JP2021038483A - 無縫製ニットブラジャー及びその製造方法 - Google Patents

無縫製ニットブラジャー及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本体部と縁取り部との間の境をなくす他、ブラジャーを着用した時にフィット感が得られる無縫製ニットブラジャーを提供することである。【解決手段】 一対のカップ部3a,3bを有する本体部を備え、前記本体部2は、本体部2の縁に沿って前記一対のカップ部より伸び幅の小さい縁取り部6a,6bを有し、前記縁取り部6a,6bが、前記本体部2の上半部2aを編成する際に本体部2の編成パターンの縁に適宜間隔で設けられるミス目を含んで編成され、前記一対のカップ部3a,3bより編み目数が少ない無縫製ニットブラジャー。【選択図】 図3

Description

本発明は、無縫製ニットブラジャー及びその製造方法に関する。
従来のニットブラジャーとして、特許文献1に記載のニット衣料が知られている。このニット衣料を適用したニットブラジャーは、ブラジャーの縁取り部を本体部分とは別途編成し、本体部分を編成するときに縁取り部のウェールを編み込むことで、本体部分と縁取り部とを一体にしたものである。
特開2007−197856号公報
上記従来のニットブラジャーにあっては、ブラジャーの縁取り部を本体部分とは別途編成しているため、本体部分と縁取り部との間に境が出来て見栄えを損なうおそれがある他、製造工程が複雑になるといった問題があった。
そこで、本発明の目的は、本体部と縁取り部との間の境をなくす他、縁取り部の伸び幅を本体部が有する一対のカップ部より小さくすることで、ブラジャーを着用した時にフィット感が得られる無縫製ニットブラジャーを提供することである。
また、本発明の他の目的は、本体部が有する一対のカップに立体形状の膨らみ部を形成することで、ブラジャーを着用した時にバストを包み込むような着心地のよさを感じさせる無縫製ニットブラジャーを提供することである。
また、本発明の他の目的は、見栄えがよく、着用した時の良好なフィット感や着心地のよさを感じさせる無縫製ニットブラジャーを簡易な工程で製造することのできる製造方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る無縫製ニットブラジャーは、一対のカップ部を有する本体部を備え、前記本体部は、本体部の縁に沿って前記一対のカップ部より伸び幅の小さい縁取り部を有し、前記縁取り部が、前記本体部の上半部を編成する際に本体部の編成パターンの縁に適宜間隔で設けられるミス目を含んで編成され、前記一対のカップ部より編み目数が少ない。
また、本発明の無縫製ニットブラジャーは、一対のカップ部を有する本体部を備え、前記本体部は、前記一対のカップ部に立体形状の膨らみ部を有し、前記膨らみ部が、引き返し編みによって編成され、本体部の下半部に形成される。
また、本発明に係る無縫製ニットブラジャーの製造方法は、一対のカップ部の上端からウェールとコースの編み目を増やしながら本体部を編成する際、本体部のコースの縁に適宜間隔でミス目を設け、このミス目を含む縁取りの編成によって、本体部の編成パターンの縁に沿って前記一対のカップ部より編み目数の少ない縁取り部を形成するものである。
また、本発明の無縫製ニットブラジャーの製造方法は、一対のカップ部の上端からウェールとコースの編み目を増やしながら本体部の上半部を編成する一方、本体部の下半部に略三角形状の編成パターンを引き返し編みで施すことによって、本体部の下半部に立体形状の膨らみ部を形成するものである。
また、本発明の無縫製ニットブラジャーの製造方法は、前記一対のカップ部の編成が、一対の肩紐の先端から編成する左右独立した編み糸によって、肩紐から前記一対のカップ部の上端に続けて一体になされる。
本発明に係る無縫製ニットブラジャーによれば、本体部の縁に設けられる縁取り部がカップ部と一体に編成されているので、縁取り部と本体部との境をなくすことができて見栄えがよくなる。また、縁取り部の伸び幅がカップ部より小さいので、着用時には胸の両脇及び胸元にフィットすることになる。
また、本発明に係る無縫製ニットブラジャーによれば、一対のカップ部に立体構造の膨らみ部が形成されるので、着用時にはバストを包み込むような着心地のよさを感じると共に形のよい胸膨らみが得られる。
また、本発明に係る無縫製ニットブラジャーの製造方法によれば、見栄えがよく、着用した時の良好なフィット感や着心地のよさを感じさせる無縫製ニットブラジャーを簡易な工程で達成することができる。
また、本発明に係る無縫製ニットブラジャーの製造方法によれば、肩紐の編み糸と同じ編み糸によって、肩紐から前記一対のカップ部の上端に続けて一体に編成されるので、カップ部の上端付近には肩紐から続く滑らかな曲線が形成され、カップ部の形状が見栄えのよいもとなる。
以下、本発明に係る無縫製ニットブラジャー及びその製造方法について、その実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面は、本発明の無縫製ニットブラジャー及びその製造方法を模式的に表したものである。これらの実物の寸法、寸法比及び編み目数は、図面上の寸法、寸法比及び編み目数と必ずしも一致していない。また、重複説明は適宜省略させることがあり、同一部材には同一符号を付与することがある。さらに、本発明の技術的範囲は以下で説明する各実施の形態には限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
図1乃至図3には、本発明の一実施形態に係る無縫製ニットブラジャー1が示されている。この無縫製ニットブラジャー1は、左右に一対のカップ部3a,3bを有する本体部2と、本体部2の下縁に編成されるアンダー部4と、各カップ部3a,3bの上端3a’,3b’からアンダー部4まで延びる一対の肩紐5a,5bと、を備えている。
前記本体部2は、本体部2の外縁及び内縁に沿って前記一対のカップ部3a,3bより伸び幅の小さい縁取り部6a,6bを有している。この縁取り部6a,6bは、一対のカップ部3a,3bの上端3a’,3b’からウェールとコースの編み目を次第に増やしながらカップ部3a,3bを含む本体部2の上半部2aを略三角状に編成していく際に、図4及び図5に示されるように本体部2の上半部2aを編成する編成パターン2a’の縁に適宜間隔にミス目7を設け、このミス目7を含むニット目8との縁取りの編成によって、本体部2の外縁及び内縁に沿って一対のカップ部3a,3bより編み目数の少ない縁取りを形成するものである。
上述のように、本体部2の編成と同じコースの縁に適宜間隔にミス目7を設け、このミス目7を含むニット目8との編成によって縁取り部6a,6bを形成しているので、本体部2と縁取り部6a,6bとに一体感があり、両者の間に境が出来にくい。
この出願において、ミス目7とはミスによって引き上げられる編み目のことを意味し、図4では便宜的に―で表している。また、ニット目8とはニット針によって編成される編み目のことを意味し、図4では便宜的に〇で表している。また、図5では縁取り部6a,6bの編目が長く延びているように描かれているが、これはミス目7を含む縁取り部6a,6bの編み込み状態を分かり易く表したもので、実際には一対のカップ部3a,3bを編成する編み目の大きさと変わらないため、実質的には一対のカップ部3a,3bに比べて編み目の数が少なくなり、その分縁取り部6a,6bの伸び幅が一対のカップ部3a,3bに比べて小さくなる。なお、無縫製ニットブラジャー1の製造工程においては、図3に示されるように、肩紐5a,5bの先端部5a’,5b’から編成が始まり、本体部2の編成、アンダー部4の編成へと移っていく。図4及び図5は、無縫製ニットブラジャー1の製造工程に合わせて図示しているので、図1及び図2とは上下関係が逆になっている。
上述したように、無縫製ニットブラジャー1は、一対のカップ部3a,3bの伸びに比べて縁取り部6a,6bの伸び幅が小さくなるように編成されているために、着用時には縁取り部6a,6bが胸の両脇及び胸元にフィットすることになる。
上記の実施形態では、本体部2の編成パターンの縁に一コースおきにミス目7を設けているが、必ずしも一コースおきでなくてもよい。また、ウェールに関しても上記の実施形態では本体部2の編成パターンの縁に3個のミス目7を設けているが、このミス目の数も限定されないものである。
この出願における無縫製ニットブラジャー1では、前記本体部2は、一対のカップ部3a,3bに立体形状の膨らみ部10を有している。この膨らみ10は、例えば図3及び図6に示されるように、本体部2の下半部2bに、矢印で示されるような順序で引き返し編みを施すことによって形成される。本体部2の下半部2bには、図6及び図7に示されるように、引き返し編みを施すことによって下半部2bのウェール及びコース数の編み目が略三角形状に増え、特に中心部の編み目の数を増やすことにより下半部に2bの編地にゆとりを設け(図7における薄墨部分に相当)、本体部2の下半部2bに図8に示したような立体構造の膨らみ部10を形成するものである。
上記図6において、〇印は下半部2bでの引き返し編みの編み目を、×印はアンダー部4における編み目をそれぞれ表している。また、図8は、本体部2の下半部2bとアンダー部4との編成時の膨らみ部10の一部の編み目の状態を模式的に示したものである。なお、図6及び図7には、一対のカップのうち、左側のカップ部3aについての下半部2bの引き返し編みの編成パターン2b’が示されており、右側のカップ部3bの場合には、この編成パターン2b’とは対称形となる。
前記膨らみ部10の形状および大きさは、本体部2の下半部2bの引き返し編みをどの程度行うかによって調整される。
前記本体部2の下縁に編成されるアンダー部4は、図1に示されるように、前身4aと後身4bとで筒状に形成され、両者が本体部2の両脇部分でつながっている。アンダー部4は、本体部2の編み糸より収縮度の大きいゴム糸を併用しリブ編み又は天竺編みなどによって編成される。また、アンダー部4の前身4aと後身4bの編成組織を変え、後身4bの方が前身4aより大きく収縮するように編成することで、胸の両脇への密着度が増して着用時のフィット感がさらに向上する。さらに、後身4bのゴム糸の併用量を前身4aより増やすことによって、収縮度を大きくすることができる。
前記一対のカップ部3a,3bの上端3a’,3b’から延びる肩紐5a,5bは、アンダー部4の後身4b上辺にそれぞれの先端部5a’,5b’が縫い付けられる。なお、肩紐5a,5bをアンダー部4に縫い付けることなく、ブラジャー着用時に首の後ろで結ぶようにしてもよい。この実施形態では肩紐5a,5bと一対のカップ部3a,3bとが連続して一体に編成されている。すなわち、肩紐5a,5bの一端部とカップ部3a,3bの上端3a’,3b’とを縫製することなく、両者が同じ編み糸で無縫製によりつながっている。そのため、肩紐5a,5bがカップ部3a,3bの上端3a’,3b’に滑らかなカーブを描きながらつながり、カップ部3a,3bの上端付近に肩紐5a,5bから滑らかに続く内側曲線部12aと外側曲線部12bが形成され、胸元を美しく見せるカップ部の三角形状が得られる。
次に、無縫製ニットブラジャー1の製造方法を図3に基づいて説明する。無縫製ニットブラジャー1は、肩紐5a,5bの先端部5a’,5b’から本体部2を経てアンダー部4の下辺まで横編機によって無縫製で製造される。
まず、左右に独立した編み糸を配置し、肩紐5a,5bの先端部5a’,5b’から編成を始める。肩紐5a,5bを編成する際の編み目の組織は、リブ編み、ゴム編み、天竺編みなどである。同一幅の肩紐5a,5bを一対のカップ部3a,3bの上端3a’,3b’まで編成したのち、肩紐5a,5bを編成する左右に独立した編み糸によって、肩紐5a,5bから前記一対のカップ部3a,3bの上端3a’,3b’に続けて一体に編成する。その際、カップ部3a,3bの上端付近に肩紐5a,5bから滑らかに続く内側曲線部12aと外側曲線部12bが形成される。
カップ部3a,3bを含む本体部2の上半部2aの編成では、逆三角形状の編成パターン2a’となるようにコースとウェールの編み目を増やしながら編成する。その際、カップ部3a,3bの外縁及び内縁となる編成パターン2a’の縁には適宜間隔にミス目7を設けていく。このミス目7はミスにより編み目を引き上げることによってできる。このミス目7を適宜間隔に適度に設けることで、一対のカップ部3a,3bの外縁及び内縁に沿って、編み目数が適度に減少した縁取り部6a,6bが形成されることになる。この縁取り部6a,6bは、一対のカップ部3a,3bの中心部分に対して伸び幅が小さいため、着用時には胸の両脇及び胸元のブラジャーの縁の線をきれいに出すことができる。また、この縁取り部6a,6bがあることで、着用時にはカップ部3a,3bがバストを包み込むようにブラジャーが身体にフィットする。なお、本体部2を表地と裏地との二重構造とすることで、ブラジャーとしての機能が向上する。特に一対のカップ部3a,3bに袋を形成し、裏地側に設けた袋の入口から袋の内部にパットなどを挿入することもできる。
なお、左右独立した編み糸で本体部2の上半部2aの編成を進める際、それぞれのカップ部3a,3bを編成していく過程において、カップ部3a,3bの中央部で左右互いの編成針にタック目11を作る。タック目11を作ることにより左右一対のカップ部3a,3bを本体部2の中央部で結合することができる。なお、このタック目11は、カップ部3a,3bの上下方向に所定の長さに亘って作られる。
次いで、本体部2の下半部2bを編成する。その際、図6に矢印で示したように、引き返し編みを複数回繰り返すことで、下半部2bのウェールとコースの編み目を増やしていき、略三角形状の編成パターン2b’を形成する。本体部2の下半部2bに形成されたこの略三角形状の編成パターン2b’が一対のカップ部3a,3bにゆとりを持たせ、立体構造の膨らみ部10を形成することになる。
次いでアンダー部4を編成する。アンダー部4は前身4aと後身4bがリブ編み又は天竺編みによって筒状に編成される。前身4aと後身4bは、本体部2の下辺の脇の部分でつながっている。後身4bを編成する際のゴム糸の併用率は前身4aのそれより数が多い。後身4bの収縮度を前身4aより大きくするためである。そうすることで、着用時にはカップ部3a,3bの外縁部分が脇中央よりさらに背中側に引っ張られるため、ブラジャーをより一層身体にフィットさせることができる。なお、上記の実施形態ではアンダー部4を筒状に設けた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、後身4bの中央部分で二分し、着用時にはフックなどによって連結できる構造としてもよい。
最後に一対のカップ部3a,3bの上端3a’,3b’から延びる2本の肩紐5a,5b先端部5a’,5b’をアンダー部4の後身4bの上辺に縫い付けることで、無縫製ニットブラジャーの製造工程が終了する。
本発明の一実施形態に係る無縫製ニットブラジャーの斜視図である。 無縫製ニットブラジャーの正面図である。 無縫製ニットブラジャーの編成方向を示す説明図である。 本体部の上半部の編成パターン図である。 本体部の上半部の編み目の構成図である。 本体部の下半部に施される引き返し編みの編成パターン図である。 本体部の下半部に施される引き返し編みの編み目の構成図である。 本体部の下半部に形成される膨らみ部の編み目の構成図である。
1 無縫製ニットブラジャー
2 本体部
2a 本体部の上半部
2b 本体部の下半部
2a’ 本体部の上半部の編成パターン
2b’ 本体部の下半部の編成パターン
3a,3b カップ部
3a’,3b’ カップ部の上端
4 アンダー部
4a 前身
4b 後身
5a,5b 肩紐
5a’,5b’ 肩紐の先端部
6a,6b 縁取り部
7 ミス目
8 ニット目
10 膨らみ部
11 タック目
12a 内側曲線部
12b 外側曲線部
上記課題を解決するために、本発明に係る無縫製ニットブラジャーは、一対のカップ部を有する本体部を備え、前記本体部が前記一対のカップ部の縁を形成する略三角形状の上半部と、一対のカップ部に立体形状の膨らみ部を形成する下半部と、を有し、前記上半部の外縁と内縁に沿って前記一対のカップ部より伸び幅の小さい縁取り部が形成され、前記縁取り部が、前記本体部の上半部の外縁と内縁に適宜間隔で設けられるミス目を含んで編成され、前記一対のカップ部より編み目数が少ない。
また、本発明の無縫製ニットブラジャーは、前記一対のカップ部の膨らみ部が、下半部での引き返し編みによって編成される。
また、本発明に係る無縫製ニットブラジャーの製造方法は、一対のカップ部を有する本体部の編成工程において、前記一対のカップ部の上端からウェールとコースの編み目を増やしながら略三角形状の本体部の上半部を編成し、当該上半部の外縁と内縁に適宜間隔のミス目を含む縁取りを編成して、上半部の外縁と内縁に沿って前記一対のカップ部より編み目数の少ない縁取り部を形成するものである。
また、本発明の無縫製ニットブラジャーの製造方法は、一対のカップ部を有する本体部を編成する工程において、前記三角形状の上半部の編成に引き続いて本体部の下半部を編成し、本体部の下半部にウェール及びコースの編み目を増やしながら引き返し編みを施すことで、一対のカップ部に立体形状の膨らみ部を形成するものである。
また、本発明の無縫製ニットブラジャーの製造方法は、一対のカップ部を有する本体部を編成する工程において、左右独立した編み糸によって一対の肩紐をその先端から編成し、次いで肩紐から前記一対のカップ部をその上端から編成する

Claims (11)

  1. 一対のカップ部を有する本体部を備え、
    前記本体部は、本体部の縁に沿って前記一対のカップ部より伸び幅の小さい縁取り部を有し、
    前記縁取り部が、前記本体部の上半部を編成する際に本体部の編成パターンの縁に適宜間隔で設けられるミス目を含んで編成され、前記一対のカップ部より編み目数が少ない無縫製ニットブラジャー。
  2. 前記一対のカップ部の上端から延びる肩紐を有し、肩紐とカップ部とが一体に編成され、カップ部の上端付近には肩紐から続く曲線部を有する請求項1に記載の無縫製ニットブラジャー。
  3. 一対のカップ部を有する本体部を備え、
    前記本体部は、前記一対のカップ部に立体形状の膨らみ部を有し、
    前記膨らみ部は、引き返し編みによって編成される一対のカップ部の下半部に形成される無縫製ニットブラジャー。
  4. 前記本体部の下半部には、引き返し編みによって編成される略三角形状の編成パターンが形成される請求項3に記載の無縫製ニットブラジャー。
  5. 前記本体部の下縁に編成されるアンダー部を備え、前記アンダー部は本体部の編み糸より収縮度の大きい編み糸を併用し編成される請求項1又は3に記載の無縫製ニットブラジャー。
  6. 前記アンダー部は、前身と後身とで筒状に形成され、後身の収縮度が前身より大きい請求項5に記載の無縫製ニットブラジャー。
  7. 前記本体部は、一対のカップ部が左右に独立した編み糸によって編成され、一対のカップ部がタック目によって本体部の中央部で結合される請求項1又は3に記載の無縫製ニットブラジャー。
  8. 一対のカップ部の上端からウェールとコースの編み目を増やしながら本体部を編成する際、本体部の編成パターンの縁に適宜間隔でミス目を設け、このミス目を含む縁取りの編成によって、本体部の縁に沿って前記一対のカップ部より編み目数の少ない縁取り部を形成する無縫製ニットブラジャーの製造方法。
  9. 一対のカップ部の上端からウェールとコースの編み目を増やしながら本体部の上半部を編成する一方、本体部の下半部に引き返し編みを施し、本体部の下半部にウェール及びコースの編み目を増やすことで、立体形状の膨らみ部を形成する無縫製ニットブラジャーの製造方法。
  10. 前記本体部の下半部にウェール及びコースの編み目を増やすことで、下半部に略三角形状の編成パターンを形成する請求項9に記載の無縫製ニットブラジャーの製造方法。
  11. 前記一対のカップ部の編成が、一対の肩紐の先端から編成する左右独立した編み糸によって、肩紐から前記一対のカップ部の上端に続けて一体になされる請求項8又は9に記載の無縫製ニットブラジャーの製造方法。
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