JP2021035922A - 液状化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸を配合した製剤において、保存安定性と使用感の両効果を併せ持つ皮膚用化粧料の提供。【解決手段】(A)1.0〜5.0質量%の6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸又はその塩、(B)0.001〜0.1質量%のポリアクリル酸又はその金属塩、及び、(C)0.01〜1.0質量%のキサンタンガム、を含有し、L値が50以上の透明又は半透明であることを特徴とする液状化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、液状化粧料に関するものである。
L−アスコルビン酸(ビタミンC)は美白効果などが知られ化粧品材料として有用であるが、不安定で酸化されやすいため、種々のL−アスコルビン酸誘導体の研究開発がなされており、1990年代には安定でかつ体内で分解吸収される誘導体として2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸(L−アスコルビン酸−2−グルコシド)が開発された(特許文献1〜3)。
2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸はL−アスコルビン酸よりも酸化されにくく安定性に優れる一方で、体内では容易に加水分解されL−アスコルビン酸と同等の生理活性を有することが知られており(特許文献2及び3)、化粧品、食品及び医薬品など、広い応用が期待される。また、さらに保湿性を高めたL−アスコルビン酸誘導体として、2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸中のL−アスコルビン酸残基の6位の位置のヒドロキシル基にアシル基が導入された、6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸が開発された(特許文献4)
特許第2832848号公報 特開平03−135992号公報 特開平03−183492号公報 特開平11−286497号公報
皮膚に適用される化粧料、特に化粧水などの液状化粧料にとって、その使用感触は重要な特性の一つである。本発明は、6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸を配合することにより優れた美白効果を持ちながら、皮膚に適用する際に、なめらかであり、しかも皮膚へのなじみが早く、なじんだ後はべたつかず、きしみのない感触となる、従来にない独特の使用感が得られる化粧料を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記の課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、美白効果を発揮するのに十分な量の6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸を配合した透明又は半透明の液状化粧料において、所定量のポリアクリル酸及びキサンタンガムを組み合わせて配合することにより、前記独特の使用感が達成できることを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は以下に示すとおりである。
〔1〕(A)1.0〜5.0質量%の6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸又はその塩、
(B)0.001〜0.1質量%のポリアクリル酸又はその金属塩、及び、
(C)0.01〜1.0質量%のキサンタンガム、
を含有し、L値が50以上の透明又は半透明であることを特徴とする液状化粧料。
〔2〕(D)親水性界面活性剤を更に含有することを特徴とする〔1〕に記載の液状化粧料。
〔3〕前記(D)親水性界面活性剤が、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油、ポリオキシアルキレンフィトステロール、ポリオキシアルキレンジアルキルダイマージオールエーテルからなる群から選択される1種又は2種以上であることを特徴とする〔1〕又は〔2〕に記載の液状化粧料。
〔4〕(E)油分を更に含有し、当該油分の含有量が液状化粧料全量に対して5.0質量%以下であることを特徴とする〔1〕から〔3〕のいずれかに記載の液状化粧料。
本発明によれば、所定量のポリアクリル酸とキサンタンガムとを併用することにより、6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸といった塩型美白剤を高配合することにより優れた美白効果を有していても、べたつかず、肌に適用した際にしっとりとしており、なおかつ肌へのなじみが早く、なじんだ後はきしみのない感触となる独特の使用感が得られる。
以下、本発明の構成について説明する。
(A)6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸
本発明の一つの実施形態において、(A)6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸は、2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸の6位にアシル基を有している下記一般式(1):
Figure 2021035922
(式中、Rは炭化水素基を示す。nは前記と同じ。)
で示される化合物である。
前記一般式(1)中のRで示される炭化水素基は、直鎖、分岐又は環状の、飽和又は不飽和の炭化水素基であってよく、好ましくはアルキル基、アルケニル基、又はアルキニル基であり、より好ましくは直鎖のアルキル基である。前記炭化水素基の炭素数は、アシル基すなわち−C(=O)R基の炭素数として数えたときに、炭素数が3〜24、4〜20、8〜20、12〜18であることが好ましく、14〜16であることが特に好ましい。
本発明の一つの実施形態において、6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸は、不純物として未アシル化体の2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸を含んでいてもよい。6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸は90モル%以上、95モル%以上、98モル%以上、99モル%以上、99.5モル%以上、99.9モル%以上の純度であることが好ましい。不純物としての、未アシル化体である2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸は10モル%以下、5モル%以下、2モル%以下、1モル%以下、0.5モル%以下、0.1モル%以下であることが好ましく、実質的に含まないことが好ましい。
6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸は、2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸の6位にアシル基を置換させる方法によって製造することができ、6位にアシル基を置換させる方法としては、公知の方法によることができる。
6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸の製造方法としては2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸に有機酸、酸ハライド、酸無水物、酸エステルなどのアシル化剤を用いて化学反応させる方法が挙げられる。前記アシル化剤としては、炭素数が3〜24、4〜20、8〜20、12〜18、好ましくは14〜16である飽和若しくは不飽和の脂肪酸又はその無水物が好ましく、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸及びリシノレイン酸並びにその無水物などが好ましい。
本発明の一実施形態では、6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸は遊離酸又は塩のいずれであってよく、塩は無機又は有機陽イオンの塩であってよい。無機陽イオンは、ナトリウムイオン、カリウムイオンのような第一族元素の金属イオン;マグネシウムイオン、カルシウムイオンのような第二族元素の金属イオン;鉄イオン、銅イオンのような遷移金属イオン;及び亜鉛イオン、アルミニウムイオンなどのその他の金属イオンからなる群より選ばれる金属イオン又はその組み合わせであってよい。6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸を塩とすることにより、pHが中性となり、他の物質と混合したときに他の物質を分解しにくくすることができる。
本発明の化粧料における6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸(成分A)の配合量は、液状化粧料全量に対して、1.0〜5.0質量%であり、好ましくは1.0〜3.0質量%である。1.0質量%未満であると十分な美白効果が得られ難く、また、本発明の課題であるべたつきの問題を生じることもない。一方、5.0質量%を越えて配合するとべたつきの抑制効果が充分に発揮されないことがある。特に、成分Aの下限値としては1.0質量%、1.5質量%、2.0質量%の値を採ることもでき、上限値としては5.0質量%、4.0質量%、3.0質量%の値を採ることもできる。
(B)ポリアクリル酸
本発明で用いられるポリアクリル酸(成分B)は、化粧料や医薬部外品などに水溶性増粘剤として配合されうるポリアクリル酸又はその金属塩、好ましくはナトリウム塩である。ポリアクリル酸の重量平均分子量は増粘作用を有する範囲であれば特に限定されないが、好ましくは100万〜600万程度の分子量を有するものが用いられる。
本発明で用いられるポリアクリル酸は市販品であってもよく、例えば、完全中和物(ナトリウム塩)としては、アロンビスSX(分子量400万〜500万)、アロンビスMX(分子量200万〜300万)等が挙げられ、部分中和物としてはアロンビスAHX等が挙げられる(いずれも、東亞合成(株)製)。
本発明の化粧料におけるポリアクリル酸の配合量は、液状化粧料全量に対して、0.001〜0.1質量%であり、好ましくは0.001〜0.01質量%である。0.001質量%未満であると、本発明に独特の使用感が得られず、0.1質量%を越えて配合すると却ってべたつきを生じる傾向がある。特に、成分Bの下限値としては0.001質量%、0.002質量%、0.005質量%の値を採ることもでき、上限値としては0.1質量%、0.05質量%、0.01質量%の値を採ることもできる。
(C)キサンタンガム
本発明で用いられるキサンタンガム(成分C)は、化粧料や医薬部外品などに従来から使用されているものであればよい。キサンタンガムとして市販品を使用することもできる。
本発明の化粧料におけるキサンタンガムの配合量は、液状化粧料全量に対して、0.01〜1.0質量%であり、好ましくは0.05〜0.3質量%である。0.01質量%未満であると、きしみやべたつきを低減する効果が十分ではなく、1.0質量%を越えると却ってべたつき等の原因となり得る。特に、成分Cの下限値としては0.01質量%、0.02質量%、0.05質量%の値を採ることもでき、上限値としては1.0質量%、0.7質量%、0.3質量%の値を採ることもできる。
本発明の化粧料は、上記必須成分(成分A、B及びC)に加えて、化粧水等の液状化粧料に配合可能な他の任意成分を、本発明の効果を妨げない範囲で含有することができる。 中でも、親水性界面活性剤(成分D)を更に配合することにより、使用感が更に向上するので好ましい。
本発明で使用する親水性界面活性剤は、特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル等のポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等のポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトステロール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンフィトステロール等のポリオキシアルキレンフィトステロール、ポリオキシエチレンポリオキシブチレンジメチルダイマージオールエーテル等のポリオキシアルキレンジアルキルダイマージオールエーテル、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン等のポリオキシアルキレン脂肪酸ソルビタン、ステアリン酸スクロース等のショ糖脂肪酸エステル、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル等の脂肪酸ポリオキシアルキレングリセリル、ステアロイルメチルタウリンナトリウム等のアシルアルキルタウリン塩、ポリオキエチレンジメチルシロキサン等のポリエーテル変性シリコーン等が挙げられる。親水性界面活性剤に含まれるポリオキシアルキレン基の数は、特に限られないが、10〜100、例えば、10、20、30、40、50、60又は100程度のものから選択するのが好ましい。
特に好ましい親水性界面活性剤は、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトステロール、ポリオキシエチレンポリオキシブチレンジメチルダイマージオールエーテルから選ばれる1種又は2種以上であり、これらは、べたつきのなさ、きしみのなさ等の使用感の向上において優れている。
親水性界面活性剤の配合量は、液状化粧料全量に対して、通常は0.01〜3.0質量%であり、好ましくは0.05〜1.0質量%である。特に、成分Dの下限値としては0.01質量%、0.02質量%、0.05質量%の値を採ることもでき、上限値としては3.0質量%、2.0質量%、1.0質量%の値を採ることもできる。
親水性界面活性剤を更に配合することにより肌へのなじみの良さが向上し、また、油分を可溶化、乳化することも可能となる。
また、油分(成分E)を更に配合すると、特にしっとりさ、きしみのなさ、べたつきのなさが向上するので好ましい。
本発明に配合可能な油分としては、特に限定されないが、例えば、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル油、シリコーン油が挙げられる。特に、スクワラン、流動パラフィン、水添ポリデセン、イソドデカン、イソヘキサデカン、イソステアリン酸、イソステアリルアルコール、トリエチルヘキサノイン、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、エチルヘキサン酸セチル、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等の液体油分が好ましい。
ただし、高級アルコール等を親水性界面活性剤と組み合わせたα−ゲルや、高級脂肪酸を金属塩と組み合わせた高級脂肪酸石鹸として油分を併用することは液状化粧料の肌なじみ等の使用感悪化を増長する傾向にあるため好ましくない。
また、本発明の化粧料における油分の配合量は、液状化粧料全量に対して5.0質量%以下、好ましくは0.4〜3.0質量%の範囲とするのが好ましい。5.0質量%を越える油分を配合すると、却ってべたつきを生ずる場合がある。特に、成分Eの下限値としては0.4質量%、1.0質量%、1.5質量%の値を採ることもでき、上限値としては5.0質量%、4.0質量%、3.0質量%の値を採ることもできる。
他の任意成分としては、化粧料に通常配合される成分、例えば、紫外線吸収剤、界面活性剤(成分Dを除く)、保湿剤、増粘剤(ポリアクリル酸及びキサンタンガムは除く)、アルコール類、粉末成分、色材、pH調整剤、安定化剤、防腐剤、香料、各種皮膚栄養剤等が挙げられる。
特に、保湿効果の観点からグリセリン及びブチレングリコールなどの保湿剤を配合することが好ましい。
本発明の化粧料は美白化粧料であり、特に化粧水等の透明又は半透明の液状化粧料とした際に本発明の効果が好ましく発揮される。液状である限り粘度は限定されないが、通常は1000mPa・s以下、特に好ましくは500mPa・s以下であることが肌へのなじみにおいて好ましい。
本発明において「透明又は半透明」とは、化粧料のLab表色系(Hunter Lab system)におけるL値が50以上であることを意味する。L値は、精製水の透明度を100とし、全く光の透過がない場合を0としたときの透明度を表す値である。即ち、L値は100に近いほど透明度が高いことを意味する。L値は、例えば、色差計(Spectro color meter SE2000(日本電飾社製)又はCOLOR-EYE 7000A(Gretag Macbeth社製))等を用いて測定することができる。本発明の液状化粧料は、透明度(L値)が50以上の透明又は半透明の化粧料である。
なお、液状化粧料の剤型は特に限定されず、可溶化系液状化粧料(化粧水、美容液等)、二層系液状化粧料(美容液等)、水中油型液状化粧料(化粧水、乳液、美容液等)であっても良い。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。実施例における配合量は特に断りのない限り質量%で示す。
下記の組成を有する化粧料(美容液)を試料として調製した。10名の専門パネルにより、各試料を塗布したときの「肌へのなじみの良さ」、「しっとりさ」、「乾き際のべたつきのなさ」、「乾き際のきしみのなさ」の評価を行った。各試験項目について、以下の評価点基準に基づいて各専門パネルが評価し、その評価点の合計によって4段階に評価基準を設定した。専門パネルの評価は基準を統一して行った。結果を併せて各表に示す。
<評価点基準>
5点:非常に優れている
4点:優れている
3点:普通
2点:劣る
1点:非常に劣る
<評価基準>
◎:合計点が40点以上
○:合計点が30〜39点
△:合計点が20〜29点
×:合計点が19点以下
以下に、本発明による他の実施例(液状化粧料の例)を示す。
実施例1 液状化粧料(化粧水)
(配合成分) 配合量(質量%)
エタノール 10.9
PEG/ポリブチレングリコール−44/15−
メチルエーテル水添ダイマージリノレイル 0.3
メチルパラベン 0.1
フェノキシエタノール 0.1
香料 適量
グリセリン 2.0
PEG/PPG−14/7ジメチルエーテル 3.0
ジプロピレングリコール 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
4−メトキシサリチル酸カリウム塩 3.0
6−パルミトイル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸 2.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
エチルビタミンC 0.3
キサンタンガム 0.05
ポリアクリル酸ナトリウム 0.003
クエン酸 0.02
クエン酸ナトリウム 0.18
エデト酸塩 0.1
イオン交換水 残余
実施例2 液状化粧料(美容液)
(配合成分) 配合量(質量%)
ジイソステアリン酸ポリグリセリル 0.2
ポリオキシエチレン(30)フィトステロール 0.2
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.3
イソステアリン酸 0.1
メチルパラベン 0.2
エチルパラベン 0.2
グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 9.0
6−パルミトイル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸 2.0
キサンタンガム 0.2
ポリアクリル酸ナトリウム 0.01
クエン酸 0.01
クエン酸ナトリウム 0.09
エデト酸塩 適量
イオン交換水 残余
実施例3 液状化粧料(美容液)
(配合成分) 配合量(質量%)
エタノール 5.0
ジプロピレングリコール 1.0
1,3−ブチレングリコール 0.6
ポリエチレングリコール1000 1.0
ポリエキシエチレンメチルグルコシド 1.0
イソステアリン酸 0.2
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.3
ポリオキシエチレン(30)フィトステロール 0.09
セスキイソステアリン酸ソルビタン 0.03
6−パルミトイル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸 3.0
カルボキシビニルポリマー 0.1
キサンタンガム 0.1
ポリアクリル酸ナトリウム 0.05
苛性カリ 0.03
メチルパラベン 0.1
フェノキシエタノール 0.1
エデト酸塩 0.03
イオン交換水 残余
実施例4 液状化粧料(乳液)
(配合成分) 配合量(質量%)
シクロメチコン 1.0
ジメチコン 1.0
オクタン酸セチル 1.0
(アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10−30))コポリマー 0.2
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
グリセリン 10.0
プロピレングリコール 5.0
ポリアクリル酸ナトリウム 0.002
キサンタンガム 0.1
6−パルミトイル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸 1.5
酢酸トコフェロール 0.5
ニコチン酸アミド 4.0
アミノメチルプロパノール 0.12
メタリン酸ナトリウム 0.05
メチルパラベン 0.2
エチルパラベン 0.1
イオン交換水 残余
評価結果は以下の通りである。
Figure 2021035922
表1に示された結果から、各実施例で得られた皮膚用化粧料は、所定量のポリアクリル酸とキサンタンガムとを併用することにより、6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸といった美白剤を高配合することにより優れた美白効果を有していても、べたつかず、肌に適用した際にしっとりとしており、なおかつ肌へのなじみが早く、なじんだ後はきしみのない感触となる独特の使用感が得られる。

Claims (4)

  1. (A)1.0〜5.0質量%の6−アシル−2−O−α−D−グルコシル−L−アスコルビン酸又はその塩、
    (B)0.001〜0.1質量%のポリアクリル酸又はその金属塩、及び、
    (C)0.01〜1.0質量%のキサンタンガム、
    を含有し、L値が50以上の透明又は半透明であることを特徴とする液状化粧料。
  2. (D)親水性界面活性剤を更に含有することを特徴とする請求項1に記載の液状化粧料。
  3. 前記(D)親水性界面活性剤が、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油、ポリオキシアルキレンフィトステロール、ポリオキシアルキレンジアルキルダイマージオールエーテルからなる群から選択される1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の液状化粧料。
  4. (E)油分を更に含有し、当該油分の含有量が液状化粧料全量に対して5.0質量%以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液状化粧料。
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