JP2021057752A - 超音波デバイス、及び電子機器 - Google Patents

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力 小島
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Tomohiro Sayama
朋裕 狭山
清瀬 摂内
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【課題】クロストークによる影響を低減可能な超音波デバイス及び電子機器を提供する。【解決手段】超音波デバイスは、複数の振動部を備えた基板と、複数の前記振動部のそれぞれに設けられ、前記振動部を振動させる超音波素子と、前記基板及び前記超音波素子を覆う保護部材と、前記基板から前記保護部材に向かう積層方向で、前記基板と前記保護部材との間に設けられ、前記基板及び前記保護部材を接合する第一接合部と、前記積層方向で、前記保護部材の前記基板とは反対側に設けられた第二接合部と、を備え、前記基板は、複数の前記振動部が配置される素子領域と、前記素子領域を囲う外周領域とを含み、前記第二接合部は、前記素子領域には配置されず、前記外周領域に配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、超音波デバイス、及び電子機器に関する。
従来、超音波の送信や受信を行う超音波デバイスが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の超音波デバイスは、素子基板と、圧電素子とを備えている。素子基板は、複数の開口部を有する基板本体部と、複数の開口部を閉塞するように設けられた振動膜とを備えている。また、圧電素子は、基板本体部の開口部と重なる位置で、振動膜上に設けられている。このような超音波デバイスでは、開口部と重なる位置の振動膜と圧電素子とにより超音波トランスデューサーが構成され、複数の超音波トランスデューサーが2次元アレイ状に配置される構成となる。そして、各超音波トランスデューサーを振動させることで、超音波デバイスから超音波を送信することができる。また、各超音波トランスデューサーに超音波が入力されると、開口部を閉塞する振動膜が振動して、圧電素子から受信信号が出力されるので、超音波の受信を検出することができる。
また、振動膜の基板本体部とは反対側には、保護部材(封止板)が設けられている。この保護部材は、基板本体部の開口部に対向する複数の凹溝と、これらの凹溝を囲う壁部とを備え、壁部を含む保護部材の素子基板に対向する面の全体が振動膜に接合される。これにより、素子基板が、保護部材により保護されている。
特開2018−69620号公報
しかしながら、特許文献1に記載のような超音波デバイスを備えた電子機器では、1つの超音波トランスデューサーの振動が振動膜や保護部材を介して、他の超音波トランスデューサーに伝搬する(クロストーク)。
ここで、超音波デバイスの電子機器に組み込む場合、超音波デバイスを電子機器内に設けられるベース部に接合部材を介して接合する。保護部材の壁部の剛性が十分に大きい場合、接合部材による接合状態によらず、クロストークの影響は小さく、超音波測定における測定精度への影響は小さい。しかしながら、保護部材の凹溝が大きい場合、保護部材の壁部の剛性低下が生じる場合がある。この場合、超音波デバイスとベース部とを接合する接合部材の接合状態によっては、振動板や保護部材を介して伝搬する振動のバランスが崩れ、クロストークの影響が大きくなる。具体的には、超音波デバイスのクロストーク振動の周波数特性に、ディップと呼ばれる周波数異常が生じ、振動膜が振動してから、当該振動が収束するまでの時間が長くなる。
第一適用例に係る超音波デバイスは、複数の振動部を備えた基板と、複数の前記振動部のそれぞれに設けられ、前記振動部を振動させる超音波素子と、前記基板及び前記超音波素子を覆う保護部材と、前記基板から前記保護部材に向かう積層方向で、前記基板と前記保護部材との間に設けられ、前記基板及び前記保護部材を接合する第一接合部と、前記積層方向で、前記保護部材の前記基板とは反対側に設けられた第二接合部と、を備え、前記基板は、複数の前記振動部が配置される素子領域と、前記素子領域を囲う外周領域とを含み、前記第二接合部は、前記素子領域には配置されず、前記外周領域に配置されている。
第二適用例に係る超音波デバイスは、複数の振動部を備えた基板と、
複数の前記振動部のそれぞれに設けられ、前記振動部を振動させる超音波素子と、
前記基板及び前記超音波素子を覆う保護部材と、
前記基板から前記保護部材に向かう積層方向で、前記基板と前記保護部材との間に設けられ、前記基板及び前記保護部材を接合する第一接合部と、前記積層方向で、前記保護部材の前記基板とは反対側に設けられた第二接合部と、を備え、前記第二接合部のヤング率は、0.1GPa以下、又は、0.8GPa以上である。
第三適用例に係る電子機器は、第一適用例または第二適用例の超超音波デバイスと、前記超音波デバイスが前記第二接合部を介して接合されるベース部と、を備える。
第一実施形態に係る電子機器である超音波計測装置の概略構成を示す模式図。 本実施形態の超音波デバイスの概略構成を示す平面図。 本実施形態の超音波デバイスを、図2のA−A線で切断した際の断面図。 本実施形態の超音波デバイスを、図2のB−B線で切断した際の断面図。 比較例1の超音波デバイスの概略構成を示す模式図。 比較例1の超音波デバイスからのクロストーク振動の周波数特性を示す図。 比較例1の超音波デバイスの超音波トランスデューサーの送信素子から5波の超音波を送信した後の受信素子の振動部のクロストーク振動を示す図。 比較例1の超音波デバイスの超音波トランスデューサーの送信素子から5波の超音波を送信した後の受信素子の振動部のクロストーク振動を示す図。 ディップの大きさと残響振動との関係を示す図。 ディップの大きさと残響振動との関係を示す図。 比較例1の超音波デバイスにおいて、素子領域での保護部材と第二接合部との剥離割合が0%の場合のクロストーク振動の周波数特性を示す図。 比較例1の超音波デバイスにおいて、素子領域での保護部材と第二接合部との剥離割合が25%の場合のクロストーク振動の周波数特性を示す図。 比較例1の超音波デバイスにおいて、素子領域での保護部材と第二接合部との剥離割合が50%の場合のクロストーク振動の周波数特性を示す図。 比較例1の超音波デバイスにおいて、素子領域での保護部材と第二接合部との剥離割合が75%の場合のクロストーク振動の周波数特性を示す図。 本実施形態の超音波デバイスのクロストーク振動の周波数特性を示す図。 本実施形態の超音波デバイスのクロストーク振動の周波数特性を示す図。 比較例2の超音波デバイスのクロストーク振動の周波数特性を示す図。 比較例2の超音波デバイスのクロストーク振動の周波数特性を示す図。 第二実施形態の超音波デバイスの概略構成を示す断面図。 第二実施形態の超音波デバイスのクロストーク振動の周波数特性を示す図。 比較例3の超音波デバイスのクロストーク振動の周波数特性を示す図。 比較例4の超音波デバイスのクロストーク振動の周波数特性を示す図。 比較例5の超音波デバイスのクロストーク振動の周波数特性を示す図。
[第一実施形態]
以下、第一実施形態について説明する。
図1は、第一実施形態に係る電子機器である超音波計測装置10の概略構成を示す模式図である。
この超音波計測装置10は、超音波の送受信を行う超音波デバイス20と、超音波デバイス20を制御する制御部30とを備える。この超音波計測装置10は、近接センサーであり、制御部30の制御により超音波デバイス20から対象物1に向かって超音波を送信し、対象物1で反射された超音波を超音波デバイス20で受信する超音波送受処理を実施する。そして、制御部30は、超音波デバイス20による超音波送受処理の超音波の送信タイミングから、対象物1で反射された超音波の受信タイミングまでの時間に基づいて、超音波デバイス20から対象物1までの距離を算出する。
以下、このような超音波計測装置10の各構成の詳細について説明する。
[超音波デバイス20の構成]
図2は、超音波デバイス20の基板21の概略構成を示す平面図である。図3は、超音波デバイス20を、図2のA−A線で切断した際の断面図であり、図4は、図2のB−B線で切断した際の断面図である。
図3及び図4に示すように、超音波デバイス20は、基板21と、基板21上に配置される圧電素子22と、基板21に積層されて、基板21及び圧電素子22を覆う保護部材23と、基板21及び保護部材23を接合する第一接合部24と、保護部材23及びベース部11を接合する第二接合部25と、を含んで構成されている。ここで、保護部材23から基板21に向かう積層方向をZ方向として、以降説明する。また、Z方向に直交する方向をX方向、X方向及びZ方向に直交するY方向とする。
基板21は、図2に示すように、素子領域Ar1、外周領域Ar2、及び端子領域Ar3を備えている。
素子領域Ar1は、基板21をZ方向から見た平面視で、基板21の中央部に設けられる領域である。この素子領域Ar1には、複数の超音波トランスデューサーTrが、2次元アレイ状にX方向及びY方向に沿って配列される領域である。
外周領域Ar2は、Z方向から見た平面視で、素子領域Ar1を囲って設けられる領域である。この外周領域Ar2には、保護部材23が接合される。なお、図2の斜線部は、第二接合部25が設けられる位置を示している。
端子領域Ar3は、Z方向から見た平面視で、素子領域Ar1に隣り合って配置されている。この端子領域Ar3には、素子領域Ar1に配置される各超音波トランスデューサーTrに接続される配線の端子部221が設けられている。
この基板21は、図3及び図4に示すように、基板本体部211と、基板本体部211に対して−Z側に設けられる振動板212とを備える。
基板本体部211は、振動板212を支持する部材であり、Si等の半導体基板で構成される。この基板本体部211の素子領域Ar1には、Z方向に沿って貫通する、複数の開口部211AがX方向及びY方向に沿ってアレイ状に設けられている。なお、外周領域Ar2及び端子領域Ar3には、開口部211Aは配置されていない。
振動板212は、例えばSiO及びZrOの積層体等より構成されている。振動板212は、開口部211Aを構成する基板本体部211により支持され、開口部211Aの−Z側を閉塞する。振動板212のうち、Z方向から見た際に各開口部211Aと重なる部分は、超音波の送受信を行う振動部212Aを構成する。つまり、振動部212Aは、素子領域Ar1内に配置されている。
圧電素子22は、振動板212上で、かつ、Z方向から見た際に、各振動部212Aと重なる位置にそれぞれ設けられている。この圧電素子22は、振動部212Aを振動させる超音波素子である。圧電素子22の詳細な構成の図示は省略するが、例えば、振動板212に、下部電極、圧電膜、及び上部電極を順に積層することで構成されている。また、各下部電極、各上部電極には、基板21の端子領域Ar3まで延設される接続線が接続されており、端子領域Ar3において、端子部221に接続されている。
このような超音波デバイス20では、1つの振動部212Aと当該振動部212A上に配置された圧電素子22とにより、1つの超音波トランスデューサーTrが構成される。
そして、この超音波デバイス20では、下部電極及び上部電極との間に電圧が印加されると、圧電膜が伸縮して、振動部212Aが開口部211Aの開口幅等に応じた発振周波数で振動する。これにより、振動部212Aから+Z側に向かって超音波が送信される。
また、超音波デバイス20では、対象物1で反射された超音波が振動部212Aに入力されると、振動部212Aが入力された超音波の音圧に応じた振幅で振動し、圧電膜の下部電極側と上部電極側との間で電位差が発生する。よって、各圧電素子22から当該電位差に応じた受信信号が出力され、超音波の受信を検出できる。
なお、ここでは、送受一体型の超音波トランスデューサーTrを備える超音波デバイス20を例示するが、超音波送信部として機能する送信用超音波トランスデューサーと、超音波受信部として機能する受信用超音波トランスデューサーと、がそれぞれ別体として設けられる構成としてもよい。
保護部材23は、基板21の振動板212に接合されることで、基板21を補強する。
この保護部材23は、基板21と略同一サイズの矩形状に形成され、基板21及び圧電素子22を覆う。つまり、保護部材23は、基板21の素子領域Ar1及び外周領域Ar2を覆う。
なお、保護部材23の端子領域Ar3に対向する部分には、図4に示すように、配線挿通部231が設けられている。配線挿通部231は、端子部221に接続される配線又はFPCを挿通させる挿通孔である。配線挿通部231は、保護部材23を貫通する貫通孔により構成されていてもよく、保護部材23の外周縁の一部が切り欠かれて端子領域Ar3が露出する構成とされてもよい。
また、保護部材23は、図3及び図4に示すように、素子領域Ar1に対向する部分に、各振動部212Aに対向して、凹部232が設けられている。
保護部材23の基板21の外周領域Ar2に対向する部分、及び、素子領域Ar1に対向する部分のうち隣り合う凹部232間に設けられる壁部233と基板21との間には、第一接合部24が設けられており、この第一接合部24は、保護部材23と基板21とを接合する。
第一接合部24は、永久レジストなどを用いてもよく、また、エポキシ樹脂等の接着剤を用いてもよく、さらに、同時に複数の部材を用いてもよい。
第二接合部25は、ベース部11に対して超音波デバイス20を接合する接合部材である。例えば、超音波デバイス20を図示略の筐体に収納して超音波計測装置10に組み込む場合、ベース部11は、筐体内に設けられている。また、超音波デバイス20は、筐体内に収納されていなくてもよく、この場合、超音波計測装置10内の所定位置にベース部11が設けられ、当該ベース部11に超音波デバイス20が固定されていてもよい。この第二接合部25は、シリコーンゴムなどを用いてもよく、また、エポキシ樹脂等の接着剤を用いてもよく、さらに、両面テープなどの粘着フィルムを用いてもよい。
なお、第二接合部25の位置と、超音波デバイス20で送受信される超音波の周波数特性との関係については後述する。
[制御部30の構成]
図1に戻り、制御部30について説明する。制御部30は、超音波デバイス20を制御する制御回路である。
この制御部30は、図1に示すように、スイッチング回路31、シグナルグラウンド32、送信回路部33、受信回路部34、及びマイコン35(マイクロコントローラー)を備えている。
スイッチング回路31は、超音波デバイス20の例えば下部電極に導通される端子部221、送信回路部33、及び受信回路部34に接続されている。このスイッチング回路31は、マイコン35の制御に基づいて、端子部221及び送信回路部33を接続する送信接続と、端子部221及び受信回路部34を接続する受信接続とに切り替える。
シグナルグラウンド32は、超音波デバイス20の例えば上部電極に導通される端子部221に接続されるグラウンドであり、上部電極を所定の基準電位に維持する。
送信回路部33は、マイコン35の制御により、駆動パルスを生成し、超音波デバイス20に出力する。これにより、超音波デバイス20の各超音波トランスデューサーTrが駆動され、超音波デバイス20から対象物1に向かって超音波が出力される。
受信回路部34は、超音波デバイス20から出力された受信信号を処理してマイコン35に出力する。具体的には、受信回路部34は、アンプ、コンパレーター等の回路を備え、受信信号を所定のゲインで増幅し、コンパレーターで信号電圧が閾値を超える信号のゼロクロス点を検出してゼロクロス検出パルスをマイコン35に出力する。
マイコン35は、各種プログラムや各種データが記憶されるメモリー、及びメモリーに記憶されたプログラムの命令セットを実行するプロセッサーを含む。そして、マイコン35は、メモリーに記憶されたプログラムをプロセッサーにより実行することで、超音波デバイス20による超音波の送受信処理を制御したり、受信回路部34から入力されるゼロクロス検出パルスに基づいて、超音波デバイス20から対象物1までの距離を算出したりする。
[超音波デバイス20の周波数特性]
次に、本実施形態の超音波デバイス20で送受信される超音波の周波数特性について説明する。
図5は、比較例1である従来の超音波デバイス90の概略構成を示す模式図である。
図5に示す超音波デバイス90は、本実施形態の基板21と同様の構成を有し、基板本体部211及び振動板212により構成された基板21と、圧電素子22とを備え、素子領域Ar1には、複数の超音波トランスデューサーTrが配置される。また、比較例1の振動板212の外周領域Ar2においても、本実施形態と同様、保護部材23が第一接合部24を介して基板21に接合されている。
さらに、比較例1の保護部材23の上には、素子領域Ar1から外周領域Ar2に亘って、保護部材23の基板21とは反対側の全面を覆って、超音波デバイス90をベース部11に接合する第二接合部901が接合されている。
このような超音波デバイス90では、超音波トランスデューサーTrを駆動させて超音波を送信すると、当該超音波トランスデューサーTrの振動部212Aの振動が、図5の矢印C1に示すように、当該超音波トランスデューサーTrに隣り合う他の超音波トランスデューサーTrに伝搬する。また、超音波トランスデューサーTrの振動は、図5の矢印C2に示すように、第一接合部24を介して、振動板212に接合された保護部材23にも伝搬される。これにより、保護部材23が当該振動の影響によって変形(振動)し、その振動が他の超音波トランスデューサーTrに伝搬する。
図6は、超音波デバイス90のクロストーク振動の周波数特性を示す図である。また、図7及び図8は、超音波デバイス90の超音波トランスデューサーTrの送信素子から5波の超音波を送信した後の受信素子の振動部212Aの振動を示す図である。図6において、上図は、各超音波トランスデューサーTrが正常に駆動している場合の超音波デバイス90からのクロストーク振動の周波数特性を示している。また、図6の下図は、超音波デバイス90からのクロストーク振動に周波数特性異常が発生している場合のクロストーク振動の周波数特性を示している。
なお、本実施形態では、超音波デバイス20の各超音波トランスデューサーTrは、共振周波数が600kHzであり、600kHzを中心周波数とした550kHzから650kHzの駆動周波数帯域の超音波を送受信するものとする。比較例1においても同様に、超音波デバイス90に含まれる各超音波トランスデューサーTrは、600kHzを中心周波数とした550kHzから650kHzの駆動周波数帯域の超音波を送受信するものとする。
比較例1のような超音波デバイス90では、素子領域Ar1において、保護部材23の壁部233の剛性が大きい場合、クロストークの影響は、さほど大きくならない。つまり、各超音波トランスデューサーTrで発生するクロストークは、素子領域Ar1内でばらつきがなく一定であり、超音波デバイス20の全体として影響は小さい。したがって、この場合、図6の上図に示すように、超音波トランスデューサーTrからのクロストーク振動の周波数特性は、超音波トランスデューサーTrの振動部212Aの幅寸法等によって決定される中心周波数(600kHz)を中心とした、コーシー分布に略従った特性となる。また、各超音波トランスデューサーTrには、図7のように、クロストーク等によって残響振動が発生するものの、比較的早期にこの残響振動は減衰する。
しかしながら、比較例1の超音波デバイス90では、保護部材23側をベース部11等の他の部材と接合する場合、第二接合部901を用いる場合がある。この場合、第二接合部901の一部が保護部材23から剥離することがある。例えば、保護部材23を、第二接合部901を介して他の部材に加熱接合すると、保護部材23とそれ以外との線膨張係数の差によって、保護部材23と第二接合部901に歪みが生じる場合がある。この場合、第二接合部901と保護部材23との接合不良や、接合剥離が起こる可能性がある。
このように、素子領域Ar1内の一部において、保護部材23と第二接合部901との間が剥離すると、矢印C1の経路で伝搬する振動と、矢印C2の経路で伝搬する振動とのバランスが崩れる。これによって、図6の下図に示すように、超音波デバイス90からのクロストーク振動の周波数特性において、一部の周波数(例えば図6のD)の出力が低下する現象である「ディップ」が発生する。
このようなディップが駆動周波数帯域内に発生すると、図8のように、振動部212Aが振動した後の残響振動が長引き、振動収束までの時間が長くなる。特に、超音波計測装置10を近距離センサーとして用いる場合では、超音波デバイス20と対象物1との距離が近く、対象物1で反射された超音波が早期に超音波デバイス20に戻ってくる。この場合、振動部212Aで超音波を受信しても、残響振動に埋もれてしまう可能性がある。
図9及び図10は、ディップの大きさと残響振動との関係を示す図である。図9は、駆動周波数帯域内に僅かなディップが発生している場合、図10は、駆動周波数帯域内に図9の場合よりも大きいディップが発生している場合の残響振動を示している。
図9及び図10に示すように、超音波の周波数特性にディップが発生した場合、ディップの大きさ(ディップの深さ)が大きいほど、残響振動が大きくなり、振動収束までの時間も長時間となる。
図11から図14は、図5に示す比較例1の超音波デバイス90において、素子領域Ar1での保護部材23と第二接合部901との間の剥離割合と、クロストーク振動の周波数特性との関係を示す図である。図11は、保護部材23と第二接合部901との剥離がなく、保護部材23の全面に第二接合部901が接合されている場合の周波数特性である。図12は、保護部材23の25%が、第二接合部901から剥離している場合の周波数特性である。図13は、保護部材23の50%が、第二接合部901から剥離している場合の周波数特性である。図14は、保護部材23の75%が、第二接合部901から剥離している場合の周波数特性である。
なお、図11から図14では、超音波デバイス90からのクロストーク振動のうちディップを発生させている振動成分の周波数に対する値(振幅)が大きくなる。
図11に示すように、保護部材23と第二接合部901とが剥離していない場合では、ほぼディップが発生していない。つまり、比較例1の超音波デバイス90でも、素子領域Ar1内において、保護部材23が確実に基板21に接合されている場合は、ディップの影響は極めて小さく、理想的な残響振動が得られる。しかしながら、図12から図14に示すように、素子領域Ar1において、保護部材23と第二接合部901とが剥離すると、複数の周波数において、ディップが発生する。このようなディップが発生すると、図9及び図10に示したように、ディップの大きさに応じて残響振動の収束時間が長くなり、受信信号の検出が困難となる。
図15及び図16は、本実施形態の超音波デバイス20の超音波の周波数特性を示す図である。図15は、第二接合部25の縁が、素子領域Ar1の縁に一致する場合の周波数特性である。図16は、第二接合部25の縁が、素子領域Ar1の縁から外側に0.6mmの位置にある場合の周波数特性である。
図17及び図18は、比較例2の超音波デバイスの超音波の周波数特性を示す図である。比較例2の超音波デバイスは、本実施形態の超音波デバイス20の第二接合部25の縁を、素子領域Ar1の縁より内側、つまり、素子領域Ar1内に配置した超音波デバイスである。図17は、第二接合部25の縁が、素子領域Ar1の縁より内側に0.3mmの位置にある場合の周波数特性である。図18は、第二接合部25の縁が、素子領域Ar1の縁より内側に0.6mmの位置にある場合の周波数特性である。
図15及び図16に示すように、第二接合部25の縁が、素子領域Ar1の縁よりも外側にある場合、超音波の駆動周波数帯域外の520kHz近傍にディップが発生している。しかしながら、駆動周波数帯域である550kHzから650kHz内にはディップが発生しておらず、残響異常を抑制できる。
一方、図17に示すように、第二接合部25の縁が素子領域Ar1の縁よりも内側に位置する場合、駆動周波数帯域外の520kHz近傍のディップが大きくなる。そして、このディップの影響は、駆動周波数帯域内にも及び、550kHz近傍に僅かなディップが発生する。
また、図18に示すように、第二接合部25の縁が、図17の場合よりもさらに、素子領域Ar1の内側に位置する場合、駆動周波数帯域内に多数のディップが発生する。
図15から図18の各図から分かるように、第二接合部25の縁は、素子領域Ar1の縁よりも外側に設けられていることが好ましい。第二接合部25の縁を、素子領域Ar1の縁よりも外側に設け、所定寸法のマージンを持たせることで、保護部材23と第二接合部25を接合する際に位置ずれが発生した場合でも、第二接合部25の縁が素子領域Ar1内に入らず、ディップの発生を抑制することができる。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態の超音波計測装置10は、超音波デバイス20と、超音波デバイス20を制御する制御部30とを備える。超音波デバイス20は、複数の振動部212Aを備えた基板21と、複数の振動部212Aのそれぞれに設けられ、振動部212Aを振動させる圧電素子22と、基板21及び圧電素子22を覆う保護部材23と、Z方向において基板21と保護部材23との間に設けられ、基板21及び保護部材23を接合する第一接合部24と、Z方向で、保護部材23に設けられた第二接合部25と、を備える。そして、基板21は、複数の振動部212Aが配置される素子領域Ar1と、素子領域Ar1を囲う外周領域Ar2とを含んで構成されており、第二接合部25は、素子領域Ar1には配置されず、外周領域Ar2に配置されて保護部材23と他の部材とを接合する。
このような超音波デバイス20では、第二接合部25による接合状態が変化しても、超音波デバイス20で送受信する超音波の周波数特性の駆動周波数帯域にディップが発生しない。
つまり、各超音波トランスデューサーTrの駆動周波数帯域に対して、保護部材23の振動モードの周波数が低周波側になり、駆動周波数帯域外となる。この場合、保護部材23の変形が発生しても、ディップの発生位置は、駆動周波数帯域外となる。したがって、本実施形態の超音波デバイス20では、ディップによる残響異常が抑制され、対象物1で反射された超音波の受信タイミングを精度よく検出することができる。
これにより、超音波計測装置10によって、超音波デバイス20から対象物1までの距離を計測する場合に、超音波の受信タイミングを精度よく検出することができ、距離測定等の処理精度も向上させることができる。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態について説明する。
第一実施形態の超音波デバイス20は、素子領域Ar1の上に第二接合部25が設けられず、外周領域Ar2に第二接合部25が設けられる構成とすることでディップの影響を低減した。これに対して、第二実施形態では、第二接合部25の素材によりディップの影響を低減する点で、上記第一実施形態と相違する。
なお、以降の説明において、既に説明した事項については、同符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
図19は、第二実施形態の超音波デバイス20Aの概略構成を示す断面図である。
第二実施形態の超音波デバイス20Aは、第一実施形態の超音波デバイス20と同様に、基板21、及び保護部材23を備えて構成されている。
そして、本実施形態では、第二接合部25Aは、保護部材23の基板21とは反対側の面の全体に設けられている。
この第二接合部25Aは、ヤング率が0.1GPa以下、または、0.8GPa以上となる素材にて構成されている。
図20は、本実施形態の超音波デバイス20Aのクロストーク振動の周波数特性を示す図であり、ヤング率が0.8GPaの第二接合部25Aを用いている。
図21は、比較例3の超音波デバイスの周波数特性を示す図であり、図22は、比較例4の超音波デバイスの周波数特性を示す図であり、図23は、比較例5の超音波デバイスの周波数特性を示す図である。比較例3の超音波デバイスは、本実施形態の超音波デバイス20Aにおいて、第二接合部25Aを、ヤング率が0.2GPaである接合素材に交換したものである。比較例4の超音波デバイスは、本実施形態の超音波デバイス20Aにおいて、第二接合部25Aを、ヤング率が0.4GPaである接合素材に交換したものである。比較例5の超音波デバイスは、本実施形態の超音波デバイス20Aにおいて、第二接合部25Aを、ヤング率が0.6GPaである接合素材に交換したものである。
図20に示すように、第二接合部25Aのヤング率が0.8GPaである場合、駆動周波数帯域である550kHzから650kHzの周波数帯域内でのディップが発生していない。一方、図21に示すように、第二接合部25Aのヤング率が0.2GPaである場合、駆動周波数帯域である550kHzにディップの発生が確認された。なお、ヤング率が0.1GPa以下、または、0.8GPa以上の範囲であれば、駆動周波数帯域内でのディップの発生はない。
つまり、図22及び図23に示すように、ヤング率が0.2GPa以上、0.7GPa以下の第二接合部25Aを用いた場合、駆動周波数帯域内にディップが発生する。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態の超音波デバイス20Aは、複数の振動部212Aを備えた基板21と、複数の振動部212Aのそれぞれに設けられ、振動部212Aを振動させる圧電素子22と、基板21及び圧電素子22を覆う保護部材23と、Z方向において基板21と保護部材23との間に設けられ、基板21及び保護部材23を接合する第一接合部24と、Z方向で、保護部材23に設けられた第二接合部25Aと、を備え、第二接合部25Aのヤング率は、0.1GPa以下、または、0.8GPa以上である。
このような超音波デバイス20Aでは、第二接合部25Aが0.1GPa以下、または、0.8GPa以上のヤング率を有することで、ディップの発生位置は、駆動周波数帯域外となる。したがって、本実施形態の超音波デバイス20Aでは、ディップによる残響異常が抑制され、対象物1で反射された超音波の受信タイミングを精度よく検出することができる。
[変形例]
なお、本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良、及び各実施形態を適宜組み合わせる等によって得られる構成は本発明に含まれるものである。
第一実施形態では、第二接合部25を、基板21の外周領域Ar2の全体に設ける例を示したが、これに限定されない。
第二接合部25が、素子領域Ar1から外れた位置に設けられていればよく、例えば、基板の4隅や、外周縁に沿った一部など、外周領域Ar2の一部にのみ第二接合部25が設けられていてもよい。
上記実施形態では、基板本体部211の開口部211Aにより振動部212Aの外周縁が規定される構成であるが、基板本体部211の開口部211Aと保護部材23の壁部233により振動部212Aの外周縁が規定される構成としてもよい。
つまり、基板本体部211において、開口部211AがX方向に長手に形成されており、Y方向に長手の壁部233が当該開口部211Aを複数の領域に分割するように配置されていてもよい。この場合、開口部211AのX方向に沿った縁により、振動部212AのX方向の縁が規定され、保護部材23の壁部233のY方向に沿った縁により、振動部212AのY方向の縁が規定される。
第一実施形態では、素子領域Ar1に対して第二接合部25を設けず、素子領域Ar1の外側の外周領域Ar2に第二接合部25を設けることで、駆動周波数帯域でのディップの発生を抑制した。また、第二実施形態では、第二接合部25Aのヤング率を変更することで、駆動周波数帯域でのディップの発生を抑制した。
これに対して、超音波デバイス20の駆動周波数帯に基づいて、基板21から保護部材23に伝搬される振動によって変形する保護部材23の周波数が、駆動周波数帯域外となるように、保護部材23の形状を成形したり、保護部材23の素材を選定したりしてもよい。
上記実施形態では、超音波素子として、振動部212Aに下部電極、圧電体、及び上部電極を積層することで構成される圧電素子22を例示したが、これに限定されない。
超音波素子は、所定周期で振動部212Aを振動させる構成であればよく、各種振動素子を適用することができる。例えば、超音波素子は、振動部212A上に配置される第1電極と、第1電極に対して所定のエアギャップを介して配置される第2電極とにより構成されていてもよい。この場合、第1電極と第2電極との間に周期駆動電圧を印加することで、電極間に作用する静電引力によって、振動部212Aを振動させて超音波を送信することができる。また、第1電極と第2電極との間の静電容量の変化から、超音波の受信による振動部212Aの振動を検出することができる。
第一実施形態では、電子機器の一例として、超音波デバイス20から対象物1までの距離を計測する超音波計測装置10を例示したが、超音波計測装置10として、単体の計測センサーとして用いてもよく、各種電子機器や産業機器などに組み込んで用いてもよい。
例えば、インクジェットプリンター等の印刷装置に、超音波計測装置10を組み込んでもよい。また、ロボットアーム等の産業機器において、対象物を把持するアームに超音波計測装置10を組み込み、アームから対象物までの距離を計測してもよい。
また、電子機器としては、超音波デバイス20から対象物1までの距離を測定するものに限定されない。例えば、電子機器は、送信用超音波デバイスから発信した超音波を、受信用超音波デバイスで受信することで、送信用超音波デバイスと受信用超音波デバイスとの間に配置された対象物の厚みや重送を検出するセンサーであってもよい。具体的には、プリンターやスキャナーの装置内で、トレイから搬送された紙面が2枚以上重なっていないかを検出する重送検出センサーとして用いることができる。
1…対象物、10…超音波計測装置、11…ベース部、20,20A…超音波デバイス、21…基板、22…圧電素子(超音波素子)、23…保護部材、24…第一接合部、25,25A…第二接合部、30…制御部、211…基板本体部、211A…開口部、212,212A…振動部、232…凹部、233…壁部、Ar1…素子領域、Ar2…外周領域、Ar3…端子領域、Tr…超音波トランスデューサー。

Claims (3)

  1. 複数の振動部を備えた基板と、
    複数の前記振動部のそれぞれに設けられ、前記振動部を振動させる超音波素子と、
    前記基板及び前記超音波素子を覆う保護部材と、
    前記基板から前記保護部材に向かう積層方向で、前記基板と前記保護部材との間に設けられ、前記基板及び前記保護部材を接合する第一接合部と、
    前記積層方向で、前記保護部材の前記基板とは反対側に設けられた第二接合部と、を備え、
    前記基板は、複数の前記振動部が配置される素子領域と、前記素子領域を囲う外周領域とを含み、
    前記第二接合部は、前記素子領域には配置されず、前記外周領域に配置されている
    ことを特徴とする超音波デバイス。
  2. 複数の振動部を備えた基板と、
    複数の前記振動部のそれぞれに設けられ、前記振動部を振動させる超音波素子と、
    前記基板及び前記超音波素子を覆う保護部材と、
    前記基板から前記保護部材に向かう積層方向で、前記基板と前記保護部材との間に設けられ、前記基板及び前記保護部材を接合する第一接合部と、
    前記積層方向で、前記保護部材の前記基板とは反対側に設けられた第二接合部と、を備え、
    前記第二接合部のヤング率は、0.1GPa以下、又は、0.8GPa以上である
    ことを特徴とする超音波デバイス。
  3. 請求項1または請求項2に記載の超音波デバイスと、
    前記超音波デバイスが前記第二接合部を介して接合されるベース部と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
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