JP2021047081A - 液面位置検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度の検出精度を向上し、液面位置の検出精度が良い液面位置検出装置を提供する。【解決手段】液面位置検出装置100は、液体に浸り液体の液面位置に応じ液体に浸る境界が変位する、超音波振動が伝搬する伝搬体10と、伝搬体10に超音波振動を発生させる振動発生手段20と、振動発生手段20で発生した超音波振動が伝搬体10の第1箇所から境界を跨いで第2箇所まで伝搬する伝搬時間に基づき液面位置を検出する検出手段と、を備え、伝搬体10は、正面である超音波振動の表面波が伝搬する伝搬面部11と、伝搬面部11の背面である背面部12と、伝搬面部11と背面部12とを繋ぐ2つの側面部13,14と、伝搬面部11と背面部12とを繋ぎ2つの側面部13,14を繋ぐ上面部15及び底面部と、背面部12に開口し2つの側面部13,14の間に位置する反射凹部17と、を備え、反射凹部17で超音波振動の内部伝搬波Dを反射させる。【選択図】図3

Description

本発明は、液面位置検出装置に関する。
液面位置検出装置として、例えば、特許文献1には、伝搬体のうち液体中の部分を伝搬する表面波の音速が、液体から露出している部分を伝搬する表面波の音速よりも遅くなることを利用して液体の液面位置を検出するものが開示されている。
特開平4−86525号公報
特許文献1に開示された液面位置検出装置では、伝搬体を伝搬する表面波は、温度によって音速が変化するため温度を検出し、温度補正をする必要がある。温度の検出を伝搬体の内部を伝搬する内部伝搬波の音速から検出する場合、内部伝搬波のS/N比(Signal-Noise Ratio)が小さく、温度の検出精度が悪くなる場合がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、温度の検出精度を向上し、液面位置の検出精度が良い液面位置検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る液面位置検出装置は、
液体に浸り、前記液体の液面位置に応じて前記液体に浸る境界が変位する、超音波振動が伝搬する伝搬体と、
前記伝搬体に前記超音波振動を発生させる振動発生手段と、
前記振動発生手段によって発生した前記超音波振動を前記伝搬体の第1箇所から前記境界を跨いで第2箇所まで伝搬する伝搬時間に基づいて前記液面位置を検出する検出手段と、を備え、
前記伝搬体は、
正面である前記超音波振動の表面波が伝搬する伝搬面部と、
前記伝搬面部の背面である背面部と、
前記伝搬面部と前記背面部とを繋ぐ2つの側面部と、
前記伝搬面部と前記背面部とを繋ぐとともに、前記2つの側面部を繋ぐ上面部および底面部と、
前記背面部に開口し前記2つの側面部の間に位置する反射凹部と、を備え、
前記反射凹部で前記超音波振動の内部伝搬波を反射させる、
ことを特徴とする。
本発明によれば、温度の検出精度を向上し、液面位置の検出精度が良い液面位置検出装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る液面位置検出装置の概略構成図である。 実施形態に係り、(a)は伝搬体及び振動発生手段の背面から見た模式図、(b)は側面から見た模式図である。 検出波を説明するための一部分を拡大した背面から見た模式図である。 液面位置検出処理の一例を示すフローチャートである。 反射面部の幅と信号強度の関係の一例を示すグラフである。
本発明の一実施形態に係る液面位置検出装置について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る液面位置検出装置100は、図1に示すように、容器80内に入れられた液体90の液面91の位置を検出する装置である。液体90の量の増減に伴い、液面91も上下する。
液面位置検出装置100は、伝搬体10と、振動子(振動発生手段)20と、送受信回路(検出手段)30と、制御部(検出手段)40と、を備える。
伝搬体10は、表面波が伝搬するものであり、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)などの合成樹脂から形成されている。伝搬体10は、上下方向に長尺な略柱形状(略直方体状)である。伝搬体10の外面は、振動子20に向く上面(一方の端面)と、上面とは反対側の底面と、上面と底面を繋ぐとともに互いに裏表の関係となる正面と背面と、上面と底面を繋ぐとともに互いに裏表の関係となる2つの側面と、の6面から主に構成される。
伝搬体10は、図2(a),(b)に示すように、正面を含む伝搬面部11と、背面を含む背面部12と、2つの側面のうち一方を含む側面部13、他方を含む側面部14と、上面を含み振動子20と当接する上面部15と、底面を含む底面部16と、を有する。伝搬体10では、表面波Wは、伝搬体10を伝搬するが、伝搬の際には伝搬体10の表面から表面波Wの波長とほぼ同じ深さまで達する。伝搬面部11は、伝搬体10の正面だけでなく当該深さをも含む部分である。上面部15や底面部16なども同様である。
図2(b)に示すように、側面視において、伝搬面部11は、上面部15の一端から垂下する。背面部12は、上面部15の他端から垂下する。また、底面部16は、上面部15とは反対側において伝搬面部11と背面部12とを繋ぐ平坦面をなしている。これにより、正面である伝搬面部11を表面波Wが伝搬する際、底面部16で反射して反射波として表面波Wが上面部15に戻ることになる。
伝搬体10は、図2および図3に示すように、伝搬面部11の背面である背面部12に開口し、表裏の関係の2つの側面部13,14の間に位置する反射凹部17を有する。反射凹部17は、上面部15と底面部16との中間部(上下方向の中間部)に位置し、上面部15と平行な矩形断面の直方体状にくり抜かれて形成されている。すなわち、反射凹部17は、側面視において、背面部12から伝搬面部11の手前までの底付きの凹部として形成される。また、反射凹部17は、正面視において、2つの側面部13,14との間の中央部に位置することで、側面部13,14を貫通(開口)しない両端部が塞がれた形状となっている。
反射凹部17は、背面部12から、正面に位置する伝搬面部11に向かって、直方体状にくり抜かれた部分であり、2つの内側面部17a,17bと、内上面部である反射面部17cおよび内底面部17dと、による矩形の横断面形状を有する。内側面部17aは、側面部13の裏側に位置し、内側面部17bは、側面部14の裏側に位置する。内側面部17aと内側面部17bとは互いに対向している。内上面部である反射面部17cは、上面部15と平行な裏側に位置する平坦面で、上面部15から伝搬する内部伝搬波(検出波D)を反射する。内底面部17dは、上面部15と平行に位置し、反射面部17cと対向している。内側面部17a,17b、内上面部17c、内底面部17dは、矩形平面状となっている。反射凹部17は、内上面部である反射面部17cを上面部15と平行な平坦面とすることで、反射面部17cで反射する内部伝搬波を直角に反射させ、反射波として伝搬体10の上面部15に伝搬させる。
反射凹部17によって伝搬体10内を伝搬する内部伝搬波(温度検出用の検出波D)を内上面部の反射面部17cで反射させることで検出波Dの伝搬速度から伝搬体10の温度を計測する。伝搬体10の計測(検出)した温度を、表面波Wによる液面位置(液面91の位置)を検出する際の温度補正に利用する。これにより、従来の液面位置検出装置に設けていたサーミスタチップなどからなる温度センサを設けずに済む。
伝搬体10は、伝搬面部11の幅(背面部12の幅でもある)がaとされる。また、振動子(振動発生手段)20の幅がcとされる。
反射凹部17は、内側面部17aから内側面部17bまでの距離、すなわち反射凹部17の背面部12に開口する反射面部17cの幅がbとされる。また、内側面部17aから側面部13までの距離および内側面部17bから側面部14までの距離がそれぞれ同一のdとされる。また、振動子20は、その中心が反射面部17cの中心と同一の直線上に配置されている。つまり、反射凹部17は、内側面部17a,17bから側面部13,14までの距離をそれぞれdとして反射面部17cが側面部13,14を貫通(開口)しない状態となっている。これにより、検出波Dが伝搬する場合に、検出波Dの一部を反射凹部17の反射面部17cの外側では、反射させずに通過させることができ、検出波Dの反射面部17cで反射する反射波だけを確実に受信することができる。すなわち、反射面部17cを、側面部13,14を貫通(開口)するように形成した従来構造の場合には、検出波Dの一部が側面部13,14で反射してノイズ成分となって検出波(反射波)Dと干渉する虞がある。反射凹部17では、この反射波のノイズ成分によるSN比の悪化のおそれを防止してSN比を向上することができる。また、伝搬体10は、反射凹部17と側面部13,14との間に厚さがdとなる部分が形成されることで、樹脂成形時の温度変化に対して反りが発生することを防止できる。
伝搬体10では、振動子(振動発生手段)20の幅cが伝搬体10の幅aより小さく設定される(c<a)。こうすることにより、振動子20からの内部伝搬波である検出波Dを反射凹部17に向けて効率的に伝搬させることができ、SN比の向上を図ることができる。また、振動子20からの検出波Dが伝搬体10の側面部13,14に表面波Wとして伝搬することを防止し、ノイズ成分との干渉を防止できる。
振動子20の幅cと反射凹部17の反射面部17cの幅bとの関係について解析をした。解析では、振動子20の幅cを10mm、伝搬体10の伝搬面部11および背面部12の幅aを20mmとし、中央部の反射面部17cの幅bを4mmから20mmの範囲で変化させ、振動子20で受信した信号強度(シグナル)を求めた。
その結果は、図5に示すように、内部伝搬波である検出波Dが反射凹部17の反射面部17cで反射した後、受信される信号強度(シグナル)(au:arbitrary unit)は、反射面部17cの幅bが振動子20の幅cと等しいとき(b=c)、最大となる。この結果に基づき伝搬体10では、反射凹部17の反射面部17cの幅bを、振動子20が受信する信号強度が最大となると幅(b=c)を中心とする所定の範囲、すなわち所定の大きなSN比を確保できる範囲の反射面部17cの幅とすれば良い。例えば反射面部17cの幅bを10mm±2mmの範囲(8〜12mm)とすることで、大きな信号強度を確保することができる。
伝搬体10は、図1に示すように、側面部13及び側面部14で容器80に設けられた固定部材81,82に挟まれることによって固定されている。なお、伝搬体10は、表面波Wの伝搬を阻害しないように、表面波Wが伝搬する伝搬面部11以外の部分で固定されれば、その固定方法は任意である。
伝搬体10は、図1に示すように、底面部16の下端が容器80の底面と距離(長さ)Ldだけ離間して配置される。伝搬体10における、上面部15の上端から液面91までの上下方向に沿った長さ(伝搬体10が液体90に浸っていない部分である第1部分10aの長さ)L1と、底面部16の下端から液面(境界)91までの上下方向に沿った長さ(伝搬体10が液体90に浸っている部分である第2部分10bの長さ)L2とは、液体90の増減によって変化する。
振動子(振動発生手段)20は、図2に示すように、例えば、横波トランスデューサであり、回路基板に実装された圧電素子などを含んで構成される。振動子20は、伝搬体10の上面部15に押しつけられ、伝搬体10の伝搬面部11に表面波Wを発生させる。つまり、液面位置検出装置100は、伝搬体10の伝搬面部11だけを表面波Wが伝搬する一面発振構造とされる。
振動子20は、伝搬体10に表面波Wを発生させるとともに、表面波Wの底面部16で反射した表面波(反射波)Wを受ける送受波部21を有する。
送受波部21は、送受信回路30から供給される電気信号によって振動する。送受波部21の振動は、伝搬体10に伝達され、伝搬面部11の上端に表面波Wが発生する。発生した表面波Wは、図2(b)に示すように、伝搬面部11の下端へ向かって伝搬し、底面部16に伝搬した後、底面部16で反射して伝搬面部11の上端へ向かって再び伝搬する。伝搬面部11の上端へ到達した表面波Wは、送受波部21を振動させる。送受波部21は、この振動を電気信号に変換して送受信回路30に供給する。
この実施形態では、表面波Wは、超音波(例えば、20KHz以上の音波であればよい。)のパルス(超音波パルス)とされている。また、表面波Wは、レイリー波もしくはシュルツ波である。なお、振動子20は、圧電素子と伝搬体10との間に介在され、振動の伝わりを効率良くするための超音波用接触媒質を含んでいてもよい。
送受信回路30は、図1に示すように、振動子20に接続される。送受信回路30は、超音波発生回路として、表面波Wとして超音波パルスを発生させる電気信号を振動子20に供給し、振動子20を振動させる。送受信回路30は、超音波受信回路として、振動子20から供給される電気信号を受け取り、受け取った電気信号を増幅、変換する。
具体的には、送受信回路30は、図1および図2に示すように、表面波Wの送波用の電気信号を送受波部21に供給し、送受波部21を振動させる。また、表面波Wを受けた送受波部21から供給される電気信号を受け取り、受け取った電気信号を増幅、変換する。
制御部40は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、タイマなどから構成されるマイクロコンピュータ、D/A(デジタル/アナログ)変換器、A/D(アナログ/デジタル)変換器などを含んで構成される。制御部40は、図1に示すように、送受信回路30に接続される。制御部40は、送受信回路30を制御し、送受信回路30から電気信号を振動子20の送受波部21に供給させる。これにより、表面波Wを伝搬面部11に発生させる。また、制御部40は、送受信回路30で増幅、変換された、振動子20の送受波部21からの電気信号を受け取り、受け取った電気信号に基づいて、後述のように、液面位置を特定する。また、制御部40は、液面位置検出装置100の外部の外部装置60とデータのやり取りが可能になっている。液面位置検出装置100の液面位置検出のための構成は、以上の通りである。
このように構成された液面位置検出装置100の動作を、制御部40が実行する液面位置検出処理(図4参照)を中心に説明する。例えば、制御部40のCPUが、RAMをメインメモリとして、ROMに格納されているプログラムに従って、及びROMに格納されている各種データを用いて、液面位置検出処理を実行する。制御部40は、例えば、外部装置60からの指令に基づいて、液面位置検出処理を開始する。なお、液面位置検出装置100の反射凹部17による温度測定および測定温度に基づく温度補正については、液面位置検出処理の説明の後に説明する。
(液面位置検出処理)
液面位置検出処理を開始すると、図4にフローチャートを示すように、制御部40は、送受信回路30を介して送受波部21を振動させ、伝搬面部11の上端に表面波Wを発生させる(ステップS1)。
発生した表面波Wは、図2(b)に示すように、伝搬面部11の下端へ向かって伝搬し、平坦な底面部16で反射した後、再び伝搬面部11の上端へ向かって伝搬する。伝搬面部11の上端へ到達した表面波Wは、送受波部21を振動させる。送受波部21は、この振動を電気信号に変換して送受信回路30に供給する。送受信回路30は、供給された電気信号を増幅、変換して制御部40に供給する。以下では、この増幅、変換された電気信号(つまり、底面部16への伝搬を経て送受波部21に到達する表面波Wが、送受波部21に発生させる振動を示す電気信号)を、伝搬波信号とする。このように、送受波部21から送られた表面波Wは、送受波部21に到達する間に、気体に接触する第1部分10aと液体90に接触する第2部分10bとの境界を二回跨いで伝搬する。
続いて、制御部40は、ステップS1の処理を行ってから伝搬波信号を受信するまでの期間を計測するために、タイマを初期値の0に設定する(ステップS2)。当該期間は、送受波部21が表面波Wを発生させたタイミングから、再び送受波部21が表面波Wを受けるタイミングまでの期間であり、要するに、送受波部21が再び送受波部21で受けるまでの表面波Wの伝搬時間(以下、伝搬時間とする。)である。
続いて、制御部40は、送受信回路30から伝搬波信号を受信したか否かを判別する(ステップS3)。この判別は、適宜の方法で行うことができるが、例えば、制御部40は、送受波部21から供給されて送受信回路30で増幅、変換された電気信号を取得し、取得した電気信号の電圧に基づく値(例えば、電圧値、電圧値の2乗の所定期間における平均値、前記電圧値又は前記平均値の変化度、電気信号の振幅など)が予めROM内に格納された閾値以上となったか否かを判別する。例えば、予め実験によって伝搬波信号を測定しておき、測定結果に基づいて閾値を定めておけばよい。そして、制御部40は、電気信号の電圧に基づく値が閾値以上となった場合に、伝搬波信号を受信した(ステップS3;Yes)と判別する。一方、制御部40は、電気信号の電圧に基づく値が閾値未満である場合は、伝搬波信号を受信していない(ステップS3;No)と判別する。
伝搬波信号を未だ受信していない場合(ステップS3;No)、制御部40は、タイマのタイマ値を+1などして更新し(ステップS4)、再度ステップS3の処理を実行する。これにより、制御部40は、伝搬波信号を受信するまで計時を行う。
伝搬波信号を受信した場合(ステップS3;Yes)、制御部40は、現在のタイマ値を伝搬時間として、例えばRAMに記憶する(ステップS5)。
続いて、制御部40は、ステップS5で記憶した伝搬時間に基づいて、液面91の位置(液面位置)を特定する(ステップS6)。
例えば、伝搬時間と液面91の位置との関係を予め実験などで特定し、特定した関係をテーブル又は演算式としてROMに格納しておく。制御部40は、ROMに格納されたテーブル又は演算式と、伝搬時間に基づいて液面位置を特定する。
続いて、制御部40は、ステップS6で特定した液面91の位置を外部装置60に出力する(ステップS7)。外部装置60は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、OLED(Organic Light Emitting Diode)などの画像表示ディスプレイを含み、当該画像表示ディスプレイに、液面91の位置を表示する。こうして、液面位置検出装置100による液面位置検出処理は完了する。
なお、伝搬体10を合成樹脂で形成した場合は、液体90に接触する第2部分10bを伝搬する表面波Wの伝搬速度(以下、第2音速という。)が、空気に接触する第1部分10aを伝搬する表面波Wの伝搬速度(以下、第1音速という。)よりも遅くなることが知られている。このため、タイマで計測される伝搬時間は、第2部分10bの長さL2が長いほど、長くなる。つまり、容器80に多く液体90が入っており容器80の底面からの液面91の位置が高いほど、伝搬時間も長くなる。伝搬体10を形成する合成樹脂としては、表面波Wの伝搬時間を検出することができれば、その組成は限定されるものではないが、PPS(ポリフェニレンサルファイド)の他に、ポリエチレン、ポリスチレンなどを採用することができる。なお、当該合成樹脂としては、表面波Wの伝搬波を観測しやすいPPSが好適であると考えられる。
制御部40は、液体90の液面91の位置に応じて液体接触部分(第2部分10b)が長くなるほど、長くなる伝搬時間を検出し、検出した伝搬時間に基づいて液面91の位置を検出する。液面91の位置は、例えば、伝搬体10が液体90に浸る第2部分10bの長さL2や、容器80の底面から液面91の高さや、長さL2や液面91の高さに応じた値などで表されればよい。容器80の底面から液面91の高さは、液体90の深さであり、長さL2+長さLd(図1参照)で求められる。
(温度補正処理)
次に、液面位置検出装置100の伝搬体10に設けた反射凹部17による温度測定および温度補正について、主に図3を参照して説明する。
振動発生手段を構成する振動子20は、図3に示すように、送受波部21の他に、もう一つの送受波部22を備える。送受波部22は、伝搬体10の上面部15の平面中央部、すなわち2つの側面部13,14の中央部上(背面部12の幅方向中央部上)に押し当てられる。送受波部22は、上面部15を介して伝搬体10の内部を伝搬する内部伝搬波(検出波D)を発生する。
送受波部22は、図3に示すように、伝搬体10に内部伝搬波となる検出波Dを発生させるとともに、反射凹部17の内上面部の反射面部17cで反射した検出波Dを受ける。
送受波部22は、送受信回路30から供給される電気信号によって振動する(図1参照)。送受波部22の振動は、伝搬体10に伝達され、上面部15に検出波Dが発生する。発生した検出波Dは、図3に示すように、伝搬体10の下端へ向かって伝搬し、反射凹部17の内上面部の反射面部17cで反射した後、伝搬体10の上端へ向かって伝搬する。上面部15へ到達した検出波Dは、送受波部22を振動させる。送受波部22は、この振動を電気信号に変換して送受信回路30に供給する。
送受波部22が受ける検出波Dは、内部伝搬波であり、液面91の位置に関係なく、伝搬体10の温度に依存して音速が変化する。この検出波Dを用いて、伝搬体10の温度を特定し、特定した温度を、表面波Wを特定する際の温度補正に利用する。このため、従来の液面位置検出装置に設けていたサーミスタチップなどからなる温度センサを設けずに済む。
送受信回路30は、検出波Dの送波用の電気信号を送受波部22に供給し、送受波部22を振動させる。また、検出波Dを受けた送受波部22から供給される電気信号を受け取り、受け取った電気信号を増幅、変換する。
制御部40は、送受信回路30を介して、送受波部22を駆動制御する。また、制御部40は、送受信回路30で増幅、変換された、送受波部22からの電気信号を受け取り、受け取った電気信号に基づいて伝搬体10の温度を特定する。
制御部40は、前述の液面位置検出処理で説明した手法と同様な手法で、検出波Dの伝搬時間を検出する。
具体的には、制御部40は、送受波部22で検出波Dを発生させてから、反射凹部17の反射面部17cで反射した後に、再び送受波部22が検出波Dを受けるまでの時間をタイマ値に基づいて計時する。そして、計時した時間を検出時間としてRAMに記憶する。制御部40は、このようにして得た、検出時間に基づいて、伝搬体10の温度を特定する。
既述のように、検出波Dは、液面91の位置に関係なく、伝搬体10の温度に依存して音速が変化するため、検出時間も、液面91の位置に関係なく、伝搬体10の温度に依存して変化する。この特性を利用して、例えば、検出時間と伝搬体10の温度との関係を予め実験などで特定し、特定した関係をテーブル又は演算式としてROMに格納しておく。制御部40は、ROMに格納されたテーブル又は演算式と、検出時間に基づいて伝搬体10の温度を特定する。
そして、制御部40は、以上のように特定した伝搬体10の温度に基づいて、表面波Wの伝搬時間の温度補正を行う。音速は、温度依存性があり、伝搬体10の温度に応じて変化する。つまり、表面波Wの伝搬時間も伝搬体10の温度に応じて変化する。このため、液面位置の検出精度を保つには、当該温度補正が必要となる。例えば、伝搬体10の温度と、伝搬時間の補正量や補正係数とを対応付けて構成されるテーブルを予めROM内に格納しておき、制御部40は、テーブルを参照して、特定した伝搬体10の温度に応じた補正量や補正係数を取得すればよい。そして、制御部40は、表面波Wの伝搬時間に、取得した補正量を加減する演算や、補正係数を乗算する演算を行うことで、表面波Wの伝搬時間の温度補正を行えばよい。
なお、制御部40は、テーブルに限らず、音速の温度依存性を表す式(近似式であってもよい)をROM内に格納しておき、当該式を用いて、伝搬時間または液面位置の補正量や補正係数を求めてもよい。伝搬時間や液面位置の温度補正手法は、公知のテーブル校正法や演算法を適宜用いることができ、任意である。
また、以上の温度補正処理は、検出波Dが、表面波Wと干渉しない限りにおいては、前述の液面位置検出処理の中に組み込み、検出波Dの発生タイミングを、表面波Wの発生タイミングと同時にしてもよい。また、温度補正処理は、液面位置検出処理とは独立した処理として実行されてもよい。
このような液面位置検出装置100では、伝搬体10は、背面部12に開口し、2つの側面部13,14の間に位置させて反射凹部17を形成し、検出波Dを反射凹部17で反射させることで、反射凹部17の外側では検出波Dが透過して反射せず、反射凹部17だけで反射する伝搬信号を送受波部22で受けることができ、ノイズ成分のない伝搬信号によってSN比を高めることができる。これにより、温度検出精度を向上することができる。
また、反射凹部17を2つの側面部13、14の中央部に形成し、側面部13,14を貫通させずに両側に肉厚部を残して形成することで、伝搬体10の剛性を高めることができ、これまでの側面部13,14の間を貫通させる場合のような伝搬体10の反りの発生を防止することができる。
伝搬体10は、反射凹部17が2つの側面部13,14の中央部に配置され、反射凹部17の反射面部17cが平坦面とされているので、反射面部17cで反射する内部伝搬波を直角に反射させ、反射波として伝搬体10の上面部15に伝搬させることができる。これにより、信号強度の高い検出波Dを送受波部22で受けることになり、SN比を高めて温度検出精度を向上することができる。
このように反射凹部17は、反射面部17cを平坦面として検出波Dの反射波を受けることができればよく、反射凹部17の横断面形状は、矩形に限らず半円形や逆台形などであっても良く、反射面部17cで検出波Dを送受波部22に向けて反射できればよい。
伝搬体10は、反射凹部17の反射面部17cの幅bが検出波(内部伝搬波)Dを発生する振動子(振動発生手段)20の幅cより大きくしてあるので、検出波Dを幅の広い反射面部17cで効率よく反射させることができ、信号強度の高い検出波DとしてSN比を高めて温度検出精度を向上することができる。
伝搬体10は、検出波(内部伝搬波)Dを発生する振動子(振動発生手段)20の幅cを、反射凹部17の反射面部17cの幅bと同一幅を中心とするSN比を大きくできる範囲の幅にしたので、反射面部17cで効率よく反射させ、SN比を高めて温度検出精度を向上することができる。
本発明は以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。
(変形例)
以上では、検出波(内部伝搬波)Dを発生する送受波部22を1つで構成したが、これに加えてさらに送受波部を設けて複数で構成してもよく、各送受波部による検出波によって温度補正処理を行うようにしても良い。
液面位置検出は、液面91の詳細な位置を検出すること(上記のように、容器80の底面からの液面91の高さを検出すること)のほか、液面91の位置を何段階かに分けて現在の液面91の位置がどの段階に属するかを検出することなども含む。また、制御部40が液面位置検出後に外部装置60に表示させる画像等の表示は、液面位置そのものを示していなくともよく、液面位置に応じた液体90の量を示していてもよい。
また、伝搬体10は合成樹脂製とし、液体90の液面位置に応じて第2部分10b(液体接触部分)が長くなるほど伝搬時間が長くなることが好ましく、第2部分10bを伝搬する表面波Wの速さと、第1部分10a(液体90から露出する部分)を伝搬する表面波Wの速さとの差がより顕著となる方が好ましい。しかしながら、以上に説明した手法で液面位置を検出することができれば、伝搬体10を金属で構成してもよい。
液面位置検出対象の液体90の種類は、水、ガソリン、洗浄液などに限られず任意であり、液体90であれば良く、単一の液体90だけでなく、複数の液体90が混合されているものであってもよい。また、液体90と微粒子などが分散されたコロイド溶液であってもよい。また、液面91の上は空気以外の他の気体であってもよく、真空であってもよい。
例えば、容器80は、車両に搭載される燃料タンクであってもよい。この場合、液体90は、ガソリンなどの燃料になる。このような場合、伝搬体10は、例えば、燃料タンクに取り付けられる、燃料タンクから燃料を取り出す燃料ポンプを備える燃料圧送ユニットなどに取り付けられてもよい。なお、このような燃料タンクの場合、耐薬品性などの観点から伝搬体10として使用される樹脂は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、POM(ポリアセタール)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)が用いられることが多いが、これらの中では、検出信号のS/N比が良いPPSを用いることが好ましい。
PPSとしては、直鎖型、架橋型、反架橋型などがあり、さらに、ガラス繊維や無機フィラーなどのフィラー(添加材料)を添加したものなどがあるが、伝搬体10に用いるPPSとしては各種のPPSを用いることができる。直鎖型、架橋型、反架橋型などの違い、フィラーの添加の有無やフィラーの種類の違いなどによる、表面波や板波の伝搬の状態(例えば、S/N比が良好なこと、表面波などの音速など)への影響は小さいものと考えられる。
表面波Wは、レイリー波以外のものであってもよい。表面波Wは、超音波よりも低い周波数の音波であってもよい。また、表面波Wは、パルス波でなくてもよく、例えば、バースト波などであってもよい。また、板波もパルス波やバースト波などであればよい。
以上、説明したように液面位置検出装置100は、液体90に浸り、液体90の液面位置(液面91の位置)に応じて液体90に浸る境界が変位する、超音波振動が伝搬する伝搬体10と、伝搬体10に超音波振動を発生させる振動発生手段20と、振動発生手段20によって発生した超音波振動が伝搬体10の第1箇所から境界を跨いで第2箇所まで伝搬する伝搬時間に基づいて液面位置を検出する検出手段(送受信回路30と制御部40)と、を備え、伝搬体10は、正面である超音波振動の表面波が伝搬する伝搬面部11と、伝搬面部11の背面である背面部12と、伝搬面部11と背面部12とを繋ぐ2つの側面部13,14と、伝搬面部11と背面部12とを繋ぐとともに、2つの側面部13,14を繋ぐ上面部15および底面部16と、背面部12に開口し、2つの側面部13,14の間に位置する反射凹部17と、を備え、反射凹部17で超音波振動の内部伝搬波を反射させる。
かかる構成によれば、伝搬体10は、背面部12に開口し2つの側面部13,14の間に位置させて反射凹部17を形成し、検出波(内部伝搬波)Dを反射凹部17で反射させることで、反射凹部17の外側では検出波Dが透過して反射せず、反射凹部17だけで反射する伝搬信号を送受波部(検出手段)22で受けることができ、ノイズ成分のない伝搬信号によってSN比を高めることができる。これにより、温度検出精度を向上することができる。
また、反射凹部17を2つの側面部13、14の中央部に形成し、側面部113,14を貫通させずに両側に肉厚部を残して形成することで、伝搬体10の剛性を高めることができ、これまでの側面部13,14の間を貫通させる場合の伝搬体10の反りの発生を防止することができる。
液面位置検出装置100では、伝搬体10は、反射凹部17が2つの側面部13,14の中央部に配置され、反射凹部17の反射面部17cは、平坦面である。
かかる構成によれば、反射面部17cで反射する検出波(内部伝搬波)Dを直角に反射させ、反射波として伝搬体10の上面部15に伝搬させることができる。これにより、信号強度の高い検出波Dを送受波部22で受けることができ、SN比を高めて温度検出精度を向上することができる。
液面位置検出装置100では、伝搬体10は、反射凹部17の反射面部17cの幅bが検出波(内部伝搬波)Dを発生する振動子(振動発生手段)20の幅cより大きい。
かかる構成によれば、検出波Dを幅の広い反射面部17cで効率よく反射させることができ、信号強度の高い検出波DとしてSN比を高めて温度検出精度を向上することができる。
液面位置検出装置100では、伝搬体10は、検出波(内部伝搬波)Dを発生する振動子(振動発生手段)20の幅cを、反射凹部17の反射面部17cの幅bと同一幅を中心とするSN比を大きくできる範囲の幅としている。
かかる構成によれば、反射面部17cで効率よく反射させ、SN比を高めて温度検出精度を向上することができる。
以上の説明では、本発明の理解を容易にするために、公知の技術的事項の説明を適宜省略した。
100…液面位置検出装置
10…伝搬体
10a…第1部分、10b…第2部分
11…伝搬面部
12…背面部
13,14…側面部
15…上面部(端面部)
16…底面部
17…反射凹部
17a、17b…内側面部
17c…反射面部(内上面部)
17d…内底面部
20…振動子(振動発生手段)
21…送受波部
22…送受波部
W…表面波
D…検出波(内部伝搬波)
30…送受信回路(検出手段)
40…制御部(検出手段)
Ld…容器底面から伝搬体底面部までの距離
L1…伝搬体が液体に浸っていない部分の長さ
L2…伝搬体が液体に浸る部分の長さ
a…伝搬体の幅(伝搬面部の幅、背面部の幅)
b…反射面部の幅
c…振動子の幅(振動発生手段の幅)
d…背側面部から側面部までの幅(距離)

Claims (4)

  1. 液体に浸り、前記液体の液面位置に応じて前記液体に浸る境界が変位する、超音波振動が伝搬する伝搬体と、
    前記伝搬体に前記超音波振動を発生させる振動発生手段と、
    前記振動発生手段によって発生した前記超音波振動を前記伝搬体の第1箇所から前記境界を跨いで第2箇所まで伝搬する伝搬時間に基づいて前記液面位置を検出する検出手段と、を備え、
    前記伝搬体は、
    正面である前記超音波振動の表面波が伝搬する伝搬面部と、
    前記伝搬面部の背面である背面部と、
    前記伝搬面部と前記背面部とを繋ぐ2つの側面部と、
    前記伝搬面部と前記背面部とを繋ぐとともに、前記2つの側面部を繋ぐ上面部および底面部と、
    前記背面部に開口し前記2つの側面部の間に位置する反射凹部と、を備え、
    前記反射凹部で前記超音波振動の内部伝搬波を反射させる、
    ことを特徴とする液面位置検出装置。
  2. 前記伝搬体は、前記反射凹部が前記2つの側面部の中央部に配置され、前記反射凹部の反射面部は、平坦面である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液面位置検出装置。
  3. 前記伝搬体は、前記反射凹部の前記反射面部の幅が前記内部伝搬波を発生する前記振動発生手段の幅より大きい、
    ことを特徴とする請求項2に記載の液面位置検出装置。
  4. 前記伝搬体は、前記内部伝搬波を発生する前記振動発生手段の幅を、前記反射凹部の前記反射面部の幅と同一幅を中心とするSN比を大きくできる範囲の幅とした、
    ことを特徴とする請求項3に記載の液面位置検出装置。
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