補リストに登録する履歴マージ候補導出部と、
   を備え、
   前記履歴マージ候補導出部は、前記履歴予測動きベクトル候補リストに格納されたインター予測情報のうち、後ろから所定の数より前方のインター予測情報について前記空間マージ候補のインター予測情報との比較を行わずに、前記履歴マージ候補を導出する
   ことを特徴とする画像復号装置。
5. 動画像をブロック単位でインター予測情報によるインター予測を用いて符号化された符号化ビット列を復号する画像復号方法であって、
   復号済ブロックのインター予測で用いたインター予測情報を履歴予測動きベクトル候補リストに格納する符号化情報格納ステップと、
   復号対象ブロックに空間的に隣接するブロックのインター予測情報から空間マージ候補を導出し、前記復号対象ブロックのマージ候補としてマージ候補リストに登録する空間マージ候補導出ステップと、
   前記履歴予測動きベクトル候補リストに格納されたインター予測情報から履歴マージ候補を導出し、前記復号対象ブロックのマージ候補として前記マージ候補リストに登録する履歴マージ候補導出ステップと、
   を備え、
   前記履歴マージ候補導出ステップは、前記履歴予測動きベクトル候補リストに格納されたインター予測情報のうち、後ろから所定の数より前方のインター予測情報について前記空間マージ候補のインター予測情報との比較を行わずに、前記履歴マージ候補を導出する
   ことを特徴とする画像復号方法。
6. 動画像をブロック単位でインター予測情報によるインター予測を用いて符号化された符号化ビット列を復号する画像復号プログラムであって、
   復号済ブロックのインター予測で用いたインター予測情報を履歴予測動きベクトル候補リストに格納する符号化情報格納ステップと、
   復号対象ブロックに空間的に隣接するブロックのインター予測情報から空間マージ候補を導出し、前記復号対象ブロックのマージ候補としてマージ候補リストに登録する空間マージ候補導出ステップと、
   前記履歴予測動きベクトル候補リストに格納されたインター予測情報から履歴マージ候補を導出し、前記復号対象ブロックのマージ候補として前記マージ候補リストに登録する履歴マージ候補導出ステップとをコンピュータに実行させ、
   前記履歴マージ候補導出ステップは、前記履歴予測動きベクトル候補リストに格納されたインター予測情報のうち、後ろから所定の数より前方のインター予測情報について前記空間マージ候補のインター予測情報との比較を行わずに、前記履歴マージ候補を導出する
   ことを特徴とする画像復号プログラム。