JP2021057648A - フェーズドアレイアンテナ装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナ素子の配置や給電点位置に応じて半導体ICチップ上の接続関係を変更する。【解決手段】実施の形態に係るフェーズドアレイアンテナ装置10は、二次元アレイ状に配置された少なくとも4つのパッチアンテナ6と、パッチアンテナ6に接続される半導体ICチップ1とを備えるフェーズドアレイアンテナ装置であって、半導体ICチップ1は、フェーズドアレイアンテナ装置に接続される外部装置との間で送受信信号が入出力される少なくとも2つの第1入出力端子5と、パッチアンテナ6の給電点8にそれぞれ給電線路7を介して接続され、送受信信号が入出力される複数の第2入出力端子4と、第1入出力端子5と第2入出力端子4の接続関係を変更することが可能なマトリックススイッチ2とを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、フェーズドアレイアンテナ装置及びその制御方法に関する。
第5世代移動通信システム向け無線基地局など、近年の無線通信装置では、周波数利用効率を向上するために、電波を特定の方向に絞って放射し、周波数を空間的に再利用するビームフォーミング技術が重要になっている。また、ビームフォーミング技術の応用として、同じ周波数の電波を多重化することにより大容量伝送を実現する、MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術も重要になっている。
多重化手法の一つとして、同じ周波数で異なるデータを重畳した垂直偏波と水平偏波の電波を多重化して送信し、受信側で分離する偏波多重方式も実用化されている。これらビームフォーミングやMIMOを実現するためには、複数のアンテナ素子をアレイ状に並べ、各アンテナ素子に所定の振幅や位相を持つ信号を給電し、励振するフェーズドアレイアンテナ装置が用いられる。
特許文献1には、無線周波数の信号を送受信するための複数のアンテナ素子を備える無線基地局装置が開示されている。この無線基地局装置は、送信処理部における入力ポートと出力ポートと間の入出力の対応関係を変更することで、ビームフォーミング、シングルユーザMIMO、マルチユーザMIMOに適したアンテナ構成に切り替えることができる。
特許文献2には、N個のアレイアンテナとM(M<N)個の受信系及び送信系とを共通インターフェースネットワークを介して接続し、スイッチマトリクスによりその接続関係を変更することで装置全体のハードウエア規模を軽減する技術が開示されている。
特開2016−076929号公報 特開2001−177328号公報
複数の平面アンテナ素子からなるアレイアンテナと各アンテナ素子に信号を給電する複数の送受信器が集積された半導体ICチップで構成されるフェーズドアレイアンテナ装置において、半導体ICチップ上の入出力端子の好適な配置は、接続されるアンテナ素子の配置やアンテナ素子への給電点位置により決まる。一方、フェーズドアレイアンテナ装置を用いるシステムや用途に応じて、アンテナ素子の配置や給電点位置は異なる。
アンテナ素子の配置や給電点位置と、それに好適な半導体ICチップ上の入出力端子の配置が一致していない場合、電力損失の増大やアンテナパターンの崩れなど特性の劣化を招く。特に、周波数が高く、波長が短い高周波において、この問題は顕著になる。フェーズドアレイアンテナ装置毎に、好適な入出力端子の配置をもつ専用の半導体ICチップを用意すると、開発期間とコストが増大する。特許文献1では、アンテナ素子と入出力ポートとの接続関係を切り替えているものの、フェーズドアレイアンテナ装置におけるアンテナ素子の配置や給電位置については考慮していない。
本開示の目的は、上述した問題を鑑み、アンテナ素子の配置や給電点位置に応じて半導体ICチップ上の接続関係を変更することが可能なフェーズドアレイアンテナ装置及びその制御方法を提供することにある。
本発明の一態様に係るフェーズドアレイアンテナ装置は、二次元アレイ状に配置された少なくとも4つのアンテナ素子と、前記アンテナ素子に接続される半導体チップとを備えるフェーズドアレイアンテナ装置であって、前記半導体チップは、前記フェーズドアレイアンテナ装置に接続される外部装置との間で送受信信号が入出力される少なくとも2つの第1入出力端子と、前記アンテナ素子の給電点にそれぞれ給電線路を介して接続され、前記送受信信号が入出力される複数の第2入出力端子と、前記第1入出力端子と前記第2入出力端子の接続関係を変更することが可能なマトリックススイッチとを含むものである。
本発明の一態様に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法は、二次元アレイ状に配置された少なくとも4つのアンテナ素子と、前記アンテナ素子に接続される半導体チップとを備えるフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法であって、前記半導体チップに設けられた、前記フェーズドアレイアンテナ装置に接続される外部装置との間で送受信信号が入出力される少なくとも2つの第1入出力端子と、前記アンテナ素子の給電点にそれぞれ給電線路を介して接続され、前記送受信信号が入出力される複数の第2入出力端子との接続関係を、マトリックススイッチにより、前記アンテナ素子の配置、及び/又は、前記アンテナ素子内における前記給電点の位置に応じて変更する。
本発明によれば、アンテナ素子の配置や給電点位置に応じて半導体ICチップ上の接続関係を変更することが可能なフェーズドアレイアンテナ装置及びその制御方法を提供することができる。
実施の形態1に係るフェーズドアレイアンテナ装置の構成を示す図である。 図1の半導体ICチップの構成を示す図である。 図1のマトリックススイッチの構成を示す図である。 図1の送受信器の構成の一例を示す図である。 図1の送受信器の構成の他の例を示す図である。 実施の形態1に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第1例を示す図である。 実施の形態1に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第1例を示す図である。 実施の形態1に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第2例を示す図である。 実施の形態1に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第2例を示す図である。 実施の形態1に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第3例を示す図である。 実施の形態1に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第3例を示す図である。 実施の形態2に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第1例を示す図である。 実施の形態2に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第1例を示す図である。 図8A、8Bのときのフェーズドアレイアンテナ装置の動作を示す図である。 実施の形態2に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第2例を示す図である。 実施の形態2に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第2例を示す図である。 図9A、9Bのときのフェーズドアレイアンテナ装置の動作を示す図である。 フェーズドアレイアンテナ装置の構成を示す図である。 図10AのXB−XB断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。
実施の形態は、フェーズドアレイアンテナ装置に関する。図10Aは、フェーズドアレイアンテナ装置10の構成を示す図である。図10Bは、図10AのXB−XB断面図である。図10Aにおいて、半導体ICチップ1は、多層プリント基板9の裏面側に配置されているため、破線で示されている。
フェーズドアレイアンテナ装置10は、波長の1/2程度の間隔でアレイ状に並べられたパッチアンテナ6と、それに信号を給電する複数の送受信器を集積した半導体ICチップ1を備えている。図10Aの例では、4つのパッチアンテナ6毎に1つの半導体ICチップ1が設けられている。
図10Bに示すように、多層プリント基板9の一方の面にパッチアンテナ6が設けられている。ここでは、パッチアンテナ6は円形状の平面アンテナ素子であるが、正方形状等の他の形状であってもよい。多層プリント基板9の他方の面には、半導体ICチップ1が実装されている。半導体ICチップ1にはパッチアンテナ6の給電部に対応する数の複数の送受信器が集積されており、各送受信器が半田を介して給電線路7に接続される。
このような構成をとることにより、半導体ICチップ1から各パッチアンテナ6までの給電線路7の長さをできるだけ短く、かつ等長に配線しやすくなる。その結果、給電線路7における電力損失が小さくなり、各パッチアンテナ6の位相も高精度に制御できるため、高効率で、高精度なビームフォーミングが可能になる。特に、給電線路による損失が大きく、波長が短いミリ波帯では、図10A、10Bのような平面アンテナ素子と半導体ICチップとの一体構成が主流になっている。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るフェーズドアレイアンテナ装置の構成を示す図である。図1では、図10Aにおける4つのパッチアンテナ6と半導体ICチップ1を図示している。なお、図1では、パッチアンテナ6と半導体ICチップ1との位置関係を説明するために、多層プリント基板により見えない部分も見えるように記載している。以下、送信モードの場合を用いて説明するが、受信モードの場合は、信号の流れの向きを逆にすれば同様の説明が適用できる。
図1に示すように、フェーズドアレイアンテナ装置10は、二次元アレイ状に配置された少なくとも4つのパッチアンテナ6と、パッチアンテナ6に接続される半導体ICチップ1とを備える。各パッチアンテナ6は、偏波方向が互いに直交する2つの偏波を発生する偏波共用の平面アンテナ素子である。
パッチアンテナ6には、それぞれH偏波、V偏波を発生させるための2つの給電点8が設けられている。図1に示す例では、パッチアンテナ6の中心から見て、第1方向にはV偏波の給電点8が配置され、第1方向に直交する第2方向にはH偏波の給電点8が配置されている。各パッチアンテナ6の偏波方向は、アレイの配列方向に対して45°ずれた方向である。
半導体ICチップ1は、マトリックススイッチ2、送受信器3、第2入出力端子4、第1入出力端子5を有している。図2は、半導体ICチップ1の構成を詳細に示す図である。ここでは、図2に示すように、半導体ICチップ1には、2つの第1入出力端子5a、5b(これらをまとめて第1入出力端子5とよぶ)、8つの送受信器3a〜3h(これらをまとめて送受信器3とよぶ)、8つの第2入出力端子4a〜4h(これらをまとめて第2入出力端子4とよぶ)が設けられている。
第1入出力端子5は、フェーズドアレイアンテナ装置10に接続される外部装置との間で送受信信号を入出力する。図1に示すように、一方の第1入出力端子5aにはV偏波用の高周波信号が、他方の第1入出力端子5bにはH偏波用の高周波信号がそれぞれ外部から入力される。
第2入出力端子4は、パッチアンテナ6の給電点8にそれぞれ給電線路7を介して接続され、第1入出力端子5からの送受信信号を入出力する。第2入出力端子4a〜4hにはそれぞれ対応する送受信器3a〜3hが接続されている。各パッチアンテナ6で2つの偏波を同時に発生させるため、半導体ICチップ1に集積された2つの送受信器3が、1つのパッチアンテナ6の異なる位置に配置された2つの給電点8とそれぞれ接続される。例えば、図1の左上のパッチアンテナ6の各給電点8には、図2の送受信器3a、3bがそれぞれ第2入出力端子4a、4bを介して接続される。
マトリックススイッチ2は、パッチアンテナ6の配置、及び/又は、パッチアンテナ6内における給電点8の位置に応じて、第1入出力端子5と第2入出力端子4の接続関係を変更することができる。第1入出力端子5からのV偏波用、H偏波用の高周波信号は、2×8のマトリックススイッチ2の2つの第1ポートにそれぞれ入力され、8つの第2ポートに分配される。
図3は、図1のマトリックススイッチ2の構成を示す図である。マトリックススイッチ2は、8つのSPDT(Single Pole Double Through)スイッチ2a〜2hを備える。マトリックススイッチ2は、SPDTスイッチ2a〜2hを切り替えることにより、第1入出力端子5と第2入出力端子4の接続関係を変更することができる。
第1入出力端子5a、5bから第1ポートに入力された信号は、SPDTスイッチ2a〜2hの切り替えにより、8つの第2ポートのいずれに接続することも可能である。なお、ここでは、SPDTスイッチを用いた構成を示したが、マトリックススイッチ2の構成はこれに限るものではなく、SPST(Single Pole Single Through)スイッチを用いた構成や、DP8T(Double pole eight through)スイッチを用いた構成などを適用することも可能である。
マトリックススイッチの8つのポートと、第2入出力端子4a〜4hとの間には、それぞれ送受信器3a〜3hが設けられている。マトリックススイッチ2により分配された信号は、それぞれ送受信器3a〜3hによって、所定の振幅と位相に調整され、第2入出力端子4a〜4hに出力される。
図4Aは、図1の送受信器の構成の一例を示す図である。図4Aに示すように、送受信器3は、送受切替スイッチ30、高出力増幅器(PA:Power Amplifier)31、利得可変増幅器(VGA:Variable Gain Amplifier)32、移相器(PS: Phase Shifter)33、送受切替スイッチ34、低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)35、VGA36、PS37を備えている。
この構成では、PA31、VGA32、PS33からなる送信経路と、LNA35、VGA36、PS37からなる受信経路とが、送受切替スイッチ30、34により切り替えられる。図4Aは、送信時の送受切替スイッチ30、34の状態を示している。図4Aに示すように、送信時には、マトリックススイッチ2の第2ポートからの信号は、PS33で所定の移相を行った後、VGA32で所定の振幅レベルに調整され、さらに、PA31で所定の電力まで増幅されて、第2入出力端子4に出力される。
受信時には、送受切替スイッチ30、34が切り替えられ、受信経路が選択される。受信時には、第2入出力端子4からの信号が、LNA35で増幅された後、VGA36、PS37で、振幅レベルと位相が調整され、送受切替スイッチ34を介してマトリックススイッチ2の第2ポートに出力される。
図4Bは、図1の送受信器の構成の他の例を示す図である。図4Bに示すように、送受信器3Aは、双方向性増幅器(PA/LNA)31a、双方向性利得可変増幅器(Bi−VGA)32a、双方向性移相器(Bi−PS)33a、Bi−VGA34aを備えている。このように、双方向性の増幅器や移相器を用いることにより、送信経路と受信経路を共通化できる。その結果、半導体ICチップの面積を削減できるとともに、送受切替スイッチ30、34が不要になり、損失を減らすことができる。なお、VGAとPSの順序や増幅の段数などは、この構成に限るものではなく、システムに応じて適宜変更できる。
第2入出力端子4a〜4hは、それぞれ対応する給電線路7を介して、4つのパッチアンテナ6に2つずつ信号を給電する。上述の通り、各パッチアンテナ6は、偏波方向が互いに直交するV偏波とH偏波に対応した2つの給電点8を有している。それぞれの給電点8は、給電線路7を介して、V偏波とH偏波に対応した第2入出力端子4に接続される。パッチアンテナ6と半導体ICチップ1は、例えば、図10Bのように、多層プリント基板9の表面と裏面にそれぞれ形成され、給電線路7は、多層プリント基板の内層に形成される。
ここで、実施の形態に係るフェーズドアレイアンテナ装置10の制御方法について説明する。図5A、5Bは、実施の形態1に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第1例を示す図である。第1例では、図1と同様に、各パッチアンテナ6の中心から見て、第1方向にはV偏波の給電点8が配置され、第1方向に直交する第2方向にはH偏波の給電点8が配置されている。各パッチアンテナ6の偏波方向は、アレイの配列方向に対して45°ずれた方向である。
左上と左下のパッチアンテナ6の4つの給電点は、これらのパッチアンテナ6の配列方向と平行な直線A上に並ぶように配置されている。また、右上と右下のパッチアンテナ6の4つの給電点は、これらのパッチアンテナ6の配列方向と平行な直線B上に並ぶように配置されている。このような給電点の配置とすることで、放射するビームの角度を振った時の対称性がよいことが期待できる。
半導体ICチップ1は矩形状であり、その左右の辺が、直線A及び直線Bと平行になるように配置される。第2入出力端子4a〜4dは半導体ICチップ1の左辺に沿って並ぶように配置され、第2入出力端子4e〜4hはその右辺に沿って並ぶように配置されている。第2入出力端子4a〜4d及び第2入出力端子4e〜4hは、直線A、Bに平行な、異なる直線上にそれぞれ並ぶように配置される。
この場合、第2入出力端子4の配置として、半導体ICチップ1の左右の辺に4端子ずつ「V、H、V、H」の順になっていると、各給電線路7を交差や迂回させることなく、その長さをできるだけ短く、かつ等長に接続しやすく、好適な配置といえる。そのため、図5Bに示すように、V偏波とH偏波の信号がそれぞれ入力される第1入出力端子5a、5bと第2入出力端子4a〜4hの接続関係が、第2入出力端子4a〜4dが、「V、H、V、H」、第2入出力端子4e〜4hが、「V、H、V、H」となるように、マトリックススイッチ2が設定される。この例では、すべての給電線路7を実効的に等長とすることで、2つの偏波の特性を等しくすることができる。
図6A、6Bは、実施の形態1に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第2例を示す図である。第2例では、各パッチアンテナ6の偏波方向は、アレイの配列方向と同じ方向である。すなわち、H偏波方向は、左上と右上のパッチアンテナ6が並ぶ方向と等しく、V偏波方向は左上と左下のパッチアンテナ6が並ぶ方向と等しい。
ここで、上側と下側のパッチアンテナ6の中央を通る軸を軸A1とし、左側と右側のパッチアンテナ6の中央を通る軸を軸A2とする。図6Aでは、平面視で、軸A1に対して、V偏波、H偏波用の給電点8がそれぞれ対称に配置されている。また、平面視で、軸A2に対して、V偏波、H偏波用の給電点8がそれぞれ対称に配置されている。このような給電点の配置にすると、V偏波とH偏波のアイソレーション特性が改善することが期待できる。
この場合、第2入出力端子4の配置として、半導体ICチップ1の左右の辺に4端子ずつ「V、H、H、V」の順になっていると、各給電線路7を交差や迂回させることなく、その長さをできるだけ短く、かつ等長に接続しやすく、好適な配置といえる。そのため、図6Bに示すように、V偏波とH偏波の信号がそれぞれ入力される第1入出力端子5a、5bと第2入出力端子4a〜4hの接続関係が、第2入出力端子4a〜4dが、「V、H、H、V」、第2入出力端子4e〜4hが、「V、H、H、V」となるように、マトリックススイッチ2が設定される。この例では、すべての給電線路7を実効的に等長とし、同一偏波の給電線路7を同一形状とすることで、アレイを構成するパッチアンテナ6間の同一偏波の特性を均一にすることができる。
図7A、7Bは、実施の形態1に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第3例を示す図である。第3例では、各パッチアンテナ6の偏波方向は、アレイの配列方向に対して45°ずれた方向である。
左上と右上のパッチアンテナ6の4つの給電点は、これらのパッチアンテナ6の配列方向と平行な直線C上に並ぶように配置されている。また、左下と右下のパッチアンテナ6の4つの給電点は、これらのパッチアンテナ6の配列方向と平行な直線D上に並ぶように配置されている。このような給電点の配置とすることで、放射するビームの角度を振った時の対称性がよいことが期待できる。半導体ICチップ1の第2入出力端子4a〜4d及び第2入出力端子4e〜4hは、直線C、Dに直交する、異なる直線上にそれぞれ並ぶ。
この場合、第2入出力端子4の配置として、半導体ICチップ1の左辺に「V、H、V、H」、右辺に「H、V、V、H」の順になっていると、各給電線路7を交差や迂回させることなく、その長さをできるだけ短く、かつ等長に接続しやすく、好適な配置といえる。そのため、図7Bに示すように、V偏波とH偏波の信号がそれぞれ入力される第1入出力端子5a、5bと第2入出力端子4a〜4hの接続関係が、第2入出力端子4a〜4dが、「V、H、H、V」、第2入出力端子4e〜4hが、「H、V、V、H」となるように、マトリックススイッチ2が設定される。この例では、すべての給電線路7を実効的に等長とすることで、2つの偏波の特性を等しくすることができる。
第1例〜第3例に示したように、パッチアンテナ6の給電点8の位置をどのように設定するかは、フェーズドアレイアンテナ装置が使われるシステムの構成や用途、設計者によって異なり、それに応じて半導体ICチップの好適な端子配置も異なる。実施の形態1によれば、専用の半導体ICチップを用意することなく、同じ半導体ICチップ1を用いて、マトリックススイッチ2によって、第1入出力端子5と第2入出力端子4の接続関係を変更することができる。これにより、どのような給電点の配置に対しても、好適なレイアウトを提供でき、フェーズドアレイアンテナ装置のコストや開発期間を削減可能となる。
また、実施の形態1によれば、フェーズドアレイアンテナ装置の給電線路をできるだけ短く、等長に配線することが可能になり、電力損失や、位相のずれを小さくできる。このため、フェーズドアレイアンテナ装置10の消費電力やビームフォーミングの制御性などの特性を向上できる。なお、すべての給電線路7を実効的に等長、同一形状として、各給電線路7の特性が等しくなるようにすることで、アレイを構成するパッチアンテナ6間の特性を均一にすることができるが、これに限定されない。少なくとも同一偏波の各給電線路7を実効的に等長、同一形状とすれば、同一偏波の特性を均一にすることが可能である。
なお、実施の形態1では、パッチアンテナ6の数が4、第1ポート数が2、第2ポート数が8の例を示したが、本発明の構成はこれに限るものではない。パッチアンテナ6の数は、二次元アレイ状に形成されていれば、4アンテナ素子以上あってもよい。また、第1ポート数は、2以上で、最大で第2ポート数と同じまでの構成が可能である。また、給電点8の配置は、上述の例に限られるものではなく、他の配置に対しても本発明は適用できる。
実施の形態2.
図8A、9Aは、実施の形態2に係るフェーズドアレイアンテナ装置10Aの構成を示す図である。図8A、9Aに示すように、フェーズドアレイアンテナ装置10Aは、2×8で二次元アレイ状に配置された8つのパッチアンテナ6と、パッチアンテナ6に接続される半導体ICチップ1とを備える。各パッチアンテナ6は、それぞれ1つの給電点8を有している。第2入出力端子4a〜4hは、それぞれ異なるパッチアンテナ6の給電点8に接続される。
図8A、8Bは、実施の形態2に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第1例を示す図である。図8Bに示すように、この例では、一方の第1入出力端子5aのみに信号S1が入力される。マトリックススイッチ2は、8つすべての第2入出力端子4a〜4hが、第1入出力端子5aに接続されるように設定される。
各パッチアンテナ6の給電点8は、すべてが同じ偏波方向に励振されるように配置されている。同じ信号S1が、所定の位相と振幅に調整された後、同じ偏波方向に励振するように各パッチアンテナ6に給電される。図8Cは、図8A、8Bのときのフェーズドアレイアンテナ装置の動作を示す図である。図8Cに示すように、複数のパッチアンテナ6の信号を合成することによって、所定の方向に絞って、ビーム放射することができる。なお、図8CにおけるビームS1は紙面に垂直方向に放射される。
信号S1のみが入力される場合、仮に、第1入出力端子と第2入出力端子の接続関係が固定されていると、半導体ICチップの半分しか利用できず、無駄を生じる。2つの第1入出力端子5に同じ信号S1を入力することも可能だが、元々、1つの信号S1しかないシステムに対して、2つの同一の信号を用意する必要が生じ、装置の変更が必要になる。
これに対し、実施の形態2によれば、図8Aに示すように、第1入出力端子5の一方のみを用い、マトリックススイッチ2によりすべてのパッチアンテナ6に同じ信号S1を分配できるため、装置の変更は不要になる。これにより、フェーズドアレイアンテナ装置のコストや開発期間を削減できる。
図9A、9Bは、実施の形態2に係るフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法の第2例を示す図である。図9Bに示すように、この例では、一方の第1入出力端子5aに信号S1が、他方の第1入出力端子5bに信号S2が入力される。マトリックススイッチ2は、第2入出力端子4a〜4dが「S1、S2、S2、S1」、第2入出力端子4e〜4hが「S2、S1、S1、S2」となるように、信号S1、S2を分配する。
図9Aに示すように、信号S1が供給されるパッチアンテナ6の列と、信号S2が供給されるパッチアンテナ6の列とが交互に並ぶように給電される。図9Cは、図9A、9Bのときのフェーズドアレイアンテナ装置の動作を示す図である。図9Cに示すように、信号S1と信号S2の位相と振幅を調整することにより、2つのビームを、放射の向きを独立に制御して放射することができる。このとき、S1とS2のビームの向きを、互いが干渉しない角度にすれば、同じ周波数を使って、2ユーザに異なる信号を同時に伝送することができ、周波数利用効率は理想的には2倍になる。なお、図9CにおけるビームS1、S2はいずれも紙面に垂直方向に放射される。
このように、マトリックススイッチ2は、パッチアンテナ6に供給される送受信信号に応じて接続関係を変更することができる。これにより、図8C、9Cに示すように、1ビームと2ビームの動作を動的に切り替えることができる。例えば、1ユーザのみの場合や、遠くと通信したい場合は、すべてのパッチアンテナ6に同じ信号S1を供給し、1ビームで動作する。また、複数のユーザがいる場合は、2ビームを空間的に多重して、伝送容量を増やすことができる。このように、用途や環境に応じて、最適な通信を行うことが可能となる。
なお、実施の形態2では、半導体ICチップ1当たりのパッチアンテナ6の数が8、データ数が2の場合で説明したが、アンテナ数やデータ数を、適宜、変更できることは言うまでもない。
以上説明したように、実施の形態によれば、同じ半導体ICチップを用いて、アンテナ素子の配置や給電点位置に応じて、好適なレイアウトを実現することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。上述の図では、配線をすべて直角に曲げているが、任意の角度で曲げてもよい。実施の形態は、携帯電話、無線LAN、衛星通信などに用いられるフェーズドアレイアンテナ装置を用いた通信機器(基地局、端末)に適用可能である。また、フェーズドアレイアンテナ装置を用いたレーダー装置への適用も考えられる。
1 半導体ICチップ
2 マトリックススイッチ
2a〜2h SPDTスイッチ
3 送受信器
3a〜3h 送受信器
4 第2入出力端子
4a〜4h 第2入出力端子
5 第1入出力端子
5a、5b 第1入出力端子
6 パッチアンテナ
7 給電線路
8 給電点
9 多層プリント基板
10 フェーズドアレイアンテナ装置
30 送受切替スイッチ
31 PA
32 VGA
33 PS
34 送受切替スイッチ
35 LNA
36 VGA
37 PS
31a PA/LNA
32a Bi−VGA
33a Bi−PS
34a Bi−VGA

Claims (10)

  1. 二次元アレイ状に配置された少なくとも4つのアンテナ素子と、前記アンテナ素子に接続される半導体チップとを備えるフェーズドアレイアンテナ装置であって、
    前記半導体チップは、
    前記フェーズドアレイアンテナ装置に接続される外部装置との間で送受信信号が入出力される少なくとも2つの第1入出力端子と、
    前記アンテナ素子の給電点にそれぞれ給電線路を介して接続され、前記送受信信号が入出力される複数の第2入出力端子と、
    前記第1入出力端子と前記第2入出力端子の接続関係を変更することが可能なマトリックススイッチと、
    を含む、
    フェーズドアレイアンテナ装置。
  2. 前記マトリックススイッチは、前記アンテナ素子の配置、及び/又は、前記アンテナ素子内における前記給電点の位置に応じて前記接続関係を変更する、
    請求項1に記載のフェーズドアレイアンテナ装置。
  3. 前記アンテナ素子は、互いに直交する2つの偏波を発生させるための2つの前記給電点をそれぞれ有しており、
    前記マトリックススイッチは、少なくとも同一偏波の前記給電点から対応する前記第2入出力端子までの各給電線路の特性が略等しくなるように、前記接続関係を変更する、
    請求項1又は2に記載のフェーズドアレイアンテナ装置。
  4. 前記マトリックススイッチは、すべての前記給電点から対応する前記第2入出力端子までの各給電線路の特性が略等しくなるように、前記接続関係を変更する、
    請求項3に記載のフェーズドアレイアンテナ装置。
  5. 前記アンテナ素子は、1つの前記給電点をそれぞれ有しており、
    前記マトリックススイッチは、前記アンテナ素子の前記送受信信号に応じて前記接続関係を変更する、
    請求項1又は2に記載のフェーズドアレイアンテナ装置。
  6. 前記マトリックススイッチと複数の前記第2入出力端子との間にそれぞれ設けられた複数の送受信器をさらに含む、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のフェーズドアレイアンテナ装置。
  7. 二次元アレイ状に配置された少なくとも4つのアンテナ素子と、前記アンテナ素子に接続される半導体チップとを備えるフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法であって、
    前記半導体チップに設けられた、前記フェーズドアレイアンテナ装置に接続される外部装置との間で送受信信号が入出力される少なくとも2つの第1入出力端子と、前記アンテナ素子の給電点にそれぞれ給電線路を介して接続され、前記送受信信号が入出力される複数の第2入出力端子との接続関係を、マトリックススイッチにより、前記アンテナ素子の配置、及び/又は、前記アンテナ素子内における前記給電点の位置に応じて変更する、
    フェーズドアレイアンテナ装置の制御方法。
  8. 前記アンテナ素子は、互いに直交する2つの偏波を発生させるための2つの前記給電点をそれぞれ有しており、
    前記マトリックススイッチは、少なくとも同一偏波の前記給電点から対応する前記第2入出力端子までの各給電線路の特性が略等しくなるように、前記接続関係を変更する、
    請求項7に記載のフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法。
  9. 前記マトリックススイッチは、すべての前記給電点から対応する前記第2入出力端子までの各給電線路の特性が略等しくなるように、前記接続関係を変更する、
    請求項8に記載のフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法。
  10. 前記アンテナ素子は、同一の偏波を発生させるための1つの前記給電点をそれぞれ有しており、
    前記マトリックススイッチは、前記アンテナ素子の前記送受信信号に応じて前記接続関係を変更する、
    請求項7に記載のフェーズドアレイアンテナ装置の制御方法。
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