JP2021031283A - crane - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、シーブが取り付けられた起伏部材を備えたクレーンに関する。 The present invention relates to a crane with undulating members to which sheaves are attached.
特許文献1には、上部旋回体の前部にブームの基端が起伏可能に取り付けられ、このブームの先端にラッフィングジブの基端が起伏可能に連結されたクローラクレーンにおいて、ラッフィングジブに、シーブやローラなどの装備品が腹面側と背面側とに軸線を挟んで対称的に設けられた、クローラクレーンのラッフィングジブ構造が開示されている。ラッフィングジブの腹面側と背面側とが同一なものになっているため、ラッフィングジブをブームの先端に取り付ける際に、ラッフィングジブの腹面側と背面側のいずれを上側にするという上下確認が不要になり、組立作業の容易化及び迅速化を図ることができる。
According to
ところで、大型のクレーンでは、主巻ロープおよび補巻ロープを用いて主フックの巻上げ及び巻下げを行う場合と、主巻ロープを用いて主フックの巻上げ及び巻下げを行うとともに、補巻ロープを用いて補フックの巻上げ及び巻下げを行う場合とがある。前者の場合、2つのガイドシーブの一方に主巻ロープを掛け、他方に補巻ロープを掛けている。後者の場合、2つのガイドシーブの一方に主巻ロープを掛け、補助シーブに補巻ロープを掛けている。 By the way, in a large crane, the main hook is wound and unwound by using the main winding rope and the auxiliary winding rope, and the main hook is wound and unwound by using the main winding rope, and the auxiliary winding rope is used. It may be used to wind up and down the auxiliary hook. In the former case, the main winding rope is hung on one of the two guide sheaves, and the auxiliary winding rope is hung on the other. In the latter case, the main winding rope is hung on one of the two guide sheaves, and the auxiliary winding rope is hung on the auxiliary sheave.
前者の場合、補助シーブは使用されず、不要である。後者の場合、ガイドシーブの他方は使用されず、不要である。このため、作業によっては使われないシーブが取り付けられたままとなり、重量増やレイアウトの妨げとなり無駄となる。 In the former case, the auxiliary sheave is not used and is unnecessary. In the latter case, the other of the guide sheaves is unused and unnecessary. For this reason, the sheave that is not used depending on the work remains attached, which increases the weight and hinders the layout, which is wasteful.
本発明の目的は、共通のシーブを複数種類のシーブのいずれかとして使用することが可能なクレーンを提供することである。 An object of the present invention is to provide a crane capable of using a common sheave as any of a plurality of types of sheaves.
本発明は、クレーン本体と、前記クレーン本体に対して起伏可能な起伏部材と、前記起伏部材に着脱可能に取り付けられるシーブ装置と、を有し、前記シーブ装置は、シーブと、前記シーブを回転自在に支持する支持体と、を有し、前記起伏部材の複数箇所には、前記支持体を取り付け可能な支持体取付部がそれぞれ設けられており、前記支持体は、前記支持体取付部のいずれかに着脱可能に取り付けられることを特徴とする。 The present invention includes a crane main body, an undulating member that can undulate with respect to the crane main body, and a sheave device that is detachably attached to the undulating member. The sheave device rotates the sheave and the sheave. It has a support that can be freely supported, and support attachment portions to which the support can be attached are provided at a plurality of locations of the undulating member, and the support is the support attachment portion of the support attachment portion. It is characterized in that it can be detachably attached to either one.
本発明によると、シーブ装置の支持体が、起伏部材に複数設けられた支持体取付部のいずれかに着脱可能に取り付けられる。支持体を取り付ける支持体取付部を変更することにより、共通のシーブを複数種類のシーブのいずれかとして使用することができる。 According to the present invention, the support of the sheave device is detachably attached to any of a plurality of support attachment portions provided on the undulating member. By changing the support mounting portion to which the support is mounted, the common sheave can be used as any of a plurality of types of sheaves.
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(ラッフィングクレーンの構成)
本実施形態のラッフィングクレーン(クレーン)1は、側面図である図1に示すように、クローラ式の下部走行体11に上部旋回体12が旋回可能に搭載された構成となっている。なお、ラッフィングクレーン1は、クローラ以外の移動手段(例えばホイール)を用いた移動式クレーンであってもよいし、移動手段を持たない固定式クレーンであってもよい。また、本発明の適用対象はラッフィングクレーンに限定されず、例えば、タワークレーンに本発明を適用することも可能である。
(Structure of roughing crane)
As shown in FIG. 1 which is a side view, the rafting crane (crane) 1 of the present embodiment has a configuration in which the upper swinging
ラッフィングクレーン1は、クレーン本体に相当する上部旋回体12と、この上部旋回体12を旋回可能に支持する下部走行体11と、ブーム14及びジブ15を含む起伏部材と、ブーム起伏用部材であるマスト16と、を備える。また、上部旋回体12の後部には、ラッフィングクレーン1のバランスを調整するためのカウンタウエイト17が積載されている。また、上部旋回体12の前端部には、キャブ13が備えられている。キャブ13は、ラッフィングクレーン1の運転席に相当する。
The
ブーム14は、いわゆるラチス型であり、下部ブーム14Aと、一または複数(図例では2個)の中間ブーム14Bと、上部ブーム14C(テーパ中間ブームともいう)とから構成される。具体的に、下部ブーム14Aは、上部旋回体12の前部に起伏方向に回動可能となるように連結される。中間ブーム14Bは、下部ブーム14Aの先端側に着脱可能に継ぎ足される。上部ブーム14Cは中間ブーム14Bの先端側に着脱可能に継ぎ足される。ブーム14は、下端部に備えられたブームフットピン14sを支点として上部旋回体12に回動可能に軸支される。
The
上部ブーム14Cには、その先端にブームヘッド49が接続される。ブームヘッド49は、ブーム14の先端部に相当する。このブームヘッド49の先端部に、後述のようにジブ15を回動させるためのリアストラット18及びフロントストラット19が回動可能に連結される。
A
ただし、本発明ではブームの具体的な構造は限定されない。例えば、ブームは、中間ブームがないものでもよく、また、上記とは中間ブームの数が異なるものでもよい。更に、ブームは、単一の部材で構成されたものでもよい。 However, the specific structure of the boom is not limited in the present invention. For example, the boom may have no intermediate boom, or may have a different number of intermediate booms from the above. Further, the boom may be composed of a single member.
ジブ15も、いわゆるラチス型であり、下部ジブ15Aと、一または複数(図例では1個)の中間ジブ15Bと、上部ジブ15Cとから構成される。具体的に、下部ジブ15Aは、ブームヘッド49の先端部に起伏方向に回動可能となるように連結される。中間ジブ15Bは、下部ジブ15Aの先端側に着脱可能に継ぎ足される。上部ジブ15Cは中間ジブ15Bの先端側に着脱可能に継ぎ足される。ジブ15の回動中心軸は、上部旋回体12に対するブーム14の回動中心軸(ブームフットピン14s)と平行な横軸になっている。
The
マスト16は、基端及び回動端を有し、その基端が上部旋回体12に回動可能に連結される。マスト16の回動軸は、ブーム14の回動軸と平行でかつブーム14の回動軸のすぐ後方に位置している。すなわち、このマスト16はブーム14の起伏方向と同方向に回動可能である。一方、このマスト16の回動端は左右一対のブーム用ガイライン20を介してブーム14の先端に連結される。この連結は、マスト16の回動とブーム14の回動とを連携させる。
The
上部旋回体12上には左右一対のバックストップ21が設けられる。これらのバックストップ21は、ブーム14が図1に示される起立姿勢まで到達した時点でブーム14の下部ブーム14Aの左右両側部に当接する。この当接によって、ブーム14が強風等で後方に煽られることが規制される。
A pair of left and
リアストラット18およびフロントストラット19は、ブーム14の先端に回動可能に軸支される。リアストラット18は、ブームヘッド49の先端からブーム起立側(図1では左側)に張り出す姿勢で保持される。この姿勢を保持する手段として、リアストラット18とブーム14との間に左右一対のバックストップ22及び左右一対のガイライン23が介在する。バックストップ22は、上部ブーム14Cとリアストラット18の中間部位との間に介在し、リアストラット18を下から支える。ガイライン23は、リアストラット18の先端部とブーム14の下部ブーム14Aとを接続するように張設され、その張力によってリアストラット18の位置を規制する。ここで、ガイラインはガイケーブル(ワイヤロープ)を備えてもよく、互いに連結された複数のガイリンク(例えば板状のリンク部材など)を備えてもよく、ガイケーブルとガイリンクとを備えてもよい。ガイケーブルおよびガイリンクのうち少なくともいずれかを備えるものを「ガイライン」という。なお、リアストラット18およびフロントストラット19が、ジブ15の基端部に回動可能に軸支されてもよい。また、リアストラット18がブーム14の先端部に回動可能に軸支され、フロントストラット19がジブ15の基端部に回動可能に軸支されてもよい。
The rear strut 18 and the
フロントストラット19は、ジブ15と連動して(一体的に)回動するように、ジブ15に連結される。詳しくは、このフロントストラット19の先端部とジブ15の先端部とを結ぶように左右一対のジブガイライン24が張設される。従って、フロントストラット19の回動駆動によってジブ15も回動駆動される。なお、前述のリアストラット18は、図1に示すようにフロントストラット19の後側に配置され、フロントストラット19との間で略二等辺三角形形状を形成する。
The
ラッフィングクレーン1には、各種ウインチが搭載される。具体的には、ブーム14を起伏させるためのブーム起伏用ウインチ25と、ジブ15を起伏方向に回動させるためのジブ起伏用ウインチ26と、吊り荷の巻上げ及び巻下げを行うための主巻用ウインチ27及び補巻用ウインチ28とが搭載される。本実施形態に係るラッフィングクレーン1では、ブーム起伏用ウインチ25が上部旋回体12に据え付けられる。また、ジブ起伏用ウインチ26、主巻用ウインチ27、及び、補巻用ウインチ28が、いずれもブーム14における下部ブーム14Aに据え付けられる。なお、これらのウインチ25,26,27,28は、上部旋回体12に搭載されていてもよい。
Various winches are mounted on the
ブーム起伏用ウインチ25は、ブーム起伏用ロープ29の巻き取り及び繰り出しを行う。そして、この巻き取り及び繰り出しによりマスト16が回動するように、ブーム起伏用ロープ29が配索される。具体的には、マスト16の回動端部及び上部旋回体12の後端部には、それぞれ複数のシーブが幅方向に配列されたシーブブロック30,31が設けられ、ブーム起伏用ウインチ25から引き出されたブーム起伏用ロープ29がシーブブロック30,31間に掛け渡される。従って、ブーム起伏用ウインチ25がブーム起伏用ロープ29の巻き取りや繰り出しを行うことにより、両シーブブロック30,31間の距離が変化し、これによってマスト16、さらにはこれと連動するブーム14が起伏方向に回動する。
The
ジブ起伏用ウインチ26は、リアストラット18とフロントストラット19との間に巻き回されたジブ起伏用ロープ32の巻き取り及び繰り出しを行う。そして、この巻き取りや繰り出しによってフロントストラット19が回動するようにジブ起伏用ロープ32が配索される。具体的には、ブーム14の上部ブーム14Cには、ガイドシーブ33が設けられるとともに、リアストラット18の回動端部及びフロントストラット19の回動端部にそれぞれ複数のシーブが幅方向に配列されたシーブブロック34,35が設けられている。そして、ジブ起伏用ウインチ26から引き出されたジブ起伏用ロープ32がガイドシーブ33に掛けられ、かつ、シーブブロック34,35間に掛け渡される。従って、ジブ起伏用ウインチ26によるジブ起伏用ロープ32の巻き取りや繰り出しは、両シーブブロック34,35間の距離を変え、フロントストラット19、さらにはこれと連動するジブ15を起伏方向に回動させる。
The
主巻用ウインチ27は、主巻ロープ36による吊り荷の巻上げ及び巻下げを行う。この主巻について、リアストラット18の基端近傍部位、フロントストラット19の基端近傍部位、及びジブ15の先端部には、それぞれ主巻用ガイドシーブ37,38,39が回転可能に設けられ、さらに主巻用ガイドシーブ39に隣接する位置に複数の主巻用ポイントシーブ40が幅方向に配列された主巻用シーブブロックが設けられている。主巻用ウインチ27から引き出された主巻ロープ36が主巻用ガイドシーブ37,38,39に順に掛けられ、かつ、シーブブロックの主巻用ポイントシーブ40と、吊荷用の主フック41に設けられたシーブブロックのシーブ42との間に掛け渡される。従って、主巻用ウインチ27が主巻ロープ36の巻き取りや繰り出しを行うと、両シーブ40,42間の距離が変わって、ジブ15の先端から垂下された主巻ロープ36に連結された主フック41の巻上げ及び巻下げが行われる。
The main winding
同様にして、補巻用ウインチ28は、補巻ロープ43による吊り荷の巻上げ及び巻下げを行う。この補巻については、主巻用ガイドシーブ37,38,39とそれぞれ同軸に補巻用ガイドシーブ44,45,46が回転可能に設けられ、補巻用ガイドシーブ46に隣接する位置に補助シーブ(補巻用ポイントシーブ)47が回転可能に設けられている。補巻用ウインチ28から引き出された補巻ロープ43は、補巻用ガイドシーブ44,45に順に掛けられ、かつ、補助シーブ47から垂下される。従って、補巻用ウインチ28が補巻ロープ43の巻き取りや繰り出しを行うと、補巻ロープ43の末端に連結された吊荷用の補フック48が巻上げられ、または巻下げられる。
Similarly, the
(シーブ装置の構成)
上部ジブ15Cの先端部を上から見た図である図2に示すように、ラッフィングクレーン1は、シーブ装置2を有している。シーブ装置2は、シーブ51と、支持体52と、を有している。支持体52は、シーブ51を回転自在に支持している。
(Configuration of sheave device)
As shown in FIG. 2, which is a top view of the tip of the
起伏部材であるジブ15の複数箇所には、支持体取付部3がそれぞれ設けられている。支持体取付部3には、支持体52を取り付け可能である。本実施形態では、支持体取付部3が、上部ジブ15Cの先端部の背面側部分(図中紙面側部分)と、上部ジブ15Cの先端部(図中右端部)とにそれぞれ設けられている。前者は、主巻用ガイドシーブ39の隣に配置されている。後者は、補助シーブ47の取付位置に配置されている。
大型のラッフィングクレーン1では、主巻ロープ36および補巻ロープ43を用いて主フック41(図1参照)の巻上げ及び巻下げを行う場合がある。この場合、図2に示すように、上部ジブ15Cの先端部の背面側部分に設けられた支持体取付部3に、シーブ装置2の支持体52が取り付けられる。そして、主巻用ガイドシーブ39に主巻ロープ36が掛けられ、シーブ装置2のシーブ51に補巻ロープ43が掛けられる。上部ジブ15Cの先端部を横から見た図である図3に示すように、主巻ロープ36および補巻ロープ43の各々は、さらに主巻用ポイントシーブ40に掛けられる。この構成では、シーブ装置2のシーブ51は、補巻用ガイドシーブ46として使用される。そして、この構成では、補助シーブ47(図1参照)は不要である。
In the
一方、大型のラッフィングクレーン1では、図1に示すように、主巻ロープ36を用いて主フック41の巻上げ及び巻下げを行うとともに、補巻ロープ43を用いて補フック48の巻上げ及び巻下げを行う場合がある。この場合、上部ジブ15Cの先端部を上から見た図である図4に示すように、上部ジブ15Cの先端部に設けられた支持体取付部3に、シーブ装置2の支持体52が取り付けられる。そして、主巻用ガイドシーブ39に主巻ロープ36が掛けられ、シーブ装置2のシーブ51に補巻ロープ43が掛けられる。上部ジブ15Cの先端部を横から見た図である図5に示すように、主巻ロープ36は、さらに主巻用ポイントシーブ40に掛けられる。この構成では、シーブ装置2のシーブ51は、補助シーブ47として使用される。そして、この構成では、補巻用ガイドシーブ46は不要であり、上部ジブ15Cの先端部の背面側部分に設けられるガイドシーブは、主巻用ガイドシーブ39の1つだけで足りる。
On the other hand, in the
このように、支持体52を取り付ける支持体取付部3を変更することにより、共通のシーブ51を複数種類のシーブのいずれかとして使用することができる。
By changing the
図2、図4に示すように、ラッフィングクレーン1は、支持体52と支持体取付部3とを接続するピン4を有している。支持体52および支持体取付部3は、ピン4を差し込み可能なピン穴をそれぞれ有している。本実施形態では、支持体52の左右2箇所ずつに、それぞれピン穴が設けられている。支持体52のピン穴と支持体取付部3のピン穴とにピン4が連続して差し通されることで、支持体52が支持体取付部3に取り付けられる。
As shown in FIGS. 2 and 4, the
本実施形態では、複数の支持体取付部3同士で、ピン穴の大きさが共通している。よって、どの支持体取付部3に支持体52を取り付ける場合でも、共通のピン4を使用することができる。
In the present embodiment, the size of the pin holes is the same among the plurality of
また、支持体取付部3におけるピン穴の配置が、支持体52におけるピン穴の配置の少なくとも一部と共通している。本実施形態では、支持体取付部3におけるピン穴の配置が、支持体52におけるピン穴の配置のすべてと共通している。よって、どの支持体取付部3に対しても、支持体52の同じ個所を取り付けることができる。そのため、支持体取付部3毎に異なるピン穴を設ける必要がない。
Further, the arrangement of the pin holes in the
なお、図1において、ラッフィングクレーン1がジブ15を備えていない構成であってもよい。この場合、ブーム14の先端部から主巻ロープ36および補巻ロープ43を介して主フック41や補フック48が垂下されるとともに、支持体取付部3が、ブーム14の先端部の背面側部分と、ブーム14の先端部とにそれぞれ設けられる。そして、ブーム14の先端部の背面側部分に支持体52を取り付けた場合には、シーブ51を補巻用ガイドシーブとして使用することができる。一方、ブーム14の先端部に支持体52を取り付けた場合には、シーブ51を補助シーブとして使用することができる。
In addition, in FIG. 1, the
また、図1において、ブーム14におけるガイドシーブ33の取付位置に支持体取付部3が設けられた構成であってもよい。この支持体取付部3に支持体52を取り付けた場合には、シーブ51をガイドシーブ33として使用することができる。
Further, in FIG. 1, the
(効果)
以上に述べたように、本実施形態に係るラッフィングクレーン1によれば、シーブ装置2の支持体52が、上部ジブ15Cに複数設けられた支持体取付部3のいずれかに着脱可能に取り付けられる。支持体52を取り付ける支持体取付部3を変更することにより、共通のシーブ51を複数種類のシーブのいずれかとして使用することができる。
(effect)
As described above, according to the
また、複数の支持体取付部3同士で、ピン穴の大きさが共通している。よって、どの支持体取付部3に支持体52を取り付ける場合でも、共通のピンを使用することができる。
Further, the size of the pin hole is common to the plurality of
また、支持体取付部3におけるピン穴の配置が、支持体52におけるピン穴の配置の少なくとも一部と共通している。よって、どの支持体取付部3に対しても、支持体52の同じ個所を取り付けることができる。そのため、支持体取付部3毎に異なるピン穴を設ける必要がない。
Further, the arrangement of the pin holes in the
また、起伏部材がブーム14またはジブ15であって、起伏部材の先端部から主巻ロープ36および補巻ロープ43を介して主フック41や補フック48が垂下され、主巻ロープ36および補巻ロープ43がシーブに掛けられている。そして、支持体取付部3が、起伏部材の先端部の背面側部分と、起伏部材の先端部とにそれぞれ設けられている。よって、起伏部材の先端部の背面側部分に支持体52を取り付けた場合には、シーブ51を補巻用ガイドシーブとして使用することができる。一方、起伏部材の先端部に支持体52を取り付けた場合には、シーブ51を補助シーブとして使用することができる。
Further, the undulating member is a
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。 Although the embodiments of the present invention have been described above, only specific examples are illustrated, and the present invention is not particularly limited, and the specific configuration and the like can be appropriately redesigned. In addition, the actions and effects described in the embodiments of the present invention merely list the most preferable actions and effects arising from the present invention, and the actions and effects according to the present invention are described in the embodiments of the present invention. It is not limited to what has been done.
1 ラッフィングクレーン(クレーン)
2 シーブ装置
3 支持体取付部
4 ピン
11 下部走行体
12 上部旋回体(クレーン本体)
13 キャブ
14 ブーム(起伏部材)
15 ジブ(起伏部材)
15C 上部ジブ
16 マスト
17 カウンタウエイト
18 リアストラット
19 フロントストラット
20 ブーム用ガイライン
21 バックストップ
22 バックストップ
23 ガイライン
24 ジブガイライン
25 ブーム起伏用ウインチ
26 ジブ起伏用ウインチ
27 主巻用ウインチ
28 補巻用ウインチ
29 ブーム起伏用ロープ
30,31 シーブブロック
32 ジブ起伏用ロープ
33 ガイドシーブ
34,35 シーブブロック
36 主巻ロープ
37,38,39 主巻用ガイドシーブ
40 主巻用ポイントシーブ
41 主フック
42 シーブ
43 補巻ロープ
44,45 補巻用ガイドシーブ
46 補巻用ガイドシーブ(ガイドシーブ)
47 補助シーブ
48 補フック
49 ブームヘッド
51 シーブ
52 支持体
1 Roughing crane (crane)
2
13
15 jib (undulating member)
47
Claims (4)
前記クレーン本体に対して起伏可能な起伏部材と、
前記起伏部材に着脱可能に取り付けられるシーブ装置と、
を有し、
前記シーブ装置は、
シーブと、
前記シーブを回転自在に支持する支持体と、
を有し、
前記起伏部材の複数箇所には、前記支持体を取り付け可能な支持体取付部がそれぞれ設けられており、
前記支持体は、前記支持体取付部のいずれかに着脱可能に取り付けられることを特徴とするクレーン。 Crane body and
An undulating member that can undulate with respect to the crane body,
A sheave device that can be attached to and detached from the undulating member,
Have,
The sheave device is
Sheave and
A support that rotatably supports the sheave and
Have,
Support attachment portions to which the support can be attached are provided at a plurality of locations of the undulating member.
The crane is characterized in that the support is detachably attached to any of the support attachment portions.
前記支持体および前記支持体取付部は、前記ピンを差し込み可能なピン穴をそれぞれ有し、
複数の前記支持体取付部同士で、前記ピン穴の大きさが共通していることを特徴とする請求項1に記載のクレーン。 It has a pin that connects the support and the support mounting portion, and has a pin.
The support and the support mounting portion each have a pin hole into which the pin can be inserted.
The crane according to claim 1, wherein the pin holes have the same size among the plurality of support mounting portions.
前記支持体および前記支持体取付部は、前記ピンを差し込み可能なピン穴をそれぞれ有し、
前記支持体取付部における前記ピン穴の配置が、前記支持体における前記ピン穴の配置の少なくとも一部と共通していることを特徴とする請求項1又は2に記載のクレーン。 It has a pin that connects the support and the support mounting portion, and has a pin.
The support and the support mounting portion each have a pin hole into which the pin can be inserted.
The crane according to claim 1 or 2, wherein the arrangement of the pin holes in the support mounting portion is common to at least a part of the arrangement of the pin holes in the support.
前記起伏部材の先端部からロープを介してフックが垂下されており、
前記ロープが前記シーブに掛けられており、
前記支持体取付部が、前記起伏部材の先端部の背面側部分と、前記起伏部材の先端部とにそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のクレーン。 The undulating member is a boom or jib
A hook is hung from the tip of the undulating member via a rope.
The rope is hung on the sheave
The one according to any one of claims 1 to 3, wherein the support mounting portion is provided on the back surface side portion of the tip end portion of the undulating member and the tip end portion of the undulating member, respectively. crane.
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