JP2021040180A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーが、アプリケーションソフトウェアを利用せず、また、画像形成装置の配置位置まで出向かなくても、画像形成装置の状態情報を確認可能にする。【解決手段】画像形成装置1は、その状態情報を、予め定められた時間間隔又は情報更新の機会が発生したときに、ネットワークインターフェイス部91を介して、予め定められた外部装置20(サーバー)に送信して保存させる送信制御部102と、画像を装置本体外部に投影する投影部16と、投影部16を制御して、サーバーのネットワーク上の場所であるURLを示す2次元コードを装置本体外部に投影させる制御部100とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、当該装置の状態情報をユーザーが確認可能にする技術に関する。
複写機や複合機等の画像形成装置では、その状態情報(例えば、印刷中であるかどうかや、待機中のジョブ数、トナーの残量)は、当該装置に装備されている表示部からユーザーが確認することが可能である。
特開2008−142909号公報
画像形成装置では、画像形成装置に装備されている表示部から状態情報を確認するには、ユーザーは一度席を立って、当該装置本体の前まで足を運ぶ必要がある。画像形成装置の装置状態を端末装置でネットワーク監視可能にするアプリケーションソフトウェア等を利用すれば、ユーザーは装置本体の前まで足を運ばなくてもよいが、上記アプリケーションソフトウェアをユーザーが使用するパソコン等の端末装置にインストールする必要がある。
上記の特許文献1には、画像形成装置に関する装置情報を、2次元コード化して表示部に表示することによって、携帯電話などの携帯端末装置で、上記装置情報を収集可能にすることが記載されている。しかしながら、の特許文献1に記載された発明であっても、ユーザーは席を離れて、装置本体の前まで足を運ぶ必要がある。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、ユーザーが、上記アプリケーションソフトウェアを利用せず、また、画像形成装置の配置位置まで出向かなくても、画像形成装置の状態情報を確認可能にすることを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置であって、外部装置との通信を行う通信部と、予め定められた時間毎、又は情報更新を行う予め定められたタイミングが到来する度に、前記画像形成装置の状態情報を、前記通信部を介して、予め定められた前記外部装置に送信して保存させる送信制御部と、画像を装置本体外部に投影する投影部と、前記投影部を制御して、前記予め定められた外部装置のネットワーク上のアドレスを示す2次元コードを前記装置本体外部に投影させる制御部と、を備える。
本発明によれば、画像形成装置の状態情報が保存されている外部装置のネットワーク上のアドレスを示す(又は当該状態情報を示す)2次元コードが装置本体外部に投影されるので、当該2次元コードを装置本体外部に設けられたスクリーンや壁等に拡大表示することが可能である。このように2次元コードは拡大表示されるので、ユーザーは、2次元コードを読み取る機能及びネットワーク上の情報を閲覧する機能を有する携帯端末装置(例えば、スマートフォン)を用いることで、装置本体から離れた場所からでも読み取ることが可能となる。従って、ユーザーは画像形成装置の配置位置まで出向かなくても、画像形成装置の状態情報を確認可能になる。
ところで、2次元コード(面積当たりの情報量が多い)の代わりに、文字をスクリーン等の投影面に表示するといった方法が考えられるが、投影面の面積の都合上、拡大できる大きさに限界があるので、多くの情報を文字でユーザーに提供するのは難しい。つまり、2次元コードの代わりに、文字を投影面に表示して、画像形成装置の状態情報をユーザーに提供するのは現実的ではない。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を含んで構成される情報管理システムの全体構成を示す図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の外観を模式的に示した斜視図である。 投影部の構成を模式的に示した部分断面側面図である。 第1実施形態に係る画像形成装置における制御ユニットで行われる処理動作の一例を示したフローチャートである。 携帯端末装置の表示部に表示される表示画面の一例を示した図である。 第2実施形態に係る画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。 第2実施形態に係る画像形成装置における制御ユニットで行われる処理動作の一例を示したフローチャートである。 別の実施形態に係る画像形成装置の外観を模式的に示した斜視図である。 第3実施形態に係る画像形成装置の外観を模式的に示した斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る画像形成装置を含んで構成される情報管理システムの全体構成を示す図である。情報管理システム21は、画像形成装置1A,1B(以降、まとめて「画像形成装置1」と称す)と、サーバー2と、携帯端末装置3A乃至3D(以降、まとめて「携帯端末装置3」と称す)と、を備える。画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能を兼ね備える複合機である。
サーバー2は、画像形成装置1の状態情報を保存して管理する。サーバー2としては、例えば、画像形成装置1である複合機等を販売する販売会社によって運用されるものや、ユーザー環境内だけで使用されるローカルなものが挙げられる。なお、サーバー2は、特許請求の範囲における予め定められた外部装置の一例である。
携帯端末装置3は、画像形成装置1のユーザーが使用するもので、QRコード(登録商標)等の2次元コードを読み取る機能及びネットワーク上の情報を閲覧する機能を有し、サーバー2で保存されている情報を取得する。また、携帯端末装置3としては、例えば、スマートフォン等が挙げられる。
図2は、第1実施形態に係る画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図であり、図3は、第1実施形態に係る画像形成装置の外観を模式的に示した斜視図である。
画像形成装置1は、制御ユニット10、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、HDD(Hard Disk Drive)111、定着部13、給紙部14、投影部16、操作部47、及びネットワークインターフェイス部91を含んで構成されている。
原稿給送部6は、原稿読取部5の上面に図略のヒンジ等によって開閉可能に構成され、原稿給送部6は、図略のプラテンガラス上に載置された原稿を読み取る場合に原稿押さえカバーとして機能する。
また、原稿給送部6は、ADF(Auto Document Feeder)であり、原稿を載置する原稿載置トレイ61と、原稿載置トレイ61に載置されている原稿を原稿読取部5へ供給する図略の供給機構を収容する筐体62と、原稿載置トレイ61上に設けられた、原稿の供給方向に直交する方向に開閉可能な、原稿の載置位置を調整する調整ガイド63と、を含んで構成されている。
画像形成装置1で原稿読取動作が行われる場合について説明する。原稿給送部6により原稿読取部5へ供給された原稿、又は上記プラテンガラス上に載置されている原稿の画像を、原稿読取部5が光学的に読み取り、そして画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは、図略の画像メモリー等に保存される。
画像形成装置1で画像形成動作が行われる場合について説明する。原稿読取動作により生成された画像データや、画像メモリー等に記憶されている画像データ、ネットワーク接続されたコンピューターから受信した画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録媒体としての記録紙にトナー像を形成する。
HDD111は、大容量の記憶装置であり、画像形成装置1の状態情報を記憶する状態情報記憶部112を含む。状態情報記憶部112は、例えば、HDD111の一部領域からなる。状態情報記憶部112は、後述する制御プログラムがインストールされることによりHDD111に作成される。
定着部13は、画像形成部12によりトナー像が形成された記録紙を加熱及び加圧して、トナー像を記録紙に定着させるものであり、定着処理が施された記録紙は排出トレイ151に排出される。給紙部14は、複数の給紙カセット141を備える。
投影部16は、画像を装置本体11の外部に投影する例えばプロジェクターであり、図4に示すように、光源161と、その前方に設けられた透過型の液晶パネル162と、更にその前方に設けられた投影レンズ163と、を備える。液晶パネル162に画像を表示して光源161を点灯すると、液晶パネル162に表示された画像は、光源161からの射出光により投影レンズ163を介して、装置本体11の外部に存在するスクリーンや壁等の投影面に拡大表示される。
また、投影部16は、原稿給送部6の筐体62上に設けられ、装置本体11の背後に存在する壁等に画像を投影する。なお、投影部16は、投影面に対して角度をつけて投影したときに生じる画像の歪みを調整する既知の調整機構や、自動でピントを合わせる既知のオートフォーカス機構を有してることが望ましい。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について、操作者から、画像形成動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473を備えている。
表示部473はタッチパネルになっており、操作者は画面表示されるボタンやキーに触れて画像形成装置1を操作することができる。
ネットワークインターフェイス部91は、ローカルエリア内、又はインターネット上の外部装置20(例えば、図1に示したサーバー2)と種々のデータの送受信を行うものである。なお、ネットワークインターフェイス部91は、特許請求の範囲における通信部の一例である。
制御ユニット10は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び専用のハードウェア回路を含んで構成される。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はMPU(Micro Processing Unit)等である。制御ユニット10は、制御部100と、操作受付部101と、送信制御部102と、を備えている。
制御ユニット10は、HDD111等に記憶されている制御プログラムに従った上記プロセッサーによる動作により、制御部100、操作受付部101、及び送信制御部102として機能する。但し、制御部100等は、制御ユニット10による制御プログラムに従った動作によらず、それぞれハードウェア回路により構成することも可能である。以下、特に触れない限り、各実施形態について同様である。
制御部100は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。制御部100は、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、HDD111、定着部13、給紙部14、投影部16、操作部47、及びネットワークインターフェイス部91と接続され、これら各部の駆動制御等を行う。
例えば、制御部100は、投影部16を制御して、予め定められた外部装置20(ここではサーバー2)のネットワーク上のアドレス(例えばURL:Uniform Resource Locator)を示すQRコードC1を装置本体11の外部に投影させる。具体的には、制御部100は、QRコードC1の画像を液晶パネル162に表示して、光源161を点灯させる。
操作受付部101は、操作部47を介してユーザーからの操作入力を受け付ける。操作受付部101は、操作部47が備えるハードキーに対するユーザー操作を受け付け、更には、表示部473に表示されている操作画面に対するユーザー操作(タッチ操作)を、表示部473が有するタッチパネル機能により受け付ける。
送信制御部102は、画像形成装置1の状態情報を、予め定められた時間毎、又は情報更新を行う予め定められたタイミングが到来する度に、ネットワークインターフェイス部91を介して、サーバー2(図1)に送信して保存させる。
状態情報としては、例えば、印刷中であるかどうかや、待機中のジョブ数、トナーの残量、各給紙カセット141にセットされている用紙のサイズと残量、スキャナーの送付先アドレス(メールボックス等に登録済みのアドレス)、ファクシミリの受信時刻と送り主の電話番号、IPアドレス、プリンターホスト名等が挙げられる。
制御部100は、印刷処理を開始すると、状態情報記憶部112に記憶される状態情報の一つである「印刷中有無」情報を「印刷中」に更新し、印刷処理が終了すると、当該「印刷中有無」情報を「印刷中でない」に更新し、ジョブが完了したり、操作受付部101が新たなジョブを受け付けたりすると、状態情報記憶部112に記憶される状態情報の別の一つである「待機ジョブ数」情報を更新する。
例えば、送信制御部102は、状態情報記憶部112に記憶される状態情報が更新されると、当該更新されたタイミング(上記情報更新を行う予め定められたタイミングの一例)で、更新された情報をサーバー2に送信する。これにより、サーバー2に保存される画像形成装置1の状態情報を、適切なタイミングで最新の情報に更新することができる。図5に示したフローチャートに基づいて説明する。
送信制御部102は、状態情報記憶部112に記憶される状態情報の更新があったか否かを判断し(S1)、送信制御部102は、当該状態情報の更新があったと判断した場合(S1でYES)、更新のあった状態情報を、ネットワークインターフェイス部91を介して、サーバー2(図1)に送信して保存させ(S2)、この処理を終了する。一方、送信制御部102が、当該状態情報の更新はなかったと判断した場合(S1でNO)、そのままこの処理を終了する。
上記画像形成装置1によれば、画像形成装置1の状態情報が保存されているサーバー2のネットワーク上の場所であるURLを示すQRコードC1が装置本体11の外部に投可能なので、当該QRコードC1を装置本体11の外部に設けられたスクリーンや壁等に拡大表示することが可能となる。また、状態情報は更新される度にサーバー2に送信されるため、QRコードを読み取る機能及びネットワーク上の情報を閲覧する機能を有する携帯端末装置3を用いることで、ユーザーはサーバーから得られる情報に基づいて、画像形成装置1の状態情報を確認することが可能となる。図6は、携帯端末装置3の表示部31に画像形成装置1の状態情報が表示された画面の一例を示した図である。
また、QRコードC1は拡大表示されるので、装置本体11から離れた場所からでも読み取ることが可能となる。従って、ユーザーは、画像形成装置1の配置位置まで出向かなくても、画像形成装置1の状態情報を確認できるようになる。また、携帯端末装置3により、画像形成装置1の装置状態を携帯端末装置3でネットワーク監視可能にするアプリケーションソフトウェア等を必要とすることなく、画像形成装置1の状態情報を確認できる。
投影部16には、QRコードC1の大きさを調節する既知のズーム機能を実現する機構を設けておき、制御部100は、スクリーン等の投影面とユーザーの席との距離に応じて、ズーム機能を使って、スクリーンに拡大表示されるQRコードC1の大きさを、ユーザーが席から離れずに当該席から携帯端末装置3で撮影して携帯端末装置3で認識可能な距離に事前に調節しておくことが好ましい。この場合、当該ユーザーの席との距離は、予めHDD111又は制御ユニット10に内蔵されているメモリーに記憶されているものとする。
このため、事務所等に複数の画像形成装置1が設置されている場合で、状態情報に「印刷中有無」情報や「待機ジョブ数」情報が含まれていれば、ユーザーは席を離れることなく、空いている装置や待機中のジョブ数の少ない装置を選択することが可能となり、作業効率を向上させることができる。
また、状態情報に「各給紙カセットにセットされている用紙のサイズ」情報が含まれていれば、ユーザーは席を離れることなく、印刷させたい用紙のサイズがセットされている装置を知ることができる。
また、状態情報に「トナーの残量」情報や「各給紙カセットにセットされている用紙のサイズと残量」情報が含まれていれば、ユーザーは席を離れることなく、トナー残量や用紙残量を確認することが可能となり、装置本体の前に到着したときにトナー不足や用紙不足にはじめて気づく、といった事態が生じるのを回避することができる。これにより、装置に足を運ぶ前に、必要なトナーや用紙を用意することが可能となる。
また、状態情報に「スキャナーの送付先アドレス」情報が含まれていれば、ユーザーは席を離れることなく、例えば、どの装置に自分のアドレスが登録されているのかを知ることが可能となるので、装置本体の前まで足を運んで、操作部47を操作して当該アドレスの登録の有無を確認する手間を省くことができる。
また、状態情報に「ファクシミリの受信時刻と送り主の電話番号」情報が含まれていれば、ユーザーは席を離れることなく、ファクシミリの受信時刻や送り主を確認することが可能となる。
また、状態情報に「IPアドレス」情報や「プリンターホスト名」情報が含まれていれば、ユーザーは席を離れることなく、IPアドレスやプリンターホスト名を確認することが可能となるので、ステータスページ(IPアドレスやプリンターホスト名など、装置情報を確認できるシート)を印刷しなくても、IPアドレス等を確認することができるようになる。
図7は、第2実施形態に係る画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。上記第2実施形態に係る画像形成装置は、図2に示した画像形成装置と、制御ユニット10が、送信制御部102の代わりに、コード生成部103を備える点で相違する。
コード生成部103は、画像形成装置1の状態情報を、予め定められた時間毎、又は情報更新を行う予め定められたタイミングが到来する度に、QRコード化する。例えば、コード生成部103は、当該状態情報を示す文字を示すQRコードを生成する。
制御部100は、コード生成部103によってQRコードが生成されると、投影部16を制御して、コード生成部103によって新たに生成されたQRコードを装置本体11の外部に投影させる。具体的には、制御部100は、液晶パネル162に表示させるQRコードを、コード生成部103によって新たに生成されたQRコードに変更する。これにより、装置本体11の外部に投影されるQRコードは、予め定められた時間毎、又は情報更新を行う予め定められたタイミングが到来する度(例えば、画像形成装置1の状態が変化する度)に変更される。
次に、第2実施形態に係る画像形成装置1の制御ユニット10で行われる処理の一例について、図8に示したフローチャートに基づいて説明する。
制御部100は、画像形成装置1の状態情報の更新があったか否かを判断し(S11)、画像形成装置1の状態情報の更新があったと判断した場合(S11でYES)、コード生成部103は、画像形成装置1の状態情報をQRコード化する(S12)。制御部100は、液晶パネル162に表示させるQRコードを、コード生成部103が新たに生成したQRコードに変更することで、装置本体11の外部に投影される画像を当該QRコードに変更し(S13)、この処理を終了する。一方、制御部100が、画像形成装置1の状態情報の更新はなかったと判断した場合(S11でNO)、処理は終了する。
上記第2実施形態によれば、画像形成装置1の状態情報を示すQRコードが装置本体11の外部に投影されるので、当該QRコードを装置本体11の外部に設けられたスクリーンや壁等に拡大表示することが可能となる。これにより、QRコードを読み取る機能を有する携帯端末装置3を用いることで、ユーザーは状態情報を確認することが可能となる。
なお、上記第1及び第2実施形態では、投影部16が原稿給送部6の筐体62上に設けられている場合について説明しているが、投影部16の設置場所は筐体62上に限定されず、例えば、図9に示すように、原稿載置トレイ61上の調整ガイド63の外側であってもよい。原稿載置トレイ61上であれば、装置本体11の背後や横に設けられたスクリーンや壁等に投影しやすい。また、調整ガイド63の外側であれば、原稿載置トレイ61上への原稿の載置を妨げない。
また、第3実施形態では、図10に示すように、投影部16から投影される画像を表示するスクリーン17を装置本体11に取り付けてもよい。装置本体11にスクリーン17が取り付けられていると、画像形成装置1を壁の近くに設置しなくてもよくなる。また、QRコードを投影するためのスクリーン等をユーザーがわざわざ用意する必要もなくなる。
また、ここまで壁やスクリーン等にQRコードを投影して拡大表示する場合について説明しているが、拡大表示するものはQRコードに限定されず、バーコード等のその他の2次元コードでもよい。
また、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。また、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置の一実施形態として複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、例えば、コピー機能や、プリンター機能、ファクシミリ機能を有した他の画像形成装置でもよい。
また、上記実施形態では、図1乃至図10を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
2 サーバー
5 原稿読取部
6 原稿給送部
12 画像形成部
16 投影部
17 スクリーン
61 原稿載置トレイ
62 筐体
63 調整ガイド
91 ネットワークインターフェイス部
100 制御部
102 送信制御部
103 コード生成部

Claims (5)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置であって、
    外部装置との通信を行う通信部と、
    予め定められた時間毎、又は情報更新を行う予め定められたタイミングが到来する度に、前記画像形成装置の状態情報を、前記通信部を介して、予め定められた前記外部装置に送信して保存させる送信制御部と、
    画像を装置本体外部に投影する投影部と、
    前記投影部を制御して、前記予め定められた外部装置のネットワーク上のアドレスを示す2次元コードを前記装置本体外部に投影させる制御部と、を備える画像形成装置。
  2. 記録媒体に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置であって、
    本画像形成装置の状態情報を、予め定められた時間間隔又は情報更新の機会が発生したときに、2次元コード化するコード生成部と、
    画像を装置本体外部に投影する投影部と、
    前記投影部を制御して、前記コード生成部がコード化して生成した前記2次元コードを前記装置本体外部に投影させる制御部と、を備える画像形成装置。
  3. 原稿の画像を読み取る原稿読取部と、
    前記原稿を載置する原稿載置トレイと、前記原稿載置トレイに載置されている前記原稿を前記原稿読取部へ供給する供給機構を収容する筐体と、を含んで構成される原稿送り装置と、を更に備え、
    前記投影部は、前記筐体上に設けられている請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 原稿の画像を読み取る原稿読取部と、
    前記原稿を載置する原稿載置トレイと、前記原稿載置トレイに載置されている前記原稿を前記原稿読取部へ供給する供給機構を収容する筐体と、前記原稿載置トレイ上に設けられた、前記原稿の供給方向に直交する方向に開閉可能な、前記原稿の載置位置を調整する調整ガイドと、を含んで構成される原稿送り装置と、を更に備え、
    前記投影部は、前記原稿載置トレイ上の前記調整ガイドの外側に設けられている請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記装置本体に取り付けられた、前記投影部から投影された画像を表示するスクリーンを更に備える請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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