JP2018058363A - 本の角保護具 - Google Patents
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Abstract
【課題】本立てに本をさすか、またはかばんに入れて持ち運ぶ時本の角が損傷されることを防止するために本に設置して使用する本の角保護具を提供する。
【解決手段】その構成は、撓いながら本1の三面を囲むように可撓性素材でなされている帯形態のバンド(band)10と、バンド10が本1の角部分の一側面を囲んだ状態で固定されるようにするバンド固定手段と、バンド10の上端または下端にバンド10と直角をなすように設置されるものとして、バンド10が本1の角部分側面を囲んだ状態で本1の角部分底面を差すようにする支え板20と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図5
【解決手段】その構成は、撓いながら本1の三面を囲むように可撓性素材でなされている帯形態のバンド(band)10と、バンド10が本1の角部分の一側面を囲んだ状態で固定されるようにするバンド固定手段と、バンド10の上端または下端にバンド10と直角をなすように設置されるものとして、バンド10が本1の角部分側面を囲んだ状態で本1の角部分底面を差すようにする支え板20と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図5
Description
本発明は、本の角保護具に関するものであり、より詳細には、本立てに本をさすか、またはかばんに入れて持ち運ぶ時に本の角が損傷されることを防止するために本に設置して使用する本の角保護具に関するものである。
本は角部分が容易に擦れるようになっている。本立てにさす過程で角部分が一番多くぶつかって、かばんに入れて持ち運ぶ時にかばんと頻繁な摩擦を起こす部分も角になるためである。
教科書のような使用頻度の高い本は、その角部分がさらに容易に擦れるようになる。以前は本を カレンダーのような厚い紙で包んでテープで固定することで、本が損傷されることを防止したが、物資が豊かな近来にはこのような風景を見ることは稀である。紙の品質が良くなって本全体を紙で囲んで保護する必要まではないかも知れない。しかし、頻繁な使用によって本の角部分が損傷されることは避け難い。本の角に接着テープを付けて角を保護する方法も使われるが新本に接着テープを付けやすくはなく、美観的にも望ましくない。
従来の大韓民国特許出願第10−2012−0092082号のように本の角に設置する保護具が提案されたことがあるが、これは本の尖ったような角に乳児がけがをすることを防止するためのものであり、本自体を保護するためのものではなく、本発明の趣旨と異なる。
本発明の目的は、使用頻度が高い本を本立てにさすか、または、抜き取る過程で、ひいてはその本をかばんに入れて持ち運ぶ時にかばんに擦れて本の角が損傷されることを防止するための本の角保護具を提供することにある。より具体的には、簡便に使用することができ、本の美観を損傷させず、しおりのように安い費用でどこででも容易に求めて使用することができる簡易な構成の本の角保護具を提供することに本発明の目的がある。
上のような目的は、撓いながら本の三面を囲むことができるように可撓性素材でなされている帯形態のバンド(band)と、前記バンドが前記本の角部分の一側面を囲んだ状態で固定されるようにするバンド固定手段と、前記バンドの上端または下端に前記バンドと直角をなすように設置されるものとして、前記バンドが本の角部分側面を囲んだ状態で前記本の角部分底面を差すようにする支え板と、を含むことを特徴とする本の角保護具によって達成される。
前記バンド固定手段は、一端は前記バンドの左側に連結され、他端は前記バンドの右側に連結されるゴム紐であることができる。
本発明の他の特徴によれば、前記支え板は前記バンドと一体で形成されるが、短い長さの単位支え板が前記バンドの長さ方向に沿って連続設置されて構成されることで、前記バンドが湾曲された時に前記単位支え板がお互いに重なることで前記支え板が前記バンドに対して直角をなすようになっている。
本発明のまた他の特徴によれば、しおり手段をさらに含むものとして、前記しおり手段は、前記バンドの中間にその長さ方向に沿って長く穴あけされるスロットと、前記スロットに挟まれて前記スロットに沿って移動されながら本の紙面の間に介されるものとして前記スロットに挟まれるように括れているネック部位(neck portion)を有するしおりと、を含むことができる。
上のような構成によれば、本を本立てにさすか、または抜き取る過程及び本をかばんに入れて持ち運ぶ時、かばんに擦れて本の角が損傷されることを防止することができる本の角保護具が提供される。本発明の本の角保護具は構成が単純で大きい費用が必要とならなくて簡便に使用することができるし、本の美観を損傷させない長所を有する。
以下、明細書に添付された図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。先ず、図1−5を参照して本発明の第1実施例を説明する。
本発明の本の角保護具はバンド(band)10、バンド固定手段及び支え板20を含む。
帯形態でなされたバンド10は、撓いながら本1の三面、すなわち前後表面2及び内紙3を囲むように可撓性素材でなされている。バンド(band)10は、厚さ0.5〜1.0mm程度の薄い合成樹脂素材でなされている。例えば、PEが適当であるが、これに限定されるものではなくて、皮、紙類または織物などの素材が使われることもできる。バンド10は横で長たらしい帯形態として、たとえは、横が100〜150mm、縦が10〜30mmになることができる。
バンド固定手段はバンド10が本の角部位4の一側面を囲んだ状態で固定されるようにするものである。バンド固定手段は、一端はバンド10の左側に連結され、他端はバンド10の右側に連結されるゴム紐30、すなわち、弾性紐部材になることができる。それで、図5に示されたようにバンドが本の角の一側面に支持された状態でゴム紐30をぴんと引っ張って本の下端部反対側にかけておくことでバンド10が本の角の下端部側面を囲んだ状態で固定されるものである。バンドの縁11は表面2に接するようになって、バンドの中間部分12は本内紙3と向い合うようになるであろう。
ゴム紐とバンドの連結方法は、多様に案出されることができる。基本的にバンドの両側縁にゴム紐をかけるための掛け孔13が設けられることができる。延いては、図6に示されたように使用者が必要な時に挟むか、または抜き取るようにする連結方式が採用されることもできる。図6に示されたところによれば、ゴム紐30端にリング形状の掛けがね31が形成され、バンド10の縁11にはスリット14を通じて外部でゴム紐30を挟んでかけることができるようになされた掛け孔13が穴あけで形成されることができる。
一方、バンド10は本の角部位4の側面のみを保護するだけである。それで、本の角部位の底面を保護する必要があり、このために支え板20が提供される。
支え板20はバンド10の上端または下端にバンド10と直角をなすように設置されるものとして、バンド10が本の角部分4の側面を囲んだ状態で本の角部位4底面を差すようにするものである。
本発明の実施例によれば、支え板20はバンド10と一体で形成されるが、短い長さの単位支え板21、22、23がバンド30の長さ方向に沿って連続設置されて構成される。支え板20は図1、2、3に示されたところのようにバンド10といつも直角をなすように成形されたものであることがあるが、その状態になるように易しく折ることができる方式で提供されることもできる。すなわち、普段にはバンド10と同一平面をなすように開かれた状態でいながら、必要な時に図3の矢印で表示されたもののように折って使用できるようにすることもできるものである。
支え板20が一つの胴体でなされていたら、湾曲されたバンド10と直角をなすことができないので、支え板20は連続設置された単位支え板21、22、23で構成されるものである。単位支え板21、22、23の幅と個数は必要によって決まることができる。図示されたところによれば、3個の単位支え板21、22、23で構成される。
バンド10が湾曲された時に単位支え板21、22、23がお互いに重なるようになる。バンド10の湾曲程度によって重なる部位が広くなるようになるであろう。このようにバンド10と支え板20が本の角部位を囲んで保護することができるようになるものである。本1の厚さによってバンドの湾曲位が変わるはずであるので、一般的な本には本発明の保護具がすべて適用されることができる。
使用者は持ち運ぶ本何冊にそれぞれ本発明の保護具を設置することで、本人所有の本をいつもきれいに保護することができるし、本立てで頻繁に抜き出すか入れるようになる本に本発明の本の角保護具を適用することで、長年の期間に本をきれいに保管することができるようになる。
本発明の本の角保護具は図示されたところによれば、本の下端部一側に設置されているが、設置方法は使用者の必要によって多様に使われることができる。下端部角両方にすべて設置することもできる。図示しなかったがバンド10がゴム紐30を間に置いて対称で設置されて本の角の下端部両側を同時に囲んで保護するようにすることもできる。
以下、図6−9を参照して本発明の他の実施例を説明する。これら実施例はしおり手段がさらに含まれた実施例である。図6−9に示されたところによれば、本の角保護及びしおりの機能を同時に有する本の角保護具が提供される。
先ず、図6、7を参照して第2実施例を説明する。
第2実施例によれば、バンド10の一面の一側縁11にしおり40の一端41が接着で固定される。しおり40は薄くて容易に湾曲されることができる素材としてバンド10のような素材が使われることができる。これによれば、しおりの他端42は本内紙3のうちで任意の位置に挟まれることができるし、この状態でバンド10が本の角部位4に固定設置されることができる。
以下、図8、9を参照して第3実施例を説明する。
本実施例によるしおり手段は、バンドの中間12にその長さ方向に沿って長く穴あけされるスロット(slot)15と、このスロット15に挟まれてそれに沿って矢印(K)方向に移動されながら本の内紙3の間に介されるしおり40‘を含む。しおり40‘はしおり本体43と、スロット15に挟まれるように括れているネック部位(neck portion)45を有する。外部に突き出されるようになる部分44は取っ手としての役割ができる。
図10はバンド固定手段として使われる紐部材32の長さ調節部33の使用状態図である。図2のバンド固定手段は、バンド10が本の角部位4の一側面を囲んだ状態で固定されるようにすることで、具体的なバンド固定手段で弾性を有したゴム紐30が掲示されているが本発明のバンド固定手段では紐部材32が使用されることができる。紐部材32は弾性を有することもでき、持たないこともできる。バンド固定手段として紐部材32の長さを調節することができる長さ調節部33が使用されることができる。長さ調節部33の操作によって本の大きさに合わせて紐部材32の長さを自由に調節することができる。
図11は、バンド10の内面に形成されているバンド内側溝16の使用状態図である。バンド10が本の角部位4に接触して畳まれる時、その曲げが容易になるようにバンド内側にバンド内側溝16を形成することができる。バンド内側溝16によって本の角部位4にバンド10を密着させることでバンド10が本の角部位から離脱しないようにできる。
また、本発明の本の角保護具のバンド10が本を囲む時に容易に曲がるようにして単位支え板21、22、23がお互いに重なることを防止するために図11に示すように単位支え板の一部を切り捨てることもできる。
以上で説明されたものなどは、本発明の技術的思想に基づいたいくつかの例示に過ぎない。当業者は請求範囲を通じて表現される本発明の技術的思想の範囲を越さない線で例示されたところを活用して多様な変形実施ができるであろう。例えば、上に説明されたすべての実施例らは当業者によって自由に組合されて実施されることができるし、どのような組合でも本発明の権利範囲に含まれると解釈されなければならない。
1 本
2 表面
3 内紙
4 角部位
10 バンド
20 支え板
30 ゴム紐
40、40‘ しおり
2 表面
3 内紙
4 角部位
10 バンド
20 支え板
30 ゴム紐
40、40‘ しおり
Claims (4)
- 撓いながら本の三面を囲むように可撓性素材でなされている帯形態のバンド(band)と、
前記バンドが前記本の角部分の一側面を囲んだ状態で固定されるようにするバンド固定手段と、
前記バンドの上端または下端に前記バンドと直角をなすように設置されるものとして、前記バンドが本の角部分側面を囲んだ状態で前記本の角部分底面を差すようにする支え板と、
を含むことを特徴とする本の角保護具。 - 前記バンド固定手段は、一端は前記バンドの左側に連結され、他端は前記バンドの右側に連結されるゴム紐であることを特徴とする請求項1に記載の本の角保護具。
- 前記支え板は前記バンドと一体で形成されるが、短い長さの単位支え板が前記バンドの長さ方向に沿って連続設置されて構成されることで、
前記バンドが湾曲された時に前記単位支え板がお互いに重なることで、前記支え板が前記バンドに対して直角をなすようになっていることを特徴とする請求項1に記載の本の角保護具。 - しおり手段をさらに含むものとして、前記しおり手段は、
前記バンドの中間にその長さ方向に沿って長く穴あけされるスロットと、
前記スロットに挟まれて前記スロットに沿って移動されながら本の紙面の間に介されるものとして、前記スロットに挟まれるように括れているネック部位(neck portion)を有するしおりと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の本の角保護具。
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