JP2021036948A - 浴室ユニット - Google Patents

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Hiromi Yoshioka
浩実 吉岡
哲隆 佐藤
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哲隆 佐藤
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Katsuya Nakade
克也 中出
敏幸 三浦
Toshiyuki Miura
敏幸 三浦
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Abstract

【課題】大流量の湯水を汲み上げて吐水する機能を備えた場合にも、浴室ユニットの外部への漏水をより確実に抑制できる浴室ユニットを提供する。【解決手段】洗い場床と、洗い場床に隣接して設置される浴槽と、洗い場床と浴槽とが並ぶ方向と直交する方向の浴槽の一端側に設けられ、浴槽の裏側の空間と外部の空間とを仕切る浴槽側立壁部と、洗い場床側において浴槽側立壁部と隣接して設けられ、浴槽側立壁部の壁面と対向する壁面を有する洗い場側立壁部と、浴槽の裏側の空間に設けられ、浴槽内の湯水を汲み上げるポンプと、ポンプによって汲み上げられた湯水を浴槽内に吐水する吐水部と、ポンプと吐水部との間の経路から飛散した湯水が浴槽側立壁部と洗い場側立壁部との境界部分に直接的に到達しないように遮断する湯水遮断部材と、を備えたことを特徴とする浴室ユニットである。【選択図】図1

Description

本発明の態様は、一般的に、浴室ユニットに関する。
近年、浴槽内の湯水をポンプによって汲み上げ、入浴者の肩や腰などに吐水するといった機能を備えた浴槽が出てきている。こうした浴槽において、施工時の接続不良などにより、ポンプによって汲み上げられた大流量の湯水が水漏れを起こしてしまうと、浴室ユニットを構成する壁同士の境界部分に大流量の湯水が直接的にかかってしまう可能性がある。
浴室ユニットを構成する壁同士の境界部分には、浴槽の裏側の空間の水が浴室ユニットの外部に漏水してしまわないように、パッキンなどの止水材が設けられている。しかしながら、ポンプによって汲み上げられた大流量の湯水が壁同士の境界部分に直接的にかかってしまった場合には、止水材だけでは湯水を抑えきれなかったり、止水材の劣化を早めてしまうことなどにより、浴室ユニットの外部の空間への漏水に繋がってしまう虞がある。
特開2008−169600号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、大流量の湯水を汲み上げて吐水する機能を備えた場合にも、浴室ユニットの外部への漏水をより確実に抑制できる浴室ユニットを提供することを目的とする。
第1の発明は、洗い場床と、前記洗い場床に隣接して設置される浴槽と、前記洗い場床と前記浴槽とが並ぶ方向と直交する方向の前記浴槽の一端側に設けられ、前記浴槽の裏側の空間と外部の空間とを仕切る浴槽側立壁部と、前記洗い場床側において前記浴槽側立壁部と隣接して設けられ、前記浴槽側立壁部の壁面と対向する壁面を有する洗い場側立壁部と、前記浴槽の裏側の空間に設けられ、前記浴槽内の湯水を汲み上げるポンプと、前記ポンプによって汲み上げられた湯水を前記浴槽内に吐水する吐水部と、前記ポンプと前記吐水部との間の経路から飛散した湯水が前記浴槽側立壁部の前記壁面と前記洗い場側立壁部の前記壁面との境界部分に直接的に到達しないように遮断する湯水遮断部材と、を備えたことを特徴とする浴室ユニットである。
この浴室ユニットによれば、施工時の接続不良などにより、ポンプと吐水部との間の経路から湯水が飛散したとしても、湯水遮断部材によって、湯水が浴槽側立壁部と洗い場側立壁部との境界部分に直接的に到達しないように遮断することができる。これにより、大流量の湯水を汲み上げて吐水する機能を備えた場合にも、浴室ユニットの外部の空間への漏水をより確実に抑制できる浴室ユニットを提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記浴槽側立壁部と前記洗い場側立壁部との前記境界部分に設けられた止水材をさらに備え、前記湯水遮断部材は、前記浴槽側立壁部の前記浴槽側を向く内壁面から前記浴槽側に向かって延びることにより、前記ポンプと前記吐水部との間の経路から飛散した湯水が前記浴槽側立壁部の前記壁面と前記洗い場側立壁部の前記壁面との境界部分に直接的に到達しないように遮断することを特徴とする浴室ユニットである。
この浴室ユニットによれば、止水材をさらに備えたことにより、浴室ユニットの外部の空間への漏水をより確実に抑制することができる。また、湯水遮断部材により、ポンプと吐水部との間の経路から飛散した湯水が遮断され、止水材に直接的に湯水が到達してしまうことを抑制することができる。これにより、止水材だけでは湯水を抑えきれなかったり、止水材の劣化を早めてしまったりすることなどによる浴室ユニットの外部の空間への漏水をより確実に抑制することができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記湯水遮断部材の前記浴槽の他端側の側端は、前記止水材の前記浴槽の前記他端側の側端よりも前記浴槽の他端側に位置することを特徴とする浴室ユニットである。
この浴室ユニットによれば、ポンプと吐水部との間の経路から飛散した湯水が、止水材に直接的に到達してしまうことを、より確実に抑制することができる。止水材だけでは湯水を抑えきれなかったり、止水材の劣化を早めてしまったりすることなどによる浴室ユニットの外部の空間への漏水をより確実に抑制することができる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記湯水遮断部材は、前記境界部分の付近に配置されていることを特徴とする浴室ユニットである。
この浴室ユニットによれば、湯水遮断部材が境界部分の付近に配置されることで、湯水が境界部分に直接的に到達してしまうことを、より確実に抑制することができる。例えば、飛散した湯水が浴槽や壁パネルなどに反射して二次的に境界部分に到達してしまうことなども抑制することができる。
本発明の態様によれば、大流量の湯水を汲み上げて吐水する機能を備えた場合にも、浴室ユニットの外部の空間への漏水をより確実に抑制できる浴室ユニットが提供される。
実施形態に係る浴室ユニットを模式的に表す斜視図である。 実施形態に係る浴室ユニットを模式的に表すブロック図である。 防水パンの一部を模式的に表す断面図である。 エプロンガイドの周囲を模式的に表す断面図である。 湯水遮断部材を模式的に表す説明図である。 湯水遮断部材を模式的に表す説明図である。 実施形態に係る浴室ユニットの変形例を模式的に表す断面図である。 実施形態に係る浴室ユニットの変形例を模式的に表す断面図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る浴室ユニットを模式的に表す斜視図である。
図1に表したように、浴室ユニット10は、洗い場床12と、浴槽14と、壁パネル16a〜16hと、を備える。浴室ユニット10は、建築の浴室設置空間内に設置して使用される。浴室ユニット10は、いわゆるユニットバスやシステムバスである。
浴槽14は、洗い場床12と隣接して設置される。洗い場床12の表面12aは、浴室ユニット10の外部への湯水の漏出を抑制する防水性を有する。ここで、湯水とは、給水管などから供給されたままの加温前の水、及び給湯器などで加温されたお湯を含むものとする。
洗い場床12は、表面12aに流れ出た湯水を外部の排水配管に排出するための排水口12bを有する。洗い場床12の排水口12bは、例えば、浴槽14との境界部近傍に設けられる。洗い場床12は、排水口12bを介して排水配管と接続され、表面12aに流れ出た湯水を排水配管に排出する。
洗い場床12の表面12aには、排水口12bに向けて下向き傾斜した排水勾配が設けられている。また、洗い場床12の排水口12bの周囲は、窪んでおり、排水口12bは、図示を省略した蓋によって排水可能に覆われる。
浴室ユニット10は、複数の壁パネル16a〜16hを備える。浴室ユニット10は、複数の壁パネル16a〜16hにより、上方から見た状態において矩形状に配置された4つの壁面を構成する。また、浴室ユニット10は、図示を省略した天井パネルをさらに備え、天井パネルによって、4つの壁面の上方を塞ぐ天井面を構成する。このように、浴室ユニット10は、複数の壁パネル16a〜16hと天井パネルとによって、矩形状の空間を形成する。
壁パネル16a〜16dは、浴槽14のリムの周縁部の上に載置される。壁パネル16e〜16hは、洗い場床12の周縁部の上に載置される。また、洗い場床12側の壁パネル16e〜16hのいずれかには、ドア取付枠を介してドアが取り付けられる。
なお、壁パネル16a〜16hの構成は、上記に限定されるものではない。この例では、浴室ユニット10の1つの面を2枚の壁パネルで構成している。これに限ることなく、浴室ユニット10の1つの面は、1枚の壁パネルで構成してもよいし、3枚以上の壁パネルで構成してもよい。また、浴室ユニット10の1つの面を構成する壁パネルの数は、浴室ユニット10の4つの面において異なっていてもよい。
浴室ユニット10は、例えば、防水パン20と、バスエプロン22と、小パネル24、26と、をさらに備える。但し、防水パン20、バスエプロン22、及び小パネル24、26は、浴室ユニット10において必要応じて適宜設けられ、省略可能である。
防水パン20は、浴槽14の下方に設けられる。防水パン20は、例えば、浴槽14の下方及び側方に設けられる。換言すれば、防水パン20は、浴槽14の下方及び側方を覆う。浴槽14と防水パン20との間には、空間が設けられる。防水パン20は、例えば、浴槽14の下方に位置する底部と、浴槽14の側方に位置する側部と、を有する。
防水パン20は、浴槽14の裏側に漏れ出た湯水などを受け、浴槽14の裏側に漏れ出た湯水などが建築躯体に流れてしまうことを抑制する。浴槽14の裏側とは、より詳しくは、浴槽14において湯水が溜められる内壁面と反対側の面側である。換言すれば、浴槽14の裏側とは、浴槽14の外壁面側(下面側)である。また、上記のように、浴槽14の下方及び側方を防水パン20で覆う構成とすることにより、浴槽14の保温性を高めることもできる。
浴槽14及び防水パン20は、図示を省略した排水配管に接続される。浴槽14及び防水パン20は、例えば、洗い場床12と同じ排水配管に接続される。これにより、洗い場床12、浴槽14、及び防水パン20に流れた湯水を一本の排水配管で外部に排出することができる。
バスエプロン22は、洗い場床12側の空間と浴槽14の裏側の空間とを仕切る。換言すれば、バスエプロン22は、洗い場床12と浴槽14との境界部分に設けられ、浴槽14における洗い場床12側の側面を覆い隠す。洗い場床12側の空間とは、例えば、洗い場床12の表面12aの上方の空間である。換言すれば、洗い場床12と壁パネル16e〜16hとで区画される空間である。浴槽14の裏側の空間とは、例えば、浴槽14とバスエプロン22との間の空間である。換言すれば、浴槽14の裏側の面よりも下方の空間である。
小パネル24は、洗い場床12と浴槽14とが並ぶ方向と直交する方向の浴槽14の一端側と壁パネル16eとの間に設けられる。小パネル24は、換言すれば、浴槽14と壁パネル16eとの間に空く隙間を埋める。
同様に、小パネル26は、洗い場床12と浴槽14とが並ぶ方向と直交する方向の浴槽14の他端側と壁パネル16fとの間に設けられる。小パネル26は、換言すれば、浴槽14と壁パネル16fとの間に空く隙間を埋める。
図2は、実施形態に係る浴室ユニットを模式的に表すブロック図である。
図2に表したように、浴室ユニット10は、第1吐水部31と、第2吐水部32と、ポンプ34と、分岐路36と、ジェットポンプユニット38と、第1流路41と、第2流路42と、を備える。浴室ユニット10において、ポンプ34、分岐路36、ジェットポンプユニット38、第1流路41、及び第2流路42などの各部は、例えば、浴槽14の裏側の空間(浴槽14と防水パン20の側部との間の空間)に設けられる。
第1吐水部31及び第2吐水部32は、浴槽14内に湯水を吐水する。第1吐水部31及び第2吐水部32には、浴槽14内に溜められた湯水が供給される。第1吐水部31及び第2吐水部32は、供給された湯水を浴槽14内に吐水する。これにより、第1吐水部31及び第2吐水部32は、浴槽14内に溜められた湯水を循環させる。
第1吐水部31は、供給された湯水を吐水する第1吐水口31aを有する。第1吐水部31は、浴槽14の内壁面に設けられる。第1吐水部31は、例えば、洗い場床12と浴槽14とが並ぶ方向と直交する方向における浴槽14の一端側の内壁面に設けられる。
以下では、浴槽14の内壁面のうち、第1吐水部31が設けられた面を、入浴者の背中を支持する背もたれ面14aと称す。背もたれ面14aは、例えば、略矩形状の浴槽14の4つの内壁面のうちの、洗い場床12と浴槽14とが並ぶ方向と直交する方向における浴槽14の一端側の面である。換言すれば、浴槽14は、入浴者の背中を支持する背もたれ面14aを有し、第1吐水部31は、背もたれ面14aに設けられる。
また、以下では、背もたれ面14aに背中を当接させた入浴者からみて上方を「上方」とし、下方を「下方」とし、前方を「前方」とし、後方を「後方」とし、右側を「右側方」とし、左側を「左側方」とする。左右方向は、換言すれば、洗い場床12と浴槽14とが並ぶ方向である。前後方向は、換言すれば、洗い場床12と浴槽14とが並ぶ方向と直交する方向である。
第1吐水部31は、例えば、背もたれ面14aの部分において浴槽14を貫通するように取り付けられる。これにより、第1吐水部31は、浴槽14の内方(前方)に向けて湯水を吐水する。
第1吐水部31は、例えば、背もたれ面14aに背中を当接させた入浴者の腰などに向けて湯水を噴射する。第1吐水部31は、例えば、入浴者の抗重力筋である脊柱起立筋の位置を狙って湯水を噴射する。これにより、入浴者の腰などに刺激を与え、入浴時のリラクゼーション効果をより高めることができる。
浴槽14は、例えば、2つの第1吐水部31を有する。2つの第1吐水部31は、背もたれ面14aに左右に並べて設けられている。第1吐水部31の数は、2つに限ることなく、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
第2吐水部32は、背もたれ面14aに連なる上端(リム面)の上に設けられる。第2吐水部32は、例えば、第1吐水部31よりも上方に設けられる。第2吐水部32は、浴槽14の内方に向けて湯水を吐水する。すなわち、第2吐水部32は、前方に向けて湯水を吐水する。第2吐水部32は、例えば、背もたれ面14aに背中を当接させた入浴者の首や肩に向けて湯水を吐水する。これにより、例えば、入浴者の首や肩をより温めたり、入浴者の首や肩にマッサージ効果を付与したりすることができ、入浴時のリラクゼーション効果をより高めることができる。
第2吐水部32は、左右方向(水平方向)に延びたスリット状の第2吐水口32aを有する。これにより、第2吐水部32は、左右方向に延びた帯状の水流を第2吐水口32aから吐水する。第2吐水口32aの左右方向の長さは、例えば、20cm以上である。第2吐水口32aの左右方向の長さは、例えば、人間の首の平均的な幅よりも長い。これにより、背もたれ面14aに背中を当接させた入浴者の首や肩に適切に湯水を当てることができる。また、第2吐水口32aの左右方向の長さは、例えば、浴槽14の内部の空間の左右方向の幅よりも短い。これにより、浴槽14内に適切に湯水を吐水することができる。
浴室ユニット10は、例えば、複数の第2吐水部32を有してもよい。例えば、入浴者の右肩に湯水を吐水する第2吐水部32と、入浴者の左肩に湯水を吐水する第2吐水部32と、を有してもよい。
また、第2吐水部32は、光源部32bを有する。光源部32bは、前方に向けて光を照射する。これにより、浴槽14の外観をより向上させることができる。光源部32bは、必要に応じて設けられ、省略可能である。
上記とは反対に、第1吐水部31から入浴者の肩などに向けて湯水を吐水し、第2吐水部32から入浴者の腰などに向けて湯水を吐水してもよい。また、第1吐水部31及び第2吐水部32は、上記に限ることなく、例えば、浴槽14の底面部分に設けられ、入浴者の脚に向けて湯水を吐水する吐水部などでもよい。第1吐水部31及び第2吐水部32は、浴槽14の内方に向けて湯水を吐水する任意の吐水部でよい。
第1流路41は、浴槽14に設けられた吸入口(図示は省略)から第1吐水部31に湯水を供給するための流路である。第2流路42は、浴槽14に設けられた吸入口(図示は省略)から第2吐水部32に湯水を供給するための流路である。第1流路41及び第2流路42は、例えば、複数の配管や流体機械などによって構成される。流体機械とは、例えば、ポンプやバルブなど、内部に湯水を通すことが可能な任意の機器である。なお、第2流路42の接続される吸入口は、第1流路41の接続される吸入口と同じでもよいし、異なってもよい。
第1流路41は、例えば、給水管43を有する。給水管43の一端は、浴槽14の吸入口に接続されている。給水管43の他端は、ポンプ34に接続されている。給水管43は、吸入口から吸引された湯水をポンプ34に供給する。
第2流路42は、例えば、給水管44を有する。給水管44の一端は、浴槽14の吸入口に接続されている。給水管44の他端は、ジェットポンプユニット38に接続されている。給水管44は、吸入口から吸引された湯水をジェットポンプユニット38に供給する。
ポンプ34は、浴槽14の裏側の空間に設けられ、浴槽14内の湯水を汲み上げる。第1吐水部31及び第2吐水部32は、ポンプ34によって汲み上げられた湯水を浴槽14内に吐水する。ポンプ34は、例えば、第1吐水部31及び第2吐水部32が設けられた背もたれ面14aの裏側の空間に設けられる。但し、ポンプ34を設ける位置は、これに限ることなく、浴槽14の裏側の任意の空間でよい。ポンプ34は、例えば、背もたれ面14aと反対側の浴槽14の裏側の空間に設けてもよいし、洗い場床12と反対の側方側の浴槽14の裏側の空間に設けてもよい。一方、背もたれ面14aの裏側の空間にポンプ34を設けた場合には、ポンプ34から第1吐水部31及び第2吐水部32までの距離が短くなり、湯水の搬送効率をより高めることができる。例えば、ポンプ34を効率良く配置することができ、ポンプ34を設けた場合にも、浴槽14の内部の空間(入浴する空間)や洗い場12側の空間などを狭めてしまうことを抑制することができる。
ポンプ34は、例えば、第1流路41の経路上に設けられる。ポンプ34は、浴槽14内の湯水を吸入口から吸引し、下流側に供給する。ポンプ34の入力ポートは、給水管33に接続されている。ポンプ34は、給水管33を介して吸入口から湯水を吸引する。ポンプ34は、例えば、電動ポンプである。ポンプ34は、例えば、電気的に駆動される電動モータ(図示せず)に直結されたインペラ(図示せず)の回転により、浴槽14内の湯水を吸引し、吸引した湯水を下流側に圧送する。
浴室ユニット10は、例えば、配管46と、切替弁47と、配管48と、をさらに有する。配管46の一端は、ポンプ34の出力ポートに接続されている。配管46の他端は、切替弁47の入力ポートに接続されている。切替弁47は、1つの入力ポートと、2つの出力ポートと、を有する。切替弁47は、入力ポートから供給された湯水を、一方の出力ポートのみに流す状態と、他方の出力ポートのみに流す状態と、2つの出力ポートのそれぞれに流す状態と、を選択的に切り替える。なお、切替弁47は、例えば、流路の切替機能を有しない二又管などに置き換えてもよい。
配管48の一端は、切替弁47の一方の出力ポートに接続されている。配管48の他端は、第1吐水部31に接続されている。これにより、ポンプ34の駆動に応じて吸入口から吸引された湯水が、給水管43、ポンプ34、配管46、切替弁47、及び配管48を介して第1吐水部31に供給される。すなわち、この例においては、給水管43、ポンプ34、配管46、切替弁47、及び配管48によって、第1流路41が形成される。第1流路41の構成は、上記に限ることなく、第1吐水部31に湯水を供給可能な任意の構成でよい。
分岐路36は、第1吐水部31とポンプ34との間において第1流路41から分岐する。分岐路36の一端は、切替弁47の他方の出力ポートに接続されている。分岐路36の他端は、ジェットポンプユニット38に接続されている。切替弁47は、換言すれば、第1流路41と分岐路36との分岐部に設けられる。切替弁47は、換言すれば、ポンプ34から供給された湯水を、第1吐水部31のみに供給する経路と、第2吐水部32のみに供給する経路と、第1吐水部31及び第2吐水部32の双方に供給する経路と、を選択的に切り替える。
ジェットポンプユニット38は、第2流路42の経路上に設けられるとともに、分岐路36を介してポンプ34と接続されている。この例において、ジェットポンプユニット38は、第2吐水部32と切替弁47との間に設けられる。ジェットポンプユニット38は、例えば、第2吐水部32の直下に設けられる。
ジェットポンプユニット38は、貯水部50と、吸引管52と、噴射部54と、を有する。貯水部50は、容器状であり、内部の空間に湯水を貯水可能とする。貯水部50は、給水管44の他端と接続されている。これにより、貯水部50は、吸入口から供給された湯水を内部に貯水する。また、貯水部50は、分岐路36を介して切替弁47と接続されている。分岐路36は、例えば、貯水部50の下部に接続される。
吸引管52は、貯水部50に貯水された湯水を吸引するための管路である。吸引管52は、例えば、分岐路36と対向して貯水部50の上部に接続される。吸引管52は、貯水部50から上方に向かって延び、第2吐水部32と接続される。これにより、この例では、給水管44、貯水部50、及び吸引管52によって、第2流路42が形成される。第2流路42の構成は、上記に限ることなく、第2吐水部32に湯水を供給可能な任意の構成でよい。
噴射部54は、貯水部50と分岐路36との接続部に設けられる。噴射部54は、貯水部50に貯水された湯水がジェットポンプ作用によって吸引管52に吸引されるように、切替弁47及び分岐路36を介してポンプ34から供給された湯水を吸引管52内に噴射する。これにより、ポンプ34から供給された湯水が第2吐水部32に供給されるとともに、貯水部50内に貯水された湯水が、ジェットポンプ作用によって吸引管52内に引き込まれ、貯水部50内に貯水された湯水も第2吐水部32に供給される。これにより、ポンプ34を比較的小型にした場合にも大流量の湯水を第2吐水部32に供給することができる。例えば、ポンプ34からの供給流量以上の流量の湯水を第2吐水部32に供給することができる。
浴室ユニット10は、例えば、制御部60と、操作部62と、をさらに備える。制御部60は、ポンプ34、切替弁47、及び操作部62と接続されている。操作部62は、例えば、浴槽14や壁パネル16a〜16dの壁面などに取り付けて使用される。操作部62は、スイッチやセンサなどを有し、入浴者などの操作に応じて、制御部60に種々の操作指示を入力可能である。操作部62は、いわゆるリモコンである。制御部60と操作部62との間の電気的な通信は、有線でもよいし、無線を介して行ってもよい。
制御部60は、操作部62から入力された操作指示に応じて、ポンプ34及び切替弁47の動作を制御する。制御部60は、第1吐水部31からの湯水の吐水を操作部62から指示された場合、ポンプ34の駆動を開始し、切替弁47を第1吐水部31側に切り替えることにより、第1吐水部31から湯水を吐水させる。
制御部60は、第2吐水部32からの湯水の噴射を操作部62から指示された場合、ポンプ34の駆動を開始し、切替弁47を第2吐水部32側に切り替えることにより、第2吐水部32から湯水を吐水させる。
また、制御部60は、第1吐水部31及び第2吐水部32からの同時吐水を操作部62から指示された場合、ポンプ34の駆動を開始し、切替弁47を第1吐水部31及び第2吐水部32の双方と連通する状態にすることにより、第1吐水部31から湯水を吐水させるとともに、第2吐水部32から湯水を吐水させる。
そして、制御部60は、第1吐水部31からの湯水の吐水の停止、又は第2吐水部32からの湯水の噴射の停止を指示された場合に、ポンプ34の駆動を停止させる。また、制御部60は、例えば、操作部62から入力された操作指示に応じて、ポンプ34の出力(駆動力)を変化させる。制御部60は、例えば、ポンプ34の回転数を変化させる。これにより、第1吐水部31及び第2吐水部32から吐水される湯水の流量を変化させることができる。例えば、流量の少ない「弱運転」、弱運転よりも流量の多い「強運転」、弱運転と強運転との間の流量の「中運転」などのように運転モードを切り替えることができる。
このように、浴室ユニット10では、ポンプ34を駆動し、切替弁47の経路を切り替えることにより、第1吐水部31のみから湯水を吐水する状態と、第2吐水部32のみから湯水を吐水する状態と、第1吐水部31及び第2吐水部32の双方から同時に湯水を吐水する状態と、を切り替えることができる。また、制御部60は、光源部32bと接続されている。制御部60は、操作部62から入力された操作指示に応じて、光源部32bの点灯及び消灯を切り替える。
例えば、切替弁47を手動式とし、第1吐水部31のみから湯水を吐水する状態と、第2吐水部32のみから湯水を吐水する状態と、第1吐水部31及び第2吐水部32の双方から同時に湯水を吐水する状態と、を手動操作によって切り替えられるようにしてもよい。また、切替弁47を二又管などに置き換え、ポンプ34の駆動によって常に第1吐水部31及び第2吐水部32の双方から同時に湯水が吐水されるようにしてもよい。また、切替弁47は、必ずしも同時吐水を可能にするものに限ることなく、第1吐水部31及び第2吐水部32の一方のみから選択的に湯水を吐水させるものでもよい。
図3は、防水パンの一部を模式的に表す断面図である。
図3は、防水パン20を上下方向及び左右方向と平行な平面で切断し、前方側から見た状態を模式的に表している。換言すれば、図3は、防水パン20の背もたれ面14a側の構成を模式的に表している。
図3に表したように、防水パン20は、底部20aと、側部20b〜20eと、を有する。底部20aは、浴槽14の下方に設けられ、浴槽14の下方を覆う。底部20aには、浴槽14の裏側に漏れ出た湯水などを外部に排出するための排水口20fが設けられている。防水パン20は、排水口20fを介して排水配管と接続される。これにより、例えば、第1吐水部31に湯水を供給するための第1流路41や第2吐水部32に湯水を供給するための第2流路42などから湯水が漏れ出た場合には、排水口20fを介して漏れ出た湯水を排水配管に排出することができる。
側部20b〜20eは、底部20aの側端部から上方に向かって延びる。側部20bは、浴槽14の後方側に設けられ、浴槽14の後方側を覆う。側部20c(図1参照)は、浴槽14の前方側に設けられ、浴槽14の前方側を覆う。側部20dは、浴槽14の左側方側に設けられ、浴槽14の左側方側を覆う。側部20eは、浴槽14の右側方側に設けられ、浴槽14の右側方側を覆う。
このように、防水パン20は、上方に開口する開口箱状に形成される。これにより、浴槽14の裏側に漏れ出た湯水が、浴室ユニット10の外部に漏れ出てしまうことを抑制することができる。また、浴槽14の保温性を高めることもできる。防水パン20には、例えば、発泡樹脂材料などが用いられる。これにより、浴槽14の保温性をより高めることができる。
側部20b〜20dは、浴槽14と浴室ユニット10の外部の空間との間に位置する。側部20b〜20dは、浴槽14の裏側の空間と浴室ユニット10の外部の空間とを仕切る。側部20b〜20dは、例えば、浴槽14の側方の略全体を覆う。
側部20bは、洗い場床12と浴槽14とが並ぶ方向と直交する方向の浴槽14の一端側に設けられ、浴槽14の裏側の空間と浴室ユニット10の外部の空間とを仕切る。従って、この例では、防水パン20の側部20bが、洗い場床12と浴槽14とが並ぶ方向と直交する方向の浴槽14の一端側に設けられ、浴槽14の裏側の空間と浴室ユニット10の外部の空間とを仕切る浴槽側立壁部として機能する。
側部20eは、洗い場床12と浴槽14との間に位置する。側部20eの高さは、側部20b〜20dの高さよりも低い。側部20eは、浴槽14の裏側の空間と洗い場床12側の空間との一部を仕切る。側部20eは、例えば、浴槽14の側方の一部を覆う。
浴槽14の裏側の空間と洗い場床12側の空間とが隣接する部分では、浴室ユニット10の外部の空間への漏水が発生しない。従って、側部20eでは、側部20b〜20dと比べて、高さを低く抑えることができる。これにより、例えば、浴室ユニット10の施工性やメンテナンス性を向上させることができる。但し、側部20eの高さは、側部20b〜20dの高さと同じでもよい。換言すれば、浴槽14の側方の全周を覆ってもよい。これにより、例えば、浴槽14の保温性をより向上させることができる。
図3に表したように、浴室ユニット10は、エプロンガイド70をさらに備える。エプロンガイド70は、洗い場床12側において防水パン20の側部20bと隣接して設けられる。エプロンガイド70は、例えば、小パネル24と重ねるようにして、防水パン20の側部20bの洗い場床12側に隣接して設けられる。小パネル24及びエプロンガイド70は、例えば、壁パネル16a、16eを支持するジョイナーなどと呼ばれる支持体(図示は省略)に取り付けられることにより、支持体に支持される。小パネル24及びエプロンガイド70は、例えば、防水パン20の補強材や防水パン20自体、あるいは浴槽14などに取り付けてもよい。
図示は省略するが、浴室ユニット10は、洗い場床12側において防水パン20の側部20cと隣接して設けられるエプロンガイドをさらに備える。換言すれば、浴室ユニット10は、防水パン20の前後方向の両端側に設けられた一対のエプロンガイド70を備える。
エプロンガイド70は、バスエプロン22の取り付けに用いられる。一対のエプロンガイド70は、バスエプロン22の両側端を支持する。一対のエプロンガイド70は、例えば、バスエプロン22を着脱可能に支持する。バスエプロン22は、一対のエプロンガイド70を介して周囲の支持体に支持され、浴槽14及び防水パン20の洗い場床12側に隣接して設けられることにより、洗い場床12側の空間と浴槽14の裏側の空間とを仕切る。
エプロンガイド70の上端は、防水パン20の側部20bの上端と同程度に設定される。エプロンガイド70の下端は、防水パン20の側部20eの上端と同程度に設定される。エプロンガイド70は、側部20eよりも上方の部分において、側部20bの洗い場床12側に隣接する。エプロンガイド70は、例えば、側部20eよりも上方の部分の側部20bの略全体と隣接する。
図4は、エプロンガイドの周囲を模式的に表す断面図である。
図4は、防水パン20、バスエプロン22、小パネル24、及びエプロンガイド70などを前後方向及び左右方向と平行な平面(水平面)で切断し、上方から見た状態を模式的に表している。図4では、理解を容易にするため、図3などと比べて、防水パン20、バスエプロン22、小パネル24、及びエプロンガイド70などの各部の構成を簡略化して図示している。
図4に表したように、エプロンガイド70は、防水パン20の側部20bの壁面W1と対向する壁面W2を有する。従って、この例では、エプロンガイド70が、洗い場床12側において浴槽側立壁部(防水パン20の側部20b)と隣接して設けられ、浴槽側立壁部の壁面W1と対向する壁面W2を有する洗い場側立壁部として機能する。
側部20bの壁面W1は、例えば、側部20bの側部20eよりも上方の部分の洗い場床12側の側端の壁面である。上述のように、エプロンガイド70は、側部20eよりも上方の部分の側部20bの略全体と隣接する。エプロンガイド70の壁面W2は、例えば、上下方向において壁面W1の略全体と対向する。これにより、側部20bの側部20eよりも上方の部分の洗い場床12側の側端から浴室ユニット10の外部の空間への漏水を抑制し易くすることができる。
ここで、上下方向における壁面W1の略全体と対向するとは、例えば、壁面W2の壁面W1と対向する部分の上下方向の長さが、壁面W1の上下方向の長さに対して90%以上のことをいう。壁面W2の壁面W1と対向する部分の上下方向の長さと、壁面W1の上下方向の長さと、の差は、例えば、5cm以下である。
図3及び図4に表したように、浴室ユニット10は、湯水遮断部材72、74をさらに備える。湯水遮断部材72、74は、ポンプ34と第1吐水部31との間の経路及びポンプ34と第2吐水部32との間の経路から飛散した湯水が防水パン20の側部20bの壁面W1とエプロンガイド70の壁面W2との境界部分BPに直接的に到達しないように遮断する。湯水遮断部材72、74は、換言すれば、水返し材である。
ポンプ34と第1吐水部31との間の経路は、例えば、第1流路41である。ポンプ34と第2吐水部32との間の経路は、例えば、第2流路42である。飛散した湯水が境界部分BPに直接的に到達する状態とは、例えば、配管の接続不良などによって意図せず第1流路41や第2流路42などから飛散した湯水が、他の部材に当たって反射したりすることなく、何にも当たらずに強い勢いを保ったまま境界部分BPに到達する状態である。湯水遮断部材72、74は、こうした直接的(直線的に)境界部分BPに向かう湯水を遮断する。
湯水遮断部材72、74は、例えば、ポンプ34と第1吐水部31との間の経路と境界部分BPとの間及びポンプ34と第2吐水部32との間の経路と境界部分BPとの間に設けられる。換言すれば、湯水遮断部材72、74は、例えば、第1流路41と境界部分BPとの間及び第2流路42と境界部分BPとの間に設けられる。これにより、ポンプ34と第1吐水部31との間の経路及びポンプ34と第2吐水部32との間の経路から飛散した湯水が境界部分BPに直接的に到達しないように遮断することができる。
湯水遮断部材72、74は、例えば、防水パン20の側部20bに設けられる。湯水遮断部材72、74は、例えば、防水パン20の側部20bの内壁面(浴槽14側を向く壁面)に取り付けられる。湯水遮断部材72、74は、側部20bの内壁面に取り付けられ、内壁面から浴槽14側に向かって延びる。湯水遮断部材72、74は、例えば、略L字状に折り曲げられた板状である。湯水遮断部材72、74は、例えば、第1流路41と境界部分BPとの間及び第2流路42と境界部分BPとの間において側部20bの内壁面に取り付けられ、内壁面から浴槽14側に向かって延びる板状である。これにより、ポンプ34と第1吐水部31との間の経路及びポンプ34と第2吐水部32との間の経路から飛散した湯水を、より適切に境界部分BPに直接的に到達しないように遮断することができる。
湯水遮断部材72、74の形状は、板状に限ることなく、湯水を適切に遮断可能な任意の形状でよい。湯水遮断部材72、74は、防水パン20に限ることなく、例えば、浴槽14、バスエプロン22、あるいはエプロンガイド70などに取り付けてもよい。湯水遮断部材72、74の取付位置は、湯水を適切に遮断可能な任意の取付位置でよい。
浴室ユニット10は、上下方向に並ぶ2つの湯水遮断部材72、74を有する。湯水遮断部材72の下端の上下方向の位置は、湯水遮断部材74の上端の上下方向の位置と実質的に同じである。これにより、湯水遮断部材72の下端と湯水遮断部材74の上端との間に隙間が空き、この隙間から湯水が境界部分BPに向かってしまうことを抑制することができる。このように、複数の湯水遮断部材72、74で境界部分BPに直接的に湯水が到達することを抑制する場合には、隣接する湯水遮断部材72、74の間に湯水が通り抜ける隙間を形成しないようにすることが好ましい。
湯水遮断部材の数は、1つでもよいし、3つ以上でもよい。湯水遮断部材を1つにした場合には、隙間が空くことを抑制し易くし、境界部分BPに直接的に湯水が到達することをより適切に抑制することができる。一方、湯水遮断部材を複数設けた場合には、例えば、形状の異なる複数の種類の防水パン20などに対応し易くすることができる。同じ湯水遮断部材を複数種類の防水パン20に適用することができ、浴槽14などの形状が異なる複数種類の浴室ユニット10を製造する場合などに、複数種類の浴室ユニット10の全体での製造コストを抑制することができる。
湯水遮断部材72、74は、例えば、境界部分BPの上下方向の略全体に亘って、直接的に到達しないように湯水を遮断する。湯水遮断部材72の上端から湯水遮断部材74の下端までの上下方向の長さは、例えば、境界部分BPの上下方向の長さの90%以上である。これにより、境界部分BPに直接的に湯水が到達することをより適切に抑制することができる。
図4に表したように、浴室ユニット10は、止水材76をさらに備える。止水材76は、防水パン20の側部20bの壁面W1とエプロンガイド70の壁面W2との境界部分BPに設けられる。換言すれば、止水材76は、壁面W1と壁面W2との間に設けられる。止水材76は、弾性を有する。止水材76には、発泡ウレタンやゴムなどの弾性材料が用いられる。止水材76は、壁面W1と壁面W2との間に挟まれて押し潰されることにより、壁面W1と壁面W2との間に隙間が空くことを抑制する。これにより、境界部分BPから浴室ユニット10の外部の空間への漏水をより適切に抑制することができる。
なお、例えば、側部20b自体が弾性を有している場合など、壁面W1と壁面W2とを直接的に当接させるだけで適切な止水性を得られる場合などには、止水材76を省略してもよい。止水材76は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
図5及び図6は、湯水遮断部材を模式的に表す説明図である。
図5は、図3と同様に、湯水遮断部材72、74を前方側から見た状態を模式的に表している。図6は、湯水遮断部材72、74を洗い場床12側から見た状態を模式的に表している。また、図5及び図6では、小パネル24及びエプロンガイド70の図示を省略している。
図5及び図6に表したように、上方側に設けられた湯水遮断部材72の上端72aは、止水材76の上端76aよりも上方に位置する。下方側に設けられた湯水遮断部材74の下端74aは、止水材76の下端76bよりも下方に位置する。
湯水遮断部材72の前端72bは、止水材76の前端76cよりも前方に位置する。換言すれば、湯水遮断部材72の浴槽14の他端側の側端は、止水材76の浴槽14の他端側の側端よりも浴槽14の他端側に位置する。同様に、湯水遮断部材74の前端74bは、止水材76の前端76cよりも前方に位置する。
また、図3〜図6に表したように、湯水遮断部材72、74は、境界部分BPの付近に配置されている。湯水遮断部材72、74が、境界部分BPの付近に配置されている状態とは、例えば、湯水遮断部材72、74が、第1流路41及び第2流路42よりも境界部分BPに近い状態である。湯水遮断部材72、74と境界部分BPとの間の最短の距離は、湯水遮断部材72、74と第1流路41との間の最短の距離、及び湯水遮断部材72、74と第2流路42との間の最短の距離よりも短い。湯水遮断部材72、74と境界部分BPとの間の最短の距離は、例えば、10cm以下である。換言すれば、境界部分BPの付近とは、例えば、境界部分BPから10cmの範囲である。湯水遮断部材72、74と境界部分BPとの間の最短の距離は、5cm以下であることがより好適である。但し、湯水遮断部材72、74と境界部分BPとの間の最短の距離は、境界部分BPに直接的に湯水が到達することを適切に抑制することができる任意の距離でよい。
以上、説明したように、本実施形態に係る浴室ユニット10では、施工時の接続不良などにより、ポンプ34と第1吐水部31との間の経路又はポンプ34と第2吐水部32との間の経路から湯水が飛散したとしても、湯水遮断部材72、74によって、湯水が防水パン20の側部20b(浴槽側立壁部)とエプロンガイド70(洗い場側立壁部)との境界部分BPに直接的に到達しないように遮断することができる。これにより、大流量の湯水を汲み上げて吐水する機能を備えた場合にも、浴室ユニット10の外部の空間への漏水をより確実に抑制できる浴室ユニット10を提供することができる。
また、浴室ユニット10は、境界部分BPに設けられた止水材76をさらに備えている。これにより、浴室ユニット10の外部の空間への漏水をより確実に抑制することができる。また、湯水遮断部材72、74により、ポンプ34と第1吐水部31との間の経路又はポンプ34と第2吐水部32との間の経路から飛散した湯水が遮断され、止水材76に直接的に湯水が到達してしまうことを抑制することができる。これにより、止水材76だけでは湯水を抑えきれなかったり、止水材76の劣化を早めてしまったりすることなどによる浴室ユニット10の外部の空間への漏水をより確実に抑制することができる。
なお、例えば、他の部材に当たって反射したり拡散したりすることにより、勢いを弱められた湯水は、仮に境界部分BPに到達したとしても、勢いを弱められているため、止水材76だけでは湯水を抑えきれないといったことや、止水材76の劣化を早めてしまうことなどが生じ難い。従って、湯水遮断部材72、74を設け、境界部分BPに直接的に湯水が到達しないように遮断することにより、上記のように、浴室ユニット10の外部の空間への漏水を適切に抑制することができる。
また、浴室ユニット10では、上方側に設けられた湯水遮断部材72の上端72aが、止水材76の上端76aよりも上方に位置する。これにより、ポンプ34と第1吐水部31との間の経路又はポンプ34と第2吐水部32との間の経路から飛散した湯水が、止水材76に直接的に到達してしまうことを、より確実に抑制することができる。止水材76の劣化を早めてしまったりすることなどによる浴室ユニット10の外部の空間への漏水をより確実に抑制することができる。
また、浴室ユニット10では、湯水遮断部材72の前端72bが、止水材76の前端76cよりも前方に位置し、湯水遮断部材74の前端74bが、止水材76の前端76cよりも前方に位置する。これにより、ポンプ34と第1吐水部31との間の経路又はポンプ34と第2吐水部32との間の経路から飛散した湯水が、止水材76に直接的に到達してしまうことを、より確実に抑制することができる。止水材76だけでは湯水を抑えきれなかったり、止水材76の劣化を早めてしまったりすることなどによる浴室ユニット10の外部の空間への漏水をより確実に抑制することができる。
湯水遮断部材72の上端72aは、必ずしも止水材76の上端76aよりも上方に位置していなくてもよい。湯水遮断部材74の下端74aは、必ずしも止水材76の下端76bよりも下方に位置していなくてもよい。湯水遮断部材72の前端72bは、必ずしも止水材76の前端76cよりも前方に位置していなくてもよい。湯水遮断部材74の前端74bは、必ずしも止水材76の前端76cよりも前方に位置していなくてもよい。但し、上記のように、湯水遮断部材72の上端72a、湯水遮断部材74の下端74a、湯水遮断部材72の前端72b、及び湯水遮断部材74の前端74bを設定することにより、浴室ユニット10の外部の空間への漏水を抑制する効果をより高めることができる。
また、浴室ユニット10では、湯水遮断部材72、74が、境界部分BPの付近に配置されている。これにより、湯水が境界部分BPに直接的に到達してしまうことを、より確実に抑制することができる。例えば、飛散した湯水が浴槽14や壁パネルなどに反射して二次的に境界部分BPに到達してしまうことなども抑制することができる。但し、湯水遮断部材72、74の位置は、必ずしも境界部分BPの付近でなくてもよい。湯水遮断部材72、74の位置は、境界部分BPに湯水が直接的に到達してしまうことを抑制可能な任意の位置でよい。
図7は、実施形態に係る浴室ユニットの変形例を模式的に表す断面図である。
図7は、図4に表した部分と同様の部分を表している。なお、上記実施形態と機能・構成上実質的に同じものについては、同符号を付し、詳細な説明は省略する。
図7に表したように、この例では、エプロンガイド70が省略されている。この例では、バスエプロン22が、エプロン本体22aと、側板部22bと、を有する。
エプロン本体22aは、上下方向及び前後方向に延び、洗い場床12側の空間と浴槽14の裏側の空間とを仕切る部分である。側板部22bは、エプロン本体22aの前後方向の一端に設けられる。バスエプロン22は、例えば、エプロン本体22aの前後方向の両端に設けられる一対の側板部22bを有する。側板部22bは、エプロン本体22aの前後方向の一端から洗い場床12側及び浴槽14側に向かって延びる。側板部22bは、換言すれば、上下方向及び左右方向に延びる板状である。
バスエプロン22は、例えば、側板部22bを周囲の支持体に取り付けることにより、エプロンガイド70を介すことなく周囲の支持体に支持される。このように、バスエプロン22は、エプロンガイド70を介すことなく周囲の支持体などに取り付けてもよい。エプロンガイド70は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
そして、この例では、バスエプロン22の側板部22bが、防水パン20の側部20bの壁面W11と対向する壁面W12を有する。従って、この例では、バスエプロン22が、洗い場床12側において浴槽側立壁部(防水パン20の側部20b)と隣接して設けられ、浴槽側立壁部の壁面W11と対向する壁面W12を有する洗い場側立壁部として機能する。
このように、洗い場側立壁部は、エプロンガイド70に限ることなく、バスエプロン22でもよい。洗い場側立壁部は、例えば、洗い場床12側の空間と浴槽14の裏側の空間とを仕切る立面を有する部材でもよい。
この場合、湯水遮断部材72、74は、ポンプ34と第1吐水部31との間の経路及びポンプ34と第2吐水部32との間の経路から飛散した湯水が防水パン20の側部20bの壁面W11とバスエプロン22の壁面W12との境界部分BPに直接的に到達しないように遮断する。このように、境界部分BPは、浴槽側立壁部(防水パン20の側部20b)とバスエプロン22との境界部分でもよい。
図7に表した例では、小パネル24が、バスエプロン22の側板部22bと隣接するように配置されている。これに限ることなく、小パネル24は、防水パン20の側部20bと隣接するように配置してもよい。
この場合にも、湯水遮断部材72、74が、ポンプ34と第1吐水部31との間の経路及びポンプ34と第2吐水部32との間の経路から飛散した湯水が防水パン20の側部20bの壁面W11とバスエプロン22の壁面W12との境界部分BPに直接的に到達しないように遮断することで、浴室ユニット10の外部の空間への漏水を抑制することができる。
図8は、実施形態に係る浴室ユニットの変形例を模式的に表す断面図である。
図8に表したように、この例では、小パネル24が、防水パン20の側部20bの壁面W21と対向する壁面W22を有する。従って、この例では、小パネル24が、洗い場床12側において浴槽側立壁部(防水パン20の側部20b)と隣接して設けられ、浴槽側立壁部の壁面W21と対向する壁面W22を有する洗い場側立壁部として機能する。
このように、洗い場側立壁部は、小パネル24でもよい。洗い場側立壁部は、例えば、洗い場床12側の空間と浴室ユニット10の外部の空間とを仕切る立面を有する部材でもよい。洗い場側立壁部は、例えば、壁パネル16eなどでもよい。
この場合にも、湯水遮断部材72、74が、ポンプ34と第1吐水部31との間の経路及びポンプ34と第2吐水部32との間の経路から飛散した湯水が防水パン20の側部20bの壁面W21と小パネル24の壁面W22との境界部分BPに直接的に到達しないように遮断することで、浴室ユニット10の外部の空間への漏水を抑制することができる。このように、境界部分BPは、浴槽側立壁部(防水パン20の側部20b)と小パネル24(洗い場床12側の空間と浴室ユニット10の外部の空間とを仕切る立面)との境界部分でもよい。
このように、洗い場側立壁部は、エプロンガイド70でもよいし、バスエプロン22でもよいし、小パネル24でもよいし、壁パネル16eでもよい。洗い場側立壁部は、洗い場床12側において浴槽側立壁部と隣接して設けられ、浴槽側立壁部の壁面と対向する壁面を有する任意の部材でよい。浴槽側立壁部の壁面及び洗い場側立壁部の壁面は、少なくとも上下方向に延び、互いに対向する任意の壁面でよい。
また、上記実施形態では、防水パン20の側部20bを浴槽側立壁部として表しているが、浴槽側立壁部は、これに限定されるものではない。例えば、防水パンを平板状あるいは浅い器状の形状とし、この防水パンの周縁に壁パネルを設け、この壁パネルによって浴槽14の裏側の空間と浴室ユニット10の外部の空間とを仕切る壁面を形成することにより、浴槽14の裏側の空間の止水構造を形成する場合がある。このような場合には、防水パンの周縁に設けられる壁パネルを浴槽側立壁部としてもよい。例えば、浴槽14の上方の空間を形成する壁パネル16aの下端が、浴槽14の裏側の空間まで延びている場合には、壁パネル16aを浴槽側立壁部としてもよい。
このように、浴槽側立壁部は、洗い場床12と浴槽14とが並ぶ方向と直交する方向の浴槽14の一端側に設けられ、浴槽14の裏側の空間と浴室ユニット10の外部の空間とを仕切る任意の部材でよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、浴室ユニット10などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 浴室ユニット、 12 洗い場床、 14 浴槽、 16a〜16h 壁パネル、 20 防水パン、 22 バスエプロン、 24、26 小パネル、 31 第1吐水部、 32 第2吐水部、 33 給水管、 34 ポンプ、 36 分岐路、 38 ジェットポンプユニット、 41 第1流路、 42 第2流路、 43 給水管、 44 給水管、 46 配管、 47 切替弁、 48 配管、 50 貯水部、 52 吸引管、 54 噴射部、 60 制御部、 62 操作部、 70 エプロンガイド、 72、74 湯水遮断部材、 76 止水材

Claims (4)

  1. 洗い場床と、
    前記洗い場床に隣接して設置される浴槽と、
    前記洗い場床と前記浴槽とが並ぶ方向と直交する方向の前記浴槽の一端側に設けられ、前記浴槽の裏側の空間と外部の空間とを仕切る浴槽側立壁部と、
    前記洗い場床側において前記浴槽側立壁部と隣接して設けられ、前記浴槽側立壁部の壁面と対向する壁面を有する洗い場側立壁部と、
    前記浴槽の裏側の空間に設けられ、前記浴槽内の湯水を汲み上げるポンプと、
    前記ポンプによって汲み上げられた湯水を前記浴槽内に吐水する吐水部と、
    前記ポンプと前記吐水部との間の経路から飛散した湯水が前記浴槽側立壁部の前記壁面と前記洗い場側立壁部の前記壁面との境界部分に直接的に到達しないように遮断する湯水遮断部材と、
    を備えたことを特徴とする浴室ユニット。
  2. 前記浴槽側立壁部と前記洗い場側立壁部との前記境界部分に設けられた止水材をさらに備え、
    前記湯水遮断部材は、前記浴槽側立壁部の前記浴槽側を向く内壁面から前記浴槽側に向かって延びることにより、前記ポンプと前記吐水部との間の経路から飛散した湯水が前記浴槽側立壁部の前記壁面と前記洗い場側立壁部の前記壁面との境界部分に直接的に到達しないように遮断することを特徴とする請求項1記載の浴室ユニット。
  3. 前記湯水遮断部材の前記浴槽の他端側の側端は、前記止水材の前記浴槽の前記他端側の側端よりも前記浴槽の他端側に位置することを特徴とする請求項2記載の浴室ユニット。
  4. 前記湯水遮断部材は、前記境界部分の付近に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の浴室ユニット。
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