JP2021038763A - ノズル内蔵型ホース継手 - Google Patents

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善一 村上
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Abstract

【課題】下流側に延長したホースが接続される別個の受け金具との連結を、止水時にのみ解除可能とする消防用ノズルを提供する。【解決手段】消防用水を下流側に有するノズル口11から放出可能な内筒20と、ノズル口11を閉鎖可能なノズル口閉鎖部33を有すると共に、差し金具部31が下流側端部に設けられた外筒30と、受け金具が連結された差し金具部31に対して非解除位置から解除位置へと移動させることにより、差し金具部と受け金具との連結を解除可能な連結解除部材40と、外筒を内筒に対して軸方向に相対的に移動させることにより、ノズル口閉鎖部がノズル口を閉鎖する閉鎖位置とノズル口閉鎖部がノズル口を開放する完全開放位置との間にノズル口閉鎖部を連続的に変位させるためのノズル口開度調整機構と、ノズル口閉鎖部が閉鎖位置にある時のみ、連結解除部材の解除位置への移動を許容する連結解除許容部24a、35a、42とを備える。【選択図】図1

Description

本発明はノズル内蔵型ホース継手に関し、特に下流側に継手を介して消防用ホースを延長することができると共に消防用ノズルとして使用可能なノズル内蔵型ホース継手に関する。
従前、消火活動時に格納箱から出した一次ホースを延長する場合、一次ホースに消防用水を供給する消火栓の弁を閉じて止水し、次いで一次ホースから一旦ノズルを外し、一次ホースに延長ホースを連結し、更に延長ホースの先端にノズルを付け直した後、消火栓の弁を開けるという作業が必要であった。このような手間を低減できる技術として、特開2016−73515号公報(特許文献1)には、ノズル自体の下流側端部に差し金具(雄側継手)部を設けるにより、ノズルで止水しつつノズルの差し金具部に別個の受け金具を介して延長ホースを連結できる消防用ノズルが開示されている。
しかしながら、特許文献1の消防用ノズルでは、ノズルの差し金具部と延長ホースが接続された受け金具部との連結を通水時に作業者が誤って解除するおそれがある。この場合、消火活動が停滞するのみならず、作業者が水浸しになったり、特に水圧が高い場合には、延長ホース又は一次ホースが暴れて危険である。
特開2016−73515号公報
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、下流側に延長したホースが接続される別個の受け金具との連結を、止水時にのみ解除可能とする消防用ノズルを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、上流側端部から受け入れた消防用水を下流側に有するノズル口から放出可能な内筒と、前記内筒と同心状に配置される外筒であって、前記ノズル口を閉鎖可能なノズル口閉鎖部を有すると共に、別個の受け金具と連結及び連結解除可能な差し金具部が下流側端部に設けられた外筒と、別個の受け金具が連結された前記差し金具部に対して非解除位置から解除位置へと移動させることにより、前記差し金具部と別個の受け金具との連結を解除可能な連結解除部材と、前記外筒を前記内筒に対してこれら外内筒の軸方向に相対的に移動させることにより、前記ノズル口閉鎖部が前記ノズル口を閉鎖する閉鎖位置と前記ノズル口閉鎖部が前記ノズル口を完全に開放する完全開放位置との間に前記ノズル口閉鎖部を連続的に変位させるためのノズル口開度調整機構と、前記ノズル口閉鎖部が前記閉鎖位置にある時のみ、前記連結解除部材の前記解除位置への移動を許容する連結解除許容部とを備えるノズル内蔵型ホース継手が提供される。
本発明に係るノズル内蔵型ホース継手(ノズル継手)では、外筒の下流側端部に差し金具部が設けられる。この差し金具部は、本ノズル継手とは別個の受け金具と連結及び連結解除可能であり、別個の受け金具を介して、本ノズルは下流側にホースを延長することができる。差し金具部と別個の受け金具との連結を解除する場合、作業者は連結解除部材を非解除位置から解除位置へと移動させる。これにより、差し金具部と別個の受け金具との連結が解除されるが、本ノズル継手では、連結解除許容部により、外筒のノズル口閉鎖部が内筒のノズル口を閉鎖する閉鎖位置にある時のみ、すなわち止水時においてのみ、連結解除部材を解除位置に移動する操作が許容される。そのため、作業者が通水時に誤って差し金具部と別個の受け金具との連結を解除するようなことはなくなる。なお、連結解除部材についての「非解除位置」とは、連結解除部材が本ノズル継手の差し金具部と別個の受け金具との連結を解除可能な「解除位置」以外の、連結解除部材が配置され得るすなわちとり得る位置をいい、非解除位置は特定の位置であっても、不特定の位置であってもよい。
本発明において、ノズル口開度調整機構は、外筒を内筒に対し軸方向に相対的に移動させることにより、ノズル口閉鎖部がノズル口を閉鎖する閉鎖位置とノズル口閉鎖部がノズル口を完全に開放する完全開放位置との間にノズル口閉鎖部を連続的に変位させる。これにより、ノズル口からの放水を止めたり、ノズル口から放出する放水角度や噴霧角度を所望に調整することができる。なお、本発明では、後述するように連結解除部材を内外筒の周方向に回転させる操作により、外筒を内筒に対し軸方向に相対的に移動させることができる。
本発明の一実施形態において、前記連結解除部材は、前記非解除位置から解除位置へと前記軸方向に移動させることができると共に、前記内筒及び外筒の周方向に回転させることができる筒状部材であり、前記内筒は、前記外筒から外れる内筒露出部を含み、前記ノズル口開度調整機構は、前記連結解除部材に設けた、前記周方向に斜め(螺旋状)に延びる第1ガイド穴と、前記内筒露出部に設けた、前記第1ガイド穴に受け入れられ前記第1ガイド穴に相対的に案内される第1被ガイド部と、前記連結解除部材の回転に伴って前記外筒を周方向に共に回転させるための解除部材外筒連結部とを含む。本形態において、作業者が連結解除部材を回転操作すると、連結解除部材の第1ガイド穴が共に回転すると共に、解除部材外筒連結部により外筒も共に回転する。この際、連結解除部材は外筒に対して軸方向には移動しない。これに対し、連結解除部材は、周方向斜めの第1ガイド穴が内筒露出部に設けた第1被ガイド部に相対的に案内されながら回転するため、内筒に対して軸方向に移動する。すなわち、連結解除部材の周方向一方又は他方の回転操作により、連結解除部材及び外筒が内筒に対して軸方向一方又は他方に移動する。これにより、外筒のノズル口閉鎖部を、ノズル口を閉鎖する閉鎖位置とノズル口を完全に開放する完全開放位置との間に連続的に変位させることができる。
本発明の一実施形態において、前記解除部材外筒連結部は、前記連結解除部材に設けた、前記軸方向にのみ延びる第2ガイド穴と、前記外筒に設けた、前記第2ガイド穴に受け入れられる第2被ガイド部とを含み、前記連結解除許容部は、前記第1ガイド穴において軸方向に延びる第1軸方向ガイドと、前記第2ガイド穴とを含む。連結解除許容部は、ノズル口閉鎖部が閉鎖位置にある時のみ、すなわち止水時においてのみ、連結解除部材の解除位置への軸方向移動操作を許容する。更に詳しくは、ノズル口閉鎖部が閉鎖位置にある時のみ、連結解除部材の第1ガイド穴の第1軸方向ガイドが内筒の第1被ガイド部と軸方向に相対的案内可能に整列する。次いで、作業者が連結解除部材を解除位置に向けて軸方向に移動操作することにより、連結解除部材の第1軸方向ガイドが内筒の第1被ガイド部に相対的に案内され、かつ連結解除部材の第2ガイド穴が外筒の第2被ガイド部に相対的に案内される。これにより、連結解除部材が解除位置へと移動することが許容され、差し金具部に連結された別個の受け金具が連結解除される。換言すれば、ノズル口閉鎖部が閉鎖位置にない場合、連結解除部材を解除位置に向けて移動しようとしても、連結解除部材の第1ガイド穴に受け入れられた内筒の第1被ガイド部が、第1ガイド穴の第1軸方向ガイドとは軸方向に整列せず、第1ガイド穴における第1軸方向ガイド以外の部分である周方向斜めに延びる第1ガイド穴部分が第1被ガイド部に引っ掛かることにより、軸方向の移動が阻止される。
本発明の一実施形態において、前記内筒はニードルを含み、前記ニードルは前端部にニードル弁部を含み、前記ノズル口は前記ニードル弁部と前記内筒の前端との間に形成される。なお、ノズル口の下流に隣接して、ニードル弁部と外筒の前端部との間に噴霧口が形成され得る。ノズル口及び噴霧口の開度を連続的に調整することにより、止水と放水の切り替えのみならず、放水形態を直線状から次第に広角となる噴霧状へと変えることができる。
本発明の一実施形態において、前記内筒の上流側端部は、消防用ホースが連結可能なホース連結部又は消防用器具の差し金具と連結及び連結解除可能な受け金具部とすることができる。
本発明に係るノズル内蔵型ホース継手では、連結解除許容部により、外筒のノズル口閉鎖部が内筒のノズル口を閉鎖する閉鎖位置にある時のみ、連結解除部材を解除位置に移動する操作が許容される。そのため、作業者が通水時に誤って差し金具部と別個の受け金具との連結を解除するようなことはなくなる。
図1は、本発明の一実施形態に係るノズル内蔵型ホース継手の断面図であり、ノズル口の閉鎖状態を示す。 図2は、図1のノズル内蔵型ホース継手の上面図である。 図3は、ノズル口が完全開放状態にある、図1のノズル内蔵型ホース継手の断面図である。 図4は、図3のノズル内蔵型ホース継手の上面図である。 図5は、ノズル内蔵型ホース継手の分解図である。 図6は、ノズル内蔵型ホース継手の差し金具部に別個の受け金具部を介してホースを延長した状態を示す断面図であり、ノズル口は開放した状態にある。 図7は、ノズル口が閉鎖状態にある、図6と同様の断面図である。 図8は、押し輪が非解除位置にあり、第1被ガイド部が第1軸方向ガイドに対して軸方向に整列した状態を示す上面図である。 図9は、図8の状態から押し輪を解除位置へと移動させた状態を示す上面図である。 図10は、ノズル内蔵型ホース継手の上流側端部の変形例を示す一部断面図である。 図11は、ノズル内蔵型ホース継手の上流側端部の更なる変形例を示す一部断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明はそのような実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲及び均等の範囲内で適宜変更等が可能である。図1及び2は、本発明の一実施形態に係るノズル内蔵型ホース継手(以下、単に「ノズル継手」ともいう。)1の断面図及び上面図である。図1及び2において、ノズル継手1は、後に詳述するノズル口11が閉鎖された閉鎖状態にある。図3及び4は、ノズル口11(及び後述する噴霧口11a)が最大に開放した最大開放状態にある、図1及び2に対応する断面図及び上面図である。図5はノズル継手1の分解図である。ノズル継手1は、図3に矢印で表すように、上流側(図3における右側)端部から消防用水を受け入れ、この水をノズル継手1内にて下流側(図3における左側)へと通過させ、下流側端部のノズル口11から放水することができる。以下の説明において、各図における右側(上流側)を「後」、左側(下流側)を「前」と呼ぶ。
ノズル内蔵型ホース継手1は、中心部にニードル10を同心状かつ一体的に含む金属製の内筒20と、内筒20の前方部分を同心状に収容する金属製の外筒30と、外筒30及び内筒20の一部の外周面上に配置される連結解除部材として金属製の筒状部材である押し輪40とを備える。本実施形態において、内筒20、外筒30及び押し輪40は共通の軸線を有し、上述した「前」及び「後」は軸方向における「前」及び「後」と一致する。
ニードル10は、金属製又は樹脂製の細長い円柱棒状の部材であり、前端部に外径が前端へとラッパ状に次第に拡大するニードル弁部12を備える。ニードル10の後端部は、内筒20内の後方に設けられた隔壁であるニードル支持板21にボルト、ナット等によって締結される。これにより、ニードル10は、内筒20に対して同心状かつ一体的に固定される。ニードル支持板21には消防用水を通すための一つ又は複数の開口が設けられる。ニードル10と内筒20との間には環状の通水路13が形成される。内筒20の内径は、ニードル支持板21から前方部分まで一定であり、内筒20の前方部分でわずかに縮小して前方へと一定となった後、前端20aへと再びわずかに拡大する。そのため、通水路13はノズル口11の手前で一旦絞られる形となる。これによりノズル継手1は、通水路13を通る水を、ノズル口11の手前で一旦圧縮してノズル口11から勢いよく吐出させることができる。
ニードル弁部12の前端は、内筒20の前端20aよりも前方に突出し、ニードル弁部12と内筒20の前端20aとの間に一定の環状の間隙であるノズル口11が形成される。ニードル弁部12の前端はニードル10において最も大径であり、この径は内筒20の前端20aの径よりもわずかに大きい。また、ニードル弁部12の前面は、ニードル10の軸線に垂直な平面である。ニードル弁部12は、外径がラッパ状に前端へと拡大するデフレクト面12a(図3参照)を有する。通水路13を通る水はニードル弁部12のデフレクト面12aによって流れ方向が軸方向前方から前方かつ半径方向外側へと変えられる。
内筒20は、本実施形態において、ニードル支持板21よりも後方の後端部がホース連結部22として形成される。ホース連結部22には、図6及び7に示すように、上流側ホース50が圧入により接続される。内筒20におけるホース連結部22の前方には内筒20の外径が拡大する内筒厚肉部23が設けられる。ホース連結部22及び内筒厚肉部23は、外筒30の外部に露出する内筒露出部である。内筒厚肉部23の外周面前端付近でかつ周方向における一地点には、第1ピン24がねじ止め等により固定される。第1ピン24は、内筒厚肉部23の外周面上に現れる比較的厚いディスク状の頭部24aを有する。この頭部24aは、後述する押し輪40の第1ガイド穴41に受け入れられ、第1被ガイド部24aとして機能する。
外筒30は、前端部31に外周面の径が段状に拡大する拡径部31aを有する。拡径部31aを含む外筒30の前端部31は、ノズル継手1とは別個の受け金具60(図6及び7参照)と連結及び連結解除可能な差し金具部31をなす。差し金具部31は、消防用ホース、地下式消火栓、スタンドパイプ、消火栓、送水口等の消防用器具同士の連結に使用される差し金具(雄側継手)と同形態であり、別個の受け金具(雌側継手)との連結を介して別の下流側の消防用ホース70(図6及び7参照)と接続可能である。
外筒30の前端面は前端開口32(図1参照)として前方に開放している。外筒30の前端付近の内周には、内径が縮小して半径内側に環状に隆起するノズル口閉鎖部33が設けられる。ノズル口閉鎖部33の前面33aは内径が前方へと拡大する傾斜面である。この傾斜する前面33aは、ノズル口閉鎖部33がノズル口11を閉じた状態においてニードル10のニードル弁部12が当接する弁座33aとして機能する。
図1において、外筒30のノズル口閉鎖部33は、ノズル口11を閉鎖する閉鎖位置にある。ノズル口閉鎖部33が閉鎖位置にある際、通水路13を通る水はノズル口11から吐出されず、ノズル継手1は止水状態となる。この状態では、上述したようにニードル弁部12がノズル口閉鎖部33の前面である弁座33aに当接する。後述する押し輪40を内筒20及び外筒30の軸線に対する周方向に回転操作することにより、外筒30のノズル口閉鎖部33を図2の閉鎖位置から内筒20に対して相対的に軸方向後方へと移動させることができる。これにより、ノズル口11の開度を、閉鎖状態のゼロから完全開放状態の100へと連続的に変えることができる。図3において、外筒30のノズル口閉鎖部33は、内筒20に対して最も後方に位置する完全開放位置にある。ノズル口閉鎖部33が完全開放位置にある時、ノズル口11が完全に開放すると共に、次に述べるノズル口11に連続する噴霧口11aが最も開放した最大開放状態となる。図3を参照して、ノズル継手1には、ノズル口11の下流側に隣接して、ニードル弁部12と外筒30の前端部31との間に噴霧口11aが形成される。ノズル口11から出た水は、噴霧口11aを経てノズル継手1の外部に放出される。ノズル口11の開度を上げるにつれ、噴霧口11aから放出される水流を直線状からより放射角度の大きい噴霧状とすることができる。
外筒30は、後半部に前半部に比べ外径が拡大する外筒厚肉部34を含む。外筒厚肉部34は、内筒20の内筒厚肉部23よりも前方に配置される。内筒厚肉部23の外径と外筒厚肉部34の外径とはほぼ同じである。図1の止水状態において、内筒厚肉部23と外筒厚肉部34との間には軸方向クリアランスCが存在する。この状態から、後述する押し輪40を回転操作して図3に示すノズル口11及び噴霧口11aの最大開放状態まで外筒30を内筒20に対して相対的に後方に移動させることにより、上記軸方向クリアランスCが次第に狭まる。外筒厚肉部34における後方でかつ周方向における一地点には、第2ピン35がねじ止め等により固定される。第2ピン35も既述した第1ピン24と同様のディスク状の頭部35aを有する。この頭部35aは、後述する押し輪40の第2ガイド穴42に受け入れられ、第2被ガイド部35aとして機能する。外筒30のノズル口閉鎖部33が閉鎖位置にある図1及び2の止水状態において、第1被ガイド部24aと第2被ガイド部35aは周方向において同じ位置にある。
押し輪40は、外筒厚肉部34及び内筒厚肉部23の各外周面に重なる大径部43と、大径部43から前方へと段状に縮径して前方に延びる連結解除部44とを備える。図1において、押し輪40は、外筒30に対して前後方向(軸方向)最後方位置にある。この位置において、押し輪40の大径部43と連結解除部44との間の段部43aが外筒厚肉部34の前面に当接する。最後方位置は非解除位置の一例であると言える。この最後方位置から押し輪40を軸方向前方の解除位置へと移動させることにより、後述するように差し金具部31に連結された別個の受け金具60の連結を解除することができる。なお、解除位置とは、本実施形態において、押し輪40が別個の受け金具60の後述する爪部62(図6及び7参照)を半径方向外側に引っ込める位置をいう。この解除位置以外の、押し輪40がとり得る位置はすべて非解除位置である。また、これも後述するが、押し輪40の解除位置への移動は、第1ガイド穴41により、ノズル継手1の止水時のみ許容され、通水時には許容されない。大径部43の厚さは、第1及び第2被ガイド部24a、35aの厚さをわずかに上回る。連結解除部44の厚さは大径部43よりも薄く、外筒30の拡径部31aが半径方向に隆起する外筒30の外周面からの高さと同じである。押し輪40の大径部43には、内筒厚肉部23に固定された第1被ガイド部24aを受け入れる第1ガイド穴41と、外筒厚肉部34に固定された第2被ガイド部35aを受け入れる第2ガイド穴42とが設けられる。第1及び第2ガイド穴41、42は、本実施形態では押し輪40を貫通するように形成されるが、貫通しない凹状の窪みとして形成してもよい。押し輪40の大径部43の外周には、第1及び第2ガイド穴41、42等を覆い隠す押し輪カバー45がねじ止め等によって固定される。
図5を参照して、第1ガイド穴41は、前後方向に延びる第1軸方向ガイド41aと、第1軸方向ガイド41aの前端部(図5において右端部)から周方向一方(軸方向において後方から前方を見た場合の時計回り方向)へとわずかに前方斜めにもしくは螺旋状に延びる周方向ガイド41bとからなる。本実施形態において、周方向ガイド41bは周方向に例えば180度から270度にわたって延びるが、これに限定されるものではない。第2ガイド穴42は、第1軸方向ガイド41aの同じ周方向位置の前方において第1軸方向ガイド41aと同じ長さだけ前後方向に延びる。それぞれ軸方向に延びる第1軸方向ガイド41a及び第2ガイド穴42は、ノズル継手1の止水時において、押し輪40を、非解除位置から、差し金具部31と別個の受け金具60との連結を解除可能な軸方向前方の解除位置への移動を許容する連結解除許容部をなす。第1被ガイド部24aが第1ガイド穴41に受け入れられることにより、内筒20と押し輪40が係合し、第2被ガイド部35aが第2ガイド穴42に受け入れられることにより、外筒30と押し輪40が係合する。軸方向後方位置にある押し輪40を内筒20及び外筒30の周方向に回転操作すると、周方向に実質的に延びていない第2ガイド穴42と第2被ガイド部35aとの係合を介して、外筒30は押し輪40と共に周方向に回転しながら、内筒20に対して軸方向前後に押し輪40と共にずれる。このように、第2ガイド穴42と第2被ガイド部35aは、押し輪40の回転をそのまま外筒30に伝達する解除部材外筒連結部をなす。
次に、押し輪40を周方向に回転することにより、ノズル口11及び噴霧口11aの開度を調整する操作について説明する。図1及び2の止水状態において、押し輪40は内筒20に対して軸方向最前方に位置し、第1被ガイド部24aは、押し輪40における第1ガイド穴41の第1軸方向ガイド41aの前端に位置する。この状態においてはまた、第2被ガイド部35aは第2ガイド穴42の前端に位置する。この状態から押し輪40を、軸方向後方から前方を見て反時計回り方向に回転操作する。これに伴って回転する第1ガイド穴41の周方向ガイド41bに第2被ガイド部35aが相対的に案内されつつ、押し輪40が内筒20に対して軸方向後方に変位する。この押し輪40の回転及び後方への変位に伴い、第2ガイド穴42と第2被ガイド部35aを介して押し輪40と係合する外筒30も押し輪40と共に回転すると共に内筒20に対して後方に変位する。これにより、図2の閉鎖位置においてノズル口11を閉じていた外筒30のノズル口閉鎖部33が内筒20に対して次第に後方に変位し、ノズル口11の開度が次第に大きくなる。また、内筒厚肉部23と外筒厚肉部34との間の軸方向クリアランスCが次第に狭まる。押し輪40を、第2被ガイド部35aが周方向ガイド41bの、第1軸方向ガイド41aとは周方向反対側の端部まで回転させることにより、ノズル口閉鎖部33が内筒20のノズル口11に対して最も後方となる図3に示す完全開放位置まで変位する。このノズル口閉鎖部33の完全開放位置でノズル口11及び噴霧口11aが最大開放状態となる。また、完全開放位置において、押し輪40の後端が内筒厚肉部23の後端と同じ軸方位置となる。なお、押し輪40を上述とは周方向逆向きに回転操作することにより、押し輪40及び外筒30が内筒20に対して前方に変位し、ノズル口11及び噴霧口11aを最大開放状態から止水状態へと連続的に変えることができる。これにより、ノズル継手1から放出される水を止めたり、水量や噴霧態様を所望に変化させることができる。
図6等に示した別個の受け金具60は、差し金具部31と連結及び連結解除可能な受け金具の一例である。受け金具60は、差し金具部31の拡径部31aを受け入れ可能な受入部61と、受入部61に受け入れた拡径部31aを係止可能な複数の爪部62と、各爪部62を半径方向内側に付勢するばね等の弾性部材(図示せず)とを備える。また、受け金具60は下流側ホース70が圧入により接続されるホース連結部63を有する。これにより、ノズル継手1は、差し金具部31と連結した別個の受け金具60を介して下流側ホース70を更に延長することができる。なお、図6及び7における参照番号22a、63aはノズル継手1に対して連結された上流側及び下流側ホース50、70をしっかりと固定するためのホース抜け止めワイヤーである。
ノズル継手1の差し金具部31に連結された別個の受け金具60を連結解除する場合、押し輪40を例えば図1の最後方位置から軸方向前方に移動させる。これにより、押し輪40の連結解除部44が受け金具60の爪部62を弾性部材の付勢に抗して半径方向外側に押しやり、これにより、受け金具60をノズル継手1の差し金具部31から引き離すことが可能となる。なお、連結解除部44が爪部62を半径方向外側に押しやる位置が押し輪40の解除位置である。図8は、内筒20の第1被ガイド部24aが押し輪40の第1ガイド穴41における第1軸方向ガイド41aに対して軸方向において整列した状態を示す上面図である。図8において押し輪40は非解除位置の一例として軸方向最後方位置にある。図9は、図8の状態から押し輪40を解除位置へと移動させた状態を示す上面図である。なお、図8及び9において、押し輪カバー45や別個の受け金具60は省略している。押し輪40の非解除位置から解除位置への軸方向前方への移動は、内筒20の第1被ガイド部24aが押し輪40の第1ガイド穴41における第1軸方向ガイド41aに軸方向において整列する場合のみ許容される。この第1被ガイド部24aと第1軸方向ガイド41aとが整列する場合は、ノズル継手1はノズル口11が外筒30のノズル口閉鎖部33によって閉鎖される止水状態にある。また、外筒30の第2被ガイド部35aは軸方向にのみ延びる第2ガイド穴42と常に軸方向において整列していると言える。そのため、作業者は図1等に示すノズル継手1の止水時においてのみ、押し輪40を非解除位置から解除位置へと移動操作することができ、これにより受け金具60がノズル継手1の差し金具部31から連結解除される。換言すれば、通水時あるいはノズル口11の非閉鎖時において、第1被ガイド部24aは、第1ガイド穴41において第1軸方向ガイド41aとは軸方向に整列しない位置にある。そのため、作業者が誤って押し輪40を解除位置へと移動させようとしても、第1被ガイド部24aが第1ガイド穴41の周方向ガイド41bに引っ掛かかるため、押し輪40を前方へ移動させることができない。この点から第1被ガイド部24a及び周方向ガイド41bは、ノズル口閉鎖時以外の時点における押し輪40の解除位置への移動を阻止する役割を果たす押し輪移動阻止部であるとも言える。以上のようにして、ノズル継手1では通水時に作業者が誤って差し金具部31と別個の受け金具60との連結を解除するようなことがなくなる。
以上の実施形態では、ノズル内蔵型ホース継手1の上流端部が、上流側ホース50を外周面で受けるホース連結部22であるが、本発明はこれに限定されるものではない。図10及び11は、既述したノズル内蔵型ホース継手1の上流側端部であるホース連結部22の変形例を示す一部断面図である。なお、図10及び11に示すノズル継手1’、1”において、内筒20’、20”以外の構成はホース継手1と実質的に同じであるため、同じ参照番号を用いてそれらの説明を省略する。図10に示すノズル継手1’は、上流端部を、上述した別個の受け金具60と同様の受け金具部22’として形成される。この受け金具部22’は、図示しない別個の差し金具の拡径部を受け入れ可能な受入部22’aと、受入部22’aに受け入れた拡径部を係止可能な複数の爪部22’bと、各爪部22’bを半径方向内側に付勢するばね等の弾性部材(図示せず)とを備える。この受け金具部22’を介してノズル継手1’は上流側の消防用ホース等と接続することができる。図11に示すノズル継手1”は、上流端部がホース連結部22”の別の例であるねじ式受け金具部(雌側継手部)22”として形成される。このねじ式受け金具部22”は、図示しない上流側ホースの下流端外周部をねじ式にして受け入れて接続することができる。ノズル継手1’、11’もノズル継手1と同様に、止水時のみ押し輪40の解除位置への移動が可能となる。
1、1’、1” ノズル内蔵型ホース継手
10 ニードル
11 ノズル口
11a 噴霧口
12 ニードル弁部
12a デフレクト面
13 通水路
20、20’、20” 内筒
20a 内筒の前端
21 ニードル支持板
22、22” ホース連結部
22’ 受け金具部
23 内筒厚肉部
24 第1ピン
24a 第1被ガイド部(連結解除許容部)
30 外筒
31 差し金具部(外筒の前端部)
33 ノズル口閉鎖部
34 外筒厚肉部
35a 第2被ガイド部(解除部材外筒連結部、連結解除許容部)
40 押し輪(連結解除部材)
41 第1ガイド穴
41a 第1軸方向ガイド(連結解除許容部)
41b 周方向ガイド
42 第2ガイド穴(解除部材外筒連結部、連結解除許容部)
50 上流側ホース
60 別個の受け金具
70 下流側ホース

Claims (5)

  1. 上流側端部から受け入れた消防用水を下流側に有するノズル口から放出可能な内筒と、
    前記内筒と同心状に配置される外筒であって、前記ノズル口を閉鎖可能なノズル口閉鎖部を有すると共に、別個の受け金具と連結及び連結解除可能な差し金具部が下流側端部に設けられた外筒と、
    別個の受け金具が連結された前記差し金具部に対して非解除位置から解除位置へと移動させることにより、前記差し金具部と別個の受け金具との連結を解除可能な連結解除部材と、
    前記外筒を前記内筒に対してこれら外内筒の軸方向に相対的に移動させることにより、前記ノズル口閉鎖部が前記ノズル口を閉鎖する閉鎖位置と前記ノズル口閉鎖部が前記ノズル口を完全に開放する完全開放位置との間に前記ノズル口閉鎖部を連続的に変位させるためのノズル口開度調整機構と、
    前記ノズル口閉鎖部が前記閉鎖位置にある時のみ、前記連結解除部材の前記解除位置への移動を許容する連結解除許容部とを備えるノズル内蔵型ホース継手。
  2. 前記連結解除部材は、前記非解除位置から解除位置へと前記軸方向に移動させることができると共に、前記内筒及び外筒の周方向に回転させることができる筒状部材であり、
    前記内筒は、前記外筒から外れる内筒露出部を含み、
    前記ノズル口開度調整機構は、前記連結解除部材に設けた、前記周方向に斜めに延びる第1ガイド穴と、前記内筒露出部に設けた、前記第1ガイド穴に受け入れられ前記第1ガイド穴に相対的に案内される第1被ガイド部と、前記連結解除部材の回転に伴って前記外筒を周方向に共に回転させるための解除部材外筒連結部とを含む請求項1に記載のノズル内蔵型ホース継手。
  3. 前記解除部材外筒連結部は、前記連結解除部材に設けた、前記軸方向にのみ延びる第2ガイド穴と、前記外筒に設けた、前記第2ガイド穴に受け入れられる第2被ガイド部とを含み、
    前記連結解除許容部は、前記第1ガイド穴において軸方向に延びる第1軸方向ガイドと、前記第2ガイド穴とを含む請求項2に記載のノズル内蔵型ホース継手。
  4. 前記内筒はニードルを含み、前記ニードルは前端部にニードル弁部を含み、前記ノズル口は前記ニードル弁部と前記内筒の前端との間に形成される請求項1〜3のいずれか1項に記載のノズル内蔵型ホース継手。
  5. 前記内筒の上流側端部は、消防用ホースが連結可能なホース連結部又は消防用器具の差し金具と連結及び連結解除可能な受け金具部である請求項1〜4のいずれか1項に記載のノズル内蔵型ホース継手。
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