JP2021048453A - 電力増幅器 - Google Patents

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Hiromu Itagaki
広務 板垣
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【課題】コールドスタンバイから起動した際のアンプの非線形歪の悪化を抑制して、スペクトラムマスクの相互変調歪の規格を満たすこと。【解決手段】OFDM変調されたアナログのRF信号を増幅させるRFアンプと、RFアンプの周囲の温度を検出する温度センサと、RF信号の包絡線信号を検波するエンベロープ検波部と、包絡線信号の電圧を増幅する可変利得アンプ207、208と、可変利得アンプにより増幅された包絡線信号の電圧に基づいて、RF信号の振幅および位相を制御して、RFアンプのAM−AM歪特性およびAM−PM歪特性とは逆特性のRF信号を生成する可変減衰・位相器と、温度センサにより検出される温度に基づいて、可変利得アンプによる包絡線信号の電圧増幅率を調整し、かつ、RFアンプが起動してから予め設定された時間経過するまで、電圧増幅率を、定常状態よりも小さくする制御部とを備える。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、電力増幅器に関する。
地上デジタルテレビ放送用の送信機は、変調励振器から入力されるRF信号の信号レベルを増幅する電力増幅器を有する。例えば、電力増幅器は、変調励振器から出力されるRF信号の信号レベルを、1mWから400Wに増幅する。また、RF信号は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調波における相互変調歪の規格である−47dB以下を実現するため、電力増幅器における非線形歪特性を補償するデジタルプリディストーション(DPD)による歪補償が行われる。
特開2007−020157号公報 特開2002−077285号公報 特開2007−329766号公報 特開2000−004124号公報
ところで、近年、電力増幅器の電力効率の向上を目的として、Doherty電力増幅回路等の高効率電力増幅回路が採用されている。この増幅回路は、これまでのAB級電力増幅回路と比較して、非線形歪量が大きい傾向にあるが、定常時においては、DPDによって非線形歪特性が補償されているため、相互変調歪の規格である−47dB以下を満たすことが可能である。さらに、電力増幅器は、その環境温度によって非線形歪特性が変動するため、電力増幅器から出力されるRF信号をDPDにフィードバックして、非線形歪特性の変動に追従して補償している。
しかしながら、電力増幅器は、コールドスタンバイからの起動直後と、定常状態とで、非線形歪特性が大きく異なり、DPDによる非線形歪特性の補償が追従できず、相互変調歪が大幅に悪化し、スペクトラムマスクの規格である−37dB以下を満たすことができない場合がある。DPDは、電力増幅器から出力されるRF信号に基づいて、非線形歪特性の変動に追従して補償しているが、その応答速度が遅く、電力増幅器の起動時における非線形歪特性の変動に追従することが難しい。
実施形態の電力増幅器は、RFアンプと、温度センサと、エンベロープ検波部と、可変利得アンプと、可変減衰・位相器と、制御部と、を備える。RFアンプは、OFDM変調されたアナログのRF信号を増幅させる。温度センサは、RFアンプの周囲の温度を検出する。エンベロープ検波部は、RF信号の包絡線信号を検波する。可変利得アンプは、包絡線信号の電圧を増幅する。可変減衰・位相器は、可変利得アンプにより増幅された包絡線信号の電圧に基づいて、RF信号の振幅および位相を制御して、RFアンプのAM−AM歪特性およびAM−PM歪特性とは逆特性のRF信号を生成する。制御部は、温度センサにより検出される温度に基づいて、可変利得アンプによる包絡線信号の電圧増幅率を調整し、かつ、RFアンプが起動してから予め設定された時間経過するまで、電圧増幅率を、定常状態よりも小さくする。
図1は、本実施形態にかかる電力増幅器を適用した地上デジタルテレビ放送用送信機の構成の一例を示す図である。 図2は、本実施形態にかかる地上デジタルテレビ放送用送信機が有する電力増幅器の具体的な構成の一例を示す図である。 図3は、本実施形態にかかる地上デジタルテレビ放送用送信機が有するRFアンプのAM−AM歪特性の一例を示す図である。 図4は、本実施形態にかかる地上デジタルテレビ放送用送信機が有するRFアンプのAM−PM歪特性の一例を示す図である。
以下、添付の図面を用いて、本実施形態にかかる電力増幅器を適用した地上デジタルテレビ放送用送信機の一例について説明する。
図1は、本実施形態にかかる電力増幅器を適用した地上デジタルテレビ放送用送信機の構成の一例を示す図である。
まず、図1を用いて、本実施形態にかかる地上デジタルテレビ放送用送信機の構成の一例について説明する。
本実施形態にかかる地上デジタルテレビ放送用送信機は、図1に示すように、変調励振器1と、電力増幅器2と、BPF3と、アンテナ4と、を有する。
変調励振器1は、図示しない生成部により生成されるTS信号を、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調したRF信号を生成する。ここで、TS信号は、画像や音声等のデジタルデータである。
また、変調励振器1は、電力増幅器2からフィードバックされるRF信号(言い換えると、電力増幅器2により電力が増幅されたRF信号)に基づいて、RF信号に対して、電力増幅器2において発生する非線形歪を補償する歪補償(DPD:Digital Pre-Distortion)を実行する信号処理部(所謂、プリディストータ)の一例である。
具体的には、変調励振器1は、RF信号に対して、電力増幅器2のAM−AM歪特性およびAM−PM歪特性とは逆特性となるRF信号を生成する歪補償を実行する。ここで、AM−AM歪特性は、電力増幅器2(後述するRFアンプ209)に入力するRF信号の信号レベル(以下、入力レベルと言う)に対する、電力増幅器2(後述するRFアンプ209)によって電力が増幅されたRF信号の信号レベル(以下、出力レベルと言う)の変化を言う。
また、AM−PM歪特性は、電力増幅器2(後述するRFアンプ209)に入力するRF信号の入力レベルに対する、入出力間位相差の変化を言う。ここで、入出力間位相差は、電力増幅器2(後述するRFアンプ209)に入力するRF信号と、電力増幅器2(後述するRFアンプ209)によって電力が増幅されたRF信号と、の位相差である。
また、変調励振器1は、歪補償を実行したRF信号をアナログデータに変換する。そして、変調励振器1は、アナログデータに変換したRF信号を、電力増幅器2に出力する。
電力増幅器2は、変調励振器1からのRF信号の電力を増幅する電力増幅器である。電力増幅器2の具体的な構成の一例については後述する。
BFP(Band Path Filter)3は、電力増幅器2から出力されるRF信号のうち、送信チャネル帯域外の信号を除去するフィルタである。
アンテナ4は、BPF3から出力されるRF信号であるRF出力信号を、電波として放射する送信アンテナである。
図2は、本実施形態にかかる地上デジタルテレビ放送用送信機が有する電力増幅器の具体的な構成の一例を示す図である。
次に、図2を用いて、電力増幅器2の具体的な構成の一例について説明する。
本実施形態では、電力増幅器2は、図2に示すように、制御部201、電源部202、エンベロープ検波部203、遅延回路204、電圧制御型の可変減衰器205、電圧制御型の可変位相器206、第1可変利得アンプ207、第2可変利得アンプ208、RFアンプ209、および温度センサ210を有する。
電源部202は、制御部201により制御され、RFアンプ209に電力を供給する電源部の一例である。
RFアンプ209は、変調励振器1によってOFDM変調が実行されたRF信号の電力を増幅させるアンプである。例えば、RFアンプ209は、1mWのRF信号を、400WのRF信号に増幅する。本実施形態では、RFアンプ209は、電源部202から電力が供給される。
温度センサ210は、RFアンプ209の周囲の温度を検出する温度センサである。本実施形態では、温度センサ210は、RFアンプ209が有する放熱器の温度を検出する。
エンベロープ検波部203は、変調励振器1によって振幅変調等が実行されたRF信号の包絡線(包絡線信号)を検出(検波)する検波部の一例である。
第1可変利得アンプ207は、エンベロープ検波部203によって検出される包絡線信号の信号レベル(電圧)を変更(増幅)する可変利得アンプの一例である。
第2可変利得アンプ208は、エンベロープ検波部203によって検出される包絡線信号の信号レベル(電圧)を変更(増幅)する可変利得アンプの一例である。
遅延回路204は、変調励振器1から入力されるRF信号を、遅延させて、電圧制御型の可変減衰器205に入力する遅延回路である。本実施形態では、遅延回路204は、変調励振器1から入力されるRF信号を、エンベロープ検波部203から第1,2可変利得アンプ207,208間の遅延時間(言い換えると、エンベロープ検波部203による包絡線信号の検波、第1,2可変利得アンプ207,208による包絡線信号の電圧の増幅に要する時間)分、遅延させて電圧制御型の可変減衰器205に入力する。
電圧制御型の可変減衰器205は、第1可変利得アンプ207により増幅された包絡線(包絡線信号)の電圧に基づいて、RF信号の振幅を制御して、RFアンプ209のAM−AM歪特性とは逆特性のRF信号を生成する可変減衰・位相器の一例である。
電圧制御型の可変位相器206は、第2可変利得アンプ208により増幅された包絡線(包絡線信号)の電圧に基づいて、RF信号の位相を制御して、RFアンプ209のAM−PM歪特性とは逆特性のRF信号を生成する可変減衰・位相器の一例である。
制御部201は、電力増幅器2全体を制御する制御部の一例である。
具体的には、制御部201は、電源部202によるRFアンプ209への電力の供給を制御する。
また、制御部201は、温度センサ210によるRFアンプ209の温度の検出結果に基づいて、第1可変利得アンプ207および第2可変利得アンプ208による包絡線信号の電圧の増幅率(以下、電圧増幅率と言う)を調整する。
本実施形態では、電力増幅器2は、定常状態における、RFアンプ209の温度と、当該温度における電圧増幅率と、を対応付けるルックアップテーブル(以下、定常状態ルックアップテーブルと言う)を記憶する図示しない記憶部を有する。ここで、定常状態とは、RFアンプ209の非線形歪が、RFアンプ209の温度に応じた非線形歪となる状態である。
制御部201は、定常状態ルックアップテーブルにおいて、温度センサ210により検出される温度と対応付けられる電圧増幅率を、第1可変利得アンプ207および第2可変利得アンプ208に通知する。これにより、制御部201は、電圧増幅率を制御するものとする。
ところで、電力増幅器2の電力効率の向上を目的として、Doherty電力増幅回路等の高効率電力増幅回路を採用した電力増幅器が開発されている。この電力増幅器は、従来のAB級増幅回路と比較して、一般的に、非線形歪量が大きいが、定常状態においては、DPD(変調励振器1)によって非線形歪特性が補償されるため、相互変調歪の規格である−47dB以下を満たすことが可能である。さらに、この電力増幅器は、その環境温度によって非線形歪特性が変動するため、当該電力増幅器から出力されるRF信号を、変調励振器1にフィードバックして、非線形歪特性の変動に追従して補償している。
しかしながら、電力増幅器2は、コールドスタンバイからの起動直後と、定常状態とで、非線形歪特性が大きく異なり、変調励振器1による非線形歪特性の補償が追従できず、相互変調歪が大幅に悪化し、スペクトラムマスクの規格である−37dB以下を満たすことができない場合がある。また、変調励振器1は、電力増幅器2から出力されるRF信号に基づいて、非線形歪特性の変動に追従して補償しているが、その応答速度が遅く、電力増幅器2の起動時における非線形歪特性の変動に追従することが難しい。
そこで、本実施形態では、制御部201は、RFアンプ209が起動してから予め設定された時間経過するまで、電圧増幅率を、定常状態より小さくする。ここで、予め設定された時間とは、RFアンプ209の非線形歪特性が、RFアンプ209が起動してから、定常状態になるまでに要する時間である。
これにより、コールドスタンバイから起動した際のRFアンプ209の非線形歪特性が、定常状態のRFアンプ209の非線形歪特性と異なる場合でも、RFアンプ209の非線形歪特性の補償を適切に行うことができる。その結果、コールドスタンバイから起動した際のRFアンプ209の非線形歪特性の悪化を抑制して、スペクトラムマスクの相互変調歪の規格を満たすことが可能となる。また、変調励振器1による非線形歪特性の補償の最適化を待たずに、RFアンプ209の非線形歪特性を補償可能となる。その結果、RFアンプ209の起動時における非線形歪特性の変動に追従して、当該非線形歪特性を補償することが可能となる。
RFアンプ209は、コールドスタンバイから起動した際、その非線形歪特性が、定常状態と比較して、小さくなる特性を有する。そのため、本実施形態では、制御部201は、RFアンプ209がコールドスタンバイからの起動直後において、電圧増幅率を最も小さくし、時間経過に伴い、当該電圧増幅率を大きくする。
本実施形態では、制御部201は、外部装置から入力される起動/停止制御信号に基づいて、RFアンプ209の起動が指示されたか否かを判断する。ここで、起動/停止制御信号は、RFアンプ209の起動または停止を指示する信号である。
そして、制御部201は、外部装置から入力される起動/停止制御信号によって、RFアンプ209の停止が指示された場合、電源部202を制御して、RFアンプ209に対する電力の供給を停止する。
一方、制御部201は、外部装置から入力される起動/停止制御信号によって、RFアンプ209の起動が指示された場合、電源部202を制御して、RFアンプ209に対する電力の供給を開始する。さらに、制御部201は、起動/停止制御信号によってRFアンプ209の起動が指示されてから、予め設定された時間が経過するまで、定常状態と比較して、電圧増幅率を小さくする。
また、本実施形態では、電力増幅器2は、起動時における、RFアンプ209の温度と、当該温度における電圧増幅率と、を対応付けるルックアップテーブル(以下、起動時ルックアップテーブルと言う)を記憶する図示しない記憶部を有する。制御部201は、起動時ルックアップテーブルにおいて、温度センサ210により検出される温度と対応付けられる電圧増幅率を、第1可変利得アンプ207および第2可変利得アンプ208に通知する。これにより、制御部201は、起動時における電圧増幅率を、定常状態と比較して、小さくする。
また、本実施形態では、制御部201は、電力増幅器2の起動時、電圧制御型の可変減衰器205および電圧制御型の可変位相器206の両方に入力する包絡線信号の電圧増幅率を、RFアンプ209の定常状態と比較して、小さくしているが、電圧制御型の可変減衰器205および電圧制御型の可変位相器206の少なくとも一方に入力する包絡線信号の電圧増幅率を、RFアンプ209の定常状態と比較して小さくするものであれば、これに限定するものではない。
図3は、本実施形態にかかる地上デジタルテレビ放送用送信機が有するRFアンプのAM−AM歪特性の一例を示す図である。図3において、縦軸は、RFアンプ209によって電力が増幅されるRF信号の出力レベルを表し、横軸は、変調励振器1から入力されるRF信号の入力レベルを表す。
次に、図3を用いて、本実施形態にかかる地上デジタルテレビ放送用送信機における電圧増幅率の調整処理の一例について説明する。
RFアンプ209のAM−AM歪特性は、図3に示すように、RFアンプ209がコールドスタンバイからの起動直後においては、その歪量が小さい。そして、RFアンプ209のAM−AM歪特性は、図3に示すように、RFアンプ209のコールスタンバイからの起動直後から、時間経過に伴い、その歪量が大きくなる。
そのため、本実施形態では、制御部201は、RFアンプ209のコールドスタンバイからの起動直後から予め設定された時間が経過するまでは、電圧増幅率を、RFアンプ209の定常状態と比較して小さくする。その後、制御部201は、RFアンプ209のコールドスタンバイの起動直後からの時間経過に伴い、電圧増幅率を大きくしていく。
図4は、本実施形態にかかる地上デジタルテレビ放送用送信機が有するRFアンプのAM−PM歪特性の一例を示す図である。図4において、縦軸は、変調励振器1から入力されるRF信号とRFアンプ209によって電力が増幅されるRF信号の入出力間位相差を表し、横軸は、RFアンプ209に入力されるRF信号の入力レベルを表す。
次に、図4を用いて、本実施形態にかかる地上デジタルテレビ放送用送信機における電圧増幅率の調整処理の一例について説明する。
RFアンプ209のAM−PM歪特性も、図4に示すように、RFアンプ209がコールドスタンバイからの起動直後においては、その歪量が小さい。そして、RFアンプ209のAM−PM歪特性も、図4に示すように、RFアンプ209のコールスタンバイからの起動直後から、時間経過に伴い、その歪量が大きくなる。
そのため、本実施形態では、制御部201は、RFアンプ209のコールドスタンバイからの起動直後から予め設定された時間が経過するまでは、電圧増幅率を、RFアンプ209の定常状態と比較して小さくする。その後、制御部201は、RFアンプ209のコールドスタンバイの起動直後からの時間経過に伴い、電圧増幅率を大きくしていく。
このように、本実施形態にかかる地上デジタルテレビ放送用送信機によれば、コールドスタンバイから起動した際のRFアンプ209の非線形歪特性が、定常状態のRFアンプ209の非線形歪特性と異なる場合でも、RFアンプ209の非線形歪特性の補償を適切に行うことができる。その結果、コールドスタンバイから起動した際のRFアンプ209の非線形歪特性の悪化を抑制して、スペクトラムマスクの相互変調歪の規格を満たすことが可能となる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 変調励振器
2 電力増幅器
3 BPF
4 アンテナ
201 制御部
202 電源部
203 エンベロープ検波部
204 遅延回路
205 電圧制御型の可変減衰器
206 電圧制御型の可変位相器
207 第1可変利得アンプ
208 第2可変利得アンプ
209 RFアンプ
210 温度センサ

Claims (3)

  1. OFDM変調されたアナログのRF信号を増幅させるRFアンプと、
    前記RFアンプの周囲の温度を検出する温度センサと、
    前記RF信号の包絡線信号を検波するエンベロープ検波部と、
    前記包絡線信号の電圧を増幅する可変利得アンプと、
    前記可変利得アンプにより増幅された前記包絡線信号の電圧に基づいて、前記RF信号の振幅および位相を制御して、前記RFアンプのAM−AM歪特性およびAM−PM歪特性とは逆特性の前記RF信号を生成する可変減衰・位相器と、
    前記温度センサにより検出される温度に基づいて、前記可変利得アンプによる前記包絡線信号の電圧増幅率を調整し、かつ、前記RFアンプが起動してから予め設定された時間経過するまで、前記電圧増幅率を、定常時よりも小さくする制御部と、
    を備える電力増幅器。
  2. 前記制御部は、前記RFアンプが起動してから、時間経過とともに、前記電圧増幅率を大きくする請求項1に記載の電力増幅器。
  3. 前記温度センサは、前記RFアンプが有する放熱器の温度を検出する請求項1または2に記載の電力増幅器。
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