JP2021040936A - マッサージ器 - Google Patents

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尊司 縄田
Takashi Nawata
尊司 縄田
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Abstract

【課題】従来のマッサージ器とは異なる新規なマッサージ器を提供すること。【解決手段】マッサージ器1は、スピーカー4と、スピーカー4の振動強度、及び、振動周波数を調整する調整回路2と、スピーカー4のコイルのインピーダンスを検出する検出回路5と、を備える。調整回路2は、検出回路5によって検出されたインピーダンスに基づいて、スピーカー4の振動強度、及び、振動周波数を調整する。また、マッサージ器1は、スピーカー4の放音側に配置された筒状筐体6をさらに備える。【選択図】図1

Description

本発明は、マッサージ器に関する。
マッサージ器においては、圧電素子を用いた、高周波の振動を与える超音波タイプのマッサージ機が知られている。また、スピーカーの音圧により、間接的に肌に振動を与えるマッサージ器も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、スピーカーの音圧を利用したマッサージ器において、肌の振動を各種センサー(光、磁気、電荷、気圧など)により検知することで、肌の共振周波数を検出し、この共振周波数で加振するマッサージ器が提案されている。このマッサージ器は、個々人に適した効果的な周波数で肌を加振することを目的としている。このようなマッサージ器は、検知のため、各種センサーを内蔵することが必要であり、製品構造が複雑となり、且つ、製造原価も高価なものとなっている。
特許文献2には、振動子を対象物に直接接触させて加振(直接加振)し、電流検出回路により、共振周波数を検出することが可能な装置が開示されている。特許文献2に開示の装置の問題点は、以下の2つである。
(1)装置が肌に押し付けられることにより、その荷重で振動子の動きが抑制されてしまうため、インピーダンス(電流)の変化が極めて見えにくくなってしまう。
(2)振動子のコイルのインピーダンス(電流)は、その温度の影響を大きく受け、変化してしまうため、測定毎もばらつきが出てしまう。
特開2017−213211号公報 特開2011−045685号公報
肌の硬さは、年齢や性別等により異なるが、従来のマッサージ器は、肌の硬さやハリの違いによる個々人特有の固有振動(共振周波数)を検出するものであった。
本発明の目的は、例えば、特許文献2に記載の発明が有する課題を解決し、従来のマッサージ器とは異なる、より安価で新規なマッサージ器を提供することである。
第1の発明のマッサージ器は、振動を発生するスピーカーと、前記スピーカーの放音側に配置された筒状筐体と、前記スピーカーの振動強度、及び、振動周波数を調整する調整回路と、前記スピーカーのコイルのインピーダンスを検出する検出回路と、を備え、前記調整回路は、前記検出回路によって検出されたインピーダンスに基づいて、前記スピーカーの振動強度、及び、振動周波数を調整し、前記筒状筐体において、前記スピーカーの放音側と反対側が開口していることを特徴とする。
本発明では、調整回路は、検出回路によって検出された、スピーカーのコイルのインピーダンスに基づいて、スピーカーの振動強度、及び、振動周波数を調整する。すなわち、スピーカーのコイルのインピーダンスに基づいて、マッサージ対象物の状態(例えば、肌の状態(硬さ))が想定され、最適、且つ、効果的な、タッピングが行われる。従来のマッサージ器は、マッサージ対象物の振動を直接検出し、それに基づいて、強度等を調整する構成であるため、本発明とは、構成が全く異なる。すなわち、本発明によれば、従来のマッサージ器とは異なる新規なマッサージ器を提供することができる。
また、本発明によれば、マッサージ対象物(例えば、肌)の振幅、圧力変化等を検出するためのセンサー部品を別途設ける必要がないため、製品構造が簡易で、且つ、製品を安価に製造することができる。
また、本発明では、筒状筐体において、スピーカーの放音側と反対側が開口している。このため、開口部が、マッサージ対象物(肌)と密接することにより、筒状筐体の内部が密閉状態となる。これにより、筒状筐体内の空気を介してスピーカーの振幅をマッサージ対象物(肌)に伝え(間接加振)、マッサージを行うことが可能となる。
第2の発明のマッサージ器は、第1の発明のマッサージ器において、前記検出回路は、前記スピーカーが所定時間駆動され、前記スピーカーのコイルの温度が飽和した後、前記スピーカーのコイルのインピーダンスを検出することを特徴とする。
本発明では、検出回路は、スピーカーが所定時間駆動され、スピーカーのコイルの温度が飽和した後、スピーカーのコイルのインピーダンスを検出する。これにより、スピーカーのコイルの温度上昇による測定への影響を排除することができる。
第3の発明のマッサージ器は、第1又は第2の発明のマッサージ器において、前記調整回路からの信号を増幅し、増幅した信号を前記スピーカーに出力する増幅器をさらに備えることを特徴とする。
第4の発明のマッサージ器は、第1〜第3のいずれかの発明のマッサージ器において、前記検出回路は、前記スピーカーのコイルの電流を検出し、インピーダンスを算出することを特徴とする。
本発明によれば、従来のマッサージ器とは異なる新規なマッサージ器を提供することができる。
本発明の実施形態に係るマッサージ器の構成を示す図である。 人工皮膚シートを用いた実験結果を示す図である。 従来技術である直接加振によるインピーダンス特性を示す図である。 間接加振(音圧加振)によるインピーダンス特性を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るマッサージ器1の構成を示す図である。図1に示すように、マッサージ器1は、調整回路2、アンプ3、スピーカー4、検出回路5、筒状筐体6等を備える。調整回路2は、スピーカー4の振動強度、及び、振動周波数を調整する。アンプ3(増幅器)は、調整回路2からの信号を増幅し、増幅した信号をスピーカー4に出力する。
スピーカー4は、アンプ3からの信号に基づいて、音波を出力(振動を発生)する。スピーカー4は、ユーザーの肌(マッサージ対象物)の近傍に位置することで、スピーカー4の音圧により、ユーザーの肌が、マッサージされる。すなわち、本実施形態では、振動を発生する手段として、スピーカー4が用いられている。検出回路5は、スピーカー4のコイルのインピーダンスを検出する。ここで、コイルのインピーダンスは、スピーカー4の駆動周波数により、変化する特性を有する。スピーカー4の駆動周波数を変化させたとき(例えば、50Hzから500Hz)のインピーダンスが最も大きくなる周波数をf0として検出する。検出回路5は、スピーカー4が所定時間(例えば、数秒間)駆動され、コイルの温度が飽和した後、スピーカー4のコイルのインピーダンスを検出する。コイルの温度は、コイルに流れる電流と電圧の変化を検出し、温度換算している。
検出回路5は、スピーカー4のコイルの電流を検出し、インピーダンスを算出している。
調整回路2は、検出回路5によって検出されたインピーダンス、及び、f0に基づいて、スピーカー4の振動強度、及び、振動周波数を調整する。筒状筐体6は、筒状の筐体であり、スピーカー4の放音側に、すなわち、スピーカー4の下部に、配置されている。筒状筐体6は、スピーカー4の放音側と反対側、すなわち、下方が、開口している。これにより、開口が、肌と密接することにより、筒状筐体6の内部が密閉状態となる。このため、筒状筐体6内の空気を介して、スピーカー4の振幅を、間接的に肌に伝え(間接加振)、マッサージを行うことが可能となる。
図2は、人肌に近い感触と弾力とを有する人工皮膚シート(例えば、ビューラックス社のバイオスキン)を用いた実験結果を示す図である。硬度の異なる4種類のシートで、スピーカーのインピーダンス(f0)の変化を計測した。硬度の高いシードほど、f0周波数は、低くなり、硬度とf0周波数とに相関があることがわかる。
図3は、従来技術である直接加振(振動子=加振器)によるインピーダンス特性を示す図である。図3(a)では、前腕、上腕、ふくらはぎが、加振されている。図3(b)では、鼻先端、頬が加振されている。加振器の持ち手側よりも、大きな質量の加振対象に対しては、駆動力が打ち消されてしまい、加振対象を十分に加振することができず、インピーダンスの変化が小さく、共振点の検出が難しい。また、加振器の押し付ける荷重を大きくすると、その傾向は、更に顕著となり、加振対象物の状態(例えば、硬さ)による変化が出てこなくなる。
図4は、間接加振(音圧加振)によるインピーダンス特性を示す図である。図4(a)では、4cmのスピーカーが用いられ、前腕、上腕、頬、手のひらが加振されている。図4(b)では、8cmのスピーカーが用いられ、前腕、上腕、腹部が加振されている。スピーカー前方の空気を介して、加振する本実施形態に係る構成では、筒状筐体で閉じられた空間内で、加振対象物を加振することで、安定した条件下で検出が可能となる。そのため、加振対象の質量によらず、インピーダンスの変化が見てとれる。また、同じ論理により、加振器の押し付ける荷重による影響も小さい。
以上説明したように、本実施形態では、調整回路2は、検出回路5によって検出された、スピーカー4のコイルのインピーダンス(電流)に基づいて、スピーカー4の振動強度、及び、振動周波数を調整する。すなわち、スピーカー4のコイルのインピーダンスに基づいて、マッサージ対象物の状態(例えば、肌の状態(硬さ))が想定され、最適、且つ、効果的な、タッピングが行われる。従来のマッサージ器(例えば、特許文献1参照。)は、マッサージ対象物の振動を直接検出し、それに基づいて、強度等を調整する構成であるため、本実施形態とは、構成が全く異なる。すなわち、本実施形態によれば、従来のマッサージ器とは異なる新規なマッサージ器1を提供することができる。
また、本実施形態によれば、マッサージ対象物(例えば、肌)の振幅、圧力変化等を検出するためのセンサー部品を別途設ける必要がないため、製品構造が簡易で、且つ、製品を安価に製造することができる。
また、本実施形態では、検出回路5は、スピーカー4が所定時間(数秒間)駆動され、コイルの温度が飽和した後、スピーカー4のコイルのインピーダンス(電流)を検出する。これにより、例えば、特許文献2に記載の発明で問題となっている、スピーカー4のコイルの温度上昇による測定への影響を排除することができる。
また、本実施形態では、筒状筐体6において、スピーカー4の放音側と反対側が開口している。これにより、開口が、肌と密接することにより、筒状筐体6の内部が密閉状態となる。このため、筒状筐体6内の空気を介して、スピーカー4の振幅を間接的に肌に伝え、肌のマッサージを行うことが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態には限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
本発明は、マッサージ器に好適に採用され得る。
1 マッサージ器
2 調整回路
3 アンプ(増幅器)
4 スピーカー
5 検出回路
6 筒状筐体

Claims (4)

  1. 振動を発生するスピーカーと、
    前記スピーカーの放音側に配置された筒状筐体と、
    前記スピーカーの振動強度、及び、振動周波数を調整する調整回路と、
    前記スピーカーのコイルのインピーダンスを検出する検出回路と、を備え、
    前記調整回路は、前記検出回路によって検出されたインピーダンスに基づいて、前記スピーカーの振動強度、及び、振動周波数を調整し、
    前記筒状筐体において、前記スピーカーの放音側と反対側が開口していることを特徴とするマッサージ器。
  2. 前記検出回路は、前記スピーカーが所定時間駆動され、前記スピーカーのコイルの温度が飽和した後、前記スピーカーのコイルのインピーダンスを検出することを特徴とする請求項1に記載のマッサージ器。
  3. 前記調整回路からの信号を増幅し、増幅した信号を前記スピーカーに出力する増幅器をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージ器。
  4. 前記検出回路は、前記スピーカーのコイルの電流を検出し、インピーダンスを算出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のマッサージ器。
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