JP2021040450A - 受電装置、受電装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

受電装置、受電装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線電力伝送における利便性を向上させる技術を提供する。【解決手段】送電中に受電装置とは異なる物体の検出処理を行う送電装置から無線で受電を行う受電装置は、受電装置における消費電力が所定の期間において安定しているかを判定し、消費電力が所定の期間において安定していると判定された場合に、消費電力が安定していると判定された状態での受電装置における受電電力の値を含む情報を送電装置に送信する。【選択図】図5

Description

本発明は、無線電力伝送システムに関するものである。
近年、無線電力伝送システムの技術開発が広く行われている。標準化団体Wireless Power Consortium(WPC)は、無線充電のための規格(WPC規格)を策定している。WPC規格に準拠した無線充電では、例えば受電装置を送電装置上に置くことで充電が可能となる。ただし、送電装置と受電装置間や、あるいは送電装置/受電装置の近傍に導電性の異物(導電性の金属片など)が置かれると、異物が発熱し危険性が高まり、また、送電効率が下がるという課題がある。そのため、送電装置による送電の際またはその前に、異物を適切に検出する必要がある。
特許文献1では、送電装置が、受電装置から送信される受電電力の値と送電出力の差分である実際の電力損失値と、事前に算出された推定の電力損失値との差が閾値以上となった場合に、異物を検出する方法が開示されている。ここで、送電装置は推定の電力損失値を、受電装置から通知される軽負荷状態と負荷接続状態の2点の受電電力における実際の電力損失値に基づき、算出する。
特開2017−70074号公報
受電装置としては、例えばスマートフォンが挙げられる。スマートフォンは、ユーザによる使用だけでなく、バックグランドで実施される定期的なシステム更新、アプリケーションの更新等が発生し、その電力の消費状態は一定ではない。従って、送電装置に通知するための、受電装置(すなわち、スマートフォン)の負荷接続状態での受電電力は、通知するタイミングによって大きく異なり得る。よって、受電装置の電力の消費状態によっては、送電装置は異物検出のための電力損失を正しく推定できない可能性がある。その結果、異物の検出精度が下がるという懸念がある。その結果、誤検出による充電停止や、存在する異物を検出できないことによる温度上昇等が発生する等、利便性が低下する諸問題が生じうる。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、無線電力伝送における利便性を向上させる技術を提供する。
上記目的を達成するための一手段として、本発明の受電装置は以下の構成を有する。すなわち、送電中に受電装置とは異なる物体の検出処理を行う送電装置から無線で受電を行う受電装置であって、前記受電装置における消費電力が所定の期間において安定しているかを判定する判定手段と、前記判定手段により消費電力が前記所定の期間において安定していると判定された場合に、当該消費電力が安定していると判定された状態での前記受電装置における受電電力の値を含む第1の情報を前記送電装置に送信する送信手段と、を有する。
本発明によれば、無線電力伝送における利便性を向上させることが可能となる。
無線充電システム(無線電力伝送システム)の構成例を示す図。 受電装置の構成例を示すブロック図。 送電装置の構成例を示すブロック図。 送電装置により実行される処理を示すフローチャート。 受電装置により実行される処理を示すフローチャート。 送電装置と受電装置の動作シーケンス図。 受電装置(スマートフォン)の消費電力と時間の特性の一例を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[システムの構成]
図1に本実施形態による無線充電システム(無線電力伝送システム)の構成例を示す。本システムは、一例において、受電装置101と送電装置102を含んで構成される。以下では、受電装置101をRXと呼び、送電装置102をTXと呼ぶ場合がある。RXは、TXから受電して内蔵バッテリに充電を行う電子機器である。TXは、充電台103に載置されたRXに対して無線で送電する電子機器である。RXは、TXから範囲104において受電することが可能である。RXの一例はスマートフォンであり、TXの一例はそのスマートフォンを充電するためのアクセサリ機器である。なお、RXとTXは、ハードディスク装置やメモリ装置などの記憶装置であってもよいし、パーソナルコンピュータ(PC)などの情報処理装置であってもよい。また、RXとTXは、例えば、撮像装置(カメラやビデオカメラ等)やスキャナ等の画像入力装置であってもよいし、プリンタやコピー機、プロジェクタ等の画像出力装置であってもよい。また、TXがスマートフォンであってもよい。この場合、RXは、別のスマートフォンでもよいし、無線イヤホンであってもよい。また、RXは、自動車であってもよい。また、TXは、自動車内のコンソール等に設置される充電器であってもよい。また、RXとTXは、無線充電以外のアプリケーションを実行する機能を有してもよい。
本システムは、WPC(Wireless Power Consortium)が規定する無線充電のための規格(WPC規格)に基づいて、無線充電のための電磁誘導方式を用いた無線電力伝送を行うものとする。すなわち、RXとTXは、RXの受電コイルとTXの送電コイルとの間で、WPC規格に基づく無線充電のための無線電力伝送を行う。なお、無線電力伝送方式は、WPC規格で規定された方式に限られず、他の電磁誘導方式、磁界共鳴方式、電界共鳴方式、マイクロ波方式、レーザー等を利用した方式であってもよい。また、本実施形態では、無線電力伝送が無線充電に用いられるものとするが、無線充電以外の用途で無線電力伝送が行われてもよい。
WPC規格では、RXがTXから受電する際に保証される電力の大きさがGuaranteed Power(保証電力)(以下、「GP」と呼ぶ。)と呼ばれる値によって規定される。GPは、例えばRXとTXの位置関係が変動して受電コイルと送電コイルとの間の送電効率が低下したとしても、RX内の負荷(充電用の回路等)へ出力されることが保証される電力値を示す。例えばGPが5ワットの場合、受電コイルと送電コイルの位置関係が変動して送電効率が低下したとしても、TXは、RX内の負荷へ5ワットを出力することができるように制御して送電を行う。
本実施形態によるRXとTXは、WPC規格に基づく送受電制御のための通信と、機器認証のための通信とを行う。ここで、送受電制御のための通信について説明する。WPC規格では、電力伝送が実行されるPower Transferフェーズと、電力伝送が行われる前のフェーズとを含んだ、複数のフェーズが規定される。
電力伝送が行われる前のフェーズは、(1)Selectionフェーズ、(2)Pingフェーズ、(3)Configurationフェーズ、(4)Negotiationフェーズ、(5)Calibrationフェーズを含む。
(1)Selectionフェーズでは、TXが、Analog Pingを間欠送信し、送電可能範囲内に物体が存在すること(例えば充電台103に受電装置101や導体片等が載置されたこと)を検出する。
(2)Pingフェーズでは、TXが、Digital Pingを送信し、そのDigital Pingを受信したRXからの応答を受信することにより、検出された物体がRXであることを認識する。
(3)Configurationフェーズでは、RXが識別情報と能力情報をTXへ通知する。
(4)Negotiationフェーズでは、RXが要求するGPの値やTXの送電能力等に基づいてGPの値を決定する。
(5)Calibrationフェーズでは、WPC規格に基づいて、RXが受電電力値をTXへ通知し、TXが送電中に異物検出処理を行うための調整を行う。
実際の電力伝送が実行されるPower Transferフェーズでは、送電の継続、およびエラーや満充電による送電停止等のための制御を行う。
TXとRXは、これらの送受電制御のための通信を、WPC規格に基づいて無線電力伝送と同じアンテナ(コイル)を用いて信号を重畳するインバンド(In−band)通信により行う。なお、TXとRXとの間で、WPC規格に基づくインバンド通信が可能な範囲は、送電可能範囲とほぼ同様である。すなわち、図1において、範囲104は、TXとRXの送受電コイルにより無線電力伝送とインバンド通信が可能な範囲を表している。なお、以下の説明において、RXが「載置された」とは、RXが範囲104の内側に進入したことを意味し、実際には充電台103の上にRXが載置されない状態をも含むものとする。
TXとRXは、無線電力伝送と異なるアンテナ(コイル)を用いて、送受電制御のための通信(アウトオブバンド(Out−of−band)通信)を行ってもよい。無線電力伝送と異なるアンテナ(コイル)を用いる通信の一例としては、Bluetooth(登録商標) Low Energy規格に準拠する通信方式が挙げられる。また、IEEE802.11規格シリーズの無線LAN(例えばWi−Fi(登録商標))、ZigBee、NFC(Near Field Communication)等の他の通信方式によって行われてもよい。無線電力伝送と異なるアンテナ(コイル)を用いる通信は、無線電力伝送で用いられる周波数とは異なる周波数により行われるようにしてもよい。
[装置の構成]
続いて、本実施形態による受電装置101(RX)と送電装置102(TX)の構成について説明する。なお、以下で説明する構成は一例に過ぎず、説明される構成の一部(場合によっては全部が)他の同様の機能を果たす他の構成と置き換えられ又は省略されてもよく、さらなる構成が説明される構成に追加されてもよい。さらに、以下の説明で示される1つのブロックが複数のブロックに分割されてもよいし、複数のブロックが1つのブロックに統合されてもよい。
図2は、本実施形態による受電装置101(RX)の構成例を示す図である。制御部201は、例えばメモリ209に記憶されている制御プログラムを実行することにより、RXの全体を制御する。制御部201は、一例において、RXにおける機器認証と受電に必要な制御を行う。制御部201は、無線電力伝送以外のアプリケーションを実行するための制御を行ってもよい。制御部201は、例えばCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の1つ以上のプロセッサを含んで構成される。なお、制御部201は、特定用途向け集積回路(ASIC)等の特定の処理に専用のハードウェアや、所定の処理を実行するようにコンパイルされたFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)等のアレイ回路を含んで構成されてもよい。
制御部201は、各種処理を実行中に記憶しておくべき情報をメモリ209に記憶させる。また、制御部201は、タイマ210を用いて時間を計測しうる。更には、制御部201は、後述する測定部212の測定結果に基づいて、通信部206、タイマ210、測定部212に対して制御を行う。
バッテリ202は、RX全体に対して、制御と受電と通信に必要な電力を供給する。また、バッテリ202は、受電コイル205を介して受電された電力を蓄電する。受電コイル205において、TXの送電コイル305から放射された電磁波により誘導起電力が発生し、受電部203は、受電コイル205において発生した電力を取得する。
受電部203は、受電コイル205において電磁誘導により生じた交流電力を取得する。そして、受電部203は、交流電力を直流または所定周波数の交流電力に変換して、バッテリ202を充電するための処理を行う充電部211に電力を出力する。すなわち、受電部203は、RXにおける負荷に対して電力を供給する。上述のGPは、受電部203から出力されることが保証される電力量である。
検出部204は、RXがTXから受電可能な範囲104に載置されているか否かの検出を行う。検出部204は、例えば、受電部203が受電コイル205を介してWPC規格に従うDigital Pingを受電した時の受電コイル205の電圧値または電流値を検出する。そして、検出部204は、例えば、検出した電圧値が所定の電圧閾値を下回る場合、又は、検出した電流値が所定の電流閾値を超える場合に、RXが範囲104に載置されていると判定し得る。
通信部206は、TXとの間で、インバンド通信(WPC規格に基づいて無線電力伝送と同じアンテナ(コイル)を用いて信号を重畳する通信)によって、上述のようなWPC規格に基づく制御通信を行う。通信部206は、受電コイル205から入力された電磁波を復調することにより、TXから送信された情報を取得する。通信部206は、更にその電磁波を負荷変調することでTXへ送信すべき情報を電磁波に重畳することにより、TXとの間で通信を行う。すなわち、通信部206による通信は、TXの送電コイル305(図3)からの送電に重畳されて行われ得る。また、通信部206は、TXとの間で、アウトオブバンド通信を行ってもよい。
表示部207は、視覚的、聴覚的、触覚的等の任意の手法で、ユーザに対して情報を提示する。表示部207は、例えば、RXの状態や、図1のようなTXおよびRXを含む無線電力伝送システムの状態を、ユーザに通知する。表示部207は、例えば、液晶ディスプレイやLED(Light Emitting Diode)、スピーカ、振動発生回路、その他の通知デバイスを含んで構成される。
操作部208は、ユーザからのRXに対する操作を受け付ける受付機能を有する。操作部208は、例えば、ボタンやキーボード、マイク等の音声入力デバイス、加速度センサやジャイロセンサ等の動き検出デバイス、又はその他の入力デバイスを含んで構成される。なお、タッチパネルのように、表示部207と操作部208とが一体化されたデバイスが用いられてもよい。
メモリ209は、各種情報を記憶する。なお、メモリ209は、制御部201と異なる機能部によって得られた情報を記憶してもよい。タイマ210は、例えば起動された時刻からの経過時間を測定するカウントアップタイマや、設定された時間からカウントダウンするカウントダウンタイマ等によって、計時を行う。測定部212はRX全体の消費電力を測定し、ある一定期間内における最大消費電力、最小消費電力を計測可能とする。
図3は、本実施形態による送電装置102(TX)の構成例を示す図である。制御部301は、例えばメモリ309に記憶されている制御プログラムを実行することにより、TXの全体を制御する。制御部301は、一例において、TXにおける機器認証と送電に必要な制御とを行う。
制御部301は、無線電力伝送以外のアプリケーションを実行するための制御を行ってもよい。制御部301は、例えばCPUやMPU等の1つ以上のプロセッサを含んで構成される。なお、制御部301は、ASIC等の特定の処理に専用のハードウェアや、所定の処理を実行するようにコンパイルされたFPGA等のアレイ回路を含んで構成されてもよい。制御部301は、各種処理を実行中に記憶しておくべき情報をメモリ309に記憶させる。また制御部301は、タイマ310を用いて時間を計測し得る。電源部302は、TX全体に対して、制御と送電と通信に必要な電力を供給する。電源部302は、例えば、商用電源またはバッテリである。
送電部303は、電源部302から入力される直流又は交流電力を、無線電力伝送に用いる周波数帯の交流周波数電力に変換する。さらにその交流周波数電力を送電コイル305へ入力することによって、RXに受電させるための電磁波を発生させる。なお、送電部303によって生成される交流電力の周波数は数百kHz(例えば、110kHz〜205kHz)程度である。
送電部303は、制御部301の指示に基づいて、RXに送電を行うための電磁波を送電コイル305から出力させるように、交流周波数電力を送電コイル305へ入力する。また、送電部303は、送電コイル305に入力する電圧(送電電圧)または電流(送電電流)を調節することにより、出力させる電磁波の強度を制御する。送電電圧または送電電流を大きくすると電磁波の強度が強くなり、送電電圧または送電電流を小さくすると電磁波の強度が弱くなる。また、送電部303は、制御部301の指示に基づいて、送電コイル305からの送電が開始または停止されるように、交流周波数電力の出力制御を行う。
検出部304は、範囲104に物体が存在する載置されているかを検出する。検出部304は、例えば、送電部303が、送電コイル305を介してWPC規格のAnalog Pingを送電した時の送電コイル305の電圧値または電流値を検出する。そして、検出部304は、電圧が所定電圧値を下回る場合又は電流値が所定電流値を超える場合に、範囲104に物体が存在すると判定し得る。なお、この物体がRXであるかその他の異物であるかは、続いて通信部306によってインバンド通信で送信されるDigital Pingに対して所定の応答を受信した場合に、その物体がRXであると判定される。
通信部306は、RXとの間で、インバンド通信によって、上述のようなWPC規格に基づく制御通信を行う。通信部306は、送電コイル305から出力される電磁波を変調して、RXへ情報を伝送する。また、通信部306は、送電コイル305から出力されてRXにおいて変調された電磁波を復調してRXが送信した情報を取得する。すなわち、通信部306で行う通信は、送電コイル305からの送電に重畳されて行われる。また、通信部306は、RXとの間で、アウトオブバンド通信を行ってもよい。
表示部307は、視覚的、聴覚的、触覚的等の任意の手法で、ユーザに対して情報を提示する。表示部307は、例えば、TXの状態や、図1のようなTXとRXとを含む無線電力伝送システムの状態を示す情報を、ユーザに通知する。表示部307は、例えば、液晶ディスプレイやLED、スピーカ、振動発生回路、その他の通知デバイスを含んで構成される。
操作部308は、ユーザからのTXに対する操作を受け付ける受付機能を有する。操作部308は、例えば、ボタンやキーボード、マイク等の音声入力デバイス、加速度センサやジャイロセンサ等の動き検出デバイス、又はその他の入力デバイスを含んで構成される。なお、タッチパネルのように、表示部307と操作部308とが一体化されたデバイスが用いられてもよい。
メモリ309は、各種情報を記憶する。なお、メモリ309は、制御部301と異なる機能部によって得られた情報を記憶してもよい。タイマ310は、例えば起動された時刻からの経過時間を測定するカウントアップタイマや、設定された時間からカウントダウンするカウントダウンタイマ等によって、計時を行う。
[処理の流れ]
(送電装置における処理)
図4は、本実施形態における送電装置102(TX)により実行される処理を示すフローチャートである。図4に示すフローチャートは、TXの制御部301がメモリ309に記憶されている制御プログラムを実行し、情報の演算および加工並びに各ハードウェアの制御を実行することにより実現され得る。
まず、TXの制御部301は、通信部306を介したSelectionフェーズとPingフェーズの通信により、RXがTXに載置されるのを待つ(S401)。TXの制御部301は、RXの載置を検出すると、通信部306を介したConfigurationフェーズの通信により、RXから識別情報/能力情報を取得する(S402)。ここで、RXの識別情報は、Manufacturer CodeとBasic Device IDを含み得る。また、RXの能力情報は、対応しているWPC規格のバージョンを特定可能な情報要素や、RXが負荷に供給できる最大電力を特定する値であるMaximum Power Value、WPC規格のNegotiation機能を有するか否かを示す情報を含み得る。なお、TXは、WPC規格のConfigurationフェーズの通信以外の方法でRXの識別情報と能力情報を取得してもよい。また、識別情報は、Wireless Power ID等の、RXの個体を識別可能な任意の他の識別情報であってもよい。同様に、能力情報として、上記以外の情報を含んでいてもよい。
次に、TXの制御部301は、通信部306を介したNegotiationフェーズの通信により、RXが要求するGPの値等に基づいてGPの値を決定する(S403)。TXの制御部301は、GPの決定後、Calibrationフェーズの処理(キャリブレーション(較正)処理)を行う(S404)。キャリブレーション処理とは、TXがRXへ送電した電力について、TXが、TXの内部で測定した値である送電出力の値とRXの内部で測定した受電電力の値との相関を較正する処理である。具体的には、TXは、送電出力の値と受電電力の値の差分として求められる電力損失値を、RXから受信した較正の基準値(軽負荷状態と負荷接続状態での受電電力値)と、当該軽負荷状態と負荷接続状態における送電出力とに基づいて推定する。
また、キャリブレーション処理において、RXが異なる2つの状態それぞれにおいて、TXの送電電力とRXの受電電力とが取得されてもよい。そして、この2組の送電電力と受電電力を用いて、実際に無線で送電されている際の受電電力又は送電電力に対して、キャリブレーションするためのパラメータが算出されてもよい。このパラメータは、送電電力と受電電力の相関を一次関数でグラフ化した場合、傾きの値と切片の値を指す。また、このようなパラメータを算出するために用いられる組み合わせは、送電電力と受電電力の組に限られず、送電電力と電力損失の組でもよいし、受電電力と電力損失の組でも構わない。
キャリブレーション処理を完了し、充電処理を開始可能と判断したTXは、Power Transferフェーズに移行してRXに対して送電処理を開始する(S405)。送電開始後は、TXは推定した電力損失値を、異物検出のために使用することができる。
[受電装置における処理]
図5は、本実施形態における受電装置101(RX)により実行される処理を示すフローチャートである。図5に示すフローチャートは、RXの制御部201がメモリ209に記憶されている制御プログラムを実行し、情報の演算および加工並びに各ハードウェアの制御を実行することにより実現され得る。
RXのユーザは、RXを充電すべくRXを送電装置102に積載する(S501)。続いて、RXの通信部206はConfigurationフェーズの通信により、TXに識別情報/能力情報を送信する(S502)。続いて、RXの制御部201は、通信部206を介したNegotiationフェーズの通信により、TXとの間でGPの値を決定する(S503)。なお、S503では、Negotiationフェーズの通信に限らず、GPを決定する他の手順が実行されてもよい。
GPの決定後、RXの通信部206は、TXに較正の第1の基準値となる軽負荷状態における受電電力を含む情報(以降、第1の基準電力情報と呼ぶ。)を送信する(S504)。第1の基準電力情報は、WPC規格で規定されるReceived Power(mode1)であり得るが、他のメッセージ(データ)が用いられてもよい。RXの制御部201は、第1の基準電力情報を送信すると、タイマ210の計時を開始する(S505)。当該計時の目的は、一定期間においてRXの使用状況(消費電力)が安定しているかを計測することが目的である。タイマ値(時間期間)の決め方は、一例として以下が考えられる。例えば、WPC規格で規定されるキャリブレーション処理に求められる時間と、WPC規格で規定されるReceived Power(mode0)(以後、受電電力情報)の通知間隔から決定する方法がある。
次にRXの測定部212は、RX全体の消費電力の測定を所定の測定時間において行う(S506)。測定時間は前述のタイマ値と同様に、キャリブレーション処理時間と受電電力情報の通知間隔から決定され得る。消費電力の測定(確認)は長時間であるほど、より正確な値が得られ得る。続いて、RXの制御部201は、当該測定における最大電力値(消費電力の最大値)と最小電力値(消費電力の最小値)を比較し、当該2つの値の差が規定範囲内にあるか(および/または規定値以下か)を判定する。ここで、当該判定に用いる規定範囲の一例について図7を参照して説明する。図7は、RXがスマートフォンである場合の、消費電力と時間の特性の一例を示す。図7からわかるように、スマートフォン(RX)の消費電力は、その使用状況に依存する。例えばスマートフォン内のアプリケーションソフトウェア(以後、アプリケーション)が稼働中である場合や、オペレーションシステム(OS)が更新中である場合には、電力消費は大きい。図7に示す規定範囲701は、アプリケーションが稼働中でなく、OSが更新中でない、消費電力が安定した状態における消費電力の範囲である。S507の判定では、規定範囲701が使用され得る。なお、S507の判定に用いる規定範囲(規定値)は、GPを考慮して決定されてもよい。
消費電力の最大値と最小値の差が規定範囲以内である場合(S507でYes)、RXの通信部206は、TXへ較正第2の基準値となる負荷接続状態における受電電力を含む情報(以降、第2の基準電力情報と呼ぶ。)を送信する(S511)。ここで、第2の基準電力情報は、WPC規格で規定されるReceived Power(mode2)であり得るが、他のメッセージ(データ)が用いられてもよい。続いてRXは、充電処理を開始する(S512)。
消費電力の最大値と最小値の差が規定範囲外である場合(S507でNO)に、タイマがタイムアウトしていなければ(タイマ値の時間が経過する前)(S508でNO)、RXの通信部206は、受電電力情報をTXへ送信し、再度、RXの消費電力の測定を行う(S506)。RXの測定部212は、タイマが有効な限り(すなわち、タイムアウトしていない限り)、消費電力の測定を、消費電力が安定するまで(最大値と最小値の差が規定範囲以内になるまで)行う。
消費電力の最大値と最小値の差が規定範囲外であり(S507でNO)、タイマがタイムアウトしている場合(タイマ値の時間が経過した場合)(S508でYES)、RXの制御部201は消費電力を下げるための処理が可能かどうかを判定する。具体的には、RXの制御部201は、アプリケーションの動作の保留や一時停止が可能かの確認を行う(S509)。アプリケーション動作の保留等が可能と判断した場合(S509でYES)、RXの制御部201は、アプリケーション動作の保留等の処理を行い(S514)、通信部206が受電電力情報をRXへ通知し(S515)、測定部212は再度、RXの消費電力の測定を行う。アプリケーション動作の保留等の処理が対応不可と判断した場合は(S509でNO)、RXの通信部206はTXへ充電停止要求を送信し、制御部201は充電処理を停止する(S510)。ここで、RXは充電処理が停止することを表示部207(UI等)に表示し、ユーザへその旨を伝えてもよい。
[送電装置と受電装置の動作シーケンス]
図6は、送電装置102(TX)と受電装置101(RX)の動作シーケンスを示す。TXは送電可能範囲内に存在する物体を検出するため、WPC規格のAnalog Pingを繰り返し間欠送信する(F601)。RXのユーザは、RXを充電すべくRXをTXに載置する(TXに近づける)(F602)。TXは、送電可能範囲内に物体が存在することを検出すると(F603、F604)、WPC規格のDigital Pingを送信する(F605)。RXはDigital Pingを受信すると、TXがRXを検知したことを把握できる(F606)。またTXは、Digital Pingに対する所定の応答があった場合に、検出された物体がRXであり、RXが充電台103に載置されたことを検出する。
TXは、RXの載置を検出すると、WPC規格のConfigurationフェーズの通信により、RXから識別情報と能力情報を取得する(F607)(RXとの間で識別情報と能力情報を交換する)。続いて、TXは、WPC規格のNegotiationフェーズの通信により、RXとの間でGPの値を決定する(F608)。なお、上述したように、F608では、WPC規格のNegotiationフェーズの通信に限らず、GPを決定する他の手順が実行されてもよい。また、TXは、RXがWPC規格のNegotiationフェーズに対応していないことを示す情報を(例えばF607において)取得した場合に、Negotiationフェーズの通信は行わず、GPの値を(例えばWPC規格で予め規定された)小さな値としてもよい。図6の例では、GP=5W(ワット)とする。
続いて、キャリブレーション処理が行われる。まず、RXは、TXに第1の基準電力情報(軽負荷状態における受電電力を含む情報)を送信する(F609)。図6の例では、第1の基準電力情報は、送信電力=500mw(ミリワット)に対する受信電力を含む情報とする。TXは、自装置の送電状態に基づいて、第1の基準電力情報を受け入れるか否かを判定する。受け入れる場合は承諾応答=ACKを、受け入れない場合は拒否応答=NAKを、RXへ送信する。TXは、自装置の送電状態が安定していると判断した場合には第1の基準電力情報を受け入れ、自装置の送電状態が不安定であると判断した場合には受け入れないとすることができる。図6の例では、TXは送電状態が安定していると判断し、RXにACKを送信する(F610)。
RXは、TXからACKを受信した後、TXに第2の基準電力情報(負荷接続状態における受電電力を含む情報)を送信する必要がある。図6の例では、GP=5Wであることから、第2の基準電力情報は、送信電力=5Wに対する受信電力を含む情報とする。よって、RXは、TXによる送電電力を5Wまで増加させるために、正の値を含む送電出力変更指示を送信する(F611)。
TXは、RXから送電出力変更指示を受信し、送信電力の増加対応が可能な場合、ACKで応答し、送信電力の増加を行う(F612)。図6の例では、第2の基準電力情報は、送信電力=5Wに対する受信電力を含む情報であることから、TXは、5Wを超える送電出力変更指示をRXから受信した場合は(F613)、NAKで応答する(F614)。これにより、RXがより大きな電力の受信を要求していても(例えばRXによる消費電力がアプリケーション稼働中等により大きい場合(図7))、TXによる規定以上(ここではGP(=5W)より大きい電力)の電力送電が抑止される。
その後、RXは自装置の消費電力が安定するのを待ち、消費電力の最大値と最小値の差が既定の範囲内と判断すると(F615)、TXへ第2の基準電力情報として、負荷接続状態における受電電力を含む情報を送信する(F616)。これに応じてTXは、第1および第2の基準電力情報に含まれる受電電力に基づいて電力損失の推定値を算出することが可能となる(F617)。また、TXは、RXからの第2の基準電力情報に対してACKを送信する(F618)。F617とF618の処理は逆であってもよい。キャリブレーション処理を完了し、充電処理を開始可能と判断したTXは、RXに対して送電処理を開始し、RXの充電が開始され得る。
さらに図4と図5のフローチャートには図示していないが、一度決定されたGPが変更(再決定)された場合にも本実施形態を適用することができる。例えばTXとRXは、機器認証処理を行い(F619)、相互の機器がより大きなGPに対応可能と判明して、GPを15Wに再設定(再決定)することができる(F620)。RXとTXは前記したように、TXの送電電力を15Wまで増加させるために、送電出力変更指示、ACK、NAKを使い送電出力を上げる(F621〜F624)。
TX、RXはGP=15ワットに対して、再度キャリブレーション処理を実施する。具体的には、RXは、TGP=15ワットに対する受信電力を含む情報を、第2の基準電力情報としてTXに送信する。RXは消費電力が安定してから、第2の基準電力情報をTXに通知する(F625、F626)。これに応じてTXは、第1および新たな第2の基準電力情報に含まれる受電電力に基づいて電力損失の推定値を算出することが可能となる(F627)。また、TXは、RXからの新たな第2の基準電力情報に対してACKを送信し(F628)、送電処理を開始する(F629)。なお、F628に関して、所定の時間内にTXが新たな第2の基準電力情報に対する応答ができない場合は、アプリケーション動作を保留して、15Wでの充電をしてもよいし、5Wまでの送電電力で充電を継続してもよい。またこれらの選択をユーザに判断させるために、TXやRXは、それぞれ表示部307や表示部207に当該選択に関する画面を表示し、ユーザに判断させてもよい。
このように、RXの消費電力が安定している状態で、負荷接続状態における受電電力を含む情報をTXに送信することで、TXは、電力損失値を精度よく導出することが可能となる。これにより、TXは、異物検出の精度を確保することができる。すなわち、TX、RX間や、あるいはその近傍に導電性の金属片などの導電性の異物が置かれた場合に確実な検出が可能となる。
また、RXの消費電力が安定していない状態では、キャリブレーション処理を完了させないことで、TXの異物検出の精度が悪い状態での充電処理を避けることができる。これはTX、RX間や、あるいはその近傍に導電性の金属片などの導電性の異物が置かれた場合の事故の発生などを抑制する、という効果も期待できる。
101:受電装置、201:制御部、202:バッテリ、203:受電部、204:検出部、205:受電コイル、206:通信部

Claims (11)

  1. 送電中に受電装置とは異なる物体の検出処理を行う送電装置から無線で受電を行う受電装置であって、
    前記受電装置における消費電力が所定の期間において安定しているかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により消費電力が前記所定の期間において安定していると判定された場合に、当該消費電力が安定していると判定された状態での前記受電装置における受電電力の値を含む第1の情報を前記送電装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする受電装置。
  2. 前記判定手段は、所定の期間における前記消費電力の最大値と最小値との差が規定範囲内である場合に、前記消費電力が安定していると判定することを特徴とする請求項1に記載の受電装置。
  3. 前記判定手段は、所定の期間における前記消費電力の最大値と最小値との差が規定値以下である場合に、前記消費電力が安定していると判定することを特徴とする請求項1に記載の受電装置。
  4. 前記判定手段により前記消費電力が前記所定の期間を経過する前に安定していると判定されなかった場合、前記送信手段は、当該消費電力が安定していると判定されない状態での前記受電装置における受電電力の値を含む第2の情報を前記送電装置に送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の受電装置。
  5. 前記判定手段により前記消費電力が安定していると判定されないまま前記所定の期間が経過した場合、前記受電装置における消費電力を下げるための処理が可能かを判定する制御手段を更に有し、
    前記制御手段により前記受電装置における消費電力を下げるための処理が可能と判定された場合、前記制御手段は、前記受電装置における消費電力を下げるための処理を行い、当該処理の後に、前記判定手段は前記消費電力が前記所定の期間において安定しているかを、再度、判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の受電装置。
  6. 前記制御手段により前記受電装置における消費電力を下げるための処理が可能と判定されなかった場合、送電の停止を前記送電装置へ要求する要求手段を更に有することを特徴とする請求項5に記載の受電装置。
  7. 前記第1の情報は、前記送電装置による送電電力の損失の算出のために使用される情報であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の受電装置。
  8. 前記送電装置と前記受電装置は、WPC(Wireless Power Consortium)規格に準拠する装置であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の受電装置。
  9. 前記受電電力の値を含む情報は、前記WPC規格で規定されるReceived Power(mode2)であることを特徴とする請求項8に記載の受電装置。
  10. 送電中に受電装置とは異なる物体の検出処理を行う送電装置から無線で受電を行う受電装置の制御方法であって、
    前記受電装置における消費電力が所定の期間において安定しているかを判定する判定工程と、
    前記判定工程において消費電力が前記所定の期間において安定していると判定された場合に、当該消費電力が安定していると判定された状態での前記受電装置における受電電力の値を含む情報を前記送電装置に送信する送信工程と、
    を有することを特徴とする受電装置の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1から9のいずれか1項に記載の受電装置として機能させるためのプログラム。
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