JP2021057144A - フレキシブルフラットケーブル - Google Patents

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【課題】挿入損失及びクロストークを抑え、信号伝送において、高速駆動を可能にするフレキシブルフラットケーブルを提供することを課題とする。【解決手段】本発明のフレキシブルフラットケーブルは、複数の導体の間幅が0.1mm以上0.8mm以下であり、前記導体の幅が0.1mm以上0.7mm以下、前記導体の高さが0.035mm以上0.07mm以下を満たし、0.1GHzから20GHz以下の全周波数(f)帯における伝送損失(IL)は、IL> − 0.0015 x f −10の関係を満たし、かつ、0.1GHzから7GHzまでの全周波数(f)帯における遠端クロストーク(FEXT) がFEXT<−40dBであり、かつ7GHzから20GHzまでの全周波数(f)帯における遠端クロストークがFEXT < − 0.0015 x f − 30の関係を満たすことを特徴とする。【選択図】図5

Description

本開示は、テレビジョンなどの表示素子等における信号伝送の高速化の技術に関する。特に、回路基板と表示素子等を結ぶフレキシブルフラットケーブルの高速伝送技術に関する。
テレビジョンの分野においては、4Kから8Kへの高精細化に伴い、表示素子へ伝達しなければならないデータ量が劇的に増大する。このため、表示素子へデータを伝送する回路においては、さらなる信号伝送の高速対応が求められている。
図1に、テレビジョン101において入力された信号を画面に送信する駆動方法を説明する。アンテナ又はレコーダー102及び外部デバイス103(例えば、HDMI(登録商標)、USB)から、データ信号104が、本体105に設けられた画像処理回路106に入力され、次いで、信号線107を介して、タイミングコントローラー108に入力され、パネル109に出力される。
信号線107において、フレキシブルフラットケーブル(FFC)が頻繁に使われている。
従来のフレキシブルフラットケーブル200の構造を図2に示す。図2(a)は、従来のフレキシブルフラットケーブルを示す断面図であり、図2(b)は、従来のフレキシブルフラットケーブルを示す斜視図である。ここで、図2(a)の断面図は、図2(b)の矢印IIa方向から見た図である。フレキシブルフラットケーブル200は、接着剤層202a及び基材層203aを含む絶縁層204aと、接着剤層202b及び基材層203bを含む絶縁層204bとの間に、間隔を有して並列に配置された複数の導体201が挟まれている。なお、フレキシブルフラットケーブル200の基材層203bの下側には、補強材205が設けられている。
従来のフレキシブルフラットケーブルでは、絶縁層において、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)が頻繁に使われていた(特許文献1、2)。また、従来のフレキシブルフラットケーブルの駆動方法として、ノイズに強い差動信号が使われていた。
特開2005−339833号公報 特開2003−327939号公報
フレキシブルフラットケーブルの配線において、差動信号を用いた駆動は、さらなる高速駆動の要求に対応するために、トレードオフの関係にあるクロストークと挿入損失との関係が問題となっていた。
本実施形態にかかる発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、挿入損失及びクロストークを低減させることで、高速駆動の可能なフレキシブルフラットケーブルを提供することにある。
このような目的を達成するため、本実施形態にかかる発明の回路の一態様は、間隔を有して並列に配置された複数の導体と、前記導体の両面を被覆する絶縁層と、前記絶縁層の外面に設けられた介在層と、前記介在層の外面に設けられたシールド層とを備えるフレキシブルフラットケーブルにおいて、前記複数の導体の間幅が0.1mm以上0.8mm以下であり、前記導体の幅が0.1mm以上0.7mm以下、前記導体の高さが0.035mm以上0.07mm以下を満たし、0.1GHzから20GHz以下の全周波数(f)帯における伝送損失(IL)は、IL> − 0.0015 x f - 10の関係を満たし、かつ、0.1GHzから7GHzまでの全周波数(f)帯における遠端クロストーク(FEXT) がFEXT<−40dBであり、かつ7GHzから20GHzまでの全周波数(f)帯における遠端クロストークがFEXT < − 0.0015 x f − 30の関係を満たすことを特徴とする。
本開示の発明により、挿入損失及びクロストークを抑え、信号伝送において、高速駆動を可能にするフレキシブルフラットケーブルを提供することができる。
テレビジョンの入力された信号を画面に送信する駆動方法を示す図である。 従来のフレキシブルフラットケーブルの構造を示す図である。 本発明の第一の実施形態にかかるフレキシブルフラットケーブルの構造を示す図である。 本発明の第二の実施形態にかかるフレキシブルフラットケーブルの構造を示す断面図である。 挿入損失の周波数依存性を示す図である。 遠端クロストークの周波数依存性を示す図である。
以下、本発明の実施形態のフレキシブルフラットケーブルの形態について、図を用いて詳細に説明する。但し、本発明は以下に示す実施形態の記載内容に限定されず、本明細書等において開示する発明の趣旨から逸脱することなく形態および詳細を様々に変更し得ることは当業者にとって自明である。
(実施形態1)
以下に本発明の実施形態の例を示す。図3(a)は、本実施形態1に係るフレキシブルフラットケーブルを示す断面図であり、図3(b)本発明の実施形態1に係るフレキシブルフラットケーブルを示す斜視図である。ここで、図3(a)の断面図は、図3(b)の一点鎖線部分に対応する部分は矢印IIIa方向から見た図である。その構成は、間隔を有して並列に配置された複数の導体301と、導体301の両面を被覆する絶縁層304a, 304bと、絶縁層304a, 304bの外面に設けられた介在層305と、介在層305の外面に設けられたシールド層306とを備えている。本実施形態におけるFFCの長さは1000mmであるが、本開示におけるFFCの長さに制約はなく、本実施形態の限りではない。
図3のフレキシブルフラットケーブル300の作製方法を説明する。所定の形状へ加工した導体301を複数本準備し、所定の間隔を有して並列に配置する。次いで、接着剤層302a及び基材層303aを含む絶縁層304aと、接着剤層302b及び基材層303bを含む絶縁層304bとで、複数の導体301の両面を挟む。ついで、1段、もしくは複数段の対をなす加圧加熱装置により貼り合わせを行い、絶縁層304a、導体301、絶縁層304bを一体積層化する。
この際、少なくとも1対の加圧加熱装置の温度が160度以上であることが好ましい。より好ましくは、180度以上である。
一体積層化した後には、コネクタと嵌合する端子部の強度を担保するための補強板をとりつけたり、所定の幅にスリットしたり、所定の温度でアニールする工程を経ることができる。
次いで、介在305で一体積層物の外側の一部または全体を覆う。介在層は電気特性を制御するための副資材の役割を担っている。
次いで、介在305で覆った積層物の外側の一部または全体にシールド層306を設ける。シールド層は、前述の積層物の一部、もしくは全体を覆うことが可能である。
本実施形態にかかる発明における基材層303a、基材層303bは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド(PI)などのフィルムを適用させることが可能である。この中で、難燃性、耐熱性の観点から、ポリイミドフィルムを用いることが望ましい。
本実施形態にかかる発明に用いるポリイミドフィルムの製造に際しては、まず芳香族ジアミン成分と酸無水物成分とを有機溶媒中で重合させることにより、ポリアミック酸溶液を得る。
芳香族ジアミン成分の具体例としては、パラフェニレンジアミン、メタフェニレンジアミン、ベンジジン、パラキシリレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン、3,3’−ジメチル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、1,5−ジアミノナフタレン、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、3,3’−ジメトキシベンチジン、1,4−ビス(3メチル−5アミノフェニル)ベンゼン及びこれらのアミド形成性誘導体等が挙げられる。これらは、1種単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
酸無水物成分の具体例としては、ピロメリット酸、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸、2,3’,3,4’−ビフェニルテトラカルボン酸、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、2,3,6,7−ナフタレンジカルボン酸、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル、ピリジン−2,3,5,6−テトラカルボン酸及びこれらのアミド形成性誘導体等の酸無水物が挙げられる。これらは、1種単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
また、本実施形態にかかる発明において、ポリアミック酸溶液の形成に使用される有機溶媒としては、例えば、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシド等のスルホキシド系溶媒、N,N−ジメチルホルムド、N,N−ジエチルホルムアミド等のホルムアミド系溶媒、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミド等のアセトアミド系溶媒、N−メチル−2−ピロリドン、N−ビニル−2−ピロリドン等のピロリドン系溶媒、フェノール、o−,m−,又はp−クレゾール、キシレノール、ハロゲン化フェノール、カテコール等のフェノール系溶媒、又はヘキサメチルホスホルアミド、γ−ブチロラクトン等の非プロトン性極性溶媒を挙げることができ、これらを単独又は2種以上を混合物として用いるのが望ましいが、さらにはキシレン、トルエン等の芳香族炭化水素も使用できる。
重合方法は、特に限定されず、公知のいずれの方法で行ってもよい。
得られるポリアミック酸溶液は、通常5〜40重量%の固形分を含有し、好ましくは10〜30重量%の固形分を含有する。また、その粘度は、ブルックフィールド粘度計による測定値で通常10〜10000Pa・sであり、安定した送液のために、好ましくは300〜5000Pa・sである。また、有機溶媒溶液中のポリアミック酸は部分的にイミド化されていてもよい。
次に、ポリアミック酸溶液を用いた本実施形態にかかる発明のポリイミドフィルムの製造方法について説明する。
ポリイミドフィルムを製膜する方法としては、ポリアミック酸溶液をフィルム状にキャストし熱的に脱環化脱溶媒させてポリイミドフィルムを得る方法、及びポリアミック酸溶液に環化触媒及び脱水剤を混合し化学的に脱環化させてゲルフィルムを作製し、これを加熱脱溶媒することによりポリイミドフィルムを得る方法が挙げられる。
本実施形態にかかる発明におけるポリイミドフィルムは、本実施形態にかかる発明の目的を損なわない範囲で、可塑剤や他の樹脂等を含んでいてもよい。
可塑剤としては、特に限定されず、例えば、ヘキシレングリコール、グリセリン、β−ナフトール、ジベンジルフェノール、オクチルクレゾール、ビスフェノールA等のビスフェノール化合物、p−ヒドロキシ安息香酸オクチル、p−ヒドロキシ安息香酸−2−エチルヘキシル、p−ヒドロキシ安息香酸ペプチル、p−ヒドロキシ安息香酸のエチレンオキサイド及び/又はプロピレンオキサイド付加物、ε−カプロラクトン、フェノール類のリン酸エステル化合物、N−メチルベンゼンスルホンアミド、N−エチルベンゼンスルホンアミド、N−ブチルベンゼンスルホンアミド、トルエンスルホンアミド、N−エチルトルエンスルホンアミド、N−シクロヘキシルトルエンスルホンアミド等が挙げられる。
ポリイミドに配合する他の樹脂としては、相溶性に優れるものが好ましく、例えば、エステル及び/又はカルボン酸変性オレフィン樹脂、アクリル樹脂(特に、グルタルイミド基を有するアクリル樹脂)、アイオノマー樹脂、ポリエステル樹脂、フェノキシ樹脂、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、ポリフェニレンオキサイド等が挙げられる。
本実施形態にかかる発明におけるポリイミドフィルムは、また、本実施形態にかかる発明の目的を損なわない範囲で、着色剤、各種添加剤等を含んでいてもよい。添加剤としては、例えば、帯電防止剤、難燃剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、離型剤、結晶核剤、強化剤(フィラー)等を挙げることができる。また、ポリイミドフィルム表面をインク等でコーティングしても良い。
本実施形態にかかる発明における絶縁層は、フレキシブルフラットケーブルにおける配線ピッチを抑制する目的で、180℃、20分の環境下における熱収縮率が−0.1〜0.1%であることが好ましい。より好ましくは、−0.05〜0.05%である。
シールド層306の端部と複数の導体301上の絶縁層(FFC開口部)の端面との距離は、電気特性を維持する観点から、0.5mm以下である事が好ましい。
導体の間幅と導体の幅の関係により挿入損失、遠端クロストークの値が変化するため、
複数の導体301の間幅が0.1mm以上0.4 mm以下の場合は、導体の幅が0.1mm以上0.25mm以下, また複数の導体301の間隔が0.4mm以上0.8mm以下の場合は、導体の幅が0.4mm以上0.7mm以下であることが好ましい。これらに加え、前記導体の高さが0.035mm以上0.07mm以下を満たす場合、挿入損失及び遠端クロストークを抑制することができる。
(実施形態2)
実施形態1では、絶縁層の上面と裏面とをシールド層406及び介在層405が覆っている例を示したが、本実施形態では、第1の絶縁層302aの上面に、シールド層及び介在層が形成されていない例を図4に示す。
本実施形態のフレキシブルフラットケーブル600は、図4に示すように、絶縁層として、複数の導体301上の第1の絶縁層304aと、複数の導体301の下側の第2の絶縁層304bとを含み、第2の絶縁層304bは、シールド層606及びシールド層606上の介在層605の上方にある。第1の絶縁層304aの上面には、シールド層及び介在層は形成されていない。本実施形態におけるFFCの長さは1000mmである。本開示におけるFFCの長さに制約はなく、本実施形態の限りではない。
(実施例1)
図3を参照して説明したフレキシブルフラットケーブル300を作製した。間隔を有して並列に配置された複数の導体301を準備した。次いで、接着剤層302a及び基材層303aを含む絶縁層304aと、接着剤層302b及び基材層303bを含む絶縁層304bとで、複数の導体301の両面を挟んだ。この工程において、ロールトーロール法を用いた。次いで、絶縁層304a、304bの外側の一部を介在層305で覆った。介在層305は電気特性を制御する副資材である。さらに、介在層305の外側にシールド層306を設けた。シールド層306で介在層305を覆うことにより、フレキシブルフラットケーブル300が得られた。実施例1における絶縁層303a、および絶縁層302bには、ポリイミドフィルムを用いた。
実施例1の導体301の幅、高さ、導体間距離は、それぞれ、0.2mm、0.05mm、0.3mmとした。実施例1におけるFFCの長さは1000mmである。
比較例として、以下のフレキシブルフラットケーブルを作製した。
(比較例1)実施例と同様に図3を参照して説明したフレキシブルフラットケーブル300を作製した。比較例1における絶縁層303a、および303bには、ポリイミドフィルムを用いた。また、比較例1の導体301の幅、高さ、導体間距離は、それぞれ、0.3mm、0.05mm、0.2mmとした。比較例1におけるFFCの長さは1000mmである。
(比較例2)実施例と同様に図3を参照して説明したフレキシブルフラットケーブル300を作製した。比較例2における絶縁層303a、および303bには、ポリイミドフィルムを用いた。また、比較例2の導体301の幅、高さ、導体間距離は、それぞれ、0.3mm、0.035mm、0.2mmとした。比較例2におけるFFCの長さは1000mmである。
(比較例3)実施例と同様に図3を参照して説明したフレキシブルフラットケーブル300を作製した。比較例3における絶縁層303a、および303bには、PETフィルムを用いた。また、比較例3の導体301の幅、高さ、導体間距離は、それぞれ、0.3mm、0.035mm、0.2mmとした。比較例3におけるFFCの長さは1000mmである。
図5に、挿入損失の周波数依存性を示す。また、図6に、遠端クロストークの周波数依存性を示す。本実施例、比較例1〜3の測定条件は、両端測定用コネクタ付き基板を介してネットワークアナライザ測定器に接続した長さ1000mmの試料にて測定したものである。
図5より、長さが1000mmにおける伝送路において、0.1GHzから20GHz以下の全周波数(f)帯における伝送損失(IL)は、IL> − 0.0015 x f - 10の関係を満たし、かつ、図6より、0.1GHzから7GHzまでの全周波数(f)帯における遠端クロストーク(FEXT) がFEXT<−40dBであり、かつ7GHzから20GHzまでの全周波数(f)帯における遠端クロストークがFEXT < − 0.0015 x f − 30の関係を満たす場合、従来よりも高速対応が可能となる。
本開示は、テレビジョンなど高速駆動が必須の動画の表示素子等の信号伝送の高速化の技術分野に適用することができる。
101 テレビジョン
102 レコーダー
103 外部デバイス
104 データ信号
105 本体
106 画像処理回路
107 信号線
108 タイミングコントローラー
109 パネル
200、300、600 フレキシブルフラットケーブル
201、301 複数の導体
202a、202b、302a、302b 接着剤層
303a、303b 基材層
304a、304b 絶縁層
305、605 介在層
306、606 シールド層

Claims (5)

  1. 間隔を有して並列に配置された複数の導体と、前記導体を被覆する絶縁層と、前記絶縁層の外面の少なくとも一部に設けられた介在層と、前記介在層の外面の少なくとも一部に設けられたシールド層とを備えるフレキシブルフラットケーブルにおいて、
    前記複数の導体の間幅が0.1mm以上0.8mm以下であり、前記導体の幅が0.1mm以上0.7mm以下、前記導体の高さが0.035mm以上0.07mm以下を満たし、
    0.1GHzから20GHz以下の全周波数(f)帯における伝送損失(IL)は、IL> − 0.0015 x f − 10の関係を満たし、かつ、
    0.1GHzから7GHzまでの全周波数(f)帯における遠端クロストーク(FEXT) がFEXT<−40dBであり、かつ7GHzから20GHzまでの全周波数(f)帯における遠端クロストークがFEXT < − 0.0015 x f − 30の関係を満たすことを特徴とする
    フレキシブルフラットケーブル。
  2. 前記シールド層が、前記介在層の両面を覆っていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルフラットケーブル。
  3. 前記絶縁層が基材層と接着剤層とを備え、前記基材層がポリイミドを含むフィルムであり、前記接着剤層は熱硬化性樹脂であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフレキシブルフラットケーブル。
  4. 前記絶縁層が基材層と接着層とを備え、前記絶縁層の180度、20分における熱収縮率が、絶縁層の長さ方向、および幅方向のいずれにおいても−0.1〜0.1%である請求項1乃至3いずれか一項に記載のフレキシブルフラットケーブル。
  5. 前記シールド層の端部と前記複数の導体上の前記絶縁層の端面との距離が0.5mm以下であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項に記載のフレキシブルフラットケーブル。
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