JP2021050924A - 自己診断回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】自己診断回路の故障検出率及び故障検出時間をLSI実装後も任意に調整する。【解決手段】自己診断回路10は、テスト対象回路20に組み込まれたスキャンチェーン11と、テストパタンS1を順次生成してスキャンチェーン11に入力するテストパタン生成部12と、テストパタンS1のパタン数を可変的に設定する制御部15とを有する。例えば、制御部15は、書き換え可能な設定値を格納するレジスタ151と、テストパタンS1のパタン数をカウントするカウンタ152と、を含み、テストパタンS1のパタン数がレジスタ151に格納された設定値に達するまでテストパタンS1を順次生成するようにテストパタン生成部12を制御するとよい。【選択図】図4

Description

本明細書中に開示されている発明は、半導体装置(車載LSIなど)に実装される自己診断回路(いわゆるBIST[built in self test]回路)に関する。
従来、半導体装置の量産テストや起動時または動作中の故障診断に使用される自己診断回路が種々提案されている。
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
特開2016−176843号公報
近年、車載LSIの分野では、車両の機能安全を達成するためのプロセスを規定したISO26262規格への準拠が必須となってきている。車両の機能安全を達成するためには、安全機構として使われる故障診断が非常に重要となる。この故障診断手法の一つとして自己診断回路が使用されることも多いが、ISO26262規格では、故障が与える影響の大きさにより、達成しなければならない故障カバレッジが規定されている。
図13は、ASIL[automotive safety integrity]レベル毎に設定されたSPFM[single point fault metrics]及びLFM[latent fault metrics]を示す図である。
SPFM及びLFMは、自己診断回路の故障検出率そのものではないが、故障検出率に非常に大きく依存する指標であり、ASILレベル毎に目標値が設定されている。
ASILレベルは、システムが非安全状態になったときの影響の深刻度を示す指標であり、Bレベル(ASIL B)、Cレベル(ASIL C)、Dレベル(ASIL D)の順に、影響の深刻度が増していく。そのため、最も深刻度の高いDレベル(ASIL D)では、必然的に最も高い故障検出率が求められる。
一方、故障検出時間についてもシステム毎に要求があり、車載LSIはこれを満たす必要がある。そのため、従来の半導体装置には、システムから要求される故障検出率及び故障検出時間を満たすことのできる自己診断回路が実装されている。
しかしながら、従来の自己診断回路では、その故障検出率及び故障検出時間が半導体装置への実装前(自己診断回路の設計時)に予め決定されており、半導体装置への実装後に故障検出率及び故障検出時間を調整することは一切できなかった。そのため、半導体装置の用途は、基本的に、予め想定されたシステムでの使用に限られていた。
本明細書中に開示されている発明は、本願の発明者により見出された上記課題に鑑み、半導体装置への実装後も故障検出率及び故障検出時間を任意に調整することのできる自己診断回路を提供することを目的とする。
本明細書中に開示されている自己診断回路は、テスト対象回路に組み込まれたスキャンチェーンと、テストパタンを順次生成して前記スキャンチェーンに入力するテストパタン生成部と、前記テストパタンのパタン数を可変的に設定する制御部と、を有する構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る自己診断回路において、前記制御部は、書き換え可能な設定値を格納するレジスタと、前記テストパタンのパタン数をカウントするカウンタと、を含み、前記テストパタンのパタン数が前記設定値に達するまで前記テストパタンを順次生成するように前記テストパタン生成部を制御する構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第1または第2の構成から成る自己診断回路において、前記テストパタン生成部は、疑似乱数パタンを順次生成する疑似乱数パタン生成部を含み、前記疑似乱数パタンを前記テストパタンとして出力する、若しくは、前記疑似乱数パタンから前記テストパタンを生成する構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第3の構成から成る自己診断回路において、前記テストパタン生成部は、追加重みに応じて前記疑似乱数パタンに重み付け処理を施す重み付け処理部をさらに含む構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第4の構成から成る自己診断回路において、前記制御部は、前記疑似乱数パタンを用いたスキャンテストの実施中に前記追加重みを切り替えるように前記重み付け処理部を制御する構成(第5の構成)にするとよい。
また、上記第3〜第5いずれかの構成から成る自己診断回路において、前記テストパタン生成部は、符号化された追加パタンを順次展開するパタン展開部と、前記疑似乱数パタン及び前記追加パタンの一方を選択パタンとして出力するセレクタと、をさらに含み、前記選択パタンを前記テストパタンとして出力する、若しくは、前記選択パタンから前記テストパタンを生成する構成(第6の構成)にするとよい。
また、上記第6の構成から成る自己診断回路において、前記制御部は、前記疑似乱数パタンを用いたスキャンテストを実施してから前記追加パタンを用いたスキャンテストを実施するように前記疑似乱数パタン生成部及び前記セレクタを制御する構成(第7の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第7いずれかの構成から成る自己診断回路は、前記スキャンチェーンから出力されるテスト応答パタンを圧縮してシグネチャを生成するテスト応答圧縮部と、前記シグネチャと期待値とを比較する比較部と、をさらに有し、前記制御部は、前記テストパタンのパタン数及び前記期待値の双方を可変的に設定する構成(第8の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示されている半導体装置は、上記第1〜第8いずれかの構成から成る自己診断回路と、前記テスト対象回路とを有する構成(第9の構成)とされている。
また、本明細書中に開示されている半導体装置は、上記第4または第6の構成から成る自己診断回路と、前記テスト対象回路と、前記追加重みまたは前記追加パタンの外部入力を受け付ける外部インタフェイスと、を有する構成(第10の構成)とされている。
本明細書中に開示されている発明によれば、半導体装置への実装後も故障検出率及び故障検出時間を任意に調整することのできる自己診断回路を提供することが可能となる。
自己診断回路の基本構成を示す図 疑似乱数パタン生成部の一構成例を示す図 スキャンテストの概要を示す図 自己診断回路の第1実施形態を示す図 第1実施形態における自己診断動作の一例を示す図 疑似乱数パタンで検出しにくい故障の一例を示す図 自己診断回路の第2実施形態を示す図 第2実施形態における自己診断動作の一例を示す図 自己診断回路の第3実施形態を示す図 第3実施形態における自己診断動作の一例を示す図 外部インタフェイスの導入例を示す図 車両の外観を示す図 ASILレベル毎に設定されたSPFM及びLFMを示す図
<自己診断回路(基本構成)>
図1は、自己診断回路の基本構成を示す図である。本構成例の半導体装置1には、自己診断回路10とテスト対象回路(CUT[circuit under test])20が実装(集積化)されている。
自己診断回路10は、半導体装置1の起動時または動作中(若しくは、半導体装置1の量産テスト時)において、テスト対象回路20のスキャンテストを実施する主体であり、スキャンチェーン11と、テストパタン生成部12と、テスト応答圧縮部13(いわゆるTRC[test response compactor])と、比較部14と、制御部15と、を有する。
スキャンチェーン11は、複数のスキャンフリップフロップ21から成る。スキャンフリップフロップ21は、テスト対象回路20に組み込まれた全部(または一部)のフリップフロップを代替する順序回路であり、スキャンテスト実施中(特にスキャンイン動作時及びスキャンアウト動作時)にシリアル接続されることでシフトレジスタを形成する。なお、スキャンチェーン11の本数を増やすほど、1本当たりのフリップフロップ数(=シフトレジスタのビット長)が減るので、スキャンテストの所要時間(延いては故障検出時間)を短縮することができる。
テストパタン生成部12は、疑似乱数パタン生成部12a(いわゆるPRPG[pseudo random pattern generator])と、フェイズシフタ12bを含み、テストパタンS1を順次生成してスキャンチェーン11に入力する。
疑似乱数パタン生成部12aは、少なくとも1系統(本構成例では複数系統)の疑似乱数パタンS0を生成する。疑似乱数パタン生成部12aとしては、例えば、線形帰還シフトレジスタ(いわゆるLFSR[linear feedback shift register])が好適である。
フェイズシフタ12bは、複数系統の疑似乱数パタンS0に所定の論理演算(例えば排他的論理和演算)を施すことにより、隣接系統同士の相関が低減されたテストパタンS1を生成する。なお、疑似乱数パタンS0(延いてはテストパタンS1)が1系統である場合には、フェイズシフタ12bを割愛し、疑似乱数パタンS0をテストパタンS1としてそのまま出力することもできる。
テスト応答圧縮部13は、スキャンチェーン11から出力されるテスト応答パタンS2を圧縮してシグネチャS3を生成する。テスト応答圧縮部13としては、例えば、多入力シフトレジスタ(いわゆるMISR[multiple input shift register])が好適である。
比較部14は、シグネチャS3と期待値(=テスト対象回路20の故障がない場合に得られるべきシグネチャに相当)とを比較することにより、テスト対象回路20の故障有無を判定する。
制御部15は、上記各部11〜14を統括的に制御する。
<疑似乱数パタン生成部>
図2は、疑似乱数パタン生成部12aの一構成例を示す図である。本構成例の疑似乱数パタン生成部12aは、Dフリップフロップa1〜a5とXORゲートa6を含む。
Dフリップフロップa1のデータ入力端(D)は、XORゲートa6の出力端に接続されている。Dフリップフロップa1の出力端(Q)は、論理信号X1の出力端として、Dフリップフロップa2のデータ入力端(D)に接続されている。Dフリップフロップa2の出力端(Q)は、論理信号X2の出力端として、Dフリップフロップa3のデータ入力端(D)に接続されている。Dフリップフロップa3の出力端(Q)は、論理信号X3の出力端として、Dフリップフロップa4のデータ入力端(D)とXORゲートa6の第1入力端に接続されている。Dフリップフロップa4の出力端(Q)は、論理信号X4の出力端として、Dフリップフロップa5のデータ入力端(D)に接続されている。Dフリップフロップa5の出力端(Q)は、論理信号X5の出力端として、XORゲートa6の第2入力端に接続されている。
このように接続されたDフリップフロップa1〜a5及びXORゲートa6は、5ビットのLFSRとして機能し、帰還多項式X+X+1(31周期)で表される疑似乱数パタンS0(=X1X2X3X4X5)をクロック入力に同期して順次生成する。
なお、擬似乱数パタンS0の初期値は、シードデータSEED[4:0](=Dフリップフロップa1〜a5それぞれの初期出力値)により決定される。
なお、本図では、説明を簡単とするために、5ビットのLFSRを例に挙げたが、実際の疑似乱数パタン生成部12aは、例示よりも遥かに多ビットのLFSRで構成される。従って、僅かなデータ量(シードデータSEEDのみ)で多くの疑似乱数パタンS0を生成することができる。
<スキャンテスト>
図3は、スキャンテストの概要を示す図である。本図で示すように、スキャンテストにより故障の有無が判定されるテスト対象回路20は、スキャンフリップフロップ21と、組み合わせ論理回路22(いわゆるCLC[combinational logic circuit])を含む。
スキャンフリップフロップ21は、それぞれ、Dフリップフロップ211とマルチプレクサ212を含む(吹き出し枠を参照)。
Dフリップフロップ211のデータ入力端(D)には、マルチプレクサ212の出力信号が入力されている。Dフリップフロップ211のクロック入力端(>)には、クロック信号CKが入力されている。Dフリップフロップ211の出力端(Q)から出力されるラッチ信号は、データ出力信号DOとして組み合わせ論理回路22または回路外部に出力され、或いは、スキャン出力信号SO(延いてはテスト応答パタンS2)として後段のスキャンフリップフロップ21またはテスト応答圧縮部13に出力される。
マルチプレクサ212は、例えば、スキャンイネーブル信号SEがローレベル(=通常モード時の論理レベル)であるときにデータ入力信号DIを選択し、スキャンイネーブル信号SEがハイレベル(=スキャンモード時の論理レベル)であるときにスキャン入力信号SIを選択する。なお、データ入力信号DIは、回路外部または組み合わせ論理回路22から入力される信号である。一方、スキャン入力信号SIは、テストパタン生成部12で生成されるテストパタンS1、若しくは、前段のスキャンフリップフロップ21から出力されるスキャン出力信号SOである。
なお、テスト対象回路20のスキャンテストでは、(1)スキャンイン動作、(2)キャプチャ動作、及び、(3)スキャンアウト動作、という3つの動作状態が順次繰り返される。以下では、それぞれの動作状態について説明する。
まず、スキャンイン動作では、テスト対象回路20がスキャンモード(SE=H)となる。このとき、複数のスキャンフリップフロップ21がシリアル接続された状態となり、一連のスキャンチェーン11(=シフトレジスタ)が形成される。このスキャンチェーン11には、クロック信号CKに同期してテストパタンS1がシリアル入力される。
次に、キャプチャ動作では、テスト対象回路20が通常モード(SE=L)となり、組み合わせ論理回路22の通常動作が実施される。このとき、複数のスキャンフリップフロップ21には、それぞれ、クロック信号CKに同期してテストパタンS1に応じた組み合わせ論理回路22の出力結果がキャプチャされる。
最後に、スキャンアウト動作では、テスト対象回路20が再びスキャンモード(SE=H)となり、先出のスキャンチェーン11が再形成される。このスキャンチェーン11から、クロック信号CKに同期してテスト応答パタンS2(=テストパタンS1に応じた組み合わせ論理回路22の出力結果)がシリアル出力される。
このようにして生成されたテスト応答パタンS2(ないしシグネチャS3)を期待値と比較することにより、テスト対象回路20の故障有無を判定することができる。
以下では、自己診断回路10を半導体装置1に実装した後でも、自己診断回路10の故障検出率及び故障検出時間を任意に調整することのできる新規な実施形態を提案する。
<自己診断回路(第1実施形態)>
図4は、自己診断回路10の第1実施形態を示す図である。本実施形態の自己診断回路10は、先の図1を基本としつつ、制御部15に新規な機能ブロックが追加されている。
より具体的に述べると、制御部15は、テストパタンS1のパタン数を可変的に設定するための手段として、パタン数レジスタ151と、パタン数カウンタ152と、期待値レジスタ153と、を含む。
パタン数レジスタ151は、スキャンテストで用いられるテストパタンS1(=疑似乱数パタンS0)のパタン数を格納する。なお、パタン数レジスタ151の設定値は、自己診断回路10が半導体装置1に実装された後でも任意に書き換えることが可能である。
パタン数カウンタ152は、スキャンテストで実際に生成されたテストパタンS1(=疑似乱数パタンS0)のパタン数をカウントする。
期待値レジスタ153は、スキャンテストの最後にシグネチャS3と比較される期待値を格納する。なお、期待値レジスタ153の設定値は、自己診断回路10が半導体装置1に実装された後でも任意に書き換えることが可能である。
上記のように、パタン数レジスタ151を用いてテストパタンS1のパタン数を変えると、テスト応答パタンS2が変化するので、シグネチャS3も変化する。そのため、制御部15は、パタン数レジスタ151のほかに期待値レジスタ153を備え、テストパタンのパタン数及び期待値の双方を可変的に設定し得る構成としておくことが望ましい。
なお、本図では、説明を簡単とすべく、スキャンチェーン11が1系統である場合を例示している。この場合、テストパタン生成部12は、疑似乱数パタン生成部12aで生成される疑似乱数パタンS0をそのままテストパタンS1として出力する。ただし、スキャンチェーン11は、複数系統でも構わない。その場合には、先の図1と同様、フェイズシフタ12bを介して疑似乱数パタンS0からテストパタンS1が生成されることになる。
図5は、第1実施形態における自己診断動作の一例を示す図であり、上から順に、自己診断開始信号BIST_START、故障検出信号BIST_FAIL、及び、パタン数カウンタ152のカウント値CNTが描写されている。
なお、本図では、パタン数レジスタ151の設定値(=LFSRにより生成されるテストパタンS1のパタン数)をmとする。
自己診断開始信号BIST_STARTにパルスが生成されると、カウント値CNTが0に初期化されるとともに、第1番目のテストパタンS1(=PTN1)を用いたスキャンテストが開始される。このスキャンテストが完了すると、カウント値CNTが1つインクリメント(0→1)されるとともに、第2番目のテストパタンS1(=PTN2)を用いたスキャンテストが開始される。
上記と同様の動作がm回繰り返された後、第m番目のテストパタンS1(=PTNm)を用いたスキャンテストが完了すると、カウント値CNTが設定値mに達する。この時点で、上記一連のスキャンテストが全て終了となり、故障検出信号BIST_FAILの論理レベルが確定する(例えば、正常時=L、故障時=H)。
このように、制御部15は、テストパタンS1のパタン数が設定値mに達するまでテストパタンS1を順次生成するように、テストパタン生成部12を制御する。すなわち、制御部15は、パタン数レジスタ151の設定値mに応じて、テストパタンS1のパタン数を可変的に設定する機能を備えている。
なお、テストパタンS1のパタン数を増やすほど、故障検出時間は長くなるが、故障検出率を高めることができる。逆に、テストパタンS1のパタン数を減らすほど、故障検出率は下がるが、故障検出時間を短縮することができる。
すなわち、本実施形態の自己診断回路10によれば、半導体装置1への実装前はもちろん、半導体装置1への実装後であっても、半導体装置1の用途に合わせて、その故障検出率及び故障検出時間を任意に設定することができる。従って、半導体装置1の用途を大幅に広げることが可能となる。
例えば、高いASILレベル(例えばASIL D)への対応が必要である場合には、テストパタンS1のパタン数を増やすことにより、故障検出時間の短縮よりも故障検出率の向上を優先するとよい。逆に、低いASILレベル(例えばASIL B)への対応で足りる場合には、テストパタンS1のパタン数を減らすことにより、故障検出率を多少犠牲にしても故障検出時間の短縮を優先することができる。
<疑似乱数パタンの問題点>
上記のように、疑似乱数パタンS0を用いてスキャンテストを実施する自己診断回路10であれば、テストパタンS1を記憶しておく必要がないので、面積のオーバーヘッドが少ない。ただし、疑似乱数パタンS0では検出しにくい故障も存在し、これを実用的な時間で検出することは必ずしも容易でない。
図6は、疑似乱数パタンS0で検出しにくい故障の一例を示す図である。例えば、組み合わせ論理回路22を多入力(本図では5入力)のANDゲートとし、その入力端子の一つに生じた1縮退故障(stuck-at-1)を検出する場合を考える。
このような1縮退故障を検出するためには、或る特定のテストパタンS1(=「11110」)を入力した上で、組み合わせ論理回路22(=ANDゲート)の出力信号を確認する必要がある。すなわち、上記特定のテストパタンS1が入力された場合には、組み合わせ論理回路22の出力信号が正常時に「0」となり異常時に「1」となるので、1縮退故障を検出することが可能となる。一方、上記以外のテストパタンS1が入力された場合には、出力信号の論理レベルが正常時でも「1」となったり、逆に、異常時でも「0」となったりするので、1縮退故障を検出することができなくなる。
もちろん、テストパタンS1を全パタン入力すれば、上記のような1縮退故障も検出できるが、背反としてスキャンテストの所要時間(延いては故障検出時間)が長くなり過ぎてしまうので、必ずしも実用的ではない。
以下では、疑似乱数パタンS0で検出しにくい故障を迅速に検出することのできる第2実施形態及び第3実施形態を提案する。
<自己診断回路(第2実施形態)>
図7は、自己診断回路10の第2実施形態を示す図である。本実施形態の自己診断回路10は、先出の第1実施形態(図4)を基本としつつ、テストパタン生成部12及び制御部15にそれぞれ新規な機能ブロックが追加されている。
より具体的に述べると、テストパタン生成部12は、疑似乱数パタン生成部12aのほかに、重み付け処理部12cを含む。
重み付け処理部12cは、追加重みWTに応じて疑似乱数パタンS0に重み付け処理を施すことにより、テストパタンS1を生成する。なお、追加重みWTは、テストパタンS1における所定のビット値が「0」または「1」となり易いように、言い換えれば、特定のテストパタンS1(図6を参照)が出現し易いように、疑似乱数パタンS0の発生確率に重み付け処理を行うための設定値である。なお、追加重みWTとして、重みゼロ(=疑似乱数パタンS0に重み付け処理を行わないための設定値)を供給することもできる。
また、制御部15は、パタン数レジスタ151、パタン数カウンタ152、及び、期待値レジスタ153に加えて、パタン数レジスタ154と重み切替機能部155を含む。
パタン数レジスタ154は、追加重みWTの切替タイミングに相当するテストパタンS1(=疑似乱数パタンS0)のパタン数を格納する。なお、パタン数レジスタ154の設定値は、パタン数レジスタ151の設定値や期待値レジスタ152の設定値と同じく、自己診断回路10が半導体装置1に実装された後でも任意に書き換えることが可能である。
重み切替機能部155は、パタン数レジスタ154の設定値に応じて、疑似乱数パタンS0を用いたスキャンテストの実施中に追加重みWTを切り替えるように重み付け処理部12cを制御する。
図8は、第2実施形態における自己診断動作の一例を示す図であり、上から順に、自己診断開始信号BIST_START、故障検出信号BIST_FAIL、及び、パタン数カウンタ152のカウント値CNTが描写されている。
なお、本図では、パタン数レジスタ151の設定値(=LFSRにより生成されるテストパタンS1のパタン数)をmとし、パタン数レジスタ154の設定値(=追加重みWTの切替タイミングに相当するパタン数)をi,j,…(ただしi<j<…≦m)とする。
本図の場合、まず、第1番目のテストパタンS1(=PTN1)を用いたスキャンテストが開始されてから、第i番目のテストパタンS1(=PTNi)を用いたスキャンテストが完了するまでの間、すなわち、カウント値CNTが設定値iに達するまでの間、追加重みWT1による重み付け処理が実施される。
その後、カウント値CNTが設定値iに達すると、追加重みWTの切替処理(WT1→WT2)が行われ、第j番目のテストパタンS1(=PTNj)を用いたスキャンテストが完了するまでの間、すなわち、カウント値CNTが設定値jに達するまでの間、追加重みWT2による重み付け処理が実施される。
以降も追加重みWTの切替処理を繰り返しつつ、カウント値CNTが設定値mに達した時点で、上記一連のスキャンテストが全て終了となる。
このように、疑似乱数パタンS0に任意の重み付け処理を施してテストパタンS1を生成する構成であれば、テストパタンS1のパタン数を不必要に増やすことなく、疑似乱数パタンS0で検出しにくい故障を迅速に検出することが可能となる。
なお、上記では、複数の追加重みWT1、WT2、…を順次切り替える例を挙げたが、一連のスキャンテストに亘って単一の追加重みWTを一貫して用いることも可能である。
<自己診断回路(第3実施形態)>
図9は、自己診断回路10の第3実施形態を示す図である。本実施形態の自己診断回路10は、先出の第1実施形態(図4)を基本としつつ、テストパタン生成部12及び制御部15にそれぞれ新規な機能ブロックが追加されている。
より具体的に述べると、テストパタン生成部12は、疑似乱数パタン生成部12aのほかに、パタン展開部12dとセレクタ12eを含む。
パタン展開部12dは、符号化された追加パタンTPを順次展開してセレクタ12eに順次出力する。追加パタンTPは、ATPG[automatic test pattern generator]を用いて自動的に生成すればよい。
セレクタ12eは、疑似乱数パタンS0及び追加パタンTP(展開済み)の一方を選択パタン(本図ではテストパタンS1)として出力する。なお、スキャンチェーン11が複数系統である場合には、先の図1と同様、フェイズシフタ12bを介してセレクタ12eの選択パタンからテストパタンS1が生成されることになる。
また、制御部15は、パタン数レジスタ151、パタン数カウンタ152、及び、期待値レジスタ153に加えて、パタン数レジスタ156とモード切替機能部157を含む。
パタン数レジスタ156は、ATPGを用いて生成されるテストパタンS1(=追加パタンパタンTP)のパタン数を格納する。なお、パタン数レジスタ156の設定値は、パタン数レジスタ151の設定値や期待値レジスタ152の設定値と同じく、自己診断回路10が半導体装置1に実装された後でも任意に書き換えることが可能である。
モード切替機能部157は、疑似乱数パタンS0を用いたスキャンテストを実施してから追加パタンTPを用いたスキャンテストを実施するように、疑似乱数パタン生成部12a及びセレクタ12eを制御する。
図10は、第3実施形態における自己診断動作の一例を示す図であり、上から順に、自己診断開始信号BIST_START、故障検出信号BIST_FAIL、及び、パタン数カウンタ152のカウント値CNTが描写されている。
なお、本図では、パタン数レジスタ151の設定値(=LFSRにより生成されるテストパタンS1のパタン数)をmとし、パタン数レジスタ156の設定値(=ATPGにより生成されるテストパタンS1のパタン数)をnとする。
本図の場合には、まず、カウント値CNTが設定値mに達するまでの間、セレクタ12eが疑似乱数パタンS0をテストパタンS1として出力する第1モード(MODE1)となる。従って、第1モード(MODE1)では、LFSRにより生成されるテストパタンS1(=PTN1〜PTNm)を用いたスキャンテストが順次実施される。
カウント値CNTが設定値mに達すると、セレクタ12eは、追加パタンTPをテストパタンS1として出力する第2モード(MODE2)に切り替わる。従って、第2モード(MODE2)では、ATPGにより生成されるテストパタンS1(=PTN1〜PTNn)を用いたスキャンテストが順次実施される。
その後、カウント値CNTが設定値(m+n)に達した時点で、上記一連のスキャンテストが全て終了となる。なお、本図中のカウント値CNTに括弧を付して示したように、カウント値CNTが設定値mに達した時点で一旦ゼロ値にリセットしてもよい。その場合には、リセット後のインクリメントによりカウント値CNTが設定値nに達した時点で、上記一連のスキャンテストが全て終了となる。
このように、第3実施形態の自己診断回路10は、まず疑似乱数パタンS0を用いたスキャンテストを実施した後、疑似乱数パタンS0では検出しにくい故障については、追加パタンTPを用いたスキャンテストで検出する構成とされている。このような構成を採用することにより、テストパタンS1のパタン数を不必要に増やすことなく、疑似乱数パタンS0で検出しにくい故障を迅速に検出することが可能となる。
なお、上記では、LFSRにより生成されるテストパタンS1のパタン数m、及び、ATPGにより生成されるテストパタンS1のパタン数nの双方が可変的に設定される構成を例に挙げたが、パタン数m及びnの一方を固定値としても構わない。
また、先出の第2実施形態(図7)と組み合わせることにより、第1モード(MODE1)において、疑似乱数パタンS0に任意の重み付け処理を施すことも可能である。
<外部インタフェイスの導入>
先出の第1実施形態(図4)では、疑似乱数パタン生成部12a(例えばLFSR)を用いてテストパタンS1が自動的に生成されるので、テストパタンS1のパタン数を増やしても、半導体装置1の外部から追加パタンを供給する必要がない。
一方、疑似乱数パタンS0に重み付け処理を行う第2実施形態(図7)、及び、ATPGを用いる第3実施形態(図9)では、それぞれ、半導体装置1の外部から追加重みWT及び追加パタンTPを供給する必要がある。
例えば、上記の追加パタンTPは、半導体装置1の内部に記憶しておくことも可能である。ただし、その場合には、ATPGによるスキャンテストの最大パタン数を想定して、設定され得る追加パタンTPの全てを予め記憶しておかねばない。そのため、実際に設定された追加パタンTPが少ないときには、面積のオーバーヘッドが大きくなる。これを回避するためには、外部インタフェイスの導入が有効である。
図11は、外部インタフェイスの導入例を示す図である。本構成例の半導体装置1は、これまでに説明してきた自己診断回路10に加えて、追加重みWTまたは追加パタンTPの外部入力を受け付ける外部インタフェイス30を有する。
なお、複数の追加重みWTまたは追加パタンPTを切り替えながらスキャンテストを繰り返し実施する場合、外部インタフェイス30では、必ずしも全ての追加重みWTまたは追加パタンPTを一括で受け付ける必要はなく、スキャンテストの実施に必要な分ずつ、追加重みWTまたは追加パタンPTを逐次受け付ければよい。
この場合、外部インタフェイス30の仕様としては、スキャンテストの開始前に同スキャンテストで用いられる追加重みWTまたは追加パタンPTを供給可能であること以外、特段の制限はない。
このように、半導体装置1の外部から追加重みWTまたは追加パタンTPを逐次供給する仕組みを実装することにより、面積のオーバーヘッドをなくすことができるので、最適なシステムを構築することが可能となる。
<車両への適用>
図12は、車両Xの一構成例を示す外観図である。本構成例の車両Xは、不図示のバッテリから電力の供給を受けて動作する種々の電子機器X11〜X18を搭載している。なお、本図における電子機器X11〜X18の搭載位置については、図示の便宜上、実際とは異なる場合がある。
電子機器X11は、エンジンに関連する制御(インジェクション制御、電子スロットル制御、アイドリング制御、酸素センサヒータ制御、及び、オートクルーズ制御など)を行うエンジンコントロールユニットである。
電子機器X12は、HID[high intensity discharged lamp]やDRL[daytime running lamp]などの点消灯制御を行うランプコントロールユニットである。
電子機器X13は、トランスミッションに関連する制御を行うトランスミッションコントロールユニットである。
電子機器X14は、車両Xの運動に関連する制御(ABS[anti-lock brake system]制御、EPS[electric power steering]制御、電子サスペンション制御など)を行う制動ユニットである。
電子機器X15は、ドアロックや防犯アラームなどの駆動制御を行うセキュリティコントロールユニットである。
電子機器X16は、ワイパー、電動ドアミラー、パワーウィンドウ、ダンパー(ショックアブソーバー)、電動サンルーフ、及び、電動シートなど、標準装備品やメーカーオプション品として、工場出荷段階で車両Xに組み込まれている電子機器である。
電子機器X17は、車載A/V[audio/visual]機器、カーナビゲーションシステム、及び、ETC[electronic toll collection system]など、ユーザオプション品として任意で車両Xに装着される電子機器である。
電子機器X18は、車載ブロア、オイルポンプ、ウォーターポンプ、バッテリ冷却ファンなど、高耐圧系モータを備えた電子機器である。
なお、先に説明した半導体装置1は、車載LSIとして、電子機器X11〜X18のいずれにも組み込むことが可能である。
<その他の変形例>
なお、本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本明細書中に開示されている発明は、例えば、車載用の半導体装置に実装される自己診断回路に利用することが可能である。
1 半導体装置(車載LSI)
10 自己診断回路
11 スキャンチェーン
12 テストパタン生成部
12a 疑似乱数パタン生成部
12b フェイズシフタ
12c 重み付け処理部
12d パタン展開部
12e セレクタ
13 テスト応答圧縮部
14 比較部
15 制御部
151 パタン数レジスタ(LFSRテスト用)
152 パタン数カウンタ
153 期待値レジスタ
154 パタン数レジスタ(重み切替用)
155 重み切替機能部
156 パタン数レジスタ(ATPGテスト用)
157 モード切替機能部
20 テスト対象回路
21 スキャンフロップフロップ
211 Dフリップフロップ
212 マルチプレクサ
22 組み合わせ論理回路
30 外部インタフェイス
a1〜s5 Dフリップフロップ
a6 XORゲート
X 車両
X11〜X18 電子機器

Claims (10)

  1. テスト対象回路に組み込まれたスキャンチェーンと、
    テストパタンを順次生成して前記スキャンチェーンに入力するテストパタン生成部と、
    前記テストパタンのパタン数を可変的に設定する制御部と、
    を有することを特徴とする自己診断回路。
  2. 前記制御部は、書き換え可能な設定値を格納するレジスタと、前記テストパタンのパタン数をカウントするカウンタと、を含み、前記テストパタンのパタン数が前記設定値に達するまで前記テストパタンを順次生成するように前記テストパタン生成部を制御することを特徴とする請求項1に記載の自己診断回路。
  3. 前記テストパタン生成部は、疑似乱数パタンを順次生成する疑似乱数パタン生成部を含み、前記疑似乱数パタンを前記テストパタンとして出力する、若しくは、前記疑似乱数パタンから前記テストパタンを生成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自己診断回路。
  4. 前記テストパタン生成部は、追加重みに応じて前記疑似乱数パタンに重み付け処理を施す重み付け処理部をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の自己診断回路。
  5. 前記制御部は、前記疑似乱数パタンを用いたスキャンテストの実施中に前記追加重みを切り替えるように前記重み付け処理部を制御することを特徴とする請求項4に記載の自己診断回路。
  6. 前記テストパタン生成部は、符号化された追加パタンを順次展開するパタン展開部と、前記疑似乱数パタン及び前記追加パタンの一方を選択パタンとして出力するセレクタと、をさらに含み、前記選択パタンを前記テストパタンとして出力する、若しくは、前記選択パタンから前記テストパタンを生成することを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか一項に記載の自己診断回路。
  7. 前記制御部は、前記疑似乱数パタンを用いたスキャンテストを実施してから前記追加パタンを用いたスキャンテストを実施するように前記疑似乱数パタン生成部及び前記セレクタを制御することを特徴とする請求項6に記載の自己診断回路。
  8. 前記スキャンチェーンから出力されるテスト応答パタンを圧縮してシグネチャを生成するテスト応答圧縮部と、
    前記シグネチャと期待値とを比較する比較部と、
    をさらに有し、
    前記制御部は、前記テストパタンのパタン数及び前記期待値の双方を可変的に設定することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の自己診断回路。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の自己診断回路と、
    前記テスト対象回路と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項4または請求項6に記載の自己診断回路と、
    前記テスト対象回路と、
    前記追加重みまたは前記追加パタンの外部入力を受け付ける外部インタフェイスと、
    を有することを特徴とする半導体装置。
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