JP2021034222A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理に注意を払っている人を検出する精度を向上した加熱調理器を提供する。【解決手段】トッププレートに載置された容器を加熱する加熱部と、加熱部の加熱出力を制御する加熱制御部と、加熱部の動作中にユーザの存在を判定する判定部と、を含む本体と、トッププレートの上方に配置され、トッププレートにおける温度分布を検出して、検出された温度分布を示す温度検出信号を本体に送信する、温度検知ユニットと、を備え、加熱制御部は、温度検出信号に基づいて、加熱出力を変更し、本体は、温度検出信号に基づいて、トッププレートにおいて加熱された容器の領域を示す特定領域を検出する特定領域検出部を備え、判定部は、特定領域における温度変化を基に、ユーザの存在を判定する、加熱調理器。【選択図】図2

Description

本開示は、加熱調理器に関し、特に調理するユーザの存在を認識する加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器において、人を検知するために、人検知専用の赤外線センサや人感センサを本体手前側に配置していた。しかしながら、人検知専用のセンサを設けることは部品点数の増加となりコスト高となる。
そこで、特許文献1の加熱調理器では、加熱調理器の奥側に調理用の容器の側方から温度を測定するように赤外線センサが配置されている。これにより、加熱調理器は、容器の側部温度及び操作部近くの操作者の両方を検知することができる。
特開2010−267429号公報
しかしながら、従来の加熱調理器において、人の体温検知だけでは人が調理に注意を払っているか認識することができない。例えば、加熱調理器の近くにユーザが存在していても、別の作業をしている場合もある。また、赤外線センサが調理用の容器を挟んで人の温度を検知するので、容器から湯気が出るような空間温度が高い場合には、人の体温を検知することも困難である。
したがって、本開示の目的は、前記課題を解決することにあって、調理に注意を払っている人を検出することが可能な加熱調理器を提供することにある。
前記目的を達成するために、本開示の一態様に係る加熱調理器は、
調理対象物を収容する容器が載置されるトッププレートと、
前記トッププレートに載置された前記容器を加熱する加熱部と、
前記加熱部の加熱出力を制御する加熱制御部と、
前記加熱部の動作中にユーザの存在を判定する判定部と、を含む本体と、
前記トッププレートの上方に配置され、前記トッププレートにおける温度分布を検出して、検出された温度分布を示す温度検出信号を前記本体に送信する、温度検知ユニットと、を備え、
前記加熱制御部は、前記温度検出信号に基づいて、前記加熱出力を変更し、
前記本体は、前記温度検出信号に基づいて、前記トッププレートにおいて加熱された容器の領域を示す特定領域を検出する特定領域検出部を備え、
前記判定部は、前記特定領域における温度変化を基に、前記ユーザの存在を判定する。
調理に注意を払っている人を検出することが可能な加熱調理器を提供することができる。
実施の形態1の加熱調理器の斜視図 実施の形態1の加熱調理器の制御系を示すブロック図 加熱調理器の設置状態を示す側面図 温度検知部の一例を示す説明図 調理プログラムの一例を示す説明図 特定領域の一例を示す説明図 温度検知ユニットにおける処理手順を示すフローチャート 本体の調理制御部における処理手順を示すフローチャート 本体の調理制御部における処理手順を示すフローチャート 実施の形態2のユーザの存在を判定する処理手順を示すフローチャート 容器内に調理器具を入れた際の温度分布の変化を示す説明図 容器上に人の手が重なった際の温度分布の変化を示す説明図
本開示の一態様によれば、調理対象物を収容する容器が載置されるトッププレートと、
前記トッププレートに載置された前記容器を加熱する加熱部と、
前記加熱部の加熱出力を制御する加熱制御部と、
前記加熱部の動作中にユーザの存在を判定する判定部と、を含む本体と、
前記トッププレートの上方に配置され、前記トッププレートにおける温度分布を検出して、検出された温度分布を示す温度検出信号を前記本体に送信する、温度検知ユニットと、を備え、
前記加熱制御部は、前記温度検出信号に基づいて、前記加熱出力を変更し、
前記本体は、前記温度検出信号に基づいて、前記トッププレートにおいて加熱された容器の領域を示す特定領域を検出する特定領域検出部を備え、
前記判定部は、前記特定領域における温度変化を基に、前記ユーザの存在を判定する、
加熱調理器である。
また、前記温度検知ユニットは、アレイ状に配置された複数の温度検出素子を有する温度検知部を備えてもよい。
また、前記温度検知部は、64個以上の温度検出素子が2次元に配置されている赤外線センサ又は熱画像カメラでもよい。
また、前記判定部は、温度検出周期ごとの前記特定領域の温度の時間微分値を計算し、前記時間微分値が予め定められた閾値以下の場合には、ユーザが存在すると判定してもよい。
また、前記判定部が計算した前記時間微分値のうち、前記閾値以下の微分値の温度を検出した複数の温度検出素子が隣り合う温度検出素子であり、かつ、前記特定領域の最外周部の温度を検出する温度検出素子が含まれる場合に、前記判定部はユーザが存在すると判定してもよい。
また、前記判定部が計算した前記時間微分値のうち、前記閾値以下の微分値の温度を検出した温度検出素子の数が予め定められた数より大きい場合に、ユーザが存在すると判定してもよい。
また、前記本体は、ユーザから直接に加熱設定が入力される設定部を備え、前記判定部はユーザが存在すると判定した場合、前記加熱制御部は前記設定部に前記加熱設定が入力された場合にだけ加熱出力を変更する。
また、前記本体は、調理に関する情報を報知する報知部を備え、前記判定部はユーザが存在すると判定した場合、前記報知部から調理に関する情報を報知する。
(実施の形態1)
以下に、本開示の実施の形態1に係る加熱調理器について図1から図3を参照して説明する。図1は、本開示の実施の形態1に係る加熱調理器1の斜視図である。図2は、加熱調理器1の制御系を示すブロック図である。図3は、加熱調理器の設置状態を示す側面図である。なお、図において、X軸方向は加熱調理器の長手方向を示し、Y軸方向は前後方向を示し、Z軸方向は高さ方向を示す。また、X軸の正の方向を右方、負の方向を左方とする。
図1に示すように、加熱調理器1は、本体3と、本体3の上側部として、容器Crが載置されるトッププレート5を有する。容器Crには、例えば、シチューやハンバーグなどの調理対象としての調理対象物Tcが収容されている。
また、実施の形態1の場合、加熱調理器1は、誘導加熱調理器であって、図1に示すように、トッププレート5における容器載置領域の下方には、本体3の内部に加熱部7が配置されている。加熱部7は、加熱コイル7A、7B、7Cを備える。加熱コイル7A〜7Cは、容器Crを加熱するために誘導磁界を発生させる。本体3は、加熱コイル7A〜7Cに流す電流量を制御する加熱制御部10を収容する。加熱制御部10(図2参照)は、加熱コイル7A〜7Cに高周波電流を供給して容器Crの加熱を行う電気回路である。
また、本体3は、加熱コイル7A〜7Cの加熱に関する情報を報知する報知部4を備える。報知部4は、表示部11と音声出力部15とを有する。表示部11は加熱調理器1のトッププレート5の前側に配置され、加熱コイル7A〜7Cの加熱レベルを表示する。表示部11は、例えば、トッププレート5の長手方向に延びる帯形状を有する。表示部11は、例えば、白黒の液晶パネルであるが、カラーの液晶パネルでもよい。また、音声出力部15は、加熱調理器1の前面側に配置され、ユーザに対して音声案内を出力する。音声出力部15は、例えば、スピーカである。
本体3は、加熱コイル7A〜7Cのそれぞれをユーザが操作するための設定部8を備える。設定部8は、加熱調理器1のトッププレート5の前側に配置された複数の操作入力部9A、9B、9Cを含む。操作入力部9A〜9Cは、例えば、タッチキーでもよいし、タッチパネルでもよい。操作入力部9Aと加熱コイル7A、操作入力部9Bと加熱コイル7B、操作入力部9Cと加熱コイル7Cとは、それぞれ対応している。操作入力部9Aの操作指示に応じて、加熱制御部10は、加熱コイル7Aの加熱の開始又は停止を制御する。
また、設定部8は、加熱コイル7A〜7Cによる加熱を詳細に設定するための設定入力部13を備える。設定入力部13は、加熱調理器1の本体3の前面側に備えられている。設定入力部13は、本体3に対して出し入れ可能であって、加熱コイル7A〜7Cによる加熱を詳細に設定するための設定キー13aと、その設定内容や加熱コイル7A〜7Cの詳細な状態などを表示する設定表示部13bとを備える。この設定入力部13により、加熱コイル7A〜7Cの加熱温度、加熱時間、タイマーなどが設定される。操作入力部9A〜9Cまたは設定入力部13のそれぞれの操作指示、及び、調理制御部25の指示に応じて、加熱制御部10は、加熱コイル7A〜7Cのそれぞれの加熱レベルを例えば10段階に調整する。なお、図2において、操作入力部9からの入力信号は、設定入力部13を介して調理制御部25等に接続されているが、直接接続されていてもよい。
また、加熱調理器1は、グリル調理部14と、グリル調理部14内で発生した空気を排出する排気口16と、を備える。グリル調理部14は、例えば、電気により加熱されるグリルヒータ(図示省略)を有する。グリル調理部14は、その庫内空間でグリルヒータにより調理対象を加熱する。グリル調理部14の庫内空間の熱気は、排気口16から本体3の外部へ排気される。
加熱調理器1の上方には、レンジフード17が設置されている。レンジフード17は、加熱調理器1の上方の空気を、下部に設けられたフード部分17aを通って、内部に吸い込んで屋外に連通した吐出口から排気する。
また、加熱調理器1は、トッププレート5上の調理対象物Tcの調理状況を上方から認識する温度検知ユニット19を備える。温度検知ユニット19は、トッププレート5から上方に離れた位置に配置され、例えば、本体3の奥方向に配置されている壁面18において、レンジフード17と本体3との間に設置されている。
温度検知ユニット19は、トッププレート5上の温度分布を上方から検知する温度検知部20を有する。温度検知部20は、視野範囲における温度分布を検出する温度センサであり、例えば、赤外線センサや熱画像カメラである。温度検知部20は、例えば、アレイ状に配置された複数の温度検出素子を有する。図4に示すように、温度検知部20は、例えば、縦8列×横8行の2次元マトリックス状に64個の温度検出素子Dt11〜Dt88が配置されている。
温度検知部20は、トッププレート5上の温度分布に関する情報を検出し、例えば、熱画像として出力する。温度検知ユニット19は、1つまたは複数個の温度検知部20を有し、温度検知部20は、解像度に応じて、トッププレート5全体を上方から撮影してもよいし、トッププレート5上を分割して加熱コイル7A〜7Cごとの温度分布を検出してもよい。複数個の温度検知部20を用いる場合、解像度(画素数)の低い赤外線センサであっても温度検知することができる。実施の形態1では、加熱コイル7A〜7Cごとに配置されている。なお、温度検知ユニット19は、壁面18の他にも、レンジフード17、換気扇、ダクト、天井に配置されてもよい。温度検知部20からトッププレート5までの距離は、例えば、600mm以上2000mm以下である。
本体3と温度検知ユニット19との間の無線通信用に、本体3は第1通信部21を、温度検知ユニット19は第2通信部23をそれぞれ有する。温度検知部20により検出された熱画像は、第2通信部23により送信され、第1通信部21により本体3に受信される。第1通信部21及び第2通信部23はそれぞれアンテナを有し、例えば、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、又は、BLE(Bluetooth Low Energy)どの無線通信により無線接続されている。なお、第1通信部21及び第2通信部23を備える替わりに有線により、本体3と温度検知ユニット19とが接続されていてもよい。
加熱調理器1は、本体3の内部に、調理制御部25及び記憶部27を備える。調理制御部25は、半導体素子などで実現可能である。調理制御部25は、例えばマイコン、CPU、マイクロプロセッサ、DSP、FPGA、またはASICなどで構成される処理装置である。調理制御部25の機能は、ハードウェアのみで構成してもよいし、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせることにより実現してもよい。調理制御部25は、ROM、RAM、ハードディスク、SSDなどの記憶部27に記憶されているデータやプログラムを読み出して実行することによって種々の機能を果たすように構成されている。
調理制御部25は、トッププレート5上の特定領域における温度分布に応じて、調理プログラム28の設定情報を変更する。調理プログラム28は、1つの料理を調理するために必要な各調理工程を含み、各調理工程は、調理内容、加熱量及び加熱時間等の調理情報を含む。複数種類の調理プログラム28が記憶部27に記憶されている。図5は、調理プログラムの一例として、「ハンバーグ」の調理プログラム28aを示す。
調理プログラム28aは、フライパンを予熱する予熱工程CP1から終了工程CP9まで、9つの調理工程を有する。また、表を焼く工程CP4及び裏を焼く工程CP8には、それぞれ加熱時間Tm4、Tm8及び加熱レベル等の決められた調理情報を有する。
調理制御部25は、判定部25a、特定領域検出部25b、及びアシスト制御部25cを有する。判定部25aは、温度検出信号に基づいて、特定領域Asにおける予め定められた調理進行判定周期ごとの温度分布の温度変化量及び特定領域Asに対する温度変化を示す領域の割合を算出し、温度変化量及び領域の割合を基に、調理工程の進行を判定する。調理進行判定周期は、例えば、5秒間隔である。
特定領域検出部25bは、温度検知部20からの温度検出信号に基づいて、トッププレート5において加熱された容器Crの領域を示す特定領域Asを検出する。図6は、特定領域の一例を示す説明図である。温度検出信号は、例えば、1℃単位の温度分布情報を有する。図6(b)は、トッププレート5の熱画像としての温度分布情報Ufを示す。例えば、図6(a)に示すように、フライパンとしての容器Crが加熱されている場合、図6(b)に示すように、温度検知部20により検知された温度分布情報Ufにおいて、予め定められた第1閾値よりも高い温度を有する特定領域Asを検出する。図6(b)の温度分布情報Ufにおいて、白抜きのドットは、30℃以下の領域を示す。特定領域Asは、例えば、40℃以上の温度が検出された領域である。
アシスト制御部25cは、例えば、吹きこぼれ防止機能など、ユーザの調理補助を実施する。アシスト制御部25cは、特定領域Asの外周部が外側に拡がる変化を検出すると、吹きこぼれが発生したと判断し、容器Crの加熱を停止するように加熱制御部10へ指示する。
次に、図7〜図9を参照して、調理プログラムの設定情報を変更する方法について説明する。図7は、温度検知ユニット19における処理手順を示すフローチャートである。図8及び図9は、本体3の調理制御部25における処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、ステップS1において、本体3の調理制御部25は、本体3の第1通信部21と温度検知ユニット19の第2通信部23との接続処理を行う。この接続処理には、第1通信部21及び第2通信部23間における接続要求送受信と温度検知ユニット19の温度検知部20と本体3の調理制御部25との間の状況確認も含まれる。温度検知ユニット19の第2通信部23と本体3の第1通信部21との接続が成功しなかった場合、再度接続処理を行う。温度検知ユニット19の第2通信部23と本体3の第1通信部21との接続が成功すると、ステップS2に進む。
ステップS2において、温度検知部20は、トッププレート5の上面の温度分布情報を取得する。温度分布情報として、例えば、温度検知部20の視野範囲内の熱画像を取得する。
ステップS3において、温度検知部20は、取得した温度分布情報を、第2通信部23から本体3に送信し、本体3の第1通信部21を介して記憶部27に記憶される。温度分布情報を送信した後、温度検知ユニット19の第2通信部23と、本体3の第1通信部21との接続を切断してもよい。これにより、温度検知ユニット19の消費電力を低減することができる。なお、予め定められた時間経過後、再び、ステップS1からの処理が実施され、予め定められた時間周期で温度情報が温度検知ユニット19から調理制御部25へ送られる。温度検知部20により温度分布が検出される温度検出周期は、調理進行判定周期よりも短く、例えば、0.5秒〜2秒間隔である。
次に図8を参照して、本体3の調理制御部25の処理手順を説明する。以下の処理手順は、本体3において電源ONした際に、操作入力部9A〜9Cまたは設定キー13aを用いて、調理メニューごとに予め用意された調理モードがユーザにより選択された場合に実施される。それぞれの調理モードは、それぞれの調理プログラムを有している。調理モードは、大きなカテゴリで、例えば、焼き物、煮物、あたため調理、デザート、揚げ物等に分類されている。カテゴリごとにさらに調理モードが分類されており、焼き物であれば、例えば、鶏肉の焼き物、ハンバーグ、餃子等の調理モードが存在する。
まず、ユーザは、設定部8(操作入力部9A〜9Cまたは設定キー13a)を用いて、複数ある調理モードの中から所望の調理モードを選択する。ステップS11において、選択された調理モードは設定部8から調理制御部25へ送られて、調理制御部25は選択された調理モードを受け付ける。調理制御部25は、受け付けた調理モードに対応する調理プログラムを記憶部27から読み出す。
ステップS12において、調理制御部25は、読み出した調理プログラム28から、さらに現在の調理工程情報を読み出す。調理制御部25は、例えば、1巡目のステップS12であれば最初の調理工程の情報を読み出し、2巡目のステップS12であれば2工程目の調理工程の情報を読み出す。調理制御部25は、読み出した調理工程の情報に基づき、それぞれの調理工程で必要な処理を行い、必要なユーザへの案内を報知部4を介して行う。調理制御部25は、例えば、予熱工程CP1の情報を基に加熱制御部10へ加熱部7への電力供給を指示する。これにより、加熱部7から容器Crへの予熱が開始される。
ステップS13において、本体3の調理制御部25は、第1通信部21、第2通信部23を介して、温度検知ユニット19の温度検知部20との接続処理を実施する。
本体3の調理制御部25と温度検知ユニット19の温度検知部20とが接続されると、ステップS14において、調理制御部25は、温度検知ユニット19が検出したトッププレート5の温度分布情報を取得する。
ステップS15において、特定領域検出部25bは、温度分布情報Ufにおいて加熱された容器Crの領域を特定領域として算出する。特定領域検出部25bは、例えば、予め定められた第1閾値以上の温度を有する予熱状態の容器Crの加熱領域を検出する。また、特定領域検出部25bは、この加熱領域を特定領域Asとして、その面積を算出する。面積は、例えば、温度分布情報Uf上の第1閾値以上の温度を有するドット数をカウントすることで算出される。
ステップS16において、判定部25aは、特定領域Asにおける温度情報を抽出する。
ステップS17において、抽出した温度情報を基に、判定部25aが次の調理工程へ進むか否かを判定する。ステップS17については、後で詳細に説明する。
ステップS17において、判定部25aは現在の調理工程が完了したと判定すると、ステップS18において、全調理工程が完了したか否かを判定する。判定部25aは、全調理工程が完了していないと判定すると(ステップS18のNo)、ステップS19において、判定部25aは次の調理工程へ進行するように指示する。ステップS12に戻り、調理制御部25は、次の調理工程の情報を読み取る。
ステップS18において、判定部25aは、全調理工程が終了したと判定すると(ステップS18のYes)、ステップS20において、判定部25aは、報知部4から調理完了の仕上がり報知をユーザに対して行う。
次に図9を参照して、ステップS17の調理進行判定処理について説明する。ステップS17の調理進行判定処理は、調理制御部25及び判定部25aが各調理工程の進行程度を特定領域Asの温度変化及び温度変化面積割合を基に判定する。また、調理工程の進行程度に応じて、調理制御部25は、加熱部7の加熱出力及び加熱時間を調整する。
ステップS21において、判定部25aは、記憶部27に記憶されている現在の特定領域Asの温度分布情報と1周期前に取得された温度分布情報とを用いて、温度の変化を算出する。判定部25aは、温度の変化として、例えば、温度検出素子又は熱画像の画素ごとの、現在の温度と1周期前に取得された温度との差を算出する。
ステップS22において、判定部25aは、算出した温度の変化量が予め定められた第2閾値以上であるか否かを判別する。温度の変化量が第2閾値以上でない場合(ステップS22のNo)、調理進行判定処理を終了する。
ステップS22において、判定部25aは、温度の変化量が予め定められた第2閾値以上であると判別した場合(ステップS22のYes)、次に、ステップS23において、特定領域内で、第2閾値以上に温度変化した領域の面積を算出する。判定部25aは、第2閾値以上に温度変化した領域の面積として、例えば、第2閾値以上に温度変化した画素数を算出する。
ステップS24において、判定部25aは、温度変化面積の割合を算出する。判定部25aは、温度変化面積の割合として、例えば、第2閾値以上に温度変化した画素数を特定領域As全体の画素数で割った割合を算出する。
ステップS25において、判定部25aは、温度変化面積割合と予め定められた第3閾値とを比較し、比較結果を基に、ステップS26において、判定部25aは、現在の調理工程が完了したか否かを判定する。例えば、10℃以上温度が下がった面積が特定領域Asの面積の50%以下の場合、すなわち、−10℃以上温度変化のあった面積を特定領域Asの面積で割った値が閾値0.5以下の場合、食材投入、調理対象物の裏返し、または、調理対象物のかき混ぜのいずれかの調理行為が実施されたと判定部25aが判定する。
また、例えば、10℃以上温度が上がった面積が特定領域の面積の50%以下の場合、すなわち、+10℃以上温度変化のあった面積を特定領域Asの面積で割った値が、閾値0.5以下の場合、ユーザが容器Crに油引きを行ったと判定部25aが判定する。
また、例えば、10℃以上温度が上がった面積が特定領域Asの面積の70%以上の場合、すなわち、+10℃以上温度変化のあった面積を特定領域Asの面積で割った値が、閾値0.7以上の場合、判定部25aはユーザが容器Crから蓋を開けたと判定する。
また、例えば、10℃以上温度が下がった面積が特定領域の面積の70%以上の場合、すなわち、−10℃以上温度変化のあった面積を特定領域Asの面積で割った値が、閾値0.7以上の場合、判定部25aはユーザが容器Crに蓋を閉めたと判定する。
判定部25aは、現在の調理工程が完了したと判定すると(ステップS26のYes)、ステップS27において、次の調理工程を報知部4からユーザに報知する。判定部25aは、現在の調理工程が完了していないと判定すると(ステップS26のNo)、調理進行判定処理を終了する。
また、調理制御部25は、温度変化面積割合や温度の変化量を基に、次の調理工程における予め定められた加熱レベル及び加熱時間を調整する。調理制御部25は、温度変化面積割合や温度の変化量が想定よりも小さい場合、加熱レベル及び加熱時間が大きくなるように調整する。また、逆に、調理制御部25は、温度変化面積割合や温度の変化量が想定よりも大きい場合、加熱レベル及び加熱時間が小さくなるように調整する。また、加熱レベル及び加熱時間が予め設定されていない場合、加熱レベル及び加熱時間を、種々のパラメータに応じて、一例として、食材量に応じて設定する。
以上のようにして、各調理工程から次の調理工程へ進むか否かが決められる。図8における調理進行判定では、温度変化量と温度変化面積割合の両方の判定基準を用いて判定されていたが、調理工程の種類に応じて、いずれか一方の判定基準だけを用いて判定してもよい。
以上より、実施の形態1による加熱調理器1は、調理対象物Tcを収容する容器Crが載置されるトッププレート5と、トッププレート5に載置された容器Crを加熱する加熱部7と、加熱部7の加熱出力を制御する加熱制御部10と、調理対象物Tcに対する加熱時間または加熱出力の設定情報を含む調理プログラム28を記憶する記憶部27と、を備える本体3を備える。また、加熱調理器1は、トッププレート5の上方に配置され、トッププレート5における温度分布を検出して、検出された温度分布を示す温度検出信号を本体3に出力する、温度検知ユニット19を備える。本体3は、温度検出信号に基づいて、トッププレート5において加熱された容器Crの領域を示す特定領域Asを検出する特定領域検出部25bと、特定領域Asにおける温度分布に応じて設定情報を変更する調理制御部25と、を備える。調理状態を、撮影画像または3Dデータを取得するのではなく、トッププレート5上の温度を検知する温度センサを用いて温度情報により調理状況を認識している。これにより、調理操作を認識するためのデータ処理の負荷を大幅に軽減することができ、処理時間を短くすることができる。したがって、処理装置のコストを軽減することもできる。また、特定領域Asにおける温度分布に応じて調理プログラムの設定情報が変更されるので、予め定められた調理プログラムと異なる食材量や調理手順であっても、適切に調理することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2の加熱調理器1について図10、図11を参照して説明する。図10は、実施の形態2において、ユーザの存在を判定する処理手順を示すフローチャートである。図11は、容器内に調理器具を入れた際の温度分布の変化を示す説明図である。実施の形態2において、加熱調理器1の温度検知ユニット19を用いて調理するユーザが検出される。実施の形態2における加熱調理器1は、以下に記載した事項以外の構成は、実施の形態1の加熱調理器1と共通である。
実施の形態2における加熱調理器1は、実施の形態1と同様に、温度検知ユニット19からの温度分布情報を用いて調理プログラム28に沿って加熱レベルを制御する。また、同時に、調理するユーザも検出する。調理するユーザが検出されれば、吹きこぼれ防止機能などの調理アシスト機能を停止する。以下、実施の形態2の構成について説明する。
本体3の調理制御部25と、温度検知ユニット19の温度検知部20とが、第1通信部21及び第2通信部23を介して接続されると、温度検知周期ごとに温度分布情報が温度検知部20から調理制御部25へ入力される。温度分布情報が入力されると、調理制御部25は、ユーザが存在するか否かの判定を開始する。
ステップS31において、判定部25aは、特定領域Asの温度変化を算出する。判定部25aは、例えば、熱画像としての温度分布情報Ufにおける特定領域Asのそれぞれの画素の温度の時間微分値を算出する。
ステップS32において、判定部25aは、特定領域As内において予め定められた第4閾値以下に温度の時間微分値が低減した面積を算出する。判定部25aは、例えば、特定領域As内において、時間微分値の符号がマイナスで、時間微分値の絶対値が予め定められた第4閾値以上の総画素数を算出する。
ステップS33において、判定部25aは、算出した温度変化面積が予め定められた第5閾値以上であるか否かを判定する。判定部25aは、温度変化面積が第5閾値以上であると判定すると(ステップS33のYes)、特定領域As内でユーザが何らかの調理行為を実施したと認識し、ユーザが存在すると判定する。特定領域As内で第5閾値以上の温度変化面積がある場合、例えば、容器Cr内に食材が投入された場合や、容器Crに蓋が閉められた場合の状況が想定され、調理するユーザが存在すると判定することができる。
なお、判定部25aは、第4閾値以下に温度変化したそれぞれの画素が連続して隣り合う画素であって、これらの画素を連結した画素領域の面積が第5閾値以上で、かつ、温度変化面積の一部として特定領域Asの最外周部の画素が含まれる場合に、ユーザが存在すると判定してもよい。なお、これらの画素の温度を検出する温度検出素子が同じ条件であるときに判定部25aはユーザが存在すると判定してもよい。図11(b)に示すように、人が調理する場合、人の手または調理器具Cdが容器Crの外部から内部にかけて上面視で重なる。したがって図11(a)から図11(b)に変化するように、特定領域Asの最外周部から中心にかけて温度が減少した領域が検出される。したがって、食材投入、かき混ぜ等の調理中のユーザがいることを検出することができる。
図12は、容器Cr上に人の手が重なった際の温度分布の変化を示す説明図である。図12は、縦16列×横16列のマトリックス状に配置された温度検出素子を有する温度検知部20により検出された熱画像としての温度分布情報Uf11、13を示す。図12(a)は、人の手が容器Crに上面視で重なる前の状態であり、図12(b)は、人の手が容器Crに上面視で重なっている状態を示す。このように、特定領域Asの最外周部から中心に向けて温度変化の生じた領域が存在する。
判定部25aによりユーザが存在すると判定されると、ステップS34において、アシスト制御部25cはアシスト機能を停止する。したがって、判定部25aはユーザが存在すると判定した場合、アシスト機能による加熱出力の変更機能が停止するので、加熱制御部10は設定部8に火力設定が入力された場合にだけ加熱部7への加熱出力を変更する。なお、ステップS34において、アシスト制御部25cはアシスト機能を停止する代わりに、アシスト方法またはアシスト内容を変更してもよい。
判定部25aはユーザが存在すると判定した場合、さらに、ステップS35において、調理制御部25は、報知部4からユーザに対して調理に関する情報を報知する。ユーザが加熱調理器1の近傍に存在するときに調理に関する情報を報知するので、ユーザに対して確実に情報を伝達することができる。また、調理制御部25は、アシスト機能が停止中であることも報知する。
また、温度変化面積が第5閾値未満である場合、ユーザの手や調理器具による影響ではなく、ノイズの混入による影響の可能性が高い。そこで、判定部25aは、温度変化面積が第5閾値未満であると判定すると(ステップS33のNo)、ステップS36において、アシスト制御部25cは、アシスト機能が停止中か否かを判定する。アシスト制御部25cは、アシスト機能が停止中であると判定すると(ステップS36のYes)、ステップS37において、アシスト制御部25cはアシスト機能を再起動する。なお、アシスト制御部25cがアシスト機能が停止中であると判定して、予め定められた時間経過後に、アシスト制御部25cがアシスト機能を再起動してもよい。なお、ステップS34においてアシスト機能を停止する代わりに変更する場合は、ステップS36においてアシスト機能が変更中であるか否かが判定され、ステップS37において変更されていたアシスト機能が元に戻される。
ステップS38において、アシスト制御部25cは、報知部4からアシスト機能を再起動したことをユーザに報知する。その後、今周期のユーザの検出を終了する。また、アシスト制御部25cは、アシスト機能が停止中でないと判定した場合も(ステップS36のNo)、今周期のユーザの検出を終了する。
以上より、実施の形態2による加熱調理器1は、調理対象物Tcを収容する容器Crが載置されるトッププレート5と、トッププレート5に載置された容器Crを加熱する加熱部7と、加熱部7の加熱出力を制御する加熱制御部10と、加熱部7の動作中にユーザの存在を判定する判定部25aと、を備える本体3を備える。また、加熱調理器1は、トッププレート5の上方に配置され、トッププレート5における温度分布を検出して、検出された温度分布を示す温度検出信号を本体3に送信する、温度検知ユニット19を備える。加熱制御部10は、温度検出信号に基づいて、加熱出力を変更する。本体3は、温度検出信号に基づいて、トッププレート5において加熱された容器の領域を示す特定領域Asを検出する特定領域検出部25bを備える。判定部25aは、特定領域Asにおける温度変化を基に、ユーザの存在を判定する。特定領域Asは、調理対象物Tcを収容する容器Crが加熱中の領域であるので、この領域の温度変化面積を判定基準とすることで、実際に調理に携わるユーザが存在するか否かを検出することができる。例えば、加熱調理器1の前で他の用事をしているユーザは、特定領域As内の温度変化を引き起こす調理行為ができないので、このような状況に対して、判定部25aはユーザがいないと判定する。したがって、加熱調理器1は、調理に注意を払っているユーザを認識することができる。
また、判定部25aが計算した時間微分値のうち、第4閾値以下の微分値の温度を検出した複数の温度検出素子が隣り合う温度検出素子であり、かつ、特定領域Asの最外周部の温度を検出する温度検出素子が含まれる場合に、判定部25aは使用者が存在すると判定してもよい。これにより、ノイズによる誤判定を防止することができ、調理に気を払うユーザの存在を精度よく検出することができる。
本開示は、上記実施の形態のものに限らず、次のように変形実施することができる。
(1)上記実施の形態において、本体3のトッププレート5において容器Crが載置される載置領域の下部に容器Crの底の温度を検出する温度検出素子を設けてもよい。この温度検出素子と温度検知ユニット19とで調理対象物Tcの調理制御に用いることで、より精度の高い調理を実現できる。
(2)上記実施の形態において、各種の案内は表示部および音声出力部を有する報知部から出力されていたが、これに限られない。例えば、報知部は、振動を発生させるバイブレータ又は発光部6A〜6Cでもよい。種々の振動または発光パターンにより、ユーザへ種々の案内を伝えることができる。
なお、上記様々な実施の形態及び変形例のうちの任意の実施の形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、各実施の形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
1 加熱調理器
3 本体
4 報知部
5 トッププレート
7A、7B、7C 加熱コイル
8 設定部
9A、9B、9C 操作入力部
10 加熱制御部
11 表示部
13 設定入力部
13a 設定キー
13b 設定表示部
15 音声出力部
16 排気口
17 レンジフード
17a フード部分
18 壁面
19 温度検知ユニット
20 温度検知部
21 第1通信部
23 第2通信部
25 調理制御部
25a 判定部
25b 特定領域検出部
25c アシスト制御部
27 記憶部
28 調理プログラム
As 特定領域
Cr 容器
Tc 調理対象物
Uf 温度分布情報

Claims (8)

  1. 調理対象物を収容する容器が載置されるトッププレートと、
    前記トッププレートに載置された前記容器を加熱する加熱部と、
    前記加熱部の加熱出力を制御する加熱制御部と、
    前記加熱部の動作中にユーザの存在を判定する判定部と、を含む本体と、
    前記トッププレートの上方に配置され、前記トッププレートにおける温度分布を検出して、検出された温度分布を示す温度検出信号を前記本体に送信する、温度検知ユニットと、を備え、
    前記加熱制御部は、前記温度検出信号に基づいて、前記加熱出力を変更し、
    前記本体は、前記温度検出信号に基づいて、前記トッププレートにおいて加熱された容器の領域を示す特定領域を検出する特定領域検出部を備え、
    前記判定部は、前記特定領域における温度変化を基に、前記ユーザの存在を判定する、
    加熱調理器。
  2. 前記温度検知ユニットは、アレイ状に配置された複数の温度検出素子を有する温度検知部を備える、
    請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記温度検知部は、64個以上の温度検出素子が2次元に配置されている赤外線センサ又は熱画像カメラである、
    請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記判定部は、温度検出周期ごとの前記特定領域の温度の時間微分値を計算し、前記時間微分値が予め定められた閾値以下の場合には、ユーザが存在すると判定する、
    請求項1から3のいずれか1つに記載の加熱調理器。
  5. 前記判定部が計算した前記時間微分値のうち、前記閾値以下の微分値の温度を検出した複数の温度検出素子が隣り合う温度検出素子であり、かつ、前記特定領域の最外周部の温度を検出する温度検出素子が含まれる場合に、前記判定部はユーザが存在すると判定する、
    請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 前記判定部が計算した前記時間微分値のうち、前記閾値以下の微分値の温度を検出した温度検出素子の数が予め定められた数より大きい場合に、ユーザが存在すると判定する、
    請求項4または5に記載の加熱調理器。
  7. 前記本体は、ユーザから直接に加熱設定が入力される設定部を備え、
    前記判定部はユーザが存在すると判定した場合、前記加熱制御部は前記設定部に前記加熱設定が入力された場合にだけ加熱出力を変更する、
    請求項1から6のいずれか1つに記載の加熱調理器。
  8. 前記本体は、調理に関する情報を報知する報知部を備え、
    前記判定部はユーザが存在すると判定した場合、前記報知部から調理に関する情報を報知する、
    請求項1から7のいずれか1つに記載の加熱調理器。
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