JP2021047622A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】移動体による移動の安全性を改善する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置は、取得部と、生成部とを有する。取得部は、所定の車両に搭乗する搭乗者であって、車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、車両の位置とを取得する。生成部は、睡眠状態と位置との相関を示す相関情報を生成する。さらに、相関情報に基づいて搭乗者の睡眠状態が所定の条件を満たす可能性が高い経路を特定する特定部を備え、搭乗者が眠る可能性が高い経路を特定する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、車や電車等の移動体を用いた移動を快適にするための技術が提案されている。このような技術の一例として、車両に搭乗している運転者以外の乗員の生体情報から、各乗員の睡眠状態を判定し、目的地に到着する前に、睡眠状態に応じて乗員を覚醒させる技術が知られている。
特許第5340660号公報
しかしながら、上述した従来技術では、移動体による移動の安全性を改善しているとは言えない場合がある。
例えば、上述した従来技術では、目的地に到着する前に、運転者以外の乗員を睡眠状態から覚醒させているに過ぎない。このため、運転者が眠りやすい状態になったとしても、運転者に注意を促すことができず、移動の安全性を改善することができない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、移動体による移動の安全性を改善することができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、所定の車両に搭乗する搭乗者であって、当該車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、当該車両の位置とを取得する取得部と、前記睡眠状態と前記位置との相関を示す相関情報を生成する生成部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、移動体による移動の安全性を改善することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する生成処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る利用者情報記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る相関情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報処理装置が実行する生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図6は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理装置が示す生成処理の一例〕
図1を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が実行する生成処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置100が実行する生成処理の一例を示す図である。具体的には、情報処理装置100は、所定の車両に搭乗する搭乗者であって、車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、車両の位置との相関を示す相関情報を生成する。ここでいう車両は、如何なる車両であってもよく、例えば、利用者の自家用車、公用車、タクシー又は公共交通機関によって提供されるバス等である。なお、ここでいう同乗者とは、助手席に乗車した人又は後部座席に乗車した人等である。
以下、図1を用いて、情報処理装置100による生成処理の一例を流れに沿って説明する。なお、以下では、運転者D1又は同乗者P1によって利用される利用者端末11と、運転者D2又は同乗者P2によって利用される利用者端末12と、運転者D3によって利用される利用者端末13とを特に区別しない場合に、利用者端末10と総称する場合がある。
また、運転者D1と、運転者D2と、運転者D3とを特に区別しない場合に、運転者と総称する場合がある。また、同乗者P1と、同乗者P2とを特に区別しない場合に、同乗者と総称する場合がある。また、運転者D1と、運転者D2と、運転者D3と、同乗者P1と、同乗者P2とを特に区別しない場合に、搭乗者又は利用者と総称する場合がある。また、車両VE1と、車両VE2と、車両VE3とを特に区別しない場合に、車両と総称する場合がある。
図1に示すように、情報処理システム1は、利用者端末10と、情報処理装置100とを含む。利用者端末10及び情報処理装置100は、所定の図示しないネットワークを介して有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図1に示す情報処理システム1には、複数台の利用者端末10や、複数台の情報処理装置100が含まれてもよい。
実施形態に係る利用者端末10は、ブラウザに表示されるウェブページやアプリケーション用のコンテンツ等のコンテンツにアクセスする利用者によって利用される情報処理装置である。例えば、利用者端末10は、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)や、ウェアラブルデバイス等である。
また、利用者端末10は、GPS(Global Positioning System)センサ等の機能を有し、利用者の位置情報を検知し、取得するものとする。また、利用者端末10は、通信を行っている基地局の位置情報や、WiFi(登録商標)(Wireless Fidelity)の電波を用いて利用者の位置情報を推定し、取得してもよい。
また、利用者端末10は、物理的な状態を検知するセンサを有し、各種状態を検知し、取得するものとする。例えば、利用者端末10は、3軸方向の傾きを測定するジャイロセンサ、加速度センサ、温度センサ、音量センサ、明度センサなど、任意のセンサを有する。なお、利用者端末10は、例えば、車両に設置される車載装置等であってもよい。例えば、利用者端末10は、車両に設置されたドライブレコーダであってもよい。以下では、異なる利用者によって利用される利用者端末を「利用者端末1N(Nは任意の数値)」と表記する場合がある。また、利用者を特に区別しない場合には、利用者端末10と表記する場合がある。
実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、サーバ装置等により実現される。具体的には、情報処理装置100は、所定の車両に搭乗する搭乗者であって、車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、車両の位置とを取得する。そして、情報処理装置100は、睡眠状態と位置との相関を示す相関情報を生成する。
以下、図1を用いて、情報処理装置100による生成処理の一例を流れに沿って説明する。
まず、図1に示すように、情報処理装置100は、位置情報と操作情報とを利用者端末11から取得する(ステップS1)。具体的には、情報処理装置100は、所定の車両に搭乗する搭乗者であって、車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、車両の位置とを取得する。
例えば、図1の例では、情報処理装置100は、車両VE1の位置情報と、同乗者P1が利用者端末11を利用する状況を示す操作情報とを利用者端末11から取得する。なお、ここでいう操作情報とは、利用者端末10に対する操作に関する情報であれば如何なる情報であってもよい。例えば、操作情報とは、タップ操作、ダブルタップ操作、長押し操作、スクロール操作、フリック操作、スワイプ操作、ドラック操作、ピンチイン操作又はピンチアウト操作等である。
続いて、情報処理装置100は、位置情報と生体情報とを利用者端末12から取得する(ステップS2)。例えば、図1の例では、情報処理装置100は、車両VE2の位置情報と、同乗者P2が利用するウェアラブルデバイスWDから取得される生体情報とを利用者端末12から取得する。なお、ここでいう生体情報とは、如何なる情報であってもよく、例えば、匂い、汗、心拍又は脳波等に関する情報である。
例えば、ウェアラブルデバイスWDは、心拍又は脳波に関する情報を取得することにより、同乗者P2の睡眠状態に関する情報を取得する。例えば、ウェアラブルデバイスWDは、同乗者P2の音声に関する情報を取得することにより、同乗者P2の睡眠状態に関する情報を取得する。例えば、ウェアラブルデバイスWDは、同乗者P2の動作をセンサ等により取得することで、同乗者P2の睡眠状態に関する情報を取得する。
例えば、ウェアラブルデバイスWDは、同乗者P2のコンテキスト情報を取得してもよい。なお、ウェアラブルデバイスWDは、利用者端末12と通信可能であるものならば、如何なる形状であってもよい。例えば、ウェアラブルデバイスWDは、耳に装着可能なウェアラブルデバイス又はリストバンド型のウェアラブルデバイス等である。
なお、実施形態は、上記例に限定されなくともよく、同乗者P2の生体情報を利用者端末12から取得してもよい。また、情報処理装置100は、車両に備わる車載装置により撮影された車内の画像を画像解析等の従来技術に基づいて解析することで、運転者と同乗者とを自動的に判定してもよい。
そして、情報処理装置100は、各同乗者の睡眠状態を推定する(ステップS3)。これにより、情報処理装置100は、同乗者の睡眠状態を各種情報に基づいて推定するため、車両の走行状態、位置又は状況と関連する睡眠に影響する要因を推定することができる。
具体的には、情報処理装置100は、同乗者が利用する利用者端末10により検出された生体情報に基づいて、同乗者の睡眠状態を推定する。より具体的には、情報処理装置100は、利用者端末10が同乗者の耳に設置された検出装置から取得した生体情報に基づいて、同乗者の睡眠状態を推定する。
例えば、図1の例では、情報処理装置100は、車両VE2が高速道路を走行している場合に、ウェアラブルデバイスWDによって計測される同乗者P2の心拍数が所定の閾値以上変動したことから、同乗者P2の睡眠状態として、睡眠中であると推定する。
具体的には、情報処理装置100は、同乗者が利用する利用者端末10の利用態様に基づいて、同乗者の睡眠状態を推定する。例えば、図1の例では、情報処理装置100は、車両VE1が路面道路を走行している場合に、利用者端末11が同乗者P1による操作を受付けたことから、同乗者P1の睡眠状態として、覚醒中であると推定する。
なお、実施形態は、上記例に限定されなくともよい。具体的には、情報処理装置100は、車両に設置された検出装置により検出された情報に基づいて、車両に搭乗する同乗者の睡眠状態を推定する。より具体的には、情報処理装置100は、車両の座席に設置された検出装置により検出された情報に基づいて、車両に搭乗する同乗者の睡眠状態を推定する。
例えば、情報処理装置100は、車両が高速道路を走行している場合に、乗車席に備わった同乗者の姿勢を検出するセンサにより同乗者の背が丸くなったと検出したことから、同乗者の睡眠状態として、睡眠中であると推定する。
例えば、情報処理装置100は、車両が高速道路を走行している場合に、乗車席に備わった同乗者の重みを検出するセンサにより乗車席の背もたれ部分に所定の閾値以上の重みの変動を所定の期間の間、検出したことから、同乗者の睡眠状態として、睡眠中であると推定する。
例えば、情報処理装置100は、車両が高速道路を走行している場合に、車載装置が同乗者の容姿を画像解析等の従来技術に基づいて解析することで同乗者が睡眠中であると判定したことから、同乗者の睡眠状態として、睡眠中であると推定する。
なお、上記例には、各種車両内外の環境要因に関する情報と対応付けられて推定されてもよい。例えば、情報処理装置100は、各種センサにより同乗者が睡眠中であると判定した場合に、車両内外の気温、湿度、天気や気圧に関する情報等に対応付けて同乗者の睡眠状態が睡眠中であると推定してもよい。
続いて、情報処理装置100は、各同乗者の属性情報と、睡眠状態と、車両の位置情報との間の相関情報を生成する(ステップS4)。これにより、情報処理装置100は、各同乗者の寝やすい条件を特定することができる。例えば、同乗者が寝やすい条件は、同乗者と類似の属性情報を有する運転者にとっても寝やすい条件であると推測される。このように、情報処理装置100は、運転者にとっても寝やすい条件を特定することができる。なお、ここでいう属性情報とは、利用者の年齢、性別、趣味趣向又は興味関心に関する情報等である。
例えば、図1の例では、情報処理装置100は、同乗者P2の睡眠状態が睡眠中であり、車両VE2が高速道路を走行している場合に、同乗者P2の属性情報と、睡眠状態と、車両の位置情報との間の相関情報を生成する。
例えば、図1の例では、情報処理装置100は、同乗者P1の睡眠状態が覚醒中であり、車両VE1が路面道路を走行している場合に、同乗者P1の属性情報と、睡眠状態と、車両の位置情報との間の相関情報を生成する。
例えば、情報処理装置100は、相関情報として、同乗者の属性情報と、睡眠状態と、車両の位置情報との間の相関性を示す指標である相関係数等を生成する。なお、情報処理装置100は、相関係数に限定されなくともよく、任意の指標を生成してもよい。
そして、情報処理装置100は、車両VE3の位置情報と、運転者D3の属性情報とを利用者端末13から取得する(ステップS5)。続いて、情報処理装置100は、相関情報に基づいて、運転者D3と類似する属性情報を有する同乗者が寝やすい車両の位置情報を特定する(ステップS6)。
具体的には、情報処理装置100は、相関情報に基づいて、搭乗者の睡眠状態が所定の条件を満たす可能性が高い経路を特定する。より具体的には、情報処理装置100は、搭乗者が眠る可能性が高い経路を特定する。
例えば、情報処理装置100は、相関情報に基づいて、各経路情報に、類似の属性情報を有する同乗者の睡眠状態を統合することで、各経路における同乗者の寝やすさを特定する。
そして、情報処理装置100は、寝やすい位置情報に近づいているか否かを判定する(ステップS7)。具体的には、情報処理装置100は、相関情報に基づいて、処理対象となる車両である対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定する。より具体的には、情報処理装置100は、対象車両が走行する経路において、搭乗者の睡眠状態が所定の条件を満たす可能性が高いか否かを判定する。
例えば、情報処理装置100は、相関情報のうち、属性が対象車両を運転する運転者の属性と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定する。
例えば、図1の例では、情報処理装置100は、車両VE3が高速道路に位置する場合、同乗者P2と運転者D3との属性情報が類似することから、運転者D3が寝やすい位置であると予測し、運転者D3の睡眠状態が所定の条件を満たすと判定する。
なお、実施形態は、上記例に限定されなくともよい。具体的には、情報処理装置100は、相関情報のうち、移動に関連する状態が対象車両を運転する運転者と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定してもよい。
より具体的には、情報処理装置100は、移動に関連する状態として、訪問した施設の種別、訪問する施設の種別、移動時間、同乗者の人数、若しくは移動時間帯の少なくとも1つが運転者と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定してもよい。
例えば、情報処理装置100は、移動に関連する状態として、運転者と搭乗者とが類似するテーマパークに訪問した場合に、搭乗者が寝やすい位置情報と同一の位置に運転者が位置することから、運転者が寝やすい位置であると予測し、運転者の睡眠状態が所定の条件を満たすと判定してもよい。
例えば、情報処理装置100は、移動に関連する状態として、運転者と搭乗者とが山道を通過して山中に位置する類似のレストランに訪問する場合に、搭乗者が寝やすい位置情報と同一の位置に運転者が位置することから、運転者が寝やすい位置であると予測し、運転者の睡眠状態が所定の条件を満たすと判定してもよい。
例えば、情報処理装置100は、移動に関連する状態として、運転者と搭乗者とが移動に費やした移動時間が類似する場合に、搭乗者が寝やすい位置情報と同一の位置に運転者が位置することから、運転者が寝やすい位置であると予測し、運転者の睡眠状態が所定の条件を満たすと判定してもよい。
例えば、情報処理装置100は、移動に関連する状態として、運転者と搭乗者とが移動するときに乗車した人数が類似する場合に、搭乗者が寝やすい位置情報と同一の位置に運転者が位置することから、運転者が寝やすい位置であると予測し、運転者の睡眠状態が所定の条件を満たすと判定してもよい。
例えば、情報処理装置100は、移動に関連する状態として、運転者と搭乗者とが夕食後に移動した場合に、搭乗者が寝やすい位置情報と同一の位置に運転者が位置することから、運転者が寝やすい位置であると予測し、運転者の睡眠状態が所定の条件を満たすと判定してもよい。
なお、上記例に限定されなくともよく、任意の移動に関する状態を採用してもよい。例えば、情報処理装置100は、移動に関する状態として、運転に関する操作情報を採用してもよい。例えば、情報処理装置100は、運転者Aと運転者Bとの運転に関する操作情報が類似する場合に、運転者Aが寝やすい位置情報と同一の位置に運転者Bが位置することから、運転者Bが寝やすい位置であると予測し、運転者Bの睡眠状態が所定の条件を満たすと判定してもよい。
続いて、情報処理装置100は、寝やすい位置情報に近づく旨を通知する(ステップS8)。具体的には、情報処理装置100は、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たす場合は、対象車両を運転する運転者に対して、所定の情報を提供する。
例えば、図1の例では、情報処理装置100は、同乗者P2と類似する属性情報を有する運転者D3が高速道路を運転する場合に、所定の情報として、「寝やすい場所に近づいています。注意してください」といった注意喚起を促す情報を提供する。
なお、情報処理装置100は、所定の情報を提供する提供態様は、如何なる態様であってもよく、例えば、音声通知又は警告音による通知等である。また、情報処理装置100は、所定の情報とともに、各種車両内外の環境要因に関する情報を提供してもよい。
また、実施形態は、上記例に限定されなくともよい。具体的には、情報処理装置100は、睡眠中の場合に、睡眠の特徴に関する情報をさらに取得し、睡眠の特徴に関する情報に応じて、睡眠中である状態と、位置との間の相関を示す相関情報を生成してもよい。
例えば、情報処理装置100は、睡眠の特徴として、眠りの深さ、眠りそうな状態から睡眠状態になるまでの時間、睡眠中の継続時間又は眠ってから目覚めるまでの時間等に関する情報を取得し、取得された睡眠の特徴に関する情報に応じて、睡眠中である状態と、位置との間の相関を示す相関情報を生成してもよい。このとき、情報処理装置100は、睡眠の特徴が眠りの深さであった場合、眠りの深さが深いほど、生成された相関情報の重みを大きくしてもよい。
また、情報処理装置100は、睡眠の特徴が眠りそうな状態から睡眠状態になるまでの時間であった場合、眠りそうな状態から睡眠状態になるまでの時間が短いほど、生成された相関情報の重みを大きくしてもよい。
また、情報処理装置100は、睡眠の特徴が睡眠中の継続時間又は眠ってから目覚めるまでの時間であった場合、睡眠中の継続時間又は眠ってから目覚めるまでの時間が長いほど、生成された相関情報の重みを大きくしてもよい。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、所定の車両に搭乗する搭乗者であって、車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、車両の位置とを取得する。そして、情報処理装置100は、睡眠状態と位置との相関を示す相関情報を生成する。これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、移動体による移動の安全性を改善することができる。
この点について説明する。図1の例では、情報処理装置100は、同乗者の睡眠状態を各種情報に基づいて推定する。これにより、情報処理装置100は、車両の走行状態、位置又は状況と関連する睡眠に影響する要因を推定することができる。そして、情報処理装置100は、各同乗者の属性情報と、睡眠状態と、車両の位置情報との間の相関情報を生成する。これにより、情報処理装置100は、各同乗者の寝やすい条件を特定することができるので、同乗者と類似の属性情報を有する運転者にとっても寝やすい条件を特定することができる。このことから、情報処理装置100は、移動体による移動の安全性を改善することができる。
〔2.情報処理装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、所定の図示しないネットワークを介して有線又は無線で接続され、利用者端末10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、利用者情報記憶部121と、相関情報記憶部122とを有する。
(利用者情報記憶部121について)
実施形態に係る利用者情報記憶部121は、利用者に関する情報である利用者情報を記憶する。ここで、図3に、実施形態に係る利用者情報記憶部121の一例を示す。図3に示した例では、利用者情報記憶部121は、「利用者ID(Identifier)」、「属性情報」、「操作履歴」、「生体情報」、「位置情報」、「日時情報」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別する識別子である。「属性情報」は、「利用者ID」に対応付けられた利用者の属性に関する属性情報である。「操作履歴」は、「利用者ID」に対応付けられた利用者端末10に対する利用者の操作に関する履歴情報である。
「生体情報」は、「利用者ID」に対応付けられた利用者の生体情報である。「位置情報」は、「利用者ID」に対応付けられた利用者又は車両の位置情報である。「日時情報」は、「利用者ID」に対応付けられた日時に関する情報である。
例えば、図3では、利用者IDによって識別された「UID#1」は、属性情報が「属性#1」であり、操作履歴が「操作履歴#1」であり、生体情報が「生体情報#1−1」であり、位置情報が「位置情報#1−1」であり、日時情報が「日時情報#1−1」である。なお、図3に示した例では、属性等を「属性#1」等の抽象的な符号で表現したが、属性等は、具体的なファイル形式等であってもよい。
また、利用者情報は、上記例だけに限定されなくともよく、例えば、利用者のネットワーク上の利用者の行動情報等を含んでもよい。例えば、ここでいうネットワーク上の行動情報とは、インターネットショッピング又は電子商店街や、オークションサービスや、フリーマーケットサービスにおける商品等の購買履歴、ネットワーク上で提供されるサービス等の利用履歴、コンテンツの閲覧履歴等である各種履歴に関する情報等を含んでもよい。
(相関情報記憶部122について)
実施形態に係る相関情報記憶部122は、相関情報を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係る相関情報記憶部122の一例を示す。図4に示した例では、相関情報記憶部122は、「相関情報ID」、「経路情報」、「睡眠可能性」、「属性情報」、「時間帯」といった項目を有する。
「相関情報ID」は、相関情報を識別する識別子である。「経路情報」は、「相関情報ID」に対応付けられた道路等の経路情報である。「睡眠可能性」は、「相関情報ID」に対応付けられた利用者の経路における寝やすさ示す情報である。「属性情報」は、「相関情報ID」に対応付けられた利用者の属性情報である。「時間帯」は、「相関情報ID」に対応付けられた時間帯に関する情報である。
例えば、図4では、相関情報IDによって識別された「CID#1」は、経路情報が「経路#1」であり、睡眠可能性が「高」であり、属性情報が「属性#1」であり、時間帯が「夜間」である。なお、図4に示した例では、経路情報等を「経路#1」の抽象的な符号で表現したが、経路情報等は、緯度及び経路に関する情報又は具体的な名称を含むファイル形式等であってもよい。
(制御部130について)
制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、取得部131と、推定部132と、生成部133と、特定部134と、判定部135と、提供部136とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131について)
取得部131は、各種情報を取得する。具体的には、取得部131は、所定の車両に搭乗する搭乗者であって、車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、車両の位置とを利用者情報記憶部121から取得する。
具体的には、取得部131は、第1車両に搭乗する搭乗者であって、第1車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、睡眠状態が取得された際における第1車両の位置とを取得する。
例えば、図1の例では、取得部131は、車両VE1の位置情報と、同乗者P1が利用者端末11を利用する状況を示す操作情報とを利用者端末11から取得する。例えば、図1の例では、取得部131は、車両VE2の位置情報と、同乗者P2が利用するウェアラブルデバイスWDから取得される生体情報とを利用者端末12から取得する。例えば、取得部131は、車両VE3の位置情報と、運転者D3の属性情報とを利用者端末13から取得する。
(推定部132について)
推定部132は、各種情報を推定する。具体的には、推定部132は、同乗者が利用する利用者端末10により検出された生体情報に基づいて、同乗者の睡眠状態を推定する。より具体的には、推定部132は、利用者端末10が同乗者の耳に設置された検出装置から取得した生体情報に基づいて、同乗者の睡眠状態を推定する。
例えば、図1の例では、推定部132は、車両VE2が高速道路を走行している場合に、ウェアラブルデバイスWDによって計測される同乗者P2の心拍数が所定の閾値以上変動したことから、同乗者P2の睡眠状態として、睡眠中であると推定する。
具体的には、推定部132は、同乗者が利用する利用者端末10の利用態様に基づいて、同乗者の睡眠状態を推定する。例えば、図1の例では、推定部132は、車両VE1が路面道路を走行している場合に、利用者端末11が同乗者P1による操作を受付けたことから、同乗者P1の睡眠状態として、覚醒中であると推定する。
なお、実施形態は、上記例に限定されなくともよい。具体的には、推定部132は、車両に設置された検出装置により検出された情報に基づいて、車両に搭乗する同乗者の睡眠状態を推定する。より具体的には、推定部132は、車両の座席に設置された検出装置により検出された情報に基づいて、車両に搭乗する同乗者の睡眠状態を推定する。
例えば、推定部132は、車両が高速道路を走行している場合に、乗車席に備わった同乗者の姿勢を検出するセンサにより同乗者の背が丸くなったと検出したことから、同乗者の睡眠状態として、睡眠中であると推定する。
例えば、推定部132は、車両が高速道路を走行している場合に、乗車席に備わった同乗者の重みを検出するセンサにより乗車席の背もたれ部分に所定の閾値以上の重みの変動を所定の期間の間、検出したことから、同乗者の睡眠状態として、睡眠中であると推定する。
例えば、推定部132は、車両が高速道路を走行している場合に、車載装置が同乗者の容姿を画像解析等の従来技術に基づいて解析することで同乗者が睡眠中であると判定したことから、同乗者の睡眠状態として、睡眠中であると推定する。
(生成部133について)
生成部133は、睡眠状態と位置との相関を示す相関情報を生成する。そして、生成部133は、かかる相関情報を相関情報記憶部122に格納する。例えば、図1の例では、生成部133は、同乗者P2の睡眠状態が睡眠中であり、車両VE2が高速道路を走行している場合に、同乗者P2の属性情報と、睡眠状態と、車両の位置情報との間の相関情報を生成する。
例えば、図1の例では、生成部133は、同乗者P1の睡眠状態が覚醒中であり、車両VE1が路面道路を走行している場合に、同乗者P1の属性情報と、睡眠状態と、車両の位置情報との間の相関情報を生成する。
例えば、生成部133は、相関情報として、同乗者の属性情報と、睡眠状態と、車両の位置情報との間の相関性を示す指標である相関係数等を生成する。なお、生成部133は、相関係数に限定されなくともよく、任意の指標を生成してもよい。
(特定部134について)
特定部134は、相関情報に基づいて、搭乗者の睡眠状態が所定の条件を満たす可能性が高い経路を特定する。より具体的には、特定部134は、搭乗者が眠る可能性が高い経路を特定する。例えば、特定部134は、相関情報に基づいて、各経路情報に、類似の属性情報を有する同乗者の睡眠状態を統合することで、各経路における同乗者の寝やすさを特定する。
(判定部135について)
判定部135は、相関情報に基づいて、処理対象となる車両である対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定する。より具体的には、判定部135は、対象車両が走行する経路において、搭乗者の睡眠状態が所定の条件を満たす可能性が高いか否かを判定する。
例えば、判定部135は、相関情報のうち、属性が対象車両を運転する運転者の属性と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定する。
例えば、図1の例では、判定部135は、車両VE3が高速道路に位置する場合、同乗者P2と運転者D3との属性情報が類似することから、運転者D3が寝やすい位置であると予測し、運転者D3の睡眠状態が所定の条件を満たすと判定する。
なお、実施形態は、上記例に限定されなくともよい。具体的には、判定部135は、相関情報のうち、移動に関連する状態が対象車両を運転する運転者と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定してもよい。
より具体的には、判定部135は、移動に関連する状態として、訪問した施設の種別、訪問する施設の種別、移動時間、同乗者の人数、若しくは移動時間帯の少なくとも1つが運転者と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定してもよい。
例えば、判定部135は、移動に関連する状態として、運転者と搭乗者とが類似するテーマパークに訪問した場合に、搭乗者が寝やすい位置情報と同一の位置に運転者が位置することから、運転者が寝やすい位置であると予測し、運転者の睡眠状態が所定の条件を満たすと判定してもよい。
例えば、判定部135は、移動に関連する状態として、運転者と搭乗者とが山道を通過して山中に位置する類似のレストランに訪問する場合に、搭乗者が寝やすい位置情報と同一の位置に運転者が位置することから、運転者が寝やすい位置であると予測し、運転者の睡眠状態が所定の条件を満たすと判定してもよい。
例えば、判定部135は、移動に関連する状態として、運転者と搭乗者とが移動に費やした移動時間が類似する場合に、搭乗者が寝やすい位置情報と同一の位置に運転者が位置することから、運転者が寝やすい位置であると予測し、運転者の睡眠状態が所定の条件を満たすと判定してもよい。
例えば、判定部135は、移動に関連する状態として、運転者と搭乗者とが移動するときに乗車した人数が類似する場合に、搭乗者が寝やすい位置情報と同一の位置に運転者が位置することから、運転者が寝やすい位置であると予測し、運転者の睡眠状態が所定の条件を満たすと判定してもよい。
例えば、判定部135は、移動に関連する状態として、運転者と搭乗者とが夕食後に移動した場合に、搭乗者が寝やすい位置情報と同一の位置に運転者が位置することから、運転者が寝やすい位置であると予測し、運転者の睡眠状態が所定の条件を満たすと判定してもよい。
なお、上記例に限定されなくともよく、任意の移動に関する状態を採用してもよい。例えば、判定部135は、移動に関する状態として、運転に関する操作情報を採用してもよい。例えば、判定部135は、運転者D4と運転者D5との運転に関する操作情報が類似する場合に、運転者D4が寝やすい位置情報と同一の位置に運転者D5が位置することから、運転者D5が寝やすい位置であると予測し、運転者D5の睡眠状態が所定の条件を満たすと判定してもよい。
(提供部136について)
提供部136は、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たす場合は、対象車両を運転する運転者に対して、所定の情報を提供する。また、提供部136は、第1車両の同乗者と属性が類似する運転者が運転する第2車両の位置と、同乗者の睡眠状態が所定の条件を満たした際における第1車両の位置とが所定の条件を満たす場合は、第2車両を運転する運転者に対して、所定の情報を提供する。
例えば、図1の例では、提供部136は、同乗者P2と類似する属性情報を有する運転者D3が高速道路を運転する場合に、所定の情報として、「寝やすい場所に近づいています。注意してください」といった注意喚起を促す情報を提供する。
〔3.処理手順〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が実行する生成処理の手順について説明する。図5は、実施形態に係る情報処理装置100が実行する生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、取得部131は、車両の位置情報と、利用者に関する各種情報とを取得する(ステップS101)。そして、推定部132は、利用者の睡眠状態を推定する(ステップS102)。
そして、生成部133は、利用者の属性と、睡眠状態と、車両の位置情報との間の相関情報を生成する(ステップS103)。そして、特定部134は、相関情報に基づいて、他の利用者と類似する属性を有する利用者が寝やすい位置を特定する(ステップS104)。
判定部135は、寝やすい位置情報に近づいているか否かを判定する(ステップS105)。そして、判定部135は、寝やすい位置情報に近づいてないと判定した場合(ステップS105;No)、寝やすい位置情報に近づいていると判定するまで待機する。
一方、提供部136は、判定部135が寝やすい位置情報に近づいていると判定した場合(ステップS105;Yes)、寝やすい位置情報に近づく旨を他の利用者に通知する(ステップS106)。
〔4.変形例〕
上述した情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置100の他の実施形態について説明する。
〔4−1.生成処理(1)事故率〕
上記実施形態では、情報処理装置100は、所定の車両に搭乗する搭乗者であって、車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、車両の位置との相関を示す相関情報を生成する生成処理の一例を説明したが、上記生成処理に限定されない。具体的には、情報処理装置100は、各位置において事故が生じる確度をさらに取得し、睡眠状態と位置と位置で事故が生じる確度との間の相関を示す相関情報を生成してもよい。
例えば、情報処理装置100は、山道の経路に関する位置情報に対応付けて自動車事故が生じる確度が高いと取得する。そして、情報処理装置100は、同乗者の睡眠状態と、山道の経路に関する位置情報と、高い自動車事故の確度との間の相関を示す相関情報を生成してもよい。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、各位置において事故が生じる確度をさらに取得し、睡眠状態と位置と位置で事故が生じる確度との間の相関を示す相関情報を生成するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
〔4−2.生成処理(2)交通態様〕
上記実施形態では、情報処理装置100は、所定の車両に搭乗する搭乗者であって、車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、車両の位置との相関を示す相関情報を生成する生成処理の一例を説明したが、上記生成処理に限定されない。具体的には、情報処理装置100は、位置における交通態様をさらに取得し、睡眠状態と位置と位置における交通態様との間の相関を示す相関情報を生成してもよい。なお、ここでいう交通態様とは、如何なる情報であってもよく、例えば、渋滞状況、交通事故等による通行止めを含む交通状況又は天候による交通状況等である。
例えば、情報処理装置100は、高速道路の位置情報における交通態様として、渋滞状況に関する情報を取得する。そして、情報処理装置100は、同乗者の睡眠状態と、高速道路の位置情報と、渋滞状況との間の相関を示す相関情報を生成してもよい。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、位置における交通態様をさらに取得し、睡眠状態と位置と位置における交通態様との間の相関を示す相関情報を生成するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
〔4−3.生成処理(3)車両の種別〕
上記実施形態では、情報処理装置100は、所定の車両に搭乗する搭乗者であって、車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、車両の位置との相関を示す相関情報を生成する生成処理の一例を説明したが、上記生成処理に限定されない。具体的には、情報処理装置100は、車両の種別をさらに取得し、睡眠状態と位置と車両の種別との間の相関を示す相関情報を生成してもよい。
例えば、情報処理装置100は、車両の種別に関する情報を取得する。そして、情報処理装置100は、車両が高級車である場合に、同乗者の睡眠状態と、位置情報と、車両の種別として、車両が高級車であるといった情報の間の相関を示す相関情報を生成してもよい。また、情報処理装置100は、車両が軽自動車である場合に、同乗者の睡眠状態と、位置情報と、車両の種別として、車両が軽自動車であるといった情報の間の相関を示す相関情報を生成してもよい。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、車両の種別をさらに取得し、睡眠状態と位置と車両の種別との間の相関を示す相関情報を生成するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
〔5.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る利用者端末10及び情報処理装置100は、例えば図6に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報処理装置100を例に挙げて説明する。図6は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100がネットワークNを介して生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔6.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、生成部は、生成手段や生成回路に読み替えることができる。
〔7.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部131と、生成部133とを有する。取得部131は、所定の車両に搭乗する搭乗者であって、車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、車両の位置とを取得する。生成部133は、睡眠状態と位置との相関を示す相関情報を生成する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、所定の車両に搭乗する搭乗者であって、車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、車両の位置との相関を示す相関情報を生成するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、相関情報に基づいて、搭乗者の睡眠状態が所定の条件を満たす可能性が高い経路を特定する特定部134を有する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、相関情報に基づいて、搭乗者の睡眠状態が所定の条件を満たす可能性が高い経路を特定するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、特定部134は、搭乗者が眠る可能性が高い経路を特定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、搭乗者が眠る可能性が高い経路を特定するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、各位置において事故が生じる確度をさらに取得し、生成部133は、睡眠状態と位置と位置で事故が生じる確度との間の相関を示す相関情報を生成する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、睡眠状態と位置と位置で事故が生じる確度との間の相関を示す相関情報を生成するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、同乗者が利用する端末装置(利用者端末10に相当)により検出された生体情報に基づいて、同乗者の睡眠状態を推定する第1推定部(例えば、推定部132)を有し、取得部131は、第1推定部により推定された睡眠状態を示す状態情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、同乗者が利用する利用者端末10により検出された生体情報に基づいて推定された睡眠状態を示す状態情報を取得するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、第1推定部は、端末装置が同乗者の耳に設置された検出装置から取得した生体情報に基づいて、同乗者の睡眠状態を推定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、利用者端末10が同乗者の耳に設置された検出装置から取得した生体情報に基づいて、同乗者の睡眠状態を推定するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、同乗者が利用する端末装置の利用態様に基づいて、同乗者の睡眠状態を推定する第2推定部(例えば、推定部132)を有し、取得部131は、第2推定部により推定された睡眠状態を示す状態情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、同乗者が利用する利用者端末10の利用態様に基づいて推定された同乗者の睡眠状態を示す状態情報を取得するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、第3推定部は、車両の座席に設置された検出装置により検出された情報に基づいて、車両に搭乗する同乗者の睡眠状態を推定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、車両の座席に設置された検出装置により検出された情報に基づいて、車両に搭乗する同乗者の睡眠状態を推定するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、相関情報に基づいて、処理対象となる車両である対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定する判定部135と、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たす場合は、対象車両を運転する運転者に対して、所定の情報を提供する提供部136とを有する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、相関情報に基づいて、処理対象となる車両である対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定し、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たした場合に、対象車両を運転する運転者に対して、所定の情報を提供するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部135は、対象車両が走行する経路において、搭乗者の睡眠状態が所定の条件を満たす可能性が高いか否かを判定し、提供部136は、搭乗者の睡眠状態が所定の条件を満たす可能性が高い場合は、所定の情報を提供する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、対象車両が走行する経路において、搭乗者の睡眠状態が所定の条件を満たす可能性が高いか否かを判定し、搭乗者の睡眠状態が所定の条件を満たす可能性が高い場合に、所定の情報を提供するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部135は、相関情報のうち、属性が対象車両を運転する運転者の属性と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、相関情報のうち、属性が対象車両を運転する運転者の属性と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部135は、相関情報のうち、移動に関連する状態が対象車両を運転する運転者と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、相関情報のうち、移動に関連する状態が対象車両を運転する運転者と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、判定部135は、移動に関連する状態として、訪問した施設の種別、訪問する施設の種別、移動時間、同乗者の人数、若しくは移動時間帯の少なくとも1つが運転者と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、移動に関連する状態として、訪問した施設の種別、訪問する施設の種別、移動時間、同乗者の人数、若しくは移動時間帯の少なくとも1つが運転者と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、位置における交通態様をさらに取得し、生成部133は、睡眠状態と位置と位置における交通態様との間の相関を示す相関情報を生成する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、睡眠状態と位置と位置における交通態様との間の相関を示す相関情報を生成するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、取得部131は、車両の種別をさらに取得し、生成部133は、睡眠状態と位置と車両の種別との間の相関を示す相関情報を生成する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、睡眠状態と位置と車両の種別との間の相関を示す相関情報を生成するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部131と、生成部133とを有する。取得部131は、第1車両に搭乗する搭乗者であって、第1車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、睡眠状態が取得された際における第1車両の位置とを取得する。提供部136は、第1車両の同乗者と属性が類似する運転者が運転する第2車両の位置と、同乗者の睡眠状態が所定の条件を満たした際における第1車両の位置とが所定の条件を満たす場合は、第2車両を運転する運転者に対して、所定の情報を提供する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、第1車両に搭乗する搭乗者であって、第1車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、睡眠状態が取得された際における第1車両の位置とを取得し、第1車両の同乗者と属性が類似する運転者が運転する第2車両の位置と、同乗者の睡眠状態が所定の条件を満たした際における第1車両の位置とが所定の条件を満たす場合は、第2車両を運転する運転者に対して、所定の情報を提供するため、移動体による移動の安全性を改善することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
N ネットワーク
1 情報処理システム
10、11、12、13 利用者端末
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 利用者情報記憶部
122 相関情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 推定部
133 生成部
134 特定部
135 判定部
136 提供部

Claims (21)

  1. 所定の車両に搭乗する搭乗者であって、当該車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、当該車両の位置とを取得する取得部と、
    前記睡眠状態と前記位置との相関を示す相関情報を生成する生成部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記相関情報に基づいて、搭乗者の睡眠状態が所定の条件を満たす可能性が高い経路を特定する特定部
    を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記特定部は、搭乗者が眠る可能性が高い経路を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、各位置において事故が生じる確度をさらに取得し、
    前記生成部は、前記睡眠状態と前記位置と当該位置で事故が生じる確度との間の相関を示す相関情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記同乗者が利用する端末装置により検出された生体情報に基づいて、当該同乗者の睡眠状態を推定する第1推定部
    を有し、
    前記取得部は、前記第1推定部により推定された睡眠状態を示す状態情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記第1推定部は、前記端末装置が前記同乗者の耳に設置された検出装置から取得した生体情報に基づいて、当該同乗者の睡眠状態を推定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記同乗者が利用する端末装置の利用態様に基づいて、当該同乗者の睡眠状態を推定する第2推定部
    を有し、
    前記取得部は、前記第2推定部により推定された睡眠状態を示す状態情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記車両に設置された検出装置により検出された情報に基づいて、当該車両に搭乗する同乗者の睡眠状態を推定する第3推定部
    を有し、
    前記取得部は、前記第3推定部により推定された睡眠状態を示す状態情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記第3推定部は、前記車両の座席に設置された検出装置により検出された情報に基づいて、当該車両に搭乗する同乗者の睡眠状態を推定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記相関情報に基づいて、処理対象となる車両である対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たす場合は、当該対象車両を運転する運転者に対して、所定の情報を提供する提供部と
    を有することを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  11. 前記判定部は、前記対象車両が走行する経路において、前記搭乗者の睡眠状態が所定の条件を満たす可能性が高いか否かを判定し、
    前記提供部は、前記搭乗者の睡眠状態が所定の条件を満たす可能性が高い場合は、前記所定の情報を提供する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記判定部は、前記相関情報のうち、属性が前記対象車両を運転する運転者の属性と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、前記対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の情報処理装置。
  13. 前記判定部は、前記相関情報のうち、移動に関連する状態が前記対象車両を運転する運転者と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、前記対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項10〜12のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  14. 前記判定部は、前記移動に関連する状態として、訪問した施設の種別、訪問する施設の種別、移動時間、同乗者の人数、若しくは移動時間帯の少なくとも1つが前記運転者と類似する搭乗者の睡眠状態を示す状態情報に基づく相関情報に基づいて、前記対象車両の位置と相関を有する睡眠状態が所定の条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項10〜13のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  15. 前記取得部は、前記位置における交通態様をさらに取得し、
    前記生成部は、前記睡眠状態と前記位置と当該位置における交通態様との間の相関を示す相関情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1〜14のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  16. 前記取得部は、前記車両の種別をさらに取得し、
    前記生成部は、前記睡眠状態と前記位置と前記車両の種別との間の相関を示す相関情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1〜15のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  17. 第1車両に搭乗する搭乗者であって、当該第1車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、当該睡眠状態が取得された際における前記第1車両の位置とを取得する取得部と、
    前記第1車両の同乗者と属性が類似する運転者が運転する第2車両の位置と、当該同乗者の睡眠状態が所定の条件を満たした際における前記第1車両の位置とが所定の条件を満たす場合は、当該第2車両を運転する運転者に対して、所定の情報を提供する提供部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  18. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    所定の車両に搭乗する搭乗者であって、当該車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、当該車両の位置とを取得する取得工程と、
    前記睡眠状態と前記位置との相関を示す相関情報を生成する生成工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  19. 所定の車両に搭乗する搭乗者であって、当該車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、当該車両の位置とを取得する取得手順と、
    前記睡眠状態と前記位置との相関を示す相関情報を生成する生成手順と
    をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
  20. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    第1車両に搭乗する搭乗者であって、当該第1車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、当該睡眠状態が取得された際における前記第1車両の位置とを取得する取得工程と、
    前記第1車両の同乗者と属性が類似する運転者が運転する第2車両の位置と、当該同乗者の睡眠状態が所定の条件を満たした際における前記第1車両の位置とが所定の条件を満たす場合は、当該第2車両を運転する運転者に対して、所定の情報を提供する提供工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  21. 第1車両に搭乗する搭乗者であって、当該第1車両を運転する運転者以外の搭乗者である同乗者の睡眠状態と、当該睡眠状態が取得された際における前記第1車両の位置とを取得する取得手順と、
    前記第1車両の同乗者と属性が類似する運転者が運転する第2車両の位置と、当該同乗者の睡眠状態が所定の条件を満たした際における前記第1車両の位置とが所定の条件を満たす場合は、当該第2車両を運転する運転者に対して、所定の情報を提供する提供手順と
    をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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