JP2021033080A - レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置 - Google Patents

レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021033080A
JP2021033080A JP2019153711A JP2019153711A JP2021033080A JP 2021033080 A JP2021033080 A JP 2021033080A JP 2019153711 A JP2019153711 A JP 2019153711A JP 2019153711 A JP2019153711 A JP 2019153711A JP 2021033080 A JP2021033080 A JP 2021033080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
fixed
camera module
support portion
optical axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019153711A
Other languages
English (en)
Inventor
正吉 菅原
Masayoshi Sugawara
正吉 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP2019153711A priority Critical patent/JP2021033080A/ja
Publication of JP2021033080A publication Critical patent/JP2021033080A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】リニアリティ性能を向上できるレンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置を提供する。【解決手段】レンズ駆動装置は、第一領域、第二領域、第一領域に対向して配置される第三領域、及び第二領域に対向して配置される第四領域を含む矩形状の矩形領域を有する基部を有し、第一領域、第二領域、第三領域、及び第四領域が光軸を囲むように配置される、固定部と、基部から光軸の方向に離間して配置されるレンズホルダを有する可動部と、固定部に対し可動部を光軸の方向に変位可能に支持する支持部と、可動部を光軸の方向に駆動する駆動部と、を備え、駆動部は、第一領域及び第三領域のそれぞれに沿って設けられた第一駆動部及び第二駆動部を有し、支持部は、第二領域及び第四領域のそれぞれに沿って設けられたそれぞれ片持ち支持の第一支持部及び第二支持部を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置に関する。
被写体を撮影するときのピント合わせを自動的に行うオートフォーカス機能(以下「AF機能」という、AF:Auto Focus)を備えるレンズ駆動装置が、従来から種々提案されている。
例えば、特許文献1には、レンズ部を保持するAF可動部と、AF可動部を囲むように設けられたAF固定部と、AF固定部に対してAF可動部を光軸の方向に移動可能に支持する板バネと、ピント合わせの際、AF可動部をAF固定部に対して光軸の方向に移動させるAF駆動部と、を有するレンズ駆動装置が開示されている。
AF駆動部は、AF可動部に設けられた一対のAF用コイル部と、AF用コイル部に対向するようにAF固定部に設けられた一対のAF用マグネット部と、を有する。
米国特許第8248720号明細書
ところで、上述のようなレンズ駆動装置において、ストロークの範囲において、優れたリニアリティ性能が求められる。カメラモジュールにおいて高精度なAF機能を実現する上で、レンズ駆動装置のリニアリティ性能は高い方が好ましい。
本発明の目的は、リニアリティ性能を向上できるレンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置を提供することである。
本発明に係るレンズ駆動装置の一態様は、第一領域、第二領域、第一領域に対向して配置される第三領域、及び第二領域に対向して配置される第四領域を含む矩形状の矩形領域を有する基部を有し、矩形領域が光軸を囲むように配置される、固定部と、基部から光軸の方向に離間して配置されるレンズホルダを有する可動部と、固定部に対し可動部を光軸の方向に変位可能に支持する支持部と、可動部を光軸の方向に駆動する駆動部と、を備え、駆動部は、第一領域及び第三領域のそれぞれに沿って設けられた第一駆動部及び第二駆動部を有し、支持部は、第二領域及び第四領域のそれぞれに沿って設けられたそれぞれ片持ち支持の第一支持部及び第二支持部を有する。
本発明に係るカメラモジュールの一態様は、上述のレンズ駆動装置と、可動部にレンズバレルを介して保持されるレンズ部と、レンズ部により結像された被写体像を撮像する撮像部と、を備える。
本発明に係るカメラ搭載装置の一態様は、情報機器又は輸送機器であるカメラ搭載装置であって、上述のカメラモジュールと、カメラモジュールで得られた画像情報を処理する制御部と、を備える。
本発明によれば、リニアリティ性能を向上できるレンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置を実現できる。
図1Aは、本発明の一実施形態に係るカメラモジュールを搭載するスマートフォンの正面図である。 図1Bは、本発明の一実施形態に係るカメラモジュールを搭載するスマートフォンの背面図である。 図2は、カメラモジュールの斜視図である。 図3は、カメラモジュールの分解斜視図である。 図4Aは、ベース部材の平面図である。 図4Bは、レンズホルダの平面図である。 図4Cは、レンズホルダの底面図である。 図5は、一部の構成を省略したカメラモジュールの斜視図である。 図6は、一部の構成を省略したカメラモジュールの斜視図である。 図7は、一部の構成を省略したカメラモジュールの斜視図である。 図8は、一部の構成を省略したカメラモジュールの斜視図である。 図9は、一部の構成を省略したカメラモジュールの斜視図である。 図10は、第一支持部材及び第二支持部材の斜視図である。 図11は、一部の構成を省略したカメラモジュールの側面図である。 図12は、一部の構成を省略したカメラモジュールの側面図である。 図13Aは、中立状態における、マグネット及びコイルを示す図である。 図13Bは、光軸の方向における第一方向に最もストロークした状態における、マグネット及びコイルを示す図である。 図13Cは、光軸の方向における第二方向に最もストロークした状態における、マグネット及びコイルを示す図である。 図14Aは、車載用カメラモジュールを搭載するカメラ搭載装置としての自動車の正面図である。 図14Bは、車載用カメラモジュールを搭載するカメラ搭載装置としての自動車の後方斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[実施形態]
図1A〜図13Cを参照して本発明の一実施形態について説明する。図2に示すように、本実施形態では、直交座標系(X,Y,Z)を使用して説明する。後述する図においても共通の直交座標系(X,Y,Z)で示している。
図1A及び図1Bは、本実施形態に係るカメラモジュールAを搭載するスマートフォンMを示す正面図及び背面図である。カメラモジュールAは、スマートフォンMで実際に撮影が行われる場合に、X方向が上下方向(又は左右方向)、Y方向が左右方向(又は上下方向)、Z方向が前後方向となるように搭載される。
即ち、Z方向は、光軸の方向(以下、単に「光軸方向」と称する。)に対応する。又、Z方向+側(図2の上側)は、光軸方向受光側(マクロ位置側とも称する。)に対応し、Z方向−側(図2の下側)は、光軸方向結像側(無限遠位置側とも称する。)に対応する。又、Z軸に直交するX方向及びY方向を「光軸直交方向」といい、XY平面を「光軸直交面」という。
又、以下、カメラモジュールAを構成する各部材の説明において、特に断ることなく「径方向」及び「円周方向」といった場合には、後述するレンズホルダ3における各方向をいう。
図1A及び図1Bに示すスマートフォンMは、例えば背面カメラOCとして、カメラモジュールAを搭載する。このようなカメラモジュールAは、被写体を撮影するときのピント合わせを自動的に行うオートフォーカス機能(以下「AF機能」という、AF:Auto Focus)を有するレンズ駆動装置1を有する。
尚、レンズ駆動装置1は、撮影時に生じる手振れ(振動)を光学的に補正して画像の乱れを軽減する振れ補正機能(OIS機能とも称する。OIS:Optical Image Stabilization)を有してもよい。以下、本実施形態に係るカメラモジュールA及びレンズ駆動装置1の構成について説明する。
<カメラモジュール>
カメラモジュールAは、カバー91、レンズを収容するためのレンズバレル92(図8参照)を有するレンズ部93、オートフォーカス用のレンズ駆動装置1、及びレンズ部93により結像された被写体像を撮像する撮像部(不図示)等を備える。
<カバー>
カバー91は、Z方向(光軸方向)からの平面視で正方形状の有蓋四角筒体であり、表面(Z方向+側の面)に円形の開口911を有する。開口911からレンズ部93のレンズ(不図示)の第一端部が外部に臨む。カバー91は、例えば、接着剤(図示略)によりレンズ駆動装置1(ベース部材2)に固定されている。
<撮像部>
撮像部(不図示)は、レンズ駆動装置1のZ方向−側(光軸方向結像側)に配置される。撮像部は、例えば、CCD(charge-coupled device)型イメージセンサ、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)型イメージセンサ等の撮像素子(図示略)及び撮像素子が実装されるセンサ基板を有する。撮像素子は、レンズ部93により結像された被写体像を撮像する。レンズ駆動装置1は、カメラ搭載装置に設けられたセンサ基板(不図示)に搭載され、センサ基板と電気的に接続される。
<レンズ駆動装置>
図3は、レンズ駆動装置1の分解斜視図である。レンズ駆動装置1は、固定部1a、可動部1b、支持部材1c、及び駆動部1d等を備える。
可動部1bは、レンズ部93を保持している。可動部1bは、支持部材1cにより、固定部1aに、光軸方向への移動を可能な状態で支持されている。可動部1b及び可動部1bに保持されたレンズ部93は、駆動部1dが発生する駆動力に基づいて、光軸方向に移動する。これにより、カメラモジュールAにおいて、オートフォーカス機能が実現される。以下、レンズ駆動装置1の構成について、詳細に説明する。
<固定部>
固定部1aは、ベース部材2と、端子8と、を有する。
<ベース部材>
ベース部材2は、基部21、立設部22、及びマグネット固定部23を有する。
<基部>
基部21は、図4Aに示すように、平面視における外形が矩形の板状部材である。基部21は、光軸α(図2参照)を中心とした貫通孔210を有する。貫通孔210は、レンズ部93のレンズ(不図示)の第二端部の外径よりも大きい外径を有する。
基部21は、図4Aに示すように、第一辺210a、第二辺210b、第一辺210aとX方向において対向する第三辺210c、及び第二辺210bとY方向において対向する第四辺210dを有する。
具体的には、第一辺210aは、基部21の外周部において、X方向+側の辺である。第二辺210bは、基部21の外周部において、Y方向−側の辺である。第三辺210cは、基部21の外周部において、X方向−側の辺である。第四辺210dは、基部21の外周部において、Y方向+側の辺である。
又、基部21は、第一辺210aに沿う固定側第一領域211a、第二辺210bに沿う固定側第二領域211b、第三辺210cに沿う固定側第三領域211c、及び第四辺210dに沿う固定側第四領域211dを有する。
固定側第一領域211a、固定側第二領域211b、固定側第三領域211c、及び固定側第四領域211dは、この順に接続されており、矩形状の固定側矩形領域211を構成している。固定側矩形領域211は、矩形領域の一例に該当し、光軸α(図2参照)を囲むように配置されている。
尚、基部21の外形は、矩形状に限定されない。例えば、基部21の外径は、平面視において円形状であってもよい。基部21の外径が円形の場合も、基部21は、固定側矩形領域211を有する。
<立設部>
立設部22は、基部21の四隅に設けられている。立設部22は、第一立設部221、第二立設部222、第三立設部223、及び第四立設部224を有する。
第一立設部221は、固定側第一領域211aと固定側第二領域211bとの接続部に設けられている。第一立設部221は、基部21の上面からZ方向+側に延在している。第一立設部221の第一端部(下端部)は、基部21の上面に接続されている。第一立設部221の第二端部(上端部)は、他の部材に接続されていない、自由端である。
第二立設部222は、固定側第二領域211bと固定側第三領域211cとの接続部に設けられている。第二立設部222は、基部21の上面からZ方向+側に延在している。第二立設部222の第一端部(下端部)は、基部21の上面に接続されている。第二立設部222の第二端部(上端部)は、他の部材に接続されていない、自由端である。
第三立設部223は、固定側第三領域211cと固定側第四領域211dとの接続部に設けられている。第三立設部223は、基部21の上面からZ方向+側に延在している。第三立設部223の第一端部(下端部)は、基部21の上面に接続されている。第三立設部223の第二端部(上端部)は、他の部材に接続されていない、自由端である。
第四立設部224は、固定側第四領域211dと固定側第一領域211aとの接続部に設けられている。第四立設部224は、基部21の上面からZ方向+側に延在している。第四立設部224の第一端部(下端部)は、基部21の上面に接続されている。第四立設部224の第二端部(上端部)は、他の部材に接続されていない、自由端である。
基部21は、第一立設部221の第二端面(上端面)に、第一上側固定部221aを有する。又、基部21は、第一立設部221の第一端部(下端部)に隣接した位置に、第一下側固定部221bを有する。
第一上側固定部221aと第一下側固定部221bとは、固定側第二領域211bに沿う方向(X方向)において、オフセットしている。具体的には、第一下側固定部221bは、固定側第二領域211bに沿う方向(X方向)において、第一上側固定部221aよりも固定側第三領域211cに近い位置(X方向−側)に設けられている。
基部21は、第四立設部224の第二端面(上端面)に、第二上側固定部224aを有する。又、基部21は、第四立設部224の第一端部(下端部)に隣接した位置に、第二下側固定部224bを有する。
第二上側固定部224aと第二下側固定部224bとは、固定側第四領域211dに沿う方向(X方向)において、オフセットしている。具体的には、第二下側固定部224bは、固定側第四領域211dに沿う方向(X方向)において、第二上側固定部224aよりも固定側第三領域211cに近い位置(X方向−側)に設けられている。
<マグネット固定部>
マグネット固定部23は、固定側第一領域211aに対応する位置に設けられた第一マグネット固定部23a、及び、固定側第三領域211cに対応する位置に設けられた第二マグネット固定部23bを有する。
第一マグネット固定部23aは、第一立設部221と第四立設部224とにより構成されている。第一立設部221は、第一マグネット711(後述)の第一端部(Y方向−側の端部)を支持している。又、第四立設部224は、第一マグネット711の第二端部(Y方向+側の端部)を支持している。
第二マグネット固定部23は、第二立設部222と第三立設部223とにより構成されている。第二立設部222は、第二マグネット721(後述)の第一端部(Y方向−側の端部)を支持している。又、第三立設部223は、第二マグネット721の第二端部(Y方向+側の端部)を支持している。
<端子>
端子8は、第一端子81及び第二端子82を有する。第一端子81は、基部21において、固定側第一領域211aに対応する部分の第一端部(固定側第一領域211aと固定側第二領域211bとの接続部に近い部分)に設けられている。
第一端子81の第一端部は、センサ基板(不図示)に電気的に接続される。第一端子81の第二端部は、はんだにより、第一下側支持部材42(後述)の第一端部421に電気的に接続されている。
このような第一端子81は、第一下側支持部材42及び第一導通部62(後述)を介して、コイル部7b(後述)の第一端部に電気的に接続されている。
第二端子82は、基部21において、固定側第一領域211aに対応する部分の第二端部(固定側第一領域211aと固定側第四領域211dとの接続部に近い部分)に設けられている。
第二端子82の第一端部は、センサ基板(不図示)に電気的に接続される。第二端子82の第二端部は、はんだにより、第二下側支持部材52(後述)の第一端部521に電気的に接続されている。
このような第二端子82は、第二下側支持部材52及び第二導通部63(後述)を介して、コイル部7b(後述)の第二端部に電気的に接続されている。よって、第一端子81と第二端子82とは、第一下側支持部材42、第一導通部62、コイル部7b、第二導通部63、及び第二下側支持部材52を介して電気的に接続されている。
<可動部>
可動部1bは、固定部1aに対して、光軸方向に移動する部分であって、レンズホルダ3を有する。レンズ駆動装置1の観点から見た場合、レンズホルダ3は、可動部の一例に該当する。カメラモジュールAとして見た場合、可動部は、レンズホルダ3とともに、既述のレンズ部93を含んでよい。
<レンズホルダ>
レンズホルダ3は、平面視における外形が略矩形状の筒状部材である。レンズホルダ3は、基部21から光軸方向に離間して配置されている。レンズホルダ3は、固定部1aに対する光軸方向の移動を可能な状態で、支持部材1cにより固定部1aに支持されている。
レンズホルダ3は、光軸αを中心とした保持孔30を有する。このようなレンズホルダ3は、保持孔30の内側にレンズ部93を保持している。
レンズホルダ3は、図4Bに示すように、固定側第一領域211aに沿う可動側第一領域31a、固定側第二領域211bに沿う可動側第二領域31b、固定側第三領域211cに沿う可動側第三領域31c、及び固定側第四領域211dに沿う可動側第四領域31dからなる可動側矩形領域31を有する。
尚、可動側矩形領域31は、図4Bに示す平面(XY平面)の領域だけでなく、Z軸方向における長さを有する三次元領域と捉えてよい。可動側矩形領域31のZ方向における寸法は、基部21のZ方向における寸法に対応する。
レンズホルダ3は、上面において可動側第二領域31bに対応する部分に、第一上側固定部32aを有する。第一上側固定部32aには、支持部材1c(後述)における第一上側支持部材41の第二端部413が固定されている。
具体的には、第一上側固定部32aは、可動側第二領域31bにおいて、可動側第三領域31c側の半部に設けられている。より具体的には、第一上側固定部32aは、可動側第二領域31bにおいて、可動側第三領域31c側の端部の近傍に設けられている。
レンズホルダ3は、上面において可動側第四領域31dに対応する部分に、第二上側固定部32bを有する。第二上側固定部32bには、支持部材1c(後述)における第二上側支持部材51の第二端部513が固定されている。
具体的には、第二上側固定部32bは、可動側第四領域31dにおいて、可動側第三領域31c側の半部に設けられている。より具体的には、第二上側固定部32bは、可動側第四領域31dにおいて、可動側第三領域31c側の端部の近傍に設けられている。
レンズホルダ3は、下面において可動側第二領域31bに対応する部分に、第一下側固定部33aを有する。第一下側固定部33aには、支持部材1c(後述)における第一下側支持部材42の第二端部423が固定されている。
具体的には、第一下側固定部33aは、可動側第二領域31bにおいて、可動側第三領域31c側の半部に設けられている。より具体的には、第一下側固定部33aは、可動側第二領域31bにおいて、可動側第三領域31c側の端部に設けられている。
第一下側固定部33aの位置は、第一上側固定部32aの位置よりも、可動側第三領域31cに近い。
レンズホルダ3は、下面において可動側第四領域31dに対応する部分に、第二下側固定部33bを有する。第二下側固定部33bには、支持部材1c(後述)における第二下側支持部材52の第二端部523が固定されている。
具体的には、第二下側固定部33bは、可動側第四領域31dにおいて、可動側第三領域31c側の半部に設けられている。より具体的には、第二下側固定部33bは、可動側第四領域31dにおいて、可動側第三領域31c側の端部に設けられている。
第二下側固定部33bの位置は、第二上側固定部32bの位置よりも、可動側第三領域31cに近い。
レンズホルダ3は、可動側第一領域31aに対応する部分の側面(第一側面とも称する。)、及び、可動側第三領域31cに対応する側面(第三側面とも称する。)に、第一コイル固定部34a及び第二コイル固定部34bを有する。
レンズホルダ3は、上面に上側ストッパ部35(図4B参照)を有する。
上側ストッパ部35は、上面において可動側第一領域31aに対応する部分の両端部(Y方向両端部)に設けられた上側凸部35aと、上面において可動側第三領域31cの両端部(Y方向両端部)に設けられた上側凸部35bと、を有する。
上側ストッパ部35と、上側ストッパ部35とZ方向において対向するカバー91の内面との間には、所定距離の隙間が設けられている。
レンズホルダ3がZ方向+側に所定距離以上移動すると、上側ストッパ部35がカバー91の内面に当接する。このように上側ストッパ部35は、レンズホルダ3がZ方向+側に、所定距離以上移動することを規制している。
レンズホルダ3は、下面に下側ストッパ部36(図4C参照)を有する。
下側ストッパ部36は、下面において可動側第一領域31aに対応する部分の両端部(Y方向両端部)に設けられた下側凸部36aと、下面において可動側第三領域31cの両端部(Y方向両端部)に設けられた下側凸部36bと、を有する。
下側ストッパ部36と、下側ストッパ部36とZ方向において対向する基部21の上面との間には、所定距離の隙間が設けられている。
レンズホルダ3がZ方向−側に所定距離以上移動すると、下側ストッパ部36が基部21の上面に当接する。このように下側ストッパ部36は、レンズホルダ3がZ方向−側に、所定距離以上移動することを規制している。
レンズホルダ3は、第一側面及び第三側面に、第一横側ストッパ部37を有する。第一横側ストッパ部37は、レンズホルダ3の第一側面の両端部(Y方向両端部)に設けられた第一横側凸部37a(図8参照)と、第三側面の両端部(Y方向両端部)に設けられた第一横側凸部37b(図9参照)と、を有する。
第一横側凸部37aと、第一立設部221及び第四立設部224との間には、X方向における所定距離の隙間が設けられている。
レンズホルダ3がX方向+側に所定距離以上移動すると、第一横側凸部37aが第一立設部221及び第四立設部224に当接する。このように第一横側凸部37aは、レンズホルダ3がX方向+側に、所定距離以上移動することを規制している。
又、第一横側凸部37bと第二立設部222及び第三立設部223との間には、X方向における所定距離の隙間が設けられている。
レンズホルダ3がX方向−側に所定距離以上移動すると、第一横側凸部37bが第二立設部222及び第三立設部223に当接する。このように第一横側凸部37bは、レンズホルダ3がX方向−側に、所定距離以上移動することを規制している。
レンズホルダ3は、第二側面及び第四側面に、第二横側ストッパ部38を有する。第二横側ストッパ部38は、レンズホルダ3の第二側面の両端部(X方向両端部)に設けられた第二横側凸部38a(図9参照)と、第四側面の両端部(X方向両端部)に設けられた第二横側凸部38b(図8参照)と、を有する。
第二横側凸部38aと、第二横側凸部38aとY方向において対向するカバー91の内面との間には、Y方向における所定距離の隙間が設けられている。レンズホルダ3がY方向−側に所定距離以上移動すると、第二横側凸部38aがカバー91の内面に当接する。このように第二横側凸部38aは、レンズホルダ3がY方向−側に、所定距離以上移動することを規制している。
第二横側凸部38bと、第二横側凸部38bとY方向において対向するカバー91の内面との間には、Y方向における所定距離の隙間が設けられている。レンズホルダ3がY方向+側に所定距離以上移動すると、第二横側凸部38bがカバー91の内面に当接する。このように第二横側凸部38bは、レンズホルダ3がY方向−側に、所定距離以上移動することを規制している。
レンズホルダ3は、下面において可動側第一領域31aに対応する部分の両端部(Y方向両端部)に第一絡げ部39a及び第二絡げ部39bを有する(図4C参照)。
第一絡げ部39aには、コイル部7bの第一端部が巻き付けられている。コイル部7bの第一端部は、第二接続ライン73b(後述)の端部である。
又、第二絡げ部39bには、コイル部7b(後述)の第二端部が巻き付けられている。コイル部7bの第二端部は、第一コイル712(後述)の一端部から延在した接続ライン(不図示)の端部である。
<支持部材>
支持部材1cは、固定部1aに対して可動部1bを、光軸方向の移動を可能な状態で支持している。支持部材1cは、第一支持部材4及び第二支持部材5を有する。
第一支持部材4は、固定側第二領域211bに沿って、固定側第一領域211aと固定側第二領域211bとの接続部(第一接続領域ともいう。)から固定側第二領域211bと固定側第三領域211cとの接続部(第二接続領域ともいう。)の方向に延びている。
第一支持部材4は、固定側第一領域211a側の第一端部が基部21に固定され、固定側第三領域211c側の第二端部がレンズホルダ3に固定されている。
第二支持部材5は、固定側第四領域211dに沿って、固定側第一領域211aと固定側第四領域211dとの接続部(第四接続領域ともいう。)から固定側第四領域211dと固定側第三領域211cとの接続部(第三接続領域ともいう。)の方向に延びている。
第二支持部材5は、固定側第一領域211a側の第一端部が基部21に固定され、固定側第三領域211c側の第二端部がレンズホルダ3に固定されている。
第一支持部材4及び第二支持部材5がZ方向に弾性変形することにより、固定部1aに対する、可動部1bの光軸方向への移動が許容される。
具体的には、第一支持部材4は、第一上側支持部材41及び第一下側支持部材42を有する。
第一上側支持部材41は、金属製であって、片持ち支持の板バネである。第一上側支持部材41は、固定側第二領域211bに沿うように、第一接続領域から第二接続領域に向けて伸びている。第一上側支持部材41は、第一接続領域側(固定側第一領域211a側)から順に、第一端部411、弾性支持部412、及び第二端部413を有する。
弾性支持部412は、光軸方向に直交する方向(光軸直交面に平行な方向)に広がりを有する板バネである。弾性支持部412は、図10に示すように、固定側第一領域211a(図4A参照)側から順に、蛇行部412a及びアーム部412bを有する。
蛇行部412aは、光軸方向に直交する方向(Y方向)に複数回折り返された形状を有する。このような蛇行部412aは、固定側第二領域211bに沿う方向(X方向)における弾性支持部412の伸縮を許容して、第一上側支持部材41の落下衝撃などにおける損傷や破断の防止に寄与する。
第一上側支持部材41の第一端部411は、基部21の第一上側固定部221aに、例えば接着剤により、固定されている。又、第一上側支持部材41の第二端部413は、レンズホルダ3の第一上側固定部32aに、例えば接着剤により固定されている。
第一下側支持部材42は、金属製であって、片持ち支持の板バネである。第一下側支持部材42は、固定側第二領域211bに沿うように、第一接続領域から第二接続領域に向けて伸びている。
第一下側支持部材42は、第一上側支持部材41の下方に設けられている。第一下側支持部材42は、組付状態において、第一上側支持部材41よりも固定側第三領域211c側にオフセットしている。
第一下側支持部材42は、図10に示すように、固定側第一領域211a(図4A参照)側から順に、第一端部421、弾性支持部422、及び第二端部423を有する。弾性支持部422は、光軸の方向に直交する方向に広がりを有する板バネである。
弾性支持部422の形状は、第一上側支持部材41の弾性支持部412の形状と同じである。弾性支持部422は、図10に示すように、固定側第一領域211a(図4A参照)側から順に、蛇行部422a及びアーム部422bを有する。
蛇行部422aは、光軸の方向に直交する方向(Y方向)に複数回折り返された形状を有する。このような蛇行部422aは、固定側第二領域211bに沿う方向における弾性支持部422の伸縮を許容して、第一下側支持部材42の落下衝撃などにおける損傷や破断の防止に寄与する。
第一下側支持部材42の第一端部421は、基部21の第一下側固定部221bに、例えば接着剤により固定されている。第一下側支持部材42の第一端部421は、はんだ又はレーザー溶接により、第一端子81(後述)に電気的に接続されている。又、第一下側支持部材42の第二端部423は、レンズホルダ3の第一下側固定部33aに、例えば接着剤により固定されている。
第二支持部材5は、第一支持部材4とY方向に関して対称な形状を有する。第二支持部材5は、第二上側支持部材51及び第二下側支持部材52を有する。
第二上側支持部材51は、金属製であって、片持ち支持の板バネである。第二上側支持部材51は、固定側第四領域211dに沿うように、第四接続領域から第三接続領域に向けて伸びている。
第二上側支持部材51は、図10に示すように、固定側第一領域211a(図4A参照)側から順に、第一端部511、弾性支持部512、及び第二端部513を有する。
弾性支持部512は、光軸の方向に直交する方向に広がりを有する板バネである。弾性支持部512は、図10に示すように、固定側第一領域211a(図4A参照)側から順に、蛇行部512a及びアーム部512bを有する。
蛇行部512aは、光軸の方向に直交する方向(Y方向)に複数回折り返された形状を有する。このような蛇行部512aは、固定側第二領域211bに沿う方向における弾性支持部512の伸縮を許容して、第二上側支持部材51の落下衝撃などにおける損傷や破断の防止に寄与する。
第二上側支持部材51の第一端部511は、基部21の第二上側固定部224aに、例えば接着剤により、固定されている。又、第二上側支持部材51の第二端部513は、レンズホルダ3の第二上側固定部32bに、例えば接着剤により固定されている。
第二下側支持部材52は、金属製であって、片持ち支持の板バネである。第二下側支持部材52は、固定側第四領域211dに沿うように、第四接続領域から第三接続領域に向けて伸びている。
第二下側支持部材52は、第二上側支持部材51の下方に設けられている。第二下側支持部材52は、組付状態において、第二上側支持部材51よりも固定側第三領域211c側にオフセットしている。
第二下側支持部材52は、図10に示すように、固定側第一領域211a(図4A参照)側から順に、第一端部521、弾性支持部522、及び第二端部523を有する。弾性支持部522は、光軸方向に直交する方向に広がりを有する板バネである。
弾性支持部522の形状は、第二上側支持部材51の弾性支持部412の形状と同じである。弾性支持部522は、図10に示すように、固定側第一領域211a(図4A参照)側から順に、蛇行部522a及びアーム部522bを有する。
蛇行部522aは、光軸方向に直交する方向(Y方向)に複数回折り返された形状を有する。このような蛇行部522aは、固定側第二領域211bに沿う方向における弾性支持部522の伸縮を許容して、第二下側支持部材52の落下衝撃などにおける損傷や破断の防止に寄与する。
第二下側支持部材52の第一端部521は、基部21の第二下側固定部224bに、例えば接着剤により固定されている。又、第二下側支持部材52の第一端部521は、はんだにより、第二端子82(後述)に電気的に接続されている。又、第二下側支持部材52の第二端部523は、レンズホルダ3の第二下側固定部33bに、例えば接着剤により固定されている。
第一上側支持部材41と第二上側支持部材51とは、金属製であって環状の接続部61により接続されている。接続部61は、レンズホルダ3の上面において保持孔30に沿う位置に、例えば接着剤により固定されている。
又、第一下側支持部材42は、第一導通部62に接続されている。第一導通部62は、レンズホルダ3の下面において可動側第二領域31bに対応する部分に、例えば接着剤により固定されている。
第一導通部62の第一端部は、第一下側支持部材42の第二端部423に電気的に接続されている。本実施形態の場合、第一導通部62と第一下側支持部材42とは、一枚の板バネにより一部品として構成されている。
第一導通部62の第二端部は、はんだにより、第一絡げ部39aに巻かれたコイル部7bの第一端部に電気的に接続されている。
又、第二下側支持部材52は、第二導通部63に接続されている。第二導通部63は、レンズホルダ3の下面において可動側第四領域31dに対応する部分に、例えば接着剤により固定されている。
第二導通部63の第一端部は、第二下側支持部材52の第二端部423に電気的に接続されている。本実施形態の場合、第二導通部63と第二下側支持部材52とは、一枚の板バネにより一部品として構成されている。
第二導通部63の第二端部は、はんだにより、第二絡げ部39bに巻かれたコイル部7bの第二端部に電気的に接続されている。
以上のような構成を有する支持部材1cは、第一支持部材4及び第二支持部材5の弾性支持部412、422、512、522の弾性変形に基づいて、可動部1bの固定部1aに対する光軸方向への移動を許容する。
又、弾性支持部412と弾性支持部422とが同形状に構成され、且つ、弾性支持部512と弾性支持部522とが同形状に構成されているため、可動部1bが光軸方向に移動する際の、可動部1bの傾きを防止できる。
尚、以上のような構成を有する支持部材1cは、第一上側支持部材41、第二上側支持部材51、及び接続部61により構成される上側弾性支持部材と、第一下側支持部材42、第一導通部62、第二下側支持部材52、及び第二導通部63により構成される下側弾性支持部材と、を有していると捉えることもできる。下側弾性支持部材は、組付状態において、上側弾性支持部材よりも固定側第三領域211c側にオフセットしている。このような構成は、レンズ駆動装置の組立作業効率の向上に寄与する。
<駆動部>
駆動部1dは、オートフォーカスを目的として、レンズ部93を光軸方向(Z方向)に移動させる。このような駆動部1dは、ボイスコイルモータであって、通電に基づいて駆動力を発生し、この駆動力によって可動部1bを光軸方向の方向に移動させる。
駆動部1dは、マグネット部7aと、コイル部7bと、を有する。
マグネット部7aは、第一マグネット711及び第二マグネット721を有する。第一マグネット711及び第二マグネット721はそれぞれ、第一磁極部711a、721aと、第二磁極部711b、721bとがZ方向に配設された二極マグネットである。
第一磁極部711a、721aはそれぞれ、マグネットの第一部分の一例に該当する。第二磁極部711b、721bはそれぞれ、マグネットの第二部分の一例に該当する。
第一磁極部711a、721aはそれぞれ、内外方向(X方向)に着磁されている。具体的には、第一磁極部711a、721aはそれぞれ、内外方向(X方向)に配設された第一S極部分と第一N極部分とを有する。上記内外方向は、光軸方向に直交する第一方向の一例に該当する。
又、第二磁極部711b、721bはそれぞれ、内外方向(X方向)に着磁されている。第一磁極部711a、721aと第二磁極部711b、721bとは、内外方向(X方向)において逆向きに着磁されている。換言すれば、第二磁極部711b、721bは、内外方向(X方向)において、第一磁極部711a、721aの第一S極部分及び第二N極部分の並び順と逆の並び順で配設された第二S極部分及び第二N極部分を有する。
又、マグネット部7bが上述のような二極マグネットの場合、第一磁極部711a、721aと第二磁極部711b、721bとの間にはそれぞれ、非着磁部711c、721cが存在する。
尚、マグネット部の構成は、上述の構成に限定されない。例えば、第一マグネット及び第二マグネットはそれぞれ、一対の単極マグネット(第一単極マグネット及び第二単極マグネット)が接合された構成であってもよい。この構成の場合、第一単極マグネット及び第二単極マグネットはそれぞれ、Z方向において着磁されている。そして、第一単極マグネットと第二単極マグネットとは、Z方向において逆向きに配置された状態で、内外方向(X方向)において接合されている。この構成の場合、第一マグネット及び第二マグネットの上側半部が第一部分の一例に該当し、下側半部が第二部分の一例に該当する。又、第一部分と第二部分との間に非着磁部は存在しない。第一単極マグネットと第二単極マグネットとは、接合されていなくてもよい。
第一マグネット711は、基部21の第一マグネット固定部23aに、例えば接着剤により固定されている。本実施形態の場合、第一マグネット711の上方には、支持部材1cは存在していない。よって、本実施形態の場合、第一マグネット711の高さを、既述の特許文献1に開示されたレンズ駆動装置のマグネットよりも高くし易い。
図11に示すように、第一マグネット711の上端は、基部21の第一立設部221及び第二立設部222の上端よりもZ方向における+側に位置している。
又、第一マグネット711の上端は、オートフォーカスのストロークの全範囲において、第一コイル712の上端よりもZ方向における+側に位置している。第一マグネット711の下端は、オートフォーカスのストロークの全範囲において、第一コイル712の下端よりもZ方向における−側に位置している。
第二マグネット721は、基部21の第二マグネット固定部23bに、例えば接着剤により固定されている。本実施形態の場合、第二マグネット721の上方には、支持部材1cは存在していない。よって、本実施形態の場合、第二マグネット721の高さを、既述の特許文献1に開示されたレンズ駆動装置のマグネットよりも高くし易い。
図12に示すように、第二マグネット721の上端は、基部21の第三立設部223と第四立設部224の上端よりもZ方向における+側に位置している。
又、第二マグネット721の上端は、オートフォーカスのストロークの全範囲において、第二コイル722の上端よりもZ方向における+側に位置している。第二マグネット721の下端は、オートフォーカスのストロークの全範囲において、第二コイル722の下端よりもZ方向における−側に位置している。
コイル部7bは、第一コイル712及び第二コイル722を有する。第一コイル712は、空心コイルであって、平行に設けられた一対の長辺部712a、712bと、長辺部712a、712bの両端部同士を接続する短辺部712c、712dと、を有する。
第一コイル712は、レンズホルダ3の第一コイル固定部34aに、長辺部712a、712bがZ方向に配設された状態で、例えば接着剤により固定されている。
第一コイル712は、固定状態において、第一マグネット711と対向している。図13Aに示す中立状態において、第一コイル712の長辺部712a、712bのうちの上方に配置された長辺部712aのZ方向における中心は、第一マグネット711の第一磁極部711aのZ方向における中心と一致又は実質的に一致している。
又、図13Aに示す中立状態において、第一コイル712の長辺部712a、712bのうちの下方に配置された長辺部712bのZ方向における中心は、第一マグネット711の第二磁極部711bのZ方向における中心と一致又は実質的に一致している。
第二コイル722は、空心コイルであって、平行に設けられた一対の長辺部722a、722bと、長辺部722a、722bの両端部同士を接続する短辺部722c、722dと、を有する。
第二コイル722は、レンズホルダ3の第二コイル固定部34bに、長辺部722a、722bがZ方向に配設された状態で、例えば接着剤により固定されている。
第二コイル722は、固定状態において、第二マグネット721と対向している。図13Aに示す中立状態において、第二コイル722の長辺部722a、722bのうちの上方に配置された長辺部722aのZ方向における中心は、第二マグネット721の第一磁極部721aのZ方向における中心と一致又は実質的に一致する。
図13Aに示す中立状態において、第二コイル722の長辺部722a、722bのうちの下方に配置された長辺部722bのZ方向における中心は、第二マグネット721の第二磁極部721bのZ方向における中心と一致又は実質的に一致する。
第一コイル712と第二コイル722とは、第一接続ライン73a(図7参照)により電気的に接続されている。又、第二コイル722の端部から、第二絡げ部39bに向けて、第二接続ライン73b(図7参照)が延在している。第二接続ライン73bの端部は、コイル部7bの第一端部に相当し、第一絡げ部39aに巻き付けられている。
本実施形態の場合、第一マグネット711と第一コイル712とが、ボイスコイルモータである第一駆動部71を構成している。又、第二マグネット721と第二コイル722とが、ボイスコイルモータである第二駆動部72を構成している。よって、駆動部1dは、第一駆動部71及び第二駆動部72を有していると捉えてもよい。
以上のような構成を有する駆動部1dの場合、AF用の制御部(不図示)の制御下で、コイル部7bに電流が流れると、コイル部7bをZ方向に変位させるローレンツ力が生じる。コイル部7bはレンズホルダ3に固定されているため、上記ローレンツ力に基づいてレンズホルダ3が、Z方向に変位する。尚、コイル部7bに流れる電流の向きに応じて、レンズホルダ3の移動方向が切り換わる。上述のAF用の制御部は、例えば、OPEN−LOOP制御により、駆動部1dの挙動を制御する。
本実施形態の場合、レンズホルダ3が最もZ方向+側(オートフォーカスのストロークの前端)に変位した状態において(図13B参照)、コイル部7b(第一コイル712及び第二コイル722)の上端が、マグネット部7a(第一マグネット711及び第二マグネット721)の上端よりも、Z方向+側に変位しないように、コイル部7b及びマグネット部7aの寸法が設定されている。
又、レンズホルダ3が最もZ方向+側(ストロークの前端)に変位した状態において(図13B参照)、コイル部7bの長辺部712a、712b、722a、722bのうち下方に設けられた長辺部712b、722bが、マグネット部7aの第一磁極部711a、721aと対向しないように、コイル部7b及びマグネット部7aの寸法が設定されている。
又、本実施形態の場合、レンズホルダ3が最もZ方向+側(ストロークの後端)に変位した状態において(図13C参照)、コイル部7bの下端が、マグネット部7aの下端よりも、Z方向−側に変位しないように、コイル部7b及びマグネット部7aの寸法が設定されている。
又、レンズホルダ3が最もZ方向−側(ストロークの後端)に変位した状態において(図13C参照)、コイル部7bの長辺部712a、712b、722a、722bのうち上方に設けられた長辺部712a、722aが、マグネット部7aの第二磁極部711b、721bと対向しないように、コイル部7bとマグネット部7aとの寸法関係が設定されている。
<レンズ駆動装置の動作及び作用・効果>
以上のような本実施形態に係るレンズ駆動装置1において自動ピント合わせを行う場合には、コイル部7bへの通電が行われる。コイル部7bに通電すると、マグネット部7aの磁界とコイル部7bに流れる電流との相互作用により、コイル部7bにローレンツ力が生じる。ローレンツ力の方向は、マグネット部7aによる磁界の方向とコイル部7bに流れる電流の方向に直交する方向(Z方向)である。
マグネット部7aはベース部材2(固定部1a)に固定されているので、コイル部7bに反力が働く。この反力がボイスコイルモータの駆動力となり、コイル部7bが取り付けられたレンズホルダ3(可動部1b)が光軸の方向に移動し、ピント合わせが行われる。
ピント合わせを行わない無通電時には、レンズホルダ3は、例えば支持部材1cによって、無限遠位置とマクロ位置との間に吊られた状態(基準状態)で保持される。即ち、レンズホルダ3(可動部1b)が、支持部材1cによって、ベース部材2(固定部1a)に対して位置決めされた状態で、光軸の方向における両側に変位可能な状態で弾性支持される。
ピント合わせを行うときには、レンズホルダ3(可動部1b)を基準状態からマクロ位置側へ移動させるか、無限遠位置側に移動させるかに応じて、電流の向きが制御される。又、レンズホルダ3(可動部1b)の基準状態からの移動距離(ストローク)に応じて、電流の大きさが制御される。コイル部7bにおける通電電流は、制御部(不図示)によって制御される。
本実施形態の場合、リニアリティ性能とは、AF用の制御部がOPEN−LOOP制御のアクチュエータにおいて、AF可動部の変位量と、AF用コイルへの通電電流値との関係によって示される指標であり、変位量と通電電流値との関係が線形性を有する場合にリニアリティ性能が高い。
尚、AF用の制御部はCLOSED−LOOP制御でもよく、CLOSED−LOOP制御のアクチュエータにおいては、リニアリティ性能とは、AF可動部の変位量と、AF可動部の位置を検出する位置検出部(図示せず)によって検出されるAF可動部の検出位置との関係によって示される指標であり、変位量と検出位置との関係が線形性を有する場合にリニアリティ性能が高い。
本実施形態の場合、以下の4条件を満たすように、コイル部7bとマグネット部7aとの寸法関係が設定されている。
第一条件は、レンズホルダ3(可動部1b)がオートフォーカスのストロークの範囲において最もマクロ位置側へ移動した場合に(図13B参照)、コイル部7bの上端が、マグネット部7aの上端よりも、Z方向+側に変位しない。
第二条件は、レンズホルダ3(可動部1b)がオートフォーカスのストロークの範囲において最もマクロ位置側へ移動した場合に(図13B参照)、コイル部7bの長辺部712a、712b、722a、722bのうち下方に設けられた長辺部712b、722bが、マグネット部7aの第一磁極部711a、721aと対向しない。
第三条件は、レンズホルダ3(可動部1b)がオートフォーカスのストロークの範囲において最も無限遠位置側へ移動した場合に(図13C参照)、コイル部7bの下端が、マグネット部7aの下端よりも、Z方向+側に変位しない。
第四条件は、レンズホルダ3(可動部1b)がオートフォーカスのストロークの範囲において最も無限遠位置側へ移動した場合に(図13C参照)、コイル部7bの長辺部712a、712b、722a、722bのうち上方に設けられた長辺部712a、722aが、マグネット部7aの第二磁極部711b、721bと対向しない。
以上の4条件を満たすことにより、本実施形態によれば、オートフォーカスの全ストロークの範囲において、リニアリティ性能を向上できる。
<付記>
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
上述の実施形態では、レンズ駆動装置の一例として、手振れ補正機能とオートフォーカス機能とのうち、オートフォーカス機能のみを備えたレンズ駆動装置について説明した。但し、本発明は、手振れ補正機能を備えたレンズ駆動装置に適用することもできる。
又、上述の実施形態では、カメラモジュールAを備えるカメラ搭載装置の一例として、カメラ付き携帯端末であるスマートフォンMを挙げて説明したが、本発明は、カメラモジュールとカメラモジュールで得られた画像情報を処理する画像処理部を有するカメラ搭載装置に適用できる。カメラ搭載装置は、情報機器及び輸送機器を含む。情報機器は、例えば、カメラ付き携帯電話機、ノート型パソコン、タブレット端末、携帯型ゲーム機、webカメラ、カメラ付き車載装置(例えば、バックモニター装置、ドライブレコーダー装置)を含む。又、輸送機器は、例えば自動車を含む。
図14A及び図14Bは、車載用カメラモジュールVC(Vehicle Camera)を搭載するカメラ搭載装置としての自動車Vを示す図である。図14Aは自動車Vの正面図であり、図14Bは自動車Vの後方斜視図である。自動車Vは、車載用カメラモジュールVCとして、実施の形態で説明したカメラモジュールAを搭載する。図14A及び図14Bに示すように、車載用カメラモジュールVCは、例えば前方に向けてフロントガラスに取り付けられたり、後方に向けてリアゲートに取り付けられたりする。この車載用カメラモジュールVCは、バックモニター用、ドライブレコーダー用、衝突回避制御用、自動運転制御用等として使用される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係るカメラ用レンズ駆動装置及びカメラモジュールは、例えば、スマートフォン、携帯電話機、デジタルカメラ、ノート型パソコン、タブレット端末、携帯型ゲーム機、及び車載カメラ等の薄型のカメラ搭載装置に搭載できる。
A カメラモジュール
VC 車載用カメラモジュール
M スマートフォン
OC 背面カメラ
V 自動車
α 光軸
1 レンズ駆動装置
1a 固定部
1b 可動部
1c 支持部材
1d 駆動部
2 ベース部材
21 基部
210 貫通孔
210a 第一辺
210b 第二辺
210c 第三辺
210d 第四辺
211 固定側矩形領域
211a 固定側第一領域
211b 固定側第二領域
211c 固定側第三領域
211d 固定側第四領域
22 立設部
221 第一立設部
221a 第一上側固定部
221b 第一下側固定部
222 第二立設部
223 第三立設部
224 第四立設部
224a 第二上側固定部
224b 第二下側固定部
23 マグネット固定部
23a 第一マグネット固定部
23b 第二マグネット固定部
3 レンズホルダ
30 保持孔
31 可動側矩形領域
31a 可動側第一領域
31b 可動側第二領域
31c 可動側第三領域
31d 可動側第四領域
32a 第一上側固定部
32b 第二上側固定部
33a 第一下側固定部
33b 第二下側固定部
34a 第一コイル固定部
34b 第二コイル固定部
35 上側ストッパ部
35a、35b 上側凸部
36 下側ストッパ部
36a、36b 下側凸部
37 第一横側ストッパ部
37a、37b 第一横側凸部
38 第二横側ストッパ部
38a、38b 第二横側凸部
39a 第一絡げ部
39b 第二絡げ部
4 第一支持部材
41 第一上側支持部材
411 第一端部
412 弾性支持部
412a 蛇行部
412b アーム部
413 第二端部
42 第一下側支持部材
421 第一端部
422 弾性支持部
422a 蛇行部
422b アーム部
423 第二端部
5 第二支持部材
51 第二上側支持部材
511 第一端部
512 弾性支持部
512a 蛇行部
512b アーム部
513 第二端部
52 第二下側支持部材
521 第一端部
522 弾性支持部
522a 蛇行部
522b アーム部
523 第二端部
61 接続部
62 第一導通部
63 第二導通部
7a マグネット部
7b コイル部
71 第一駆動部
711 第一マグネット
711a 第一磁極部
711b 第二磁極部
711c 非着磁部
712 第一コイル
712a、712b 長辺部
712c、712d 短辺部
72 第二駆動部
721 第二マグネット
721a 第一磁極部
721b 第二磁極部
721c 非着磁部
722 第二コイル
722a、722b 長辺部
722c、722d 短辺部
73a 第一接続ライン
73b 第二接続ライン
8 端子
81 第一端子
82 第二端子
91 カバー
911 開口
92 レンズバレル
93 レンズ部

Claims (15)

  1. 第一領域、第二領域、前記第一領域に対向して配置される第三領域、及び前記第二領域に対向して配置される第四領域を含む矩形状の矩形領域を有する基部を有し、前記矩形領域が光軸を囲むように配置される、固定部と、
    前記基部から前記光軸の方向に離間して配置されるレンズホルダを有する可動部と、
    前記固定部に対し前記可動部を前記光軸の方向に変位可能に支持する支持部と、
    前記可動部を前記光軸の方向に駆動する駆動部と、を備え、
    前記駆動部は、前記第一領域及び前記第三領域のそれぞれに沿って設けられた第一駆動部及び第二駆動部を有し、
    前記支持部は、前記第二領域及び前記第四領域のそれぞれに沿って設けられたそれぞれ片持ち支持の第一支持部及び第二支持部を有する、
    カメラモジュール用レンズ駆動装置。
  2. 前記第一支持部は、前記第二領域に沿って、前記第一領域と前記第二領域との接続部から前記第二領域と前記第三領域との接続部の方向に延び、前記第一領域側の第一端部が前記固定部に固定され、前記第三領域側の第二端部が前記可動部に固定されており、
    前記第二支持部は、前記第四領域に沿って、前記第一領域と前記第四領域との接続部から前記第四領域と前記第三領域との接続部の方向に延び、前記第一領域側の第一端部が前記固定部に固定され、前記第三領域側の第二端部が前記可動部に固定されている、請求項1に記載のカメラモジュール用レンズ駆動装置。
  3. 前記第一支持部は、前記光軸の方向に離間して設けられた第一上側支持部及び第一下側支持部を有し、
    前記第二支持部は、前記光軸の方向に離間して設けられた第二上側支持部及び第二下側支持部を有する、請求項1又は2に記載のカメラモジュール用レンズ駆動装置。
  4. 前記第一上側支持部と前記第一下側支持部とは、前記第二領域に沿う方向において、オフセットしており、
    前記第二上側支持部と前記第二下側支持部とは、前記第四領域に沿う方向において、オフセットしている、請求項3に記載のカメラモジュール用レンズ駆動装置。
  5. 前記第一駆動部及び前記第二駆動部はそれぞれ、前記可動部に固定されたコイルを有し、
    前記第一駆動部の前記コイルと前記第二駆動部の前記コイルとは、連続する線材により直列接続するよう形成されており、
    前記第一下側支持部と前記第二下側支持部とは、互いに別体であり、それぞれ、前記線材の第一端部と前記基部とを電気的に接続し、前記線材の第二端部と前記基部とを電気的に接続する、請求項3又は4に記載のカメラモジュール用レンズ駆動装置。
  6. 前記第一上側支持部、前記第一下側支持部、前記第二上側支持部、及び前記第二支持部はそれぞれ、前記光軸に直交する方向に広がりを有する板バネである、請求項3〜5の何れか一項に記載のカメラモジュール用レンズ駆動装置。
  7. 前記第一駆動部及び前記第二駆動部はそれぞれ、前記固定部に固定されたマグネットを有し、
    前記第一上側支持部及び前記第二上側支持部は、その全体において、前記マグネットの上端よりも下方に設けられている、請求項3〜6の何れか一項に記載のカメラモジュール用レンズ駆動装置。
  8. 前記マグネットは、前記光軸の方向に配設された、第一部分と第二部分とを有し、
    前記第一部分は、前記光軸の方向に直交する第一方向に配設された第一S極部分と第一N極部分とを有し、
    前記第二部分は、前記第一方向において、前記第一S極部分及び第二N極部分の並び順と逆の並び順で配設された第二S極部分及び第二N極部分を有し、
    前記コイルは、環状であり、前記光軸の方向に離間した上側直線部及び下側直線部を有し、
    前記上側直線部は、中立状態にあるとき、前記光軸の方向において、前記第一部分の中央位置に配置されており、
    前記下側直線部は、中立状態にあるとき、前記光軸の方向において、前記第二部分の中央位置に配置されている、請求項7に記載のカメラモジュール用レンズ駆動装置。
  9. 前記第一駆動部及び前記第二駆動部はそれぞれ、前記固定部に固定されたマグネットを有し、
    前記固定部は、前記基部における四隅に、前記基部の上面から前記光軸の方向に立設された第一立設部、第二立設部、第三立設部、及び第四立設部を有し、
    前記第一領域を挟んで配置された前記第一立設部及び前記第二立設部の組合せは、前記第一駆動部の前記マグネットを保持し、前記第三領域を挟んで配置された前記第三立設部及び前記第四立設部の組合せは、前記第二駆動部の前記マグネットを保持する、請求項3〜8の何れか一項に記載のカメラモジュール用レンズ駆動装置。
  10. 前記第一立設部は、前記第一領域と前記第二領域との接続部に設けられ、
    前記第二立設部は、前記第一領域と前記第四領域との接続部に設けられ、
    前記第一上側支持部の第一端部は、前記第一立設部の先端部に固定され、
    前記第一下側支持部の第一端部は、前記基部の上面のうち、前記第一立設部の基端部に隣接した位置に固定され、
    前記第二上側支持部の第一端部は、前記第二立設部の先端部に固定され、
    前記第二下側支持部の第一端部は、前記基部の上面のうち、前記第二立設部の基端部に隣接した位置に固定されている、請求項9に記載のカメラモジュール用レンズ駆動装置。
  11. 前記マグネットの上端は、前記第一立設部、第二立設部、第三立設部、及び第四立設部の上端よりも上方に配置されている、請求項10に記載のカメラモジュール用レンズ駆動装置。
  12. 前記第一支持部は、自身の伸縮を許容する第一弾性部を有し、
    前記第二支持部は、自身の伸縮を許容する第二弾性部を有する、請求項1〜11の何れか一項に記載のカメラモジュール用レンズ駆動装置。
  13. 前記第一弾性部は、前記第一支持部の第一端部に隣接して設けられており、
    前記第二弾性部は、前記第二支持部の第一端部に隣接して設けられている、請求項12に記載のカメラモジュール用レンズ駆動装置。
  14. 請求項1〜13の何れか一項に記載のカメラモジュール用レンズ駆動装置と、
    可動部にレンズバレルを介して保持されるレンズ部と、
    前記レンズ部により結像された被写体像を撮像する撮像部と、を備えるカメラモジュール。
  15. 情報機器又は輸送機器であるカメラ搭載装置であって、
    請求項14に記載のカメラモジュールと、
    前記カメラモジュールで得られた画像情報を処理する制御部と、を備えるカメラ搭載装置。
JP2019153711A 2019-08-26 2019-08-26 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置 Pending JP2021033080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019153711A JP2021033080A (ja) 2019-08-26 2019-08-26 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019153711A JP2021033080A (ja) 2019-08-26 2019-08-26 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021033080A true JP2021033080A (ja) 2021-03-01

Family

ID=74678213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019153711A Pending JP2021033080A (ja) 2019-08-26 2019-08-26 レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021033080A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140016218A1 (en) * 2012-07-11 2014-01-16 Samsung Electronics Co., Ltd Camera lens assembly
CN107852448A (zh) * 2016-02-01 2018-03-27 亚必凯电子机械设备股份有限公司 便携式终端用相机致动器及相机模块
US20190018222A1 (en) * 2017-07-13 2019-01-17 Tdk Taiwan Corp. Optical system
US20190079263A1 (en) * 2017-09-11 2019-03-14 Sae Magnetics (H.K.) Ltd. Camera module

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140016218A1 (en) * 2012-07-11 2014-01-16 Samsung Electronics Co., Ltd Camera lens assembly
CN107852448A (zh) * 2016-02-01 2018-03-27 亚必凯电子机械设备股份有限公司 便携式终端用相机致动器及相机模块
US20190018222A1 (en) * 2017-07-13 2019-01-17 Tdk Taiwan Corp. Optical system
US20190079263A1 (en) * 2017-09-11 2019-03-14 Sae Magnetics (H.K.) Ltd. Camera module

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6652734B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
CN106461907B (zh) 透镜驱动装置、摄像机模块、以及搭载有摄像机的移动终端
KR102441779B1 (ko) 렌즈 구동장치, 카메라 모듈, 및 카메라 탑재 장치
US9785038B2 (en) Tilt-type anti-shake compensation structure for auto-focus
JP6459504B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
KR101073442B1 (ko) 판 스프링, 렌즈 구동장치 및 판 스프링의 제조방법
TWI777032B (zh) 相機用致動器、相機模組以及相機搭載裝置
CN107430313B (zh) 透镜驱动装置、摄像机模块、以及摄像机搭载装置
US20210297596A1 (en) Lens driving device, camera module, and camera-mounted apparatus
KR102401864B1 (ko) 렌즈 구동장치, 카메라 모듈, 및 카메라 탑재 장치
JPWO2018135423A1 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP6565340B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
KR20090095454A (ko) 판 스프링 및 렌즈 구동장치
JP7057516B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP6712070B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP7075029B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP2021033080A (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP2021085932A (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置
KR20220011519A (ko) 카메라 액추에이터 및 이를 포함하는 카메라 모듈
JP7093050B2 (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP2021175992A (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230704

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231226