JP2021053741A - 監視システム、監視方法およびプログラム - Google Patents

監視システム、監視方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理負荷の軽減を図ることが可能な監視システムを提供する。【解決手段】ロボット制御システムは、ロボットの作業領域を監視するものであり、作業領域での移動体の移動を検出するイベントカメラと、作業領域を撮像する撮像カメラと、イベントカメラおよび撮像カメラと接続された制御装置とを備える。制御装置は、イベントカメラにより移動体の移動が検出された場合に、撮像カメラによる撮像結果に基づいて作業領域に対する人の入出を判断するように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、監視システム、監視方法およびプログラムに関する。
従来、ロボットの作業環境監視装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
このロボットの作業環境監視装置は、ロボットの作業領域(監視領域)を撮像するカメラと、カメラによる撮像結果に基づいて移動体を検出するコンピュータとを備えている。コンピュータは、移動体を検出した場合に、その移動体がロボットに近接するときに、ディスプレイに警告を発するとともに、ロボットを停止するなどの対応処理を行うように構成されている。
特開平5−261692号公報
しかしながら、上記した従来の作業環境監視装置では、カメラの撮像結果に基づく監視(作業領域に対する人の入出判断)が、ロボットの作業時に常に行われるので、情報処理負荷が大きく、運用コストの低減を図ることが困難である。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、情報処理負荷の軽減を図ることが可能な監視システム、監視方法およびプログラムを提供することである。
本発明による監視システムは、監視領域を監視するものであり、監視領域での移動体の移動を検出する第1センサと、監視領域に対する人の入出を判断するための第2センサと、第1センサおよび第2センサと接続された制御装置とを備える。制御装置は、第1センサにより移動体の移動が検出された場合に、第2センサの検出結果に基づいて監視領域に対する人の入出を判断するように構成されている。
このように構成することによって、第1センサが移動体の移動を検出しない場合に、第2センサを用いた監視領域に対する人の入出判断が行われないので、第2センサを用いた監視領域に対する人の入出判断が常に行われる場合に比べて、情報処理負荷の軽減を図ることができる。
本発明による監視方法は、監視領域を監視するものであり、第1センサにより監視領域での移動体の移動を検出するステップと、第1センサにより移動体の移動が検出された場合に、第2センサによる検出が行われるステップと、制御装置により、第2センサの検出結果に基づいて監視領域に対する人の入出が判断されるステップとを備える。
本発明によるプログラムは、コンピュータに、監視領域での移動体の移動を第1センサに検出させる手順と、第1センサにより移動体の移動が検出された場合に、第2センサによる検出を行わせる手順と、第2センサの検出結果に基づいて監視領域に対する人の入出を判断する手順と、を実行させるためのものである。
本発明の監視システム、監視方法およびプログラムによれば、情報処理負荷の軽減を図ることができる。
本実施形態によるロボット制御システムの概略構成を示したブロック図である。 本実施形態のロボット制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態の変形例によるロボット制御システムの概略構成を示したブロック図である。
以下、本発明の一実施形態を説明する。なお、以下では、本発明の監視システムをロボット制御システムに適用した場合について説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態によるロボット制御システム100の構成について説明する。
ロボット制御システム100は、たとえば工場の生産現場に適用されるものであり、生産現場においてロボット2に所定の作業を実行させるように構成されている。ロボット制御システム100では、ロボット2が柵などによって仕切られておらず、人がロボット2の作業領域にアクセス可能になっている。このロボット制御システム100は、図1に示すように、制御装置1と、ロボット2と、イベントカメラ3と、撮像カメラ4とを備えている。
制御装置1は、ロボット2を制御する機能と、ロボット2が作業を行う作業領域を監視する機能とを有する。この制御装置1は、演算部11と、記憶部12と、入出力部13とを含んでいる。演算部11は、記憶部12に記憶されたプログラムなどに基づいて演算処理を実行することにより、制御装置1を制御するように構成されている。記憶部12には、ロボット2を制御するためのプログラム、および、ロボット2が作業を行う作業領域を監視するためのプログラムなどが記憶されている。入出力部13には、ロボット2、イベントカメラ3および撮像カメラ4などが接続されている。制御装置1は、ロボット2が作業を行っているときのそのロボット2の位置情報を有する。なお、制御装置1は、本発明の「コンピュータ」の一例である。
ロボット2は、制御装置1によって制御され、所定の作業を行うように構成されている。たとえば、ロボット2は、多軸アームと、多軸アームの先端に設けられたエンドエフェクタとしてのハンドとを有し、ワークを搬送するように構成されている。多軸アームは、ハンドを移動させるために設けられ、ハンドは、ワークを保持するために設けられている。ロボット2の作業領域は、ロボット2の周囲を取り囲む領域であり、作業時に移動するロボット2およびそのロボット2に保持されるワークが通過する領域が含まれている。なお、ロボット2の作業領域は、本発明の「監視領域」の一例である。
イベントカメラ3は、作業領域を監視するために設けられ、ロボット2の作業領域での移動体(たとえば人)の移動を検出するように構成されている。このイベントカメラ3は、カメラ視野内(作業領域内)において輝度が変化(イベントが発生)した場合に、イベント情報を制御装置1に出力するように構成されている。イベント情報には、輝度が変化したときの時刻(イベント発生時のタイムスタンプ)、輝度が変化したピクセルの座標(イベント発生位置)、および、輝度の変化方向(極性)が含まれている。イベントカメラ3は、撮像カメラ4に比べて情報量が少ないため、応答性が高く、消費電力が低い。すなわち、イベントカメラ3は、作業領域の状態変化(たとえば、作業領域への人の進入)を応答性よく低消費電力で検出するために設けられている。なお、イベントカメラ3は、本発明の「第1センサ」の一例である。
撮像カメラ4は、作業領域を監視するために設けられ、ロボット2の作業領域を撮像するように構成されている。具体的には、撮像カメラ4は、作業領域に対する人の入出を判断するとともに、作業領域に人が進入した場合にその人とロボット2との距離Dを算出するために設けられている。撮像カメラ4は、イベントカメラ3により移動体の移動が検出された場合に作動されるとともに、イベントカメラ3により移動体の移動が検出されない場合に停止されるように構成されている。撮像カメラ4による撮像結果は、制御装置1に入力されるようになっている。なお、撮像カメラ4は、本発明の「第2センサ」の一例である。
ここで、制御装置1は、イベントカメラ3および撮像カメラ4からの入力に基づいて作業領域の状態を判断し、作業領域の状態に応じてロボット2に通常時処理または接近時処理を実行させるように構成されている。
通常時処理は、予め設定された作業を繰り返し行わせるものである。接近時処理は、ロボット2と人との距離Dを確保することにより、ロボット2と人との干渉(衝突)を回避しながら、予め設定された作業を繰り返し行わせるものである。たとえば、ロボット2が行う作業が第1地点のワークを第2地点に搬送するものである場合には、通常時処理時に、予め設定された移動経路に沿ってロボット2が移動され、接近時処理時に、予め設定された移動経路が変更され、その変更後の移動経路に沿ってロボット2が移動されるようになっている。なお、変更後の移動経路は、たとえば、人の位置などに基づいて距離Dが所定値Th以上になるように設定される。所定値Thは、予め設定された値であり、ロボット2と人との離隔距離(ロボット2と人との接近を許容できる限界の距離)である。
具体的には、制御装置1は、イベントカメラ3によって作業領域での移動体の移動が検出されない場合、および、イベントカメラ3によって作業領域での移動体の移動が検出されたが、その移動体がロボット2であると判断された場合に、作業領域の状態が変化していないことから、撮像カメラ4を停止状態のまま、ロボット2に通常時処理を実行させるように構成されている。
また、制御装置1は、イベントカメラ3によって作業領域での移動体の移動が検出され、その移動体がロボット2ではないと判断された場合に、作業領域の状態が変化(たとえば、人が作業領域に進入)している可能性があることから、撮像カメラ4を始動させるように構成されている。次に、制御装置1は、撮像カメラ4の撮像結果に基づいて作業領域に人が進入しているか否かを判断し、作業領域に人が進入している場合に撮像カメラ4の撮像結果に基づいてロボット2と人との距離Dを算出するようになっている。すなわち、制御装置1は、イベントカメラ3の検出結果に基づいて作業領域の状態変化の可能性がある場合に、撮像カメラ4の撮像結果を画像処理して作業領域の状態を正確に把握するように構成されている。なお、撮像カメラ4の撮像結果の画像処理は情報処理負荷が大きいので、イベントカメラ3の検出結果に基づいて作業領域の状態が変化していないと判断される場合には、撮像カメラ4が停止されて画像処理が行われないようになっている。
そして、制御装置1は、距離Dが所定値Th以上の場合にロボット2に通常時処理を実行させるとともに、距離Dが所定値Th未満の場合にロボット2に接近時処理を実行させるように構成されている。このため、ロボット2と人との離隔距離が保たれるようになっている。
−ロボット制御システムの動作−
次に、図2を参照して、本実施形態によるロボット制御システム100の動作について説明する。なお、以下の各ステップは制御装置1によって実行される。
まず、図2のステップS1において、ロボット2の作業の開始指示を受け付けたか否かが判断される。そして、作業の開始指示を受け付けたと判断された場合には、ステップS2に移る。その一方、作業の開始指示を受け付けていないと判断された場合には、ステップS1が繰り返し行われる。すなわち、制御装置1は、作業の開始指示を受け付けるまで待機する。
次に、ステップS2において、ロボット2およびイベントカメラ3が始動される。具体的には、ロボット2において所定の初期化処理が行われるとともに、イベントカメラ3を用いた作業領域の監視が開始される。
次に、ステップS3において、作業領域内における移動体の移動がイベントカメラ3によって検出されたか否かが判断される。具体的には、イベントカメラ3からイベント情報が入力された場合に移動体の移動が検出されたと判断され、イベントカメラ3からイベント情報が入力されない場合に移動体の移動が検出されないと判断される。そして、移動体の移動が検出されなかった場合には、作業領域の状態が変化していないことから、ステップS5において通常時処理(予め設定された移動経路を用いたロボット2による作業)が行われ、ステップS16に移る。その一方、移動体の移動が検出された場合には、ステップS4に移る。
次に、ステップS4において、イベントカメラ3が検出した移動体がロボット2であるか否かが判断される。たとえば、制御装置1が有するロボット2の位置情報(現在位置)と、イベント情報に含まれるイベント発生位置とが一致する場合に、移動体がロボット2であると判断され、制御装置1が有するロボット2の位置情報と、イベント情報に含まれるイベント発生位置とが相違する場合に、移動体がロボット2ではないと判断される。そして、移動体がロボット2であると判断された場合には、作業領域の状態が変化していないことから、ステップS5において通常時処理(予め設定された移動経路を用いたロボット2による作業)が行われ、ステップS16に移る。その一方、移動体がロボット2ではないと判断された場合には、作業領域の状態が変化している可能性があることから、ステップS6に移る。
次に、ステップS6において、撮像カメラ4が始動される。すなわち、撮像カメラ4を用いた作業領域の監視が開始される。
次に、ステップS7において、撮像カメラ4の撮像結果が画像処理され、作業領域に人が進入しているか否かが判断される。そして、作業領域に人が進入していないと判断された場合には、ステップS8において通常時処理(予め設定された移動経路を用いたロボット2による作業)が行われ、ステップS15に移る。なお、移動体が検出され、その移動体がロボット2ではないと判断されたにもかかわらず、画像解析結果で作業領域に人が進入していないと判断される原因の一例としては、作業領域の明るさが変化して移動体を誤検出した場合が考えられる。その一方、作業領域に人が進入していると判断された場合には、ステップS9に移る。
次に、ステップS9において、撮像カメラ4の撮像結果の画像処理によりロボット2と人との距離Dが算出され、その距離Dが所定値Th未満であるか否かが判断される。そして、距離Dが所定値Th未満ではないと判断された場合(距離Dが所定値Th以上の場合)には、ステップS10において通常時処理(予め設定された移動経路を用いたロボット2による作業)が行われ、ステップS12に移る。その一方、距離Dが所定値Th未満であると判断された場合には、ステップS11において接近時処理(変更された移動経路を用いたロボット2による作業)が行われ、ステップS12に移る。
次に、ステップS12において、撮像カメラ4の撮像結果が画像処理され、作業領域から人が退出しているか否かが判断される。そして、作業領域から人が退出していないと判断された場合には、ステップS13に移る。その一方、作業領域から人が退出していると判断された場合には、ステップS15に移る。
次に、ステップS13において、ロボット2の作業の終了指示を受け付けたか否かが判断される。そして、作業の終了指示を受け付けたと判断された場合には、ステップS14において、ロボット2、イベントカメラ3および撮像カメラ4が停止され、エンドに移る。その一方、作業の終了指示を受け付けていないと判断された場合には、ステップS9に戻る。
また、ステップS15において、撮像カメラ4が停止される。すなわち、撮像カメラ4を用いた作業領域の監視が終了され、イベントカメラ3を用いた作業領域の監視が再開される。
次に、ステップS16において、ロボット2の作業の終了指示を受け付けたか否かが判断される。そして、作業の終了指示を受け付けたと判断された場合には、ステップS17において、ロボット2およびイベントカメラ3が停止され、エンドに移る。その一方、作業の終了指示を受け付けていないと判断された場合には、ステップS3に戻る。
−効果−
本実施形態では、上記のように、イベントカメラ3により移動体の移動が検出された場合に、撮像カメラ4を作動させて画像処理を行うことにより、ロボット2の作業領域の状態を正確に把握することによって、イベントカメラ3が移動体の移動を検出しない場合に、撮像カメラ4が停止されて画像処理による作業領域の状態判断が行われない。すなわち、情報量の少ないイベントカメラ3の検出結果から作業領域の正確な状態判断の必要性が判断され、作業領域の正確な状態判断が必要な場合に撮像カメラ4を作動させて画像処理が行われる。つまり、情報処理負荷の小さいイベントカメラ3を用いた作業領域の監視が行われ、そのイベントカメラ3により移動体の移動が検出された場合に、情報処理負荷の大きい撮像カメラ4を用いた作業領域の監視が行われ、作業領域の正確な状態が判断される。したがって、撮像カメラ4を用いた作業領域の監視(画像処理による作業領域の状態判断)が常に行われる場合に比べて、情報処理負荷の軽減を図ることができる。その結果、ロボット制御システム100の運用コストの低減を図ることができる。
また、本実施形態では、イベントカメラ3によって作業領域での移動体の移動が検出され、その移動体がロボット2であると判断された場合に、撮像カメラ4を停止状態のままイベントカメラ3を用いた監視を継続することによって、イベントカメラ3を用いた監視において、作業領域内で作業するロボット2を除外することができる。これにより、ロボット2の動作に起因して不必要な撮像カメラ4の始動が行われるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、撮像カメラ4の撮像結果に基づいて作業領域に人が進入していないと判断された場合に、撮像カメラ4が停止されることによって、撮像カメラ4を用いた監視が終了されてイベントカメラ3を用いた監視が再開されるので、情報処理負荷の軽減を図ることができる。
また、本実施形態では、撮像カメラ4の撮像結果に基づいて作業領域から人が退出していると判断された場合に、撮像カメラ4が停止されることによって、撮像カメラ4を用いた監視が終了されてイベントカメラ3を用いた監視が再開されるので、情報処理負荷の軽減を図ることができる。
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、ロボット2の作業領域を監視するロボット制御システム100に本発明を適用する例を示したが、これに限らず、ロボットの作業領域以外の監視領域を監視する監視システムに本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、ロボット2を制御する機能と、ロボット2が作業を行う作業領域を監視する機能とを有する制御装置1が設けられる例を示したが、これに限らず、ロボットを制御する制御装置と、ロボットが作業を行う作業領域を監視する監視システムとが個別に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、イベントカメラ3および撮像カメラ4が設けられる例を示したが、これに限らず、イベントカメラの機能と、撮像カメラの機能とを有する1台のカメラが設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、ロボット制御システム100にイベントカメラ3が設けられる例を示したが、これに限らず、図3に示す変形例によるロボット制御システム100aのように、イベントカメラに代えて電波センサ3aが設けられていてもよい。電波センサ3aは、作業領域での人(移動体)の移動を検出するために設けられている。この電波センサ3aは、電波を送信する送信部と、送信部から送信された電波の人での反射波を受信する受信部とを有し、その送受信の結果に基づいて人の位置を算出するように構成されている。また、電波センサ3aは、作業領域の状態変化(たとえば、作業領域への人の進入)を応答性よく低消費電力で検出するために設けられている。なお、電波センサ3aは、本発明の「第1センサ」の一例である。
また、上記実施形態では、撮像カメラ4が設けられる例を示したが、これに限らず、撮像カメラに代えて三次元形状測定装置が設けられていてもよい。三次元形状測定装置は、作業領域の三次元形状を測定するように構成されており、作業領域に対する人の入出を判断するとともに、作業領域に人が進入した場合にその人とロボットとの距離を算出するために設けられている。三次元形状測定装置の情報処理負荷は、イベントカメラの情報処理負荷に比べて大きい。そして、情報処理負荷の小さいイベントカメラを用いた作業領域の監視が行われ、そのイベントカメラにより移動体の移動が検出された場合に、情報処理負荷の大きい三次元形状測定装置を用いた作業領域の監視が行われ、作業領域の正確な状態が判断される。したがって、三次元形状測定装置を用いた作業領域の監視が常に行われる場合に比べて、情報処理負荷の軽減を図ることができる。なお、三次元形状測定装置は、本発明の「第2センサ」の一例である。
また、上記実施形態では、移動体の移動が検出された場合に撮像カメラ4が作動される例を示したが、これに限らず、撮像カメラがスタンバイ状態にされており、移動体の移動が検出された場合に撮像カメラがスタンバイ状態から復帰される(スタンバイ状態が解除されて作動状態に戻される)ようにしてもよい。また、撮像カメラが予め作動されており、移動体の移動が検出された場合に撮像結果に基づく画像処理(人の作業領域への入出の判断など)が行われるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、接近時処理として、ロボット2の移動経路の変更が行われる例を示したが、これに限らず、接近時処理として、ロボットの移動速度の低下および移動停止の少なくとも一方が行われるようにしてもよい。
また、上記実施形態において、撮像カメラ4の作動時に、イベントカメラ3が停止されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ロボット2がワークを搬送する例を示したが、これに限らず、ロボットがワークに対して加工などを行うようにしてもよい。すなわち、上記実施形態では、ロボット2が多軸アームおよびハンドを有する例を示したが、これに限らず、ロボットの構造はどのようなものであってもよい。
本発明は、監視領域を監視する監視システム、監視方法およびプログラムに利用可能である。
1 制御装置(コンピュータ)
2 ロボット
3 イベントカメラ(第1センサ)
3a 電波センサ(第1センサ)
4 撮像カメラ(第2センサ)
100、100a ロボット制御システム(監視システム)

Claims (3)

  1. 監視領域を監視する監視システムであって、
    前記監視領域での移動体の移動を検出する第1センサと、
    前記監視領域に対する人の入出を判断するための第2センサと、
    前記第1センサおよび前記第2センサと接続された制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記第1センサにより前記移動体の移動が検出された場合に、前記第2センサの検出結果に基づいて前記監視領域に対する人の入出を判断するように構成されていることを特徴とする監視システム。
  2. 監視領域を監視する監視方法であって、
    第1センサにより前記監視領域での移動体の移動を検出するステップと、
    前記第1センサにより前記移動体の移動が検出された場合に、第2センサによる検出が行われるステップと、
    制御装置により、前記第2センサの検出結果に基づいて前記監視領域に対する人の入出が判断されるステップとを備えることを特徴とする監視方法。
  3. コンピュータに、
    監視領域での移動体の移動を第1センサに検出させる手順と、
    前記第1センサにより前記移動体の移動が検出された場合に、第2センサによる検出を行わせる手順と、
    前記第2センサの検出結果に基づいて前記監視領域に対する人の入出を判断する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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