JP2021053357A - 生体情報検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生体情報の検出精度を高めることができ、信頼性を向上させることができる生体情報検出装置を提供する。【解決手段】生体情報検出装置10は、本体12に固設され、装着者の耳珠の外耳道側の被検出部分に接触する、装着者の血流に関する生体情報を検出するための検出部1と、本体12に設けられ、装着者の耳の対輪及び耳甲介腔の少なくとも一方への接触により発生した少なくとも一方の反力を本体12に作用させることによって、検出部1を被検出部分に押し付ける押圧部4及び係合部6と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、耳に装着して血流を検出する生体情報検出装置に関する。
例えば、特許文献1に開示された血流センサは、インナーイヤー型のヘッドフォンに適用されたものであり、ハウジングと、ハウジングに設けられたイヤーピース及びセンサ素子とを備えている。イヤーピースが外耳道に挿入されている状態では、センサ素子が耳珠に接触するとともに、センサ素子により血流が検出される。センサ素子は、ハウジング内に設けられた弾性体に支持されている。弾性体は、外耳道へのイヤーピースの挿入方向と直交する方向に伸縮可能に設けられており、センサ素子を耳珠側に付勢する。
特開2013−146371号公報
上述した従来の血流センサは、ハウジングからセンサ素子を突出させる方向に弾性体による付勢力を作用させているため、センサ素子がハウジングに対して移動する構造となっている。このため、この血流センサは、ハウジングとセンサ素子の間に隙間を有しており、この隙間に埃などの異物が侵入する不具合を生じる可能性がある。隙間に埃などの異物が侵入すると、センサ素子のハウジングに対する移動が困難になり、動作不良を引き起こし、血流の検出精度が低下する可能性がある。
本発明の目的は、生体情報の検出精度を高めることができ、信頼性を向上させることができる生体情報検出装置を提供することである。
本発明の一態様として、生体情報検出装置は、本体部と、本体部に固設され、装着者の耳珠の外耳道側の被検出部分に接触する、装着者の血流に関する生体情報を検出するための検出部と、本体部に設けられ、装着者の耳の対輪及び耳甲介腔の少なくとも一方への接触により発生した少なくとも一方の反力を本体部に作用させることによって、検出部を被検出部分に押し付ける少なくとも一つの接触部と、を備える。
本発明の一態様によれば、生体情報の検出精度を高めることができ、信頼性を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る生体情報検出装置を示す斜視図。 図1の生体情報検出装置を矢印F2方向から見た斜視図。 図1の生体情報検出装置の本体を示す図。 図3の生体情報検出装置をF4−F4に沿って切断した部分の拡大断面図。 左耳の一例を左側面から見た外観図。 図5の左耳をF6−F6に沿って切断した部分の断面図。 図5の左耳に図1の生体情報検出装置を装着した状態を示す外観図。 図1の生体情報検出装置の押圧部の機能を説明するための図。 図1の生体情報検出装置の変形例を示す概略図。 本発明の第2の実施形態に係る生体情報検出装置を示す斜視図。 図10の生体情報検出装置の分解斜視図。 図11のカバーを矢印F12方向から見た斜視図。 図1の生体情報検出装置を一般的な大きさの左耳に装着した状態を示す図。 図1の生体情報検出装置を比較的小さな左耳に装着した状態を示す図。 サイズを小さくした図1の生体情報検出装置を比較的小さな左耳に装着した状態を示す図。 図15の生体情報検出装置を一般的な大きさの左耳に装着した状態を示す図。 図10の生体情報検出装置を一般的な大きさの左耳に装着した状態を示す図。 図10の生体情報検出装置を比較的小さな左耳に装着した状態を示す図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係る生体情報検出装置10(以下、単に装置10と称する場合もある)は、挿入部2、押圧部4(接触部、第1の接触部)、係合部6(接触部、第2の接触部)、位置決め部8、及び検出部1を備えている。
図3に示すように、装置10は、検出部1を固設した本体12(本体部)を有し、本体12の外側を覆うカバー14(カバー部)を有する。カバー14は、エラストマーなどの弾性部材により形成されており、上述した挿入部2、押圧部4、係合部6、及び位置決め部8を含む。つまり、挿入部2、押圧部4、係合部6、及び位置決め部8は、弾性部材によりカバー14と一体に形成されている。本体12は、樹脂や金属により形成することができる。
カバー14は、本体12に対して着脱可能に設けられ、異なるサイズ及び形状の別のカバー14に交換可能となっている。言い換えると、挿入部2、押圧部4、係合部6、及び位置決め部8の形状や大きさは、カバー14を交換することにより変更可能であり、本体12を共通化することができる。
図3及び図4に示すように、本体12は、検出部1を埋設している。検出部1は、本体12の表面12aに設けた凹所12b内に収容配置されている。本体12の表面12a側の凹所12bの開口部は、透明な板状部材11により塞がれている。ここで言う板状部材11は、例えば、透明なガラス板やアクリル板などである。板状部材11は、これに限らず、例えば、緑色光や赤色光や赤外光を良好に透過可能な素材により形成すればよい。なお、図4では、カバー14の図示を省略してある。
検出部1は、2つの発光素子13a、13bと1つの受光素子15を備えている。発光素子13a、13bは、例えばLED素子であり、受光素子15を間に挟んで凹所12bの底に配置されている。発光素子13a、13bから出射された光は、耳で拡散されて、その戻り光が受光素子15により受光される。この検出部1は、例えば、血流に関する生体情報を検出する反射型の光電式容積脈波(PPG;photoplethysmography)センサであり、単位時間当たりの心拍数などを検出する。図1及び図3に示すように、カバー14は、検出部1の板状部材11を外部に露出するための開口部14aを備えている。
以下、装置10の外形及び各部の詳細な構造について、図5乃至図8を参照しながら説明する。装置10は、人の耳に装着可能であるとともに猿やチンパンジーなどの類人猿の耳に装着可能である。以下の説明では、装置10を装着した装着者から見て上下左右、前後、内側、外側などを規定する。なお、図5及び図6には、装置10が装着される一般的な大きさの耳を例示してあるが、図6では、図示明瞭化のため耳の断面を示すハッチングを省略してある。
挿入部2は、耳の外耳道21に挿入される。挿入部2は、本体12からある方向に一体に突設された図示しないプローブとプローブの外側を覆うカバー14の一部により形成されている。プローブは、例えばその先端に、図示しない温度センサなどを備えてもよい。温度センサとして、例えばサーモパイルやボロメータ素子などがあり、検出対象(例えば、鼓膜やその周辺の皮膚など)から放射される赤外線を非接触で検出して電圧に変換する。装置10は、温度センサを介して検出した赤外線の強度に基づいて検出対象の温度を測定する。
本体12に対するプローブ、すなわち挿入部2の角度は、理想的には、挿入部2を所定の深さで外耳道21に挿入配置した状態(図7に示す状態)で、本体12に固設した検出部1の板状部材11の表面が耳珠22の外耳道21側の部分23(以下、この部分を被検出部分23と称する)に面で接触する角度に設定されている。耳の形には個体差があるため、ここでは平均的な耳の形を図5及び図6に例示して説明するが、例えば、プローブは、耳の形に合わせて、本体12に対してフレキシブルに折り曲げ可能な構造を有してもよい。
一般に、耳の外耳道21は外側から内側に向けて斜め上方に傾斜している。これに対し、耳珠裏の被検出部分23は、その表面を平らな面と仮定した場合、該表面に垂直に交わる線が斜め前方外側に向く角度で傾斜している。つまり、挿入部2の外耳道21への挿入方向と検出部1の被検出部分23への押圧方向は異なる方向となる。言い換えると、被検出部分23は、外耳道21に対して角度がついている。耳の形には個体差があり、外耳道21に対する被検出部分23の角度にも個体差がある。
また、外耳道21を外から見たときに鼓膜(図示せず)が見えることがないため、外耳道21の入口が耳珠22により部分的に覆われていることがわかる。よって、外耳道21に挿入部2を挿入配置しただけで、検出部1の板状部材11の表面が耳珠裏の被検出部分23に押し付けられる。
挿入部2は、カバー14と一体に形成した2つの略円環状の保持片2a、2bを略同軸に備えている。2つの保持片2a、2bは、挿入部2の長手方向に沿って互いに離間して設けられている。2つの保持片2a、2bは、挿入部2を外耳道21に挿入した状態で、弾性変形を伴って外耳道21の内面に接触し、挿入部2の外耳道21に対する装着状態を安定させる。つまり、2つの保持片2a、2bは、挿入部2を外耳道21に対してしっかりと保持せしめて、挿入部2の外耳道21からの抜けを抑制する。
押圧部4は、挿入部2を外耳道21に挿入した状態(図7)で、耳甲介腔24に接触する位置に設けられている。押圧部4は、耳甲介腔24に向けてカバー14をドーム状に膨出させた形状を有する。押圧部4は、耳甲介腔24の略全面に接触可能な大きさを有する。押圧部4は、弾性部材を中実にし、或いは内部を空洞にした構造を有する。
押圧部4は、挿入部2の外耳道21への挿入により、耳甲介腔24へ押し付けられ、接触して弾性変形する。この耳甲介腔24への押圧部4の接触により発生した耳甲介腔24の反力は、検出部1を耳珠裏の被検出部分23へ押し付けるように作用する。より詳細には、図8に示すように、押圧部4が受ける耳甲介腔24の反力Fは、挿入部2の本体12側の根元部分あたりを支点にして本体12を耳珠22側に回動(図示矢印Rで示す)させるように作用し、それにより、検出部1は被検出部分23に押し付けられる。このとき、挿入部2が外耳道21に挿入されているために、挿入部2の根元部分あたりが回動の支点となる。
係合部6は、例えば、棒状の弾性部材をU字状に折り曲げたような形状を有する。係合部6は、U字状に折り曲げた湾曲部分6a(対輪側接触部)が本体12から離間した位置に配置される向きでカバー14と一体に設けられている。つまり、係合部6は、本体12側に設けた一端6b及び他端6c(図8)を有し、これら2つの端部6b、6cに連なるとともに対輪25に接触する湾曲部分6a(接触部)を有する。
挿入部2を外耳道21に挿入した状態(図7に示す状態)では、係合部6は、弾性変形を伴って、その突出方向の先端にある湾曲部分6aが、対輪25と耳甲介艇26の間に嵌め込まれ、両者25、26に接触する。この状態では、係合部6の湾曲部分6aが対輪25の内側に配置され、湾曲部分6aに対輪25が少なくとも部分的に覆い被さった状態となる。
また、図7に示す状態では、湾曲部分6aが対輪25と耳甲介艇26の間に嵌め込まれ、両者に接触することで、係合部6が弾性変形する。この対輪25及び耳甲介艇26への係合部6の接触により発生した対輪25及び耳甲介艇26の反力は、検出部1を耳珠裏の被検出部分23へ押し付けるように作用する。このとき、係合部6が受ける対輪25及び耳甲介艇26の反力は、前述した耳甲介腔24の反力Fと同様、挿入部2の根元部分あたりを支点として本体12を回動させるように作用する。
係合部6を弾性変形可能な材料により形成することで、係合部6を対輪25から外れさせることなく、対輪25(及び耳甲介艇26)の反力を本体12に作用させることができ、検出部1を被検出部分23に押し付けることができる。
耳の形状や大きさには個体差があり、係合部6の湾曲部分6aが耳甲介艇26に奥まで嵌らない場合もある。例えば、比較的大きな耳に装置10を装着し、挿入部2を外耳道21に挿入した状態では、湾曲部分6aに対輪25がわずかに引っ掛かった状態となり、湾曲部分6aが耳甲介艇26に届かない場合も考えられる。このような場合、係合部6は、対輪25に接触することで弾性変形する。この対輪25への係合部6の接触により発生した対輪25の反力は、上述した場合と同様に、挿入部2の根元あたりを支点として本体12を回動させるように作用し、それにより、検出部1は被検出部分23に押し付けられる。
いずれにしても、本実施形態によると、係合部6は、対輪25及び耳甲介艇26に、又は、対輪25のみに、接触し、それにより発生した対輪25及び耳甲介艇26の反力は、本体12を介して、検出部1を被検出部分23に押し付けるように作用する。
なお、検出部1を被検出部分23へ良好に押し付けるため、係合部6の両端6b、6cは、図2及び図8に示すように、挿入部2に近い側(装着者の外耳道側)の一端6bが他端6cより耳甲介腔24に近い位置に(押圧部4に近い位置に)配置されるように、カバー14と一体に設けられている。言い換えると、係合部6の両端6b、6cを結んだ架空の線L(図8)が検出部1の板状部材11の表面に対して傾斜する角度で係合部6が設けられている。これにより、対輪25及び耳甲介艇26の反力を、係合部6及び本体12を介して被検出部分23に良好に作用させることができ、検出部1を被検出部分23に確実に押し付けることができる。
係合部6は、棒状の弾性部材をU字状に折り曲げた形状に限らず、棒状の弾性部材を「く」の字に折り曲げた形状などであってもよく、弾性変形した際の反力により検出部1を被検出部分23へ押し付ける方向の力を発生することができる形状であればよい。いずれにしても、係合部6は、検出部1を被検出部分23に良好に押し付けるため、その突出長さを、挿入部2の本体12に対する突出長さより長くすることが望ましい。
上述したように、押圧部4及び係合部6は、検出部1を被検出部分23へ押し付けるための接触部として機能する。よって、押圧部4及び係合部6のいずれか一方のみを設けた場合であっても検出部1を被検出部分23へ良好に押し付けることができるが、押圧部4及び係合部6の両方を設けた場合には、押圧部4及び係合部6の一方を設けた場合と比較して、検出部1を被検出部分23へより確実に押し付けることができる。
位置決め部8は、挿入部2を外耳道21に挿入した状態で、耳珠22と対珠27の間の珠間切痕28に接触する位置に設けられている。言い換えると、位置決め部8は、本体12に対し、挿入部2を外耳道21に挿入した状態で、位置決め部8が珠間切痕28に嵌め込まれる位置及び角度で設けられている。位置決め部8は、本体12から所定方向に真っ直ぐに延びたカバー14と一体の突起である。
位置決め部8は、挿入部2の外耳道21への挿入により、珠間切痕28に嵌め込まれ、接触して弾性変形する。この珠間切痕28への位置決め部8の接触により発生した珠間切痕28の反力は、検出部1を耳珠裏の被検出部分23に押し付けるように作用する。より詳細には、珠間切痕28の反力は、本体12を左耳に装着した場合には、本体12を装着者の頭から左に離す方向に作用し、換言すれば、前述した耳甲介腔24の反力Fと同様、挿入部2の根元部分あたりを支点として本体12を回動させるように作用し、それにより、検出部1は被検出部分23に押し付けられる。また、位置決め部8は、珠間切痕28に嵌め込まれることで、装置10を耳に対して位置決めする機能を有する。
上述した押圧部4及び係合部6に加えて位置決め部8を備えることにより、装置10を耳に対してよりフィットさせて装着することができ、検出部1をさらに確実に耳珠裏の被検出部分23へ押し付けることができる。しかし、位置決め部8は、本発明に必須の構成ではなく、図9に示す変形例のように、位置決め部8を省略してもよい。また、上述したように、押圧部4及び係合部6は、少なくとも一方を備えていればよく、必ずしも両方を備えている必要はない。
以上のように、本実施形態によると、耳珠裏の被検出部分23に検出部1を押し付けるための接触部として、押圧部4と係合部6を備えているため、検出部1をより確実に被検出部分23に押し付けることができ、ひいては、血流の検出精度を高めることができる。よって、本実施形態によると、血流の検出に対する信頼性を向上させることができる。つまり、本実施形態の装置10は、検出部1を本体12に固定した構造を有し、本体12に対して検出部1を移動させる機構を持たないため、検出部1と本体12の間に不所望な隙間が無く、隙間に埃などの異物が入って動作不良を生じることがない。
上述した本実施形態の効果は、押圧部4と係合部6の両方を備えることでより高まるが、押圧部4と係合部6のいずれか一方を備えるだけであっても効果を奏することができる。さらに、位置決め部8を備えることで、装置10の耳への位置決め機能に加え、検出部1を被検出部分23へ押し付ける機能を加えることができ、検出精度をより高めることができる。
また、本実施形態のように、押圧部4と係合部6の両方を備えた装置10では、検出部1を被検出部分23へ押し付ける力を、耳甲介腔24から押圧部4が受ける反力と、対輪25及び耳甲介艇26から係合部6が受ける反力との合力により発生させることができる。このため、見方を変えると、検出部1を被検出部分23に押し付けるために、耳甲介腔24、対輪25、及び耳甲介艇26のそれぞれに装置10から加えられる押圧力(反力)を分散させて小さくすることができ、装置10を耳に長時間装着した場合であっても、装着者が痛みを感じる不具合を生じ難くすることができる。
また、本実施形態のように、検出部1を被検出部分23に押し付けるための接触部として押圧部4と係合部6を備えることで、耳の形や大きさに個体差があっても、装置10を耳にしっかりと装着し易くすることができる。つまり、押圧部4と係合部6の一方が耳に密着しない場合であっても、他方が耳に密着すればよく、耳の形状のバラつきや大きさの違いを吸収し易くすることができる。
例えば、押圧部4と係合部6の一方を耳が比較的大きい装着者に合わせて、他方を耳が比較的小さい装着者に合わせることで、耳の大きさの個体差を許容することができ、カバー14を耳の大きさに合わせて複数種類用意する必要が無くなる。
言い換えると、押圧部4と係合部6の一方のみを備えた装置10であっても、耳の形状の違いや大きさの違いに合わせて複数種類のカバー14を予め用意すればよく、装着者に合ったカバー14を選択して本体12に被せればよい。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
例えば、上述した実施形態では、装置10の本体12に被せたカバー14に押圧部4、係合部6、及び位置決め部8を設けた場合について説明したが、これに限らず、カバー14を省略して、押圧部4、係合部6、及び位置決め部8を本体12と一体に設けてもよい。この場合、本体自体を弾性変形可能な部材により形成してもよく、押圧部4、係合部6、及び位置決め部8を弾性変形し難い例えば剛体により形成してもよい。後者の場合、押圧部4、係合部6、及び位置決め部8の形状に合わせて耳が変形することにより、装置10の耳への装着が可能となる。
また、上述した実施形態では、押圧部4、係合部6、及び位置決め部8の全体を弾性部材により形成した場合について説明したが、これに限らず、押圧部4、係合部6、及び位置決め部8が耳に接触する部分や、本体12との間の付け根部分だけ弾性を持たせてもよい。
さらに、上述した実施形態では、血流に関する生体情報を検出する検出部1や温度センサを備えた装置10について説明したが、これに限らず、このような検出手段を持たないイヤホンなどのヒアラブルデバイスに本願発明を適用することもできる。また、このような検出手段を持ったイヤホンなどのヒアラブルデバイスに本願発明を適用することもできる。
以下、本発明の第2の実施形態に係る生体情報検出装置30について、図10〜図12を参照して説明する。なお、ここでは、上述した第1の実施形態と同様に機能する構成要素には、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図10〜図12に示すように、生体情報検出装置30(以下、単に装置30と称する場合もある)は、挿入部2、押圧部4’(図12)、係合部6、位置決め部8、及び検出部1を備えている。挿入部2に対する押圧部4’、係合部6、位置決め部8、及び検出部1の相対位置や相対角度は、上述した第1の実施形態の装置10と略同じである。
図11に示すように、装置30は、検出部1を固設した本体32、カバー34、及びキャップ36を有する。本体32は、プローブ38を有する。カバー34は、本体32の一部を外側から覆い、キャップ36は、カバー34から突出したプローブ38の先端に取り付けられる。つまり、プローブ38を覆うように本体32にカバー34を被せ、カバー34から突出したプローブ38の先端にキャップ36を装着することによって装置30が組み立てられる。
本体32は、第1部材32aと第2部材32bを有する。第1部材32aは、筐体状に形成され、第1部材32aの耳珠裏側の面には、検出部1が取り付けられている。第1部材32aの内側には、検出部1に接続された基板や配線(いずれも図示せず)が収容されている。第2部材32bは、第1部材32aと同様に筐体状に形成されている。第2部材32bの内側には、第1部材32aから外方に延びる検出部1の配線が収容されている。第1及び第2部材32a、32bは、例えば、樹脂や金属により形成されている。本体32は、第2部材32bを第1部材32aに重ねてネジ33により固定することによって組み立てられている。
カバー34は、本体32の第1部材32aを外側から覆うように本体32に対して着脱可能に取り付けられている。押圧部4’及び係合部6は、カバー34と一体に設けられている。カバー34は、検出部1を露出させるための窓部34aを有する。カバー34は、例えばエラストマーなどの弾性部材により形成されている。
キャップ36は、略円筒形状を有し、本体32のプローブ38の先端に嵌合して取り付けられる。キャップ36は、例えばウレタン系エラストマー、シリコン系エラストマー、フッ素系エラストマーなどにより形成されている。キャップ36は、耳の外耳道21に挿入する挿入部2として機能する。キャップ36と検出部1の間のカバー34の部分は、外耳道21の入口付近に収まる部分であり、挿入部2の一部とみなすこともできる。本体32の第2部材32bは、耳の珠間切痕28に嵌る位置決め部8として機能する。位置決め部8は、本体32の一部であり、カバー34を含まない。
図12に示すように、押圧部4’は、カバー34の一部をドーム状に膨出させた形状を有し、内部を空洞或いは中実にした構造を有する。押圧部4’の構造及び機能については後に詳述する。係合部6は、挿入部2を外耳道21に挿入した状態で耳甲介艇26に向かう方向に傾斜して延設されている。
上記構造の装置30は、上述した第1の実施形態の装置10と同様に耳に装着される。つまり、外耳道21に挿入部2を挿入し、押圧部4’を耳甲介腔24に押し当てて、係合部6を対輪25と耳甲介艇26の間に挿入し、位置決め部8を耳珠22と対珠27の間の珠間切痕28に配置する。
本実施形態によると、上述した第1の実施形態と同様に、装置30が押圧部4’、係合部6、及び位置決め部8を備えているため、装置30を耳に対してフィットさせて装着することができる。装置30を耳に装着すると、押圧部4’が耳甲介腔24の反力を受け、係合部6が対輪25と耳甲介艇26の反力を受け、且つ位置決め部8が珠間切痕28の反力を受ける。これらの反力は、挿入部2の本体32側の根元部分あたりを支点にして本体32を回動させ、検出部1を耳珠裏の被検出部分23に押し付ける。
本実施形態の装置30を用いた場合、上述した第1の実施形態の装置10と同様の効果を奏することができ、血流の検出精度を高めることができ、信頼性を向上させることができる。さらに、本実施形態の装置30は、上述した第1の実施形態の装置10と比較して、耳の大きさの違いをより広い範囲で許容することができ、サイズの異なるより多くの耳にフィットさせることができる。
以下、図12〜図18を参照して、上述した第2の実施形態に係る生体情報検出装置30の押圧部4’の形状及び機能について、第1の実施形態の装置10と比較して説明する。なお、図13〜図18では、図示明瞭化のため、耳の断面を示すハッチングの図示を省略している。
まず、押圧部4’の形状について説明する。
図12に示すように、押圧部4’は、前述したようにドーム状に膨出した形状を有し、耳甲介腔24側への突出高さが最も高い頂部40を有する。装置30の押圧部4’が耳甲介腔24に向けて膨出した部分の体積は、同じ大きさの装置10の押圧部4が膨出した部分の体積より小さい。押圧部4’の頂部40は、本体32の下側の部位に対応するように配置され、第1の実施形態の装置10の押圧部4のそれと比較して、下方にずれた位置にある。ここで言う「下側」及び「下方」とは、装置30を耳に装着した装着者からみた場合の方向であり、装置30を耳に装着した状態で概ね係合部6から位置決め部8に向かう方向である。言い換えると、装置30の押圧部4’は、挿入部2を外耳道21に挿入した状態で、その頂部40が耳甲介腔24の略中央から下方にずれた位置で耳甲介腔24に接触する形状を有する。
すなわち、押圧部4’の頂部40は、第1の実施形態の装置10の押圧部4の頂部よりも、係合部6から離れた位置にある。さらに言い換えると、第1の実施形態の装置10の押圧部4の頂部が本体12の上下方向の中心にあると想定した場合、このように押圧部4’の頂部40が下方にずれている点において、第2の実施形態の装置30は、第1の実施形態の装置10と異なる。
次に、押圧部4’の機能について、第1の実施形態の装置10の押圧部4と比較して説明する。
図13に示すように、一般的な大きさの耳に第1の実施形態の装置10を装着すると、挿入部2を所定量で外耳道21に挿入した状態で、押圧部4の全体が耳甲介腔24に密着し易く、係合部6も対輪25と耳甲介艇26の間に挿入し易い。言い換えると、第1の実施形態の装置10は、挿入部2を外耳道21に適切な状態で挿入することで、押圧部4を耳甲介腔24に隙間無く密着させることができ、且つ係合部6を対輪25と耳甲介艇26の間に適切に挿入配置することができる形状を有する。
しかし、上記のように一般的な大きさの耳にフィットするように設計した装置10を、図14に示すような比較的小さな耳に装着した場合、装置10が耳にフィットし難くなる可能性がある。この場合、係合部6の変形量を大きくして対輪25と耳甲介艇26の間に押し込むことで、装置10を耳に装着することも可能であるが、装置10が使用中に耳から脱落し易く、長時間装着した際に耳が痛くなる可能性がある。
このような不具合を解消するため、図15に示すように、比較的小さな耳に合わせて装置10のサイズを全体的に小さくする方法が考えられる。この場合、耳の大きさに合わせてサイズの異なる複数種類の装置10を用意すればよい。しかし、この場合、サイズの異なる複数種類の装置10を製造する必要があり、サイズ毎に製造ラインを変える必要があり、在庫の管理が煩雑であり、その分、作業負担が増大し、製造コストが高くなる要因となる。
このため、一般的な大きさの耳に対して装置10のサイズを小さ目に設計して、大きさの異なる全ての耳に装着可能にする方法が考えられる。しかし、この場合、図16に示すように、一般的な大きさの耳に小さ目に設計した装置10’を装着すると、挿入部2を外耳道21に対して所定深さで挿入することができなくなり、押圧部4と耳甲介腔24との間に隙間が生じ、係合部6が対輪25と耳甲介艇26の間まで届かなくなる可能性がある。
よって、本実施形態では、装置30の全体的な大きさは装置10に対して小型化せずに、押圧部4’の頂部40を下方にずらすことで、大きさの異なる全ての耳に装置30を装着可能とした。
例えば、図17に示すように、装置10と同じ大きさの装置30を比較的小さな耳に装着すると、押圧部4’が耳甲介腔24に向けて膨出した部分の体積が装置10と比較して小さい分、押圧部4’が耳甲介腔24に密着し易くなり、装置30が耳にフィットする。この場合、装置30は、挿入部2の本体32側の根元部分あたりを中心に図17で時計回り方向にわずかに回動し、押圧部4’と耳甲介腔24の間の隙間を小さくし、押圧部4’が耳甲介腔24により密着し易くなる。図17における「時計回り方向」は、装置30を耳に装着した装着者からみて前後方向に延び且つ上述した根元部分あたりを通る架空の軸線を中心として、係合部6が頭部に近付く方向に装置30が回動する図示矢印方向である。
一方、図18に示すように、一般的な大きさの耳に同じ大きさの装置30を装着すると、頂部40を下方にずらした分、押圧部4’の上方で耳甲介腔24との間に隙間が形成される。この隙間の存在により、第1の実施形態の装置10と比較して、装置30が図18で時計回り方向に回動し易くなることが想定される。図18における「時計回り方向」は、装置30を耳に装着した装着者からみて前後方向に延び且つ上述した根元部分あたりを通る架空の軸線を中心として、係合部6が頭部に近付く方向に装置30が回動する方向である。
しかし、頂部40を下方にずらした押圧部4’が耳甲介腔24の下方の面にフィットし、さらに、挿入部2が外耳道21に所定深さで挿入され、且つ係合部6が対輪25と耳甲介艇26の間に押し込まれるため、時計回り方向の回動が規制され、装置30が耳にしっかりと装着される。これにより、装置30が耳に対してグラつく不具合を防止することができ、検出部1を耳甲介腔24に対して傾斜させることなく密着させることができ、生体情報の検出精度を向上させることができ、品質を向上させることができる。なお、この場合、仮に挿入部2が無くても、押圧部4’が耳甲介腔24の下方の面にフィットし、且つ係合部6が対輪25と耳甲介艇26の間に押し込まれるため、装置30を耳にしっかりとフィットさせて装着することができる。
以上のように、第2の実施形態によると、耳の大きさの違いをより広い範囲で許容することができ、サイズの異なるより多くの耳に装置30をフィットさせることができ、耳の大きさに合わせてサイズの異なる装置30を製造する必要がなくなる。よって、第2の実施形態の装置30は、第1の実施形態の装置10と比較して、製造コストを低減することができる。
本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。例えば、上述した第2の実施形態では、挿入部2、押圧部4’、係合部6、及び位置決め部8を備えた装置30について説明したが、挿入部2や係合部6を備えていない場合であっても、一般的な大きさの耳に装置30をフィットさせることができる。この場合、押圧部4’を耳珠裏と耳甲介腔24の下側の部分に接触させて、装置のぐらつきを防止することができる。
また、上述した第2の実施形態では、耳甲介腔24の中央に対し押圧部4’の頂部40を下方にずらした場合について説明したが、耳の形によっては頂部40を上方或いは前後にずらした方が装置30を耳にフィットさせることができる場合がある。言い換えると、押圧部4’の頂部40は、耳の形に合わせて配置すればよく、耳甲介腔24の中央以外の部分に接触させることで効果を奏することができる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
本体部と、
前記本体部に固設され、装着者の耳珠の外耳道側の被検出部分に接触する、前記装着者の血流に関する生体情報を検出するための検出部と、
前記本体部に設けられ、前記装着者の耳の対輪及び耳甲介腔の少なくとも一方への接触により発生した前記少なくとも一方の反力を前記本体部に作用させることによって、前記検出部を前記被検出部分に押し付ける少なくとも一つの接触部と、
を備える生体情報検出装置。
[付記2]
前記本体部に設けられ、前記装着者の耳の珠間切痕に接触して配置される、位置決め部をさらに備える、
[付記1]に記載の生体情報検出装置。
[付記3]
前記本体部の外側を覆う弾性変形可能なカバー部をさらに備え、
前記カバー部が、前記少なくとも一つの接触部を含む、
[付記1]に記載の生体情報検出装置。
[付記4]
前記本体部の外側を覆う弾性変形可能なカバー部をさらに備え、
前記カバー部が、前記少なくとも一つの接触部と前記位置決め部を含む、
[付記2]に記載の生体情報検出装置。
[付記5]
前記接触部は、
前記本体部に設けられ、前記耳甲介腔への接触により発生した前記耳甲介腔の反力を前記本体部に作用させることにより前記検出部を前記被検出部分に押し付ける第1の接触部と、
前記本体部に設けられ、前記対輪への接触、又は、前記対輪及び前記装着者の耳の耳甲介艇への接触により発生した前記対輪の反力又は前記対輪及び前記耳甲介艇の反力を前記本体部に作用させることにより前記検出部を前記被検出部分に押し付ける第2の接触部と、を含む、
[付記1]から[付記4]のいずれかに記載の生体情報検出装置。
[付記6]
前記第2の接触部は、前記本体に設けた2つの端部と、前記2つの端部に連なるとともに前記対輪又は前記耳甲介艇に接触する対輪側接触部と、を有し、
前記2つの端部のうち、前記装着者の外耳道側に位置する一方が他方より前記第1の接触部に近い位置に配置されている、
[付記5]に記載の生体情報検出装置。
[付記7]
前記少なくとも1つの接触部は、前記耳甲介腔に接触する第1の接触部を含み、
前記第1の接触部は、前記耳甲介腔の中央部以外の部分に接触する頂部を有する、
[付記1]から[付記6]のいずれかに記載の生体情報検出装置。
[付記8]
前記頂部は、前記耳甲介腔の下側の部分に接触する、
[付記7]に記載の生体情報検出装置。
1…検出部、2…挿入部、4、4’…押圧部、6…係合部、8…位置決め部、10、30…生体情報検出装置、11…板状部材、12、32…本体、14、34…カバー、21…外耳道、22…耳珠、23…被検出部分、24…耳甲介腔、25…対輪、26…耳甲介艇、27…対珠、28…珠間切痕、36…キャップ、40…頂部。

Claims (8)

  1. 本体部と、
    前記本体部に固設され、装着者の耳珠の外耳道側の被検出部分に接触する、前記装着者の血流に関する生体情報を検出するための検出部と、
    前記本体部に設けられ、前記装着者の耳の対輪及び耳甲介腔の少なくとも一方への接触により発生した前記少なくとも一方の反力を前記本体部に作用させることによって、前記検出部を前記被検出部分に押し付ける少なくとも一つの接触部と、
    を備える生体情報検出装置。
  2. 前記本体部に設けられ、前記装着者の耳の珠間切痕に接触して配置される、位置決め部をさらに備える、
    請求項1に記載の生体情報検出装置。
  3. 前記本体部の外側を覆う弾性変形可能なカバー部をさらに備え、
    前記カバー部が、前記少なくとも一つの接触部を含む、
    請求項1に記載の生体情報検出装置。
  4. 前記本体部の外側を覆う弾性変形可能なカバー部をさらに備え、
    前記カバー部が、前記少なくとも一つの接触部と前記位置決め部を含む、
    請求項2に記載の生体情報検出装置。
  5. 前記接触部は、
    前記本体部に設けられ、前記耳甲介腔への接触により発生した前記耳甲介腔の反力を前記本体部に作用させることにより前記検出部を前記被検出部分に押し付ける第1の接触部と、
    前記本体部に設けられ、前記対輪への接触、又は、前記対輪及び前記装着者の耳の耳甲介艇への接触により発生した前記対輪の反力又は前記対輪及び前記耳甲介艇の反力を前記本体部に作用させることにより前記検出部を前記被検出部分に押し付ける第2の接触部と、を含む、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の生体情報検出装置。
  6. 前記第2の接触部は、前記本体部に設けた2つの端部と、前記2つの端部に連なるとともに前記対輪又は前記耳甲介艇に接触する対輪側接触部と、を有し、
    前記2つの端部のうち、前記装着者の外耳道側に位置する一方が他方より前記第1の接触部に近い位置に配置されている、
    請求項5に記載の生体情報検出装置。
  7. 前記少なくとも1つの接触部は、前記耳甲介腔に接触する第1の接触部を含み、
    前記第1の接触部は、前記耳甲介腔の中央部以外の部分に接触する頂部を有する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の生体情報検出装置。
  8. 前記頂部は、前記耳甲介腔の下側の部分に接触する、
    請求項7に記載の生体情報検出装置。
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