JP2021055403A - テント - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、風通しが良好なテント本体を有するテントを提供する。【解決手段】テントは、支持ポール1によって張設されるテント本体2とを備えている。テント本体2は、床部パネル20と、一対の側部パネル21、21、前方パネル22、および後方パネル23とを含んでおり、支持ポール1によって所謂ドーム状に張設される形状を有している。相対向するよう位置する前方パネル22と後方パネル23の壁部には、出入口3がそれぞれ設けられている。出入口3は、幅方向中央に鉛直方向に延びるよう配設された壁部鉛直方向ファスナ30と、壁部鉛直方向ファスナ30の下端から前方パネル22または後方パネル23の底辺に沿って左右方向外側にそれぞれ延びるように配設された壁部水平方向ファスナ31、31とを備えている。出入口3の内側には通気性を有するとともに前記テント本体の内部の視認性を低下させるメッシュパネル5が設けられている。【選択図】図8

Description

本発明は、シート材からなるテント本体を支持ポールにより張設するテントに関する。
本発明に関連する従来の技術としては、例えば特許文献1が知られている。特許文献1には、無端のばね性を有する棒材が8字形に曲げられ交点を挟んで連続する二つのループを対称に形成した支持ポールに所定形状のテント本体が張設されて前記交点を頂端とする山形に形成されていることを特徴とするテントが開示されている。
そして、特許文献1には、幕片23が構成する前壁43に出入口51を切り欠き形成することが記載されている。なお、特許文献の第1図には、出入口51が、前壁43の両側の支持ポール1の傾斜部14にそれぞれ沿った側部と、両側部の下端と連続する水平部とを有する略U字状またはコ字状の鎖線で示されており、前壁43の上方中央が繋がっていることから、テント本体の内部と外部との間で出入する際には、出入口51の下端(水平部)を持ち上げることとなる。また、特許文献1の図7には、テント本体の上に被せたカバー7の、テントの出入口51と対応して形成された鉛直方向に延びる開口部を開いた状態が示されている。
特開平3−21779号公報
上記特許文献1にあっては、テント本体の前壁のみに出入口を切り欠き形成するのみであったため、風がテント本体内を通り抜けることができなかった。そのため、風通しが良好なテントが望まれていた。
また、テント本体の出入口の大きさを変更してテント本体内の通風量を容易に調整することができるテントが望まれていた。
さらに、上記特許文献1のように出入口51を巻上げると、害虫などがテント本体内に侵入したり、テント本体の内部を外部から容易に窺い見られる可能性などがあることからテント本体の内部をプライベート空間として安心して使用することができないなどの問題もあった。
さらに、上記特許文献1のようなテントにあっては、テント本体の床部の面積しか使用することができず、床部以外に拡張して使用することができる部分が望まれていた。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、風通しが良好なテント本体を有するテントを提供することを目的とする。
また、本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、テント本体の出入口の大きさを容易に変更し通風量を調整することができるテント本体を有するテントを提供することを目的とする。
さらに、本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、テント本体内への風通しを確保しつつ、テント本体内に害虫が侵入するのを防止するとともに、テント本体の内部をプライベート空間として安心して使用することができるテントを提供することを目的とする。
さらにまた、本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、テント本体の床部以外にも使用することができる部分を有するテントを提供することを目的とする。
請求項1のテントに係る発明は、上記目的を達成するため、支持ポールにより張設されるテント本体の相対向する壁部にそれぞれ設けられた出入口と、前記出入口が設けられた前記テント本体の前記壁部と異なる相対向する壁部にそれぞれ設けられた開閉可能な窓部と、を備えたことを特徴とする。
請求項2のテントに係る発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明において、前記各出入り口は、前記各壁部の幅方向中央に鉛直方向に延びるようそれぞれ配置されてスライダを上昇移動させることにより開き、下方に向かって前記スライダを下降移動させることにより閉じる壁部鉛直方向ファスナと、前記各壁部のそれぞれの底辺近傍において、前記壁部鉛直方向ファスナの下端から左右幅方向外側にそれぞれ延びるよう前記底辺に沿って配設されて、前記壁部鉛直方向ファスナの下端から前記左右幅方向外側に向かってスライダを移動させることによりそれぞれ開き、前記左右幅方向外側から前記壁部鉛直方向ファスナの下端に向かって移動させることによりそれぞれ閉じる壁部水平方向ファスナとを備えていることを特徴とする。
請求項3のテントに係る発明は、上記目的を達成するため、請求項2に記載の発明において、前記各出入口の内側に通気性を有するとともに前記テント本体の内部の視認性を低下させるメッシュスクリーンがそれぞれ設けられており、前記各メッシュスクリーンは、前記壁部鉛直方向ファスナおよび前記壁部各水平方向ファスナとそれぞれ対応する鉛直方向メッシュスクリーンファスナおよび水平方向メッシュスクリーンファスナとを備えていることを特徴とする。
請求項4のテントに係る発明は、上記目的を達成するため、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記テント本体はさらに、出入口が設けられた壁部の少なくとも一方の外側前方に延び床部を構成するフロントシートを備えていることを特徴とする。
請求項5のテントに係る発明は、上記目的を達成するため、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、前記窓部は、前記壁部に設けられた開口と、該開口に設けられた通気性を有するメッシュシートと、前記開口を上方から覆い下部が開閉可能なスクリーンと、を備えていることを特徴とする。
請求項6のテントに係る発明は、上記目的を達成するため、請求項5に記載の発明において、前記窓部には、前記スクリーンと前記開口との間に介装されて、前記スクリーンを前記開口から離間した開位置で保持する着脱可能な突張棒が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、支持ポールにより張設されるテント本体の相対向する壁部にそれぞれ設けられた出入口を開放することにより、テント本体内を風が通り抜けるため、テント本体内の風通しが良好となる。さらに、窓部からテント本体内への風通しを確保することができる。また、テント本体の各壁部に風が抜けるための流路が形成されているため、テントの配置位置に係らず、テント本体内の風通しが良好となる。出入口を閉じた状態でも、各窓部を開くことによって風の通り道を確保することができる。
請求項2の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記各出入り口の壁部鉛直方向ファスナと、前記各出入り口の壁部水平方向ファスナの一方または両方とのスライダの移動量を調整することにより、例えば各出入口を半分(片側)だけ開放したり全開にするなど、各出入口の開放量を容易に調整することができ、その結果、テント本体内への通風量を容易に調整することができる。
請求項3の発明によれば、請求項2に記載の発明において、出入口の一方または両方を開放した場合であっても、鉛直方向メッシュスクリーンファスナと水平方向メッシュスクリーンファスナを閉じた状態とすることにより、害虫がテント本体内に侵入するのを防止すると共にテント本体内への視認性を低下させることができる。また、各出入り口の壁部鉛直方向ファスナおよび鉛直方向メッシュスクリーンファスナと、壁部水平方向ファスナおよび水平方向メッシュスクリーンファスナの一方または両方とを開けば、出入口を介してテント本体内外に出入りすることができる。
請求項4の発明によれば、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、フロントシートがテント本体の出入口が設けられた壁部の少なくとも一方の外側前方に延び床部を構成することにより、テント本体の外部にも使用することができる床部が形成される。
請求項5の発明によれば、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、窓部のスクリーンが開口を上方から覆うことで、日光、紫外線を遮り、また、雨の侵入を防ぐことができる。さらに、窓部の外部からの視界を遮り、テント本体の内部をプライベート空間として安心して使用することができる。また、開口は、通気性を有するメッシュシートによって覆われているため、テント本体内への風通しを確保しつつ、テント本体内に害虫が侵入するのを防止することができる。
請求項6の発明によれば、請求項5に記載の発明において、突張棒をスクリーンと開口との間に介装させることで、スクリーンが開口から離間した開位置で保持されるため、風の通り道が確保され、風を窓部の開口へ確実に導くことができる。
本発明のテントの実施の一形態を示した正面図である。 図1に示したテントの背面図である。 図1に示したテントの側面図である。 図1に示したテントの平面図である。 図1に示したテントの斜視図である。 図1に示したテントにおいて、壁部鉛直方向ファスナと壁部水平方向ファスナの片側のみを開いた片開き状態を示した斜視図である。 図1に示したテントにおいて、壁部鉛直方向ファスナと壁部水平方向ファスナの両方を開き、且つ、その内側に設けられたメッシュスクリーンを閉じた両開き状態を示した斜視図である。 図1に示したテントにおいて、両出入り口の壁部鉛直方向ファスナおよび鉛直方向メッシュスクリーンファスナと、左右両方の壁部水平方向ファスナおよび水平方向メッシュスクリーンファスナを開いたフルオープン状態を示した斜視図である。 図3に示す窓部の部分拡大図であり、(a)は窓部が開いた状態であり、(b)は窓部が閉じた状態である。 テントの室内から窓部を見た状態の部分拡大図である。
本実施の形態のテントの実施の一形態における基本的な構成を、図1〜図10に基づいて詳細に説明する。
本実施の形態のテントは、弾性変形可能な棒材または線材を8の字形状として、交差部の両側に環状部が形成された支持ポール1と、この支持ポール1によって張設されるテント本体2とを備えている。そして、テント本体2は、床部パネル20と、一対の側部パネル21、21、前方パネル22、および後方パネル23とを含んでおり、支持ポール1によって所謂ドーム状に張設される形状を有している。テント本体2を構成するシート材は、撥水性を有すると共にUVカット率が高い生地により構成することができる。図4に平面図で示すように、床部パネルは矩形形状を有している。床部パネルの4か所の角部には、ペグを直接差し込んでテント本体を地面に固定するためのペグ孔を形成することができる。一対の側部パネル21、21、前方パネル22、および後方パネル23は、それぞれの壁部と、壁部に連続する共通の天井部とを形成する。一対の側部パネル21、21は互いに対向するよう位置し、前方パネル22と後方パネル23は、互いに対向するよう位置している。
テント本体2の側部パネル21と前方パネル22との境界、側部パネル21と床部パネル20との境界、側部パネル21と後方パネル23との境界には、支持ポール1の環状部を収容する筒状部25を有している。テント本体2は、筒状部25に収容された支持ポール1の弾性復帰力により、所謂ドーム状に張設される。また、支持ポール1を屈曲させることにより、テントを折り畳むことができる。テントには、折り畳んだ状態で収容するための専用のバッグ(図示は省略する)を付属させることができる。
前方パネル22と後方パネル23の壁部には、それぞれ出入口3、3が設けられている。各出入口3は、その前方パネル22と後方パネル23の壁部の、幅方向中央に鉛直方向に延びるよう配設された壁部鉛直方向ファスナ30と、この壁部鉛直方向ファスナ30の下端から前方パネル22または後方パネル23の底辺に沿って左右方向外側にそれぞれ延びるように配設された壁部水平方向ファスナ31、31とをそれぞれ備えている。壁部鉛直方向ファスナ30は、そのスライダ30aを上方に向かって上昇移動させることにより開き(図6および図7を参照)、下方に向かってスライダ30aを下降移動させることにより閉じる(図1および図2を参照)よう構成されている。また、各壁部水平方向ファスナ31は、そのスライダ31aを壁部鉛直方向ファスナ30の下端から左右幅方向外側に向かって移動させることによりそれぞれ開き(図6および図7を参照)、そのスライダ31aを左右幅方向外側から壁部鉛直方向ファスナ30の下端に向かって移動させることによりそれぞれ閉じる(図1および図2を参照)よう構成されている。
前方パネル22および後方パネル23の壁部の出入口3の内側には、メッシュスクリーン5がそれぞれ設けられている。メッシュスクリーン5は、通気性を有するとともにテント本体の内部に対する視認性を低下させることができるものである。メッシュスクリーン5は、生地に微細な孔を形成したり、格子状に織った生地により構成することができる。メッシュスクリーン5の幅方向中央には、壁部鉛直方向ファスナ30と対応するように鉛直方向メッシュスクリーンファスナ50が配設されており、鉛直方向メッシュスクリーンファスナ50の下端からメッシュスクリーン5の底辺に沿って左右外側方向にそれぞれ壁部水平方向ファスナ31と対応するように水平方向メッシュスクリーンファスナ51が設けられている。鉛直方向メッシュスクリーンファスナ50は、壁部鉛直方向ファスナ30と同様に、そのスライダ50aを上方に向かって上昇移動させることにより開き(図8を参照)、下方に向かってスライダ50aを下降移動させることにより閉じる(図6および図7を参照)よう構成されている。また、水平方向メッシュスクリーンファスナ51は、壁部水平方向ファスナ31と同様に、そのスライダ51aを鉛直方向メッシュスクリーンファスナ50の下端から左右幅方向外側に向かって移動させることによりそれぞれ開き(図8を参照)、左右幅方向外側から鉛直方向メッシュスクリーンファスナ50の下端に向かってスライダ51aを移動させることによりそれぞれ閉じる(図6および図7を参照)よう構成されている。
図6〜図8に示すように、前方パネル22および後方パネル23の壁部の両側辺における高さ方向の中間位置には、前方パネル22または後方パネル23の出入口3を開放した部分、および、その内側に設けられたメッシュスクリーン5の開放した部分を束ねて留めることが可能なタッセル6がそれぞれ設けられている。
一対の側部パネル21、21の壁部の頂部部分には、窓部24が設けられている。窓部24は、壁部に設けられた略三角形状の開口26と、開口26に設けられた通気性を有するメッシュシート28と、開口26の上方から覆うスクリーン32と、突張棒34とを備えている。スクリーン32は、開口26を上方から覆い、下部が開閉可能に壁部に設けられている。スクリーン32の下端縁部の裏面(開口26と対向する面)には、後述する突張棒34の両端部の面ファスナ34a,34bと接合する面ファスナ32aが設けられている。突張棒34は、面ファスナ34aが設けられた一端がスクリーン32の面ファスナ32aに対して着脱可能な自由端であり、面ファスナ34bが設けられた他端が壁部に縫着された固定端として構成され、開口26とスクリーン32との間に着脱可能に介装されている。そして、突張棒34は、面ファスナ34aをスクリーン32の面ファスナ32aに接合することで、スクリーン32を開口26から離間した開位置で保持することができ(図9(a)参照)、風が窓部24の開口26へ導かれる。一方、スクリーン32の面ファスナ32aを突張棒34の面ファスナ34bに接合することで、スクリーン32が閉位置で保持され(図9(b)参照)、風の通り道が遮断される。
図1、図4、および図5に示すように、壁部鉛直方向ファスナ30と左右の壁部水平方向ファスナ31を閉じた状態では、壁部鉛直方向ファスナ30のスライダ30aが下端に位置し、左右の壁部水平方向ファスナ31のスライダ31aが互いに近づいた状態となっている。つまり、前方パネル22と後方パネルの壁部23の出入口3を閉じた状態では、各スライダ30a、31a、31aの位置が互いに近接している状態となる。そのため、各スライダ30a、31a、31aを離間させないよう錠で連結することにより、出入口3を施錠することができる。
また、図6に示すように、鉛直方向メッシュスクリーンファスナ50と、水平方向メッシュスクリーンファスナ51とを閉じた状態で、壁部鉛直方向ファスナ30と部水平方向ファスナ31の一方のみ(図6では左側のみ)とを開いた状態では、前方パネル22または後方パネル23の出入口3を半分(片側)だけ開放することができる(片開き状態)。そのため、出入口3を全面にわたって開放する場合と比較して、テント本体の内外間での風通りの量を減少させるよう調整することができる。また、出入口3の開放された半分(片側)の内側は、メッシュスクリーン5が閉じているので、出入口3を半分(片側)を開放した状態であっても、害虫などがテント本体内に侵入するのを防止することができる。また、テント本体2の出入口3を半分(片側)だけ開放したときであっても、その片側だけ開放された出入口3の内側をメッシュスクリーン5が閉じている状態では、テント本体2の内部に対する視認性を低下させるため、テント本体2の内部を外部から窺い見られる可能性を低下させて、テント本体2の内部をプライベート空間として安心して使用することができる。前方パネル22または後方パネル23の出入口3を半分(片側)だけ開放した部分は、束ねてタッセル6で留めることにより、出入口3を半分(片側)だけ開放した状態に維持することができる。
さらに、図7に示すように、鉛直方向メッシュスクリーンファスナ50と、水平方向メッシュスクリーンファスナ51とを閉じた状態で、壁部鉛直方向ファスナ30と左右両方の壁部水平方向ファスナ31、31を開いた状態では、前方パネル22または後方パネル23の出入口3が全面にわたって開放される(両開き状態)。そのため、出入口3の半分(片側)だけ開放する場合と比較して、テント本体2の内外間での風通りの量を増大させるよう調整することができる。また、開放された出入口3の内側は、メッシュスクリーン5が閉じているので、テント本体2内に害虫などが侵入するのを防止することができ、また、テント本体2の内部に対する視認性を低下させて、テント本体2の内部をプライベート空間として安心して使用することができる。前方パネル22または後方パネル23の開放した部分は、それぞれ束ねてタッセル6で留めることにより、出入口3を全面にわたって開放した状態に維持することができる。
なお、風向きや風の強さなどによって、前方パネル22または後方パネル23の出入口3の状態を異ならせる、つまり、例えば、前方パネル22と後方パネル23の一方の出入口3を両開き状態とするとともに他方の出入口3を片開き状態としたり、前方パネル22と後方パネル23とで出入口3の半分(片側)だけ開放する側を左右で異ならせたり同じ側にするなど、必要に応じて調整することができる。また、壁部鉛直方向ファスナ30と壁部水平方向ファスナ31を完全に閉じるかまたは開くだけでなく、各ファスナ30、31、31の中間部にそれぞれのスライダ30a、31a、31aを位置させることにより、さらに出入口3の開放度を細かく調節することができる。
また、前方パネル22または後方パネル23の出入口3と同様に、その内側に設けられたメッシュパネル5も、鉛直方向メッシュスクリーンファスナ50と、左右いずれかの水平方向メッシュスクリーンファスナ51とを開いてメッシュパネル5を片開き状態としたり、また、鉛直方向メッシュスクリーンファスナ50と、左右両方の水平方向メッシュスクリーンファスナ51、51とを開いてメッシュパネル5を両開き状態とし、さらには各ファスナ50、51、51の中間部にそれぞれのスライダ50a、51a、51aを位置させて、メッシュスクリーン5の開放度を細かく調節することができる。
さらに、図8に示すように、鉛直方向メッシュスクリーンファスナ50と、左右両方の水平方向メッシュスクリーンファスナ51、51とを開くと共に、壁部鉛直方向ファスナ30と左右両方の壁部水平方向ファスナ31、31の方とを開き、前方パネル22または後方パネル23の開放した部分とメッシュパネル5をそれぞれ束ねてタッセル6で留めることにより、テント本体2の出入口3とその内側のメッシュスクリーン5とを全面にわたって完全に開放した状態に維持することができる(フルオープン状態)。そのため、テント本体2の内外間での通風量を最大に調整することができる。
また、図5〜図7に示すテントにおいて、突張棒34を開口26とスクリーン32との間に介装することで、スクリーン32が開位置で保持される。これにより、風の流れる道が確保されて(図9(a)の矢印参照)、風をテント本体2内へ導くことができ、テント本体2内の風通しが良好となる。さらに、窓部24の開口26は、スクリーン32によって上方から覆われているため、日光、紫外線を遮り(図9(a)の矢印参照)、また、雨の侵入を防ぐことができる。また、窓部24の外部からの視界を遮り、テント本体2の内部をプライベート空間として安心して使用することができる。テント本体2の出入口3を閉じた状態でも、一対の側部パネル21、21の壁部に設けられた窓部24を開くことによって風の通り道を確保することができる。
この実施の形態では、床部パネル20の、前方パネル22と連続する辺には、床部を構成するフロントシート7がテント本体2の外側に向かって延びるよう連設されている。フロントシート7の先端角部には、ペグなどの固定手段を通す穴(図示は省略する)を設けることができる。フロントシート7を有することにより、テント本体内のスペース(床部パネル20の面積)だけでなく、テント本体2の外部にも利用できるスペースを得ることができる。なお、フロントシート7は、床部パネル20の、後方パネル23と連続する辺に、テント本体2の外側に向かって延びるよう連設してもよく、また、床部パネル20の、前方パネル22と後方パネル23と連続する両辺に、テント本体2の外側に向かってそれぞれ延びるよう連設してもよい。
なお、テント本体の側部パネル21、21の少なくとも一方の内側には、窓部24の下方に小物を収納するポケット(図示は省略する)を設けることができる。また、テント本体の側部パネル21、前方パネル22、および後方パネル23の上方により形成される天井部には、テント本体2内にランタンなどを吊下させることができるフック(図示は省略する)を設けることができる。さらに、筒状部25の高さ方向中間位置には、ペグに掛止されるロープを取り付けるためのロープ取付部(図示は省略する)を設けることができる。
また、窓部24の開口26は、正面視三角形状を呈しているが、正面視四角形、五角形等の多角形、円形、長円形等の他の形状であってもよい。さらに、突張棒34は、1つ設けられているが、複数設けてもよく、突張棒34の数に応じて、スクリーン32の面ファスナも複数設けてもよい。
さらに、突張棒34の他端は、壁部に縫着されているが、壁部に面ファスナを設けて、突張棒34を取外し可能としてもよい。また、突張棒34は、一端をスクリーン32に縫着し、他端を着脱可能な構成にしてもよい。
1:支持ポール、 2:テント本体、 3:出入口、 5:メッシュスクリーン、 7:フロントシート、 22:前方パネル、 23:後方パネル、 24:窓部、 30:壁部鉛直方向ファスナ、 30a:壁部鉛直方向ファスナのスライダ、 31:壁部水平法王ファスナ、 31a:壁部水平方向ファスナのスライダ、 50:鉛直方向メッシュスクリーンファスナ、 50a:鉛直方向メッシュスクリーンファスナのスライダ、 51:水平方向メッシュスクリーンファスナ、 51a:水平方向メッシュスクリーンファスナのスライダ

Claims (6)

  1. 支持ポールにより張設されるテント本体の相対向する壁部にそれぞれ設けられた出入口と、
    前記出入口が設けられた前記テント本体の前記壁部と異なる相対向する壁部にそれぞれ設けられた開閉可能な窓部と、を備えたことを特徴とするテント。
  2. 前記各出入り口は、
    前記各壁部の幅方向中央に鉛直方向に延びるようそれぞれ配置されてスライダを上昇移動させることにより開き、下方に向かって前記スライダを下降移動させることにより閉じる壁部鉛直方向ファスナと、
    前記各壁部のそれぞれの底辺近傍において、前記壁部鉛直方向ファスナの下端から左右幅方向外側にそれぞれ延びるよう前記底辺に沿って配設されて、前記壁部鉛直方向ファスナの下端から前記左右幅方向外側に向かってスライダを移動させることによりそれぞれ開き、前記左右幅方向外側から前記壁部鉛直方向ファスナの下端に向かって移動させることによりそれぞれ閉じる壁部水平方向ファスナと
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載のテント。
  3. 前記各出入口の内側に通気性を有するとともに前記テント本体の内部の視認性を低下させるメッシュスクリーンがそれぞれ設けられており、
    前記各メッシュスクリーンは、前記壁部鉛直方向ファスナおよび前記壁部各水平方向ファスナとそれぞれ対応する鉛直方向メッシュスクリーンファスナおよび水平方向メッシュスクリーンファスナとを備えていることを特徴とする請求項2に記載のテント。
  4. 前記テント本体はさらに、出入口が設けられた壁部の少なくとも一方の外側前方に延び床部を構成するフロントシートを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のテント。
  5. 前記窓部は、前記壁部に設けられた開口と、該開口に設けられた通気性を有するメッシュシートと、前記開口を上方から覆い下部が開閉可能なスクリーンと、を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のテント。
  6. 前記窓部には、前記スクリーンと前記開口との間に介装されて、前記スクリーンを前記開口から離間した開位置で保持する着脱可能な突張棒が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のテント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7170107B1 (ja) * 2021-08-30 2022-11-11 ザ コールマン カンパニー インコーポレイテッド テント内の空気循環システム

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