JP2021030509A - Air cushioning material manufacturing apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、薄い合成樹脂からなる偏平なチューブ材を搬送しながら複数のエアー充てん室にエアーを供給しつつシールを行い、複数の気室を有するエアー緩衝材を製造するエアー緩衝材製造装置に関する。 The present invention relates to an air cushioning material manufacturing apparatus for manufacturing an air cushioning material having a plurality of air chambers by sealing while supplying air to a plurality of air filling chambers while transporting a flat tube material made of a thin synthetic resin. ..
上述のようなエアー緩衝材製造装置として、省スペース化をはかれるように構成した下記特許文献1に開示のものがある。
As the above-mentioned air cushioning material manufacturing apparatus, there is one disclosed in
この装置は、チューブ材がロール状に巻き取られた巻取体からチューブ材を巻き出す巻出部を、鉛直な回転軸まわりに回転可能な回転支持部材で構成している。巻出部の先には、チューブ材のエアー充てん室にエアーを供給するエアー供給部と、エアー充てん室を熱融着によって封止する熱融着部が備えられている。エアー供給部は基台から鉛直に立ち上がるエアーノズルを有しており、エアーノズルの搬送方向と反対側の面にはチューブ材に挿入されてチューブ材をガイドするガイド部材が突設されている。またエアーノズルとガイド部材との間には、チューブ材の下端を切り開いて搬送を可能にするための切断刃が設けられている。 In this device, the unwinding portion for unwinding the tube material from the winding body in which the tube material is wound in a roll shape is composed of a rotation support member that can rotate around a vertical rotation axis. At the tip of the unwinding portion, an air supply portion that supplies air to the air filling chamber of the tube material and a heat fusion portion that seals the air filling chamber by heat fusion are provided. The air supply unit has an air nozzle that rises vertically from the base, and a guide member that is inserted into the tube material and guides the tube material is projected on the surface of the air nozzle on the side opposite to the transport direction. Further, a cutting blade is provided between the air nozzle and the guide member to cut open the lower end of the tube material to enable transportation.
つまり、特許文献1の装置では、チューブ材の下端にガイド部材を挿入して搬送しながらチューブ材の下端を切断刃で切り開き、続いてエアーノズルからエアー供給をし、熱融着部でシールを行って、製造されたエアー緩衝材を順次送り出す。
That is, in the apparatus of
このような装置では、巻取体を巻出部に差し込んでから装置の始動に際してなされる初期セットは、次のように行う。すなわち、巻取体の端緒であるチューブ材の先端を掴んで巻き出して、まず、チューブ材の下端部内にガイド部材を挿入する。続いて、チューブ材を更に巻き出してチューブ材の下端を切断刃で切り開き、さらに巻き出しつつチューブ材を熱融着部の搬送ベルト間にチューブ材を挟持させる。 In such a device, the initial set performed when the device is started after the winding body is inserted into the unwinding portion is performed as follows. That is, the tip of the tube material, which is the beginning of the winding body, is grasped and unwound, and first, the guide member is inserted into the lower end portion of the tube material. Subsequently, the tube material is further unwound, the lower end of the tube material is cut open with a cutting blade, and the tube material is sandwiched between the transport belts of the heat-sealing portion while further unwinding.
このようにして初期セットがなされるので、非常に手間がかかる。また巻き出したチューブ材の先端のエアー充てん室はエアーノズルよりも搬送方向側の熱融着部にあるので、装置の始動後にエアーが充填されることはない。このため、チューブ材の無駄が生じる。 Since the initial set is made in this way, it takes a lot of time and effort. Further, since the air filling chamber at the tip of the unwound tube material is located in the heat-sealing portion on the transport direction side of the air nozzle, air is not filled after the device is started. Therefore, the tube material is wasted.
そこで、図10に示したように、搬送方向と反対側にのびて上面に吐出口101を有する棒状のノズル102を用いて、ノズル102の上方に熱融着部103を備えるとともに、ノズル102の基部の立ち上がり部102aに切断刃104を備えた装置とすることが考えられる。ノズル102と熱融着を兼ねた搬送手段105の始動は動作スイッチのオン操作によって同時に行われるように構成される。このような構成の装置では、動作スイッチのオン操作に先だってチューブ材の下端部内にノズル102を挿入して、チューブ材が搬送手段で搬送されるようにすればチューブ材の無駄は生じない。
Therefore, as shown in FIG. 10, a rod-
しかし、図11に示したように、動作スイッチのオン操作の前にチューブ材110の先端111を搬送手段105にしっかりと接触させておかないと、エアー供給の開始によりチューブ材110が煽られてノズル102の挿入が難しくなる。また、一度ノズル102に対して挿入したチューブ材110が外れてしまうこともあり得る。
However, as shown in FIG. 11, unless the
この発明は、装置の始動に際してのチューブ材の初期セットが容易に行えるとともにチューブ材の無駄をなくすことを主な目的とする。 It is a main object of the present invention that the initial setting of the tube material at the time of starting the apparatus can be easily performed and the waste of the tube material is eliminated.
そのための手段は、長手方向に複数のエアー充てん室を有するとともに、長手方向と直交する方向の一方の端部にエアー供給路を有した偏平なチューブ材を用いて、前記エアー供給路を水平に延びる棒状のノズルに被せて、前記チューブ材を搬送手段で搬送しながらエアー供給とシールを行い、前記エアー充てん室を封止するとともに、前記チューブ材の前記エアー供給路側の端を切り開いて製造されたエアー緩衝材を送り出すエアー緩衝材製造装置であって、前記ノズルに対して前記チューブ材の前記エアー供給路の先端を導入しやすくする導入手段が備えられたエアー緩衝材製造装置である。 As a means for that purpose, the air supply path is made horizontal by using a flat tube material having a plurality of air filling chambers in the longitudinal direction and an air supply path at one end in the direction orthogonal to the longitudinal direction. It is manufactured by covering an extending rod-shaped nozzle to supply and seal air while transporting the tube material by a transport means, sealing the air filling chamber, and cutting open the end of the tube material on the air supply path side. It is an air cushioning material manufacturing apparatus for feeding out the air cushioning material, and is provided with an introduction means for facilitating the introduction of the tip of the air supply path of the tube material into the nozzle.
この構成では、初期セットに際してチューブ材の先端をノズルに近づけると、導入手段がチューブ材をノズルに対して導入しやすくして、搬送手段による作用を確実にチューブ材に対して及ぼせる。 In this configuration, when the tip of the tube material is brought close to the nozzle at the time of initial setting, the introduction means facilitates the introduction of the tube material into the nozzle, and the action of the transport means can be reliably exerted on the tube material.
この発明によれば、導入手段を備えたので、装置の始動に際してのチューブ材の初期セットが容易に行えるとともに、チューブ材の無駄をなくすことができる。 According to the present invention, since the introduction means is provided, the initial setting of the tube material at the time of starting the apparatus can be easily performed, and the waste of the tube material can be eliminated.
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。 An embodiment for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1に、エアー緩衝材製造装置11(以下、「装置」という)の斜視図を示す。この装置11は、ロール状に巻かれた偏平なチューブ材12をロールの軸方向を立てた姿勢にセットして、巻き出して搬送しながらエアー供給とシールを行い、エアー緩衝材を製造するものである。
FIG. 1 shows a perspective view of an air cushioning material manufacturing apparatus 11 (hereinafter, referred to as “apparatus”). This
チューブ材12は、図2の(a)に断面を示したように、長手方向と直交する方向の両端縁、つまり上端12aと下端12bが閉じており、展開状態の側面を示した図2の(b)に示したように、長手方向に複数のエアー充てん室13を有している。エアー充てん室13はチューブ材12の上端12aから下端12bに向けのびる一対の縦シール部14に挟まれて形成されている。縦シール部14は直線状である。エアー充てん室13より下、つまりチューブ材12の長手方向と直交する方向の一方の端部である下端部に、エアー供給路15が形成されている。エアー充てん室13同士の間には適宜間隔の隔離部16が形成されており、隔離部16には、分離用のミシン目17が上端12aから下端12bまで全体にわたって一直線に形成されている。
As shown in the cross section of FIG. 2A, the
図2の(b)は、エアー緩衝材の製造過程も示しており、図面右側が搬送方向又は製造工程の後段側である(矢印参照)。つまり、エアー供給路15を下に向けた立てた姿勢のチューブ材12は、エアー充てん室13に対するエアー供給と、膨らんだエアー充てん室13を封止するシール(横シール部18形成)が行われる。続いて、チューブ材12のエアー供給路15側の端である下端12bが切り開かれる。
FIG. 2B also shows the manufacturing process of the air cushioning material, and the right side of the drawing is the transport direction or the rear side of the manufacturing process (see the arrow). That is, the
このようにしてエアー緩衝材を製造する装置11は、略直方体形状の箱状の筐体31を有している。筐体31の上面31aには、チューブ材12を保持するホルダ部32と、引き出されたチューブ材12をガイドするガイド部33と、製造のための加工を行う加工部34と、加工部34を駆動操作するための操作パネル35が備えられている。
The
ホルダ部32は、鉛直上向きの保持軸36を有している。保持軸36は、駆動源を有しておらず、正逆回転可能に取り付けられている。保持軸36のおける筐体31の上面31aから出ている部分には、下から順に、ロール状に巻かれたチューブ材12を受ける鍔状の基部36aと、チューブ材12の芯12cが嵌る嵌合部36bと、嵌合部36bから上に延びる柱状の円柱部36cを有している。
The
嵌合部36bの外周面には縦に延びる突条36dが形成されている。この突条36dに嵌る溝(図示せず)をチューブ材12の芯12cの下端部のみに形成することで、チューブ材12を取り付ける際に取り付け向きの間違いが防止される。
A vertically extending
筐体31におけるホルダ部32の形成位置は、平面視略長方形の上面31aの一つの角部である。
The formation position of the
ガイド部33は、チューブ材12を加工部34に向けて円滑に導くためのものであり、ガイド材37を有している。ガイド材37は、平面視円弧状で側面視略三角形状に形成されており、高さの低い部分である一端部37aが筐体31の上面31aに枢支されている。つまりガイド材37は、一端の枢支部37bを軸にして筐体31の上面31aで回動可能である。ガイド材37の枢支部37bは、筐体31の上面31aのほぼ中央部に設けられ、湾曲したガイド材37をその湾曲方向へ回動すると、ガイド材37の先端部37cがホルダ部32の保持軸36又はロール状のチューブ材12に接することになる。
The
図3に示したように、筐体31の上面31aにおけるガイド材37の湾曲内側面37dの枢支部37bと先端部37cとの間の中間位置に対応する部位には、出没可能な規制爪38が設けられている。筐体31の上面31aから出た規制爪38を没する方向に動作させるスイッチ39は、筐体31の上面31aにおけるホルダ部32の近傍に設けられている。
As shown in FIG. 3, the
また、筐体31の上面31aにおけるガイド材37の先端部37c側に対応する部位には、ガイド材37の回動を案内するガイド溝40が形成されている。
Further, a
このようなガイド部33を有することによって、チューブ材12は、図3に仮想線で示したように、ガイド材37の湾曲外側面37eに沿って、加工部34に向けて引き出される。
By having such a
加工部34は、図3に示したように、筐体31の上面31aにおけるホルダ部32に対する対角線上の角部側に形成されており、加工部34の中心、つまりチューブ材12が搬送される搬送路が、ガイド材37の枢支部37bの近傍から延びるように設定されている。
As shown in FIG. 3, the processed
加工部34の搬送路上には、図4、図5に示したように、筐体31の上面31aから浮いた状態に支持されて水平に延びる棒状のノズル41を有している。ノズル41はチューブ材12の内部にエアーを送り込むためのものである。ノズル41は、搬送方向側の端に基部41aを有し、先端を搬送方向と反対側に向けている。基部41aは、筐体31の上面31aから立ち上がっており、ノズル41の基部41aには、筐体31内に備えられた送風器42が接続されている。
As shown in FIGS. 4 and 5, a rod-shaped
ノズル41は縦断面円形に形成されている。ノズル41の先端は閉じており、先端部に先端側ほど細い先細り形状部41bを有している。ノズル41の上面における長手方向の中間位置よりも搬送方向と反対側の部分には、送風器42からのエアーを吐出する吐出口43が形成されている。吐出口43は、図4に示したように平面視円形であり、複数個、具体的には3個形成されている。ノズル41は、これら吐出口43のほかに、吐出口43よりも吐出風量が少ない副吐出口44を有している。副吐出口44は、ノズル41の長手方向沿って長い線状であり、副吐出口44の形成位置は、吐出口43よりも搬送方向と反対側であって先細り形状部41bの基部より搬送方向側の部位である。
The
ノズル41の基部41aの搬送方向と反対側には、搬送されてくるチューブ材12を受けてその下端12bを切り開く切断刃45が設けられている(図5参照)。
On the side opposite to the transport direction of the
加工部34はノズル41のほかに搬送手段51を有している。搬送手段51はノズル41に沿うように設けられ、ノズル41の搬送方向と反対側から順に、導入搬送手段としての導入ローラ52と、搬送と熱融着を兼ねた搬送シールローラ53と、送り出しローラ54を有している。
The
導入搬送手段は、ノズル41に対してチューブ材12のエアー供給路15の先端を導入しやすくするための導入手段として、ノズル41の側面に摺接して搬送方向に回転するものである。導入搬送手段としての導入ローラ52は、ノズル41を挟んで一対設けられ、ノズル41の長手方向と直交する上下方向に回転軸を有している。ノズル41が前述したように縦断面円形であるのに対して、導入ローラ52の外周面は円筒形である。つまり、導入ローラ52はノズル41の側面に対して点接触し、ノズル41との間にチューブ材12が入ればチューブ材12を搬送する。
The introduction transport means is a means for introducing the tip of the
このような導入ローラ52は、ノズル41の両側面における縦断面円形の直径となる部分に摺接すべく配設される。つまり導入ローラ52は、ノズル41の軸心の高さに相当する部分においてノズル41の両側面に摺接するように配設される。
Such an
ノズル41の長手方向においての導入ローラ52を設ける位置は、ノズル41の先細り形状部41bの基部から搬送方向に寄った位置である。前述した吐出口43及び副吐出口44との関係で言えば、導入ローラ52は吐出口43よりも搬送方向と反対側であって、副吐出口44に対応する位置、具体的には副吐出口44の搬送方向の端に対応する位置に設定されている。
The position where the
つまり、吐出口43は、ノズル41における導入ローラ52が備えられた位置よりも搬送方向側に形成されることになる。また副吐出口44は、ノズル41における導入ローラ52が備えられた位置から搬送方向の反対側に形成されることになる。
That is, the
搬送シールローラ53は、互いの周面が接するように一対設けられ、ノズル41の長手方向と直交する上下方向に回転軸を有している。搬送シールローラ53を備える位置は、ノズル41よりも上であって、膨らんだエアー充てん室13を封止できるように、チューブ材12の縦シール部14の下端位置よりも上にシールできる位置である。
A pair of
搬送シールローラ53は、厚み方向において三層に区分されており(図5参照)、上下の2層が搬送を行う部分であり、中間層がシールを行う部分である。一対の搬送シールローラ53a,53bのうちの一方の搬送シールローラ53aの中間層は発熱部55であり、ヒータを有している。発熱部55は回転しない。他方の搬送シールローラ53bの中間層(図示せず)は上下の2層とともに回転し、発熱部55との間でチューブ材12を挟む部分である。
The
送り出しローラ54は、搬送シールローラ53と同様に、互いの周面が接するように一対設けられ、ノズル41の長手方向と直交する上下方向に回転軸を有している。送り出しローラ54を設ける高さは、搬送シールローラ53を設ける高さと同じである。
Similar to the
以上の導入ローラ52と搬送シールローラ53と送り出しローラ54は、同軸にギヤ(図示せず)を有している。これらのギヤを駆動するために、筐体31内には1個の減速機付きのローラ駆動モータ61が設けられる(図6参照)。ローラ駆動モータ61の回転力はギヤに伝達されて、ノズル41を挟むように配設された一対の各ローラ52,53,54がそれぞれ逆方向に等速で搬送方向に回転するように構成される。
The
図6に装置11のブロック図を示す。図6に示したように、ローラ駆動モータ61と、前述した送風器42及び発熱部55は、制御部62によって駆動制御される。制御部62にはほかに、バッテリや商用電源からなる電源63のオン・オフ操作をする電源スイッチ64(図1参照)と、前述した操作パネル35の操作スイッチ65と、操作パネル35に設けられて装置11の状態を表示する表示器66が接続されている。制御部62はあらかじめ記憶されたプログラムに従って、操作スイッチ65の動作に基づいてローラ駆動モータ61、送風器42、発熱部55及び表示器66を駆動制御する。
FIG. 6 shows a block diagram of the
操作スイッチ65には、製造を開始するスタートスイッチや、動作を停止するストップスイッチのほかに、送風器42から吹き出すエアーの温度と風量を調節するスイッチがある。
The
制御部62は、スタートスイッチがオン操作されると、ローラ駆動モータ61と送風器42と発熱部55を同時に始動するように設定されている。送風器42から吹き出すエアーの温度と風量は、適宜の基準値に設定されており、温度調節スイッチと風量調節スイッチによって、温度の上下と風量の増減を変更できるように設定されている。
The
以上のように構成された装置11では、次のように初期セットがなされ、エアー緩衝材が製造される。
In the
すなわち初期セットは、ホルダ部32に保持されたロール状のチューブ材12の先端を引き出して、ガイド材37の湾曲外側面37eに沿わせて、加工部34にまでのばす。つづいて図7に実線で示したように、チューブ材12の下端部のエアー供給路15の先端をノズル41に嵌めるとともに、チューブ材12の先端を導入ローラ52に接触させる。この状態でスタートスイッチをオン操作すると、制御部62によってローラ駆動モータ61と送風器42と発熱部55は同時に始動する。
That is, in the initial set, the tip of the roll-shaped
これらの始動によって、チューブ材12の先端のエアー充てん室13には、副吐出口44からエアーが供給されるとともに導入ローラ52によって搬送が開始される。副吐出口44からのエアー供給により、エアー供給路15が膨らみ、導入ローラ52による搬送が円滑に行われる。また導入ローラ52はノズル41との間にチューブ材12を挟んで搬送をするので、副吐出口44からエアーが吐出されていても容易に外れることはなく、所望の搬送がなされる。
By these starts, air is supplied from the
このように初期セットは、チューブ材12を引き出してエアー供給路15の先端をノズル41に被せて導入ローラ52に接触させるだけでよい。スタートスイッチのオン操作で即座にエアー緩衝材の製造が開始される。
As described above, in the initial set, it is only necessary to pull out the
先端のエアー充てん室13が導入ローラ52による搬送で吐出口43に差し掛かると、吐出口43からのエアーの吐出で本格的なエアー充てんがなされる。このとき、チューブ材12の下端12bは閉じているうえに、導入ローラ52でしっかりと挟み付けられているので、チューブ材12がノズル41から外れることはない。
When the
つづいて先端のエアー充てん室13が搬送シールローラ53によって搬送されるようになると、発熱部55によるシールがなされ、図7に仮想線で示したように、チューブ材12には横シール部18が形成されて、膨らんだエアー充てん室13が封止される。
Subsequently, when the
このあと、先端のエアー充てん室13が送り出しローラ54によって搬送されるようになると、膨張したエアー充てん室13を有するチューブ材12の下端12bは切断刃45によって切り開かれる。これによって、チューブ材12はノズル41の基部41aを通過できるようになり、送り出される。
After that, when the
チューブ材12の先端のエアー充てん室13から順に前述の加工が順次なされて、エアー緩衝材は製造される。製造されたエアー緩衝材は、ミシン目17を介して接続された状態であるので、必要に応じて容易に分離して使用される。
The air cushioning material is manufactured by sequentially performing the above-mentioned processing from the
以上のように、吐出口43と副吐出口44からのエアーの吐出が搬送手段51の始動と同時になされる。しかし、吐出口43よりも搬送方向の反対側にノズル41に対して摺接する導入ローラ52を導入手段として備えたので、チューブ材12をノズル41に対して導入しやすく、搬送手段51によるチューブ材12の搬送が確実に行える。
As described above, the air is discharged from the
特に、導入ローラ52はノズル41における先細り形状部41bの基部から搬送方向に寄った位置に設けられているうえに、ノズル41の両側面における縦断面円形の直径となる部分に摺接すべく配設されているので、チューブ材12の先端が入る空間を広くとれる。このことによってもチューブ材12をノズル41に対して導入しやすくなる。
In particular, the
このように、装置11の始動に際してのチューブ材12の初期セットが容易に、しかも確実に行える。そのうえ、チューブ材12の先端のエアー充てん室13にもエアー充てんとシールが行えるので、チューブ材12の無駄をなくすことができる。
In this way, the initial setting of the
ノズル41に対してチューブ材12のエアー供給路15の先端を導入しやすくする導入手段は、搬送手段51とエアー供給を行う送風器42を駆動制御する制御部62で構成することもできる。すなわち、制御部62が、搬送手段51を始動したあとで送風器42を始動する制御を行うように設定する。送風器42を始動するタイミングは、あらかじめ設定された所定時間の経過やセンサによるチューブ材12の先端の検知で行える。
The introduction means for facilitating the introduction of the tip of the
制御部62による前者の制御動作を、図8のフローチャートを用いて説明する。制御部62は、操作パネル35のスタートスイッチがオン操作されると(ステップs1)、ローラ駆動モータ61及び発熱部55を始動させ(ステップs2)、所定時間、例えば1秒から数秒を計時する。所定時間経過すると(ステップs3)、制御部62は送風器42を始動させる(ステップs4)。ストップスイッチがオン操作されると(ステップs5)、制御部62はローラ駆動モータ61と発熱部55と送風器42を停止する(ステップs6)。
The former control operation by the
このような制御部62を有する装置11では、導入ローラ52の有無にかかわりなく、チューブ材12のエアー供給路15の先端をノズル41の先に被せて搬送方向に指向しながらスタートスイッチをオン操作すれば、初期セットがなされることになる。「指向しながら」とは、導入ローラ52又は搬送シールローラ53に接していなくても接する方向に移動する状態にあることをいう。
In the
制御部62がローラ駆動モータ61を始動して導入ローラ52又は搬送シールローラ53を回転させることによって、チューブ材12の先端は搬送される。つまり、チューブ材12はノズル41にかぶさった状態になってノズル41から容易に外れることはない。
The tip of the
この状態で、送風器42が始動してチューブ材12のエアー充てん室13に対するエアー供給が吐出口43及び副吐出口44からなされ、順次横シール部18の形成と、下端12bの切り開きがなされてエアー緩衝材が製造される。
In this state, the
このような制御部62による導入手段を備えると、導入ローラ52を省略して部品点数を低減できる。
If the introduction means by the
導入手段を備えることにより、前述のように初期セットが容易であるが、チューブ材12の先端をノズル41に対して被せやすくするために、例えば図9に示したように、チューブ材12のエアー供給路15の先端の形状を変更するとよい。すなわち、前述例のチューブ材12の先端は長手方向に対して直交する方向の直線であり、形成されるミシン目17も同様に全体にわたって直線であった。この構成では、チューブ材12のエアー供給路15の先端を開きにくい場合がある。開きにくいとノズルに対して被せる作業に手間取る。
By providing the introduction means, the initial setting is easy as described above, but in order to make it easier to cover the tip of the
そこで、図9に示したように、チューブ材12のエアー供給路15の先端開口部19を、チューブ材12の長手方向に対して直交する方向から傾けるとよい。傾斜は下端12bほど搬送方向と反対側に位置する傾斜である。ミシン目17の下端部には、先端開口部19と同様の傾斜部17aを形成するとよい。
Therefore, as shown in FIG. 9, the tip opening 19 of the
このように構成すると、ノズル41が接触するべき部分である先端開口部19の長さを長くすることができて開きやすくなり、作業性が向上する。このため、装置11の面だけからではなくチューブ材12の面からもノズル41に対するチューブ材12の導入をしやすくできる。
With this configuration, the length of the tip opening 19 which is the portion to which the
以上の構成はこの発明を実施するための一形態であって、この発明は前述の構成のみに限定されるものではなく、その他の構成を採用することができる。 The above configuration is a form for carrying out the present invention, and the present invention is not limited to the above-mentioned configuration, and other configurations can be adopted.
たとえば、搬送手段51や導入搬送手段はベルトを用いて構成してもよい。 For example, the transport means 51 and the introduction transport means may be configured by using a belt.
横シール部18を形成するのに際してのシールの方式には、適宜のものが使用し得る。
An appropriate sealing method may be used for forming the
縦シール部14は、―直線以外の湾曲した形状などであってもよい。
The
11…エアー緩衝材製造装置
12…チューブ材
13…エアー充てん室
15…エアー供給路
18…横シール部
41…ノズル
41b…先細り形状部
42…送風器
43…吐出口
44…副吐出口
45…切断刃
51…搬送手段
52…導入ローラ
62…制御部
11 ... Air cushioning
Claims (7)
前記ノズルに対して前記チューブ材の前記エアー供給路の先端を導入しやすくする導入手段が備えられた
エアー緩衝材製造装置。 Using a flat tube material having a plurality of air filling chambers in the longitudinal direction and an air supply path at one end in the direction orthogonal to the longitudinal direction, a rod-shaped nozzle extending the air supply path horizontally is used. An air cushioning material produced by covering and sealing the air filling chamber while transporting the tube material by a transport means, sealing the air filling chamber, and cutting open the end of the tube material on the air supply path side. It is an air cushioning material manufacturing device that sends out
An air cushioning material manufacturing apparatus provided with an introduction means for facilitating the introduction of the tip of the air supply path of the tube material into the nozzle.
前記制御部が、前記搬送手段を始動したあとで前記送風器を始動する制御を行う
請求項1に記載のエアー緩衝材製造装置。 As the introduction means, a control unit for driving and controlling the transport means and the blower that supplies the air is provided.
The air cushioning material manufacturing apparatus according to claim 1, wherein the control unit controls to start the blower after starting the transport means.
前記導入手段が、前記ノズルの側面に摺接して搬送方向に回転する導入搬送手段で構成され、
前記導入搬送手段が前記ノズルにおける前記先細り形状部の基部から搬送方向に寄った位置に設けられた
請求項1に記載のエアー緩衝材製造装置。 At the tip of the nozzle, a tapered portion that is thinner toward the side opposite to the transport direction is formed.
The introduction means is composed of an introduction transfer means that slides in contact with the side surface of the nozzle and rotates in the transfer direction.
The air cushioning material manufacturing apparatus according to claim 1, wherein the introduction transport means is provided at a position closer to the transport direction from the base of the tapered portion of the nozzle.
請求項3に記載のエアー緩衝材製造装置。 The air cushioning material manufacturing apparatus according to claim 3, wherein a discharge port for discharging air is formed on the side of the nozzle in the transport direction with respect to the position where the introduction transport means is provided.
請求項4に記載のエアー緩衝材製造装置。 The air cushioning material manufacturing apparatus according to claim 4, wherein an auxiliary discharge port having a smaller air volume than the discharge port is formed on the side of the nozzle opposite to the transport direction from the position where the introduction transport means is provided.
前記導入搬送手段が一対の導入ローラで構成され、
前記導入ローラの外周面が円筒形である
請求項3から請求項5のうちいずれか一項に記載のエアー緩衝材製造装置。 The nozzle has a circular vertical cross section and
The introduction transport means is composed of a pair of introduction rollers.
The air cushioning material manufacturing apparatus according to any one of claims 3 to 5, wherein the outer peripheral surface of the introduction roller is cylindrical.
請求項6に記載のエアー緩衝材製造装置。 The air cushioning material manufacturing apparatus according to claim 6, wherein the introduction roller is arranged so as to be slidably contacted with portions having a diameter having a circular vertical cross section on both side surfaces of the nozzle.
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JP2022131527A (en) * | 2021-02-26 | 2022-09-07 | 霊智信息服務(深▲セン▼)有限公司 | Internal meshing planetary gear device and joint device for robot |
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- 2019-08-20 JP JP2019150681A patent/JP2021030509A/en active Pending
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