JP2021039760A - 建築物の採点システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
、風水等、明るさ(採光)、風通し、収納力又は生活動線の一つ又は複数であることが好ましい。
、新築又はリフォームの際に、間取りのレイアウトに起因する居住性や、風水、家相などを参考として利用することができる。このように、本発明によれば、専門知識のない初心者にも住み心地の指標を把握することができる。また、物件についての間取り図があれば、比較的容易に客観的な評価を取得できるので、物件選びを気軽に行うことができる。その他の効果については、発明を実施するための形態において述べる。
図1は、本発明の採点システム1の全体構成の一例を示す概略図である。図1の採点システム1は、物件の間取り図の画像を含む間取り情報を少なくとも使用して間取りのレイアウトに起因する評価項目を採点するシステムである。間取りのレイアウトに起因する評価項目とは、間取りのレイアウトが評価に影響するものであり、物件選択、新築又はリフォームの際に考慮される情報となりうるものである。例えば、間取りのレイアウトに起因する評価項目としては、物件の風水、家相(以下、風水と家相を併せて風水等という)のようにレイアウトから運勢や吉凶を判定する思想に関する項目や、明るさ(採光)、風通し、収納力、生活動線などのレイアウトに基づく物理的な居住性、快適性に関する項目を含む。採点システム1は、間取り取得手段2、判別手段3、採点手段4、出力手段5及び記憶手段6を含んでいる。さらに、採点システム1は、必要に応じて方位特定手段7を含んでいる。図1においては、判別手段3、採点手段4及び方位特定手段7は一つのプロセッサ8によって実現されるが、各手段は、複数のプロセッサで機能の一部を分担して実現しもよい。採点システム1は、間取り取得手段2が物件の間取り図の画像を含む間取り情報を取得し、判別手段3が取得した間取り情報に基づいて間取り図を構成する要素の少なくとも一部を判別し、採点手段4が間取り図を構成する要素と必要に応じて方位特定手段7で特定した方位又は/及びその他の情報とに基づいて物件に関する風水等、明るさ(採光)、風通し、収納力、生活動線などのレイアウトに起因する評価項目の少なくとも一つ
について採点し、出力手段5が採点手段4の採点結果を出力する。記憶手段6には、間取り取得手段2で取得した間取り情報、判別手段3で判別した各要素、採点手段4での採点結果、方位特定手段7で特定した方位などが、対応する物件(複数の階数を有する場合はその階ごとでもよい)に関連付けて記憶されてもよい。また、記憶手段6には、判別手段3において画像情報から各要素を判別するための基礎となる要素認識情報、採点手段4において使用可能な採点基準情報などが記憶されていてもよい。
れらの要素から求まる各要素間の距離(現実の距離ではなく画像における相対的な距離)、各要素の面積(現実の面積ではなく画像における相対的な面積)、複数の要素や物件全体の形状、寸法又は面積(現実の寸法又は面積ではなく画像における相対的な寸法又は面積)、物件の中心などの要素も含む。本発明において取得される物件の要素は、少なくとも間取り図の画像を判別することにより取得される要素を含み、間取り図の画像から判別された情報に加えて、間取り情報に含まれる画像以外の情報を利用して要素の一部を取得してもよいし、間取り情報とは別に入手した情報から要素の一部を取得してもよい。取得する物件の要素は、上記例示したものに限定されない。また、取得する物件の要素は、少なくとも採点手段4での採点に必要な範囲で要素を取得すればよく、すべての要素を取得する必要はない。ただし、採点に不要な要素であっても、採点とは別目的で使用するために取得してもよい。例えば、物件の検索用の情報として要素を取得してもよい。
置によって実現されてもよい。情報処理装置としては、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、多機能携帯電話(スマートフォン、i−phone(登録商標))、サーバなどを採用することができる。例えば、情報処理装置であるパーソナルコンピュータに、間取り情報を記憶した記憶媒体(例えばUSBメモリ、半導体メモリ、CD、DVD、HDD、オンラインストレージなど)を接続し、間取り情報を取得し、間取り情報に基づいて判別、採点し、ディスプレイに採点結果を表示してもよい。また、例えば、ユーザが所持する情報処理装置である多機能携帯電話(ユーザ端末)において撮影した間取り情報を他の情報処理装置であるサーバにネットワークを介して送信し、サーバにおいて判別、採点した採点結果をユーザ端末にネットワークを介して送信するように構成してもよい。
評価項目の一つ又は複数を採点する。採点手段4は、各評価項目(風水等、明るさ(採光)、風通し、収納力、生活動線)に応じて必要とされる物件の要素を抽出し、抽出した要素を各評価項目の採点基準に基づいて採点する。抽出される要素は、判別手段3で間取り図の画像から判別された要素が含まれていればよく、間取り図の画像から判別された情報に加えて、間取り情報に含まれる画像以外の情報を利用して取得した要素を含んでいてもよいし、間取り情報とは別に入手した情報から取得した要素を含んでいてもよい。各評価項目の採点基準については、様々な設定が可能であり、特に限定されるものではないが、間取り情報から取得される要素のみから採点可能であることが好ましい。採点は、プラスの採点基準に該当する要件による加点方式でもよいし、マイナスの採点基準に該当する要件による減点方式でもよいし、加点及び減点を併用した方式でもよい。また、点数は、全ての物件で規定された最高点である満点を定めてもよいし、満点を決めずに加点の要素が増えれば最高点が更新される方式でもよい。後述するように、その他の情報としてユーザに点数に影響するアイテムを入力させる場合には、満点を定めずに物件の間取り図、アイテムの種類、アイテムの配置次第で最高点を更新することが可能であり、物件やアイテムの配置によって高得点を目指すゲームに採点システムを利用することもできる。また、点数について、統計的に、平均的な物件の数が多く、平均から外れるほど物件の数が少なくなる傾向があるため、評価と点数を一定の比率の関係式とすると、ほとんどの物件が平均点前後の点数となってしまうため差別化できない。このため、点数に差が出るように、評価と点数とを一定の比率の関係とせずに、平均的な評価付近における数値の変位に対する点数の変位を大きくしたり、複数の換算式を使用したり、物件の種別に応じて換算式を変更したりすることが好ましい。また、点数は、風水等の思想に関する項目や、居住性、快適性に関する項目に関するものであり、これらを考慮して高い点又は低い点に配点を偏らせてもよい。採点結果については、点数として出力してもよいし、点数の範囲によって等級(A、B、Cなど)に区分して等級を出力してもよいし、点数及び等級の両方を出力してもよい。また、採点手段4は、複数の評価項目を採点した場合に、各評価項目の採点結果(個別結果)だけではなく、すべての評価項目を総括した総合結果を算出してもよい。例えば、各個別結果として20点満点で採点し、5項目の総合評価として各個別結果の合計点を100点満点で採点したり、個別結果を20点満点で採点し、5項目の総合評価として各個別結果の合計点をA(70〜100点)、B(60〜69点)、C(50〜59点)、D(40〜49点)、E(0〜39点)の5段階(各等級の点数範囲は一例)で評価したりしてもよい。以下、各評価項目の採点基準の一例を挙げるが、下記の採点基準に限定されるものではない。
)を設定し、風水等としては鬼門及び裏鬼門への配置を避けるべき要素が鬼門又は裏鬼門に配置されている場合に減点したり、配置されていなかった場合に加点してもよい。一般的に、風水等では、玄関、トイレ、浴室、台所などを鬼門又は裏鬼門に配置するのは避けられており、これらの要素が方位の中心に対して北東又は南西の方位に配置されていた場合は風水等の評価を下げ、配置されていない場合は評価を上げればよい。また、各要素の配置の評価の他の例として、ユーザの生年月日、性別などから本命卦を特定し、特定した本命卦に基づいて方位の中心に対する吉方位及び/又は凶方位を設定し、風水等としては吉方位に配置すべき要素が配置されている場合に加点し、及び/又は、凶方位に配置すべき要素が配置されている場合に減点してもよい。例えば、ある風水等の流派では、玄関、リビング、寝室などは吉方位に配置することが好ましく、トイレ、浴室、台所などの水回りは凶方位に配置することが好ましいとされており、これらの要素が対応する方位に配置されていた場合は風水等の評価を上げ、配置されていない場合は評価を下げてもよい。また、各要素の配置の評価の他の例として、物件の中心に対してある要素(例えば玄関)が配置されている方位を基準として、吉方位及び/又は凶方位を設定し、他の要素(例えばトイレ、玄関、車庫など)が配置されている方位で評価してもよい。この場合には方位を特定する必要が無く、方位特定手段が無くても風水等の評価を行うことが可能である。なお、風水等の評価として、各要素の評価の点数を同じにしてもよいし、要素によって点数を変えてもよい。
図2は、本発明の採点システムの具体的な構成の一例を示す図である。図2に示すように、採点システム11は、採点結果を提供するためのサーバ12と、サーバ12とネットワーク16を介して接続された複数のユーザ端末13、14、15とを備えている。サーバ12は、プロセッサ121と、ハードディスク122とを備えており、プロセッサ121が判別手段、方位特定手段及び採点手段として機能し、ハードディスク122が記憶手段として機能する。
ャナー151が接続されており、スキャナー151で間取り図を取り込み、ディスプレイ上で加工して間取り情報としてサーバに送信可能である。ユーザ端末13、14、15は、それぞれ間取り取得手段及び出力手段として機能する。
た後に、次の階の有無をユーザに確認し、ユーザから次の階なしと入力されたら、それまでに入力された画像の枚数で物件の階数を特定することができる。
れる。種別及び総階数は、間取り情報入力処理で取得した物件の種別及び階数が格納される。方位は、物件に対する方位であり、取り情報入力処理で取得した方位特定情報が格納される。方位は、基準線に対する角度や基準点からの座標で表すことができ、例えば、画像のX軸(横軸)を基準線として北の向きを角度で特定してもよいし、画像の中心を基準点として北の向きを基準点からの座標で特定してもよい。表1では、角度で方位を特定している。間取りIDは、間取り画像を一意に特定する識別情報であり、間取り画像の取得時などに付与される。表2の階数テーブルでは、物件IDを格納しており、この点で間取りIDと紐付けられているが、間取りIDの一部に物件IDを含ませており、間取りID自体でも紐づけられている。なお、表1と表2のようにテーブルを分離せず、一つのテーブルで管理することもできるし、さらにテーブルを細分化することもできる。また、他の情報をテーブルに格納してもよい。
以下、各評価項目の採点基準について例示し、具体的な評価項目の採点方法について説明する。ただし、本発明の採点基準、採点方法は以下の例に限定されるものではない。表3は、物件の風水等の採点基準の一例である。
=1)に100点とし、南側の全幅の半分が窓の場合(WW/TW=0.5)に80点とし、南側に窓がない場合(WW/TW=0)に0点とする。図8は、それ以外の割合WW/TW(横軸)と点数(縦軸)との関係を示すグラフである。このように明るさの点数は、割合(WW/TW)が0〜0.5の範囲では「点数=160×割合」という式で求まり、割合(WW/TW)が0.5〜1の範囲では「点数=40×割合+60」という式で求まる。換算式として、割合(WW/TW)と点数とを正比例の関係とした「点数=100×割合」という一律の式を採用してもよいが、この場合、最頻値付近に点数が集中し、評価に差が出にくくなる。これは、割合(WW/TW)の分布は一般的な正規分布に従うと推測され、偏差値50の平均的な割合の場合の確率密度が最大となり、割合の差が少ない物件が大半を占め、結局点数の差も少なくなる。このため、閾値(今回は割合=0.5)を設けて異なる換算式を採用することにより、割合の差が僅かでも点数の差を大きくしたり、割合の差が大きくても点数の差を小さくすることができる。さらに、表4の採点基準では採用していないが、第3の基準として、第1の基準又は第2の基準の点数から、南に面した窓が無い部屋があれば−10点/部屋として減点してもよい。
割合(X)で採点する。窓の寸法は、物件の外部に面した窓の寸法を対象とし、それらの寸法を合計する。物件の全周は、外周の合計である。表5においては、割合(X)の範囲に対して点数を段階的に設定しているが、図11に示すように割合(X)の数値に対して点数を連続的に変更するようにしてもよい。図11は、割合(X)(横軸)と点数(縦軸)との関係を示すグラフである。
。窓1202bは対面方向に窓はなく、室内の窓1202aがあるので70点となるから、部屋1202の風通しもより点数の高い100点となる。3階の部屋1203、1204、1205は、いずれも室内に対面以外の方向の窓があるだけなので70点となる。物件全体の風通しは、(100点+100点+70点+70点+70点)/5部屋で82点となる。
置されている場合を含む)は50点が加点される。仮に、窓が無い部屋があった場合には0点又は減点とすればよい。各部屋の風通しの点数を算出し、合計の点数を部屋の数で割った平均が物件の風通しの点数と評価する。
離(DL)に対する台所から洗濯機置き場までの距離(CW)の割合(CW/DL)で採点する。上記採点基準では、台所から洗濯機置き場までの距離(CW)が、対角線の距離(DL)の2割以下の場合(CW/DL≦0.2)に100点とし、対角線の距離(DL)の半分の場合(CW/DL=0.5)に50点とし、対角線の距離(DL)以上の場合(CW/DL≧1.0)に0点とする。図16は、割合CW/DL(横軸)と点数(縦軸)との関係を示すグラフである。このように家事動線の採点は、割合(CW/DL)が0〜0.2の範囲では「点数=100」となり、0.2〜0.5の範囲では「点数=(−500/3)×割合+400/3」という式で求まり、割合(CW/DL)が0.5〜1の範囲では「点数=−100×割合+100」という式で求まる。0.2〜1.0の範囲の換算式として、割合(CW/DL)と点数とを換算する一律の式を採用してもよいが、この場合、明るさの採点基準と同様に、最頻値付近に点数が集中し、点数に差が出にくくなる。このため、閾値(今回は割合=0.5)を設けて異なる換算式を採用することにより、割合の差が僅かでも点数の差を大きくしたり、割合の差が大きくても点数の差を小さくすることができる。なお、第1の基準で台所と洗濯機置き場とが同じ階に配置されていないと判断された物件は、第2の基準に示すように0点となる。
果は、図6のS68においてサーバ12からユーザ端末13に送信される。図18に示すように、ディスプレイには、「72点/100点」と100点満点に正規化された合計点と、「Aランク」という評価が表示されている。その下には、5つの評価項目を頂点とする正五角形のレーダーチャートによって個別評価が表示されている。各項目の点数は、総合評価に合わせて各20点満点に変換されている。
図19は、集合住宅であるワンルームマンションの物件1900における採点箇所を示す間取り図である。図19に示す間取り図の画像から、判別手段によって、少なくとも物件の壁、玄関1901、トイレ1902、部屋1903、その窓1903a、台所1904、洗濯機置き場1905、収納1906、1907、1908及び方位記号1909が画像認識される。方位記号1909を認識することにより物件の方位を特定し、物件の中心に方位記号1910の中心を配置して、物件1900の向きと鬼門1911及び裏鬼門
1912の方位とを特定する。まず、玄関1901及びトイレ1902が、鬼門1911及び裏鬼門1912の範囲に含まれていないので、表3から物件の風水等の採点は100点となる。次に、物件1900には吹き抜けが無いので、物件の南側の全幅TWに対する南向きの窓の寸法の合計(WW)の割合(WW/TW)を採点すると、特定した方位によれば、物件の南側は図面の上方となり、南向きの窓が存在しない(WW=0)。したがって、割合(WW/TW)は0となり、表4から明るさの採点は0点となる。物件の風通しについては、物件の部屋1903には窓1903aがあり、他には物件に窓が無いので、表6から物件の風通しの採点は60点となる。収納力については、物件の総面積が22.33であるのに対し、収納1906、1907、1908の面積の合計は1.22であるから、収納率は5.5%(1.22/22.33×100)となり、図15(B)から物件の収納力の採点は55点となる。家事動線について、画面上における間取り図の対角線の長さDLは10.1であり、台所1904から洗濯機置き場1905までの距離CWは3.5であるから、割合(CW/DL)は約0.35となる。このため、表8から物件の家事動線の採点は75点となる。
図21は、戸建住宅の物件2100における採点箇所を示す間取り図である。図21に示す間取り図の画像から、判別手段によって、少なくとも物件の壁、玄関2101、トイレ2102、2103、部屋2111〜2114、その窓2111a〜2114b、台所2104、洗濯機置き場2105及び収納(黒塗りの部分)が画像認識される。物件の中心を特定するため、間取り図の全体形状から張り(凸部)や欠け(凹部)を無視した略四角形2120(点線)を作成し、その対角線2121と対角線DLとの交点を中心とした。間取り情報に含まれている方位特定情報から物件の方位を特定し、物件の中心に方位記号2122の中心を配置して、物件2100の向きと鬼門2123及び裏鬼門2124の方位とを特定する。玄関2101及びトイレ2102は鬼門2123の範囲に含まれているので、表3から物件の風水等の採点は0点となる。なお、トイレ2103については鬼門にも裏鬼門にも配置されていないが、トイレ2102が鬼門2123に配置されているため採点の対象とはならない。次に、物件2100には吹き抜けが無いので、物件の南側の全幅TWに対する南向きの窓の寸法の合計(WW)の割合(WW/TW)を採点すると
、特定した方位2122によれば、物件の南側は図面の下方となり、南向きの窓として3つの窓2111a、2111c、2114bが存在する。その寸法WW1、WW2、WW3の合計WWは6.3であり、南側の全幅TWは10.9であるので割合(WW/TW)は0.58となり、表4から明るさの採点は83点となる。
本実施例では、その他の情報としてユーザにアイテム(家具、備品を含む)を入力させ、それを採点に利用した実施例である。図23は、ユーザ端末2301のディスプレイ2302であり、ディスプレイ2302上には間取り図の画像2311が表示されており、その下方にアイテム欄2312が表示され、アイテム欄2312内に複数のアイテムが表示されている。図23では、アイテムとして、水晶2321、盛り塩2322、お札2323などの風水等に影響するアイテムが表示されているが、アイテムはこれに限定されるものではなく、家具、インテリアなどでもよい。アイテムは、サーバから提供されてもよく、無条件で提供されても、条件付きで提供されてもよい。例えば、基本アイテムについては無条件で提供し、より効果の高いアイテムについては条件(例えば、課金、一定回数以上サービス利用、アンケート協力など)を満たしたユーザに提供してもよい。ユーザは各アイテムを選択し、間取り図の画像2311の好きな位置に移動させることが可能であり、運気を向上させるためにアイテムを好きな場所に配置する。ユーザ端末2301は、選択されたアイテムと配置された間取り図の画像2311上の座標を間取り情報に含めてサーバに送信する。サーバの採点手段は、選択されたアイテムと、その配置に応じて加点
又は減点し、風水等の採点にアイテムの影響を反映させる。なお、アイテムとして家具を配置させた場合に、例えば、窓の位置との関係で、明るさ又は風通しの採点に影響させてもよいし、動線との関係で、家事動線の採点に影響させてもよい。なお、上記実施の携帯における評価内容及び採点方法は、単なる一例であって、種々変更が可能である。
2 間取り取得手段
3 判別手段
4 採点手段
5 出力手段
6 記憶手段
7 方位特定手段
8 プロセッサ
Claims (16)
- 物件の間取り図の画像から前記物件の間取りのレイアウトに起因する評価項目の点数を採点する採点システムであって、
前記物件の間取り図の画像を含む間取り情報を取得する間取り取得手段と、
前記間取り情報に含まれる間取り図の画像から間取り図を構成する要素を判別する判別手段と、
前記間取りのレイアウトに起因する評価項目の採点基準が記憶された記憶手段と、
前記判別手段で判別した前記間取り図を構成する要素を少なくとも用いて、前記記憶手段に記憶された採点基準に基づいて、前記物件の間取りのレイアウトに起因する評価項目の点数を採点する採点手段とを有することを特徴とする採点システム。 - 物件の間取り図の画像から前記物件の間取りのレイアウトに起因する評価項目の点数を採点する採点システムであって、
ユーザ端末とネットワークを介して接続されたサーバと、前記間取りのレイアウトに起因する評価項目の採点基準が記憶された記憶手段とを有し、
前記サーバは、
前記ユーザ端末から送信された前記物件の間取り図の画像を含む間取り情報を取得し、
前記間取り情報に含まれる間取り図の画像から間取り図を構成する要素を判別する判別手段として機能し、
判別した前記間取り図を構成する要素を少なくとも用いて、前記記憶手段に記憶された採点基準に基づいて、前記物件の間取りのレイアウトに起因する評価項目の点数を採点する採点手段として機能することを特徴とする採点システム。 - 前記間取りのレイアウトに起因する評価項目は、風水等、明るさ(採光)、風通し、収納力又は生活動線の一つ又は複数であることを特徴とする請求項1又は2に記載の採点システム。
- 前記採点システムは、物件に対する方位を特定する方位特定手段を有し、
前記採点手段は、前記間取り図を構成する要素及び前記方位特定手段で特定した物件に対する方位を少なくとも用いて、前記物件の間取りのレイアウトに起因する評価項目の点数を採点することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の採点システム。 - 前記間取り情報は、間取り図に対する方位を特定する方位特定情報を含み、
前記方位特定手段は、前記方位特定情報に基づいて間取り図に対する方位を特定することを特徴とする請求項4に記載の採点システム。 - 前記方位特定情報は、前記間取り情報に含まれる間取り図の画像に対して方位を特定することにより入力されることを特徴とする請求項5に記載の採点システム。
- 前記判別手段は、前記物件の間取り図の中心となる位置を判別し、
前記採点手段は、判別した前記物件の中心となる位置に対して、前記方位特定手段で特定した物件に対する方位を用いて、鬼門及び裏鬼門を設定し、前記物件の風水等の点数を採点することを特徴とする請求項4乃至6の何れか1項に記載の採点システム。 - 前記採点手段は、設定した前記鬼門及び裏鬼門と、物件の玄関、トイレ、浴室又は台所の配置とを用いて点数を採点することを特徴とする請求項7に記載の採点システム。
- 前記判別手段は、前記物件の窓又は吹き抜けを判別し、
前記採点手段は、判別した前記物件の窓の寸法又は吹き抜けの有無を用いて、前記物件
の明るさ(採光)の点数を採点することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の採点システム。 - 前記判別手段は、前記物件の窓を判別し、
前記採点手段は、判別した前記物件の窓の配置を用いて、前記物件の風通しの点数を採点することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の採点システム。 - 前記判別手段は、前記物件の収納を判別し、
前記採点手段は、判別した前記物件の収納面積を用いて、前記物件の収納力の点数を採点することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の採点システム。 - 前記間取り情報は、前記物件の種別を含み、
前記記憶手段は、前記物件の種別に応じた採点基準が記憶され、
前記採点手段は、判別した前記物件の収納面積を用いて、前記物件の種別に応じた採点基準に基づいて、前記物件の収納力の点数を採点することを特徴とする請求項11に記載の採点システム。 - 前記採点手段は、動線に関係する複数の要素間の距離又は配置を用いて、前記物件の生活動線の点数を採点することを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の採点システム。
- 前記複数の要素間の距離又は配置は、前記物件の大きさに応じて正規化されていることを特徴とする請求項13に記載の採点システム。
- 前記間取り情報は、前記物件の階数に応じた数の間取り図の画像を含むことを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の採点システム。
- 物件の間取り図の画像を含む間取り情報を取得するステップと、
前記間取り情報に含まれる間取り図の画像から間取り図を構成する要素を判別するステップと、
前記判別手段で判別した前記間取り図を構成する要素を少なくとも用いて、採点基準に基づいて、前記物件の間取りのレイアウトに起因する評価項目の点数を採点するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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