JP2021050948A - 測定装置 - Google Patents
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Abstract
Description
少なくとも1方向に並ぶ複数の突起部を備える測定対象物(検査対象物)を載せる透明テーブルと、
前記透明テーブルの上面に載せられた前記測定対象物に対して、前記透明テーブルの下面から光の強度が周期的に変化する光パターンの照射光を照射する光照射部と、
前記光パターンが照射された前記測定対象物を、前記透明テーブルの下面から撮影するCCDカメラからなる光検出部(撮像部)と、
前記光検出部で検出(撮影)された前記測定対象物の画像を処理して、前記測定対象物の下面(表面)の3次元形状を表すデータであって、XY平面における各画素位置(各位置(x、y))における、前記透明テーブルの上面からの距離(高さ情報、テーブル上面からの浮き距離)を示す表面形状データ(以下「テーブル表面形状データ」という。)を生成するテーブル表面形状データ生成部(画像処理部)と、
前記テーブル表面形状データ生成部で生成された前記テーブル表面形状データにより表されるXY平面において、前記測定対象物における前記複数の突起部それぞれが含まれる領域を特定し、特定された各領域において、前記透明テーブルの上面からの距離を示す値である代表距離を決定する代表距離決定部と、
前記複数の突起部それぞれにおける前記代表距離(代表値)の分布が予め設定された基準を満たしているかを判定する判定部と、を備える、測定装置(検査装置)が知られている。(例えば、特許文献1)
各位置(x、y)の位置(x、y)は、デジタル画像を構成する最小の要素で、画素と呼ばれているものである。この画素にはピクセルとドットがある。
各位置(x、y)は各画素の位置(ピクセル又はドットのことである。)のことである。
各位置(x、y)は各画素位置のことである。
画素数(走査距離の範囲のドット数で定義される「解像度」を含む。)は、例えば、2048画素×2048画素のCCDカメラからなる光検出部(撮像部)の画素数は約419万画素であり、処理領域を特定(指定)しない場合には、例えば、検出視野域(撮影視野域)では419万画素のすべての位置の高さ情報を取得する処理を行うことになる。検出視野域の全画素位置の高さ情報(距離)を取得する処理を以下「全画素位置高さ取得処理」ともいう。
(ア)予めプログラム上に設定されているデータム面(第1の基準面DT)から透明テーブル上面の高さ情報(距離)である第2の基準面を全画素位置高さ取得処理により生成して、全画素位置の高さ情報からなるテーブル上面のテーブル表面形状データ(A)を記憶部に予め記憶しておき(図8の(a)参照)、
(イ)データム面(第1の基準面)から測定対象物の高さ情報(距離)である第1の表面形状データ(B)を全画素位置高さ取得処理により生成し(図8の(b)参照)、
(ウ)全画素位置の第1の表面形状データ(B)の値からテーブル表面形状データ(A)の値を差引く演算を行って、透明テーブル上面から測定対象物の全画素位置の高さ情報(距離)であるテーブル表面形状データ(C)を全画素位置高さ取得処理により生成し(図8の(c)参照)、
(エ)全画素位置の高さ情報(距離)であるテーブル表面形状データ(C)により表されるXY平面において、前記測定対象物における突起部それぞれが含まれる領域である測定領域(D)を特定し(図8の(d)参照)、
(オ)特定された各測定領域において、透明テーブルの上面からの高さ情報(距離)を示す値のである代表距離(E)を決定する(図8の(e)参照)、
というものである。
(1)代表距離を決定するためには、全画素位置(例えば、419万4千画素)の高さ情報からなるテーブル表面形状データの生成が必須である。
このテーブル表面形状データの生成は、[a]全画素位置(例えば、419万4千画素)の高さ情報からなる第1の表面形状データ(B)の取得、[b]全画素位置の高さ情報からなるテーブル表面形状データの取得、[c]第1の表面形状データ(B)の各画素の距離値からテーブル表面形状データの各画素の距離値を差引く全画素位置高さ取得処理(例えば、419万4千画素)の画像処理によるものである。
すなわち、三回の処理(前記[a]、[b]、[c])が全画素位置高さ取得処理であるため、画像処理情報量が膨大であるという欠点を有するものであった。
[第1の発明]
透明テーブルと、
前記透明テーブルの下方に設けられた、該透明テーブルの上面に載せられた又は上方に位置された複数の突起部を有する測定対象物に向けて照射光を照射する光照射部と、
前記透明テーブルの下方に設けられた、前記照射光の前記測定対象物からの反射光を検出する光検出部と、
前記光検出部側の基準位置としてプログラム上に予め平坦度0値で水平面の設定ないし定められている第1の基準面と、
前記透明テーブルの上面位置又は該上面位置の近傍に前記プログラム上で設定される、平坦度0値で水平面の前記第1の基準面からの距離であらわされる第2の基準面を設定する第2の基準面設定部と、
前記突起部のそれぞれの一部又は全部を含む領域である測定領域を前記プログラム上に設定する測定領域設定部と、
前記測定領域の各位置(x、y)の前記第1の基準面から前記測定対象物までの距離である第1の測定領域距離を示す第1の測定領域距離データを取得し、かつ、前記測定領域外の距離情報は取得しない第1の測定領域距離データ取得部と、
前記第1の測定領域距離から前記第2の基準面の距離を引き演算して、前記各位置(x、y)の前記第2の基準面から前記測定対象物までの距離である第2の測定領域距離を示す第2の測定領域距離データを取得する第2の測定領域距離データ取得部と、
前記第2の測定領域距離データに基づいて代表距離を示す代表距離データを取得する代表距離データ取得部と、
を備えてなることを特徴とする測定装置である。
透明テーブルと、
前記透明テーブルの下方に設けられた、該透明テーブルの上面に載せられた又は上方に位置された複数の突起部を有する測定対象物に向けて照射光を照射する光照射部と、
前記透明テーブルの下方に設けられた、前記照射光の前記測定対象物からの対象物反射光を検出する光検出部と、
前記光検出部側の基準位置としてプログラム上に予め平坦度0値で水平面の設定ないし定められている第1の基準面と、
前記透明テーブルの上面位置又は該上面位置の近傍に前記プログラム上で設定される、平坦度0値で水平面の前記第1の基準面からの距離であらわされる第2の基準面を設定する第2の基準面設定部と、
前記突起部のそれぞれの一部又は全部を含む領域である測定領域を前記プログラム上に設定する測定領域設定部と、
前記測定領域の各位置(x、y)の前記第1の基準面から前記測定対象物までの距離である第1の測定領域距離を示す第1の測定領域距離データを取得し、かつ、前記測定領域外の距離情報は取得しない第1の測定領域距離データ取得部と、
前記第1の測定領域距離データに基づいて第1の代表距離を示す第1の代表距離データを取得する第1の代表距離データ取得部と、
前記第1の代表距離から前記第2の基準面の距離を引き演算して、第2の代表距離を示す第2の代表距離データを取得する第2の代表距離データ取得部と、を備えてなることを特徴とする測定装置である。
前記透明テーブルの上面、下面、上側又は下側に反射部材が設けられ、
前記光検出部で検出した前記反射部材の反射光である反射部材反射光を処理して、前記第2の基準面が設定されることを特徴とする請求項1又は2記載の測定装置である。
前記測定領域の設定は、測定位置にセットされている前記測定対処物の下面の二次元画像を撮影取得して該二次元画像に基づいて設定するものであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の測定装置である。
[第1の発明]の効果
「前記突起部のそれぞれの一部又は全部を含む領域である測定領域を前記プログラム上に設定する測定領域設定部と、前記測定領域の各位置(x、y)の前記第1の基準面から前記測定対象物までの距離である第1の測定領域距離を示す第1の測定領域距離データを取得し、かつ、前記測定領域外の距離情報は取得しない第1の測定領域距離データ取得部と、前記第1の測定領域距離から前記第2の基準面の距離を引き演算して、前記各位置(x、y)の前記第2の基準面から前記測定対象物までの距離である第2の測定領域距離を示す第2の測定領域距離データを取得する第2の測定領域距離データ取得部と、記第2の測定領域距離データに基づいて代表距離を示す代表距離データを取得する代表距離データ取得部と、」という構成である
よって、先行技術である特許文献1における、全画素位置高さデータである第1の表面形状データ(B)、全画素位置高さデータであるテーブル表面形状データ(A)と比較して、本発明は、測定対象物の測定では測定領域のみの部分画素位置各位置高さデータである。
さらに、先行技術である特許文献1は、全画素位置高さデータである第1の表面形状データ(B)からテーブル表面形状データ(A)を引き演算して、透明テーブル上面から測定対象物の全画素位置の高さ情報(距離)であるテーブル表面形状データ(C)を取得する工程が必須であるのに対して、本発明は、かかる工程が無いものである。
よって、突起部のそれぞれの一部又は全部を含む領域である測定領域の域範囲の情報のみで処理を可能としたものであるので、処理データ量が小さく、よって迅速で軽快な処理測定と格納データ量を小さくすることを実現するという作用効果を奏する。
そうであるなら、特許文献1の発明には本発明に想到すること阻害する阻害要因があるものである。
前記[第1の発明]と異なる点は、「前記第1の測定領域距離データに基づいて第1の代表距離を示す第1の代表距離データを取得する第1の代表距離データ取得部と、前記第1の代表距離から前記第2の基準面の距離を引き演算して、第2の代表距離を示す第2の代表距離データを取得する第2の代表距離データ取得部と、」という点である。
よって、前記[第1の発明]と同様な効果を奏するとともに、第2の代表距離を示す第2の代表距離データの取得が第1の代表距離から第2の基準面の距離の引き演算であるので、その情報(データ)処理量はより小さいという効果を奏する。
測定対象物と反射部材の同時測定を行って、第1の測定領域距離データを取得と第2の基準面の設定処理を平行してないし略同時に行進めることができる。
最初に測定対処物の下面の二次元画像を撮影取得して該二次元画像に基づいて測定領域の設定を行うので、透明テーブル上に在る測定対象物の位置を変えることなく測定領域を正確に設定(特定)することができる。すなわち、測定対象物の突起部が曲がっているなどのことがあれば、それを正確に反映した測定領域を設定できる。
透明石英ガラスからなる透明テーブル2と、
この透明テーブル2の下方に設けられた、該透明テーブル2の上面に載せられた又は上方に位置された複数の突起部pwを有する測定対象物Wに向けて照射光3を照射する光照射部4、照射光3の測定対象物Wからの反射光である対象物反射光8を検出する光検出部5とを有する光検出ユニット6と、
透明テーブル2の上部に設けた、測定対象物Wのセット位置を枠内に規制する、照射光3を透過する透明ガラスからなる囲い枠形態の位置決め枠45と、
測定位置にセットされている測定対処物Wの下面の白黒の二次元画像bcを撮像する二次元画像取得部46(ここでは「光検出部5」が兼ねている。)と、
二次元画像bcに基づいて、突起部pwのそれぞれの一部又は全部を含む領域(ここでは全部を含む領域)である測定領域paを前記プログラム上に設定する測定領域設定部41と、
光検出部5側の基準位置としてプログラム上に予め設定ないし定められている平坦度0値で水平面(各位置(x、y)(画素、ピクセル)の値は全て同値)の第1の基準面DTと、
透明テーブル2の上面位置又は該上面位置の近傍に前記プログラム上で設定される、第1の基準面DTからの距離であらわされる平坦度0値で水平面(各位置(x、y)(画素、ピクセル)の値は全て同値)の第2の基準面DGを設定する第2の基準面設定部40と、
測定領域paの各位置(x、y)(画素、ピクセル)の第1の基準面DTから測定対象物Wまでの距離である第1の測定領域距離pv1を示す第1の測定領域距離データpvd1を取得し(図3のSTP6)、かつ、測定領域pa外である非測定領域hpaの距離情報は取得しない第1の測定領域距離データ取得部42と、
第1の測定領域距離pv1から第2の基準面DTの距離を引き演算して、各位置(x、y)の第2の基準面DTから測定対象物Wまでの距離である第2の測定領域距離pv2を示す第2の測定領域距離データpvd2を取得する(図3のSTP7)第2の測定領域距離データ取得部43と、
第2の測定領域距離データpvd2に基づいて代表距離Vを示す代表距離データVdを取得する(図3のSTP8)代表距離データ取得部44と、
測定対象物Wの配置域外である位置決め枠45内の透明テーブル2の上面に塗布形態で設けられた、照射光3を拡散反射する複数の反射部材7と、を有する構成となっている。
「水平面」とは傾斜角度0度という意味である。
第1の測定領域距離データ取得部42の処理は、例えば、測定領域paを「1」と設定し該測定領域pa外(非測定領域hpa)を「0」と設定して、「0」の域は距離情報を取得しない、除外する又は記憶せず、「1」の域は各位置(x、y)の距離情報を取得する等する処理である。
光検出部5で検出された反射部材7のうちの3か所の反射部材7の領域ないし該反射部材7が含まれる領域である反射部材領域raからの反射光である反射部材反射光12を処理して、3か所の反射部材7の反射部材代表距離(最も高い画素の位置値、最も低い画素の位置値又は全画素位置値の平均値など)を決定し、該反射部材代表距離を結ぶ三角形の平面を作成し、該平面を平坦度及び平面度が0度(0値)の水平面(全画素位置の第1の基準面DTからの距離値が同値で傾きが0度の平面)に補正し、かつ、透明テーブル2の上面位置ないし該上面位置近傍に位置させた(オフセットさせた)第2の基準面DGを設定する。
二次元画像取得部46を光検出部5とは別に設けた撮像手段とするのもよい。
また、二次元画像の取得は撮像手段によらないで、例えば、予め在るCADデータやそれを加工したものを二次元画像とし、該二次元画像により(基づいて)測定領域paを決定するのもよい。
また、二次元画像取得部46を設けず、例えば、予め在るCADデータやそれを加工したもの等に基づいて測定領域paを決定しものを予め登録してあるものもよい。
3次元計測では、例えば、単眼視法、両眼視法、多眼視法、光レーダ法、光投影法、モアレ法、照度差ステレオ法があり、また、フォーカス変位センサ、ラインセンサ、1次元レーザ変位計、2次元レーザ変位計、光切断法などによる測定もあり、これらの測定方法によるものも本願発明の技術的範疇に含まれる。
光検出部9は、CMOSカメラ、CCDカメラ、ラインセンサカメラ(例えば「TDIカメラ」など。)、TOFカメラなど、多様な光検出部が技術的範疇に含まれる。
また、本発明においては、反射部材は拡散反射のものに限定されるものではない。鏡面反射など(正反射など)も本願発明の技術的範疇に含まれるものである。
例えば、レーザ変位計によるものは鏡面を高精度測定するのに適している。この場合、反射部材は設けなくてもよく、透明テーブルの上面そのものを検出し測定することが可能である。
STP1:二次元画像bcを取得する。
STP2:測定領域paを設定する。
STP3:反射部材7の下面を測定する。
STP4:第2の基準面DGを設定する。
STP5:第1の測定領域距離pv1を取得する。
STP6:第2の測定領域距離pv2を取得する。
STP7:代表距離データVdを取得する。
STP8:判定を行う。
反射部材領域ra位置の測定と第1の測定領域距離pv1位置の測定は同時測定動作による。
測定領域pa(図3(a))及び反射部材領域ra(図3(c))が設定され、
第1の測定領域距離pv1(第1の測定領域距離pvd1)が取得(図3(b))及び第2の基準面DGの設定がされ(図3(d))、
引き演算(pv1−DG)によって第2の測定領域距離pv2(第2の測定領域距離pvd2)が取得され(図3(b))、(図3(e))、
第2の測定領域距離pv2(第2の測定領域距離pvd2)に基づいて代表距離Vが決定される(図3(f))。
実施例1においては、透明テーブル2の上面の平坦度は0.6μm〜3μm又は1μm〜3μmの間であるが、光検出部の分解能は0.5μm又は0.25μmである。
照射光3が透過する位置決め枠19を光検出部5で検出することはできないし、位置決め枠19からの反射光はノイズとして除去するようになっている。
照射された照射光は測定対象物Wと反射部材7に当たりその反射光は同時に光検出部5で検出され処理される。よって、測定毎に第2の基準面DGの設定が行うことが可能となっており、本実施例ではそのようにしている。
測定しようとする突起部pw(ここでは二次元画像)の(ここでは全突起部をそれぞれ領域指定している。)を選択して閉じた囲いである測定領域paを指定し、かつ、3か所の反射部材7を選択して3か所の閉じた囲いである反射部材領域raを指定する。領域指定完了を決定すると、測定領域pa、反射部材領域ra以外の箇所は全て非測定領域hpaとされる。
測定したい突起部のみを領域指定する一部突起部指定も行うこともできる。
非測定領域hpaを測定領域設定部41の画面(ディスプレイの画面)を見ながら手動でオペレータが設定する、ないし、予め設定されたデータを使用するのもよい。
本発明のおいては、測定方法は位相シフト法に限定されるものではない。
3次元計測では、例えば、単眼視法、両眼視法、多眼視法、光レーダ法、光投影法、モアレ法、照度差ステレオ法があり、また、フォーカス変位センサ、ラインセンサ、1次元レーザ変位計、2次元レーザ変位計、光切断法などによる測定もあり、これらの測定方法によるものも本願発明の技術的範疇に含まれる。
光検出部9は、CMOSカメラ、CCDカメラ、ラインセンサカメラ(例えば「TDIカメラ」など。)、TOFカメラなど、多様な光検出部が技術的範疇に含まれる。
また、本発明においては、反射部材は拡散反射のものに限定されるものではない。鏡面反射など(正反射など)も本願発明の技術的範疇に含まれるものである。
例えば、レーザ変位計によるものは鏡面を高精度測定するのに適している。この場合、反射部材は設けなくてもよく、透明テーブルの上面そのものを検出し測定することが可能である。
測定対象物Wは突起部pwを下にした状態で、透明テーブル2の上面又は上方にセットして測定を行う。
第2の代表距離データVd2について判定(例えば、良否)が行われる。
W:測定対象物、
pa:測定領域、
hpa:非測定領域、
DT:第1の基準面、
pv1:第1の測定領域距離、
pvd1:第1の測定領域距離データ、
DG:第2の基準面、
pv2:第2の測定領域距離、
pvd2:第2の測定領域距離データ、
V:代表距離、
Vd:代表距離データ、
bc:二次画像、
ra:反射部材領域、
ms:反射部材面、
V1:第1の代表距離、
Vd1:第1の代表距離データ、
V2:第2の代表距離、
Vd2:第2の代表距離データ、
1:測定装置、
2:透明テーブル、
3:照射光、
4:光照射部、
5:光検出部、
6:光検出ユニット、
7:反射部材、
7bc:二次元画像、
8:対象物反射光、
10:表面形状データ生成部、
12:反射部材反射光、
17:判定部、
19:位置決め枠、
20:制御部、
40:第2の基準面設定部、
41:測定領域設定部、
42:第1の測定領域距離データ取得部、
43:第2の測定領域距離データ取得部、
44:代表距離データ取得部、
45:位置決め枠、
46:二次元画像取得部、
50:第1の代表距離データ取得部、
51:第2の代表距離データ取得部。
前記測定領域の設定は、測定位置にセットされている前記測定対象物の下面の二次元画像を撮影取得して該二次元画像に基づいて設定するものであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の測定装置である。
最初に測定対象物の下面の二次元画像を撮影取得して該二次元画像に基づいて測定領域の設定を行うので、透明テーブル上に在る測定対象物の位置を変えることなく測定領域を正確に設定(特定)することができる。すなわち、測定対象物の突起部が曲がっているなどのことがあれば、それを正確に反映した測定領域を設定できる。
透明石英ガラスからなる透明テーブル2と、
この透明テーブル2の下方に設けられた、該透明テーブル2の上面に載せられた又は上方に位置された複数の突起部pwを有する測定対象物Wに向けて照射光3を照射する光照射部4、照射光3の測定対象物Wからの反射光である対象物反射光8を検出する光検出部5とを有する光検出ユニット6と、
透明テーブル2の上部に設けた、測定対象物Wのセット位置を枠内に規制する、照射光3を透過する透明ガラスからなる囲い枠形態の位置決め枠45と、
測定位置にセットされている測定対象物Wの下面の白黒の二次元画像bcを撮像する二次元画像取得部46(ここでは「光検出部5」が兼ねている。)と、
二次元画像bcに基づいて、突起部pwのそれぞれの一部又は全部を含む領域(ここでは全部を含む領域)である測定領域paを前記プログラム上に設定する測定領域設定部41と、
光検出部5側の基準位置としてプログラム上に予め設定ないし定められている平坦度0値で水平面(各位置(x、y)(画素、ピクセル)の値は全て同値)の第1の基準面DTと、
透明テーブル2の上面位置又は該上面位置の近傍に前記プログラム上で設定される、第1の基準面DTからの距離であらわされる平坦度0値で水平面(各位置(x、y)(画素、ピクセル)の値は全て同値)の第2の基準面DGを設定する第2の基準面設定部40と、
測定領域paの各位置(x、y)(画素、ピクセル)の第1の基準面DTから測定対象物Wまでの距離である第1の測定領域距離pv1を示す第1の測定領域距離データpvd1を取得し(図3のSTP6)、かつ、測定領域pa外である非測定領域hpaの距離情報は取得しない第1の測定領域距離データ取得部42と、
第1の測定領域距離pv1から第2の基準面DTの距離を引き演算して、各位置(x、y)の第2の基準面DTから測定対象物Wまでの距離である第2の測定領域距離pv2を示す第2の測定領域距離データpvd2を取得する(図3のSTP7)第2の測定領域距離データ取得部43と、
第2の測定領域距離データpvd2に基づいて代表距離Vを示す代表距離データVdを取得する(図3のSTP8)代表距離データ取得部44と、
測定対象物Wの配置域外である位置決め枠45内の透明テーブル2の上面に塗布形態で設けられた、照射光3を拡散反射する複数の反射部材7と、を有する構成となっている。
「水平面」とは傾斜角度0度という意味である。
第1の測定領域距離データ取得部42の処理は、例えば、測定領域paを「1」と設定し該測定領域pa外(非測定領域hpa)を「0」と設定して、「0」の域は距離情報を取得しない、除外する又は記憶せず、「1」の域は各位置(x、y)の距離情報を取得する等する処理である。
測定しようとする突起部pw(ここでは二次元画像)の(ここでは全突起部をそれぞれ領域指定している。)を選択して閉じた囲いである測定領域paを指定し、かつ、3か所の反射部材7を選択して3か所の閉じた囲いである反射部材領域raを指定する。領域指定完了を決定すると、測定領域pa、反射部材領域ra以外の箇所は全て非測定領域hpaとされる。
測定したい突起部のみを領域指定する一部突起部指定も行うこともできる。
非測定領域hpaを測定領域設定部41の画面(ディスプレイの画面)を見ながら手動でオペレータが設定する、ないし、予め設定されたデータを使用するのもよい。
Claims (4)
- 透明テーブルと、
前記透明テーブルの下方に設けられた、該透明テーブルの上面に載せられた又は上方に位置された複数の突起部を有する測定対象物に向けて照射光を照射する光照射部と、
前記透明テーブルの下方に設けられた、前記照射光の前記測定対象物からの反射光を検出する光検出部と、
前記光検出部側の基準位置としてプログラム上に予め平坦度0値で水平面の設定ないし定められている第1の基準面と、
前記透明テーブルの上面位置又は該上面位置の近傍に前記プログラム上で設定される、平坦度0値で水平面の前記第1の基準面からの距離であらわされる第2の基準面を設定する第2の基準面設定部と、
前記突起部のそれぞれの一部又は全部を含む領域である測定領域を前記プログラム上に設定する測定領域設定部と、
前記測定領域の各位置(x、y)の前記第1の基準面から前記測定対象物までの距離である第1の測定領域距離を示す第1の測定領域距離データを取得し、かつ、前記測定領域外の距離情報は取得しない第1の測定領域距離データ取得部と、
前記第1の測定領域距離から前記第2の基準面の距離を引き演算して、前記各位置(x、y)の前記第2の基準面から前記測定対象物までの距離である第2の測定領域距離を示す第2の測定領域距離データを取得する第2の測定領域距離データ取得部と、
前記第2の測定領域距離データに基づいて代表距離を示す代表距離データを取得する代表距離データ取得部と、
を備えてなることを特徴とする測定装置。 - 透明テーブルと、
前記透明テーブルの下方に設けられた、該透明テーブルの上面に載せられた又は上方に位置された複数の突起部を有する測定対象物に向けて照射光を照射する光照射部と、
前記透明テーブルの下方に設けられた、前記照射光の前記測定対象物からの対象物反射光を検出する光検出部と、
前記光検出部側の基準位置としてプログラム上に予め平坦度0値で水平面の設定ないし定められている第1の基準面と、
前記透明テーブルの上面位置又は該上面位置の近傍に前記プログラム上で設定される、平坦度0値で水平面の前記第1の基準面からの距離であらわされる第2の基準面を設定する第2の基準面設定部と、
前記突起部のそれぞれの一部又は全部を含む領域である測定領域を前記プログラム上に設定する測定領域設定部と、
前記測定領域の各位置(x、y)の前記第1の基準面から前記測定対象物までの距離である第1の測定領域距離を示す第1の測定領域距離データを取得し、かつ、前記測定領域外の距離情報は取得しない第1の測定領域距離データ取得部と、
前記第1の測定領域距離データに基づいて第1の代表距離を示す第1の代表距離データを取得する第1の代表距離データ取得部と、
前記第1の代表距離から前記第2の基準面の距離を引き演算して、第2の代表距離を示す第2の代表距離データを取得する第2の代表距離データ取得部と、を備えてなることを特徴とする測定装置。 - 前記透明テーブルの上面、下面、上側又は下側に反射部材が設けられ、
前記光検出部で検出した前記反射部材の反射光である反射部材反射光を処理して、前記第2の基準面が設定されることを特徴とする請求項1又は2記載の測定装置。 - 前記測定領域の設定は、測定位置にセットされている前記測定対処物の下面の二次元画像を撮影取得して該二次元画像に基づいて設定するものであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の測定装置。
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JPH05223533A (ja) * | 1992-01-23 | 1993-08-31 | Nec Corp | 高さ測定装置 |
JP2010071743A (ja) * | 2008-09-17 | 2010-04-02 | Yaskawa Electric Corp | 物体検出方法と物体検出装置およびロボットシステム |
JP2012024364A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Sammy Corp | 遊技機 |
JP2012242364A (ja) * | 2011-05-24 | 2012-12-10 | Olympus Corp | 内視鏡装置および計測方法 |
JP5385703B2 (ja) * | 2009-06-29 | 2014-01-08 | 株式会社ニッケ機械製作所 | 検査装置、検査方法および検査プログラム |
-
2019
- 2019-09-24 JP JP2019172462A patent/JP2021050948A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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