JP2021045098A - 灌水チューブ封止治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的容易に灌水チューブの封止位置を調節可能な灌水チューブ封止治具を提供することを課題とする。【解決手段】回転することによって灌水チューブを巻き付け及び送り出し可能な巻付部と、前記巻付部の回転を禁止可能なロック部とを備えている、灌水チューブ封止治具。【選択図】図2

Description

本発明は、灌水チューブ封止治具に関する。
従来、農作物等に灌水する手段として、灌水チューブが用いられている。灌水チューブは、通常、樹脂シートにより環状に形成されることによって内部に通水可能なチューブ本体を備え、チューブ本体は、内部の水を外部に噴出させる複数の散水孔が表面に形成されている。また、灌水チューブは、通水された状態では水圧によりチューブ本体が円筒状になり、通水されていない自然状態ではチューブ本体が平坦な状態となるような可撓性を有している。
また、灌水チューブは、通常、一端部に給水配管が接続され、他端部には水の排出を封止するための封止治具が取り付けられて使用される(特許文献1参照)。
封止治具としては、従来、図5a及び図5bに示されるような灌水チューブ封止治具5が使用されている。
灌水チューブ封止治具5は、灌水チューブTを挿通可能な開口52とゴム紐54を挿通可能な開口56とが形成された板状体50を備え、
板状体50は、開口52を挿通不可能な大きさに形成された棒状体58を有しており、
棒状体58は、開口52を覆う状態と開口52を覆わない状態とをとり得るように構成されている。
灌水チューブ封止治具5により灌水チューブTを封止する方法としては、まず、棒状体58が開口52を覆わない状態として灌水チューブTを一端から開口52に挿通させる。次に、灌水チューブTを折り返すようにして該一端を開口52に再度挿通させるとともに灌水チューブTの折り返された部分の内側に棒状体58を配する。この状態で、開口56に挿通されたゴム紐54を用いるなどして、灌水チューブTを長手方向に引っ張る。これによって、灌水チューブTにより棒状体58が開口52に向かって押圧されることとなり、棒状体58が開口52を覆う状態に保持され、灌水チューブTが、棒状体58と開口52の開口縁との間に挟まれるようにして封止される。
特開2018−31号公報
灌水チューブは、通常、樹脂シートにより作製されているため、使用環境における温度変化の影響などによって伸縮し得る。使用時に灌水チューブが伸縮してしまうと、通水されている部分(通水部分)にうねりやたるみが生じ得るため、灌水の位置が変化し、灌水の効率に影響を与える可能性がある。従って、灌水チューブの通水部分におけるうねりやたるみを解消させるために、灌水チューブの封止位置を調節する必要が生じる場合がある。
しかしながら、先行技術に係る灌水チューブ封止治具5は、灌水チューブTの封止位置を調節するのに手間がかかるという問題点を有している。具体的には、灌水チューブTの封止位置を調節するためには、折り返されて開口52に挿通された端部を一旦開口52から抜き、灌水チューブTの開口52を挿通している部分の長さを調節する必要があり、その操作が煩雑である。また、調節の際、灌水チューブTが通水された状態では、灌水チューブTの先端部から水が漏出するおそれもある。このため、灌水チューブTの封止位置を調節するには、灌水チューブTから水を抜き、灌水チューブTを平坦な自然状態に戻す必要がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、比較的容易に灌水チューブの封止位置を調節可能な灌水チューブ封止治具を提供することを課題とする。
本発明に係るは、灌水チューブ封止治具は、
回転することによって灌水チューブを巻き付け及び送り出し可能な巻付部と、前記巻付部の回転を禁止可能なロック部とを備えている。
斯かる構成によれば、巻付部が回転することにより灌水チューブを巻き付け且つ送り出し可能となっているため、巻付部を回転させることにより、比較的容易に灌水チューブの巻付量を調節することが可能となる。また、灌水チューブが通水された状態であっても、灌水チューブが巻付部に巻き付けられたまま巻付量を調節することが可能であるため、灌水チューブの先端部から水が漏出するおそれも少ないものとなる。さらに、ロック部が、巻付部の回転を禁止するため、調節された巻付量を保持することができ、比較的容易に灌水チューブの封止位置を調節することができる。
また、本発明に係る灌水チューブ封止治具は、
前記ロック部が、前記巻付部に接続されていることによって前記巻付部とともに回転可能であり、且つ、前記灌水チューブに係止されて回転が禁止され、それに伴い前記巻付部の回転も禁止されるロック状態と、前記灌水チューブに係止されずに回転可能な非ロック状態とをとり得るようにされていてもよい。
斯かる構成によれば、ロック状態では、巻付部が回転しようとすると、ともに回転しようとするロック部が灌水チューブによって係止されるため、巻付部の回転も禁止され、これによって、灌水チューブが巻付部に巻き付いた状態が維持され得る。また、非ロック状態では、ロック部が灌水チューブによって係止されないため、巻付部も回転可能となり、巻付部が灌水チューブを巻き付け且つ送り出し可能な状態となる。従って、さらに容易に灌水チューブの封止位置を調節することが可能となり得る。
以上の通り、本発明によれば、比較的容易に灌水チューブの封止位置を調節可能な灌水チューブ封止治具が提供され得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る灌水チューブ封止治具の斜視図である。 図2は、本実施形態に係る灌水チューブ封止治具によって灌水チューブを封止した状態を示す図である。 図3は、図2の状態を、灌水チューブの一表面側から見たときの図である。 図4は、図2の状態における巻付部の拡大図である。 図5aは、従来技術に係る灌水チューブ封止治具の斜視図である。 図5bは、従来技術に係る灌水チューブ封止治具によって灌水チューブを封止した状態を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明する。
まず、本実施形態に係る灌水チューブ封止治具1により通水が封止される灌水チューブTについて説明する。図2及び図3に示されるように、灌水チューブTは、2つの長片状の樹脂シートの長手方向に沿う両側端部同士がヒートシールにより接着された接着部t1と、非接着により内部に通水可能な非接着部t2とを備えており、非接着部t2は、内部の水を外部に噴出させる複数の散水孔t3が表面に形成されている。また、灌水チューブTは、通水された状態では、水圧によって非接着部t2が円筒状に膨らみ、通水されていない自然状態では、非接着部t2が平坦な状態となるような可撓性を有している。灌水チューブTは、このような可撓性を有していることから、容易に軸部材などに巻き付け可能である。自然状態の灌水チューブTは、通常、15〜200mmの幅、0.1〜3.0mmの厚みを有している。本実施形態では、灌水チューブTは、長さ方向が水平方向に沿うように設置されているものとする。
なお、灌水チューブTは、上記のような形態に限定されず、例えば、樹脂を押出加工によって円筒状に成形した灌水チューブであって押圧などによって平坦な状態に変形可能な灌水チューブであってもよく、この場合、シール部が形成されていなくてもよく、又は、平坦な状態における両側端部の一部に一定間隔をあけてシール部が形成されていてもよい。
次に、本実施形態に係る灌水チューブ封止治具1について説明する。図1〜図3に示されるように、本実施形態に係る灌水チューブ封止治具1は、回転することによって灌水チューブTを巻き付け及び送り出し可能な巻付部10と、巻付部10の回転を禁止可能にするロック部20とを備えている。
巻付部10は、灌水チューブTを巻き付けるための巻き付け軸として機能する。また、巻付部10は、灌水チューブTを挿通可能なスリット11を有している。巻付部10は、スリット11に灌水チューブTを挿通させた状態で、巻き付け軸を回転軸として回転することによって、灌水チューブTを巻き付けるように構成されている。また、巻付部10は、灌水チューブTが巻き付けられた状態で、巻き付け方向とは反対の方向に回転することによって、灌水チューブTを送り出すように構成されている。
本実施形態では、巻付部10は、農業用ハウスの支柱などに取り付けるための取付部材40を有している。具体的には、取付部材40は、巻付部10に巻き付けられる帯状の帯部41と、帯部41の一端部42に形成された係止部43とを有している。取付部材40は、帯部41の別の端部44が巻付部10に固定されており、巻付部10が回転すると、帯部41が巻付部10に巻き付けられるように構成されている。
帯部41は、灌水チューブTとの締め付け合いをより強くするという観点から、灌水チューブTとの間の摩擦係数を高め得る材料により作製されていることが好ましい。また、帯部41は、灌水チューブTの張りを調節し得る伸縮性を有する材料により作製されていることが好ましい。このような材料としては、ゴム材料が好ましい。帯部41は、自然状態における灌水チューブTの非接着部t2の幅に対応する幅を有し且つ厚みが1〜10mmとなるように形成されている。
本実施形態では、係止部43は、農業用ハウスなどの支柱Cなどに係止させることを可能とするために、フック状に形成されている。
巻付部10は、上記のような大きさ及び形状の灌水チューブT及び帯部41を巻き付け可能とするような長さを有している。具体的には、巻付部10の長さは、灌水チューブT及び帯部41の幅よりも長く設定されている。また、巻付部10は、灌水チューブT及び帯部41の巻き付いたときの形状が略楕円形状となるような幅を有している。巻付部10の厚みは、灌水チューブT及び帯部41を巻き付けやすくするという観点から、通常5〜200mm、好ましくは10〜50mmに設定されている。
本実施形態のスリット11は、隣り合うように形成された2つのスリット111及びスリット112から構成されている。
スリット111は、灌水チューブTを挿通可能に形成されている。
スリット112は、帯部41を挿通可能に形成されている。また、帯部41は、スリット112に一端部44を挿通させた状態で、巻付部10に結着されている。
スリット11は、巻付部10の一端部を開放するように形成されている。言い換えれば、巻付部10が、W字状となるように形成されている。これによって、スリット11は、灌水チューブTの側端部における任意の位置からの挿通を可能としている。また、巻付部10は、該一端部においてスリット11の幅を縮小するように形成されており、これによって、スリット11に挿通された灌水チューブTの側端部からの抜け落ちを抑制する。
ロック部20は、巻付部10に一体的に接続されている。具体的には、ロック部20は、巻付部10の両端部から巻付部10の軸方向に直交するように且つ互いに並行するように延びている対をなす巻ずれ防止部21と、基端部221が一方の巻ずれ防止部21aに回転可能に支持され、先端部222が他方の巻ずれ防止部21bの先端部に係脱可能に接続された棒状のロック部本体22とを有している。このように、ロック部20は、巻付部10に接続されているため、巻付部10の回転とともに回転するようになっている。
ロック部20は、灌水チューブTに係止されて回転が禁止され、それに伴い巻付部10の回転も禁止されるロック状態と、灌水チューブTに係止されずに回転可能な非ロック状態とをとり得る。より具体的には、ロック部20は、ロック部本体22が巻付部10に対向するように配され且つ先端部222が巻付け防止部21bに係合したロック状態と、先端部222が巻付け防止部21bから外れ且つロック部本体22が巻付部10に対向しないように配された非ロック状態とをとり得るように構成されている。ロック状態では、ロック部本体22が巻付部10に対向するように配されるため、巻付部10が回転することによって灌水チューブTを巻き付けようとすると、灌水チューブTにロック部本体22が係止され、これによって、巻付部10の回転が禁止される。また、非ロック状態では、ロック部本体22が巻付部10に対向しないように配されるため、ロック部本体22が灌水チューブTに係止されずに、灌水チューブTの両脇を通過可能となり、これに伴って、巻付部10の回転も可能となる。
ロック部20の基端部221を支持している一方の巻ずれ防止部21aは、先端部が分岐することによって形成された円形状の対をなす支持用分岐部211を有している。各支持用分岐部211は、それぞれの間にロック部本体22の基端部221を配し得るように形成されている。
各支持用分岐部211は、中心部に貫通孔212が形成されており、それぞれの貫通孔212は、互いに対向するように形成されている。また、これに対応するように、ロック部20の基端部221は円形状に形成されており、且つ、中心部に支持用分岐部211の貫通孔212と同形状の貫通孔が形成されている。各支持用分岐部211及びロック部20の基端部221に形成された貫通孔にリベット30が挿通されていることによって、ロック部20は、基端部221において巻ずれ防止部21aと係合している。また、ロック部20は、リベット30を回転軸にして回転可能となるように、リベット留めの圧力が調節されている。さらに、ロック部20は、図2に示される状態から180°回転させた状態にされると、使用者の灌水チューブTの巻き付け又は送り出しを容易にし得る把持部として機能する。言い換えれば、ロック部20は、巻ずれ防止部21aを介して、巻付部10の延びる方向とは反対側の方向に延びるように配されたハンドルのような状態をとり得る。これによって、使用者が、ロック部20(特にロック部本体22)を把持しながら、ロック部20を巻付部10の回転方向に沿う方向に回転させるとともに、巻付部10を回転させることが可能となる。また、ロック部20は、巻ずれ防止部21aの長さ分だけ巻付部10の回転軸から離れて配されているため、比較的小さい力であっても回転可能となる。
ロック部20の先端部222と係合している別の巻ずれ防止部21bは、先端部が分岐することによって形成された矩形状の対をなす係合用分岐部212を有している。各係合用分岐部212は、それぞれの間にロック部20の先端部222を配し得るように形成されている。また、各係合用分岐部212は、ロック部20の先端部222がそれぞれの間を通過可能となるような隙間を形成している。
本実施形態では、上記のような構成により、ロック部20は、先端部222が各係合用分岐部212の間に配されることによってロック部本体22が巻付部10に対向するように配されたロック状態と、リベット30を回転軸にして回転することによって先端部222が各係合用分岐部212の間から離反し且つロック部本体22が巻付部10に対向するように配されていない非ロック状態とをとり得るようになっている。
各係合用分岐部212は、先端部が内側に湾曲するように形成されたフック部213を有している。また、ロック部20は、先端部222がフック部213に係合し得るように形成された係合端部たる凹部23を有している。ここで、図2及び図4に示されるように、巻付部10が灌水チューブTを巻き付けた状態で、ロック部20がロック状態にされると、灌水チューブTがロック部本体22に当接することによって、ロック部20の先端部222が、係合用分岐部212の内側表面に当接した状態となる。この状態で、ロック部20がリベット30を回転軸として回転しようとすると、フック部213と凹部23とが係合することとなるため、ロック状態におけるロック部20の非ロック状態への意図しない回転が抑制され得る。
各巻ずれ防止部21は、巻付部10に巻き付けられた灌水チューブT及び取付部材40の帯部41をそれぞれの間に配し得る間隔を空けて配されている。また、各巻ずれ防止部21は、巻付部10に灌水チューブT及び帯部41を1〜20回転分巻き付け可能な長さを有している。
本実施形態では、巻付部10、ロック部20、巻きずれ防止部21及び係止部43は、金属材料により形成されている。なお、巻付部10、ロック部20、巻きずれ防止部21及び係止部43を形成する材料は、金属材料に限定されず、例えば、樹脂材料によって形成されてもよい。
次に、本実施形態に係る灌水チューブ封止治具1の使用例について説明する。
図2及び図3に示すように、ロック部20を非ロック状態とし、灌水チューブTの一端部をスリット111に挿通させる。このとき、巻付部10を1回以上回転させることによって、灌水チューブTと、取付部材40の帯部41とを重なるように配することが好ましい。また、図2に示す状態からロック部20を180°回転させた状態とすると、ロック部20を、灌水チューブTの巻き付け又は送り出しを容易にし得る把持部として機能させることができる。より具体的には、上記のような状態であれば、使用者は、ロック部20をハンドルのようにして、ロック部20のロック部本体22を把持しながら、ロック部20を巻付部10の回転方向に沿う方向に回転させるとともに、巻付部10を回転させることによって、灌水チューブTを巻付部10に巻き付け又は送り出すことができる。また、このようにして巻付部10を回転させる場合、巻ずれ防止部21aの長さ分だけ離れた位置から巻付部10を回転させる力を加えることができるため、比較的小さい力であっても容易に巻付部10を回転させることができる。
次に、巻付部10を回転させる。これによって、図4に示すように、灌水チューブTと帯部41とが、互いに重なり合うようにして巻付部10に巻き付けられる。また、灌水チューブTと帯部41とが互いに締め付け合うような状態となるため、灌水チューブTの通水がより確実に封止され得る。
そして、図4に示すように、巻き付けられた状態の灌水チューブT及び帯部41それぞれを逆向きに引っ張り、互いに締め付け合うような状態とする。このとき、取付部材40の係止部43を支柱Cに引っ掛けることにより、灌水チューブT及び帯部41が引っ張られた状態を維持してもよい。
次に、図4に示すように、灌水チューブTを一側端縁から見て、灌水チューブTの巻き付けられていない部分と各巻ずれ防止部21とが交差した状態とし、ロック部20をロック状態とする。これによって、ロック部20におけるロック部本体22が、灌水チューブTの巻き付けが解除される方向に対向する方向から灌水チューブTに当接するため、灌水チューブTが巻付部10に巻き付いた状態が維持され得る。また、灌水チューブTは、巻付部10に巻き付いている部分において通水が封止され得る。
灌水チューブTの封止位置を調節する場合、ロック部20を非ロック状態とし、巻付部10を回転させることによって、灌水チューブT及び取付部材40の帯部41を巻付部10にさらに巻き付け又は巻付部10から灌水チューブT及び帯部41を送り出す。これによって、容易に灌水チューブTの巻付量が調節される。また、灌水チューブTが通水された状態であっても、灌水チューブTが巻付部10に巻き付けられたまま巻付量を調節することが可能であるため、灌水チューブTの先端部から水が漏出するおそれが少ないものとなる。さらに、ロック部20が、巻付部10の回転を禁止するため、調節された巻付量を保持することができる。
上記のように、本実施形態に係る灌水チューブ封止治具1によれば、比較的容易に灌水チューブTの封止位置を調節可能であり、灌水チューブTが通水された状態であっても、灌水チューブTの封止位置を調節可能である。
なお、本発明に係る灌水チューブ封止治具は、上記実施形態の構成に限定されるものではない。また、本発明に係る灌水チューブ封止治具は、上記した作用効果により限定されるものでもない。本発明に係る灌水チューブ封止治具は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、帯部41がゴム材料により作製された態様を示したが、帯部41は、端部44を含む巻付部10に巻き付けられる部分が、灌水チューブTとの間の摩擦係数を高め得る材料により作製され、且つ、端部42を含む他の部分が、灌水チューブTの張りを調節し得るバネ部材により作製されていてもよい。また、この場合、帯部41における端部44を含む巻付部10に巻き付けられる部分は、伸縮性を有していなくてもよい。
或いは、帯部41が支柱Cに設けられた滑車に架け渡されることによって、帯部41の端部42を含む一部が垂直方向に沿うように配され、且つ、帯部41の端部42が、灌水チューブTの張りを調節するための重しを引っ掛け可能に構成されてもよい。
また、上記実施形態では、隣り合う2つのスリット11が形成された態様を示したが、スリット11は、灌水チューブT及び取付部材40の帯部41を挿通可能な大きさに形成された1つのスリット11であってもよい。
また、上記実施形態では、スリット11は、巻付部10の一端部を開放するように形成されているが、スリット11は、巻付部10の一端部を閉塞するように形成されていてもよく、言い換えれば、スリット11は、巻付部10の両端部を閉塞するように形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、ロック部本体22がリベット30を回転軸として回転可能に係合した形態を示したが、ロック部本体22は、巻付部10から取り外し可能に構成されてもよい。
1:灌水チューブ封止治具、
10:巻付部、11:スリット、
20:ロック部、
21:巻ずれ防止部、211:支持用分岐部、212:係合用分岐部、213:フック部、
22:ロック部本体、221:基端部、222:先端部、23:凹部、
30:リベット、
40:取付部材、41:帯部、42:端部、43:係止部、44:端部、
T:灌水チューブ、t1:接着部、t2:非接着部、t3:散水孔、
C:支柱

Claims (2)

  1. 回転することによって灌水チューブを巻き付け及び送り出し可能な巻付部と、前記巻付部の回転を禁止可能なロック部とを備えている、灌水チューブ封止治具。
  2. 前記ロック部は、前記巻付部に接続されていることによって前記巻付部とともに回転可能であり、且つ、前記灌水チューブに係止されて回転が禁止され、それに伴い前記巻付部の回転も禁止されるロック状態と、前記灌水チューブに係止されずに回転可能な非ロック状態とをとり得る、請求項1に記載の灌水チューブ封止治具。
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