JP2021056400A - トナーカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でトナーカートリッジの仕様を特定できるようにする。【解決手段】トナーカートリッジ10は、内部にトナーを収容可能な筐体と、第1ギヤ100と、リブ300と、第2ギヤ200とを備える。第1ギヤ100は、軸方向に延びる第1軸1Xについて回転可能であり、筐体の外表面に位置する。リブ300は、トナーカートリッジ10の種類を特定するための可撓性のリブである。リブ300は、第1の種類のトナーカートリッジ10であることを示す第1リブと、第1の種類とは異なる第2の種類のトナーカートリッジ10であることを示す第2リブとのいずれかである。第2ギヤ200は、軸方向に延びる第2軸2Xについて回転可能であり、回転する第1ギヤ100と係合することで第1位置から第2位置まで回転して停止する。第2ギヤ200は、第1リブ、または、第2リブを着脱可能に取り付けることが可能である。【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置に用いるトナーカートリッジに関する。
トナーカートリッジを備える画像形成装置において、トナーカートリッジの仕様を判定可能な画像形成装置が知られている。例えば、特許文献1には、検知ギヤが回転すると共に突起が移動するトナーカートリッジが開示されている。画像形成装置は、突起をセンサで検出して、トナーカートリッジの仕様を検知する。この突起がカートリッジの着脱の妨げにならないように、検知ギヤが進退するようになっている。
特開2011−215374号公報
しかしながら、従来技術では検知ギヤを進退させるため、トナーカートリッジの構造が複雑になっていた。
そこで、本開示は、簡易な構成でトナーカートリッジの仕様を特定できるようにすることを目的とする。
前記した目的を達成するため、本開示のトナーカートリッジは、内部にトナーを収容可能な筐体と、第1ギヤと、リブと、第2ギヤとを備える。第1ギヤは、軸方向に延びる第1軸について回転可能であり、筐体の外表面に位置する。リブは、トナーカートリッジの種類を特定するための可撓性のリブである。リブは、第1の種類のトナーカートリッジであることを示す第1リブと、第1の種類とは異なる第2の種類のトナーカートリッジであることを示す第2リブとのいずれかである。第2ギヤは、軸方向に延びる第2軸について回転可能であり、回転する第1ギヤと係合することで第1位置から第2位置まで回転して停止する。第2ギヤは、第1リブ、または、第2リブを着脱可能に取り付けることが可能である。
このように構成されたトナーカートリッジによれば、第2ギヤに第1リブ、または、第2リブを取り付けることでトナーカートリッジの種類を特定できる。このため、簡易な構成でトナーカートリッジの仕様を特定できる。また、リブが可撓性であるため、トナーカートリッジを着脱する場合に、リブが他の部材にぶつかっても、撓むので着脱動作を阻害しない。
前記したトナーカートリッジにおいて、第2ギヤは、第1リブ、または、第2リブを、第2ギヤから軸方向にするように取り付け可能である構成としてもよい。
これによれば、第1リブ、または、第2リブの突出した部分を検出することによって、トナーカートリッジの種類を特定しやすい。
前記したトナーカートリッジにおいて、第2ギヤは、周面の一部に形成されるギヤ部または摩擦部材であって、第1ギヤと係合するギヤ部または摩擦部材と、周面の他部に配置され、第1ギヤと係合しない非係合部と、をさらに有する構成としてもよい。
これによれば、第2ギヤは、ギヤ部または摩擦部材を有することで、第1位置から第1位置まで回転でき、非係合部を有することで、第2位置まで回転した後で停止することができる。
前記したトナーカートリッジにおいて、摩擦伝達は、ゴムである構成としてもよい。
前記したトナーカートリッジにおいて、シャフトと、シャフトとともに回転する撹拌翼とを有し、筐体内の現像剤を撹拌するアジテータをさらに備え、第1ギヤは、シャフトの端部に位置する構成としてもよい。
前記したトナーカートリッジにおいて、第1ギヤおよび第2ギヤの少なくとも一部を覆い、リブの一部を露出させる開口を有するギヤカバーをさらに備える構成としてもよい。
これによれば、トナーカートリッジを着脱する場合に、第1ギヤおよび第2ギヤが他の部材にぶつかってしまうことを抑制することができる。
本開示のトナーカートリッジによれば、簡易な構成でトナーカートリッジの仕様を特定できる。
実施形態におけるプリンタの概略構成を示す図である。 トナーカートリッジの構成を示す断面図である。 トナーカートリッジの全体を示す斜視図である。 トナーカートリッジの一方側の部品を分解して示す斜視図である。 第2ギヤを一方側から見た斜視図(a)と、他方側から見た斜視図(b)である。 標準容量を示すリブ(a)と、大容量を示すリブ(b)と、特大容量を示すリブ(c)とを示す斜視図である。 ギヤカバーを外した状態のトナーカートリッジを軸方向の一方側から見た図であり、第1ギヤ、第2ギヤ、レバーが初期位置にある状態を示す図である。 ギヤカバーを外した状態のトナーカートリッジを軸方向の一方側から見た図であり、第2ギヤが第1ギヤと噛み合い始めた状態を示す図である。 ギヤカバーを外した状態のトナーカートリッジを軸方向の一方側から見た図であり、第2ギヤのリブがレバーを押している状態を示す図である。 ギヤカバーを外した状態のトナーカートリッジを軸方向の一方側から見た図であり、第2ギヤのリブがレバーから外れた状態を示す図である。 ギヤカバーを外した状態のトナーカートリッジを軸方向の一方側から見た図であり、第1ギヤと第2ギヤの噛み合いが外れた状態を示す図である。 第1ギヤ、第2ギヤ、標準容量のリブを取り付けた場合の光センサの検出信号、大容量のリブを取り付けた場合の光センサの検出信号、特大容量のリブを取り付けた場合の光センサの検出信号を示すタイムチャートである。 トナーカートリッジの一方側を上から見た図であり、トナーカートリッジを装着する途中のリブの状態を示す図(a)と、装着が完了した場合のリブの状態を示す図(b)と、レバーを押しているリブの状態を示す図(c)である。
次に、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1は、本体筐体2と、給紙部3と、画像形成部4と、制御装置CUを主に備える。
本体筐体2は、フロントカバー2Aと本体筐体2の上部に位置する排紙トレイ2Bとを有している。本体筐体2は、内部に給紙部3、画像形成部4を備える。フロントカバー2Aを開くことで、トナーカートリッジ10が着脱可能に装着される。
給紙部3は、用紙Sを収容している。そして、給紙部3は、画像形成部4に用紙Sを1枚ずつ供給する。
画像形成部4は、ドラムカートリッジ5と、トナーカートリッジ10と、図示省略した露光装置と、転写ローラ4Bと、定着器4Cとを含む。
トナーカートリッジ10は、ドラムカートリッジ5に対して着脱可能である。なお、トナーカートリッジ10は、トナーカートリッジ10がドラムカートリッジ5に装着された状態で、レーザプリンタ1に着脱される。ドラムカートリッジ5は、フレーム5Aと、フレーム5Aに回転可能に支持された感光体ドラム5Bとを備える。
図2に示すように、トナーカートリッジ10は、筐体11と、現像ローラ12と、供給ローラ13と、アジテータ14とを備える。
筐体11は、内部にトナーTを収容可能である。
現像ローラ12は、現像ローラシャフト12Aと、ローラ部12Bとを含む。ローラ部12Bは、現像ローラシャフト12Aの外周面を覆う。ローラ部12Bは、導電性のゴムなどからなる。現像ローラ12は、アジテータ14の軸方向(以下、単に「軸方向」という。)に延びる現像ローラ軸12Xについて回転可能である。
供給ローラ13は、軸方向に延びる供給ローラシャフト13Aと、ローラ部13Bとを含む。ローラ部13Bは、供給ローラシャフト13Aの外周面を覆う。ローラ部13Bは、スポンジなどからなる。供給ローラ13は、供給ローラシャフト13Aを中心に回転可能である。
アジテータ14は、シャフト14Aと、撹拌翼14Bとを含む。シャフト14Aは、軸方向に延びる第1軸1Xについて回転可能である。撹拌翼14Bは、シャフト14Aとともに回転する。アジテータ14は、回転する撹拌翼14BによりトナーTを撹拌可能である。
また、図1に示すように、転写ローラ4Bは、感光体ドラム5Bと向かい合う。転写ローラ4Bは、感光体ドラム5Bとの間で用紙Sを挟みながら搬送する。
感光体ドラム5Bは、図示しない帯電器により帯電され、露光装置に露光されることで静電潜像が形成される。ドラムカートリッジ5は、この静電潜像にトナーTを供給して感光体ドラム5B上にトナー像を形成する。給紙部3から供給された用紙Sは、感光体ドラム5Bと転写ローラ4Bの間を通りながら感光体ドラム5B上のトナー像が転写される。
定着器4Cは、用紙Sに転写されたトナー像を、用紙Sに熱定着する。トナー像が熱定着された用紙Sは、本体筐体2の外の排紙トレイ2Bに排出される。
制御装置CUは、レーザプリンタ1全体の動作を制御する装置である。
レーザプリンタ1は、センサ7を備える。センサ7は、トナーカートリッジ10が新品であるか否か、および、トナーカートリッジ10の仕様を検知するためのセンサである。センサ7は、本体筐体2に揺動可能に支持されたレバー70と、光センサ7Bとを備える。レバー70は、後述するリブ300と接触可能な位置に位置している。光センサ7Bは、制御装置CUと接続され、検出信号を制御装置CUに出力する。制御装置CUは、光センサ7Bから受ける信号に応じてトナーカートリッジ10の仕様等を判別可能に構成されている。光センサ7Bは、レバー70の変位を検出し、検出信号を制御装置CUへ送信する。より詳細には、光センサ7Bには、例えば、投光部と受光部とを含むセンサユニットが用いられる。詳細については、後述する。
次に、トナーカートリッジ10の詳細構成について説明する。
図3、図4に示すように、トナーカートリッジ10は、筐体11の軸方向における一方側に、ギヤカバー31と、カップリング32とを有している。
ギヤカバー31は、カップリング穴31Aと、開口31Bとを有する。カップリング穴31Aは、カップリング32を露出させる穴である。ギヤカバー31は、複数のネジ31Nにより筐体11に固定されている。
カップリング32は、駆動力を受けるための凹部32Aとカップリングギヤ32Bとを有している。凹部32Aは、軸方向に凹んでいる。凹部32Aは、ギヤカバー31のカップリング穴31Aから露出している。凹部32Aには、継ぎ手(図示省略)が係合する。カップリング32は、継ぎ手から駆動力を受けて回転可能である。なお、図4では、カップリングギヤ32Bのギヤ歯を省略している。
トナーカートリッジ10は、筐体11の軸方向における一方側に、現像ローラギヤ33と、供給ローラギヤ34と、アイドルギヤ35と、第1ギヤ100と、第2ギヤ200と、リブ300と、を備える。これらの各ギヤは、ギヤカバー31により覆われている。なお、図4では、現像ローラギヤ33、供給ローラギヤ34およびアイドルギヤ35のギヤ歯を省略している。また、第1ギヤ100の大径ギヤのギヤ歯を省略している。
ギヤカバー31は、第1ギヤ100および第2ギヤ200の少なくとも一部を覆う。本実施形態では、ギヤカバー31の開口31Bは、第2ギヤ200の一部を露出させる。また、開口31Bは、リブ300の一部を露出させる。
現像ローラギヤ33は、現像ローラ12の端部に位置する。現像ローラギヤ33は、カップリングギヤ32Bと噛み合う。
供給ローラギヤ34は、供給ローラ13の端部に位置する。供給ローラギヤ34は、カップリングギヤ32Bと噛み合う。
アイドルギヤ35は、小径ギヤ35Aと、小径ギヤ35Aよりも大径の大径ギヤ35Bとを有している。小径ギヤ35Aは、大径ギヤ35Bとともに回転する。アイドルギヤ35の大径ギヤ35Bは、カップリングギヤ32Bと噛み合う。
第1ギヤ100は、シャフト14Aの端部に位置する。すなわち、本実施形態では、第1ギヤ100は、軸方向に延びる第1軸1Xについて回転可能である。第1ギヤ100は、筐体11の外表面に位置する。第1ギヤ100は、小径ギヤ110と、大径ギヤ120と、円板部130と、第1突起140とを有する。
大径ギヤ120は、小径ギヤ110よりも大径のギヤである。大径ギヤ120は、小径ギヤ110とともに回転する。第1ギヤ100の大径ギヤ120は、アイドルギヤ35の小径ギヤ35Aと係合して回転可能である。
円板部130は、円形の板であり、小径ギヤ110と大径ギヤ120を繋いでいる。円板部130は、軸方向に交差する方向に延びる。好ましくは、円板部130は、軸方向に直交する方向に延びる。
第1突起140は、円板部130から軸方向の一方側に突出している。第1突起140は、円板部130の半径方向に対して交差する方向に延びている。
第2ギヤ200は、軸方向に延びる第2軸2Xについて回転可能である。第2ギヤ200は、筐体11の外表面に位置する。図5(a),(b)に示すように、第2ギヤ200は、本体部210と、ギヤ部220と、非係合部230と、取付部240と、第2突起250とを有している。
本実施形態では、本体部210は、円形の板である。本体部210の周面の一部にギヤ部220が設けられ、本体部210の周面の他部に非係合部230が設けられている。
ギヤ部220は、周面の一部に設けられた複数のギヤ歯からなる。ギヤ部220は、第1ギヤ100の小径ギヤ110と噛み合い可能である。ギヤ部220は、第1ギヤ100から駆動力を受ける。このため、第2ギヤ200は、回転する第1ギヤ100と係合することで図7に示す初期位置である第1位置から、図11に示す第2位置まで回転するようになっている。
非係合部230は、ギヤ歯が設けられていない周面の他部であり、第1ギヤ100の小径ギヤ110と噛み合わない。非係合部230は、第1ギヤ100と係合しない。このため、第2ギヤ200は、第1位置から第2位置に移動した後は、図11に示す非係合部230が第1ギヤ100(小径ギヤ110)に対向した第2位置で停止するようになっている。
取付部240は、本体部210の一方側の面に設けられている。取付部240は、保持枠241と、保持突起242とを有している。保持枠241は、リブ300の先端部が撓むことができるように、リブ300の一部を保持する枠である。保持突起242は、保持枠241の内側から突出する突起である。
第2突起250は、本体部210の他方側の面に設けられている。第2突起250は、本体部210から軸方向における他方側に延びている。第2突起250は、第1ギヤ100の第1突起140に押されることで第2ギヤ200を移動可能である。
リブ300は、トナーカートリッジ10の種類を特定するための部材である。
つまり、リブ300は、複数種類の異なる形状のものが用意される。一例として、リブ300は、3種類の異なる形状を有している。具体的には、図6(a)〜(c)に示すように、標準容量のトナーカートリッジ10、大容量のトナーカートリッジ10、特大容量のトナーカートリッジ10のそれぞれに対応した3種類の異なる形状のリブ310、リブ320、リブ330を有している。
リブ310は、標準容量のトナーカートリッジ10を示すリブである。図6(a)に示すように、リブ310は、矩形形状を有している。リブ310は、先端部311と基端部312とを有している。リブ310の先端部311は、寸法D1の1つの帯からなる。リブ310の基端部には、リブ孔Hが設けられている。
リブ320は、大容量のトナーカートリッジ10を示すリブである。図6(b)に示すように、リブ320は、U字形状を有している。リブ320は、先端部321と基端部322とを有している。リブ320の先端部321は、寸法D1より小さい寸法である寸法D2の2つの帯からなる。2つの帯の間には、切欠き320Kが形成されている。リブ320の基端部には、リブ孔Hが設けられている。
リブ330は、特大容量のトナーカートリッジ10を示すリブである。図6(c)に示すように、リブ330は、L字形状を有している。リブ330は、先端部331と基端部332とを有している。リブ330の先端部331は、寸法D1より小さい寸法である寸法D2の1つの帯からなる。リブ330の基端部には、リブ孔Hが設けられている。
本実施形態では、第2ギヤ200は、第1リブ、または、第2リブを着脱可能に取り付けることが可能である。上述した3種類のリブ310、リブ320、リブ330のいずれか1つを第1のリブとした場合、残りの2種類のいずれかが第2のリブとなる。すなわち、リブ300は、第1の種類のトナーカートリッジ10であることを示す第1リブと、第1の種類とは異なる第2の種類のトナーカートリッジ10であることを示す第2リブとのいずれかである。
リブ300は、可撓性である。リブ300は、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのフィルムからなる。
図5(a)に示すように、リブ300(第1リブまたは第2リブ)は、第2ギヤ200の取付部240に取り付けられる。詳しくは、リブ300は、取付部240の保持枠241に入り込み、リブ孔Hが保持突起242と係合する。この取付部240にリブ300の一部のみが入るので、リブ300は第2ギヤ200から軸方向に突出する。そして、ギヤカバー31がトナーカートリッジ10の筐体11に取り付けられた後は、図3に示すように、リブ300の先端はギヤカバー31の開口31Bから突出する。
図7に示すように、レバー70は、軸部71と、接触部72と、遮蔽部73とを有している。軸部71は、本体筐体2に揺動可能に支持されている。接触部72は、軸部71から延びている。
遮蔽部73は、軸部71から接触部72とは反対側に延びている。遮蔽部73は、光センサ7Bからの光を遮る部分である。
レバー70は、図7に示す第1レバー位置と、図9に示す第2レバー位置とに移動可能となっている。第1レバー位置において、接触部72は、リブ300の回転軌跡上に位置する。レバー70は、図示せぬバネによって、第2レバー位置から第1レバー位置に向けて付勢され、図示せぬストッパによって、第1レバー位置に保持されている。第1レバー位置では、光センサ7Bからの光は、遮蔽部73によって遮蔽される。
第2レバー位置は、レバー70がリブ300に押されて移動される位置である。第2レバー位置において、光センサ7Bからの光は、遮蔽部73によって遮蔽されない。
なお、本実施形態では、制御装置CUは、光センサ7Bからの光がレバー70で遮断されているときにOFFであると認識し、光センサ7Bからの光がレバー70で遮断されていないときにONであると認識するものとする。ただし、これとは逆に、制御装置CUは、光センサ7Bからの光がレバー70で遮断されているときにONであると認識し、光センサ7Bからの光がレバー70で遮断されていないときにOFFであると認識してもよい。
以上のように構成されたトナーカートリッジ10の作用について図7〜図13を参照しながら説明する。なお、図12のタイムチャートにおいては、第1ギヤ100および第2ギヤ200が回転している状態をONで示し、回転していない状態をOFFで示している。また、第2ギヤ200には、標準容量のトナーカートリッジ10を示すリブ310が取り付けられているものとする。
トナーカートリッジ10を本体筐体2に装着するときには、図13(a)に示すように、リブ300が本体筐体2の側壁などの他の部材にぶつかっても、リブ300が撓む。そして、図13(b)に示すように、トナーカートリッジ10が本体筐体2の所定位置に装着されると、撓んでいたリブ300が元に戻る。
第1ギヤ100および第2ギヤ200は、トナーカートリッジ10が新品である場合には、図7に示す初期位置にある。図3に示すように、第2ギヤ200が初期位置にある状態において、リブ310の先端は開口31Bから露出している。図7、図12に示すように、第2ギヤ200が初期位置にある状態において、レバー70は、第1レバー位置に位置し、センサ7はOFFとなっている。
カップリング32が図7における時計回りに駆動力を受けると、アイドルギヤ35が反時計回りに回転する。すると、第1ギヤ100は、アイドルギヤ35と係合しているので、時計回りに回転を開始する(時刻t0)。第1ギヤ100が回転することで、第1ギヤ100とともに第1突起140も時計回りに移動し始める。すると、図8に示すように、第1突起140が第2ギヤ200の第2突起250に到達して、第1突起140が第2突起250を押し始める。第1突起140に第2突起250が押されると、第2ギヤ200が反時計回りに回転する。このため、第2ギヤ200のギヤ部220が第1ギヤ100に噛み合い、反時計回りに回転し始める(時刻t1)。
第2ギヤ200が反時計回りに回転すると、やがて、リブ310がレバー70の接触部72に接触する。このときには、図13(c)に示すように、リブ310の先端部は、撓んでいない。このため、リブ310がレバー70を押し始める。このようにして、図9に示すように、リブ310に押されたレバー70が時計回りに揺動し、第1レバー位置から第2レバー位置に移動する。レバー70が第2位置に移動すると、センサ7がONとなる(時刻t2)。
そして、さらに第2ギヤ200が回転すると、図10に示すように、リブ310は、レバー70と接触しない場所まで移動する。すると、図示せぬバネの付勢力で、レバー70は、第2レバー位置(二点鎖線)から第1レバー位置(実線)に移動する(時刻t5)。これにより、レバー70は、光センサ7Bの光を遮蔽するので、センサ7がOFFとなる。
このように、第2ギヤ200にリブ310が取り付けられている場合には、センサ7は、時刻t2から時刻t5まで第1時間T1の間ONとなる(図12参照)ので、制御装置CUは、標準容量のトナーカートリッジ10だと判定できる。
仮に、第2ギヤ200にリブ320が取り付けられている場合には、センサ7は、時刻t2から時刻t3まで第1時間T2の間ONとなり、一度OFFとなってから、再び時刻t4から時刻t5まで第1時間T2の間ONとなるので、制御装置CUは、大容量のトナーカートリッジ10だと判定できる。
仮に、第2ギヤ200にリブ330が取り付けられている場合には、センサ7は、時刻t2から時刻t3まで第1時間T2の間ONとなるので、制御装置CUは、特大容量のトナーカートリッジ10だと判定できる。
そして、さらに第2ギヤ200が回転すると、図11に示すように、第2ギヤ200は、第1ギヤ100との噛み合いが解除されて、回転を停止する(時刻t6)。このようにして、第2ギヤ200は、図11に示す最終位置に移動する。最終位置において、第2ギヤ200は、第1ギヤ100と噛み合っていないので、第1ギヤ100が回り続けても、第2ギヤ200は最終位置に位置したままである。また、レバー70は、第1レバー位置に位置したままであるので、センサ7はOFFのままである。
新品でないトナーカートリッジ10をレーザプリンタ1の本体筐体2に装着した場合、第2ギヤ200は最終位置に位置し、カップリング32を駆動させても、第2ギヤ200は最終位置から動かない。このため、制御装置CUは、トナーカートリッジ10が新品でないと判定することができる。
以上説明したトナーカートリッジ10によれば、第2ギヤ200に第1リブ、または、第2リブを取り付けることでトナーカートリッジ10の種類を特定できる。このため、簡易な構成でトナーカートリッジ10の仕様を特定できる。また、リブが可撓性であるため、図13(a)に示すように、トナーカートリッジを着脱する場合に、リブが他の部材にぶつかっても、撓むので着脱動作を阻害しない。
また、第2ギヤ200は、第1リブ、または、第2リブを、第2ギヤ200から軸方向に突出するように取り付け可能であるため、第1リブ、または、第2リブの突出した部分をレバー70によって検出することによって、トナーカートリッジ10の種類を特定しやすい。
また、第2ギヤ200は、ギヤ部220を有することで第1位置から第1位置まで回転でき、非係合部230を有することで第2位置まで回転した後で停止することができる。
また、トナーカートリッジ10がギヤカバー31を有するので、トナーカートリッジ10を着脱する場合に、第1ギヤ100および第2ギヤ200が他の部材にぶつかってしまうことを抑制することができる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
上述した実施形態では、第2ギヤ200初期位置に位置するとき、および、最終位置に位置するときに、リブ300が本体筐体2に接触していたが、第2ギヤ200が初期位置および最終位置に位置する場合において、リブ300が本体筐体2に接触していなくてもよい。
上述した実施形態では、リブは、3種類の異なる形状を有していたが、リブの形状は2種類でもよく、4種類以上であっても構わない。
上述の実施形態においては、第1ギヤ100はアジテータとともに回転するギヤであったが、第1ギヤとアジテータとともに回転するギヤが別であってもよい。
上述の実施形態においては、第2ギヤは、複数のギヤ歯からなり、第1ギヤ100と係合するギヤ部220を有していたが、第2ギヤは、摩擦伝達によって第1ギヤと係合する摩擦部材を有していてもよい。この摩擦部材は、例えば、ゴムである。
上述の実施形態においては、トナーカートリッジは、ドラムカートリッジと別体に構成されていたが、一体に構成されていても構わない。
上述の実施形態においては、画像形成装置の一例としてモノクロのレーザプリンタを例示したが、画像形成装置はカラーの画像形成装置であってもよいし、LEDにより露光するものであってもよいし、コピー機や複合機であってもよい。
前記した各実施形態および各変形例の各要素は、任意に組み合わせて実施することが可能である。
1X 第1軸
2X 第2軸
10 トナーカートリッジ
11 筐体
12 現像ローラ
14 アジテータ
31 ギヤカバー
31A 開口
31A カップリング穴
31B 開口
32 カップリング
32B カップリングギヤ
100 第1ギヤ
200 第2ギヤ
220 ギヤ部
230 非係合部
240 取付部
300 リブ

Claims (6)

  1. 内部にトナーを収容可能な筐体と、
    軸方向に延びる第1軸について回転可能な第1ギヤであって、前記筐体の外表面に位置する第1ギヤと、
    トナーカートリッジの種類を特定するための可撓性のリブであって、第1の種類のトナーカートリッジであることを示す第1リブと、第1の種類とは異なる第2の種類のトナーカートリッジであることを示す第2リブとのいずれかであるリブと、
    前記軸方向に延びる第2軸について回転可能な第2ギヤであり、回転する前記第1ギヤと係合することで第1位置から第2位置まで回転して停止する第2ギヤであって、前記第1リブ、または、前記第2リブを着脱可能に取り付けることが可能な第2ギヤと、
    を備えることを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. 前記第2ギヤは、前記第1リブ、または、前記第2リブを、前記第2ギヤから前記軸方向に突出するように取り付け可能であることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  3. 前記第2ギヤは、
    周面の一部に形成されるギヤ部または摩擦部材であって、前記第1ギヤと係合するギヤ部または摩擦部材と、
    周面の他部に配置され、前記第1ギヤと係合しない非係合部と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトナーカートリッジ。
  4. 前記摩擦部材は、ゴムであることを特徴とする請求項3に記載のトナーカートリッジ。
  5. シャフトと、前記シャフトとともに回転する撹拌翼とを有し、前記筐体内の現像剤を撹拌するアジテータをさらに備え、
    前記第1ギヤは、前記シャフトの端部に位置することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
  6. 前記第1ギヤおよび前記第2ギヤの少なくとも一部を覆い、前記リブの一部を露出させる開口を有するギヤカバーをさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
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