JP2021032813A - ナビゲーション装置及び経路探索方法 - Google Patents

ナビゲーション装置及び経路探索方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021032813A
JP2021032813A JP2019155846A JP2019155846A JP2021032813A JP 2021032813 A JP2021032813 A JP 2021032813A JP 2019155846 A JP2019155846 A JP 2019155846A JP 2019155846 A JP2019155846 A JP 2019155846A JP 2021032813 A JP2021032813 A JP 2021032813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjacent
facility
road
point
route search
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019155846A
Other languages
English (en)
Inventor
勇輝 高岡
Yuki Takaoka
勇輝 高岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP2019155846A priority Critical patent/JP2021032813A/ja
Publication of JP2021032813A publication Critical patent/JP2021032813A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】目的地に設定された施設への経路案内において利便性の高い地点を到着地点に設定する。【解決手段】ナビゲーション装置1は、地図情報45を記憶した補助記憶装置40と、検索条件を受け付けるタチパネル80と、地図情報45を検索して、受け付けた検索条件に該当する施設200を検出する施設検出部133と、施設検出部133が検出した施設に経路案内を行う場合の到着地点を設定し、設定した到着地点までの走行経路を探索する経路探索部135と、を備え、経路探索部135は、施設200に隣接する隣接道路を検出し、検出した隣接道路の本数が1本である場合、隣接道路上に到着地点を設定し、隣接道路の本数が複数本である場合、複数本の隣接道路の道路種別に基づいて1の隣接道路を選択し、選択した隣接道路上に到着地点を設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、ナビゲーション装置及び経路探索方法に関する。
設定された目的地までの経路案内を行うナビゲーション装置では、走行経路の最終地点を、目的地に設定された施設の入口等の利便性が高い地点に設定することが望ましい。特許文献1は、施設へ向かう経路誘導路の最終地点が施設への入口が面している道路上に位置していない場合、不整合を是正するための是正情報を取得し、取得した是正情報により経路誘導路の最終地点を是正する情報処理装置を開示する。
特開2004−3894号公報
しかしながら、目的地に設定された施設に是正情報が存在しない場合、経路案内の最終地点を是正することができない。また、是正情報を作成する場合、実際に施設まで行って入口がある地点を特定し、情報処理装置に是正情報を提供するサーバ装置に、特定した地点の情報を登録しなければならない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、目的地に設定された施設への経路案内において利便性の高い地点を到着地点に設定することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のナビゲーション装置は、地図情報を記憶した記憶部と、検索条件を受け付ける受付部と、前記地図情報を検索して前記受付部が受け付けた検索条件に該当する施設を検出する施設検出部と、前記施設検出部が検出した施設に経路案内を行う場合の到着地点を設定し、設定した前記到着地点までの走行経路を探索する経路探索部と、を備え、前記経路探索部は、前記施設に隣接する隣接道路を検出し、検出した前記隣接道路の本数が1本である場合、前記隣接道路上に前記到着地点を設定し、前記隣接道路の本数が複数本である場合、複数本の前記隣接道路の道路種別に基づいて1の前記隣接道路を選択し、選択した前記隣接道路上に前記到着地点を設定することを特徴とする。
上記ナビゲーション装置において、前記経路探索部は、前記道路種別に設定された優先順位に基づいて1の前記隣接道路を選択する構成でもよい。
上記ナビゲーション装置において、前記施設検出部は、検出した前記施設に関する情報を前記地図情報から取得し、前記経路探索部は、前記施設に関する情報と、前記地図情報に基づく地図とに基づき、前記施設の位置を示す前記地図の座標を通り前記隣接道路に直交する交線の前記隣接道路との交点に前記到着地点を設定する構成でもよい。
上記ナビゲーション装置において、前記経路探索部は、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、複数本の前記隣接道路のうち、車両の通行を制限する制限情報の設定数が最も少ない前記隣接道路を選択する構成でもよい。
上記ナビゲーション装置において、前記経路探索部は、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、前記施設から予め設定された範囲内に設置されたバス停留所を検出し、複数本の前記隣接道路のうち、検出した前記バス停留所との距離が最も近い前記隣接道路上の地点に前記到着地点を設定する構成でもよい。
上記ナビゲーション装置において、前記経路探索部は、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、前記施設から予め設定された範囲内に設置された駅を検出し、複数本の前記隣接道路のうち、検出した前記駅との距離が最も近い前記隣接道路上の地点に前記到着地点を設定する構成でもよい。
上記ナビゲーション装置において、前記経路探索部は、前記施設に関する情報と、前記地図情報に基づく地図とに基づき、前記施設の敷地に対応する前記地図の領域であって、前記隣接道路と前記施設の建物とに挟まれた空き領域に、予め設定された形状の図形を、前記図形のサイズが最大となるように設定し、設定した前記図形のうち面積が最大の前記図形の中心座標を通り前記隣接道路に直交する交線の前記隣接道路との交点に補正地点に設定し、前記到着地点を、設定した前記補正地点に基づいて補正する構成でもよい。
上記ナビゲーション装置において、前記経路探索部は、設定した前記到着地点が、出入口の設置が禁止された領域である場合、前記到着地点を、前記禁止された領域の外に補正する構成でもよい。
本発明の経路探索方法は、検索条件を受け付けるステップと、地図情報を検索して、受け付けた検索条件に該当する施設を検出するステップと、検出した施設に経路案内を行う場合の到着地点を設定し、設定した前記到着地点までの走行経路を探索するステップと、を有し、前記経路を探索するステップは、前記施設に隣接する隣接道路を検出し、検出した前記隣接道路の本数が1本である場合、前記隣接道路上に前記到着地点を設定し、前記隣接道路の本数が複数本である場合、複数本の前記隣接道路の道路種別に基づいて1の前記隣接道路を選択し、選択した前記隣接道路上に前記到着地点を設定することを特徴とする。
本発明によれば、目的地に設定された施設への経路案内において利便性の高い地点を到着地点に設定することができる。
ナビゲーションの構成を示す構成図である。 メモリに展開した地図を示す図である。 メモリに展開した地図を示す図である。 メモリに展開した地図を示す図である。 メモリに展開した地図を示す図である。 ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用したナビゲーション装置1の構成を示す構成図である。ナビゲーション装置1は、ユーザにより設定された目的地までの走行経路を探索し、探索した走行経路を音声や地図画像によって案内する装置である。本実施形態では、ナビゲーション装置1が車両に搭載されている場合について説明するが、ナビゲーション装置1は、車両から脱着可能な装置であってもよい。以下では、ナビゲーション装置1が搭載された車両を自車両5と表記する。
ナビゲーション装置1は、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信部10、相対方位検出部20、交通情報取得部30、補助記憶装置40、通信I/F(インターフェイス)50、操作部60、音声入出力部70、タッチパネル80及び制御部100を備える。
GNSS受信部10は、アンテナ15を備え、不図示の人工衛星から送信された複数種類のGNSS信号を受信する。GNSS受信部10は、受信したGNSS信号に基づいて自車位置を算出するための測位データを算出し、算出した測位データを制御部100に出力する。
相対方位検出部20は、ジャイロセンサや加速度センサ、磁気方位センサを備え、自車両5の瞬時の進行方向を示す位置ベクトルを算出し、算出した位置ベクトルを制御部100に出力する。
交通情報取得部30は、ラジオ放送受信装置、ビーコン受信装置及び無線通信装置の少なくとも1つを備える。交通情報取得部30は、ラジオ局又はビーコンから送られる交通情報(例えば、VICS(Vehicle Information Communication System:登録商標)、及びインターネットに接続されたサーバ装置が配信する交通情報の少なくとも1つを取得する。交通情報取得部30は、取得した交通情報を制御部100に出力する。サーバ装置の図示は省略する。
補助記憶装置40は、HDD(hard disk drive)やSSD(Solid State Drive)、SDカード、フラッシュメモリ等の記憶装置を備える。補助記憶装置40は、制御プログラムのほか、地図情報45を記憶する。地図情報45には、交差点やその他の道路網上の結線点を示すノードに関する情報や、ノードとノードとの道路区間を示すリンクに関する情報、道路の道路種別に関する情報、交通規制情報が含まれる。交通規制情報には、例えば、一方通行の情報や、冬季の交通規制の情報等が含まれる。また、地図情報45には、施設に関する情報である施設情報47が含まれる。施設情報47には、例えば、施設名称、施設の代表点の位置情報(緯度及び経度)、ジャンル情報、住所、郵便番号、電話番号等が含まれる。また、施設情報47には、施設への出入口の位置を示す出入口情報や、施設の有する敷地の形状等を示す敷地情報が含まれる場合がある。出入口情報や敷地情報は、すべての施設情報47に含まれるわけではなく、施設情報47には、出入口情報や敷地情報が含まれないものもある。
通信I/F50は、インターフェイス回路を備える。通信I/F50は、自車両5に搭載されたECU(Electronic Control Unit)やセンサに通信バス55を介して接続される。通信I/F50は、通信プロトコルに従ってECUやセンサとデータ通信を行う。通信バス55には、CAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)、FlexRay(登録商標)、イーサネット(登録商標)等を用いることができる。通信I/F50が取得するデータには、カメラECUから取得する撮像画像や、センサであるミリ波レーダや、レーザレーダ、ソナー等の検出情報、自車両5の車速等が含まれる。
操作部60は、複数のハードウェアボタンを備え、ユーザの操作を受け付ける受付部として機能する。操作部60は、ユーザによって操作されたハードウェアボタンに対応した操作信号を制御部100に出力する。ハードウェアボタンの図示は省略する。
音声入出力部70は、マイク71と、スピーカ73とを備える。
音声入出力部70は、ユーザの音声をマイク71により収音し、収音した音声を音声データに変換して制御部100に出力する。また、音声入出力部70は、制御部100から入力される音声データに基づく音声をスピーカ73から出力する。
タッチパネル80は、表示パネル81と、タッチセンサ83とを備え、ユーザの操作を受け付ける受付部として機能する。表示パネル81には、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が用いられる。タッチセンサ83は、抵抗膜方式や静電容量方式等の一般的に知られた方式のセンサが用いられる。タッチパネル80は、表示パネル81に対する指のタッチ操作をタッチセンサ83により検出し、検出したタッチ操作の操作位置を示す位置信号を生成する。タッチパネル80は、生成した位置信号を制御部100に出力する。
制御部100は、メモリ110と、プロセッサ130と、を備える。
メモリ110は、不揮発性の記憶装置と、揮発性の記憶装置とを備える。不揮発性の記憶装置は、プロセッサ130が演算に使用するパラメータや、プロセッサ130が実行する制御プログラム115を記憶する。揮発性の記憶装置は、プロセッサ130の演算領域として使用される。不揮発性の記憶装置は、例えば、ROM(read only memory)やフラッシュメモリによって構成され、揮発性の記憶装置は、例えば、RAM(Random access memory)等によって構成される。
プロセッサ130は、CPU(Central ProcessingUnit)やMPU(Micro Processing Unit)により構成される演算装置である。プロセッサ130は、制御プログラム115を実行してナビゲーション装置1の各部を制御する。プロセッサ130は、単一のプロセッサにより構成してもよいし、複数のプロセッサにより構成することも可能である。また、プロセッサ130は、メモリ110の一部又は全部、若しくはその他の回路と統合されたSoC(System on Chip)により構成してもよい。また、プロセッサ130は、プログラムを実行するCPUと、所定の演算処理を実行するDSP(Digital Signal Processor)との組み合せにより構成してもよい。さらに、プロセッサ130の機能の全てをハードウェアに実装した構成としてもよく、プログラマブルデバイスを用いて構成してもよい。
制御部100は、機能ブロックとして、位置情報算出部131、施設検出部133、経路探索部135及び表示制御部137を備える。これらの機能ブロックは、プロセッサ130が制御プログラム115に記述された命令セットを実行してデータの演算や制御を行うことにより実現される機能をブロックにより示したものである。
位置情報算出部131は、GNSS受信部10から入力された測位データや、相対方位検出部20から入力された位置ベクトル、補助記憶装置40から読み出した地図情報45、通信I/F50が受信した車速等の情報に基づいて自車両5の現在位置を示す位置情報を生成する。位置情報算出部131は、生成した位置情報を経路探索部135に出力する。
施設検出部133は、タッチパネル80や操作部60により受け付けた検索条件に該当する施設の施設情報47を、地図情報45を参照して特定する。ユーザは、タッチパネル80や操作部60を操作して電話番号や住所、施設名称、ジャンル等の検索条件を入力する。ジャンルとは、例えば、施設が属するカテゴリーであり、例えば、娯楽施設や、博物館、美術館等の情報である。施設検出部133は、タッチパネル80や操作部60により受け付けた検索条件に該当する施設を、地図情報45を参照して検出する。施設検出部133は、検出した施設の施設情報47を地図情報45から取得し、経路探索部135に出力する。
経路探索部135には、位置情報算出部131から位置情報が入力され、施設検出部133から施設情報47が入力される。経路探索部135は、入力された情報等に基づいて、走行経路の終点である到着地点を設定する地点設定処理を実行する。また、経路探索部135は、入力された位置情報が示す位置から設定した到着地点までの走行経路を探索する経路探索処理を実行する。
表示制御部137は、表示パネル81の表示を制御する。例えば、表示制御部137は、補助記憶装置40から読み出した地図情報45や、経路探索部135が探索した走行経路に基づき、走行経路を案内する案内画面を生成する。この案内画面には、地図情報45に基づく地図の画像に、探索した走行経路を示す画像が重畳される。表示制御部137は、生成した案内画面を表示パネル81に表示させる。
次に、経路探索部135が実行する地点設定処理の詳細について説明する。
経路探索部135は、まず、入力された施設情報47に施設の出入口の位置を示す出入口情報が含まれるか否かを判定する。経路探索部135は、出入口情報が含まれる場合、この出入口情報が示す出入口の位置を走行経路の到着地点に設定する。
また、経路探索部135は、入力された施設情報47に出入口情報が含まれていない場合、第1地点推定処理、第2地点推定処理及び第3地点推定処理の少なくとも1つを実行して施設の出入口がある地点を推定する。経路探索部135は、出入口があると推定した地点を、行経路の到着地点に設定する。第1地点推定処理、第2地点推定処理又は第3地点推定処理により推定した地点を、以下では候補地点という。
図2は、メモリ110に展開した地図を示す図であって、施設検出部133が検出した施設200及びその周辺の地図を示す図である。
第1地点推定処理について図2を参照しながら説明する。以下では、施設検出部133が検出した施設を施設200と表記する。
経路探索部135は、施設情報47が示す施設200に隣接する道路を検出する。検出した道路を、以下では隣接道路という。経路探索部135は、入力された施設情報47に、施設200の敷地の形状を示す敷地情報が含まれる場合、この敷地情報が示す敷地に接する道路を隣接道路として特定する。なお、本実施形態では、経路探索部135により検出される隣接道路が、施設200又は施設200の敷地に接する道路である場合を説明するが、経路探索部135が検出する道路は、施設200又は施設200の敷地に接していなくてもよい。例えば、経路探索部135は、施設情報47に含まれる施設200の代表点の座標から予め設定された範囲内に道路の一区間が含まれる道路を、隣接道路として特定してもよい。
次に、経路探索部135は、隣接道路が複数検出されたか否かを判定する。経路探索部135は、検出した隣接道路の本数が1本である場合、この検出した隣接道路を選択道路として選択する。
また、経路探索部135は、検出した隣接道路の本数が複数本である場合、これらの道の道路種別を地図情報45から取得する。経路探索部135は、取得した複数本の道路の道路種別を比較して、優先順位が最も高い道路種別の隣接道路を選択道路として選択する。本実施形態では、一般国道の優先順位が最も高く設定され、次に都道府県道の優先順位が高く設定されている。また、市町村道の優先順位が最も低く設定されている。
また、経路探索部135は、隣接道路に、優先順位が最も高い道路種別の隣接道路が複数存在した場合、第1地点推定処理による候補地点の設定は行わずに、第2地点推定処理を実行してもよい。
また、経路探索部135は、優先順位が最も高い道路種別の隣接道路が複数ある場合、これらの隣接道路に設定された交通規制情報の数を比較して1の選択道路を選択してもよい。交通規制情報には、例えば、一方通行や冬季通行規制等が含まれる。経路探索部135は、交通規制情報が設定されていない道路、又は交通規制情報の設定数が最も少ない道路を選択道路に選択する。
図2に示す施設200及びその周辺の地図には、隣接道路として道路301、302、303、304及び305の5本の道路が示されている。また、図2には、道路301、302、303、304及び305のうち、施設200の敷地に隣接する区間である隣接区間を破線で示す。また、道路301、302、303、304及び305のうち、道路種別の優先順位が最も高く、選択道路に選択された道路が、道路301であると仮定する。
経路探索部135は、選択道路として道路301を選択すると、施設200の代表点の座標である緯度及び経路を取得し、取得した緯度及び経路を通り選択道路である隣接道路301に直交する交線を引く。経路探索部135は、交線と隣接道路301と交差する交差点を、候補地点に設定する。図2には、第1地点推定処理により設定した候補地点に、星型の図形300を表示して示す。
図3は、メモリ110に展開した地図を示す図であって、施設検出部133が検出した施設200及びその周辺の地図を示す図である。
第2地点推定処理について図3を参照しながら説明する。
経路探索部135は、第1地点推定処理により候補地点を設定することができなかった場合、第2地点推定処理を実行する。経路探索部135は、第2地点推定処理を実行する場合、施設200の代表点の座標から予め設定された範囲内に配置されたバス停留所を検出する。経路探索部135は、予め設定された範囲内に1のバス停留所を検出した場合、このバス停留所に基づいて候補地点を設定する。
また、経路探索部135は、施設200の代表点の座標から予め設定された範囲内に複数のバス停留所を検出した場合、複数検出したバス停留所から1のバス停留所を選択する。例えば、経路探索部135は、施設200の代表点の座標との距離が最も近いバス停留所を選択してもよい。また、経路探索部135は、第1地点推定処理により検出した隣接道路301〜305上に設置されたバス停留所を選択してもよい。
また、経路探索部135は、隣接道路301〜305上に設置されたバス停留所が複数存在する場合、隣接道路301〜305の道路種別の優先順位に基づいて1のバス停留所を選択してもよい。この場合、経路探索部135は、バス停留所が設置された隣接道路であって、道路種別の優先順位が最も高い隣接道路に設置されたバス停留所を選択する。
また、経路探索部135は、複数のバス停留所を検出した場合、施設200の最寄り駅を検出し、検出した最寄り駅に最も近いバス停留所を選択してもよい。
経路探索部135は、1のバス停留所を検出した場合又は1のバス停留所を選択すると、このバス停留所の位置に基づいて候補地点を設定する。経路探索部135は、バス停留所との距離が最も近い隣接道路301〜305上の地点に候補地点を設定する。
図3において、第1地点推定処理により検出された道路が、隣接道路311及び隣接道路312であると仮定する。図3には、隣接道路311、312のうち、施設200の敷地に隣接する区間である隣接区間を破線で示す。また、図3に示すバス停留所350が、第2地点推定処理により検出又は選択したバス停留所であると仮定する。
経路探索部135は、バス停留所350を検出又は選択すると、このバス停留所350から最も近い隣接道路311又は隣接道路312の地点を候補地点に設定する。図3には、隣接道路311と隣接道路312との交差点を、バス停留所350から最も近い隣接道路311又は隣接道路312の地点として特定した状態を示す。また、図3には、候補地点に設定された地点に星型の図形300を表示して示す。
経路探索部135は、施設200の代表点の座標から予め設定された範囲内にバス停留所を検出できなかった場合、第2地点推定処理として地図情報45を参照して、施設200の代表点の座標から予め設定された範囲内にある駅を検出する。経路探索部135は、検出した駅と、第1地点推定処理により検出した隣接道路とに基づいて候補地点を設定する。
図4は、メモリ110に展開した地図を示す図であって、施設検出部133が検出した施設200及びその周辺の地図を示す図である。
経路探索部135は、バス停留所を検出できなかった場合、施設200の代表点の座標から予め設定された範囲内に存在する駅を検出する。
経路探索部135は、駅を検出した場合、検出した駅を中心にして、地図情報45が示す地図上に予め設定された半径の検出円370を設定する。経路探索部135は、検出円370を設定すると、設定した検出円370が隣接道路311又は312と交差するか否かを判定する。経路探索部135は、検出円370が隣接道路311又は312と交差しなかった場合、検出円370の半径を予め設定された値だけ大きな値に変更し、変更した検出円370が隣接道路311又は312と交差するか否かを再度、判定する。以降、経路探索部135は、検出円370の半径を予め設定された値ずつ大きな値に変更しながら、検出円370が隣接道路311、312と交差するか否かを判定する。経路探索部135は、この処理を、隣接道路311又は312と交差する検出円370を検出するまで継続する。
図4には、半径が異なる検出円370a、370b、370c、370d、370e、370f、370gの7つの検出円370を地図上に設定した場合を示す。また、図4には、7つの検出円370を、地図上に同時に表示した状態を示すが、経路探索部135は、検出円370の半径を予め設定された値ずつ変更しながら、地図上に1つずつ設定していく。検出円370a、370b、370c、370d、370e、370f、370gの7つの検出円370のうち、半径が最も大きい検出円370gは、隣接道路311に交差している。経路探索部135は、隣接道路311に交差する検出円370gを検出すると、この検出円370gと隣接道路311との交点を候補地点に設定する。
また、検出円370の半径の変更方法として、第1工程と第2工程との2工程で、検出円370の半径を変更してもよい。第1工程では、半径が徐々に大きくなるように検出円370の半径を変更し、第2工程では、半径が徐々に小さくなるように検出円370の半径を変更する。また、第1工程と第2工程とでは、変更する検出円370の半径が異なる。
経路探索部135は、第1工程において、検出円370の半径を設定値R1ずつ大きく変更しながら、最初に隣接道路311、312と交差する検出円370を検出する。経路探索部135は、隣接道路311、312と交差する検出円370を検出すると、第1工程から第2工程に処理を移行させる。経路探索部135は、第2工程において、検出円370の半径を設定値R2ずつ小さく変更しながら、検出円370と隣接道路311、312との交差点が検出されなくなるまで、検出円370の半径を変更する。設定値R2は、設定値R1よりも値が小さく設定されている。経路探索部135は、隣接道路311、312との交差点が検出されなくなると、交差点が検出されなくなった検出円370の1つ前の半径の検出円370と隣接道路との交差点を候補地点に設定する。
このように第1工程と第2工程との2つの工程に分け、変更する検出円370の半径を変更することで、隣接道路と交差し、半径が最も小さい検出円370の検出に要する時間を短縮することができる。
図5は、メモリ110に展開した地図を示す図であって、施設検出部133が検出した施設200及びその周辺の地図を示す図である。
経路探索部135は、第1地点推定処理又は第2地点推定処理により設定した候補地点を、第3地点推定処理の処理結果に基づいて補正する。
まず、経路探索部135は、施設情報47に、施設200の敷地の形状を示す敷地情報が含まれる場合、この敷地情報に基づいて施設200が有する敷地を特定する。また、経路探索部135は、施設情報47に敷地情報が含まれない場合、施設200が設けられた土地の用途地域のデータを取得する。経路探索部135は、取得した用途地域のデータに対応する土地の建ぺい率や、施設200の属するジャンル、施設200内に建てられた建物の位置、面積等に基づき施設200の敷地を特定する。
経路探索部135は、施設200内の敷地を特定すると、特定した敷地のうち、建物が立てられていない領域であって、面積が最も大きい空き領域を検出する。経路探索部135は、図5に示すように施設200の敷地に所定形状の図形を配置する。図形の形状は任意であり、長方形や正方形等の矩形であってもよいし、円や楕円であってもよい。図形の形状が楕円である場合、偏平率が設定値以下であるとよい。経路探索部135は、図形の面積が最大となるように空き領域に図形を配置する。例えば、経路探索部135は、図形が隣接道路や、施設200内に建てられた建物に重ならず、図形の面積が最大となるように空き領域に図形を配置する。
図5に示す施設200の敷地には、建物201、202及び203の3つの建物が設けられている。また、図5おいて、第1地点推定処理により検出された道路が、隣接道路321及び隣接道路322であると仮定する。図5には、隣接道路321、322のうち、施設200の敷地に接する隣接区間を破線で示す。
経路探索部135は、施設200の敷地のうち、建物が立てられていない空き領域を検出する。経路探索部135が検出する空き領域は、敷地内に立てられた建物201、202及び203と、隣接道路321、322との間に挟まれた領域であって、建物201、202及び203同士の間に挟まれた領域ではない。例えば、図5に破線で示す空き領域254は、建物202と建物203との間に挟まれた領域であるため、経路探索部135は、この空き領域254を検出しない。また、図5に破線で示す空き領域255は、建物201、202又は203と、隣接道路321又は322との間に挟まれた領域ではないため、経路探索部135は、この空き領域255を検出しない。
経路探索部135は、空き領域を検出すると、検出した空き領域のうち面積が最も大きい空き領域を特定する。例えば、経路探索部135は、検出した空き領域に、円形の図形を設定し、設定した図形の面積が最も大きい空き領域を検出する。
経路探索部135が検出した空き領域が、図5に実線で示す空き領域251、252及び253の3つの領域であると仮定する。経路探索部135は、検出した空き領域251、252及び253に、図形251a、252a、253aをそれぞれ設定する。経路探索部135は、空き領域251、252及び253に、図形251a、252a、253aを設定すると、設定した図形251a、252a、253aの面積を比較して、面積が最も大きい図形251a、252a、253aを選択する。経路探索部135は、図5に示す例の場合、図形251aの面積が最も大きいと判定する。
経路探索部135は、面積が最も大きい図形を判定すると、判定した図形の中心から隣接道路に向けて垂線を引く。経路探索部135は、隣接道路と垂線との交点を補正地点に設定し、この補正地点に基づいて、第1地点推定処理又は第2地点推定処理により設定した候補地点を補正する。例えば、経路探索部135は、第1地点推定処理又は第2地点推定処理により設定した候補地点を、第3地点推定処理により特定した補正地点に補正してもよい。また、経路探索部135は、第1地点推定処理又は第2地点推定処理により設定した候補地点と、第3地点推定処理により特定した補正地点との中間点に候補地点に設定してもよい。
また、経路探索部135は、施設200のジャンルに基づいて、第3地点推定処理を実行するか否かを判定してもよい。例えば、施設検出部133が特定した施設200のジャンルが、遊園地やテーマパーク等のレジャー施設である場合や、施設200のジャンルが、遊園地やテーマパーク等のレジャー施設であり、施設200内に敷地があると判定される場合に、第3地点推定処理を実行してもよい。
また、経路探索部135は、補正地点により補正した候補地点が、駐車場の出入口を設けてはいけない領域内の地点であった場合、この候補地点を、駐車場の出入口を設けてはいけない領域の外に補正する。駐車場の出入口を設けてはいけない領域は、例えば、交差点や、まがりかど、横断歩道、自転車横断帯、踏み切り等から予め設定された距離以内の領域である。
図6は、ナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートである。
図6に示すフローチャートを参照しながらナビゲーション装置1の動作を説明する。
まず、制御部100は、検索条件を操作部60又はタッチパネル80により受け付けたか否かを判定する(ステップS1)。制御部100は、検索条件を受け付けていない場合(ステップS1/NO)、検索条件を受け付けるまで処理の開始を待機する。
また、制御部100は、検索条件を受け付けた場合(ステップS1/YES)、受け付けた検索条件に基づいて地図情報45を検索し、検索条件に該当する施設200を検出する(ステップS2)。制御部100は、施設を検出すると、検出した施設200の施設情報47を、地図情報45を参照して取得する(ステップS3)。制御部100は、施設情報47を取得すると、取得した施設情報47に、施設200の出入口情報が含まれるか否かを判定する(ステップS4)。
制御部100は、施設情報47に出入口情報が含まれる場合(ステップS3/YES)、出入口情報に基づいて走行経路の到達地点を設定する(ステップS5)。そして、制御部100は、自車両5の現在位置から到達地点までの走行経路をダイクストラ法等の一般的に知られた手法により探索する(ステップS6)。制御部100は、走行経路を探索すると、現在位置を示す地図の画像に、走行経路を示す画像を重畳した案内画面を生成する(ステップS7)。そして、制御部100は、生成した案内画面を表示パネル81に表示させ、自車両5が走行を開始すると、走行経路の案内を開始する(ステップS8)。
また、制御部100は、施設情報47に出入口情報が含まれない場合(ステップS4/NO)、第1地点推定処理を実行する(ステップS9)。第1地点推定処理の詳細については、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。次に、制御部100は、第1地点推定処理により候補地点を設定したか否かを判定する(ステップS10)。制御部100は、候補地点を設定した場合(ステップS10/YES)、ステップS12に移行して第3地点推定処理を実行する(ステップS12)。第3地点推定処理の詳細については、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。
また、制御部100は、第1地点推定処理により候補地点を設定できなかった場合(ステップS10/NO)、第2地点推定処理を実行し(ステップS11)、その後、第3地点推定処理を実行する(ステップS12)。第2地点推定処理の詳細については、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
制御部100は、第3地点推定処理を実行して補正地点を設定すると、設定した補正地点に基づいて候補地点を補正する(ステップS13)。その後、制御部100は、補正した候補地点を到着地点に設定し、自車両5の現在位置から到着地点までの走行経路を探索する(ステップS6)。制御部100は、走行経路を探索すると、現在位置を示す地図の画像に、走行経路を示す画像を重畳して案内画面を生成する(ステップS7)。そして、制御部100は、生成した案内画面を表示パネル81に表示させ、自車両5が走行を開始すると、走行経路の案内を開始する(ステップS8)。
次に、図7に示すフローチャートを参照しながら第1地点推定処理について説明する。
制御部100は、ステップS2で検出した施設200に隣接する隣接道路を、地図情報45を参照して検出する(ステップS21)。制御部100は、隣接道路を検出すると、複数の隣接道路を検出したか否かを判定する(ステップS22)。制御部100は、検出した隣接道路の本数が1本である場合(ステップS22/NO)、検出した隣接道路が施設200と隣接する道路区間である隣接区間に候補地点を設定する(ステップS23)。例えば、制御部100は、施設200の代表点の座標を通り隣接道路に直交する交線を引き、この交線が隣接道路と交差する地点に候補地点を設定する。
また、制御部100は、複数本の隣接道路を検出した場合(ステップS22/YES)、検出した複数本の隣接道路の道路種別を地図情報45からそれぞれ取得する(ステップS24)。制御部100は、取得した各隣接道路の道路種別を比較し、優先順位が最も高い道路種別の隣接道路が1本であるか否かを判定する(ステップS25)。制御部100は、優先順位が最も高い道路種別の隣接道路が1本である場合(ステップS25/YES)、この優先順位が最も高い道路種別の隣接道路の隣接区間に候補地点を設定する(ステップS23)。また、制御部100は、優先順位が最も高い道路種別の隣接道路が複数本存在する場合(ステップS25/NO)、隣接道路を選択することができないため、候補地点の設定は行わず、未設定のままとする(ステップS26)。
次に、図8に示すフローチャートを参照しながら第2地点推定処理について説明する。
制御部100は、第1地点推定処理により候補地点を設定することができなかった場合、施設200の代表点の座標から予め設定された範囲内に設置されたバス停留所350を、地図情報45を参照して検出する(ステップS31)。制御部100は、バス停留所350を検出した場合(ステップS32/YES)、検出したバス停留所350に基づいて候補地点を設定する。制御部100は、例えば、第1地点推定処理により検出した複数本の隣接道路上のいずれかの地点であって、検出したバス停留所350との距離が最も近い地点に候補地点を設定する。
また、制御部100は、施設200から予め設定された範囲内にバス停留所350を検出できなかった場合(ステップS32/NO)、施設200との距離が最も近い最寄り駅を検出する(ステップS34)。制御部100は、最寄り駅を検出すると、検出した最寄り駅を基準として検出円370を地図上に設定し(ステップS35)、検出円370が隣接道路に交差するか否かを判定する(ステップS36)。制御部100は、検出円370が隣接道路に交差しなかった場合(ステップS36/NO)、検出円370の半径を予め設定された値だけ大きな値に変更し(ステップS37)、この検出円370が隣接道路と交差するか否かを再度、判定する(ステップS36)。制御部100は、検出円370の半径を予め設定された値ずつ大きな値に変更しながら、検出円370が隣接道路と交差するか否かを判定する。制御部100は、この処理を、隣接道路と交差する検出円370が検出されるまで継続する。制御部100は、隣接道路と交差する検出円370を検出すると(ステップS36/YES)、この検出円370が隣接道路と交差する交差点に設定する(ステップS38)。
次に、図9に示すフローチャートを参照しながら第3地点推定処理について説明する。
まず、制御部100は、ステップS2で検出した施設200が設けられた土地の用途地域の情報を取得する(ステップS41)。次に、制御部100は、取得した用途地域に対応した建ぺい率や、施設200の属するジャンル、施設200内に建てられた建物の位置、面積等に基づき施設200の敷地を特定する(ステップS42)。
次に、制御部100は、特定した施設200の敷地において、建物が設置されていない空き領域を検出する(ステップS43)。制御部100は、施設200内に建てられた建物の位置、面積等に基づき、建物が設置されていない空き領域を検出する。制御部100は、空き領域を検出すると、検出した空き領域に図形を設定する(ステップS44)。制御部100は、隣接道路や、施設200内に建てられた建物に重ならず、図形の面積が最大となるように空き領域に図形を配置する。
次に、制御部100は、ステップS43で検出した空き領域が複数あるか否かを判定する(ステップS45)。制御部100は、検出した空き領域の数が1つである場合(ステップS45/NO)、この空き領域に設定した図形に基づいて補正地点を設定する(ステップS47)。また、制御部100は、検出した空き領域の数が複数である場合(ステップS45/YES)、面積が最も大きい図形を選択する(ステップS46)。そして、制御部100は、選択した図形に基づいて補正地点を設定する(ステップS47)。例えば、制御部100は、図形の中心座標を通り、第1地点推定処理により検出した隣接道路に直交する交線を設定する。制御部100は、設定した交線が隣接道路と交差する地点に補正地点を設定する。
以上説明したように本実施形態のナビゲーション装置1は、補助記憶装置40と、タッチパネル80と、施設検出部133と、経路探索部135とを備える。
補助記憶装置40は、地図情報45を記憶する。
タッチパネル80は、検索条件を受け付ける。
施設検出部133は、地図情報45を検索して検索条件に該当する施設200を検出する。経路探索部135は、施設検出部133が検出した施設200への経路案内を行う場合の到着地点を設定し、設定した到着地点までの走行経路を探索する。
また、経路探索部135は、施設200に隣接する隣接道路を検出し、検出した隣接道路上に到着地点を設定する。
また、経路探索部135は、隣接道路を複数検出した場合、複数の隣接道路の道路種別に基づいて1の隣接道路を選択する。そして、経路探索部135は、選択した隣接道路に到着地点を設定する。
従って、施設200に隣接道路であって、道路種別に基づいて選択した1の隣接道路上に到着地点を設定することができる。例えば、道路種別として国道等の道幅のある道路を選択することで、施設の出入口がある可能性が高い地点を到着地点に設定することができる。
また、経路探索部135は、道路種別に設定された優先順位に基づいて1の隣接する道路を選択する。
従って、優先順位の高い道路種別の道路を選択し、施設200の出入口がある可能性が高い地点を到着地点に設定することができる。
また、施設検出部133は、検出した施設200に関する情報を地図情報45から取得する。
経路探索部135は、施設に関する施設情報47と、地図情報45に基づく地図とに基づき、施設200の位置を示す地図上の座標を通り隣接道路に直交する交線と、この隣接道路との交点に到着地点を設定する。
従って、施設200を通り隣接道路に直交する交線の隣接道路との交点に、到着地点を設定することができる。このため、施設200の出入口がある可能性が高い地点を到着地点に設定することができる。
また、経路探索部135は、隣接道路を複数検出した場合であって、1の隣接道路を道路種別に基づいて選択することができなかった場合、複数の隣接道路のうち、車両の通行を制限する制限情報の設定が最も少ない道路を選択する。
従って、制限情報の設定が最も少ない隣接道路に到着地点を設定することができる。このため、施設200の出入口がある可能性が高い地点を到着地点に設定することができる。
また、経路探索部135は、隣接道路を複数検出した場合であって、1の隣接道路を道路種別に基づいて選択することができなかった場合、施設200から予め設定された範囲内にあるバス停留所350を検出する。経路探索部135は、複数検出した隣接道路のうち、バス停留所との距離が最も近い隣接道路の地点に到着地点を設定する。
施設の最寄りのバスの乗客は、施設を利用する可能性が高く、乗客の利便性を考慮して施設の出入口が設置されている可能性が高い。このため、施設200の出入口がある可能性が高い地点を到着地点に設定することができる。
また、経路探索部135は、隣接する道路を複数検出した場合であって、1の隣接する道路を道路種別に基づいて選択することができなかった場合、施設から予め設定された範囲内になる駅を検出する。経路探索部135は、複数検出した隣接する道路のうち、駅との距離が最も近い隣接道路上の地点に到着地点を設定する。
施設の最寄り駅の乗客は、施設を利用する可能性が高く、乗客の利便性を考慮して施設の出入口が設置されている可能性が高い。このため、施設200の出入口がある可能性が高い地点を到着地点に設定することができる。
経路探索部135は、施設情報47と、地図情報45に基づく地図とに基づき、施設200の敷地に対応する地図上の領域であって、建物が建設されておらず、隣接道路に隣接する領域に、予め設定された形状の図形を、図形のサイズが最大になるように設定する。また、経路探索部135は、図形を複数設定した場合、面積が最も大きい図形を選択する。さらに、経路探索部135は、地図上において選択した図形の中心座標を通り、隣接道路に直交する交線と、隣接道路との交点を補正地点に設定する。そして、経路探索部135は、到着地点を、設定した補正地点に基づいて補正する。
従って、施設200の敷地のうち、車寄せや庭がある可能性が高い領域を特定し、特定した領域の中心を基準にして補正地点を設定することができる。このため、車寄せや庭等を考慮して到着地点を補正することができる。
経路探索部135は、設定した到着地点が、出入口の設置が禁止された領域である場合、到着地点を、禁止された領域の外に補正する。
従って、出入口の設置が禁止された領域に、到着地点を設定しないようにすることができる。
上述した実施形態は、本発明の好適な実施の形態である。但し、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した実施形態では、第1地点推定処理で候補地点を設定できなかった場合に、第2地点推定処理を実行し、第1地点推定処理又は第2地点推定処理により設定した候補地点を第3地点推定処理により設定した補正地点に基づいて補正した。
これ以外の例として、第1地点推定処理と、第2地点推定処理とを並列に行い、第1地点推定処理及び第2地点推定処理により設定した候補地点のいずれか一方を選択してもよい。また、上述した実施形態では、候補地点を補正する補正地点を設定するために第3地点推定処理を実行したが、第3地点推定処理により求めた地点を候補地点に設定してもよい。例えば、第1地点推定処理、第2地点推定処理及び第3地点推定処理を並列に行い、これらの地点推定処理により設定した候補地点のいずれか一方を選択してもよい。
また、上述した実施形態では、ナビゲーション装置1により走行経路の探索を行ったが、走行経路の探索を外部のサーバ装置により行うことも可能である。ナビゲーション装置1は、交通情報取得部30に設けられた無線通信部によりネットワークに接続し、操作部60やタッチパネル80により受け付けた目的地や、自車両5の位置情報、探索条件等の情報をサーバ装置に送信する。サーバ装置は、ナビゲーション装置1から受信した情報に基づいて、現在位置から目的地までの走行経路を探索し、探索した走行経路の情報をナビゲーション装置1に送信する。また、地図情報45も、サーバ装置に格納しておき、ナビゲーション装置1が通信により地図情報45をダウンロードしてもよい。
また、図1は、本願発明を理解容易にするために、ナビゲーション装置1の機能構成を主な処理内容に応じて分類して示した概略図であり、ナビゲーション装置1の構成は、処理内容に応じてさらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、各構成要素の処理は、1つのプログラムで実現されてもよいし、複数のプログラムで実現されてもよい。
また、図1に示した制御部100において、プロセッサ130により実行されるプログラムは、例えば、通信ネットワークを介して外部のサーバ装置からダウンロードされ、メモリ110にロードされてプロセッサ130により実行されるようにしてもよい。また、通信ネットワークを介して、外部のサーバ装置からメモリ110に直接ロードされ、プロセッサ130により実行されるようにしてもよい。或いは、制御部100に接続された記憶媒体から、メモリ110にロードされるようにしてもよい。
また、図6〜図9に示したフローチャートの処理単位は、制御部100による処理の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。制御部100の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、同様の処理結果が得られるのであれば、上記各フローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、本発明の経路探索方法を、コンピュータを用いて実現する場合、このコンピュータに実行させるプログラムを記録媒体、又はこのプログラムを伝送する伝送媒体の態様で構成することも可能である。記録媒体には、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD、Blu−ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリ、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、上記記録媒体は、ナビゲーション装置1が備えるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
地図情報を記憶した記憶部と、
検索条件を受け付ける受付部と、
前記地図情報を検索して前記受付部が受け付けた検索条件に該当する施設を検出する施設検出部と、
前記施設検出部が検出した施設に経路案内を行う場合の到着地点を設定し、設定した前記到着地点までの走行経路を探索する経路探索部と、を備え、
前記経路探索部は、前記施設に隣接する隣接道路を検出し、検出した前記隣接道路の本数が1本である場合、前記隣接道路上に前記到着地点を設定し、
前記隣接道路の本数が複数本である場合、複数本の前記隣接道路の道路種別に基づいて1の前記隣接道路を選択し、選択した前記隣接道路上に前記到着地点を設定する、
ことを特徴とするナビゲーション装置。
(付記2)
前記経路探索部は、前記道路種別に設定された優先順位に基づいて1の前記隣接道路を選択する、ことを特徴とする付記1記載のナビゲーション装置。
(付記3)
前記施設検出部は、検出した前記施設に関する情報を前記地図情報から取得し、
前記経路探索部は、前記施設に関する情報と、前記地図情報に基づく地図とに基づき、前記施設の位置を示す前記地図の座標を通り前記隣接道路に直交する交線の前記隣接道路との交点に前記到着地点を設定する、ことを特徴とする付記1又は2記載のナビゲーション装置。
(付記4)
前記経路探索部は、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、複数本の前記隣接道路のうち、車両の通行を制限する制限情報の設定数が最も少ない前記隣接道路を選択する、ことを特徴とする付記1から3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
(付記5)
前記経路探索部は、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、前記施設から予め設定された範囲内に設置されたバス停留所を検出し、
複数本の前記隣接道路のうち、検出した前記バス停留所との距離が最も近い前記隣接道路上の地点に前記到着地点を設定する、ことを特徴とする付記1から4のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
(付記6)
前記経路探索部は、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、前記施設から予め設定された範囲内に設置された駅を検出し、
複数本の前記隣接道路のうち、検出した前記駅との距離が最も近い前記隣接道路上の地点に前記到着地点を設定する、ことを特徴とする付記1から5のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
(付記7)
前記経路探索部は、前記施設に関する情報と、前記地図情報に基づく地図とに基づき、前記施設の敷地に対応する前記地図の領域であって、前記隣接道路と前記施設の建物とに挟まれた空き領域に、予め設定された形状の図形を、前記図形のサイズが最大となるように設定し、
設定した前記図形のうち面積が最大の前記図形の中心座標を通り前記隣接道路に直交する交線の前記隣接道路との交点に補正地点に設定し、
前記到着地点を、設定した前記補正地点に基づいて補正する、ことを特徴とする付記1から6のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
(付記8)
前記経路探索部は、設定した前記到着地点が、出入口の設置が禁止された領域である場合、前記到着地点を、前記禁止された領域の外に補正する、ことを特徴とする付記1から7のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
(付記9)
検索条件を受け付けるステップと、
地図情報を検索して、受け付けた検索条件に該当する施設を検出するステップと、
検出した施設に経路案内を行う場合の到着地点を設定し、設定した前記到着地点までの走行経路を探索するステップと、を有し、
前記経路を探索するステップは、前記施設に隣接する隣接道路を検出し、検出した前記隣接道路の本数が1本である場合、前記隣接道路上に前記到着地点を設定し、
前記隣接道路の本数が複数本である場合、複数本の前記隣接道路の道路種別に基づいて1の前記隣接道路を選択し、選択した前記隣接道路上に前記到着地点を設定する、
ことを特徴とする経路探索方法。
(付記10)
前記走行経路を探索するステップは、前記道路種別に設定された優先順位に基づいて1の前記隣接道路を選択する、ことを特徴とする付記9記載の経路探索方法。
(付記11)
前記施設を検出するステップは、検出した前記施設に関する情報を前記地図情報から取得し、
前記走行経路を探索するステップは、前記施設に関する情報と、前記地図情報に基づく地図とに基づき、前記施設の位置を示す前記地図の座標を通り前記隣接道路に直交する交線の前記隣接道路との交点に前記到着地点を設定する、ことを特徴とする付記9又は10記載の経路探索方法。
(付記12)
前記走行経路を探索するステップは、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、複数本の前記隣接道路のうち、車両の通行を制限する制限情報の設定数が最も少ない前記隣接道路を選択する、ことを特徴とする付記9から11のいずれか1項に記載の経路探索方法。
(付記13)
前記走行経路を探索するステップは、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、前記施設から予め設定された範囲内に設置されたバス停留所を検出し、
複数本の前記隣接道路のうち、検出した前記バス停留所との距離が最も近い前記隣接道路上の地点に前記到着地点を設定する、ことを特徴とする付記9から12のいずれか1項に記載の経路探索方法。
(付記14)
前記走行経路を探索するステップは、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、前記施設から予め設定された範囲内に設置された駅を検出し、
複数本の前記隣接道路のうち、検出した前記駅との距離が最も近い前記隣接道路上の地点に前記到着地点を設定する、ことを特徴とする付記9から13のいずれか1項に記載の経路探索方法。
(付記15)
前記走行経路を探索するステップは、前記施設に関する情報と、前記地図情報に基づく地図とに基づき、前記施設の敷地に対応する前記地図の領域であって、前記隣接道路と前記施設の建物とに挟まれた空き領域に、予め設定された形状の図形を、前記図形のサイズが最大となるように設定し、
設定した前記図形のうち面積が最大の前記図形の中心座標を通り前記隣接道路に直交する交線の前記隣接道路との交点に補正地点に設定し、
前記到着地点を、設定した前記補正地点に基づいて補正する、ことを特徴とする付記9から14のいずれか1項に記載の経路探索方法。
(付記16)
前記走行経路を探索するステップは、設定した前記到着地点が、出入口の設置が禁止された領域である場合、前記到着地点を、前記禁止された領域の外に補正する、ことを特徴とする付記9から15のいずれか1項に記載の経路探索方法。
(付記17)
コンピュータに、
検索条件を受け付ける手順と、
地図情報を検索して、受け付けた検索条件に該当する施設を検出する手順と、
検出した施設に経路案内を行う場合の到着地点を設定し、設定した前記到着地点までの走行経路を探索する手順と、を実行させ、
前記経路を探索する手順は、前記施設に隣接する隣接道路を検出し、検出した前記隣接道路の本数が1本である場合、前記隣接道路上に前記到着地点を設定し、
前記隣接道路の本数が複数本である場合、複数本の前記隣接道路の道路種別に基づいて1の前記隣接道路を選択し、選択した前記隣接道路上に前記到着地点を設定する、
ことを特徴とするプログラム。
(付記18)
前記走行経路を探索する手順は、前記道路種別に設定された優先順位に基づいて1の前記隣接道路を選択する、ことを特徴とする付記17記載のプログラム。
(付記19)
前記施設を検出する手順は、検出した前記施設に関する情報を前記地図情報から取得し、
前記走行経路を探索する手順は、前記施設に関する情報と、前記地図情報に基づく地図とに基づき、前記施設の位置を示す前記地図の座標を通り前記隣接道路に直交する交線の前記隣接道路との交点に前記到着地点を設定する、ことを特徴とする付記17又は18記載のプログラム。
(付記20)
前記走行経路を探索する手順は、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、複数本の前記隣接道路のうち、車両の通行を制限する制限情報の設定数が最も少ない前記隣接道路を選択する、ことを特徴とする付記17から19のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記21)
前記走行経路を探索する手順は、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、前記施設から予め設定された範囲内に設置されたバス停留所を検出し、
複数本の前記隣接道路のうち、検出した前記バス停留所との距離が最も近い前記隣接道路上の地点に前記到着地点を設定する、ことを特徴とする付記17から20のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記22)
前記走行経路を探索する手順は、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、前記施設から予め設定された範囲内に設置された駅を検出し、
複数本の前記隣接道路のうち、検出した前記駅との距離が最も近い前記隣接道路上の地点に前記到着地点を設定する、ことを特徴とする付記17から21のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記23)
前記走行経路を探索する手順は、前記施設に関する情報と、前記地図情報に基づく地図とに基づき、前記施設の敷地に対応する前記地図の領域であって、前記隣接道路と前記施設の建物とに挟まれた空き領域に、予め設定された形状の図形を、前記図形のサイズが最大となるように設定し、
設定した前記図形のうち面積が最大の前記図形の中心座標を通り前記隣接道路に直交する交線の前記隣接道路との交点に補正地点に設定し、
前記到着地点を、設定した前記補正地点に基づいて補正する、ことを特徴とする付記17から22のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記24)
前記走行経路を探索する手順は、設定した前記到着地点が、出入口の設置が禁止された領域である場合、前記到着地点を、前記禁止された領域の外に補正する、ことを特徴とする付記17から23のいずれか1項に記載のプログラム。
1 ナビゲーション装置
5 車両
10 GNSS受信部
15 アンテナ
20 相対方位検出部
30 交通情報取得部
40 補助記憶装置
45 地図情報
47 施設情報
50 通信I/F
55 通信バス
60 操作部
70 音声入出力部
71 マイク
73 スピーカ
80 タッチパネル
83 タッチセンサ
100 制御部
110 メモリ
115 制御プログラム
130 プロセッサ
131 位置情報算出部
133 施設検出部
135 経路探索部
137 表示制御部
200 施設
201〜203 建物
251〜255 空き領域
301 道路
301〜305 隣接道路
311、312、321、323 隣接道路
350 バス停留所
370、370a〜370g 検出円

Claims (9)

  1. 地図情報を記憶した記憶部と、
    検索条件を受け付ける受付部と、
    前記地図情報を検索して前記受付部が受け付けた検索条件に該当する施設を検出する施設検出部と、
    前記施設検出部が検出した施設に経路案内を行う場合の到着地点を設定し、設定した前記到着地点までの走行経路を探索する経路探索部と、を備え、
    前記経路探索部は、前記施設に隣接する隣接道路を検出し、検出した前記隣接道路の本数が1本である場合、前記隣接道路上に前記到着地点を設定し、
    前記隣接道路の本数が複数本である場合、複数本の前記隣接道路の道路種別に基づいて1の前記隣接道路を選択し、選択した前記隣接道路上に前記到着地点を設定する、
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記経路探索部は、前記道路種別に設定された優先順位に基づいて1の前記隣接道路を選択する、ことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記施設検出部は、検出した前記施設に関する情報を前記地図情報から取得し、
    前記経路探索部は、前記施設に関する情報と、前記地図情報に基づく地図とに基づき、前記施設の位置を示す前記地図の座標を通り前記隣接道路に直交する交線の前記隣接道路との交点に前記到着地点を設定する、ことを特徴とする請求項1又は2記載のナビゲーション装置。
  4. 前記経路探索部は、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、複数本の前記隣接道路のうち、車両の通行を制限する制限情報の設定数が最も少ない前記隣接道路を選択する、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記経路探索部は、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、前記施設から予め設定された範囲内に設置されたバス停留所を検出し、
    複数本の前記隣接道路のうち、検出した前記バス停留所との距離が最も近い前記隣接道路上の地点に前記到着地点を設定する、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記経路探索部は、複数本の前記隣接道路を検出した場合であって、1の前記隣接道路を前記道路種別に基づいて選択することができなかった場合、前記施設から予め設定された範囲内に設置された駅を検出し、
    複数本の前記隣接道路のうち、検出した前記駅との距離が最も近い前記隣接道路上の地点に前記到着地点を設定する、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  7. 前記経路探索部は、前記施設に関する情報と、前記地図情報に基づく地図とに基づき、前記施設の敷地に対応する前記地図の領域であって、前記隣接道路と前記施設の建物とに挟まれた空き領域に、予め設定された形状の図形を、前記図形のサイズが最大となるように設定し、
    設定した前記図形のうち面積が最大の前記図形の中心座標を通り前記隣接道路に直交する交線の前記隣接道路との交点に補正地点に設定し、
    前記到着地点を、設定した前記補正地点に基づいて補正する、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  8. 前記経路探索部は、設定した前記到着地点が、出入口の設置が禁止された領域である場合、前記到着地点を、前記禁止された領域の外に補正する、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  9. 検索条件を受け付けるステップと、
    地図情報を検索して、受け付けた検索条件に該当する施設を検出するステップと、
    検出した施設に経路案内を行う場合の到着地点を設定し、設定した前記到着地点までの走行経路を探索するステップと、を有し、
    前記経路を探索するステップは、前記施設に隣接する隣接道路を検出し、検出した前記隣接道路の本数が1本である場合、前記隣接道路上に前記到着地点を設定し、
    前記隣接道路の本数が複数本である場合、複数本の前記隣接道路の道路種別に基づいて1の前記隣接道路を選択し、選択した前記隣接道路上に前記到着地点を設定する、
    ことを特徴とする経路探索方法。
JP2019155846A 2019-08-28 2019-08-28 ナビゲーション装置及び経路探索方法 Pending JP2021032813A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019155846A JP2021032813A (ja) 2019-08-28 2019-08-28 ナビゲーション装置及び経路探索方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019155846A JP2021032813A (ja) 2019-08-28 2019-08-28 ナビゲーション装置及び経路探索方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021032813A true JP2021032813A (ja) 2021-03-01

Family

ID=74677279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019155846A Pending JP2021032813A (ja) 2019-08-28 2019-08-28 ナビゲーション装置及び経路探索方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021032813A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08292055A (ja) * 1995-04-20 1996-11-05 Zanavy Informatics:Kk 車載用経路探索装置
JPH09184736A (ja) * 1995-10-31 1997-07-15 Aisin Aw Co Ltd ナビゲーション装置及び建造物検索処理のためのコンピュータプログラムを記憶した媒体
JP2005106742A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置、方法及びプログラム
JP2008232740A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Xanavi Informatics Corp タッチパネルを備えたナビゲーション装置
JP2009042014A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置、その制御方法及び制御プログラム
KR20100062292A (ko) * 2008-12-02 2010-06-10 (주)엠앤소프트 전자약도 생성장치 및 생성방법
JP2011227043A (ja) * 2010-03-30 2011-11-10 Zenrin Co Ltd 経路探索システム
JP2018066692A (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ナビゲーションシステム、及びナビゲーションプログラム
JP2018165675A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 株式会社ゼンリンデータコム 情報処理装置、プログラム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08292055A (ja) * 1995-04-20 1996-11-05 Zanavy Informatics:Kk 車載用経路探索装置
JPH09184736A (ja) * 1995-10-31 1997-07-15 Aisin Aw Co Ltd ナビゲーション装置及び建造物検索処理のためのコンピュータプログラムを記憶した媒体
JP2005106742A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置、方法及びプログラム
JP2008232740A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Xanavi Informatics Corp タッチパネルを備えたナビゲーション装置
JP2009042014A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置、その制御方法及び制御プログラム
KR20100062292A (ko) * 2008-12-02 2010-06-10 (주)엠앤소프트 전자약도 생성장치 및 생성방법
JP2011227043A (ja) * 2010-03-30 2011-11-10 Zenrin Co Ltd 経路探索システム
JP2018066692A (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ナビゲーションシステム、及びナビゲーションプログラム
JP2018165675A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 株式会社ゼンリンデータコム 情報処理装置、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6782236B2 (ja) 注目点情報を提供する方法および装置
JP5022259B2 (ja) 車載用ナビゲーション装置及び駐車場案内方法
JP6923441B2 (ja) 注目点情報を提供する方法および装置
US10371536B2 (en) Alternative routes
JP3521817B2 (ja) ナビゲーション装置
EP2442072B1 (en) Route search device and route search method
EP2126515B1 (en) Route shaping systems and methods
US9506764B2 (en) System and method of generating a route across an electronic map
JP2009115814A (ja) 情報センタ及び情報処理方法
JP2015155857A (ja) 運転支援画面生成装置、運転支援装置および運転支援画面生成方法
WO2006101012A1 (ja) 地図情報更新装置、地図情報更新方法、地図情報更新プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP5901319B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2007255919A (ja) 経路案内装置、経路案内方法及び道路地図データ
JP2004135179A (ja) 車載装置
JP2005257622A (ja) ナビゲーション装置およびプログラム
JP2004317419A (ja) 車両用地図表示装置
JP4033155B2 (ja) 経路算出装置及び地図データ記憶媒体
JP3832284B2 (ja) ナビゲーションシステム及びナビゲーションプログラム
JP2006308554A (ja) 施設検索装置、及びナビゲーション装置
JP2008045933A (ja) 車両用道路地図表示装置
JP2005055239A (ja) ナビゲーション装置およびナビゲーション装置における車両停車時の画面表示方法
JP2012149957A (ja) 車載地図表示装置
JP2021032813A (ja) ナビゲーション装置及び経路探索方法
JP2019100763A (ja) すれ違い困難区間回避システム、サーバ装置、情報表示装置およびすれ違い困難区間回避方法
JP2007093291A (ja) ナビゲーション装置、方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240402