JP2021056565A - 認証装置、複合機及び認証方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】セキュアに1つのアカウントを複数のユーザで利用可能な認証装置を提供する。【解決手段】装置にログインするための認証情報である装置ログイン用認証情報を用いてユーザを認証するユーザ認証手段と、前記ユーザ認証手段による認証に成功して前記装置にログインした前記ユーザが所定の外部サービスシステムにログインするための認証情報であって他のユーザと共有する認証情報である外部サービスシステムログイン用共通認証情報を用いて前記所定の外部サービスシステムに対応した外部認証手段に対して認証を要求する共通認証要求手段と、前記共通認証要求手段に対応して前記外部認証手段が認証に成功したならば前記ユーザが共通ユーザとして前記外部サービスシステムを利用することを可能にする利用可能化手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、認証装置、複合機及び認証方法に関する。
近年、オフィスで使用される業務アプリケーションを、クラウドサービスに置き換えることが多くなっており、同じオフィスで使用される複合機についても、クラウドサービスとの連携が重要になってきている。
このような背景から、複合機とクラウドサービスを連携した技術として、自身がパーソナルコンピュータを用いて利用しているクラウドサービスを複合機上でも利用しやくするために、特許文献1には、パーソナルコンピュータに記録されたブックマーク情報を複合機へ効率的に移行するシステムが開示され、特許文献2には、クラウドプリントサービスを利用して任意の複合機からプリントアウトできる印刷システムが開示されている。
特開2012−216136号公報 特開2015−108950号公報
特許文献1には、情報処理装置に記憶されたブックマーク情報を、画像処理装置での処理に適した状態で移行することを目的とした情報処理システムであって、画像形成機能およびスキャン機能の少なくとも一方を有する画像処理装置と、画像処理装置の機能を利用可能な情報処理装置とを含む情報処理システムが開示されている。情報処理システムは、ユーザによる情報処理装置に対する操作に応じて指定されたブックマーク情報を記憶するブックマーク記憶手段と、ユーザが画像処理装置とネットワークサービスとを連携させて利用した履歴である連携利用履歴情報を取得する連携利用履歴情報取得手段と、ブックマーク記憶手段によって記憶されているブックマーク情報を取得するとともに、連携利用履歴情報を参照して、取得したブックマーク情報を画像処理装置の機能に関連付けた上で、画像処理装置に記憶するブックマーク移行手段とを含む。
特許文献2には、ユーザがプリントサービスシステムに対して自分の使用するものとして事前に登録していない画像形成装置に、プリントサービスシステムから印刷データを供給して印刷できるようにする印刷システムが開示されている。印刷システムは、情報処理装置と画像異形成装置を含む。画像形成装置は、事前にクラウドプリントサービスに登録され、物理プリンタIDの付与を受けている。情報端末を画像形成装置に近接させると、近接無線通信により、画像形成装置から情報端末に物理プリンタIDが通知される。情報端末は、その物理プリンタIDと、ユーザのユーザIDと、を含む設定要求をクラウドプリントサービスに送る。この設定要求に応じ、クラウドプリントサービスは、そのユーザがその画像形成装置を一時利用できるようにする設定情報を作成し、記憶する。
一般的にクラウドサービスを利用する際、ユーザは自身のアカウントを取得する必要がある。代表者がアカウントを取得し、そのアカウント情報を他のユーザに公開することで、複数のユーザで共有してクラウドサービスを利用することもできるが、代表者のアカウント情報を共有することは、セキュリティ上好ましくない。クラウドサービスを複数のユーザで共有利用するには、各ユーザのアカウント間で共有設定をすることが推奨されている。
一方で、オフィスでクラウドサービスを利用する際、アカウント管理の労力削減の観点から、代表者のアカウント情報を複数のユーザで共有して利用する方が好ましい場合がある。
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、セキュアに1つのアカウントを複数のユーザで利用可能な認証装置、複合機及び認証方法を提供することにある。
本発明によれば、
装置にログインするための認証情報である装置ログイン用認証情報を用いてユーザを認証するユーザ認証手段と、
前記ユーザ認証手段による認証に成功して前記装置にログインした前記ユーザが所定の外部サービスシステムにログインするための認証情報であって他のユーザと共有する認証情報である外部サービスシステムログイン用共通認証情報を用いて前記所定の外部サービスシステムに対応した外部認証手段に対して認証を要求する共通認証要求手段と、
前記共通認証要求手段に対応して前記外部認証手段が認証に成功したならば前記ユーザが共通ユーザとして前記外部サービスシステムを利用することを可能にする利用可能化手段と、
を備えることを特徴とする認証装置が提供される。
また、本発明によれば、上記の認証装置を備えることを特徴とする複合機が提供される。
更に、本発明によれば、
装置にログインするための認証情報である装置ログイン用認証情報を用いてユーザを認証するユーザ認証ステップと、
前記ユーザ認証ステップによる認証に成功して前記装置にログインした前記ユーザが所定の外部サービスシステムにログインするための認証情報であって他のユーザと共有する認証情報である外部サービスシステムログイン用共通認証情報を用いて前記所定の外部サービスシステムに対応した外部認証手段に対して認証を要求する共通認証要求ステップと、
前記共通認証要求ステップに対応して前記外部認証手段が認証に成功したならば前記ユーザが共通ユーザとして前記外部サービスシステムを利用することを可能にする共通利用可能化ステップと、
を有することを特徴とする認証方法が提供される。
本発明によれば、セキュアに1つのアカウントを複数のユーザで利用可能となる。
本発明の第1の実施の形態による複合機並びにネットワークを介してこれに接続された情報端末、外部認証装置及び外部サービスシステムを示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態によるユーザテーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による外部サービスシステムログイン用共通認証情報テーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による外部サービスシステムログイン用個別認証情報テーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による認証方法を説明するためのフローチャート(1/5)である。 本発明の第1の実施の形態による認証方法を説明するためのフローチャート(2/5)である。 本発明の第1の実施の形態による認証方法を説明するためのフローチャート(3/5)である。 本発明の第1の実施の形態による認証方法を説明するためのフローチャート(4/5)である。 本発明の第1の実施の形態による認証方法を説明するためのフローチャート(5/5)である。 本発明の第1の実施の形態において利用者に複合機にログインさせるための画面を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において利用者に外部サービスシステムを選択させるための画面を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において利用者に外部サービスシステムを共通利用するのか個人利用するのかを選択させるための画面を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において利用者に外部サービスシステムにログインさせるための画面を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において外部サービスシステムにより提供される会議室予約のための画面を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による複合機の概念的断面図である。 本発明の第2の実施の形態による複合機の機能ブロック図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態による複合機321は、ローカルエリアネットワーク391を介して情報端末301と接続されている。また、ローカルエリアネットワーク391はルータ393及びインターネット通信網395を介して外部認証装置361及び外部サービスシステム371に接続されている。
情報端末301は、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、情報端末(スマートフォンなど)である。情報端末301は、ユーザインターフェース303、ユーザインターフェース制御部309、諸機能部311及び情報端末通信部313を備える。
ユーザインターフェース303は、表示部305及び入力部307を備える。表示部305は、例えば、液晶表示装置であり、入力部307は、複数のキー(QWERキー、テンキーなど)を備える。
諸機能部311は、情報端末301の諸機能を実現させるための部分であり、例えば、プログラム制御により情報端末301の諸機能を実現する。
ユーザインターフェース制御部309は、諸機能部311が必要とする入出力のためにユーザインターフェース303を介した情報の入出力を制御する。
次に、複合機321は、操作パネル部323、操作パネル制御部329、複合機対応認証部331、認証要求部335、利用可能化部351、記録媒体341、複合機通信部349及び制御部353を備える。
操作パネル部323は、表示部325及び入力部327を備える。表示部325は、例えば、液晶表示装置であり、入力部327は、複数のキー(機能キー(コピーキー、ストップキーなど)、QWERキー、テンキーなど)を備える。
操作パネル制御部329は、操作パネル部323による入出力などを制御する。
記録媒体341は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Disk)であり、ユーザテーブル343(図2参照)、外部サービスシステムログイン用共通認証情報テーブル345(図3参照)及び外部サービスシステムログイン用個別認証情報テーブル347(図4参照)が記録されている。
図2を参照すると、ユーザテーブル343は、複合機を利用する各ユーザについて、複合機対応ユーザID、複合機対応パスワード、ユーザ名、電子メールアドレスを相互に関連付けて格納する。
図3を参照すると、外部サービスシステムログイン用共通認証情報テーブル345は、複数のユーザが共有する各外部サービスシステムについて、外部サービスシステムID、外部サービス名称、共通ID及び共通パスワードを相互に関連付けて格納する。ここで、共通ID、共通パスワードでいう「共通」とは、サービスを利用するユーザの間で共通であることを意味する。
例えば、外部サービスシステムIDが「es1」である外部サービスシステムの名称は、「サービス#1」であり、ユーザがこの外部サービスシステムをユーザ間で共有する外部サービスシステムとして利用する場合には、共通IDとして「id_es1」を利用し、共通パスワードとして「pw_es1」を利用する。なお、外部サービスシステムログイン用共通認証情報テーブル345にこのように外部サービスシステムを共有するための共通ID及び共通パスワードが格納されているので、ユーザは、自ら共通ID及び共通パスワードを入力する必要はない。ユーザにより共通サービスとして利用する外部サービスが指定されたならば、それに対応する共通ID及び共通パスワードが外部サービスシステムログイン用共通認証情報テーブル345から検索されることが可能である。
図4を参照すると、外部サービスシステムログイン用個別認証情報テーブル347は、外部サービスシステムを個別の個人として利用するユーザについて、外部サービスシステムID、複合機対応ユーザID、サービス対応個別ユーザID及びサービス対応個別パスワードを相互に関連付けて格納する。
例えば、外部サービスシステムIDが「es1」である外部サービスシステムを利用するユーザとして登録されているユーザは、複合機対応ユーザIDが「userA」であるユーザ、複合機対応ユーザIDが「userB」であるユーザ、複合機対応ユーザIDが「userC」であるユーザ、複合機対応ユーザIDが「userD」であるユーザの四人であるが、外部サービスシステムIDが「es2」である外部サービスシステムを利用するユーザとして登録されているユーザは、複合機対応ユーザIDが「userA」であるユーザ、複合機対応ユーザIDが「userD」であるユーザの二人である。
複合機にログインしたユーザが目的とする外部サービスを指定したならば、外部サービスシステムID及び複合機対応ユーザIDの組み合わせが確定するので、外部サービスシステムログイン用個別認証情報テーブル347から、これに対応したサービス対応個別ユーザID及びサービス対応個別パスワードが検索されることが可能になる。
サービス対応ID及びサービス対応個別パスワードが外部サービスシステム及び複合機対応ユーザIDに対応付けて登録されているので、ユーザはわざわざ、自らサービス対応ID及びサービス対応個別パスワードを入力する必要がない。
登録されていないユーザであっても、自らサービス対応ID及びサービス対応個別パスワードを入力することにより、外部サービスを指定して利用することができる。
なお、ユーザテーブル343、外部サービスシステムログイン用共通認証情報テーブル345及び外部サービスシステムログイン用個別認証情報テーブル347にデータを格納する方法は様々あるが、これらについての説明は省略する。
複合機対応認証部331は、ユーザが複合機321にログインするための認証を行う。複合機対応認証部331は、コピー、スキャンなどを行うユーザについては、操作パネル部323や認証カード(図示せず。)を介して入力されたユーザ識別情報及びパスワードに対して認証を行う。また、複合機対応認証部331は、情報端末301から送信されてきたユーザ識別情報及びパスワードに対して認証を行い、認証に成功したならば、情報端末301が複合機321にログインすることを許可する。なお、複合機対応認証部331は、認証の際にユーザテーブル343を参照する。
認証要求部335は、共通認証要求部337及び個別認証要求部339を備える。
共通認証要求部337は、複合機321にログインしているユーザにより指定された外部サービスシステム371に対応した外部認証装置361に対して、共通ID及び共通パスワードによりユーザを認証することを要求する。
個別認証要求部339は、複合機321にログインしているユーザにより指定された外部サービスシステム371に対応した外部認証装置361に対して、サービス対応個別ユーザID及びサービス対応個別パスワードによりユーザを認証することを要求する。
利用可能化部351は、共通認証要求部337からの要求に応じて外部認証装置361が共通ID及び共通パスワードによりユーザを認証することに成功したならば、ユーザが外部サービスシステム371の共有者として外部サービスシステム371を利用することを可能にする。例えば、ユーザが情報端末301から複合機321にログインしているのであれば、情報端末301のユーザが共通IDを持つユーザとして外部サービスシステム371を利用することを可能にする。また、ユーザが複合機321に直接ログインしていて、複合機321を直接利用することができる状態となっているのであれば、ユーザが操作パネル部323を介して、共通IDを持つユーザとして外部サービスシステム371を利用することを可能にする。
また、利用可能化部351は、個別認証要求部337からの要求に応じて外部認証装置361がサービス対応個別ユーザID及びサービス対応個別パスワードによりユーザを認証することに成功したならば、ユーザが外部サービスシステム371の個別ユーザとして外部サービスシステム371を利用することを可能にする。例えば、ユーザが情報端末301から複合機321にログインしているのであれば、情報端末301のユーザがサービス対応個別ユーザIDを持つユーザとして外部サービスシステム371を利用することを可能にする。また、ユーザが複合機321に直接ログインしていて、複合機321を直接利用することができる状態となっているのであれば、ユーザが操作パネル部323を介して、サービス対応個別ユーザIDを持つユーザとして外部サービスシステム371を利用することを可能にする。
制御部353は、複合機321の様々な動作を制御するが、特に、本実施形態の説明で制御部が行うことが明示的に説明されている制御及び明示的に説明されていないが複合機321の他の機能部が行わない制御などを実行する。
次に、外部認証装置361は、外部サービスシステム対応認証部363及び外部認証装置通信部365を備える。
外部サービスシステム対応認証部363は、一般的な認証部であるが、特に、共通認証要求部337又は個別認証要求部339からの認証要求に応じて認証を行う。
外部サービスシステム371は、外部認証装置361が認証したユーザからの要求に応じてサービスを提供する。例えば、ユーザが情報端末301のユーザインターフェース303を介してサービス利用の要求を出したならば、それに応じてサービスを提供する。また、ユーザが複合機321の操作パネル部323を介してサービス利用の要求を出したならば、それに応じてサービスを提供する。
情報端末通信部313、複合機通信部349及び外部認証装置通信部365は、例えば、TCP/IP、UDP/IPなどの通信を行う。
次に、図5乃至図14を参照して、本発明の実施形態による複合機321及びこれに接続される装置の動作について説明をする。
まず、図5を参照すると、まず、ユーザが、複合機321にログインするためのログイン画面を要求するための操作を情報端末301に対してすると(ステップS201)、情報端末301は、複合機321に対してログイン画面を要求し(ステップS203)、これに応じて複合機321の制御部353は、図10に示すようなログイン画面401を表示するための情報を情報端末301に送信する(ステップS205)。
情報端末301がログイン画面401を表示し(ステップS207)、ユーザがそのログイン画面401にログイン操作をすると(具体的には、ログイン画面401のログイン名403の入力欄とパスワードの入力欄405にそれぞれ複合機対応ユーザID及び複合機対応パスワードを入力して、ログインボタン407を押すと)(ステップS209)、情報端末301は、複合機321に対してログイン情報(複合機対応ユーザID及び複合機対応パスワード)を含んだログイン要求を送信する(ステップS211)。
複合機321の複合機対応認証部331は、ログイン要求に含まれていたログイン情報に対して認証をおこなう(ステップS213)。
認証に失敗したならば(ステップS215でNO)、動作は終了する。
認証に成功したならば(ステップS215でYES)、制御部353は、図11に示すような外部サービスメニュー画面411を表示するための情報を情報端末301に送信する(ステップS217)。
情報端末301は、外部サービスメニュー画面411を表示する(ステップS219)。外部サービスメニュー画面411には、登録済みのサービスのボタンが選択可能に表示される。例えば、図11に示すようにサービス#1乃至サービス#4にそれぞれ対応したボタン413、415、417、419が選択可能に表示される。
ユーザは、利用したい外部サービスを選択する(ステップS221)。例えば、サービス#1に対応するボタン413を押下する。
情報端末301は、選択された外部サービスの識別情報を複合機321に送信する(ステップS223)。例えば、ユーザによりサービス#1が選択されたのであれば、選択された外部サービスの識別情報として「es1」を複合機321に送信する。
図6を参照すると、複合機321の制御部353は、選択された外部サービスが個人アカウントで使用可能かどうかを確認する(ステップS225)。具体的には、ユーザにより選択された外部サービスの識別情報及び現在ログインしているユーザの複合機対応ユーザIDの組み合わせが外部サービスシステムログイン用個別認証情報テーブル347に存在するか否かを確認する。存在するならば、選択された外部サービスが個人アカウントで使用可能であるということになる。
選択された外部サービスが個人アカウントで使用可能でない場合には(ステップS227でNO)、ステップS253(図8)に進む。
選択された外部サービスが個人アカウントで使用可能である場合には(ステップS227でYES)、制御部353は、共通アカウントで利用するか個人アカウントで利用するかを選択するための、図12に示すような画面421を表示するための情報を情報端末301に送信する(ステップS229)。
情報端末301は、共通アカウントで利用するか個人アカウントで利用するかを選択するための画面421を表示する(ステップS231)。
ユーザは、画面421で共通利用ボタン423又は個人利用ボタン425を押すことにより共通アカウント又は個人アカウントを選択する(ステップS233)。
情報端末301は、共通アントが選択されたのか又は個人アカウントが選択されたのかを示す情報を複合機321に送信する(ステップS235)。
図7を参照すると、複合機321の処理は、共通アカウントが選択されたのであれば(ステップS237でYES)、ステップS239に進む。また、個人アカウントが選択されたのであれば(ステップS237でNO)、ステップS253(図8)に進む。
ステップS239では、複合機321は、外部認証装置361に対して図13に示すような認証画面461を要求する。これに応じて外部認証装置361は、認証画面461を表示するための情報を複合機321に送信する(ステップS241)。
複合機321は、利用者による操作によってではなく、プログラム動作により、ステップS221で選択された外部サービスシステムに対応した共通ID及び共通パスワードを外部サービスシステムログイン用共通認証情報テーブル345から取得して、認証画面461の入力欄463及び入力欄465にそれぞれ入力してOKボタン467を押す(ステップS243)。

なお、外部認証装置361としては、一般的なものを用いるため、共通ID及び共通パスワードを認証画面461の入力欄463及び入力欄465にそれぞれ入力してOKボタン467を押す必要性がある。しかし、プログラムを用いれば、共通ID及び共通パスワードを外部サービスシステムログイン用共通認証情報テーブル345から読み出して、表示しないままの認証画面461の入力欄463及び入力欄465にそれぞれ入力することができる。また、プログラムを用いれば、表示しないままの認証画面461のOKボタン467を押すことができる。従って、プログラムを用いれば、わざわざ認証画面461を表示する必要性がなくなる。認証画面461を表示しないならば、利用者が不要に混乱することを避けることができる。なお、プログラムを用いれば、利用者による入力を禁止した状態で認証画面461を表示することもできる。
複合機321は、ステップS243でプログラムにより入力された共通ID及び共通パスワードを外部認証装置361に送信する(ステップS245)。
外部認証装置361は、送信されてきた共通ID及び共通パスワードを認証にかける(ステップS247)。
認証に失敗すれば(ステップS249でNO)、処理は終了する。
認証に成功すれば(ステップS249でYES)、認証成功情報を用いて、複合機321を介して、ユーザの情報端末301は共通ユーザとして外部サービスシステムを利用することができるようになる(ステップS251)。
選択された外部サービスが個人アカウントで使用可能でない場合には(ステップS227でNO)、ステップS253(図8)に進むことと、共通アカウント又は個人アカウントの選択において個人アカウントが選択されたのであれば(ステップS237でNO)、ステップS253(図8)に進むことは既に説明したとおりである。
図8を参照すると、ステップS253では、複合機321は、外部認証装置361に対して図13に示すような認証画面461を要求する。これに応じて外部認証装置361は、認証画面461を表示するための情報を複合機321に送信する(ステップS255)。
複合機321は、外部認証装置361から送信されてきた認証画面461を表示するための情報を情報端末301に転送する(ステップS237)。
情報端末301は、認証画面461を表示する(ステップS259)。
図9を参照すると、ユーザは、自分で選択した外部サービスシステムを利用するためのサービス対応個別ユーザID及びサービス対応個別パスワードを認証画面461の入力欄463及び入力欄465にそれぞれ入力してOKボタン467を押す(ステップS261)。
情報端末301は、ユーザにより入力されたサービス対応個別ユーザID及びサービス対応個別パスワードを複合機321に送信する(ステップS263)。
複合機321は、情報端末301から送られてきたサービス対応個別ユーザID及びサービス対応個別パスワードを外部認証装置361に転送する(ステップS265)。
外部認証装置361は、複合機321から転送されてきたサービス対応個別ユーザID及びサービス対応個別パスワードを認証にかける(ステップS267)。
認証に失敗すれば(ステップS269でNO)、処理は終了する。
認証に成功すれば(ステップS269でYES)、認証成功情報を用いて、複合機321を介して、ユーザの情報端末301は個別ユーザとして外部サービスシステムを利用することができるようになる(ステップS271)。
なお、ステップS257、ステップS259、ステップS261及びステップS263を実行することによりサービス対応個別ユーザID及びサービス対応個別パスワードを取得せず、その代わりに、ユーザにより選択された外部サービスシステムを識別するための外部サービスシステムID及びユーザを識別するための複合機対応ユーザIDの組合わせに対応するサービス対応個別ユーザID及びサービス対応個別パスワードを外部サービスシステムログイン用個別認証情報テーブル347から取得してもよい。
外部認証装置361としては、一般的なものを用いるため、サービス対応個別ユーザID及びサービス対応個別パスワードを認証画面461の入力欄463及び入力欄465にそれぞれ入力してOKボタン467を押す必要性がある。しかし、プログラムを用いれば、サービス対応個別ID及びサービス対応個別パスワードを外部サービスシステムログイン用個別認証情報テーブル347から読み出して、表示しないままの認証画面461の入力欄463及び入力欄465にそれぞれ入力することができる。また、プログラムを用いれば、表示しないままの認証画面461のOKボタン467を押すことができる。従って、プログラムを用いれば、わざわざ認証画面461を表示する必要性がなくなる。認証画面461を表示しないならば、利用者が不要に混乱することを避けることができる。なお、プログラムを用いれば、利用者による入力を禁止した状態で認証画面461を表示することもできる。
図14は、外部サービスシステム#1により提供されるカレンダーを用いて会議室の予約システムを構築する場合の予約フォーム501及びカレンダー521を示す。
ユーザuserAは、複合機にuserAとして情報端末を用いてログインする。そして、外部サービス#1を共通ユーザとして利用する。そして、予約フォーム501の各欄に予約のために必要な事項を入力する。例えば、図示するように、件名欄503に「月初ミーティング」、メールアドレス欄505に「tanaka@vwxy123.com」、開始年月日欄507に「2019/07/05」、開始時刻欄509に「13:00」、終了年月日欄511に「2019/07/05」、終了時刻欄513に「15:00」を入力する。そして、OKボタン515を押すと、予約情報がシステムに登録されカレンダー521には、予約情報を反映した時間帯マーク531が追加される。
ユーザuserBは、複合機にuserBとして複合機321に直接ログインする。ユーザuserBが、同様にして、件名欄503に「プロジェクトSミーティング」、メールアドレス欄505に「suzuki@vwxy123.com」、開始年月日欄507に「2019/07/09」、開始時刻欄509に「13:00」、終了年月日欄511に「2019/07/09」、終了時刻欄513に「15:00」を入力して、OKボタン515を押すと、予約情報がシステムに登録されカレンダー521には、予約情報を反映した時間帯マーク533が追加される。
また、ユーザuserAもユーザuserBもカレンダー521の画面を複合機321を用いて印刷することができる。
次に、外部サービスシステム#2により提供されるクラウドストレージを利用する例を説明する。
ユーザuserAは、複合機にuserAとして情報端末を用いてログインする。そして、外部サービス#2を共通ユーザとして利用する。そして、文書ファイルdocument_SSSをクラウドストレージに保存する。
ユーザuserDは、複合機にuserDとして情報端末を用いてログインする。そして、外部サービス#2を共通ユーザとして利用する。そして、クラウドストレージに保存されている文書ファイルdocument_SSSを追加編集することもできるし、自らの情報端末にコピーすることもできる。
また、ユーザuserAもユーザuserDもクラウドストレージに保存されている文書document_SSSを複合機321を用いて印刷することができる。
次に、取引先の会社の外部提供サービスシステム#3を利用する例を説明する。
ユーザuserAは、複合機にuserAとして情報端末を用いてログインする。そして、外部提供サービスシステム#3を共通ユーザとして利用する。ユーザuserAは、システムの所定の記入欄に取引先PのユーザuserAを入力することができる。記入情報の取得及び記入欄への入力は、複合機321で稼働するソフトウェアにより自動で行うこともできる。取引先Pという情報は複合機321に格納しておき、ソフトウェアにより読み出すことができる。また、ユーザuserAという情報は、ログイン情報から取得することができる。
ユーザuserCは、複合機にuserCとして情報端末を用いてログインする。そして、外部提供サービスシステム#3を共通ユーザとして利用する。ユーザuserCは、システムの所定の記入欄に取引先PのユーザuserCを入力することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、第1の実施の形態による複合機に関するものである。図15及び図16は、複合機321の構成などを示すものである。
図15及び図16に示すように、複合機321は、原稿の画像を読み取る原稿読取装置820と、シートに画像を形成する複合機本体(画像形成部本体)830と、原稿読取装置820及び複合機本体830を操作するための操作パネル部323と、操作パネル部323による操作に基づいて原稿読取装置820及び複合機本体830を制御する演算処理部841と、を備えている。
画像読取りのために原稿読取装置820を単体で用いること、画像形成のために複合機本体830を単体で用いることの他に、画像を複写するためにこれらを連動させることもできる。また、複合機321は図示しない記憶装置及びファクシミリ装置を含んでいてもよい。記憶装置は、原稿読取装置820により読み取られた画像やファクシミリ装置により受信した画像を格納することができる。ファクシミリ装置は、原稿読取装置820により読み取られた画像や記憶装置に格納されている画像を送信することと、外部から画像を受信することができる。更に、複合機321は、ネットワークを介してパーソナルコンピュータと接続するためのインターフェースを含んでいてもよい。複合機321に接続されたパーソナルコンピュータは、これが管理できるデータについて複合機の機能を利用することができる。
原稿読取装置820は、原稿を自動給送する原稿自動給送部SPF(Single Pass Feeder)824と、原稿の画像を読み取る読取装置本体822と、を備えている。なお、原稿読取装置820は、図16に示す構成要素の他に、図16は示されないが図15に示される構成要素も含む。また、図15に示すように、読取装置本体822には、原稿台826が備わる。
複合機本体830は、シートを給送するシート給送部10と、シートを手差し給送可能な手差し給送部20と、シート給送部10又は手差し給送部20により給送されるシートに画像を形成する画像形成部30と、を備えている。
シート給送部10は、シートを積載するシート積載部11と、シート積載部11に積載されたシートを1枚ずつ分離給送する分離給送部12と、を備えている。シート積載部11は、回転軸13を中心に回動する中板14を備えており、中板14は、シートを給送する際に回動してシートを上方に持ち上げる。分離給送部12は、中板14により持ち上げられたシートを給送するピックアップローラ15と、ピックアップローラ15により給送されるシートを1枚ずつに分離する分離ローラ対16と、を備えている。
手差し給送部20は、シートを積載可能な手差しトレイ21と、手差しトレイ21に積載されたシートを1枚ずつ分離給送する分離給送部22と、を備えている。手差しトレイ21は、複合機本体830に回動自在に支持されており、手差し給送する際には、所定の角度に固定させることでシートを積載可能になる。分離給送部22は、手差しトレイ21に積載されたシートを給送するピックアップローラ23と、ピックアップローラ23により給送されるシートを1枚ずつに分離する分離ローラ24及び分離パッド25と、を備えている。
画像形成部30は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の画像を形成する4つのプロセスカートリッジ31Y〜31Kと、後述する感光体ドラム740Y〜740Kと、これらの表面を露光する露光装置32と、感光体ドラム740Y〜740Kの表面に形成されたトナー像をシートに転写する転写部(転写手段)33と、転写したトナー像をシートに定着させる定着部34と、を備えている。なお、符号の最後に付すアルファベット(Y、M、C、K)は、それぞれの色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)を示している。
4つのプロセスカートリッジ31Y〜31Kのそれぞれは、複合機本体830から取り外し可能に構成されており、交換可能となっている。なお、4つのプロセスカートリッジ31Y〜31Kは、形成する画像の色が異なること以外は同様な構成であるため、イエロー(Y)の画像を形成するプロセスカートリッジ31Yの構成のみの説明し、プロセスカートリッジ31M〜31Kの説明は省略する。
プロセスカートリッジ31Yは、像担持体としての感光体ドラム740Yと、感光体ドラム740Yを帯電させる帯電器741Yと、感光体ドラム740Y上に形成された静電潜像を現像する現像装置742Yと、感光体ドラム740Yの表面に残留するトナーを除去するドラムクリーナ743Yと、を備えている。現像装置742Yは、感光体ドラム740Yを現像する現像装置本体(詳細には図示せず)と、現像装置本体にトナーを供給するトナーカートリッジ(詳細には図示せず)と、を備えている。トナーカートリッジは、現像装置本体に着脱可能に構成されており、収容されたトナーが無くなると、現像装置本体から取り外して、交換することができるようになっている。
露光装置32は、レーザ光を照射する光源(図示せず)と、レーザ光を感光体ドラム740Y〜740Kに導く複数のミラー(図示せず)等と、を備えている。転写部33は、感光体ドラム740Y〜740Kに形成されたトナー像を担持する中間転写ベルト35と、感光体ドラム740Y〜740Kに形成されたトナー像を中間転写ベルト35に一次転写する一次転写ローラ36Y〜36Kと、中間転写ベルト35に転写されたトナー像をシートに二次転写する二次転写ローラ37と、中間転写ベルト35に残留するトナーを除去するベルトクリーナ38と、を備えている。中間転写ベルト35は、駆動ローラ39a及び従動ローラ39bに掛け渡されており、一次転写ローラ36Y〜36Kによって感光体ドラム740Y〜740Kに押し付けられている。二次転写ローラ37は、駆動ローラ39aとで中間転写ベルト35をニップ(挟持)しており、ニップ部Nで中間転写ベルト35が担持するトナー像をシートに転写する。定着部34は、シートを加熱する加熱ローラ34aと、加熱ローラ34aに圧接する加圧ローラ34bと、を備えている。
操作パネル部323は、所定の情報を表示する表示部325と、ユーザが原稿読取装置820及び複合機本体830への指示を入力する入力部327と、を備えている。本実施形態においては、操作パネル部323は、読取装置本体822の正面側に配設されている。なお、正面側は図15の紙面の手前側に対応し、裏面側は図15の紙面の背面側に対応する。
図16に示すように、演算処理部841は、シート給送部10、手差し給送部20、画像形成部30及び原稿読取装置820を駆動制御するCPU841aと、CPU841aを動作させるための各種プログラムとCPU841aが用いる各種情報等を記憶するメモリ841bと、を備えている。演算処理部841は、ユーザによる操作パネル部323への操作に基づいて、シート給送部10、手差し給送部20、画像形成部30及び原稿読取装置820の動作を統合して制御し、シートに画像を形成させる。
次に、上述のように構成された複合機321による画像形成動作(演算処理部841による画像形成制御)について説明する。本実施形態においては、原稿自動給送部824により給送され、読取装置本体822により読み取られた読取原稿の画像を、シート給送部10により給送されるシートに画像形成部30が形成する画像形成動作を例にとり説明する。
ユーザによる操作パネル部323の入力部327への入力により、画像形成開始信号が発信されると、ユーザにより原稿自動給送部824に載置された読取原稿が原稿読取位置に向けて自動給送され、原稿読取位置で読取装置本体822によって画像が読み取られる。
読取装置本体822により原稿の画像が読み取られると、読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置32が感光体ドラム740Y〜740Kに向けて、それぞれに対応する複数のレーザ光を照射する。このとき、感光体ドラム740Y〜740Kは、それぞれ、帯電器741Y〜741Kにより予め帯電されており、それぞれに対応するレーザ光が照射されることで感光体ドラム740Y〜740K上にそれぞれの静電潜像が形成される。その後、現像装置742Y〜742Kにより感光体ドラム740Y〜740K上にそれぞれ形成された静電潜像が現像され、感光体ドラム740Y〜740K上に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)のトナー像が形成される。感光体ドラム740Y〜740K上に形成された各色のトナー像は、一次転写ローラ36Y〜36Kによって中間転写ベルト35に重畳転写され、重畳転写されたトナー像(フルカラーのトナー像)は、中間転写ベルト35に担持された状態でニップ部Nまで搬送される。
上述の画像形成動作に並行して、シート積載部11に積載されたシートが、分離給送部12によって1枚ずつに分離されながら、ピックアップローラ15によりシート搬送路26に給送される。そして、ニップ部Nのシート搬送方向上流にあるレジストローラ対27で、斜行が補正されると共に、所定の搬送タイミングでニップ部Nに搬送される。ニップ部Nに搬送されたシートは、二次転写ローラ37によって中間転写ベルト35が担持するフルカラーのトナー像が転写される。
トナー像が転写されたシートは、定着部34で加熱・加圧されることでトナー像が溶融定着され、排出ローラ対18により装置外に排出される。装置外に排出されたシートは、排出シート積載部19に積載される。
なお、シートの両面(第1面及び第2面)に画像を形成する場合には、第1面に画像が形成されたシートが装置外に排出される前に、排出ローラ対18を逆回転させて両面搬送路17に搬送し、両面搬送路17を介して画像形成部30に再搬送する。そして、第1面と同様に、第2面に画像を形成し、装置外に排出する。装置外に排出されたシートは、排出シート積載部19に積載される。
なお、上記の認証装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合わせにより実現することができる。また、上記の認証装置により行なわれる認証方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらに組合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の種々の形で実施することができる。そのため、前述した各実施形態は単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるべきではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更はすべて本発明の範囲内のものである。
本発明は、複合機を用いた外部サービスシステムの利用に利用することができる。
301 情報端末
303 ユーザインターフェース
305 表示部
307 入力部
309 ユーザインターフェース制御部
311 情報端末通信部
321 複合機
323 操作パネル部
325 表示部
327 入力部
329 操作パネル制御部
331 複合機対応認証部
335 認証要求部
337 共通認証要求部
339 個別認証要求部
341 記録媒体
343 ユーザテーブル
345 外部サービスシステムログイン用共通認証情報テーブル
347 外部サービスシステムログイン用個別認証情報テーブル
349 複合機通信部
351 利用可能化部
353 制御部
361 外部認証装置
363 外部サービスシステム対応認証部
365 外部認証装置通信部
371 外部サービスシステム
391 ローカルエリアネットワーク
393 ルータ
395 インターネット通信網

Claims (10)

  1. 装置にログインするための認証情報である装置ログイン用認証情報を用いてユーザを認証するユーザ認証手段と、
    前記ユーザ認証手段による認証に成功して前記装置にログインした前記ユーザが所定の外部サービスシステムにログインするための認証情報であって他のユーザと共有する認証情報である外部サービスシステムログイン用共通認証情報を用いて前記所定の外部サービスシステムに対応した外部認証手段に対して認証を要求する共通認証要求手段と、
    前記共通認証要求手段に対応して前記外部認証手段が認証に成功したならば前記ユーザが共通ユーザとして前記外部サービスシステムを利用することを可能にする利用可能化手段と、
    を備えることを特徴とする認証装置。
  2. 請求項1に記載の認証装置であって、
    前記外部サービスシステムログイン用共通認証情報は、前記所定の外部サービスシステムに関連付けて前記装置、前記装置とは異なる装置又は所定の記録媒体に記録されており、
    前記共通認証要求手段は、記録されている前記外部サービスシステムログイン用共通認証情報を用いることを特徴とする認証装置。
  3. 請求項1又は2に記載の認証装置であって、
    前記ユーザ認証手段による認証に成功して前記装置にログインした前記ユーザが前記所定の外部サービスシステムにログインするための認証情報であって前記ユーザに1対1の関係で対応した認証情報である外部サービスシステムログイン用個別認証情報を用いて前記外部認証手段に対して認証を要求する個別認証要求手段を更に備え、
    前記利用可能化手段は、前記個別認証要求手段に対応して前記外部認証手段が認証に成功したならば前記ユーザが前記外部サービスシステムを個別ユーザとして利用することを可能にすることを特徴とする認証装置。
  4. 請求項3に記載の認証装置であって、
    前記外部サービスシステムログイン用個別認証情報は、前記所定のシステム及び前記ユーザの組合わせに関連付けて前記装置、前記装置とは異なる装置又は所定の記録媒体に記録されており、
    前記個別認証要求手段は、記録されている前記外部サービスシステムログイン用個別認証情報を用いることを特徴とする認証装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の認証装置を備えることを特徴とする複合機。
  6. 装置にログインするための認証情報である装置ログイン用認証情報を用いてユーザを認証するユーザ認証ステップと、
    前記ユーザ認証ステップによる認証に成功して前記装置にログインした前記ユーザが所定の外部サービスシステムにログインするための認証情報であって他のユーザと共有する認証情報である外部サービスシステムログイン用共通認証情報を用いて前記所定の外部サービスシステムに対応した外部認証手段に対して認証を要求する共通認証要求ステップと、
    前記共通認証要求ステップに対応して前記外部認証手段が認証に成功したならば前記ユーザが共通ユーザとして前記外部サービスシステムを利用することを可能にする共通利用可能化ステップと、
    を有することを特徴とする認証方法。
  7. 請求項6に記載の認証方法であって、
    前記外部サービスシステムログイン用共通認証情報は、前記所定の外部サービスシステムに関連付けて前記装置、前記装置とは異なる装置又は所定の記録媒体に記録されており、
    前記共通認証要求ステップでは、記録されている前記外部サービスシステムログイン用共通認証情報を用いることを特徴とする認証方法。
  8. 請求項6又は7に記載の認証方法であって、
    前記ユーザ認証ステップによる認証に成功して前記装置にログインした前記ユーザが前記所定の外部サービスシステムにログインするための認証情報であって前記ユーザに1対1の関係で対応した認証情報である外部サービスシステムログイン用個別認証情報を用いて前記外部認証手段に対して認証を要求する個別認証要求ステップと、
    前記個別認証要求ステップに対応して前記外部認証手段が認証に成功したならば前記ユーザが前記外部サービスシステムを個別ユーザとして利用することを可能にする個別利用可能化ステップと、
    を更に有することを特徴とする認証方法。
  9. 請求項8に記載の認証方法であって、
    前記外部サービスシステムログイン用個別認証情報は、前記所定のシステム及び前記ユーザの組合わせに関連付けて前記装置、前記装置とは異なる装置又は所定の記録媒体に記録されており、
    前記個別認証要求ステップでは、記録されている前記外部サービスシステムログイン用個別認証情報を用いることを特徴とする認証方法。
  10. コンピュータを請求項1乃至4の何れか1項に記載の認証装置として機能させるための認証用プログラム。
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