JP2021033801A - サービス管理システム、サービス管理装置、サービス管理方法およびプログラム - Google Patents

サービス管理システム、サービス管理装置、サービス管理方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021033801A
JP2021033801A JP2019155266A JP2019155266A JP2021033801A JP 2021033801 A JP2021033801 A JP 2021033801A JP 2019155266 A JP2019155266 A JP 2019155266A JP 2019155266 A JP2019155266 A JP 2019155266A JP 2021033801 A JP2021033801 A JP 2021033801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
payment
service
unit
admission ticket
settlement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019155266A
Other languages
English (en)
Inventor
幸治 宮田
Koji Miyata
幸治 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2019155266A priority Critical patent/JP2021033801A/ja
Publication of JP2021033801A publication Critical patent/JP2021033801A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】サービスの提供を受ける利用者の利便性を向上させることが可能な技術が提供されることが望まれる。【解決手段】第1の決済が行われた場合にサービスの提供を可能とするとともに、前記第1の決済とは異なる第2の決済を可能とする処理部を備える、サービス管理システムが提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、サービス管理システム、サービス管理装置、サービス管理方法およびプログラムに関する。
近年、紙などの媒体に印刷された二次元バーコードなどの符号化コードを読み取ることによって、読み取った符号化コードに応じたサービスの提供を受けることを可能にする技術が知られている。また、符号化コードに複数の情報を埋め込む技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−149471号公報
しかしながら、一つの符号化コードにより提供される機能がサービスの単一の機能に留まることなく、サービスの提供を受ける利用者の利便性を向上させることが可能な技術が提供されることが望まれる。
上記問題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1の決済が行われた場合にサービスの提供を可能とするとともに、前記第1の決済とは異なる第2の決済を可能とする処理部を備える、サービス管理システムが提供される。
前記処理部は、前記第1の決済が行われた場合に決済済みを示す決済結果を決済識別情報に紐づけることによって、前記サービスの提供を可能としてもよい。
前記処理部は、前記第1の決済が行われた場合に決済方法を決済識別情報に紐づけることによって、前記決済方法による前記第2の決済を可能としてもよい。
前記サービス管理システムは、第1の読取部によって前記決済識別情報およびサービス識別情報が読み取られた場合に、前記決済識別情報に決済済みを示す決済結果が紐づけられていれば、前記サービス識別情報に対応するサービスが提供されるように制御する出力制御部を備えてもよい。
前記出力制御部は、第2の読取部によって前記決済識別情報が読み取られた場合に、前記決済識別情報に前記決済方法が紐づけられていれば、前記決済方法による前記第2の決済が行われるように制御してもよい。
前記出力制御部は、前記第2の読取部によって前記決済識別情報が読み取られた場合に、前記決済識別情報に前記決済方法が紐づけられていれば、前記決済識別情報に紐づけられた通知方法に従って決済の承認依頼を提供し、決済に対する承認が得られた場合に、前記決済方法による前記第2の決済が行われるように制御してもよい。
前記第2の決済は、商品の購入金額の決済であり、前記承認依頼は、前記商品の金額を含んでもよい。
前記出力制御部は、前記決済識別情報および前記サービス識別情報が出力されるように制御し、前記処理部は、前記決済識別情報および前記サービス識別情報の読み取りに基づいて前記サービスに対応する前記第1の決済が行われた場合に、前記決済識別情報に決済済みを示す決済結果を紐づけてもよい。
前記出力制御部は、前記第1の決済が行われた場合に、前記決済識別情報および前記サービス識別情報が出力されるように制御してもよい。
前記出力制御部は、前記決済識別情報および前記サービス識別情報が符号化コードとして出力されるように制御してもよい。
また、本発明の別の観点によれば、第1の決済が行われた場合にサービスの提供を可能とするとともに、前記第1の決済とは異なる第2の決済を可能とする処理部を備える、サービス管理装置が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、第1の決済が行われた場合にサービスの提供を可能とするとともに、前記第1の決済とは異なる第2の決済を可能とすることを含む、サービス管理方法が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、第1の決済が行われた場合にサービスの提供を可能とするとともに、前記第1の決済とは異なる第2の決済を可能とする処理部を備える、サービス管理システムとして機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、サービスの提供を受ける利用者の利便性を向上させることが可能な技術が提供される。
本発明の実施形態に係るシステムの構成例を示す図である。 同実施形態に係る利用者端末の機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る入場券システムの機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る決済システムの機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る改札システムの機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る販売システムの機能構成例を示すブロック図である。 入場券の構成例を示す図である。 入場券情報の構成例を示す図である。 決済情報の構成例を示す図である。 入場券購入手続き(発券後決済)の流れを示すシーケンス図である。 入場券購入手続き(発券時決済)の流れを示すシーケンス図である。 サービス提供の流れを示すシーケンス図である。 商品購入の流れを示すシーケンス図である。 商品購入の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る入場券システムの例としての情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する場合がある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素等の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。また、異なる実施形態の類似する構成要素については、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合がある。ただし、異なる実施形態の類似する構成要素等の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
(1.実施形態の詳細)
続いて、本発明の実施形態の詳細について説明する。
(1−1.システムの構成例)
まず、本発明の実施形態に係るシステムの構成例について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るシステムの構成例を示す図である。本発明の実施形態に係るシステム1は、利用者端末10と、入場券システム20と、決済システム30と、改札システム40と、販売システム50とを有する。利用者端末10、入場券システム20、決済システム30、改札システム40および販売システム50は、ネットワーク60を介して互いに通信可能に構成されている。ネットワーク60は、インターネットを含んでよい。ただし、セキュリティを考慮し、ネットワーク60の少なくとも一部は、専用線によって構成されてもよい。
利用者端末10は、利用者によって利用される端末である。利用者は、サービスの利用者である。本発明の実施形態では、利用者がサービスを利用するために利用料金が掛かる場合を想定する。ここで、利用者が受けるサービスの種類は限定されない。本発明の実施形態では、サービスの例として施設(テーマパークなどの娯楽施設)などの利用を主に想定する。このとき、施設の利用には入場券が必要となる。しかし、サービスは、交通機関(例えば、乗り物など)の利用などであってもよい。かかる場合には、入場券は、改札口内への入場に必要な乗車券であってよい。
例えば、利用者端末10は、後に説明する入場券アプリケーションを実行可能である。その他、利用者端末10は、各種の画面表示用のプログラムおよび各種の操作画面用のプログラムなどを実行し得る。本発明の実施形態では、利用者端末10がスマートフォンである場合を主に想定する。しかし、利用者端末10は、スマートフォン以外の端末であってもよい。例えば、利用者端末10は、タブレット端末であってもよいし、PC(Personal Computer)であってもよいし、その他の機器であってもよい。
入場券システム20は、入場券の発券を行うシステムである。例えば、入場券システム20は、コンピュータによって実現され得る。本発明の実施形態では、入場券システム20が入場券を発券する発券端末と発券端末に接続される入場券サーバとに分割されて構成される場合を主に想定する。かかる場合、発券端末は、施設の入口付近に設置されていてもよいし、コンビニエンスストアなどの店舗に設置されていてもよい。しかし、入場券システム20の具体的な構成はかかる例に限定されない。例えば、発券端末の代わりに、入場券を表示する表示端末が利用されてもよい。このとき、表示端末の機能は、利用者端末10が有してもよいし、他の端末が有してもよい。あるいは、入場券システム20は、一体化されたコンピュータによって構成されてもよい。なお、入場券システム20は、サービス管理システムまたはサービス管理装置の例として機能し得る。
決済システム30は、決済を行うシステムである。決済システム30は、利用者の口座情報および認証情報を管理している。利用者の口座情報は、銀行の口座番号であり得る。あるいは、利用者の口座情報は、クレジットカード番号であり得る。また、決済システム30は、決済指示に従って決済(利用者の口座からの金額の引き落とし)を実行することが可能である。認証情報は、利用者の認証に必要な情報である。例えば、認証情報は、利用者の正当性を判断可能な情報であれば限定されず、パスワードなどであってよい。例えば、決済システム30は、コンピュータ(例えば、サーバなど)によって実現され得る。
改札システム40は、利用者が正当である場合(すなわち、利用料金の決済が完了している場合)、改札口内への利用者の入場を許可する。本発明の実施形態では、改札システム40がゲートの開閉によって利用者の入場を許可または禁止する場合を主に想定する。しかし、改札システム40から利用者が正当である旨の提示を受けたスタッフが手動によって、改札口内への利用者の入場を許可してもよい。例えば、入場券システム20は、コンピュータによって実現され得る。本発明の実施形態では、改札システム40が改札端末と改札端末に接続される改札サーバとに分割されて構成される場合を主に想定する。しかし、改札システム40の具体的な構成はかかる例に限定されない。例えば、改札システム40は、一体化されたコンピュータによって構成されてもよい。
販売システム50は、商品の販売に利用されるシステムである。例えば、販売システム50は、コンピュータ(例えば、サーバなど)によって実現され得る。本発明の実施形態では、販売システム50が販売端末と販売端末に接続される販売サーバとに分割されて構成される場合を主に想定する。かかる場合、販売端末は、施設内に設置されていてもよい。しかし、販売システム50の具体的な構成はかかる例に限定されない。例えば、改札システム40は、一体化されたコンピュータによって構成されてもよい。
(利用者端末10)
続いて、本発明の実施形態に係る利用者端末10の機能構成例について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る利用者端末10の機能構成例を示すブロック図である。図2に示したように、本発明の実施形態に係る利用者端末10は、制御部110、操作部120、読取部130、記憶部140、通信部150および提示部160を備える。
制御部110は、利用者端末10の動作全体を制御する機能を有する。制御部110は、専用のハードウェアによって構成されてもよいし、利用者端末10に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)がROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムをRAM(Random Access Memory)に展開して実行することにより実現されてもよい。かかるプログラムが提供され得る他、かかるプログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。プログラムの一例として、制御部110は、入場券システムアプリケーション141を実行し得る。
操作部120は、利用者から入力される操作を受け付ける。また、操作部120は、利用者から受け付けた操作を制御部110に提供する。本発明の実施形態においては、操作部120がタッチパネルである場合を主に想定する。しかし、操作部120の具体的な構成は限定されない。例えば、操作部120は、タッチパネル以外の入力装置(例えば、キーボードおよびマウスなど)であってもよい。
読取部130は、入場券から符号化コードを読み取る機能を有する。符号化コードについては後に詳細に説明する。紙面への印字によって入場券が発券される場合には、読取部130は、紙面に印字された符号化コードを読み取る。あるいは、入場券が表示端末によって表示される場合には、読取部130は、表示端末によって表示された入場券から符号化コードを読み取る。例えば、読取部130は、符号化コードを撮像するイメージセンサによって構成されてよい。
記憶部140は、制御部110を動作させるためのプログラムやデータを記憶することができる。プログラムの一例として、入場券システムアプリケーション141を記憶している。また、記憶部140は、制御部110の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶することもできる。
通信部150は、ネットワーク60を介して他の装置との間で各種情報を送受信するための通信インタフェースである。例えば、通信部150は、ネットワーク60を介して入場券システム20に情報を送信する送信部として機能し得る。また、通信部150は、ネットワーク60を介して入場券システム20から情報を受信する受信部として機能し得る。
提示部160は、制御部110による制御に従って提示を行う機能を有する。例えば、提示部160は、制御部110による制御に従って、後に説明する承認依頼に関する情報を表示することが可能である。ここで、提示部160の形態は特に限定されない。例えば、提示部160は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、ランプなどの表示装置であってよい。
(入場券システム20)
続いて、本発明の実施形態に係る入場券システム20の機能構成例について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る入場券システム20の機能構成例を示すブロック図である。図3に示したように、本発明の実施形態に係る入場券システム20は、制御部210、入力部220、記憶部230、通信部240および出力部250を備える。
制御部210は、入場券システム20の動作全体を制御する機能を有する。制御部210は、専用のハードウェアによって構成されてもよいし、入場券システム20に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)がROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムをRAM(Random Access Memory)に展開して実行することにより実現されてもよい。かかるプログラムが提供され得る他、かかるプログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。制御部210は、取得部211、処理部212および出力制御部213を有する。これらの機能ブロックの詳細については、後に説明する。
入力部220は、利用者から入力される操作を受け付ける。また、入力部220は、利用者から受け付けた操作を制御部210に提供する。本発明の実施形態においては、入力部220がタッチパネルである場合を主に想定する。しかし、入力部220の具体的な構成は限定されない。例えば、入力部220は、タッチパネル以外の入力装置(例えば、キーボードおよびマウスなど)であってもよい。
記憶部230は、制御部210を動作させるためのプログラムやデータを記憶することができる。具体的に、記憶部230は、データの例として、入場券情報231および決済情報232を記憶する。入場券情報231および決済情報232の詳細については、後に説明する。また、記憶部230は、制御部210の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶することもできる。
通信部240は、ネットワーク60を介して他の装置との間で各種情報を送受信するための通信インタフェースである。例えば、通信部240は、ネットワーク60を介して利用者端末10に情報を送信する送信部として機能し得る。また、通信部240は、ネットワーク60を介して利用者端末10から送信された情報を受信する受信部として機能し得る。
出力部250は、制御部210による制御に従って出力を行う機能を有する。例えば、出力部250は、制御部210による制御に従って、紙面に印字を行うことによって入場券を発券することが可能である。ここで、出力部250の形態は特に限定されない。例えば、出力部250は、入場券を発券する代わりに、表示端末に入場券の画像データを送信することが可能であってもよい。
なお、上記したように、本発明の実施形態では、入場券システム20が発券端末と入場券サーバとに分割されて構成される場合を主に想定する。かかる場合には、発券端末は、操作部120、読取部130および提示部160とこれらに対応する制御部を有していればよい。このとき、入場券サーバは、入場券システム20が有する機能のうち、発券端末が有する機能以外の機能を有していればよい。
(決済システム30)
続いて、本発明の実施形態に係る決済システム30の機能構成例について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る決済システム30の機能構成例を示すブロック図である。図4に示したように、本発明の実施形態に係る決済システム30は、制御部310、記憶部330および通信部340を備える。
制御部310は、決済システム30の動作全体を制御する機能を有する。制御部310は、専用のハードウェアによって構成されてもよいし、決済システム30に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)がROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムをRAM(Random Access Memory)に展開して実行することにより実現されてもよい。かかるプログラムが提供され得る他、かかるプログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。
記憶部330は、制御部310を動作させるためのプログラムやデータを記憶することができる。具体的に、記憶部320は、データの例として、利用者の口座情報および認証情報を記憶する。また、記憶部330は、制御部310の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶することもできる。
通信部340は、ネットワーク60を介して他の装置との間で各種情報を送受信するための通信インタフェースである。例えば、通信部340は、ネットワーク60を介して入場券システム20に情報を送信する送信部として機能し得る。また、通信部340は、ネットワーク60を介して入場券システム20から送信された情報を受信する受信部として機能し得る。
(改札システム40)
続いて、本発明の実施形態に係る改札システム40の機能構成例について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る改札システム40の機能構成例を示すブロック図である。図5に示したように、本発明の実施形態に係る改札システム40は、制御部410、読取部420、記憶部430、通信部440およびゲート部450を備える。
制御部410は、改札システム40の動作全体を制御する機能を有する。制御部410は、専用のハードウェアによって構成されてもよいし、改札システム40に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)がROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムをRAM(Random Access Memory)に展開して実行することにより実現されてもよい。かかるプログラムが提供され得る他、かかるプログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。
読取部420は、入場券から符号化コードを読み取る機能を有する。符号化コードについては後に詳細に説明する。紙面への印字によって入場券が発券される場合には、読取部420は、紙面に印字された符号化コードを読み取る。あるいは、入場券が表示端末によって表示される場合には、読取部420は、表示端末によって表示された入場券から符号化コードを読み取る。例えば、読取部130は、符号化コードを撮像するイメージセンサによって構成されてよい。
記憶部430は、制御部410を動作させるためのプログラムやデータを記憶することができる。また、記憶部430は、制御部410の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶することもできる。
通信部440は、ネットワーク60を介して他の装置との間で各種情報を送受信するための通信インタフェースである。例えば、通信部440は、ネットワーク60を介して入場券システム20に情報を送信する送信部として機能し得る。また、通信部440は、ネットワーク60を介して入場券システム20から送信された情報を受信する受信部として機能し得る。
ゲート部450は、制御部410による制御に従って出力を行う機能を有する。例えば、ゲート部450は、制御部410による制御に従って、利用者の改札口内への入場を許可または禁止するように移動することが可能である。なお、上記したように、スタッフが手動によって改札口内への利用者の入場を許可する場合も想定される。かかる場合には、改札システム40は、ゲート部450の代わりに、スタッフに対して利用者が正当である旨または正当ではない旨を出力する機能を有してもよい。
なお、上記したように、本発明の実施形態では、改札システム40が改札端末と改札サーバとに分割されて構成される場合を主に想定する。かかる場合には、改札端末は、読取部420およびゲート部450とこれらに対応する制御部を有していればよい。このとき、改札サーバは、改札システム40が有する機能のうち、改札端末が有する機能以外の機能を有していればよい。
(販売システム50)
続いて、本発明の実施形態に係る販売システム50の機能構成例について説明する。図6は、本発明の実施形態に係る販売システム50の機能構成例を示すブロック図である。図6に示したように、本発明の実施形態に係る販売システム50は、制御部510、操作部520、読取部530、記憶部540、通信部550および提示部560を備える。
制御部510は、販売システム50の動作全体を制御する機能を有する。制御部510は、専用のハードウェアによって構成されてもよいし、販売システム50に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)がROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムをRAM(Random Access Memory)に展開して実行することにより実現されてもよい。かかるプログラムが提供され得る他、かかるプログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。
操作部520は、販売者から入力される操作を受け付ける。また、操作部520は、販売者から受け付けた操作を制御部510に提供する。本発明の実施形態においては、操作部520がタッチパネルである場合を主に想定する。しかし、操作部520の具体的な構成は限定されない。例えば、操作部520は、タッチパネル以外の入力装置(例えば、キーボードおよびマウスなど)であってもよい。
読取部530は、入場券から符号化コードを読み取る機能を有する。符号化コードについては後に詳細に説明する。紙面への印字によって入場券が発券される場合には、読取部530は、紙面に印字された符号化コードを読み取る。あるいは、入場券が表示端末によって表示される場合には、読取部530は、表示端末によって表示された入場券から符号化コードを読み取る。例えば、読取部530は、符号化コードを撮像するイメージセンサによって構成されてよい。
記憶部540は、制御部510を動作させるためのプログラムやデータを記憶することができる。また、記憶部540は、制御部510の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶することもできる。
通信部550は、ネットワーク60を介して他の装置との間で各種情報を送受信するための通信インタフェースである。例えば、通信部550は、ネットワーク60を介して入場券システム20に情報を送信する送信部として機能し得る。また、通信部550は、ネットワーク60を介して入場券システム20から送信された情報を受信する受信部として機能し得る。
提示部560は、制御部510による制御に従って提示を行う機能を有する。例えば、提示部560は、制御部510による制御に従って、後に説明する決済結果を表示することが可能である。ここで、提示部560の形態は特に限定されない。例えば、提示部560は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、ランプなどの表示装置であってよい。
なお、上記したように、本発明の実施形態では、販売システム50が販売端末と販売サーバとに分割されて構成される場合を主に想定する。かかる場合には、販売端末は、操作部520、読取部530および提示部560とこれらに対応する制御部を有していればよい。このとき、販売サーバは、販売システム50が有する機能のうち、販売端末が有する機能以外の機能を有していればよい。
(1−2.入場券の構成例)
続いて、入場券の構成例について説明する。図7は、入場券の構成例を示す図である。図7を参照すると、一例として入場券T1が示されている。
図7に示されるように、入場券T1には、施設を利用する日付である「利用日付」が記載される。また、入場券T1には、施設利用の種別を示す「利用種別」が記載される。例えば、利用種別は、利用権限に関する情報(例えば、図7に示されたように、施設内の入場可能なエリアを示す情報など)であってよい。さらに、入場券T1には、利用者の人数を示す「利用人数」が記載される。例えば、利用人数は、利用者の属性(例えば、図7に示されたように、大人と子供など)ごとの人数であってもよい。また、入場券T1には、施設利用に掛かる金額である「利用金額」が記載される。
入場券T1には、符号化コードC1が記載される。符号化コードC1には、入場券を識別するための識別情報(以下、「入場券ID」とも言う。)のコード(すなわち、サービスを識別するための情報)が含まれる他、決済を識別するための識別情報(以下、「決済ID」とも言う。)のコードが含まれる。なお、本発明の実施形態では、符号化コードC1の例として、二次元コード(例えば、QRコード(登録商標)など)が用いられる場合を主に想定する。しかし、符号化コードC1は、一次元コード(例えば、バーコードなど)であってもよい。
その他、図7に示されるように、入場券T1には、入場券IDが記載されてもよい。また、図7に示されるように、入場券T1には、決済IDが記載されてもよい。あるいは、入場券T1には、図8を用いて説明する「購入日時」「購入場所」が記載されてもよい。
(1−3.入場券情報の構成例)
続いて、入場券情報の構成例について説明する。図8は、入場券情報の構成例を示す図である。図8を参照すると、入場券情報の一例として入場券情報231−1が示されている。入場券情報231−1には、入場券IDが含まれている。このように、初期段階では、入場券情報231−1には、入場券IDが含まれている。
さらに、その後の処理によって、入場券情報231−1に示されるように、入場券IDには、利用者によって入場券が購入された日付である「購入日付」、利用者によって入場券が購入された場所を示す「購入場所」および「利用情報」が紐づけられる。「利用情報」は、利用日付、利用種別、利用人数および利用金額を含んでよいが、これらの情報は、図7を参照しながら説明した通りである。
(1−4.決済情報の構成例)
続いて、決済情報の構成例について説明する。図9は、決済情報の構成例を示す図である。図9を参照すると、決済情報の一例として決済情報232−1が示されている。決済情報232−1には、決済IDが含まれている。このように、初期段階では、決済情報232−1には、決済IDが含まれている。
さらに、その後の処理によって、決済情報232−2に示されるように、決済IDには、利用者への承認依頼の通知方法である「通知方法」、どのようにして決済を行うかを示す「決済方法」および決済が正常終了したか異常終了したかを示す「決済結果」が紐づけられる。
(1−5.システムの動作例)
続いて、本発明の実施形態に係るシステムの動作例について説明する。以下では、本発明の実施形態に係るシステムの動作例として、「入場券購入手続き(発券後決済)」「入場券購入手続き(発券時決済)」「サービス提供」「商品購入」を順に説明する。
(入場券購入手続き(発券後決済))
図10は、入場券購入手続き(発券後決済)の流れを示すシーケンス図である。この例では、利用者が入場券を購入するが、入場券が発券された後に発券された入場券を利用してサービス利用のための決済が行われる。まず、図10に示されるように、利用者が入場券システム20に対して入場券の発券操作を行う(S11)。このとき、利用者は、発券操作の入力に際して、利用日付、利用種別および利用人数を入力する。なお、利用者は、かかる発券操作と同様の操作を表示端末において表示された入場券システム20のWebページに対して行ってもよい。
発券操作は、入場券システム20の入力部220によって受け付けられ、取得部211によって取得される。処理部212は、決済IDおよび入場券IDを発行し(図8に示された入場券情報231−1、決済情報232−2)、発行した決済IDおよび入場券IDを符号化した符号化コードC1を生成する。処理部212は、利用日付、利用種別および利用人数を入場券IDに紐づけるとともに、利用日付、利用種別および利用人数に基づいて利用金額を算出し、利用金額を入場券IDに紐づける。さらに、処理部212は、利用者によって発券操作が行われた日付を購入日付として入場券IDに紐づけるとともに、利用者によって発券操作が行われた場所を購入場所として入場券IDに紐づける(図8に示された入場券情報231−2)。
出力制御部213は、(決済IDおよび入場券IDを符号化した)符号化コードC1が出力されるように出力部250を制御する。より具体的には、紙面に符号化コードC1が印字されるように出力部250を制御する。これによって、符号化コードC1が印字された入場券T1が発券される(S12)。このとき、図7に示されるように、出力制御部213は、符号化コードC1の他、利用情報(利用日付、利用種別、利用人数および利用金額)、入場券T1および決済IDも印字されるように出力部250を制御してもよい。なお、出力制御部213は、発券操作と同様の操作が表示端末において表示された入場券システム20のWebページに対して行われた場合には、符号化コードC1の画像データが当該Webページに送信されるように制御してもよい。
利用者は、入場券T1が発券されると、利用者端末10の入場券システムアプリケーション141を起動し、読取部130によって入場券T1から符号化コードC1を読み取らせ(S13)、符号化コードC1を入場券システムアプリケーション141に入力する。提示部160は、符号化コードC1の読み取り結果(符号化コードC1の読み取りが成功したか否かを示す結果)を利用者に提示する(S14)。なお、ここでは、符号化コードC1を入場券システムアプリケーション141に入力する場合を想定するが、符号化コードC1は、入場券システムアプリケーション141の代わりに、入場券システム20のWebページに入力されてもよい。
続いて、利用者は、利用者端末10に対して決済操作を行う(S15)。決済操作は、操作部120によって受け付けられ、入場券システムアプリケーション141に入力される。このとき、利用者は、決済操作の入力に際して、利用者の認証に必要な認証情報を入力する。入場券システムアプリケーション141に入力されると、入場券システムアプリケーション141によって決済要求が入場券システム20に送信される(S16)。このとき、決済要求には、符号化コードC1、利用者への承認依頼の通知方法、どのようにして決済を行うかを示す決済方法および認証情報が含まれてよい。
なお、通知方法の例としては、入場券システムアプリケーション141への通知、電子メールでの通知、(アカウントに対応する)SNS(Social Networking Service)での通知などが想定される。これらの通知方法のいずれかが、利用者によって直接入力されてもよいし、あらかじめ設定されていてもよい。また、これらの通知方法に対応する利用者ID(電子メールアドレス、SNSのアカウントなど)も、利用者によって直接入力されてもよいし、あらかじめ設定されていてもよい。なお、通知方法は、入場券の発券操作(S11)において入力されてもよい。
また、決済方法としては、銀行振込決済、クレジットカード決済などが想定される。これらの決済方法のいずれかが、利用者によって直接入力されてもよいし、あらかじめ設定されていてもよい。また、これらの決済方法に対応する番号(銀行の口座番号、クレジットカード番号など)も、利用者によって直接入力されてもよいし、あらかじめ設定されていてもよい。
入場券システム20においては、通信部240によって決済要求が受信され、取得部211によって決済要求が取得される。処理部212は、決済要求に含まれる符号化コードC1に対応する入場券IDおよび決済IDを取得し、入場券IDに対応する利用金額を取得する。出力制御部213は、決済指示が決済システム30に送信されるように通信部240を制御する(S17)。決済指示には、決済方法、認証情報および利用金額が含まれてよい。
決済システム30においては、通信部340によって決済指示が受信されると、制御部310によって、決済指示に含まれる決済方法および認証情報に基づいて、利用者の認証が行われる。制御部310は、利用者の認証が正常に終了した場合には、決済方法および利用金額に基づいて決済を行う(S18)。制御部310は、決済済みであるか否かを示す決済結果が入場券システム20に送信されるように通信部340を制御する(S19)。入場券システム20において、決済結果は、通信部240によって受信され、取得部211によって取得される。
処理部212は、決済結果を参照することによって、サービス利用のための決済(第1の決済)が済んだか否かを把握することができる。ここで、本発明の実施形態では、処理部212は、サービス利用のための決済が行われた場合に、サービスの提供を可能とするとともに、サービス利用のための決済((第1の決済)とは異なる他の決済(第2の決済)を可能とする。これによって、サービスの提供を受ける利用者の利便性を向上させることが可能となる。ここでは、第2の決済が、商品の購入金額の決済である場合を想定するが、第2の決済は、かかる例に限定されない。
より詳細に、処理部212は、サービス利用のための決済が行われた場合に、決済済みを示す決済結果を決済IDに紐づけることによって、サービスの提供を可能とする。さらに、処理部212は、サービス利用のための決済が行われた場合に、決済方法を決済IDに紐づけることによって、決済方法による商品の購入金額の決済を可能とする。また、処理部212は、サービス利用のための決済が行われた場合に、通知方法を決済IDに紐づける(S20)。
出力制御部213は、決済結果が出力部250によって利用者に提示されるように制御する(S21)。図10を参照しながら説明したように、入場券購入手続き(発券後決済)においては、出力制御部213は、決済IDおよび入場券IDの符号化コードC1が出力部250によって出力されるように出力部250を制御する。そして、処理部212は、かかる符号化コードC1の読み取りに基づいてサービス利用のための決済(第1の決済)が行われた場合に、決済IDに決済済みを示す決済結果を紐づける。
(入場券購入手続き(発券時決済))
図11は、入場券購入手続き(発券時決済)の流れを示すシーケンス図である。この例では、利用者が入場券を購入するが、入場券の発券時にサービス利用のための決済が行われる。まず、図11に示されるように、利用者が入場券システム20に対して入場券の発券操作を行う(S31)。このとき、利用者は、発券操作の入力に際して、利用日付、利用種別および利用人数を入力する。なお、利用者は、かかる発券操作と同様の操作を表示端末において表示された入場券システム20のWebページに対して行ってもよい。
発券操作は、入場券システム20の入力部220によって受け付けられ、取得部211によって取得される。処理部212は、決済IDおよび入場券IDを発行し(図8に示された入場券情報231−1、決済情報232−2)、発行した決済IDおよび入場券IDを符号化した符号化コードC1を生成する。処理部212は、利用日付、利用種別および利用人数を入場券IDに紐づけるとともに、利用日付、利用種別および利用人数に基づいて利用金額を算出し、利用金額を入場券IDに紐づける。さらに、処理部212は、利用者によって発券操作が行われた日付を購入日付として入場券IDに紐づけるとともに、利用者によって発券操作が行われた場所を購入場所として入場券IDに紐づける(図8に示された入場券情報231−2)。
利用者は、入場券システム20に対して決済操作を行う(S32)。決済操作は、入力部220によって受け付けられ、制御部210に入力される。このとき、利用者は、決済操作の入力に際して、通知方法、決済方法および認証情報を入力する。決済操作が制御部210に入力されると、制御部210は、決済指示が決済システム30に送信されるように通信部240を制御する(S33)。決済指示には、決済方法、認証情報および利用金額が含まれてよい。
決済システム30においては、通信部340によって決済指示が受信されると、制御部310によって、決済指示に含まれる決済方法および認証情報に基づいて、利用者の認証が行われる。制御部310は、利用者の認証が正常に終了した場合には、決済方法および利用金額に基づいて決済を行う(S34)。制御部310は、決済済みであるか否かを示す決済結果が入場券システム20に送信されるように通信部340を制御する(S35)。入場券システム20において、決済結果は、通信部240によって受信され、取得部211によって取得される。
処理部212は、決済結果を参照することによって、サービス利用のための決済(第1の決済)が済んだか否かを把握することができる。上記と同様に、処理部212は、サービス利用のための決済が行われた場合に、サービスの提供を可能とするとともに、サービス利用のための決済((第1の決済)とは異なる他の決済(第2の決済)を可能とする。これによって、サービスの提供を受ける利用者の利便性を向上させることが可能となる。ここでは、上記と同様に、第2の決済が、商品の購入金額の決済である場合を想定する。
より詳細に、処理部212は、サービス利用のための決済が行われた場合に、決済済みを示す決済結果を決済IDに紐づけることによって、サービスの提供を可能とする。さらに、処理部212は、サービス利用のための決済が行われた場合に、決済方法を決済IDに紐づけることによって、決済方法による商品の購入金額の決済を可能とする。また、処理部212は、サービス利用のための決済が行われた場合に、通知方法を決済IDに紐づける(S36)。
出力制御部213は、決済結果が出力部250によって利用者に提示されるように制御する(S37)。
出力制御部213は、(決済IDおよび入場券IDを符号化した)符号化コードC1が出力されるように出力部250を制御する。より具体的には、紙面に符号化コードC1が印字されるように出力部250を制御する。これによって、符号化コードC1が印字された入場券T1が発券される(S38)。このとき、図7に示されるように、出力制御部213は、符号化コードC1の他、利用情報(利用日付、利用種別、利用人数および利用金額)、入場券T1および決済IDも印字されるように出力部250を制御してもよい。なお、出力制御部213は、発券操作と同様の操作が表示端末において表示された入場券システム20のWebページに対して行われた場合には、符号化コードC1の画像データが当該Webページに送信されるように制御してもよい。
図11を参照しながら説明したように、入場券購入手続き(発券時決済)においては、出力制御部213は、サービス利用のための決済(第1の決済)が行われた場合に、決済IDおよび入場券IDの符号化コードC1が出力部250によって出力されるように出力部250を制御する。
(サービス提供)
図12は、サービス提供の流れを示すシーケンス図である。この例では、利用者がサービスの提供を受けるために、入場券を持参して施設の改札口に到達した場合を想定する。まず、図12に示されるように、利用者が改札システム40に対して入場券T1から符号化コードC1を読み取らせる(S51)。なお、紙面に印字された符号化コードの代わりに、表示端末によって表示された符号化コードが読み取られてもよい。符号化コードC1は、改札システム40における読取部420(第1の読取部)によって読み取られる。制御部410は、符号化コードC1から決済IDを取得し、通信部440は、決済IDを入場券システム20に送信する(S52)。
入場券システム20において、通信部240が決済IDを受信すると、取得部211によって決済IDが取得され、決済IDに対応する決済結果が取得される(S53)。出力制御部213は、決済IDに紐づけられている決済結果が決済済みを示す場合には、入場券IDに対応するサービスが提供されるように改札システム40を制御する。より詳細に、出力制御部213は、決済IDに紐づけられている決済結果が決済済みを示す場合には、決済済みを示す決済結果が改札システム40に送信されるように通信部240を制御する(S54)。一方、出力制御部213は、決済IDに紐づけられている決済結果が決済未完了を示す場合には、決済未完了を示す決済結果が改札システム40に送信されるように通信部240を制御する。
改札システム40においては、通信部440によって決済結果が受信される。制御部410は、決済結果が決済済みを示す場合には、サービスが利用者に提供されるように制御する。具体的には、制御部410は、決済IDに紐づけられている決済結果が決済済みを示す場合には、利用者の改札口内への入場を許可するようにゲート部450を移動させる。一方、制御部410は、決済IDに紐づけられている決済結果が決済未完了を示す場合には、利用者の改札口内への入場を禁止するようにゲート部450を移動させる。
なお、S52において、決済IDとともに入場券IDも改札システム40から入場券システム20に送信され、S54において、入場券IDに対応する利用日付、利用種別および利用人数が改札システム40に返信されてもよい。かかる場合には、改札システム40において、制御部410は、決済結果が決済済みを示す場合には、利用日付、利用種別および利用人数に対応するサービスが利用者に提供されるように制御することも可能である。
なお、上記したように、制御部410は、スタッフに対して利用者が正当である旨または正当ではない旨が出力されるように制御してもよい。さらに、ここでは、出力制御部213が、決済IDに紐づく決済結果が改札システム40に送信されるように制御する場合を想定した。しかし、出力制御部213は、決済結果に加えて他の情報も考慮した利用者の正当性の判断結果が改札システム40に送信されるように制御してもよい。
例えば、出力制御部213は、入場券IDに紐づく利用日付が現在の日付でなければ、利用者が正当ではない旨の判断結果が改札システム40に返信されるように制御してもよい。あるいは、出力制御部213は、符号化コードC1のチェックディジットを用いた認証に失敗した場合には、利用者が正当ではない旨の判断結果が改札システム40に返信されるように制御してもよい。
(商品購入)
図13および図14は、商品購入の流れを示すシーケンス図である。この例では、サービス利用のための決済が行われた後に、利用者が入場券T1を用いて簡易に(例えば、施設内の店舗などにおいて)商品の購入をする場合を想定する。まず、図13に示されるように、利用者が購入したい商品を販売システム50に持って行くと、販売者は、商品に付されたタグから商品IDを販売システム50に読み取らせる(S61)。さらに、利用者は、販売システム50の読取部530(第2の読取部)に対して入場券T1から符号化コードC1を読み取らせる(S62)。なお、紙面に印字された符号化コードの代わりに、表示端末によって表示された符号化コードが読み取られてもよい。
制御部510は、符号化コードC1から決済IDを取得し、通信部550は、決済IDおよび商品IDに対応する商品情報を入場券システム20に送信する(S63)。入場券システム20においては、通信部240が、決済IDおよび商品情報を受信し、取得部211が、決済IDおよび商品情報を取得する。処理部212は、決済IDに通知方法が紐づけられていれば、通知方法を取得する。さらに、処理部212は、決済IDに決済方法が紐づけられていれば、決済方法を取得する(S64)。出力制御部213は、決済方法が取得された場合には、取得した決済方法による商品の購入金額の決済が行われるように制御する。
より具体的に、出力制御部213は、通知方法に従って決済の承認依頼を、通信部240を介して利用者端末10に提供する(S65)。承認依頼には、商品情報および決済方法が含められてよい。利用者端末10においては、通信部150によって承認依頼が受信されると、提示部160は、商品情報および決済方法を利用者に提示する(S66)。
図14に進んで、利用者は、商品情報および決済方法を確認し、商品の購入金額の決済に対して承認する場合には、決済に対する承認を示す承認操作を入力する。利用者によって承認操作が入力された場合、利用者端末10において、操作部120によって承認操作が受け付けられる(S71)。利用者は、承認操作を入力するに際して認証情報を入力してよい。
操作部120によって承認操作が受け付けられると、通信部150によって決済に対する承認を示す承認通知が入場券システム20に送信される(S72)。承認通知には、認証情報が含まれてよい。入場券システム20において、通信部240は、承認通知を受信すると、取得した決済方法による商品の購入金額の決済が行われるように制御する。より具体的に、出力制御部213は、決済指示が決済システム30に送信されるように通信部240を制御する(S73)。決済指示には、決済方法、認証情報および商品金額が含められてよい。
決済システム30においては、通信部340によって決済指示が受信されると、決済指示に含まれる決済方法および認証情報に基づいて、利用者の認証が行われる。制御部310は、利用者の認証が正常に終了した場合には、決済方法および商品金額に基づいて決済を行う(S74)。制御部310は、決済済みであるか否かを示す決済結果が販売システム50に送信されるように通信部340を制御する(S75)。販売システム50において、決済結果は、通信部550によって受信され、提示部560によって販売者に提示される(S76)。
販売者は、決済結果を参照することによって、商品の購入金額の決済(第2の決済)が完了したか否かを把握することができる。販売者は、商品の購入金額の決済(第2の決済)が完了した場合には、利用者に商品を提供することができる(S77)。一方、販売者は、商品の購入金額の決済(第2の決済)が完了していない場合には、利用者に商品を提供しなくてよい。
以上、本発明の実施形態に係るシステムの動作例について説明した。
(2.ハードウェア構成例)
続いて、本発明の実施形態に係る入場券システム20のハードウェア構成例について説明する。以下では、本発明の実施形態に係る入場券システム20のハードウェア構成例として、情報処理装置900のハードウェア構成例について説明する。なお、以下に説明する情報処理装置900のハードウェア構成例は、入場券システム20のハードウェア構成の一例に過ぎない。したがって、入場券システム20のハードウェア構成は、以下に説明する情報処理装置900のハードウェア構成から不要な構成が削除されてもよいし、新たな構成が追加されてもよい。
また、利用者端末10、決済システム30、改札システム40および販売システム50、それぞれのハードウェア構成も、入場券システム20のハードウェア構成と同様に実現され得る。
図15は、本発明の実施形態に係る入場券システム20の例としての情報処理装置900のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置900は、CPU(Central Processing Unit)901と、ROM(Read Only Memory)902と、RAM(Random Access Memory)903と、ホストバス904と、ブリッジ905と、外部バス906と、インタフェース907と、入力装置908と、出力装置909と、ストレージ装置910と、通信装置911と、を備える。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置900内の動作全般を制御する。また、CPU901は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス904により相互に接続されている。
ホストバス904は、ブリッジ905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス906に接続されている。なお、必ずしもホストバス904、ブリッジ905および外部バス906を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置908は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチおよびレバー等利用者が情報を入力するための入力手段と、利用者による入力に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路等から構成されている。情報処理装置900を操作する利用者は、この入力装置908を操作することにより、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置909は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、ランプ等の表示装置およびスピーカ等の音声出力装置を含む。
ストレージ装置910は、データ格納用の装置である。ストレージ装置910は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置等を含んでもよい。ストレージ装置910は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。このストレージ装置910は、ハードディスクを駆動し、CPU901が実行するプログラムや各種データを格納する。
通信装置911は、例えば、ネットワークに接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、通信装置911は、無線通信または有線通信のどちらに対応してもよい。
以上、本発明の実施形態に係る入場券システム20の例としての情報処理装置900のハードウェア構成例について説明した。
(3.まとめ)
以上に説明したように、本発明の実施形態によれば、第1の決済が行われた場合にサービスの提供を可能とするとともに、前記第1の決済とは異なる第2の決済を可能とする処理部を備える、サービス管理システムが提供される。かかる構成によれば、サービスの提供を受ける利用者の利便性を向上させることが可能となる。より具体的には、サービス利用のための決済時に決済IDに紐づけられた決済方法が、商品購入時に利用可能であるため、利用者は、簡易に商品購入を行うことが可能となる。これによって、利用者による商品の購買意欲が促進されることも期待される。
なお、本発明の実施形態では、サービス提供に利用される入場券IDと決済に利用される決済IDとが別々のIDとして入場券T1に記載される場合を主に説明した。かかる構成によれば、セキュリティが向上されることが期待される。また、商品の購入をさせたくない利用者(例えば、子供など)には、入場券IDだけが記載された(決済IDは記載されていない)入場券を持たせることも可能である。さらに、特定のサービスは利用させたくない利用者(例えば、子供など)がいる場合などには、利用者ごとに利用種別だけを異ならせることも可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 システム
10 利用者端末
110 制御部
120 操作部
130 読取部
140 記憶部
141 入場券システムアプリケーション
150 通信部
160 提示部
20 入場券システム
210 制御部
211 取得部
212 処理部
213 出力制御部
220 入力部
230 記憶部
231 入場券情報
232 決済情報
240 通信部
250 出力部
30 決済システム
310 制御部
320 記憶部
330 記憶部
340 通信部
40 改札システム
410 制御部
420 読取部
430 記憶部
440 通信部
450 ゲート部
50 販売システム
510 制御部
520 操作部
530 読取部
540 記憶部
550 通信部
560 提示部
60 ネットワーク





Claims (13)

  1. 第1の決済が行われた場合にサービスの提供を可能とするとともに、前記第1の決済とは異なる第2の決済を可能とする処理部を備える、
    サービス管理システム。
  2. 前記処理部は、前記第1の決済が行われた場合に決済済みを示す決済結果を決済識別情報に紐づけることによって、前記サービスの提供を可能とする、
    請求項1に記載のサービス管理システム。
  3. 前記処理部は、前記第1の決済が行われた場合に決済方法を決済識別情報に紐づけることによって、前記決済方法による前記第2の決済を可能とする、
    請求項2に記載のサービス管理システム。
  4. 前記サービス管理システムは、
    第1の読取部によって前記決済識別情報およびサービス識別情報が読み取られた場合に、前記決済識別情報に決済済みを示す決済結果が紐づけられていれば、前記サービス識別情報に対応するサービスが提供されるように制御する出力制御部を備える、
    請求項3に記載のサービス管理システム。
  5. 前記出力制御部は、第2の読取部によって前記決済識別情報が読み取られた場合に、前記決済識別情報に前記決済方法が紐づけられていれば、前記決済方法による前記第2の決済が行われるように制御する、
    請求項4に記載のサービス管理システム。
  6. 前記出力制御部は、前記第2の読取部によって前記決済識別情報が読み取られた場合に、前記決済識別情報に前記決済方法が紐づけられていれば、前記決済識別情報に紐づけられた通知方法に従って決済の承認依頼を提供し、決済に対する承認が得られた場合に、前記決済方法による前記第2の決済が行われるように制御する、
    請求項5に記載のサービス管理システム。
  7. 前記第2の決済は、商品の購入金額の決済であり、
    前記承認依頼は、前記商品の金額を含む、
    請求項6に記載のサービス管理システム。
  8. 前記出力制御部は、前記決済識別情報および前記サービス識別情報が出力されるように制御し、
    前記処理部は、前記決済識別情報および前記サービス識別情報の読み取りに基づいて前記サービスに対応する前記第1の決済が行われた場合に、前記決済識別情報に決済済みを示す決済結果を紐づける、
    請求項4〜7のいずれか一項に記載のサービス管理システム。
  9. 前記出力制御部は、前記第1の決済が行われた場合に、前記決済識別情報および前記サービス識別情報が出力されるように制御する、
    請求項4〜7のいずれか一項に記載のサービス管理システム。
  10. 前記出力制御部は、前記決済識別情報および前記サービス識別情報が符号化コードとして出力されるように制御する、
    請求項4〜9のいずれか一項に記載のサービス管理システム。
  11. 第1の決済が行われた場合にサービスの提供を可能とするとともに、前記第1の決済とは異なる第2の決済を可能とする処理部を備える、
    サービス管理装置。
  12. 第1の決済が行われた場合にサービスの提供を可能とするとともに、前記第1の決済とは異なる第2の決済を可能とすることを含む、
    サービス管理方法。
  13. コンピュータを、
    第1の決済が行われた場合にサービスの提供を可能とするとともに、前記第1の決済とは異なる第2の決済を可能とする処理部を備える、
    サービス管理システムとして機能させるためのプログラム。
JP2019155266A 2019-08-28 2019-08-28 サービス管理システム、サービス管理装置、サービス管理方法およびプログラム Pending JP2021033801A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019155266A JP2021033801A (ja) 2019-08-28 2019-08-28 サービス管理システム、サービス管理装置、サービス管理方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019155266A JP2021033801A (ja) 2019-08-28 2019-08-28 サービス管理システム、サービス管理装置、サービス管理方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021033801A true JP2021033801A (ja) 2021-03-01

Family

ID=74676614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019155266A Pending JP2021033801A (ja) 2019-08-28 2019-08-28 サービス管理システム、サービス管理装置、サービス管理方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021033801A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012073890A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Dainippon Printing Co Ltd サーバ装置、チケット情報表示プログラム、及び電子チケット提供方法等
JP2017004488A (ja) * 2014-11-26 2017-01-05 株式会社ジェイティービー 電子チケット管理装置及び電子チケット管理方法
KR101845193B1 (ko) * 2017-02-24 2018-05-18 조두상 결제 시스템 및 결제 방법

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012073890A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Dainippon Printing Co Ltd サーバ装置、チケット情報表示プログラム、及び電子チケット提供方法等
JP2017004488A (ja) * 2014-11-26 2017-01-05 株式会社ジェイティービー 電子チケット管理装置及び電子チケット管理方法
KR101845193B1 (ko) * 2017-02-24 2018-05-18 조두상 결제 시스템 및 결제 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6920385B2 (ja) 売り場の内部通信網基盤の決済システム、売り場の内部通信網基盤の決済機能を含む移動端末、売り場の内部通信網基盤の決済サービス提供方法、及びこれを実行するプログラム
JP6257005B2 (ja) 還付システム及び方法
TWI591554B (zh) Electronic ticket security system and method
CN109426954A (zh) 使用数字条形码的安全交易
JP6585783B2 (ja) 売り場の内部通信網基盤の決済システム、売り場の内部通信網基盤の決済機能を含む移動端末、売り場の内部通信網基盤の決済サービス提供方法、及びこれを実行するプログラム
US20130041776A1 (en) Cash payment apparatus, system and method
KR20140051640A (ko) 휴대 단말에서의 결제 수행 방법 및 장치와 그 방법에 대한 프로그램 소스를 저장한 기록 매체
CN112119416A (zh) 经由移动设备对访问信息的安全传递
JP2008257721A (ja) バリューベースの取引において使用可能なトークン
WO2020022001A1 (ja) 決済システム
JP2008250884A (ja) 認証システム、認証システムに用いられるサーバ、移動体通信端末、プログラム
WO2019181755A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラムの記録媒体及び携帯端末用プログラムの記録媒体
JP2016536717A (ja) カスタマープロファイル確立方法
JPWO2019116492A1 (ja) チケット有効性確認装置、方法およびプログラム
CN103493034B (zh) 通过具有成像系统的移动通信装置进行自动用户认证、在线结账和电子支付
JP2020009194A (ja) チケット管理システム及びその運用方法
JP2021026317A (ja) 認証処理装置、決済端末、設定プログラム、決済システム、および決済方法
JP2022000759A (ja) 決済処理方法
KR102282345B1 (ko) 간소화되고 주도적인 구조를 가진 결제 트랜잭션 처리
TW201601098A (zh) 電子支付方法、裝置與系統
JP2008152338A (ja) 携帯情報端末を利用したクレジットカード決済方法及びシステム
JP2021033801A (ja) サービス管理システム、サービス管理装置、サービス管理方法およびプログラム
TW201915864A (zh) 行動支付系統、行動支付確認裝置及行動支付方法
JP6928151B1 (ja) 情報処理方法及び情報処理装置
JP7028947B2 (ja) 決済システム、決済方法および利用システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231121