JP2021047534A - トイレ機器用通信システム - Google Patents

トイレ機器用通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2021047534A
JP2021047534A JP2019168673A JP2019168673A JP2021047534A JP 2021047534 A JP2021047534 A JP 2021047534A JP 2019168673 A JP2019168673 A JP 2019168673A JP 2019168673 A JP2019168673 A JP 2019168673A JP 2021047534 A JP2021047534 A JP 2021047534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
communication unit
communication
unit
equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019168673A
Other languages
English (en)
Inventor
幸真 仲野
Yukima Nakano
幸真 仲野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2019168673A priority Critical patent/JP2021047534A/ja
Publication of JP2021047534A publication Critical patent/JP2021047534A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】電池駆動式の機器とゲートウェイ装置とが離れた位置に配置されている場合でも、電池駆動式の機器の電池消費を最小限に抑えつつ、電池駆動式の機器が取得した情報をより確実にゲートウェイ装置に送信できるトイレ機器用通信システムの提供。【解決手段】トイレ機器用通信システム1は、電池駆動式の第1トイレ機器10と、AC電源駆動式の第2トイレ機器20と、ゲートウェイ装置30とを備える。第1トイレ機器は、検知部11と、第1通信部12と、検知部および第1通信部を制御する第1制御部13とを有する。第2トイレ機器は、第2通信部21と、第2通信部を制御する第2制御部22とを有する。ゲートウェイ装置は、第3通信部31を有する。第1制御部は、検知情報を第3通信部に送信せずに第2通信部に送信するよう第1通信部を制御する。第2制御部は、第2通信部が受信した検知情報を第3通信部に送信するよう第2通信部を制御する。【選択図】図1

Description

開示の実施形態は、トイレ機器用通信システムに関する。
従来、トイレ室内の様々な機器が取得した情報を通信装置(ゲートウェイ装置)に無線送信し、通信装置からサーバ装置(クラウドサーバ)に情報を無線送信し、サーバ装置に保管、蓄積された情報を活用して様々なサービスを提供する技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2019−141565号公報
たとえば、公共トイレの場合、トイレ室内には、AC電源に接続されているAC電源駆動式の機器だけでなく、AC電源に接続されていない機器が設けられている。このようなAC電源に接続されていない機器に対して、情報を取得し、取得した情報をゲートウェイに送信するためには、電池で駆動するよう電池駆動部を備えることが望ましい。
しかしながら、公共トイレには、電池駆動部を備える電池駆動式の機器とゲートウェイ装置とが互いに離れた位置に配置されている場合があり、遠くにあるゲートウェイ装置に対して無線で情報を送るためには電池消費量が多くなり、電池を頻繁に交換する必要が生じる。一方で、電池消費量が少なくなるよう電池消費を抑えようとすると、取得した情報がゲートウェイ装置まで送信されないおそれが生じる。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、電池駆動式の機器とゲートウェイ装置とが離れた位置に配置されている場合でも、電池駆動式の機器の電池消費を最小限に抑えつつ、電池駆動式の機器が取得した情報をより確実にゲートウェイ装置に送信することができるトイレ機器用通信システムを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るトイレ機器用通信システムは、トイレ機器用通信システムであって、検知部と、第1通信部と、前記検知部および前記第1通信部を制御する第1制御部と、を有する電池駆動式の第1トイレ機器と、第2通信部と、前記第2通信部を制御する第2制御部と、を有するAC電源駆動式の第2トイレ機器と、第3通信部を有するゲートウェイ装置と、を備え、前記第1制御部は、前記検知部が検知した検知情報を前記第3通信部に送信せずに前記第2通信部に送信するよう前記第1通信部を制御し、前記第2制御部は、前記第2通信部が受信した前記検知情報を前記第3通信部に送信するよう前記第2通信部を制御することを特徴とする。
このような構成によれば、第1トイレ機器から第2トイレ機器に信号を送信する際の電力消費量が小さいため、第1トイレ機器の電池消費を最小限に抑えることができる。また、第2トイレ機器からゲートウェイ装置に信号を送信する際の電力消費量が大きいため、第1トイレ機器とゲートウェイ装置とが離れた位置に配置されている場合でも、第1トイレ機器において検知した検知情報をより確実にゲートウェイ装置に送信することができる。
すなわち、第1トイレ機器とゲートウェイ装置とが離れた位置に配置されている場合、第1トイレ機器からゲートウェイ装置に信号を送信しないことで第1トイレ機器の電池消費を最小限に抑えつつ、AC電源駆動式の第2トイレ機器からゲートウェイ装置に信号を送信することで第1トイレ機器において検知した検知情報をより確実にゲートウェイ装置に送信することができる。
また、上記したトイレ機器用通信システムでは、前記第2通信部から前記第3通信部に信号を送信する際の電力消費量が前記第1通信部から前記第2通信部に信号を送信する際の電力消費量よりも大きいことを特徴とする。
このような構成によれば、第1トイレ機器から第2トイレ機器に信号を送信する際の電力消費量が小さいため、第1トイレ機器の電池消費を最小限に抑えることができる。また、第2トイレ機器からゲートウェイ装置に信号を送信する際の電力消費量が大きいため、第2トイレ機器とゲートウェイ装置とが離れた位置に配置されている場合でも、第1トイレ機器において検知した検知情報をより確実にゲートウェイ装置に送信することができる。
また、上記したトイレ機器用通信システムでは、第2トイレ機器を遠隔操作する電池駆動式のリモコン装置をさらに備え、前記第1制御部は、前記検知情報を前記リモコン装置に送信せずに前記第2通信部に送信するよう前記第1通信部を制御することを特徴とする。
このような構成によれば、第1トイレ機器が第2トイレ機器よりもリモコン装置(電池駆動式)に近い位置に配置されている場合でも、第1トイレ機器において検知した検知情報をリモコン装置ではなく第2トイレ機器に送信するため、リモコン装置の電池消費を最小限に抑えることができる。
また、上記したトイレ機器用通信システムでは、前記第2トイレ機器を複数備え、前記第1制御部は、前記検知情報を、複数の前記第2トイレ機器のうち最も近くに配置されている前記第2トイレ機器に送信するよう前記第1通信部を制御することを特徴とする。
このような構成によれば、第1トイレ機器が自身の最も近くにある第2トイレ機器に検知情報を送信するため、第1トイレ機器の電力消費を最小限に抑えつつ、第1トイレ機器において検知した検知情報をより確実に第2トイレ機器に送信することができる。
また、上記したトイレ機器用通信システムでは、前記第1トイレ機器および前記第2トイレ機器は、トイレ室内において壁で仕切られた複数のトイレブース内にそれぞれ設けられ、前記第1制御部は、前記検知情報を、複数の前記第2トイレ機器のうち同一の前記トイレブース内に配置された前記第2トイレ機器に送信するよう前記第1通信部を制御することを特徴とする。
このような構成によれば、第1トイレ機器と同じトイレブース内にある第2トイレ機器に検知情報を送信するため、第1トイレ機器の電力消費を最小限に抑えつつ、かつ、壁で信号が減衰することなく、第1トイレ機器において検知した検知情報をより確実に第2トイレ機器に送信することができる。
また、上記したトイレ機器用通信システムでは、前記第1トイレ機器は、トイレットペーパーが取り付け可能な紙巻器であり、前記検知部は、前記トイレットペーパーの有無および/または残量を検知するセンサであり、前記第2トイレ機器は、温水洗浄便座であることを特徴とする。
このような構成によれば、紙巻器とゲートウェイ装置とが離れた位置に配置されている場合でも、紙巻器からゲートウェイ装置に信号を送信しないことで紙巻器の電池消費を最小限に抑えつつ、温水洗浄便座からゲートウェイ装置に信号を送信することでセンサが検知したトイレットペーパーの有無情報や残量情報をより確実にゲートウェイ装置に送信することができる。
実施形態の一態様によれば、電池駆動式の機器とゲートウェイ装置とが互いに離れた位置に配置されている場合でも、電池駆動式の機器の電池消費を最小限に抑えつつ、電池駆動式の機器が取得した情報をより確実にゲートウェイ装置に送信することができる。
図1は、実施形態に係るトイレ機器用通信システムの概略的な構成を示す図である。 図2は、実施形態に係るトイレ機器用通信システムが設置されるトイレ室内の概略的な構成を示す図である。 図3は、実施形態に係るトイレ機器用通信システムが設置されるトイレ室内のトイレブースの概略的な構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するトイレ機器用通信システムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るトイレ機器用通信システム1の概略的な構成を示す図である。図1に示すように、トイレ機器用通信システム1は、第1トイレ機器10と、第2トイレ機器20と、ゲートウェイ装置30とを備える。トイレ機器用通信システム1は、サーバ装置40に情報を送信する。サーバ装置40は、たとえば、単数または複数の情報処理装置からなるクラウドコンピューティングにより構成されたクラウドサーバである。
第1トイレ機器10は、検知部11と、第1通信部12と、第1制御部13と、電池駆動部14とを備える。検知部11は、第1トイレ機器10における所定の状態を検知する。検知部11には、赤外線式やスイッチ式など、様々なセンサが採用されてよい。
第1通信部12は、検知部11の検知情報(以下、情報という)を、後述する第2トイレ機器20の第2通信部21に送信する。第1トイレ機器10は、たとえば、トイレットペーパー16を保持する紙巻器である。第1トイレ機器10については、図2を用いて後述する。
第1制御部13は、検知部11および第1通信部12を制御する。第1制御部13は、検知部11に対しては、対象物を検知させるよう制御する。また、第1制御部13は、第1通信部12に対しては、検知部11から情報を取得させ、取得させた情報を所定の送信先に送信させるよう制御する。
電池駆動部14は、電池駆動部14に取り付けられた電池15の電力を、検知部11、第1通信部12および第1制御部13に駆動電力として供給する。すなわち、第1トイレ機器10は電池駆動式であり、検知部11、第1通信部12および第1制御部13は電池15で駆動される。
第2トイレ機器20は、第2通信部21と、第2制御部22と、機能部23と、電力供給部24とを備える。第2通信部21は、第1通信部12から送信された情報を受信し、受信した情報を、後述するゲートウェイ装置30の第3通信部31に送信する。
第2制御部22は、第2通信部21を制御する。第2制御部22は、第2通信部22に対しては、第1通信部12から送信された情報を受信させ、受信させた情報を所定の送信先に送信させるよう制御する。また、第2制御部22は、機能部23を制御する。機能部23は、予め設定された各種の動作を行う。
第1制御部13、第2制御部22は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)やMCU(Micro Controller Unit)などによって、記憶部に記憶されるプログラムがRAMを作業領域として実行されることで実現される。記憶部は、たとえば、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリなどの半導体メモリ素子などで実現される。
第2トイレ機器10は、たとえば、温水洗浄便座である。このため、機能部23は、人体局部を洗浄したり便座を温めたりする機能を発揮する。第2トイレ機器20の詳細については、図2を用いて後述する。
電力供給部24は、電源コンセント(図示せず)に差し込まれるプラグであり、第2トイレ機器20にAC電源を供給する。すなわち、第2トイレ機器20はAC電源駆動式であり、第2通信部21、第2制御部22および機能部23はAC電源で駆動される。
ゲートウェイ装置30は、ネットワーク中継器であり、第3通信部31を備える。第3通信部31は、第2通信部21から送信された情報を受信し、受信した情報を、サーバ装置40に送信する。
ここで、トイレ機器用通信システム1では、図1中の矢線のように、第1トイレ機器10において第1制御部13は、第1通信部12が検知部11から取得した情報を、第2トイレ機器20の第2通信部21に送信するよう第1通信部12を制御する。第1制御部13は、第1通信部12が検知部11から取得した情報を、ゲートウェイ装置30の第3通信部21に送信しないよう第1通信部12を制御する。
また、トイレ機器用通信システム1では、図1中の矢線で示すように、第2トイレ機器20において第2制御部22は、第2通信部21が受信した情報を、ゲートウェイ装置30の第3通信部31に送信するよう第2通信部21を制御する。
また、トイレ機器用通信システム1では、第2通信部21から第3通信部31に信号(情報)を送信する際の電力消費量の方が、第1通信部12から第2通信部21に信号(情報)を送信する際の電力消費量よりも大きい。
このように、第1トイレ機器10から第2トイレ機器20に信号(情報)を送信する際の電力消費量が小さいため、第1トイレ機器10の電池消費を最小限に抑えることができる。
また、第2トイレ機器20からゲートウェイ装置30に信号(情報)を送信する際の電力消費量が大きいため、たとえば、第1トイレ機器10とゲートウェイ装置30とが離れた位置に配置されている場合でも、第1トイレ機器10において検知した情報をより確実にゲートウェイ装置30に送信することができる。
なお、上記したトイレ機器用通信システム1では、第1トイレ機器10と第2トイレ機器20との間の通信方式には、赤外線による通信、超音波による通信、電波による通信などの無線通信や有線通信など、様々な通信方式が採用されてよい。また、第2トイレ機器20とゲートウェイ装置30との間の通信方式には、赤外線による通信、超音波による通信、電波による通信などの無線通信や、電力線通信などの有線通信など、様々な通信方式が採用されてよい。
図2は、実施形態に係るトイレ機器用通信システム1が設置されるトイレ室(個室)TR内の概略的な構成を示す図である。なお、図2には、個室のトイレ室TRを示している。図2に示すように、トイレ室TRには、第1トイレ機器の一例としての紙巻器10と、第2トイレ機器の一例としての温水洗浄便座20と、リモコン装置26と、大便器装置50とが設置されている。
なお、図2には示していないが、たとえばトイレ室TRの外部には、第2トイレ機器である温水洗浄便座20から情報を受信するゲートウェイ装置30(図1参照)が設置されている。
第1トイレ機器である紙巻器10は、トイレットペーパー16が取り付け可能であり、取り付けられたトイレットペーパー16を保持する機器である。紙巻器10は、たとえば、トイレ室TRの壁面に設けられる。
紙巻器10では、トイレットペーパー16の有無や残量を検知することができる。このため、検知部11は、トイレットペーパー16の有無、トイレットペーパー16の残量のいずれか一方または両方を検知するセンサ(ペーパーセンサ)である。
ペーパーセンサ11は、紙巻器10において、トイレットペーパー16が無くなったことや、トイレットペーパー16の残量が所定量以下になったことを検知する。なお、ペーパーセンサ11には、上記したように、赤外線式などの光センサや、スイッチ式などの機械センサなど、様々なセンサが採用されてよい。
第2トイレ機器である温水洗浄便座20は、後述する便器本体51の上部に設置される。温水洗浄便座20は、便座(図示せず)およびノズル(図示せず)を備え、便座に着座した使用者の人体局部に向けてノズルから局部洗浄用の水(温水)を吐出する。なお、温水洗浄便座20は、開閉可能な便蓋25を備える場合もある。
リモコン装置26は、第2トイレ機器である温水洗浄便座20を遠隔操作する場合にトイレ使用者によって使用される。リモコン装置26は、温水洗浄便座20から離れた位置に設けられる。リモコン装置26は、たとえば、トイレ室TRの壁面に設けられる。リモコン装置26は、温水洗浄便座20よりも紙巻器10に近い位置に配置される。リモコン装置26は、電池駆動式である。
ここで、第1トイレ機器である紙巻器10の第1制御部13(図1参照)は、第1通信部12に取得させた情報を、リモコン装置26ではなく、第2通信部21に送信するよう、第2通信部12を制御している。
このように、第1トイレ機器である紙巻器10と第2トイレ機器である温水洗浄便座20とがリモコン装置26を経由せずに通信を行うことで、紙巻器10が温水洗浄便座20よりもリモコン装置26に近い位置に配置されている場合でも、紙巻器10において検知した情報をリモコン装置26ではなく温水洗浄便座20に送信するため、リモコン装置26の電池消費を最小限に抑えることができる。
なお、リモコン装置26は、図示の例では、独立した機器としてトイレ室TRの壁面に設置されているが、たとえば、第1トイレ機器である紙巻器10と一体化して、紙巻器10がリモコン装置26の通信手段を用いて第2トイレ機器である温水洗浄便座20に情報を送信可能なように構成されてもよい。
大便器装置50は、たとえば、洋式の水洗大便器であり、陶器製などの便器本体51を備える。なお、大便器装置50は、トイレ室TRの床面に設置される床置き式でもよいし、トイレ室TRの壁面に設置される壁掛け式でもよい。
図3は、実施形態に係るトイレ機器用通信システム1が設置されるトイレ室TR内のトイレブース100の概略的な構成を示す図である。図3に示すように、たとえば、公共トイレのようなトイレ室TR内には、複数(たとえば、4つ)のトイレブース100(100A〜100D)が設けられている。なお、トイレブース100の数量、すなわち、紙巻器10や温水洗浄便座20の数量は図示の4つに限定されず、いくつであってもよい。
各トイレブース100A〜100Dは、それぞれ壁で仕切られている。各トイレブース100A〜100D内には、それぞれ第1トイレ機器(紙巻器)10(10A〜10D)、第2トイレ機器(温水洗浄便座)20(20A〜20D)および大便器50(50A〜50D)が設けられている。
また、トイレ室TR内には、ゲートウェイ装置30が、たとえば、掃除用具入れなどのような公共トイレのトイレ室TR内においてデッドスペースとなる場所に設けられている。このようなトイレ室TRでは、第1トイレ機器である紙巻器10および第2トイレ機器である温水洗浄便座20を、それぞれ複数備えることになる。
紙巻器10は、ペーパーセンサ11の情報を、任意の温水洗浄便座20に送信し、温水洗浄便座20は、受信した情報を、ゲートウェイ装置30に送信する。
この場合、紙巻器10A〜10Dのそれぞれの第1制御部13(図1参照)は、ペーパーセンサ11(11A〜11D)からの情報を、複数の温水洗浄便座20A〜20Dのうち最も近くに配置されている温水洗浄便座20A〜20Dに送信するよう第1通信部12(図1参照)を制御する。
図3に示す例では、1つのトイレブース100内の紙巻器10および温水洗浄便座20が近いもの同士である。このため、第1制御部13は、ペーパーセンサ11A〜11Dからの情報を、複数の温水洗浄便座20A〜20Dのうち同一のトイレブース100A〜100Dに配置されている温水洗浄便座20A〜20Dに送信するよう第1通信部12を制御する。
このように、第1トイレ機器である紙巻器10が自身の最も近くにある第2トイレ機器である温水洗浄便座20に情報を送信するため、紙巻器10の電力消費を最小限に抑えつつ、紙巻器10において検知した情報をより確実に第2トイレ機器である温水洗浄便座20に送信することができる。
また、第1トイレ機器である紙巻器10と同じトイレブース100内にある第2トイレ機器である温水洗浄便座20に検知情報を送信するため、紙巻器10の電力消費を最小限に抑えつつ、かつ、壁で信号が減衰することなく、紙巻器10において検知した情報をより確実に温水洗浄便座20に送信することができる。
以上説明した実施形態に係るトイレ機器通信システム1によれば、第1トイレ機器である紙巻器10とゲートウェイ装置30とが離れた位置に配置されている場合、紙巻器10からゲートウェイ装置30に信号を送信しないことで紙巻器10の電池消費を最小限に抑えつつ、AC電源駆動式の第2トイレ機器である温水洗浄便座20からゲートウェイ装置30に信号を送信することで紙巻器10において検知した情報をより確実にゲートウェイ装置30に送信することができる。
また、紙巻器10とゲートウェイ装置30とが離れた位置に配置されている場合でも、紙巻器10からゲートウェイ装置30に信号を送信しないことで紙巻器10の電池消費を最小限に抑えつつ、温水洗浄便座20からゲートウェイ装置30に信号を送信することでペーパーセンサ11が検知したトイレットペーパー16(図2参照)の有無情報や残量情報をより確実にゲートウェイ装置30に送信することができる。
このように、上記したトイレ機器用通信システム1によれば、第1トイレ機器である紙巻器10が自身の最も近くにある第2トイレ機器である温水洗浄便座20に情報を送信するため、紙巻器10の電力消費を最小限に抑えつつ、紙巻器10側で検知した情報をより確実に第2トイレ機器である温水洗浄便座20に送信することができる。
また、第1トイレ機器である紙巻器10と同じトイレブース100内にある第2トイレ機器である温水洗浄便座20に検知情報を送信するため、紙巻器10の電力消費を最小限に抑えつつ、かつ、壁で信号が減衰することなく、紙巻器10側で検知した情報をより確実に温水洗浄便座20に送信することができる。
なお、上記した実施形態では、紙巻器10は、たとえば、紙巻器10Aから温水洗浄便座20Aのように、自身から最も近い温水洗浄便座20に情報を送信するが、これに限定されず、たとえば、通信状態が良好である場合には、紙巻器10Aから温水洗浄便座20Bのように、最も近い温水洗浄便座20Aではない温水洗浄便座20Bに送信するように構成されてもよい。
また、たとえば、紙巻器10Aから情報を受信した温水洗浄便座20Aがゲートウェイ装置30に情報を直接送信できない場合には、たとえば、ゲートウェイ装置30により近い別の温水洗浄便座20Cに送信してから、温水洗浄便座20Cを中継してこの温水洗浄便座20Cからゲートウェイ装置30に情報を送信するように構成されてもよい。
また、1つのトイレブース100内に第1トイレ機器10が複数設置されてもよい。この場合、紙巻器以外にトイレブース100のドアなどが第1トイレ機器10として設定される。第1トイレ機器10がドアの場合には、たとえば、ドアの開閉情報を送信する。
また、図3に示すように、トイレ室TR内には、大便器50の他、小便器60と、手洗い器70とが設置されている。小便器60および手洗い器70は、それぞれ複数設けられている。トイレ機器用通信システム1においては、このような小便器60や手洗い器70からゲートウェイ装置30に各種の情報を送信するように構成されてもよい。
このような場合、電池駆動式の第1トイレ機器10としては、たとえば、ソープディスペンサや自動水栓がある。第1トイレ機器10は、ソープディスペンサの場合には、たとえば、ソープ(石鹸)切れや残量情報を送信し、自動水栓の場合には、たとえば、詰まり情報を送信する。
また、AC電源駆動式の第2トイレ機器20としては、たとえば、ハンドドライヤーがある。この場合、第1トイレ機器10から送信された情報を、第2トイレ機器20であるハンドドライヤーで受信し、ハンドドライヤーからゲートウェイ装置に送信する。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 トイレ機器用通信システム
10 第1トイレ機器(紙巻器)
11 検知部(ペーパーセンサ)
12 第1通信部
13 第1制御部
16 トイレットペーパー
20 第2トイレ機器(温水洗浄便座)
21 第2通信部
22 第2制御部
26 リモコン装置
30 ゲートウェイ装置
31 第3通信部
100 トイレブース
TR トイレ室

Claims (6)

  1. トイレ機器用通信システムであって、
    検知部と、第1通信部と、前記検知部および前記第1通信部を制御する第1制御部と、を有する電池駆動式の第1トイレ機器と、
    第2通信部と、前記第2通信部を制御する第2制御部と、を有するAC電源駆動式の第2トイレ機器と、
    第3通信部を有するゲートウェイ装置と、を備え、
    前記第1制御部は、前記検知部が検知した検知情報を前記第3通信部に送信せずに前記第2通信部に送信するよう前記第1通信部を制御し、
    前記第2制御部は、前記第2通信部が受信した前記検知情報を前記第3通信部に送信するよう前記第2通信部を制御する
    ことを特徴とするトイレ機器用通信システム。
  2. 前記第2通信部から前記第3通信部に信号を送信する際の電力消費量が前記第1通信部から前記第2通信部に信号を送信する際の電力消費量よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ機器用通信システム。
  3. 前記第2トイレ機器を遠隔操作する電池駆動式のリモコン装置をさらに備え、
    前記第1制御部は、前記検知情報を前記リモコン装置に送信せずに前記第2通信部に送信するよう前記第1通信部を制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のトイレ機器用通信システム。
  4. 前記第2トイレ機器を複数備え、
    前記第1制御部は、前記検知情報を、複数の前記第2トイレ機器のうち最も近くに配置されている前記第2トイレ機器に送信するよう前記第1通信部を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のトイレ機器用通信システム。
  5. 前記第1トイレ機器および前記第2トイレ機器は、トイレ室内において壁で仕切られた複数のトイレブース内にそれぞれ設けられ、
    前記第1制御部は、前記検知情報を、複数の前記第2トイレ機器のうち同一の前記トイレブース内に配置された前記第2トイレ機器に送信するよう前記第1通信部を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のトイレ機器用通信システム。
  6. 前記第1トイレ機器は、トイレットペーパーが取り付け可能な紙巻器であり、
    前記検知部は、前記トイレットペーパーの有無および/または残量を検知するセンサであり、
    前記第2トイレ機器は、温水洗浄便座である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のトイレ機器用通信システム。
JP2019168673A 2019-09-17 2019-09-17 トイレ機器用通信システム Pending JP2021047534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019168673A JP2021047534A (ja) 2019-09-17 2019-09-17 トイレ機器用通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019168673A JP2021047534A (ja) 2019-09-17 2019-09-17 トイレ機器用通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021047534A true JP2021047534A (ja) 2021-03-25

Family

ID=74878450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019168673A Pending JP2021047534A (ja) 2019-09-17 2019-09-17 トイレ機器用通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021047534A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263033A (ja) * 2001-03-12 2002-09-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd トイレットペーパー保管装置およびトイレ装置
JP2017204248A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 株式会社Z−Works 介護支援システム
JP2018089229A (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 Nissha株式会社 ロールペーパー残量検知装置とシステム
JP2019141565A (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 株式会社Lixil トイレ管理システム及び管理装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263033A (ja) * 2001-03-12 2002-09-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd トイレットペーパー保管装置およびトイレ装置
JP2017204248A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 株式会社Z−Works 介護支援システム
JP2018089229A (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 Nissha株式会社 ロールペーパー残量検知装置とシステム
JP2019141565A (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 株式会社Lixil トイレ管理システム及び管理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7304569B2 (en) Networking of discrete plumbing devices
US20170067239A1 (en) Remote control system for controlling operation of a fan assembly
US20100237096A1 (en) Wirelessly-powered dispenser system
JP2018529866A5 (ja)
US20230076725A1 (en) Cloud-connected occupancy lights and status indication
US11414845B2 (en) Prefabricated sanitary modular kit
JP2021047534A (ja) トイレ機器用通信システム
JP6349688B2 (ja) 無線通信システム、及びそれを備えたトイレ装置
KR200210887Y1 (ko) 자동 세면장치
CA2556137C (en) Networking of discrete plumbing devices
JP7486051B2 (ja) 水まわり機器の通信システム
JP6536705B1 (ja) 水回り機器
JP7135891B2 (ja) 便座装置及び便座装置遠隔操作プログラム
JP2013517395A (ja) 小便器と手洗い器の複合体
JP2023111745A (ja) 電動排水栓装置
JP7484213B2 (ja) トイレ管理方法、トイレ管理システム、トイレ管理装置、及びトイレ管理プログラム
JP2022015669A (ja) 水まわり機器の通信システム
JP2022015671A (ja) 水まわり機器の通信システム
JP2018164167A (ja) リモコン装置
JP2022183453A (ja) 電波モジュールおよび通信システム
JP2006333344A (ja) 機器指令システム
WO2023095428A1 (ja) 無線送電装置、無線送電システム
JP2023124053A (ja) トイレシステム及び通信機器
JP4792661B2 (ja) 自動吐出装置
WO2022231476A1 (ru) Автоматизированный туалет и кабинка, включающая автоматизированный туалет

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230725

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230913

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240130