JP2021042718A - エネルギー伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体の重力と浮力によりエネルギーを伝送することができるエネルギー伝送装置を提供する。【解決手段】タンクユニット1と駆動ユニット2と作動ユニット8とを備え、液体の重力と浮力を利用して作動ユニット8を作動させるエネルギー伝送装置100であって、タンクユニット1は、液体を収容する第1のタンク11及び第2のタンク12と、第1のタンク11及び第2のタンク12と連通している第1の輸送管13と、第1のタンク11及び第2のタンク12と連通している第2の輸送管14と、を具え、駆動ユニット2は、第2のタンク12内にある液体の液面に浮く浮体21と、浮体21と枢接して作動ユニット8と連接して浮体21の移動によって作動ユニット8を駆動させる連動部22と、液体を第1の輸送管13と第2の輸送管14を通して第1のタンク11と第2のタンク12との間に往復運動させるポンプ29と、を具える。【選択図】図2

Description

本発明は、エネルギー伝送装置に関し、具体的には、液体の重力及び浮力によりエネルギーを伝送することができるエネルギー伝送装置に関する。
図1を参照して特許文献1に開示されている従来の水力発電装置9について説明する。ここで、図1は従来の水力発電装置9の構造が示される模式図である。
従来の水力発電装置9は、海に隣接している山に設置されていて、水流及び水面の高低差から生じた位置エネルギーを用いて発電を実行するものである。
また、該従来の水力発電装置9は、図1に示されるように、内に海水を導入することができるように海と隣接していて海水面より低い箇所に設置されている貯水池91と、貯水池91との間に高低差を形成することができるように例えば山間部に設置されているダム92と、例えば、海水を搬送するための運搬用タンク車である搬送ユニット93と、搬送ユニット93によって貯水池91にある海水をダム92まで搬送することができるように貯水池91とダム92との間に設けられている搬送通路94と、貯水池91に設置されていて貯水池91にある海水をダム92まで輸送することを駆動することができるポンプ95と、一端がポンプ95と連通していて他端がダム92と連通していると共に、貯水池91にある海水をダム92まで輸送することができるように設置されている輸送管96と、一端がダム92の底部と連通していると共に、ダム92から山の下に延伸していてダム92にある海水を山の下に導くことができるように設置されている放水管97と、山の下において放水管97の他端に設置されていて放水管97を通して山の下に流れた海水によって駆動され、発電を実行することができる発電機98と、を備えている。
以下、従来の水力発電装置9の操作手順について説明する。
第1に、貯水池91が臨海地域に海水面より低い箇所に設置されているため、海水が貯水池91に自動的に注入される。
第2に、搬送ユニット93によって、搬送通路94を介して海水を貯水池91から山間部に設置されたダム92まで搬送する。
或いは、ポンプ95を駆動して貯水池91にある海水を輸送管96を通してダム92まで輸送する。
第3に、ダム92と放水管97との間にあるスイッチを放水を許可する状態に切り替えて、ダム92にある海水が放水管97を通して山の下に流れる。
第4に、ダム92から流れた海水の水流の力によって、山の下に設置された発電機98を駆動して発電を実行させる。
それによって、海水の持つ位置エネルギー(即ち、海水がダム92にあることで海水に蓄えられたエネルギー)を利用して、落水による水力で発電機98を回して電気エネルギーを得ることができる。
台湾実用新案第M565745号明細書
しかしながら、上記の従来の水力発電装置9によれば、重力による位置エネルギーを利用して発電を実行すること(即ち、エネルギーを伝送又は変換すること)ができるが、本願発明者は更に、液体の浮力をも利用することができると考えた。
よって、本発明は上記問題点に鑑みて、重力と浮力との両方を利用してエネルギー伝送することを実現することができるエネルギー伝送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は以下のエネルギー伝送装置を提供する。
即ち、液体を収容するタンクユニットと、前記タンクユニットに設置されている駆動ユニットと、前記駆動ユニットと連接している作動ユニットと、を備えていると共に、前記駆動ユニットを前記液体による重力と浮力とを利用して往復運動させることで前記作動ユニットを作動させるように構成されているエネルギー伝送装置であって、
前記タンクユニットは、内に前記液体を収容する第1の収容空間を画成している第1のタンクと、内に前記液体を収容する第2の収容空間を画成している第2のタンクと、両端が前記第1のタンクの底部及び前記第2のタンクの底部と連通していて前記液体を前記第2のタンクから前記第1のタンクに輸送することができる第1の輸送管と、両端が前記第1のタンクの底部及び前記第2のタンクの底部と連通していて前記液体を前記第1のタンクから前記第2のタンクに輸送することができる第2の輸送管と、を具え、
前記駆動ユニットは、前記第2の収容空間の内に設置されていて水平方向の断面積が前記第2の収容空間の水平方向の断面積と略一致していて前記液体の液面に浮くことができる浮体と、一端が前記浮体と枢接していて他端が前記作動ユニットと連接していて前記浮体が前記浮力によって前記第2の収容空間の内に上下に移動することによって前記作動ユニットを駆動させることができる連動部と、前記液体を前記第1の輸送管を通して前記第2のタンクから前記第1のタンクに輸送することができ、そして前記第1のタンクの内にある前記液体が前記重力によって前記第2の輸送管を通して前記第2のタンクに戻る流体サイクルを形成することができるポンプと、を具え、
前記流体サイクルによって、前記駆動ユニットの前記浮体が、前記第1のタンクにある前記液体の液面高度が前記第2のタンクにある前記液体の液面高度より高くない第1の位置と、前記第1のタンクにある前記液体の液面高度が前記第2のタンクにある前記液体の液面高度より高い第2の位置と、の間で移動することによって、前記駆動ユニットの前記連動部が連動されて前記作動ユニットの運動を駆動することができるエネルギー伝送装置を提供する。
上記構成により、本発明に係るエネルギー伝送装置は、ポンプが第1の収容空間にある液体を第1の輸送管を通して第2の収容空間に流すことによって、駆動ユニットの浮体が第1のタンクにある液体の液面高度が第2のタンクにある液体の液面高度より高くない第1の位置から第1のタンクにある液体の液面高度が第2のタンクにある液体の液面高度より高い第2の位置に移動され、そして第1のタンクにある液体が重力により第2の輸送管を通して第2のタンクに戻される。
それによって、第1のタンクから第2のタンクに流入した液体が浮力により浮体に上向きの力を提供して駆動ユニットの連動部が連動されていて作動ユニットの運動を駆動させることができる。
そのため、本発明に係るエネルギー伝送装置は、重力だけではなく、浮力をも利用することができるものである。
特許文献1に記載された従来の水力発電装置の構造が示される模式図である。 本発明に係るエネルギー伝送装置の実施形態の構成が示される斜視図である。 該実施形態のエネルギー伝送装置の構成が示される側面図である。 該実施形態の駆動ユニットが第1の位置から第2の位置に移動されることが示される側面図である。 図3及び図4とは反対の位置から見た側面図であって、該実施形態の駆動ユニットが第2の位置から第1の位置に移動されることが示される側面図である。
以下、本発明に係るエネルギー伝送装置100について図面を参照して説明する。
図2及び図3を参照して本発明に係るエネルギー伝送装置100の実施形態を説明する。ここで、図2は本発明に係るエネルギー伝送装置100の実施形態の構成が示される斜視図であり、また、図3は該実施形態のエネルギー伝送装置100の構成が示される側面図である。
図2に示されるように、本発明に係るエネルギー伝送装置100は、液体を収容するタンクユニット1と、タンクユニット1に設置されている駆動ユニット2と、駆動ユニット2と連接している作動ユニット8と、を備えていると共に、駆動ユニット2を液体による重力と浮力とを利用して往復運動させることで作動ユニット8を作動させることができるように構成されている。
タンクユニット1は、図2と図3に示されるように、内に液体を収容する第1の収容空間110を画成している第1のタンク11と、内に液体を収容する第2の収容空間120を画成している第2のタンク12と、両端が第1のタンク11の底部及び第2のタンク12の底部と連通していて液体を第2のタンク12から第1のタンク11に輸送することができる第1の輸送管13と、両端が第1のタンク11の底部及び第2のタンク12の底部と連通していて液体を第1のタンク11から第2のタンク12に輸送することができる第2の輸送管14と、を具えている。
駆動ユニット2は、図2と図3に示されるように、第2の収容空間120の内に設置されていて水平方向の断面積が第2の収容空間120の水平方向の断面積と略一致していて液体の液面に浮くことができる浮体21と、一端が浮体21と枢接していて他端が作動ユニット8と連接していて浮体21が浮力によって第2の収容空間120の内に上下に移動することによって作動ユニット8を駆動させることができる連動部22と、第2の輸送管14に設置されていると共に、第2の輸送管14を通る液体の動圧によって回転させることができるホイールユニット23と、第1の輸送管13に設置されていて液体の流れる方向を制限することができる逆止弁24と、第2の輸送管14に設置されていて液体が第1のタンク11から第2のタンク12に流れるか否かを制御することができる切換弁25と、液体を第1の輸送管13を通して第2のタンク12から第1のタンク11に輸送することができ、そして第1のタンク11の内にある液体が重力によって第2の輸送管14を通して第2のタンク12に戻る流体サイクルを形成することができるポンプ29と、を具えている。
また、浮体21は、図3に示されるように、外周面に、第2のタンク12の内周面に沿って案内されて浮体21を上下移動させることができるように、且つ浮体21が移動中に揺動することを防止することができるように設置されている複数の案内部211を有している。更に、該浮体21は、本発明に係るエネルギー伝送装置100に使用される液体の密度より小さい密度の材料を選定して作成されているものである。
また、連動部22は、図3に示されるように、一端が浮体21と枢接している第1の連動アーム221と、一端が第1の連動アーム221の他端と枢接していて他端が作動ユニット8と連接している第2の連動アーム222と、から構成されている。本実施形態では、第2の連動アーム222は、半円形アーチ(図3参照)に隆起する。勿論、ここで図2と図3に示されるような半円形アーク状に限定されず、他の実施形態において例えば、馬蹄形アーチ、尖頭形アーチ、オジーアーチなどであることができる。即ち、第2の連動アーム222の形状に関しては、完全なアーチ状に形成される必要はなく、エネルギー伝送装置100を操作する効果が得られる各種のアーチ形状或いは擬似アーチ形状から選択して適用することも可能である。
なお、本実施形態では、タンクユニット1の第2のタンク12は、図2に示されるように、水平方向の断面が矩形であり、これに対応して、駆動ユニット2の浮体21も、水平方向の断面が矩形であり、また、浮体21の水平方向の断面積は第2のタンク12の第2の収容空間120の断面積と略一致している。勿論、ここで第2のタンク12及び浮体21の断面は、矩形であることに限定されず、他の実施形態において用途に応じて例えば、円形、三角形などであることができる。
具体的には、本実施形態において浮体21の形状は、第2のタンク12の形状に従って設計されているが、他の実施形態において浮体21は、例えば、本発明に係るエネルギー伝送装置100に使用されている液体の密度より小さい密度の材料により作成された中空状の立方体に形成されても良い。
また、作動ユニット8は、図2に示されるように、第2の連動アーム222の他端と連接していて第2の連動アーム222の運動に従って回動することができる回動軸80と、回動軸80の両端側に配置されている2つの軸荷重81と、それぞれ回動軸80の両端と対応の軸荷重81との間に設置されている2つの軸受ユニット82と、から構成されている。なお、本実施形態において軸受ユニット82はワンウェイクラッチを含んで構成され、両方の軸受ユニット82の回転方向が反対となるように設けられている。このような構成により、回動軸80がいずれの方向に回転しても、2つの軸荷重81のいずれかを回転させることができ、且つ軸荷重81の回転方向を一定にすることができる。
以下、本発明に係るエネルギー伝送装置100の操作手順について図面を参照して説明する。
図4及び図5を参照して本発明に係るエネルギー伝送装置100の使用状態を説明する。ここで、図4は該実施形態の駆動ユニット2が第1の位置から第2の位置に移動されることが示される側面図であり、また、図5は該実施形態の駆動ユニット2が第2の位置から第1の位置に移動されることが示される側面図である。
第1に、駆動ユニット2の浮体21が、図3に示されるように、第1のタンク11にある液体の液面高度が第2のタンク12にある液体の液面高度より高くない第1の位置にある。
第2に、例えば、電気エネルギーによりポンプ29を駆動して、第2のタンク12内にある液体を第1の輸送管13を通して第1のタンク11に輸送することによって、駆動ユニット2の浮体21が、図4に示されるように、第1の位置から下がって第1のタンク11にある液体の液面高度が第2のタンク12にある液体の液面高度より高い第2の位置に移動される。
この場合に、第1のタンク11と第2のタンク12との間に、液面の高低差が形成されることで、位置エネルギーが蓄えられる。
第3に、第2の輸送管14に設置されている切換弁25を流れを許可する状態に切り替えて、第1のタンク11にある液体が重力による位置エネルギーによって第2の輸送管14を通して第2のタンク12に輸送される。
また、図5に示されるように、第2の輸送管14に設置されているホイールユニット23は、浮体21が第2の位置から第1の位置に移動される際に、第2の輸送管14を通る液体の動圧で回転される。ここで、該ホイールユニット23は、例えば、発電機、扇風機などと連接していて発電させ、又は、風を発生させることができる。
第4に、第2の輸送管14から液体が第2のタンク12に流入する際に、第2のタンク12において流入して来る液体が、浮体21に対して浮力を提供して浮体21を上げ続ける(浮体21が第1の位置まで上がる)。
なお、該液体は、図5に示されるように、連通管の原理で第1のタンク11にある液体の液面高度が第2のタンク12にある液体の液面高度と等しくなるまで第2のタンク12に流入する。更に言うと、切換弁25が流れを許可する状態に切り替えられると、第1のタンク11にある液体が該液体の重力による位置エネルギーによって第2の輸送管14を通して第2のタンク12に流入して、該液体の重力からなる慣性で第2のタンク12にある液体の液面高度が第1のタンク11にある液体の液面高度より略高い瞬間が発生する可能性もある。
また、浮体21が上がることにつれて、一端が浮体21と枢接していて他端が作動ユニット8と連接している連動部22が連動され、作動ユニット8の運動(ここでは即ち回動)を駆動させる。なお、該作動ユニット8は、ホイールユニット23と同じく例えば、発電機や扇風機と連接して発電させ、又は、風を発生させることができる。
詳しく言うと、流体サイクルによって、駆動ユニット2の浮体21が、第1のタンク11にある液体の液面高度が第2のタンク12にある液体の液面高度より高くない第1の位置と、第1のタンク11にある液体の液面高度が第2のタンク12にある液体の液面高度より高い第2の位置と、の間で移動することによって、駆動ユニット2の連動部22が連動されて往復運動することで作動ユニット8の運動を駆動することができる。また、ポンプ29の起動/遮断を繰り返して実行すると、第1のタンク11、第1の輸送管13、第2のタンク12、第2の輸送管14、第1のタンク11、という順に流体サイクルを形成するようになることによって、ホイールユニット23と作動ユニット8との運動が続けられる。
以下、本発明に係るエネルギー伝送装置100を水力発電装置に応用する例を説明する。
第1のタンク11は、海岸近くに、海面の昇降及び波の変化によって海水を自然に収集することができるように建設される一方、第2のタンク12は、海岸近くに、収容した水を海へ排出することができるように建設される。また、作動ユニット8は、発電機と連接していて該発電機を作動させて発電させることができる。
また、第1のタンク11が、海面の昇降や波の変化によって海水を豊富に収集できる場合には、ポンプ29を閉じ、且つ第2の輸送管14に設置されている切換弁25を開いた状態で、第1のタンク11に収容した海水を第2のタンク12に水面が第1のタンク12の水面と同一になるまで流しながら駆動ユニット2を介して作動ユニット8を駆動し、そして切換弁25を閉じてから第2のタンク12に収容した海水を排出しながら駆動ユニット2を介して作動ユニット8を駆動する。
一方、第1のタンク11が、海面の昇降や波の変化によっても海水を十分に収集できない場合でも、第2のタンク12からの海水排出を停止することに加え、切換弁25の開閉及びポンプ29の起動によって海水を第1のタンク11と第2のタンク12との間に循環させながら、駆動ユニット2を介して作動ユニット8を駆動する。
総括すると、本発明に係るエネルギー伝送装置100は、ポンプ29が第1の収容空間110にある液体を第1の輸送管13を通して第2の収容空間120に流すことによって、駆動ユニット2の浮体21が第1のタンク11にある液体の液面高度が第2のタンク12にある液体の液面高度より高くない第1の位置から第1のタンク11にある液体の液面高度が第2のタンク12にある液体の液面高度より高い第2の位置に移動され、そして第1のタンク11にある液体が重力により第2の輸送管14を通して第2のタンク12に戻され、流体サイクルになる。
それによって、第1のタンク11から第2のタンク12に流入した液体が浮力により浮体21に上向きの力を提供して駆動ユニット2の連動部22が連動されて作動ユニット8の運動を駆動させることができる。
そのため、本発明に係るエネルギー伝送装置100は、液体の重力、浮力、そして連通管の原理を利用して、例えば、電気エネルギーによりポンプ29を駆動して、該電気エネルギーを液体の第1のタンク11と第2のタンク12とにある液体の液面の高低差からなる位置エネルギーに変換して、そして該液体の重力を用いて該位置エネルギーを浮体21の運動エネルギーに変換して、そして連動部22によって該浮体21の運動エネルギーを作動ユニット8の運動エネルギーに変換する。それによって、ポンプ29から作動ユニット8までエネルギーを伝送することができる。
上記においては、本発明の全体的な理解を促すべく、多くの具体的な詳細が示された。しかしながら、当業者であれば、一またはそれ以上の他の実施形態が具体的な詳細を示さなくとも実施され得ることが明らかである。
以上、本発明の好ましい実施形態及び変化例を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、最も広い解釈の精神および範囲内に含まれる様々な構成として、全ての修飾および均等な構成を包含するものとする。
本発明に係るエネルギー伝送装置は、例えば発電装置に応用することができる。
9 水力発電装置
91 貯水池
92 ダム
93 搬送ユニット
94 搬送通路
95 ポンプ
96 輸送管
97 放水管
98 発電機
100 エネルギー伝送装置
1 タンクユニット
11 第1のタンク
110 第1の収容空間
12 第2のタンク
120 第2の収容空間
13 第1の輸送管
14 第2の輸送管
2 駆動ユニット
21 浮体
211 案内部
22 連動部
221 第1の連動アーム
222 第2の連動アーム
23 ホイールユニット
24 逆止弁
25 切換弁
29 ポンプ
8 作動ユニット
80 回動軸
81 軸荷重
82 軸受

Claims (7)

  1. 液体を収容するタンクユニットと、前記タンクユニットに設置されている駆動ユニットと、前記駆動ユニットと連接している作動ユニットと、を備えていると共に、前記駆動ユニットを前記液体による重力と浮力とを利用して往復運動させることで前記作動ユニットを作動させるように構成されているエネルギー伝送装置であって、
    前記タンクユニットは、内に前記液体を収容する第1の収容空間を画成している第1のタンクと、内に前記液体を収容する第2の収容空間を画成している第2のタンクと、両端が前記第1のタンクの底部及び前記第2のタンクの底部と連通していて前記液体を前記第2のタンクから前記第1のタンクに輸送することができる第1の輸送管と、両端が前記第1のタンクの底部及び前記第2のタンクの底部と連通していて前記液体を前記第1のタンクから前記第2のタンクに輸送することができる第2の輸送管と、を具え、
    前記駆動ユニットは、前記第2の収容空間の内に設置されていて水平方向の断面積が前記第2の収容空間の水平方向の断面積と略一致していて前記液体の液面に浮くことができる浮体と、一端が前記浮体と枢接していて他端が前記作動ユニットと連接していて前記浮体が前記浮力によって前記第2の収容空間の内に上下に移動することによって前記作動ユニットを駆動させることができる連動部と、前記液体を前記第1の輸送管を通して前記第2のタンクから前記第1のタンクに輸送することができ、そして前記第1のタンクの内にある前記液体が前記重力によって前記第2の輸送管を通して前記第2のタンクに戻る流体サイクルを形成することができるポンプと、を具え、
    前記流体サイクルによって、前記駆動ユニットの前記浮体が、前記第1のタンクにある前記液体の液面高度が前記第2のタンクにある前記液体の液面高度より高くない第1の位置と、前記第1のタンクにある前記液体の液面高度が前記第2のタンクにある前記液体の液面高度より高い第2の位置と、の間で移動することによって、前記駆動ユニットの前記連動部が連動されて前記作動ユニットの運動を駆動することができる、
    ことを特徴とするエネルギー伝送装置。
  2. 前記駆動ユニットは、前記第2の輸送管に設置されていると共に、前記浮体が前記第2の位置から前記第1の位置に移動される際に、前記第2の輸送管を通る前記液体の動圧によって回転させることができるホイールユニットを更に具える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー伝送装置。
  3. 前記第2のタンクは、水平方向の断面が矩形であり、
    前記駆動ユニットの前記浮体は、水平方向の断面が矩形である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー伝送装置。
  4. 前記駆動ユニットの前記浮体は、外周面に前記第2のタンクの内周面に沿って案内されて該浮体を上下に移動させることができるように設置されている複数の案内部を有している、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のエネルギー伝送装置。
  5. 前記駆動ユニットは、前記第1の輸送管に設置されていて前記液体の流れる方向を制限することができる逆止弁を更に具えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー伝送装置。
  6. 前記駆動ユニットは、前記第2の輸送管に設置されていて前記液体が前記第1のタンクから前記第2のタンクに流れるか否かを制御することができる切換弁を更に具えている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項5に記載のエネルギー伝送装置。
  7. 前記連動部は、一端が前記浮体と枢接している第1の連動アームと、一端が前記第1の連動アームの他端と枢接していて他端が前記作動ユニットと連接している第2の連動アームと、から構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー伝送装置。
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