JP2021046708A - 機械式駐車装置のパレット - Google Patents

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【課題】機械式駐車装置において給電装置をパレットに設けた場合に、パレットに乗り込み可能な自動車の幅が給電装置により制限されないようにすることにある。【解決手段】パレット10は、機械式駐車装置に設けられ、入庫位置と格納位置との間で移動させられる。パレット10が入庫位置にある時に、パレット10に自動車が乗り込み可能である。パレット10は、パレット10の上面10aよりも下方に配置され、自動車の受電用接続器に接続可能な給電用接続器3aを含む給電装置3を備える。パレット10における上面10aの端部に、給電用接続器3a又は受電用接続器が通過可能な開口9が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、機械式駐車装置に設けられ、入庫位置と格納位置との間で移動させられ、入庫位置にある時に自動車が乗り込み可能なパレットに関する。特に、本発明は、自動車の受電用接続器に接続可能な給電用接続器を含む給電装置が設けられたパレットに関する。
機械式駐車装置は、入庫位置と格納位置との間で移動させられるパレットを備える。パレットが入庫位置にある時に、入庫自動車が当該パレットに乗り込む。このパレットは、入庫自動車を載せたまま格納位置へ移動させられる。当該自動車が出庫する場合には、上記と逆の動作が行われる。
このような駐車装置において、格納されているパレット上の自動車(例えば電気自動車)に給電する装置が特許文献1に開示されている。特許文献1では、パレットの上面に、自動車の受電用接続器(受電コネクタ)に接続可能な給電用接続器(給電コネクタ)を含む給電装置を設置している。給電装置は、パレットの上面の幅方向端部に配置されているので、パレットに乗り込む自動車と干渉しない。
なお、特許文献2には、本発明の実施形態の一部に使用可能なプッシュロックオープン機構が開示されている。
特開2014−70472号公報 特許第4775070号公報
上述のようにパレットの上面に給電装置を配置すると、その分、パレットに乗り込み可能な自動車の幅が制限されてしまう。すなわち、給電装置を配置したスペースの横幅だけ、パレットに乗り込み可能な自動車の最大幅が減ってしまう。
そこで、本発明の目的は、給電装置をパレットに設けた場合に、パレットに乗り込み可能な自動車の幅が給電装置により制限されないようにすることにある。
上述の目的を達成するため、本発明によるパレットは、機械式駐車装置に設けられ、入庫位置と格納位置との間で移動させられ、該入庫位置にある時に自動車が乗り込み可能なパレットであって、
前記パレットの上面よりも下方に位置しており、自動車の受電用接続器に電気的に接続可能な給電用接続器を含む給電装置を備え、
前記パレットにおける上面の端部に、前記給電用接続器又は前記受電用接続器が通過可能な開口が形成されている。
本発明のパレットによると、給電装置はパレットの上面よりも下方に配置される。したがって、入庫位置において、自動車がパレットに乗り込む時に、給電装置は当該自動車の障害物にならない。よって、パレットに設けた給電装置によって、パレットに乗り込み可能な自動車の幅が給電装置により制限されない。
また、パレット上面よりも下方に配置された給電用接続器又は受電用接続器は、パレット上面の開口を通過可能であるので、給電用接続器と受電用接続器の一方が当該開口を通過するように当該一方を移動させて、両者を互いに接続させることができる。
本発明の実施形態によるパレットの平面図である。 図2は、図1のII−II矢視図である。 図2において蓋部材が開位置へ移動した状態を示す。 本発明の実施形態によるパレットを用いて自動車に給電する給電方法を示すフローチャートである。 蓋移動装置の他の構成例1を示す。 図5において蓋部材が開位置へ移動した状態を示す。 蓋移動装置の他の構成例2を示す。 図7において蓋部材が開位置へ移動した状態を示す。 図1のII−II矢視図であるが、本発明の変更例によるパレットを示す。 図9において蓋部材が開位置へ移動した状態を示す。 図10に対応する図であるが、別の構成例を示す。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
(パレットの構成)
図1は、本発明の実施形態によるパレット10の平面図である。パレット10は、機械式駐車装置に設けられ、入庫位置と格納位置との間で移動させられる。入庫位置は、機械式駐車装置へ入庫する自動車1が走行して進入可能な位置である。格納位置は、機械式駐車装置において、入庫した自動車1を出庫まで保管しておく位置である。なお、パレット10が設けられる機械式駐車装置は、例えばエレベータ式、水平循環式、二多段式などの駐車装置であってよいが、これらに限定されない。なお、機械式駐車装置の複数のパレットのうち一部又は全てが本実施形態によるパレット10であってよい。
パレット10が入庫位置にある時に、入庫する自動車1が当該パレット10に乗り込み可能である。自動車1が乗り込んだパレット10は、当該自動車1を積載したまま、機械式駐車装置の搬送機構により格納位置へ移動させられる。出庫時には、格納位置にあるパレット10は、出庫する自動車1を積載したまま、搬送機構により出庫位置へ移動させれる。出庫位置において、当該自動車1はパレット10から乗り出して出庫する。なお、出庫位置は、入庫位置であってもよい。すなわち、入庫位置は出庫位置を兼ねてもよい。また、入庫位置又は出庫位置と格納位置とは、異なる階に設定されていてよい。この場合、上記搬送機構は、例えば、入庫位置又は出庫位置の階と格納位置の階との間でパレット10を昇降させるリフトを含んでいてよい。
図2は、図1のII−II矢視図である。本実施形態によるパレット10は、給電装置3と蓋部材5と保持機構6とロック機構7と蓋移動装置8を備える。
給電装置3は、パレット10に乗り込んだ自動車1(例えば電気自動車1)に給電することにより当該自動車1の蓄電装置(例えばバッテリー)に充電するためのものである。給電装置3は、使用されない時には、パレット10の上面10aよりも下方に位置している。すなわち、給電装置3は、パレット10の下面10b側に配置されている。給電装置3は、パレット10に積載された自動車1に設けられた受電用接続器に接続可能な給電用接続器3aを含む。例えば、当該受電用接続器は受電コネクタであり、給電用接続器3aは給電コネクタであってよい。
なお、上記受電用接続器は、自動車1の車体に固定されていてもよいし、自動車1に搭載された受電ケーブルの先端部に設けられていてもよい。この場合、当該受電ケーブルの基端部は、自動車の車体に固定されていてよく、適宜の配線を通して自動車1における蓄電装置に電気的に接続されてよい。当該受電ケーブルは、使用しない時は、自動車1の車体内に収容されていてよい。
給電装置3は、先端部に給電用接続器3aが設けられている給電ケーブル3bを有していてよい。更に、給電装置3は、給電ケーブル3bが巻かれるドラム3cを有していてもよい。給電ケーブル3bは、ドラム3cから巻き出し可能になっている。巻き出された給電ケーブル3bは、再びドラム3cに例えば渦巻バネにより巻き取り可能になっていてよい。
給電装置3は、例えば給電ケーブル3bを通して、給電用接続器3aに電気的に接続される接触端子(図示せず)を有していてよい。この場合、パレット10が格納位置にある時に、当該接触端子が、駐車装置の静止側構造体に設けた給電端子に接触する。
パレット10における上面10aの端部には、給電装置3用の開口9が形成されている。給電用接続器3aは開口9を通過可能である。本実施形態では、開口9を通して、給電装置3は、パレット10の上面10aよりも下方の位置とパレット10の上面10aよりも上方の位置との間で移動可能である。鉛直方向から見た場合に、横方向(図1の左右方向)におけるパレット10の中央部であり且つ縦方向(図1の上下方向)におけるパレット10の中央部は、パレット10に積載される自動車1が占める領域であってよい。パレット10の上面10aにおいて、この領域から横方向又は縦方向に外れた領域が、開口9が形成される、上面10aの上記端部である。図1の例では、縦方向の当該端部のうち、横方向の中央に開口9が形成されている。
また、例えば、開口9の真下には、給電装置3と蓋移動装置8が配置されるので、給電装置3と蓋移動装置8が、パレット10の移動中に駐車装置における他の構造物と干渉しない位置に配置されるように開口9の位置が定められる。このような開口9の位置は、駐車装置の形式や具体的構造に応じて定められる。例えば、機械式駐車装置が、特開2016−204884に記載の水平循環式駐車装置である場合には、開口9の位置は、図1に示す位置であってよい。
蓋部材5は、開口9を閉じる閉位置と、開口9を開ける開位置との間で移動可能である。図2は、蓋部材5が閉位置にある状態を示す。図3は、図2において蓋部材5が開位置へ移動させられた状態を示す。蓋部材5は、閉位置と開位置との間で移動可能にパレット10の本体10Aに取り付けられおり、この移動により、本体10Aに形成された開口9を開閉する。本実施形態では、蓋部材5は、蓋移動装置8を介して本体10Aに取り付けられている。
保持機構6は、蓋部材5に設けられ、給電装置3を保持する。保持機構6は、給電用接続器3aを人が着脱可能に保持する接続器保持部6aを有していてよい。接続器保持部6aは、パレット10の移動による振動が発生しても給電用接続器3aを保持し続ける構成を有していればよい。例えば、接続器保持部6aは、給電用接続器3aの重量を支持する支持部分6a1と、給電用接続器3aが当該支持部分6a1から外れることを阻止する係止部分6a2とを有していてよい。この場合、人が給電用接続器3aのボタン3a1を押すことにより、給電用接続器3aのロック部分3a2が係止部分6a2から外れるロック解除位置(破線で示すロック部分3a2の位置)へ移動して給電用接続器3aが支持部分6a1に対して着脱可能になるように接続器保持部6aが構成されてよい。ボタン3a1を押すことを止めることにより、ロック部分3a2が係止部分6a2に係止される位置へ(例えば給電用接続器3aに設けたバネにより)戻ってよい。
ドラム3cが設けられる場合には、保持機構6は、更に、ドラム3cを回転可能に保持するドラム保持部6bを備える。ドラム3cが設けられない場合には、保持機構6は、給電ケーブル3bを保持するケーブル保持部(図示せず)を有していてよい。ケーブル保持部は、給電ケーブル3bを巻くことができ又は巻いた給電ケーブル3bを収容できるものであってよい。接続器保持部6a、ドラム保持部6b、及びケーブル保持部は、(図2では取付部材6cを介して)蓋部材5の下面に結合される。
ロック機構7は、閉位置から開位置側へ蓋部材5が移動することを不能にするロック状態と、閉位置から開位置側へ蓋部材5が移動することを可能にするロック解除状態との間で切り替えられる。
ロック機構7は、蓋部材5に取り付けられた蓋側機構部7aと、パレット10の本体10Aに設けられたパレット側機構部7bとを備えてよい。図2では、パレット側機構部7bは本体10Aに結合された構造部12に取り付けられている。このようなロック機構7は、例えば、特許文献1に記載されたプッシュロック・オープン機構であってよく、又は、タキゲン製造株式会社製の商品番号C−71の「ワンタッチプッシュキャッチ」であってよい。このようにロック機構7の構成は公知であるので、ロック機構7の構成の詳細な説明を省略し、本実施形態で用いる場合におけるロック機構7の機能を以下で説明する。
ロック機構7がロック解除状態にある時に、蓋部材5が、下向き外力により閉位置から下方へ押し下げられると、ロック機構7は、ロック状態に切り替わる。例えば、ロック機構7がロック解除状態にある時に、パレット側機構部7bに設けた弾性部材(例えばバネ)の弾性力に抗して、下向き外力(人が与える外力)により蓋部材5が閉位置から押し下げられると、蓋側機構部7aは、パレット側機構部7bの下側ラチェットに案内されて鉛直軸回りに回転する。これにより、蓋側機構部7aの当該回転方向の位置が、パレット側機構部7bの上側ラチェットに鉛直方向に係止される位置へ切り替わる。次いで、下向き外力を無くすと、蓋部材5は、上記弾性部材の弾性力により上側に押されて閉位置へ上昇し、当該弾性力により、蓋側機構部7aが上記の上側ラチェットに回転方向に案内されて所定量だけ回転して上側ラチェットに押し付けられて係止される。これにより、ロック機構7は、ロック状態に切り替わる。この時、蓋部材5は鉛直方向に関して閉位置にある。
同様に、蓋部材5が閉位置にあり、ロック機構7がロック状態にある時に、蓋部材5が、下向き外力により閉位置から下方へ押し下げられると、ロック機構7は、ロック解除状態に切り替わる。例えば、ロック機構7がロック状態にある時に、上記弾性部材の弾性力に抗して、下向き外力により蓋部材5が閉位置から押し下げられると、蓋側機構部7aは、上記の上側ラチェットから下方に離れて、上記の下側ラチェットに案内されて鉛直軸回りに回転し、当該回転方向の位置が上側ラチェットに鉛直方向に係止されない位置へ切り換わる。次いで、下向き外力を無くすと、蓋部材5は、上記弾性部材の弾性力により上側に押されて、上記の下側ラチェットから上方に離れて、更に上記の上側ラチェットに係止されずに、上記の上側ラチェットを上方に通過可能になる。これにより、ロック機構7は、ロック状態に切り替わる。なお、後述する蓋移動装置8の復元力が、上記弾性部材の弾性力の作用を果たしてもよい。この場合には、上記弾性部材を省略してもよい。
蓋移動装置8は、蓋部材5を閉位置から開位置へ移動させる。蓋移動装置8は、開位置から閉位置へ蓋部材5が移動させられることにより復元力を蓄積する。蓋部材5が閉位置にある時にロック機構7がロック状態からロック解除状態に切り替えられると、蓋移動装置8は、蓄積した復元力により、蓋部材5を開位置へ移動させる。すなわち、蓋移動装置8は、蓋部材5を開位置へ移動させると、上記復元力が解放されるが、その後、蓋移動装置8の復元力に抗して、蓋部材5を開位置から閉位置へ移動させると、蓋移動装置8に復元力が再び蓄積される。
蓋移動装置8は、パレット10の本体10A(図2では本体10Aに結合された構造部12)と蓋部材5とを連結している。蓋移動装置8は、図2の構成例では、伸縮動作する複数のシリンダ装置8a,8b,8cを含む。蓋部材5が閉位置にある時に各シリンダ装置8a,8b,8cが収縮している。これにより、各シリンダ装置8a,8b,8cのシリンダ室内の流体が圧縮されている。上記復元力として、圧縮された該流体の復元力、すなわち、当該流体が元の体積に戻ろうとする復元力がシリンダ装置8a,8b,8cに蓄積されている。この復元力は、蓋部材5を開位置側へ押しているが、ロック状態にあるロック機構7により受けられている。
蓋部材5が閉位置にある時に、ロック機構7がロック状態からロック解除状態に切り替えられると、蓋移動装置8は、図3のように、上記復元力により蓋部材5を開位置へ移動させる。その後、上記復元力に抗して、蓋部材5が開位置から閉位置へ移動させられて各シリンダ装置8a,8b,8cが図2のように収縮させられると、上記復元力が各シリンダ装置8a,8b,8cに再び蓄積される。このような各シリンダ装置8a,8b,8cは、例えば、密閉されたシリンダ室に上記流体として高圧ガス(例えば窒素ガス)が充填されたガスダンパーであってよい。
図2の例では、複数のシリンダ装置8a,8b,8cが、鉛直方向に伸縮する。この場合、複数のシリンダ装置8a,8b,8cは、収縮時において、同じ鉛直方向位置に配置されてよい。例えば、図2のように、収縮時の複数のシリンダ装置8a,8b,8cは、下端部が同じ鉛直方向位置にあり、上端部が同じ鉛直方向位置にあってよい。このような配置により、蓋部材5が閉位置にある時の蓋移動装置8の鉛直方向寸法を抑えつつ、伸長量を増やすことができる。
複数のシリンダ装置8a,8b,8cの連結構造について説明する。1番目のシリンダ装置8aの下端部が、連結部材8dを介して(図2では更に構造部12を介して)パレット10の本体10Aに結合さられている。シリンダ装置8a,8b,8cの数がnであり、mが、1以上であり(n−1)以下の任意の整数であるとして、m番目のシリンダ装置8a又は8bの上端部と、(m+1)番目のシリンダ装置8b又は8cの下端部とが連結部材8eにより連結されている。n番目のシリンダ装置8cの上端部は、蓋部材5の下面5bに結合されている。シリンダ装置の数mは、図2では3であるが、2であっても4以上であってもよい。
なお、蓋部材5が閉位置にある時における、給電装置3と保持機構6とロック機構7と蓋移動装置8の全体の鉛直方向寸法は、パレット10の移動中に蓋移動装置8および給電装置3が駐車装置の構造物と干渉しない値に設定される。一例では、給電装置3と保持機構6とロック機構7と蓋移動装置8は、パレット10の下面10bから鉛直下方に200mm程度ずれた下限位置と、下面10bとの間に収まるように配置される。
(給電方法)
図4は、上述したパレット10を用いて自動車1に給電する給電方法を示すフローチャートである。
ステップS1において、入庫する自動車1(例えば電気自動車1)が、自走して入庫位置にあるパレット10に乗り込みパレット10上で停車する。この時、当該パレット10の蓋部材5は閉位置にあり、ロック機構7はロック状態にある。
ステップS2において、ステップS1で停車した自動車1から人が降り、人が、当該自動車1が積載されているパレット10の上面10aの蓋部材5を押し下げる。この時、人は、例えば、足で蓋部材5を押し下げることができる。これにより、ロック機構7の状態がロック状態からロック解除状態へ切り替わる。
ステップS3では、ステップS2でロック機構7の状態がロック解除状態に替わったことにより、蓋部材5が、蓋移動装置8の復元力により開位置へ移動させられる。その結果、保持機構6(接続器保持部6a)に保持されている給電用接続器3aが、パレット10の上面10aよりも上方の空間に露出する。例えば、図3のように、給電用接続器3aが、パレット10の上面10aよりも上方へ移動してパレット10の上面10aよりも上方の空間に露出する。
ステップS4において、人は、接続器保持部6aから給電用接続器3aを取り外し、給電用接続器3aを、パレット10上の自動車1の受電用接続器に接続する。
ステップS5において、人は、入庫位置を含む入庫エリアから退出し、入庫エリアに人がいないことが確認されたら、搬送機構により、入庫位置のパレット10が格納位置へ移動させられる。パレット10が、このように格納位置に移動させられると、当該パレット10の上記接触端子が、駐車装置の静止側構造体に設けた給電端子に接触する。これにより、ステップS5において、静止構造体に設けた所定の電源からの電力が、上記給電端子、上記接触端子、給電ケーブル3b、給電用接続器3a、及び受電用接続器を通して自動車1の蓄電装置(バッテリー)に供給される。これにより、当該蓄電装置に充電がなされる。ステップS5での給電は、パレット10が上記格納位置に位置している期間において行われてよい。
なお、ステップS5の後、出庫時に上記パレット10が出庫位置へ移動して来ると、人は、上述と逆の手順で、給電用接続器3aを、自動車1の受電用接続器から取り外して接続器保持部6aへ戻し、次いで蓋部材5を開位置から閉位置を越えて押し下げることにより、ロック機構7をロック状態にする。これにより、ロック機構7は、蓋部材5を閉位置に拘束する。
(実施形態による効果)
上述した実施形態のパレット10によると、給電装置3はパレット10の上面10aよりも下方に配置される。したがって、入庫位置において、自動車1がパレット10に乗り込む時に、給電装置3は当該自動車1の障害物にならない。よって、パレット10に設けた給電装置3によって、パレット10に乗り込み可能な自動車1の幅が給電装置3により制限されない。
開口9を閉じる閉位置と、開口9を開ける開位置との間で移動可能な蓋部材5が設けられる。したがって、給電装置3を使用しない時には、パレット10上面10aに開口9を閉じることができ、給電装置3を使用する時には、開いた開口9を通して給電用接続器3aをパレット10の上面10a側へ移動させることができる。
ロック機構7は、蓋部材5が閉位置から開位置側へ移動することを不能にするロック状態と、閉位置から開位置側へ蓋部材5が移動することを可能にするロック解除状態との間で切り替えられる。したがって、パレット10の移動中の振動等により蓋部材5が閉位置から開位置側へ移動してしまうことを防止できる。
蓋部材5が閉位置にある時に、ロック機構7がロック状態からロック解除状態に切り替えられると、蓋移動装置8は、復元力により蓋部材5を開位置へ移動させる。したがって、人が、給電用接続器3aを使用する時にロック機構7の状態をロック解除状態に切り替えるだけで、蓋部材5は、蓋移動装置8の復元力により自動的に開位置へ移動する。
蓋部材5が、下向き外力により閉位置から下方へ押し下げられると、ロック機構7の状態がロック状態とロック解除状態との間で切り替わる。したがって、人は、蓋部材5を押し下げるだけで、ロック機構7の状態を切り替えることができる。
例えば、ロック機構7がロック状態にある時に、人が、閉位置の蓋部材5を足で押し下げることにより、ロック機構7の状態がロック解除状態となる。これにより、蓋部材5が蓋移動装置8の復元力により開位置へ移動する。また、ロック機構7がロック解除状態にある時に、人が、(例えばパレット10の上面10aから20〜30cm程度の高さにある)開位置の蓋部材5を閉位置よりも下方の位置まで足で押し下げることにより、ロック機構7の状態がロック解除状態となる。その結果、蓋部材5がロック機構7により閉位置に保持される。このように、人は、手を汚すことなく、ロック機構7をロック解除状態に切り替えて閉位置の蓋部材5を開位置へ移動させることができ、開位置の蓋部材5を閉位置へ移動させてロック機構7をロック状態に切り替えることができる。
また、給電用接続器3a等を含む給電装置3を保持する保持機構6が蓋部材5の下面5bに取り付けられているので、蓋部材5が開位置に位置する時に、給電用接続器3aは、パレット10の上面10aよりも上方において接続器保持部6aに保持された状態になる。したがって、人は、接続器保持部6aから給電用接続器3aを容易に取り出すことができる。
(他の構成例1)
図5は、図2に対応する図であるが、他の構成例1の場合の蓋移動装置8の構成を示す。他の構成例1の蓋移動装置8は、上述したシリンダ装置8a〜8cと連結部材8eの代わりに、2つのシリンダ装置18a,18bと、案内機構19とを有する。
各シリンダ装置18a,18bは、蓋部材5が閉位置にある時に収縮している。これにより、各シリンダ装置18a,18bのシリンダ室内の流体が圧縮されている。圧縮された該流体の復元力が、蓋移動装置8の上述した復元力として機能する。各シリンダ装置18a,18bは、例えば上述したガスダンパーであってよい。
一方のシリンダ装置18aの一端部は、蓋部材5の下面に取り付けた連結部21に軸C1回りに回転自在に連結されている。他方のシリンダ装置18bの一端部は、パレット10の本体10A側に設けた上述の連結部材8dに取り付けた連結部23に軸C2回りに回転自在に連結されている。一方のシリンダ装置18aの他端部と他方のシリンダ装置18bの他端部とは、軸C3回りに回転自在に連結されている。軸C1〜C3は、図5の紙面に直交する方向を向いている。
図6は、図5において、ロック機構7の状態がロック解除状態に切り替えられ、蓋部材5が、蓋移動装置8の上記復元力により開位置へ移動させられた状態を示す。案内機構19は、開位置と閉位置との間における蓋部材5の移動を案内する。
案内機構19は、図5と図6の例では、第1〜第4の案内機構部25〜28を有している。第1〜第4の案内機構部25〜28は、互いに内径が異なっており、内径が最も大きい案内機構部25を除く各案内機構部26,27,28は、内径が大きい側の案内機構部25,26,27内に配置されている。
内径が最も大きい第1の案内機構部25は、連結部材8dに取り付けられたシリンダである。次に内径が大きい第2の案内機構部26は、シリンダ25に対して上下に移動自在にシリンダ25の内部に設けられたピストン26aと、当該ピストン26aに結合されたシリンダ26bとを有する。次に内径が大きい第3の案内機構部27は、シリンダ26bに対して上下に移動自在にシリンダ26bの内部に設けられたピストン27aと、当該ピストン27aに結合されたシリンダ27bとを有する。内径が最も小さい第4の案内機構部28は、シリンダ27bに対して上下に移動自在にシリンダ27bの内部に設けられピストンである。当該ピストン28の上端部は蓋部材5の下面に結合されている。なお、各案内機構部25〜27には、そのシリンダ室と外部とを連通する孔が形成されていてよい。
上述した構成の案内機構19により、図5の閉位置と図6の開位置との間での蓋部材5の上下移動が案内される。なお、案内機構19は、図5の例に限定されず、他の構成を有していてもよい。
(他の構成例2)
図7は、図2に対応する図であるが、他の構成例2の場合の蓋移動装置8の構成を示す。他の構成例2の蓋移動装置8は、上述したシリンダ装置8a〜8cと連結部材8eの代わりに、1つのシリンダ装置18cを有する。シリンダ装置18cの一端部は、蓋部材5の下面5bに取り付けた連結部21に軸C11回りに回転自在に連結されている。シリンダ装置18cの他端部は、パレット10の本体10A側に設けた上述の連結部材8dに取り付けた連結部23に軸C12回りに回転自在に連結されている。なお、図7において、ロック機構7は、紙面と直交する方向において給電用接続器3aからずれた位置に配置されていてよい。
シリンダ装置18cは、蓋部材5が閉位置にある時に収縮している。これにより、シリンダ装置18cのシリンダ室内の流体が圧縮されている。圧縮された該流体の復元力が、蓋移動装置8の上述した復元力として機能する。シリンダ装置18cは、例えば上述したガスダンパーであってよい。
図8は、図7において、ロック機構7の状態がロック解除状態に切り替えられ、蓋部材5が、蓋移動装置8の上記復元力により開位置へ移動させられた状態を示す。図7に示す他の構成例2では、蓋部材5は、水平軸C13回りに、閉位置と開位置との間で回転することにより、図7の閉位置と図8の開位置との間で移動する。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、以下の変更例1〜5のいずれかを採用してもよいし、変更例1〜5の2つ以上を任意に組み合わせて採用してもよい。この場合、以下で説明しない点は上述と同じであってよい。
(変更例1)
蓋部材5を閉位置から開位置へ、蓄積された復元力により移動させる蓋移動装置8の構成は、上述の各図に記載した構成例に限定されず、他の構成を有していてよい。例えば、蓋移動装置8を構成するシリンダ装置の数や配置は、上述した各図に記載した構成例に限定されない。
また、開位置から閉位置へ蓋部材5が移動させられることにより蓋移動装置8が蓄積する上述の復元力は、上述ではシリンダ装置のシリンダ室内において圧縮された流体の復元力であったが、これに限定されない。例えば、蓋移動装置8は、シリンダ装置の代わりに、弾性エネルギー(弾性力)を上述の復元力として蓄積するバネを有していてよい。
(変更例2)
接続器保持部6aは、蓋部材5ではなくパレット10の本体10Aの構造部に取り付けられていてもよい。この場合、給電用接続器3aは、蓋部材5の位置に拘わらず、パレット10の上面10aよりも下方において接続器保持部6aに保持されている。また、この場合、給電用接続器3aは、開口9を通過可能である。すなわち、給電用接続器3aは、パレット10の上面10aよりも下方の位置とパレット10の上面10aよりも上方の位置との間で移動可能である。すなわち、蓋部材5が開位置にある時に、人が、開口9を通して、上面10aよりも下方の給電用接続器3aを接続器保持部6aから上面10aよりも上方へ取り出し可能であり、取り出した給電用接続器3aを上面10aよりも下方の接続器保持部6aに戻すことができる。
(変更例3)
蓋移動装置8を省略してもよい。この場合、人は、自身で蓋部材5を開位置と閉位置との間で移動させる。蓋部材5の上面5aには、取っ手が設けられていてよい。また、蓋部材5は、パレット10の本体10Aに設けた適宜の案内機構により閉位置と開位置との間の鉛直方向移動が案内されてもよいし、図7のように水平軸回りに閉位置と開位置との間で回転可能であってもよい。
あるいは、例えば変更例2の場合に、蓋部材5は、開口9に対して単に着脱可能であってもよい。すなわち、人は、蓋部材5を、開口9を閉じるように本体10Aに取り付け可能であり、このように本体10Aに取り付けた蓋部材5を本体10Aから取り外して開口9を開けることが可能である。
また、変更例3では、蓋移動装置8だけでなく、更にロック機構7を省略してもよい。
(変更例4)
ロック機構7は、上述したプッシュロック・オープン機構でなくてもよい。すなわち、人が、ロック機構7に設けた適宜の操作部(ボタン、又は水平面で回転する係止フックなど)を操作することにより、ロック機構7の状態が上述のロック状態とロック解除状態との間で切り替えられてよい。
(変更例5)
図9は、図1のII−II矢視図に相当するが、発明の変更例5による機械式駐車装置のパレット10を示す。図10は、図9において蓋部材5が開位置へ移動した状態を示す。
変更例5によると、給電装置3は、上述の給電ケーブル3b、ドラム3c、及び保持機構6を有さず、給電装置3の給電用接続器3aは、蓋部材5の下面5bに、直接又は他の部材を介して取り付けられる。例えば、給電用接続器3aは、給電コンセントであってよい。
一方、給電用接続器3aに接続可能な受電用接続器31は、自動車に搭載された受電ケーブル33の先端部に取り付けられていてよい。例えば、受電用接続器31は、給電コンセント3aの差し込み穴3a1に差し込み可能な受電プラグ31aを有していてよい。受電ケーブル33の基端部は、自動車の車体に固定されていてよく、適宜の配線を通して自動車における蓄電装置に電気的に接続されてよい。受電ケーブル33及び受電用接続器31は、使用しない時は、自動車の車体内に収容されていてよい。
本変更例5では、上述のステップS4において、人は、パレット10上の自動車に搭載された受電用接続器31を給電用接続器3aに接続する。例えば、受電ケーブル33を自動車の車体から取り出して、受電プラグ31aを差し込み穴3a1に差し込むことにより、受電用接続器31と給電用接続器3aとを電気的に接続する。
なお、給電装置3は、上述のように、図示しない配線を通して給電用接続器3aに電気的に接続されている接触端子(図示せず)を有していてよい。この場合、上述のように、パレット10が格納位置にある時に、当該接触端子が、駐車装置の静止側構造体に設けた給電端子に接触する。これにより、静止構造体に設けた所定の電源からの電力が、上記給電端子、上記接触端子、給電用接続器3a、給電用接続器3aに接続された受電用接続器31、及び受電ケーブル33を通して自動車の蓄電装置(バッテリー)に供給される。これにより、当該蓄電装置に充電がなされる。
図11は、図10に対応する別の構成例を示す。本変更例5において、図11のように、給電用接続器3aは、蓋部材5に取り付けられず、パレット10の上面10a又は下面10bよりも下方に位置するようにパレット10の本体10Aに(例えば図11のような適宜の部材35を介して)取り付けられていてもよい。蓋部材5が開位置にある状態で、給電用接続器3aは、上面10aよりも上方の空間に露出する。この場合、受電用接続器31は開口9を通過可能である。すなわち、蓋部材5が図11のように開位置にある状態で、人の手で、受電用接続器31が開口9を通過して給電用接続器3aに接続されるように受電用接続器31を移動することができる。図11のような構成の場合において、他の点は、図9と図10に基づいて説明した上記内容と同じであってよい。
1 自動車、3 給電装置、3a 給電用接続器(給電コネクタ、給電コンセント)、3a1 差し込み穴、3b 給電ケーブル、3c ドラム、5 蓋部材、5a 蓋部材の上面、5b 蓋部材の下面、6 保持機構、6a 接続器保持部、6b ドラム保持部、7 ロック機構、7a 蓋側機構部、7b パレット側機構部、8 蓋移動装置、8a,8b,8c シリンダ装置、8d,8e 連結部材、9 開口、10 パレット、10A パレットの本体、10a パレットの上面、10b パレットの下面、18a,18b,18c シリンダ装置、19 案内機構、21,23 連結部、25〜28 案内機構部、31 受電用接続器、31a プラグ、33 受電ケーブル

Claims (8)

  1. 機械式駐車装置に設けられ、入庫位置と格納位置との間で移動させられ、該入庫位置にある時に自動車が乗り込み可能なパレットであって、
    前記パレットの上面よりも下方に位置しており、自動車の受電用接続器に電気的に接続可能な給電用接続器を含む給電装置を備え、
    前記パレットにおける上面の端部に、前記給電用接続器又は前記受電用接続器が通過可能な開口が形成されている、機械式駐車装置のパレット。
  2. 前記開口を閉じる閉位置と、前記開口を開ける開位置との間で移動可能な蓋部材を備える、請求項1に記載の機械式駐車装置のパレット。
  3. 前記閉位置から前記開位置側へ前記蓋部材が移動することを不能にするロック状態と、前記閉位置から前記開位置側へ前記蓋部材が移動することを可能にするロック解除状態との間で切り替えられるロック機構を備える、請求項2に記載の機械式駐車装置のパレット。
  4. 前記蓋部材を前記開位置へ移動させる蓋移動装置を備え、
    前記蓋移動装置は、前記開位置から前記閉位置へ前記蓋部材が移動させられることにより復元力を蓄積し、
    前記蓋部材が前記閉位置にある時に前記ロック機構が前記ロック状態から前記ロック解除状態に切り替えられると、前記蓋移動装置は、前記復元力により、前記蓋部材を前記開位置へ移動させる、請求項3に記載の機械式駐車装置のパレット。
  5. 前記蓋移動装置は、前記蓋部材と前記パレットの本体側の構造部とを連結しており、
    前記蓋移動装置は、伸縮動作するシリンダ装置を含み、
    前記蓋部材が閉位置にある時に前記シリンダ装置が収縮していることで該シリンダ装置のシリンダ室内の流体が圧縮されており、圧縮された該流体の復元力により前記蓋部材を前記開位置側へ押しており、
    前記蓋部材が前記閉位置にある時に、前記ロック機構が前記ロック状態から前記ロック解除状態に切り替えられると、前記蓋移動装置は、前記復元力により前記蓋部材を前記開位置へ移動させる、請求項4に記載の機械式駐車装置のパレット。
  6. 前記ロック機構が前記ロック状態又は前記ロック解除状態にある時に、前記蓋部材が、下向き外力により前記閉位置から下方へ押し下げられると、前記ロック機構は、前記ロック解除状態又は前記ロック状態に切り替わる、請求項3〜5のいずれか一項に記載の機械式駐車装置のパレット。
  7. 前記蓋部材に設けられ、前記給電装置を保持する保持機構を備え、
    該保持機構は、前記給電装置が前記蓋部材の下面側に位置するように前記給電装置を保持する、請求項2〜6のいずれか一項に記載の機械式駐車装置のパレット。
  8. 前記給電装置は、前記給電用接続器が先端部に設けられた給電ケーブルを有し、又は、
    前記受電用接続器は、自動車に設けられた受電ケーブルの先端部に設けられている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の機械式駐車装置のパレット。
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