JP2021050753A - 制御装置 - Google Patents

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由多 伊藤
Yuta Ito
由多 伊藤
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Abstract

【課題】半クラッチ状態において車両の速度をより精度よく自動制御するための制御装置を提供する。【解決手段】車両100の目標速度と車両100の位置とを関連付けて示す速度計画を取得する計画取得部521と、車両100の位置を特定する位置特定部522と、特定した車両100の位置に基づいて、速度計画にしたがって車両100を走行させるために要するクラッチのトルク容量を決定する決定部523と、車両100のクラッチディスクとフライホイールとの間のすべり速度を特定するすべり速度特定部524と、すべり速度に基づいて摩擦係数を特定する摩擦特定部525と、摩擦係数に基づいて、クラッチがトルク容量となるために要するフェーシング面圧を算出する算出部526と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、車両の速度を制御するための制御装置に関する。
近年、自動運転機能を有する車両において低速走行時に半クラッチ状態で走行することが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2019−84916号公報
特許文献1に記載された車両では、半クラッチ状態で走行する場合に車両の速度を精度よく自動制御することができないという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、半クラッチ状態において車両の速度をより精度よく自動制御するための制御装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の制御装置は、車両の目標速度と当該車両の位置とを関連付けて示す速度計画を取得する計画取得部と、前記車両の位置を特定する位置特定部と、特定した前記車両の位置に基づいて、前記速度計画にしたがって前記車両を走行させるために要するクラッチのトルク容量を決定する決定部と、前記車両のクラッチディスクとフライホイールとの間のすべり速度を特定するすべり速度特定部と、前記すべり速度に基づいて摩擦係数を特定する摩擦特定部と、前記摩擦係数に基づいて、前記クラッチが前記トルク容量となるために要するフェーシング面圧を算出する算出部と、を備える。
前記制御装置は、前記フェーシング面圧とレリーズベアリングの位置との関係を示す特性情報を参照して、前記算出部が算出した前記フェーシング面圧に対応する位置までレリーズベアリングを移動させる面圧制御部をさらに備えてもよい。
前記制御装置は、前記摩擦特定部が前記摩擦係数を特定するために用いるすべり速度と摩擦係数との関係を示すテーブルを記憶する記憶部と、トランスミッションの出力トルクを取得するトルク取得部と、前記出力トルク及び前記トランスミッションのギヤ比に基づいて前記クラッチのトルク容量を求め、当該トルク容量に基づいて算出される摩擦係数と前記すべり速度特定部が特定した前記すべり速度との関係に基づいて前記テーブルを更新する更新部と、をさらに備えてもよい。
本発明によれば、半クラッチ状態において車両の速度をより精度よく自動制御するための制御装置を提供することができるという効果を奏する。
実施形態の制御装置を搭載する車両の動作を説明するための図である。 クラッチの構成を示す図である。 車両の機能的構成を示す図である。 摩擦係数とすべり速度との関係を示す図である。 クラッチディスクのクラッチフェーシングを示す図である。 制御装置がフェーシング面圧を制御する処理手順を示すフローチャートである。
[制御装置の概要]
図1(a)及び(b)は、本実施形態の制御装置5を搭載する車両100の動作を説明するための図である。図1(a)は、車両100の構成を示す図である。車両100は、例えば、大型車両である。車両100は、エンジン1、クラッチ2、トランスミッション(図1中では、TMと表記)3、差動装置4及び制御装置5を備える。
エンジン1は、燃料を燃焼させることにより、駆動力を生成する。クラッチ2は、エンジン1の回転をトランスミッション3に伝達させるか否かを切り替える。クラッチ2は、半クラッチ状態では、エンジン1の回転を部分的にトランスミッション3に伝達させる。
トランスミッション3は、ギヤを利用して、クラッチ2から伝達された回転のトルクを大きく、回転数を小さくしてプロペラシャフトに伝達する。差動装置4は、トランスミッション3からプロペラシャフトを介して伝達された回転により車輪を駆動させる。差動装置4は、車両100が旋回している状態では、旋回の内側の車輪の回転数を少なく、外側の車輪の回転数を多くするように、車両100の両側の車輪の回転数をそれぞれ調整する。
制御装置5は、例えば、コンピュータにより車両100の各部を電子的に制御するECU(Electronic Control Unit)により実現される。図1(b)は、制御装置5の動作を説明するための図である。図1(b)は、車両100に搭載された先進運転支援システム(ADAS: Advanced driver-assistance systems、不図示)が作成した速度計画の一例を示す。速度計画は、車両100が自動走行するための目標速度と、車両100の位置とを関連付けて示す。先進運転支援システムの代わりに、自動運転(AD: Autonomous Driving)システムが速度計画を作成してもよい。
図1(b)に示すように、速度計画が示す目標速度は、車両100の位置によって変化する。制御装置5は、速度計画にしたがって車両100の速度を制御する。制御装置5は、速度計画が示す目標速度にしたがって車両100の速度を制御するために要するトランスミッション3の出力トルクを求める。出力トルクは、トランスミッション3が差動装置4へ伝達するプロペラシャフトの回転のトルクである。
制御装置5は、車両100が比較的低速で走行している場合には、半クラッチ状態において車両100の速度を制御する。制御装置5は、求めた出力トルクとトランスミッション3のギヤ比とに基づいて、車両100の速度を制御するために要するクラッチ2のトルク容量Tを決定する。
詳細については後述するが、制御装置5は、決定したトルク容量Tに対応するフェーシング面圧pを算出する。制御装置5は、算出したフェーシング面圧pに対応する位置まで、クラッチ2のレリーズベアリングを移動させる。このような構成により、制御装置5は、半クラッチ状態において車両100の速度をより精度よく自動制御することを可能にする。
[クラッチの構成]
図2(a)及び図2(b)は、クラッチ2の構成を示す図である。図2(a)は、クラッチ2がつながっている状態を示し、図2(b)は、半クラッチ状態を示す。クラッチ2は、フライホイール201、クラッチカバー202、クラッチディスク203、メインドライブシャフト204、プレッシャープレート205、ダイアフラムスプリング206及びレリーズベアリング207を備える。
フライホイール201は、エンジン1のクランク軸と直接的に結合されており、クランク軸と同じ回転数で回転する。クラッチカバー202は、フライホイール201に取り付けられており、クラッチディスク203を収容している。
クラッチディスク203は、円板状の部材である。図2(a)の例では、クラッチディスク203は、フライホイール201に押し付けられており、フライホイール201との間に生じる摩擦力により、フライホイール201とともに回転する。クラッチディスク203の回転は、メインドライブシャフト204によりトランスミッション3へ伝達される。プレッシャープレート205は、弾性部材を含むダイアフラムスプリング206の弾性力により、クラッチディスク203をフライホイール201に押し付ける。
レリーズベアリング207は、ダイアフラムスプリング206及びプレッシャープレート205がクラッチディスク203をフライホイール201に押し付けるフェーシング面圧pを増減させる。図2(b)は、図2(a)の状態からレリーズベアリング207がフライホイール201の方向へ移動したときのクラッチ2の様子を示す。ダイアフラムスプリング206は、クラッチカバー202に接触しており、この接触部分を支点とするてことして作用する。ダイアフラムスプリング206は、一端がレリーズベアリング207に接触しており、他端がプレッシャープレート205に結合している。
図2(b)に示すように、レリーズベアリング207がフライホイール201の方向に移動すると、ダイアフラムスプリング206のてこの一端がフライホイール201側へ押されるので、てこの他端は、フライホイール201から離れる方向へプレッシャープレート205を持ち上げる。
このとき、フライホイール201とクラッチディスク203との間のフェーシング面圧pが小さくなるので、クラッチディスク203がフライホイール201に対してすべりながら回転する半クラッチ状態になる。レリーズベアリング207がフライホイール201の方向にさらに移動すると、クラッチディスク203がフライホイール201から離れた状態になるため、フライホイール201の回転がクラッチディスク203に伝達されなくなる。
[車両100の機能的構成]
図3は、車両100の機能的構成を示す図である。車両100は、制御装置5、GPS(Global Positioning System)センサ6、トルクセンサ7及びアクチュエータ8を備える。制御装置5は、記憶部51及び制御部52を備える。
GPSセンサ6は、複数のGPS衛星からの信号をそれぞれ受信する。トルクセンサ7は、トランスミッション3の出力トルクを測定する。アクチュエータ8は、制御装置5が生成する制御信号に基づいて、メインドライブシャフト204に沿ってレリーズベアリング207を移動させる。
記憶部51は、例えば、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体を有する。記憶部51は、制御部52を機能させるための各種プログラムや各種データを記憶する。例えば、記憶部51は、すべり速度と摩擦係数との関係を示すテーブルを記憶している。制御部52は、記憶部51に記憶されたプログラムを実行することにより、計画取得部521、位置特定部522、決定部523、すべり速度特定部524、摩擦特定部525、算出部526、面圧制御部527、トルク取得部528、更新部529として機能する。
計画取得部521は、車両100の目標速度と、この車両100の位置とを関連付けて示す速度計画を先進運転支援システムから取得する。位置特定部522は、車両100の位置を特定する。例えば、位置特定部522は、GPSセンサ6が受信した信号に基づいて、車両100の位置を特定する。
[トルク容量の決定]
決定部523は、位置特定部522が特定した車両100の位置に基づいて、速度計画にしたがって車両100を走行させるために要するクラッチ2のトルク容量Tを決定する。より詳しくは、決定部523は、位置特定部522が特定した車両100の位置からその前方数十メートルまでの範囲に対応する速度計画の目標速度をそれぞれ特定する。
決定部523は、車両100の状態を示す状態情報を記憶部51から読み出す。状態情報は、例えば、車両100の前面面積、車体重量等である。決定部523は、読み出した状態情報を参照して、特定した目標速度で走行するために要するトランスミッション3の出力トルクを求める。決定部523は、求めた出力トルクと、ギヤ比とに基づいて、必要なクラッチ2のトルク容量Tを決定する。決定部523は、決定したトルク容量Tを算出部526に通知する。
[すべり速度の特定]
すべり速度特定部524は、車両100のクラッチディスク203とフライホイール201との間のすべり速度を特定する。例えば、すべり速度特定部524は、エンジン1のクランク軸の回転数と、メインドライブシャフト204の回転数との差を求めることにより、すべり速度を特定する。すべり速度特定部524は、クラッチ2が複数のクラッチディスク203を備える場合には、メインドライブシャフト204と噛み合っているクラッチディスク203と、フライホイール201との間のすべり速度を特定する。
[摩擦係数の特定]
摩擦特定部525は、すべり速度特定部524が特定したすべり速度に基づいて、クラッチディスク203とフライホイール201との間の摩擦係数μを特定する。本明細書の例では、クラッチ2が複数のクラッチディスク203を有する場合には、クラッチディスク203及びフライホイール201の間の摩擦係数μと、異なるクラッチディスク203間の摩擦係数μとがいずれも同じであると仮定している。
図4は、摩擦係数μとすべり速度との関係を示す図である。図4に示すように、摩擦係数μは、すべり速度が増加するにつれて大きくなり、すべり速度が所定の値であるときに最大になる。摩擦特定部525は、すべり速度と摩擦係数との関係を示すテーブルを記憶部51から読み出し、このテーブルを参照して、すべり速度特定部524が特定したすべり速度に対応する摩擦係数μを特定する。
[フェーシング面圧の算出]
算出部526は、特定した摩擦係数μに基づいて、クラッチ2が決定部523により決定されたトルク容量Tとなるために要するフェーシング面圧pを算出する。トルク容量Tは、以下の式(1)で表される。
Figure 2021050753
式(1)中、nはクラッチディスク枚数である。rは、フェーシング外径、rは、フェーシング内径である。Pはクラッチカバー荷重であり、P=πp(r −r )(式(2))で表される。式(2)中、pはフェーシング面圧である。
図5は、クラッチディスク203のクラッチフェーシングを示す図である。図5では、クラッチフェーシングを太線の輪で示す。フェーシング外径r及び内径rをそれぞれ矢印で示す。式(1)に式(2)を代入して変形すれば、フェーシング面圧pを表す式(3)が得られる。
Figure 2021050753
算出部526は、式(3)によりフェーシング面圧pを算出する。算出部526は、算出したフェーシング面圧pを面圧制御部527に指示する。
[フェーシング面圧の制御]
面圧制御部527は、メインドライブシャフト204に沿ってレリーズベアリング207をアクチュエータ8により移動させる。面圧制御部527は、フェーシング面圧pとレリーズベアリング207の位置との関係を示す特性情報を記憶部51から読み出す。面圧制御部527は、特性情報を参照して、算出部526が算出したフェーシング面圧pに対応するレリーズベアリング207の位置を特定する。面圧制御部527は、特定した位置まで、レリーズベアリング207を移動させる。
また、面圧制御部527は、レリーズベアリング207をアクチュエータ8により移動させる例に限定されない。例えば、面圧制御部527は、レリーズベアリング207を油圧シリンダ(不図示)により移動させてもよい。また、特性情報は、フェーシング面圧とレリーズベアリング207の位置との関係を示すテーブルである例に限定されない。例えば、特性情報は、フェーシング面圧とレリーズベアリング207との関係を表現する関数を示す情報であってもよい。
トルク取得部528は、トルクセンサ7が測定したトランスミッション3の出力トルクを取得する。トルク取得部528は、取得した出力トルクを更新部529に通知する。
[テーブルの更新]
更新部529は、摩擦特定部525が摩擦係数を特定するために用いるすべり速度と摩擦係数との関係を示す記憶部51のテーブルを更新する。より詳しくは、更新部529は、トルク取得部528が取得したトランスミッション3の出力トルクと、ギヤ比とに基づいて、クラッチ2のトルク容量Tを求める。更新部529は、求めたトルク容量Tに基づいて、摩擦係数μを算出する。式(3)を変形すると、摩擦係数μを表す式(4)が得られる。
Figure 2021050753
例えば、更新部529は、求めたトルク容量Tを用いて式(4)により摩擦係数μを算出する。更新部529は、車両100の走行中に、算出した摩擦係数μと、すべり速度特定部524が特定したすべり速度との関係に基づいて、記憶部51が記憶しているテーブルを更新する。例えば、更新部529は、この関係を示す情報をテーブルに追加し、テーブルに既に含まれている摩擦係数μとすべり速度との別の関係を示す情報をテーブルから消去する。
運転者が繰り返し半クラッチ操作を行った場合には、フライホイール201とクラッチディスク203との間の摩擦係数が摩耗により小さくなることがある。更新部529は、すべり速度と摩擦係数との関係を示すテーブルを更新するので、摩耗による摩擦係数の変化に起因して、半クラッチ状態において速度計画が示す目標速度と、車両100の速度との誤差が大きくなることを抑制することができる。
また、図示しないエンジン制御部は、速度計画にしたがって、エンジントルクを制御してもよい。エンジン制御部及び面圧制御部527は、エンジントルク及びクラッチ2のトルク容量の両方を制御することにより、クラッチ2の接続時の衝撃を緩和しつつ、車両100の速度を精度よく自動制御することができる。
[フェーシング面圧の制御の処理手順]
図6は、制御装置5がフェーシング面圧pを制御する処理手順を示すフローチャートである。この処理手順は、例えば、車両100の自動走行中に開始する。まず、計画取得部521は、先進運転支援システムが作成した速度計画を取得する(S101)。位置特定部522は、車両100の位置を特定する(S102)。すべり速度特定部524は、車両100のクラッチディスク203とフライホイール201との間のすべり速度を特定する(S103)。
摩擦特定部525は、すべり速度特定部524が特定したすべり速度に基づいて、クラッチディスク203とフライホイール201との間の摩擦係数μを特定する(S104)。決定部523は、位置特定部522が特定した車両100の位置に基づいて、速度計画にしたがって車両100を走行させるために要するトランスミッション3の出力トルクを求める(S105)。決定部523は、求めた出力トルクと、ギヤ比とに基づいて、必要なクラッチ2のトルク容量Tを決定する(S106)。
算出部526は、摩擦係数μに基づいて、クラッチ2がトルク容量Tになるために要するフェーシング面圧pを算出する(S107)。面圧制御部527は、算出部526が算出したフェーシング面圧pに対応するレリーズベアリング207の位置を特定する(S108)。面圧制御部527は、特定した位置まで、レリーズベアリング207をアクチュエータ8により移動させ(S109)、処理を終了する。
[本実施形態の制御装置による効果]
本実施形態によれば、決定部523は、速度計画にしたがって車両100を走行させるために要するトルク容量Tを決定し、算出部526は、決定部523が決定したトルク容量Tにクラッチ2がなるためのフェーシング面圧pを算出する。したがって、決定部523及び算出部526は、フェーシング面圧pを算出する精度を向上させることにより、半クラッチ状態において車両100の速度を精度よく自動制御することを可能にする。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 エンジン
2 クラッチ
3 トランスミッション
4 差動装置
5 制御装置
6 GPSセンサ
7 トルクセンサ
8 アクチュエータ
51 記憶部
52 制御部
100 車両
201 フライホイール
202 クラッチカバー
203 クラッチディスク
204 メインドライブシャフト
205 プレッシャープレート
206 ダイアフラムスプリング
207 レリーズベアリング
521 計画取得部
522 位置特定部
523 決定部
524 すべり速度特定部
525 摩擦特定部
526 算出部
527 面圧制御部
528 トルク取得部
529 更新部

Claims (3)

  1. 車両の目標速度と当該車両の位置とを関連付けて示す速度計画を取得する計画取得部と、
    前記車両の位置を特定する位置特定部と、
    特定した前記車両の位置に基づいて、前記速度計画にしたがって前記車両を走行させるために要するクラッチのトルク容量を決定する決定部と、
    前記車両のクラッチディスクとフライホイールとの間のすべり速度を特定するすべり速度特定部と、
    前記すべり速度に基づいて摩擦係数を特定する摩擦特定部と、
    前記摩擦係数に基づいて、前記クラッチが前記トルク容量となるために要するフェーシング面圧を算出する算出部と、
    を備える、
    制御装置。
  2. 前記フェーシング面圧とレリーズベアリングの位置との関係を示す特性情報を参照して、前記算出部が算出した前記フェーシング面圧に対応する位置までレリーズベアリングを移動させる面圧制御部をさらに備える、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記摩擦特定部が前記摩擦係数を特定するために用いるすべり速度と摩擦係数との関係を示すテーブルを記憶する記憶部と、
    トランスミッションの出力トルクを取得するトルク取得部と、
    前記出力トルク及び前記トランスミッションのギヤ比に基づいて前記クラッチのトルク容量を求め、当該トルク容量に基づいて算出される摩擦係数と前記すべり速度特定部が特定した前記すべり速度との関係に基づいて前記テーブルを更新する更新部と、をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の制御装置。
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