JP2021050765A - シリンダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シリンダ装置に備えられる流量制御弁に圧力流体を緩やかに供給することにある。【解決手段】ハウジング(1)のフランジ部(1a)の外面に装着孔(13)が開口される。前記装着孔(13)に流量制御弁(20)のケーシング(24)が装着される。前記装着孔(13)の内周面と前記ケーシング(24)の外周面との間に環状流路(38)が区画形成される。前記装着孔(13,14)の雌ネジ部に螺合される前記ケーシング(24)の雄ネジ部に連通溝(39)が形成される。前記ケーシング(24)の周壁にメータアウト出口(40)が形成される。前記ケーシング(24)の筒孔(28)の内周面と前記弁部材(29)の外周面との間に弁室(41)が形成される。【選択図】 図2

Description

本発明は、流量制御弁を備えるシリンダ装置に関する。
この種の流量制御弁を備えるシリンダ装置には、従来では、特許文献1(日本国・特公平6−60693号公報)に記載されたものがある。その従来技術は、次のように構成されている。
その従来技術の流量制御弁のケーシングは、圧油源からシリンダ装置までの圧油の配管やテーブル内に形成される流路の途中部であってシリンダ装置から離れた場所に配置されている。
特公平6−60693号公報
上記の従来技術は次の問題がある。
上記の流量制御弁は、流路の途中部に装着されるので、圧油源(圧力流体の供給源)からの高圧な圧油(圧力流体)がケーシング内の弁室に直接かつ勢いよく供給される。このため、高圧な圧油によって、流量制御弁を構成する部材を摩耗したり、破損したりすることがある。
本発明の目的は、シリンダ装置に備えられる流量制御弁内に圧力流体を緩やかに給排することにある。
上記の目的を達成するため、第1の発明は、例えば、図1Aから図3,図4に示すように、流量制御弁を備えるシリンダ装置を次のように構成した。
ハウジング1に形成されるシリンダ孔2にピストン3が軸方向に移動可能に挿入される。前記ピストン3の前記軸方向の先端側または基端側に流体作動室5,6が形成される。前記流体作動室5,6に連通される給排路11,12が前記ハウジング1に形成され、その給排路11,12が前記流体作動室5,6に圧力流体を給排する。前記給排路11,12の途中部に装着孔13,14が前記軸方向に対して交差する方向に形成される。装着孔13,14が前記ハウジング1のフランジ部1aの外面に開口される。前記給排路11,12の一端部11a,12aが装着孔13,14の底壁13a,14aに開口されると共に、前記給排路11,12の他端部11b,12bが装着孔13,14の周壁13b,14bに開口される。前記装着孔13,14に流量制御弁20が装着される。前記流量制御弁20は、ケーシング24と弁部材29と弁孔31と螺旋溝32と環状流路38と連通溝39とメータアウト出口40と弁室41とメータアウト入口42と逆止弁43とを備える。前記装着孔13,14に形成される雌ネジ部に筒状のケーシング24が螺合される。そのケーシング24が前記装着孔13,14の底壁13a,14aまたは周壁13b,14bに当接されると共に、前記装着孔13,14の周縁であって前記フランジ部1aの外面に当接される。前記ケーシング24の筒孔28内に弁部材29が前記軸方向に移動可能に挿入される。前記ケーシング24の前記筒孔28の一部によって弁孔31が構成され、その弁孔31には、前記弁部材29の先端部が挿入される。前記弁部材29の先端部の外周壁に螺旋溝32が形成される。前記弁孔31と前記螺旋溝32との間に絞り隙間Gが形成される。前記装着孔13,14の内周面と前記ケーシング24の外周面との間に環状流路38が区画形成される。前記環状流路38に連通される連通溝39が、前記装着孔13,14の雌ネジ部に螺合される前記ケーシング24の雄ネジ部に形成される。前記ケーシング24の周壁にメータアウト出口40が形成される。前記メータアウト出口40に連通される弁室41、前記ケーシング24の筒孔28の内周面と前記弁部材29の外周面との間に形成される。前記弁孔31の先端側にメータアウト入口42が設けられる。前記弁部材29の内部に形成される逆止弁43が、前記給排路11,12の前記他端部11b,12bから前記一端部11a,12aへの圧力流体の流れを許容すると共に、その逆の流れを制限する。
上記の第1の発明は、例えば、同上の図1Aから図3,図4に示すように、次のように作用効果を奏する。
上記の流量制御弁を備えるシリンダ装置では、圧力流体の供給源から高圧の圧力流体が勢いよく供給されても、その圧力流体が環状流路と連通溝とメータアウト出口と弁室とを通ることにより、その圧力流体に流動抵抗が付与されながら逆止弁の逆止弁室に供給される。このため、ボールと逆止弁座との間の開弁隙間に到達する前に圧力流体の勢いが緩和され、圧油が開弁隙間を緩やかに流れる。従って、高圧の圧力流体の急激な流れによってボールや逆止弁座等が摩耗や破損するのを防止できる。
上記の目的を達成するため、第2の発明は、例えば、図5に示すように、流量制御弁を設けたシリンダ装置を次のように構成した。
ハウジング1に形成されるシリンダ孔2にピストン3が軸方向に移動可能に挿入される。前記ピストン3の前記軸方向の先端側または基端側に流体作動室5,6が形成される。前記流体作動室5,6に連通される給排路11,12が前記ハウジング1に形成され、その給排路11,12が前記流体作動室5,6に圧力流体を給排する。前記給排路11,12の途中部に装着孔13,14が前記軸方向に対して交差する方向に形成される。装着孔13,14が前記ハウジング1のフランジ部1aの外面に開口される。前記給排路11,12の一端部11a,12aが装着孔13,14の底壁13a,14aに開口されると共に、前記給排路11,12の他端部11b,12bが装着孔13,14の周壁13b,14bに開口される。前記装着孔13,14に流量制御弁50が装着される。前記流量制御弁50は、ケーシング54と弁部材59と弁孔61と螺旋溝62と環状流路68と連通溝69とメータイン入口70と弁室71とメータイン出口72と逆止弁73とを備える。前記装着孔13,14に形成される雌ネジ部に筒状のケーシング54が螺合される。そのケーシング54が前記装着孔13,14の底壁13a,14aまたは周壁13b,14bに当接されると共に、前記装着孔13,14の周縁であって前記フランジ部1aの外面に当接される。前記ケーシング54の筒孔58内に弁部材59が前記軸方向に移動可能に挿入される。前記ケーシング54の前記筒孔58の一部によって弁孔61が構成され、その弁孔61には、前記弁部材59の先端部が挿入される。前記弁部材59の先端部の外周壁に螺旋溝62が形成される。前記弁孔61と前記螺旋溝62との間に絞り隙間Gが形成される。前記装着孔13,14の内周面と前記ケーシング54の外周面との間に環状流路58が区画形成される。前記環状流路58に連通される連通溝69が、前記装着孔13,14の雌ネジ部に螺合される前記ケーシング54の雄ネジ部に形成される。前記ケーシング54の周壁にメータイン入口70が形成される。前記メータイン入口70に連通される弁室71が、前記ケーシング54の筒孔58の内周面と前記弁部材59の外周面との間に形成される。前記弁孔61の先端側にメータイン出口72が設けられる。前記弁部材59の内部に形成される逆止弁73が、前記給排路11,12の前記他端部11b,12bから前記一端部11a,12aへの圧力流体の流れを許容すると共に、その逆の流れを制限する。
この場合、圧力流体の供給源から高圧の圧力流体が勢いよく供給されても、その圧力流体が環状流路と連通溝とメータイン入口と弁室とを通ることにより、その圧力流体に流動抵抗が付与される。このため、絞り隙間に圧油が到達する前に圧油の流れが緩やかになる。よって、その圧油が螺旋溝と弁孔との間の開弁隙間を円滑に流れる。従って、高圧の圧力流体の急激な流れによって弁部材やケーシング等が摩耗や破損するのを防止できる。
図1Aは、本発明の第1実施形態の流量制御弁付きシリンダ装置を備えたクランプの立面視の模式図である。図1Bは、上記の図1A中の1B−1B線矢視の断面図である。 図2は、上記のクランプに装着した流量制御弁の断面図である。 図3は、上記の流量制御弁を示す断面図であり、図2に類似する図である。 図4は、上記第1実施形態の流量制御弁の変形例を示す断面図であり、上記の図2に類似する図である。 図5は、本発明の第2実施形態の流量制御弁を示しており、上記の図2に類似する図である。
図1Aから図3は本発明の第1実施形態を示し、流量制御弁付きシリンダ装置を油圧複動式の旋回クランプに適用した場合を例示してある。
まず、図1Aおよび図1Bによって上記クランプの構造を説明する。図1Aは、上記クランプのリリース状態の立面視の断面図である。図1Bは、上記の図1A中の1B−1B線矢視の部分平面図である。
上記旋回クランプのハウジング1がテーブルTの装着孔に挿入される。ハウジング1の上部に設けたフランジ部1aが複数のボルトBによってテーブルTの上面に固定される。ハウジング1内に、上下方向へ延びるシリンダ孔2が形成される。そのシリンダ孔2に挿入されるピストン3の下方にリリース室(流体作動室)5が形成され、上方にロック室(流体作動室)6が形成される。ピストン3から上下に突出させたクランプロッド7の上部にアーム8が固定され、そのクランプロッド7の下部とハウジング1の下壁1bとに跨って旋回機構9が設けられる。
図1Aおよび図1Bに示すように、ハウジング1のフランジ部1aの下面に第1給排路11が開口され、その第1給排路11がリリース室5に連通される。また、図1Bに示すように、フランジ部1aの下面で第1給排路11とは別の場所に第2給排路12が開口され、その第2給排路12がロック室6に連通される。その第1給排路11に連通する第1装着孔13がフランジ部1aの右側面(外面)に開口されると共に、第2給排路12に連通する第2装着孔14が第1装着孔13と左右横並び状にフランジ部1aの右側面に開口される。第1装着孔13の底壁13aに第1給排路11の一端部11aが開口される。また、第1装着孔13の周壁13bの内周面に第1給排路11の他端部11bが斜めに開口される。また、第2装着孔14の底壁14aの底面に第2給排路12の一端部12aが開口される。また、第2装着孔14の周壁14bに第2給排路12の(図示しない)他端部12bが斜めに開口される。その第1装着孔13にメータアウト流量制御弁20が着脱可能に装着され、第2装着孔14に閉栓用のプラグ21が着脱可能に装着される。
上記旋回クランプは、図1Aに示すように、次のように作動する。
前記テーブルTの上面に搬入したワーク(図示せず)をクランプするために、上記旋回クランプを図1Aのリリース状態からロック状態へロック駆動させるときには、リリース状態において、リリース室5から圧油がハウジング1の外部へ排出されると共に、圧力源からの圧油がロック室6に供給される。すると、ピストン3が旋回機構9によってクランプロッド7の軸心周りに回転されながら下降される。次いで、クランプロッド7及びアーム8は、真っすぐに下方へ移動される。すると、アーム8がワークの上方から押圧して、ピストンロッド7およびピストン3は停止される。これにより、旋回クランプは、リリース状態からロック状態へ切り換えられる。
上記ロック状態のクランプ1をリリース状態に切り換えるときには、ロック室6から圧油が排出されると共に、リリース室5に圧油が供給される。これにより、下降位置のクランプロッド7及びアーム8は、まず、真っすぐ上方へ移動されて、引き続いて、旋回しながら上昇復帰される。
上記メータアウト流量制御弁20の具体的な構造を、図1Aを参照しながら図2および図3の部分断面図によって説明する。
メータアウト流量制御弁20の筒状のケーシング24は、基端部分24aと、胴部分24bと、先端部分24cとを有する。胴部分24aの外周壁に雄ネジ部が形成される。その基端部分24aは、胴部分24bより大径に形成されている。先端部分24cは、胴部分24bの筒孔に挿入される。そして、胴部分24bの薄肉状の左端外周壁が外側からの外力によって塑性変形されて、その左端外周壁が胴部分24bを締め付けることにより当該胴部分24bに一体となるように固定されている。
上記の胴部分24aの外周壁に形成される雄ネジ部が、第1装着孔13の内周壁に形成される雌ネジ部に螺合され、ケーシング24の先端部分24cの左端部(先端部)が底壁13aに当接されている。ケーシング24内に筒孔28が貫通するように形成され、その筒孔28内に第1弁部材29が左側(胴部分24bの先端側)から螺入される。第1弁部材29の右端部には、六角レンチ(図示せず)が挿入される調節穴29aが形成される。その第1弁部材29が六角レンチによって締付け回転および緩め回転されることにより左右方向(ケーシングの筒孔の軸方向)へ移動されるように構成される。その第1弁部材29の右部がケーシング24の基端部分24bの右端面から右側へ突出している。その弁部材29の右部にロックナット30が装着され、第1弁部材29がケーシング24にロックナット30によって固定されている。ケーシング24の先端部分24cの筒孔によって弁孔31が構成される。その弁孔31に第1弁部材29の左端部(先端部)が左右方向へ移動可能に挿入され、その第1弁部材29の左端部の外周壁に螺旋溝32が形成される。その螺旋溝32が先端側に向かうにつれて溝の深さが深くなると共に、溝幅も広くなるように形成されている。その弁孔31の内周面と螺旋溝32内との間に絞り隙間Gが形成される。また、ケーシング24の先端部分24cの右端部であって弁孔31の周壁に弁座33が形成され、その弁座33に当接可能な弁面34が、第1弁部材29の周壁であって螺旋溝32の端部より右側(基端側)に形成される。
上記のケーシング24の筒孔28の途中部に段差部分が形成され、その段差部分に係止部35が設けられる。その係止部35に当接可能な係合部36が、第1弁部材29の外周壁に形成される。そのケーシング24の係止部35は、係合部36を介して第1弁部材29を右側(基端側)から受け止めることができる。このため、第1弁部材29を過度に緩め回転して、第1弁部材29が誤って取り外されることが防止できる。
前述したように、ケーシング24の先端部材24cの左端部(先端部)が底壁13aに当接されている。その当接部分が、第1装着孔13内を第1給排路11の一端部11a側と他端部11b側とに区画している。また、ケーシング24の基端部分24aの左端面が封止具37を介してフランジ部1aの右側外面(外面)に当接される。このため、第1装着孔13の内周面とケーシング24の外周面との間に環状の環状流路38が区画形成される。その環状流路38に連通される連通溝39が、第1弁部材29の外周壁に左右方向へ形成される。その連通溝39に連通されるメータアウト出口40が、ケーシング24の胴部分24bの周壁に貫通するように形成される。メータアウト出口40が連通される弁室41が、ケーシング24の筒孔28の内周面と第1弁部材29の外周面との間に形成される。その弁室41が絞り隙間Gと弁孔31の先端側に隣接されるメータアウト入口42とを通って第1給排路11の一端部11aに連通される。
上記の第1弁部材29の内部に逆止弁43の逆止弁室44が、当該第1弁部材29の軸方向に形成される。その逆止弁室44は、弁室41および弁孔31に連通される。その逆止弁室44内に逆止弁部材としてのボール45が挿入される。その逆止弁室44の周壁の内周面に逆止弁座46が形成され、ボール45がバネ(弾性体)47によって逆止弁座46に向けて右方(基端側)に付勢される。このため、その逆止弁43は、弁室41から弁孔31への圧油の流れを許容すると共に、その反対の圧油の流れを制限する。
そして、図2に示すように、上記の第1弁部材29を右側限界位置まで緩め回転した状態では、第1弁部材29の係合部36がケーシング24の係止部35に右側から受け止められている。その第1弁部材29の先端部の一部分が弁孔31内に挿入されている。このため、第1給排路11の一端部11aの圧油が螺旋溝32の溝深さが最も深くて溝幅が最も広い部分(最も広い絞り隙間G)を通って室41へ円滑に流れる。
上記の第1弁部材29を右側限界位置まで緩め回転した図2に示す状態から、第1弁部材29を締付け回転させていくと、その第1弁部材29が左方(先端側)へ(筒孔28の軸方向)へ進出される。このため、第1弁部材29の螺旋溝32が弁孔31内に挿入されていく。よって、螺旋溝32の溝深さが浅くて溝幅が狭い部分が弁孔31に挿入されていくので、絞り隙間Gに流れる圧油の流量は減少される(絞られる)。そして、第1弁部材29を左限界位置まで締付け回転した図3に示す状態となったときに、螺旋溝32の全体が弁孔31内に挿入されるので絞り隙間Gは閉鎖される。それに加えて、弁部材の弁面44がケーシング24の弁座33に係合されるので絞り隙間Gは確実に閉鎖される。また、図3に示す状態から第1弁部材29を緩め回転させていくと、その第1弁部材29が右方(基端側)へ後退される。このため、絞り隙間Gが深く広くなっていき、絞り隙間Gに流れる圧油の流量が増していく。引き続いて、第1弁部材29を緩め回転させていくと、第1弁部材29の係合部36がケーシング24の係止部35に受け止められて、第1弁部材29が停止される。このとき、第1弁部材29の螺旋溝32の左端部(先端部)は、弁孔31内に挿入されており、弁孔31から離間されていない。このため、弁室41の圧油が絞り隙間Gを通って円滑に弁孔31に供給される。従って、絞り隙間Gから弁室41に排出直後の流れが乱流になるのを防止できる。
上記のメータアウト流量制御弁20を備える旋回クランプ装置において、リリース室5内の圧油をハウジング1の外部へ排出するときには、リリース室5の圧油は、メータアウト入口42と絞り隙間Gと弁室41とメータアウト出口40と連通溝39と環状流路38と第1給排路11の他端部11bとを通ってハウジング1の外部へ排出される。その排出される圧油は、絞り隙間Gを通過する間に大きな流動抵抗が付与されるので、緩やかな速度で排出されていく。
上記と逆に、圧油源からリリース室5へ圧油を供給するときには、第1給排路11の他端部11bの圧油は、環状流路38と連通溝39とメータアウト出口40と弁室41とを通ることにより流動抵抗を受けるので、逆止弁室44に到達する前に圧油の流れが緩やかになる。その圧油が逆止弁室44に緩やかに供給され、その逆止弁室44の圧力によってボール45を逆止弁座46から離間させる。これにより、逆止弁室44の圧油は、開弁隙間とメータアウト入口44と第1給排路11の一端部11aとを通ってリリース室5へ円滑に供給される。
上記の第1実施形態は次のように変更可能である。
前記の第1給排路11の一端部11aは、第1装着孔13と同芯状に配置することに代えて、第1装着孔13に対して偏心状に配置してもよい。また、上記の第1給排路11の他端部11bは、第1装着孔13の周面に斜めに開口させることに代えて、その第1装着孔13と直交するように開口させてもよい。
図4および図5は、上記第1実施形態の変形例および本発明の第2実施形態を示している。この第1実施形態の変形例および第2実施形態においては、上記の第1実施形態の構成部材と同じ部材(または類似する部材)には原則として同一の参照数字を付けて説明する。この第2実施形態が上記の第1実施形態と異なる点は次の通りである。
図4に示す第1実施形態の変形例は、上記の第1実施形態とは次の点で異なる。
変形例のメータアウト流量制御弁20Aのケーシング24Aは、基端部分24dと胴部分24eと先端部分24fとを有する。胴部分24eの筒孔の先端側に先端部分24fが圧入されている。その先端部分24fの筒孔によって弁孔31Aが構成され、その弁孔31Aに第1弁部材29の先端部が挿入されている。その第1弁部材29の先端部に形成される螺旋溝32と弁孔31Aとの間に絞り隙間Gが形成される。また、第1実施形態の基端部分24aの左端面とフランジ部1aの右側外面との間に隙間が形成されているのに対して、変形例の基端部分24dの左端面とフランジ部1aの右側外面とは当接されている。また、その胴部分2eの先端側に突設部47が筒孔28の径方向の外方に向けて周方向に突設されている。その突設部47の外周面が装着孔13の内周面に当接されている。その当接部分によって装着孔13内が第1給排路の一端部11a側と他端部11b側とに区画される。
図5に示す第2実施形態は、上記の第1実施形態とは次の点で異なる。
上記の第1装着孔13にメータアウト流量制御弁20が装着されることに代えて、プラグ21が装着される。また、図5に示すように、第2装着孔14にメータイン流量制御弁50が装着される。
本実施形態のメータイン流量制御弁50の筒状のケーシング54は、基端部分54aと胴部分54bと先端部分54cとを有する。胴部分54bの筒孔の先端側に先端部分54cが螺合されている。その先端部分54cの筒孔によって弁孔61が構成され、その弁孔61に第2弁部材59の先端部が挿入されている。その第2弁部材59の先端部に形成される螺旋溝62と弁孔61との間に絞り隙間Gが形成される。また、胴部分54bの先端面および先端部分54cの先端面が第2装着孔14の底壁14aに当接されている。また、第2装着孔14の底壁14aに第2給排路12の一端部12aが、当該装着孔14に対して偏心した位置に(上方へ平行移動した位置に)開口される。
上記ケーシング54の胴部分54bが第2装着孔14に螺合され、ケーシング54の先端部材54cの左端部が第2装着孔14の底壁14aに当接される。また、ケーシング54の基端部分54aの左端面が封止具67を介してフランジ部1aの右側外面に当接される。このため、第2装着孔14の内周面とケーシング54の外周面との間に環状の環状流路68が区画形成される。その環状流路68に連通される連通溝69が、第2弁部材59の外周壁に左右方向へ形成される。その連通溝69が連通するメータイン入口70が、ケーシング54の胴部分54bの周壁に貫通するように形成される。メータイン入口70が連通する弁室71が、ケーシング54の筒孔58の内周面と第2弁部材59の外周面との間に形成される。その弁室71が絞り隙間Gと弁孔62の先端側に隣接されるメータイン出口72とを通って第2給排路12の一端部12aに連通される。
上記の第2弁部材59の内部に逆止弁73の逆止弁室74が、当該第2弁部材59の軸方向に形成される。その逆止弁室74は、弁室71および弁孔62に連通される。その逆止弁室74内に逆止弁部材としてのボール75が挿入される。その逆止弁室74の周壁の内周面に逆止弁座76が形成され、ボール75がバネ(弾性体)77によって逆止弁座76に向けて右方(基端側)に付勢される。このため、その逆止弁73は、弁孔62から弁室71への圧油の流れを許容すると共に、その反対の圧油の流れを制限する。
上記メータイン流量制御弁50は、図5に示すように、次のように作動する。
圧油源からの圧油がロック室6に供給されるときには、第2給排路12の他端部12bの圧油は、環状流路68とメータイン入口70と弁室71と(弁孔61と螺旋溝62との間に形成される)絞り隙間Gと弁孔61とメータイン出口72とを通ってロック室6に供給される。圧油源から高圧の圧油が供給される場合であっても、その圧油が環状流路68と連通溝69とメータイン入口70とを通ることで絞り隙間Gに到達する前に大きな流動抵抗が付与され、絞り隙間Gを通過する間にさらに大きな流動抵抗が付与されるので、その圧油は、緩やかな速度でメータイン出口72から第2給排路12の他端部12bに供給される。
上記とは逆に、ロック室6の圧油がハウジング1の外部へ排出されるときには、ロック室6の圧油は、メータイン出口72と弁孔62とを通って逆止弁室74に供給され、その圧油の圧力によってボール75が逆止弁座76から離間される。これにより、逆止弁室74に供給された圧油は、開弁隙間と弁室71とメータイン入口70と環状流路68とを通って第2給排路12の他端部12bからハウジング1の外部へ円滑に排出される。
上記の第2実施形態は次のように変更可能である。
前記の第2給排路12の一端部12aは、第2装着孔14と偏心状に配置することに代えて、同芯状に配置してもよい。また、上記の第2給排路12の他端部12bは、第2装着孔14の周面に斜めに開口させることに代えて、その第2装着孔14と直交させてもよい。
筒状ケーシング54の先端部分54cの左端部(先端部)を第2装着孔14の底壁32aに強力に当接させることに代えて、先端部分54cもしくは胴部分54bの外周壁を第2装着孔14の内周壁に当接させてもよい。
上記の各実施形態や変形例は、さらに次のように変更可能である。
第1実施形態のメータアウト流量制御弁20が第1装着孔13に装着されることに代えて、第2装着孔14に装着されてもよい。また、第2実施形態のメータイン流路制御弁50が第2装着孔14に装着されることに代えて、第1装着孔13に装着されるようにしてもよい。さらに、第1装着孔13と第2装着孔14の双方に、メータアウト流量制御弁20、または、メータイン流量制御弁50を装着してもよい。
メータアウト流量制御弁20およびメータイン流量制御弁50のケーシング24,54は、先端部分を装着孔の内周壁に当接させるようにしてもよく、また、メータアウト流量制御弁20Aの先端部分を装着孔の底壁に当接させるようにしてもよい。
前記の螺旋溝32,62は、第1,第2弁部材29,59の外周壁に1つ形成されることに代えて、複数本平行して形成されてもよい。また、螺旋溝32,62が第1,第2弁部材29,59の外周壁に1周形成されることに代えて、複数周形成されてもよく、また、1周に満たなくてもよい。その螺旋溝32,62の始点を軸方向へずらして複数本形成してもよい。その場合、螺旋溝32,62の溝深さおよび溝幅を左方(先端側)に向かうにつれて深くおよび広くなるように形成することに代えて、一定に形成してもよい。
前記のボール45,75は、ポペット形またはニードル形等の他の形状に変更可能である。また、前記バネ(弾性体)47,77は、金属製のバネに限られず、ゴムや樹脂等の部材によって代替可能である。
前記旋回クランプは、例示した油圧複動式に代えて単動バネ復帰式であってもよく、作動流体は圧油等の液体に代えて圧縮空気等の気体であってもよい。そのクランプは、例示した旋回式の構造に限定されず、リンク式の構造であってもよい。また、本発明の流量制御弁は、上記クランプのシリンダ装置に装着することに代えて、そのクランプとは異なる用途、例えば、ツールチェンジャの駆動用シリンダ装置やワークサポートなどに装着することも可能である。
その他に、当業者が想定できる範囲で種々の変更を行えることは勿論である。
1:ハウジング,1a:フランジ部,2:シリンダ孔,3:ピストン5:流体作動室(リリース室),6:流体作動室(ロック室),11:給排路(第1給排路),11a:一端部,11b:他端部,12:給排路(第2給排路),12a:一端部,12b:他端部,13:装着孔(第1装着孔),13a:底壁,13b:周壁,14:装着孔(第2装着孔),14a:底壁,14b:周壁,20:流量制御弁,24:ケーシング,28:筒孔,29:弁部材(第1弁部材),31:弁孔,32:螺旋溝,38:環状流路38,39:連通溝,40:メータアウト出口,41:弁室,42:メータアウト入口,43:逆止弁,50:流量制御弁,54:ケーシング,58:筒孔,59:弁部材(第2弁部材),61:弁孔,62:螺旋溝,68:環状流路,69:連通溝,70:メータイン入口,71:弁室,72:メータイン出口,73:逆止弁,G:絞り隙間.

Claims (2)

  1. ハウジング(1)に形成されるシリンダ孔(2)に軸方向に移動可能に挿入されるピストン(3)と、
    前記ピストン(3)の前記軸方向の先端側または基端側に形成される流体作動室(5,6)と、
    前記流体作動室(5,6)に連通されるように前記ハウジング(1)に形成されると共に、前記流体作動室(5,6)に圧力流体を給排する給排路(11,12)と、
    前記給排路(11,12)の途中部に前記軸方向に対して交差する方向に形成されると共に、前記ハウジング(1)のフランジ部(1a)の外面に開口される装着孔(13,14)であって、前記給排路(11,12)の一端部(11a,12a)が当該装着孔(13,14)の底壁(13a,14a)に開口されると共に、前記給排路(11,12)の他端部(11b,12b)が当該装着孔(13,14)の周壁(13b,14b)に開口される装着孔(13,14)と、
    前記装着孔(13,14)に装着される流量制御弁(20)と、を備え、
    前記流量制御弁(20)は、
    前記装着孔(13,14)に形成される雌ネジ部に螺合される筒状のケーシング(24)であって、前記装着孔(13,14)の底壁(13a,14a)または周壁(13b,14b)に当接されると共に、前記装着孔(13,14)の周縁であって前記フランジ部(1a)の外面に当接されるケーシング(24)と、
    前記ケーシング(24)の筒孔(28)内に前記軸方向に移動可能に挿入される弁部材(29)と、
    前記ケーシング(24)の前記筒孔(28)の一部によって構成されると共に、前記弁部材(29)の先端部が挿入される弁孔(31)と、
    前記弁部材(29)の先端部の外周壁に形成される螺旋溝(32)と、
    前記弁孔(31)と前記螺旋溝(32)との間に形成される絞り隙間(G)と、
    前記装着孔(13,14)の内周面と前記ケーシング(24)の外周面との間に区画形成される環状流路(38)と、
    前記環状流路(38)に連通される連通溝(39)であって、前記装着孔(13,14)の雌ネジ部に螺合される前記ケーシング(24)の雄ネジ部に形成される連通溝(39)と、
    前記ケーシング(24)の周壁に形成されるメータアウト出口(40)と、
    前記メータアウト出口(40)に連通されると共に、前記ケーシング(24)の筒孔(28)の内周面と前記弁部材(29)の外周面との間に形成される弁室(41)と、
    前記弁孔(31)の先端側に設けられるメータアウト入口(42)と、
    前記弁部材(29)の内部に形成される逆止弁(43)であって、前記給排路(11,12)の前記他端部(11b,12b)から前記一端部(11a,12a)への圧力流体の流れを許容すると共に、その逆の流れを制限する逆止弁(43)と、を備える、
    ことを特徴とするシリンダ装置。
  2. ハウジング(1)に形成されるシリンダ孔(2)に軸方向に移動可能に挿入されるピストン(3)と、
    前記ピストン(3)の前記軸方向の先端側または基端側に形成される流体作動室(5,6)と、
    前記流体作動室(5,6)に連通されるように前記ハウジング(1)に形成されると共に、前記流体作動室(5,6)に圧力流体を給排する給排路(11,12)と、
    前記給排路(11,12)の途中部に前記軸方向に対して交差する方向に形成されると共に、前記ハウジング(1)のフランジ部(1a)の外面に開口される装着孔(13,14)であって、前記給排路(11,12)の一端部(11a,12a)が当該装着孔(13,14)の底壁(13a,14a)に開口されると共に、前記給排路(11,12)の他端部(11b,12b)が当該装着孔(13,14)の周壁(13b,14b)に開口される装着孔(13,14)と、
    前記装着孔(13,14)に装着される流量制御弁(50)と、を備え、
    前記流量制御弁(50)は、
    前記装着孔(13,14)に形成される雌ネジ部に螺合される筒状のケーシング(54)であって、前記装着孔(13,14)の底壁(13a,14a)または周壁(13b,14b)に当接されると共に、前記装着孔(13,14)の周縁であって前記フランジ部(1a)の外面に当接されるケーシング(54)と、
    前記ケーシング(54)の筒孔(58)内に前記軸方向に移動可能に挿入される弁部材(59)と、
    前記ケーシング(54)の前記筒孔(58)の一部によって構成されると共に、前記弁部材(59)の先端部が挿入される弁孔(61)と、
    前記弁部材(59)の先端部の外周壁に形成される螺旋溝(62)と、
    前記弁孔(61)と前記螺旋溝(62)との間に形成される絞り隙間(G)と、
    前記装着孔(13,14)の内周面とケーシング(54)の外周面との間に区画形成される環状流路(68)と、
    前記環状流路(68)に連通される連通溝(69)であって、前記装着孔(13,14)の雌ネジ部に螺合させる前記ケーシング(54)の雄ネジ部に形成される連通溝(69)と、
    前記ケーシング(54)の周壁に形成されるメータイン入口(70)と、
    前記メータイン入口(70)に連通されると共に、前記ケーシング(54)の筒孔(58)の内周面と第2弁部材(59)の外周面との間に形成される弁室(71)と、
    前記弁孔(62)の先端側に設けられるメータイン出口(72)と、
    前記第2弁部材(59)の内部に形成される逆止弁(73)であって、前記給排路(11,12)の前記一端部(11a,12a)から前記他端部(11b,12b)への圧力流体の流れを許容すると共に、その逆の流れを制限する逆止弁(73)と、を備える、
    ことを特徴とするシリンダ装置。
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