JP2021029762A - 装身具 - Google Patents
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Abstract
【課題】色合いや模様の変化などをより大きくすることができ、装身具そのものの装飾性をより向上させる。【解決手段】装身具は、環状の装身具であって、環状の周と中心側とを結ぶ仮想的な線で周が分割された円弧状に形成されている複数の円弧状部が接続されてなり、円弧状部のそれぞれの一方の端部には、円弧状の弧に接する向きに端部の断面から端部の断面の一部分が突出している突出部が形成され、円弧状部のそれぞれの他方の端部には、突出部の形状に対応した形状の穴が形成され、所定の円弧状部の一方の端部の突出部が、他の円弧状部の他方の端部の穴に挿入されて、所定の円弧状部の一方の端部と他の円弧状部の他方の端部とが接して円弧が連続するように円弧状部が接続されて環状に形成されている。【選択図】図4
Description
本発明は装身具に関し、特に、円弧状の部分からなる装身具に関する。
指輪やペンダントトップなどの装身具が広く使われている。
従来、リング状部材が左右に分割された円弧状の一対のリング分割片と、一対のリング分割片の一側端部を互いに回動自在に連結する蝶番等とを備え、一対のリング分割片の一側端部には、互いに同極の第一の磁石対が設けられ、一対のリング分割片の他側端部には、互いに異極である第二の磁石対が設けられている指輪が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数の装飾品間で使い回し可能な装飾体を取付部にスライド自在に嵌合させるとともに、取付部の一端に設けた挟装部と他端に設けた揺動体とによって装飾体を挟持し、かつ付勢手段により装飾体に向かって揺動体を常に付勢する構造であるから、装飾体が取付部からスライドして脱落することを防止しつつ装飾体を取付部上に確実に保持することができる装飾品も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1の指輪は、内径を素速く変化させることができ、装着及び取り外しに時間が掛からないが、装飾性には寄与しない。また、特許文献2の装飾品は、装飾体を容易に交換可能する点で装飾性を向上させていると言えるが、装着体そのものの装飾性に制限が生じてしまう。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、色合いや模様の変化などをより大きくすることができ、装身具そのものの装飾性をより向上させることができるようにするものである。
本発明の一側面の装身具は、環状の装身具であって、環状の周と中心側とを結ぶ仮想的な線で周が分割された円弧状に形成されている複数の円弧状部が接続されてなり、円弧状部のそれぞれの一方の端部には、円弧状の弧に接する向きに端部の断面から端部の断面の一部分が突出している突出部が形成され、円弧状部のそれぞれの他方の端部には、突出部の形状に対応した形状の穴が形成され、所定の円弧状部の一方の端部の突出部が、他の円弧状部の他方の端部の穴に挿入されて、所定の円弧状部の一方の端部と他の円弧状部の他方の端部とが接して円弧が連続するように円弧状部が接続されて環状に形成されている。
装身具は、指輪、ペンダントトップ、ブレスレット、耳飾りまたはアンクレットのいずれかとすることができる。
装身具を、円形、楕円形または長円形の環状に形成することができる。
円弧状部を、周が等分割された円弧状に形成することができる。
円弧状部のそれぞれの他方の端部に形成されている穴を、円弧状部のそれぞれの一方の端部に形成されている突出部の全体を収納できる形状に形成することができる。
穴および突出部のそれぞれに、突出部を穴に挿入すると連通する孔を空け、連通した孔にピンを挿入することができる。
隣接する円弧状部を、かすがいで固定することができる。
ほぞ状に形成されている突出部が、ほぞ穴状に形成されている穴に挿入されることで円弧状部を接続して環状に形成することができる。
根本側および先端部分に比較して中央部分が広がるように形成されている突出部が、口側に比較して中央部分が広がるように形成されている穴に挿入されることで円弧状部を接続して環状に形成することができる。
本発明の一側面の装身具においては、所定の円弧状部の一方の端部の突出部が、他の円弧状部の他方の端部の穴に挿入されて、所定の円弧状部の一方の端部と他の円弧状部の他方の端部とが接して円弧が連続するように円弧状部が接続されて環状に形成されているので、複数の円弧状部のそれぞれの、素材を変えて色合いを変えたり、模様を変えたりすることで、色合いや模様の変化などをより大きくすることができる。これにより、装身具そのものの装飾性をより向上させることができる。
以上のように、本発明によれば、色合いや模様の変化などをより大きくすることができ、装身具そのものの装飾性をより向上させることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、発明の詳細な説明に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、発明の詳細な説明に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の詳細な説明中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の装身具(例えば、図5の指輪11)は、環状の装身具であって、環状の周と中心側とを結ぶ仮想的な線で周が分割された円弧状に形成されている複数の円弧状部(例えば、図5の円弧状部21−1乃至21−8)が接続されてなり、円弧状部のそれぞれの一方の端部には、円弧状の弧に接する向きに端部の断面から端部の断面の一部分が突出する突出部(例えば、図5の突出部41−1乃至41−8のいずれか)が形成され、円弧状部のそれぞれの他方の端部には、突出部の形状に対応した形状の穴(例えば、図5の穴61−1乃至61−8のいずれか)が形成され、所定の円弧状部の一方の端部の突出部が、他の円弧状部の他方の端部の穴に挿入されて、所定の円弧状部の一方の端部と他の円弧状部の他方の端部とが接して円弧が連続するように円弧状部が接続されて環状に形成されている。
以下、図1乃至図6を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図3は、本発明の一実施の形態の指輪の構成を説明する図である。図1は、指輪11の構成を示す斜視図である。図2は、指輪11の構成を示す上面図である。図3は、指輪11の構成を示す側面図である。指輪11は、装身具の一例である。指輪11は、身を飾るための工芸品である。指輪11は、実用品に芸術的な意匠を施し、機能性と美術的な美しさとを融合させた工作物である。以下、指輪11を装身具の例として説明するが、これに限らず、装身具は、ペンダントトップ、ブレスレット、耳飾りまたはアンクレットのいずれとすることができる。
指輪11は、環状に形成されている。例えば、指輪11は、円形の環状に形成されている。例えば、指輪11は、楕円形または長円形の環状に形成することもできる。指輪11は、金、白金若しくは銀などの貴金属若しくはこれらの合金、チタン若しくはジルコニウム若しくはこれらの合金またはセラミックスなどから形成される。
指輪11は、円弧状部21−1乃至21−8が接続されて環状に形成されている。円弧状部21−1乃至21−8は、それぞれ、環状の指輪11の周方向に、所定の長さで分割された形状とされている。すなわち、円弧状部21−1乃至21−8は、それぞれ、環状の周と中心側とを結ぶ仮想的な線で周が分割された円弧状に形成されている。円弧状部21−1乃至21−8はそれぞれ、周が8等分された円弧状に形成されている。すなわち、円弧状部21−1乃至21−8は、それぞれ、周が等分割された円弧状に形成されている。言い換えれば、指輪11は、それぞれ円弧状の円弧状部21−1乃至21−8により組み立てられる。指輪11は、それぞれ円弧状の円弧状部21−1乃至21−8を組み合わせて構成されるとも言える。
次に、指輪11の構成の詳細について説明する。図4は、円弧状部21−1乃至21−8を個々に切り離して、周方向に等間隔に配置した指輪11の構成を示す斜視図である。図5は、円弧状部21−1乃至21−8を個々に切り離して、周方向に等間隔に配置した指輪11の構成を示す上面図である。
円弧状部21−1乃至21−8の円弧状に形成されている部分の長さは等しい。また、円弧状部21−1乃至21−8の端部の形状は等しい。円弧状部21−1乃至21−8は、円弧が連続するように順に接続される。すなわち、円弧状部21−1は、1つの円弧を描くように、円弧状部21−2および円弧状部21−8と接続される。円弧状部21−2は、1つの円弧を描くように、円弧状部21−3および円弧状部21−1と接続される。円弧状部21−3は、1つの円弧を描くように、円弧状部21−4および円弧状部21−2と接続される。円弧状部21−4は、1つの円弧を描くように、円弧状部21−5および円弧状部21−3と接続される。
円弧状部21−5は、1つの円弧を描くように、円弧状部21−6および円弧状部21−4と接続される。円弧状部21−6は、1つの円弧を描くように、円弧状部21−5および円弧状部21−4と接続される。円弧状部21−7は、1つの円弧を描くように、円弧状部21−8および円弧状部21−6と接続される。円弧状部21−8は、1つの円弧を描くように、円弧状部21−1および円弧状部21−7と接続される。
円弧状部21−1乃至21−8は、ピン31−1乃至31−8が挿入されて、接続される。ピン31−1乃至31−8による接続の詳細は後述する。
円弧状部21−1乃至21−8のそれぞれの一方の端部には、突出部41−1乃至41−8のいずれかが形成されている。円弧状部21−1乃至21−8のそれぞれの他方の端部には、突出部41−1乃至41−8の形状に対応した形状の穴61−1乃至61−8のいずれかが形成されている。例えば、突出部41−1乃至41−8は、それぞれ、直方体状に形成されている。例えば、穴61−1乃至61−8は、それぞれ、直方体状に空けられている。
より詳細には、円弧状部21−1の一方の端部には、突出部41−1が形成されている。突出部41−1は、円弧状部21−1の円弧状の弧に接する向きに、円弧状部21−1の端部の断面から突出している。突出部41−1は、円弧状部21−1の端部の面において、端部の中心部分が突出するように形成されている。すなわち、突出部41−1は、円弧状部21−1の端部の断面の一部分が突出している。
例えば、突出部41−1は、直方体状の突出部41−1の面のうち、円弧状部21−1の端部の断面より小さい面(円弧状部21−1の端部の断面のいずれの方向の長さに対してその方向の長さが短い面)が円弧状部21−1の端部とつながり、円弧状部21−1の端部につながる突出部41−1の面の中心と円弧状部21−1の端部の断面の中心とが一致するように、円弧状部21−1の端部から突出している。
円弧状部21−1の他方の端部には、穴61−1が形成されている。穴61−1は、突出部41−1の形状に対応した形状とされている。言い換えると、穴61−1は、円弧状部21−1の他方の端部の面において、端部の中心部分がくぼむように形成されている。
突出部41−1には、環状の指輪11の周と中心側とを結ぶ向きに孔51−1が空けられている。円弧状部21−1の他方の端部には、穴61−1と連通する孔71−1が空けられている。孔71−1は、環状の指輪11の周と中心側とを結ぶ向きに穴61−1から環状の指輪11の中心側に貫通する。
円弧状部21−2の一方の端部には、突出部41−2が形成されている。突出部41−2は、円弧状部21−2の円弧状の弧に接する向きに、円弧状部21−2の端部の断面から突出している。突出部41−2は、円弧状部21−2の端部の面において、端部の中心部分が突出するように形成されている。すなわち、突出部41−2は、円弧状部21−2の端部の断面の一部分が突出している。
例えば、突出部41−2は、直方体状の突出部41−2の面のうち、円弧状部21−2の端部の断面より小さい面(円弧状部21−2の端部の断面のいずれの方向の長さに対してその方向の長さが短い面)が円弧状部21−2の端部とつながり、円弧状部21−2の端部につながる突出部41−2の面の中心と円弧状部21−2の端部の断面の中心とが一致するように、円弧状部21−2の端部から突出している。
円弧状部21−2の他方の端部には、穴61−2が形成されている。穴61−2は、突出部41−2の形状に対応した形状とされている。言い換えると、穴61−2は、円弧状部21−2の他方の端部の面において、端部の中心部分がくぼむように形成されている。
突出部41−2には、環状の指輪11の周と中心側とを結ぶ向きに孔51−2が空けられている。円弧状部21−2の他方の端部には、穴61−2と連通する孔71−2が空けられている。孔71−2は、環状の指輪11の周と中心側とを結ぶ向きに穴61−2から環状の指輪11の中心側に貫通する。
円弧状部21−1の突出部41−1が、円弧状部21−2の穴61−2に挿入されると、円弧状部21−1の突出部41−1側の端部と、円弧状部21−2の穴61−2側の端部とが接して、円弧状部21−1の円弧状の部分と円弧状部21−2の円弧の部分とが連続して、1つの円弧となる。
ピン31−2は、円弧状部21−1の突出部41−1が、円弧状部21−2の穴61−2に挿入されると連通する突出部41−1の孔51−1と円弧状部21−2の孔71−2とに挿入される。これにより、円弧状部21−1と円弧状部21−2とが固定される。
円弧状部21−3の一方の端部には、突出部41−3が形成されている。突出部41−3は、円弧状部21−3の円弧状の弧に接する向きに、円弧状部21−3の端部の断面から突出している。突出部41−3は、円弧状部21−3の端部の面において、端部の中心部分が突出するように形成されている。すなわち、突出部41−3は、円弧状部21−3の端部の断面の一部分が突出している。
例えば、突出部41−3は、直方体状の突出部41−3の面のうち、円弧状部21−3の端部の断面より小さい面(円弧状部21−3の端部の断面のいずれの方向の長さに対してその方向の長さが短い面)が円弧状部21−3の端部とつながり、円弧状部21−3の端部につながる突出部41−3の面の中心と円弧状部21−3の端部の断面の中心とが一致するように、円弧状部21−3の端部から突出している。
円弧状部21−3の他方の端部には、穴61−3が形成されている。穴61−3は、突出部41−3の形状に対応した形状とされている。言い換えると、穴61−3は、円弧状部21−3の他方の端部の面において、端部の中心部分がくぼむように形成されている。
突出部41−3には、環状の指輪11の周と中心側とを結ぶ向きに孔51−3が空けられている。円弧状部21−3の他方の端部には、穴61−3と連通する孔71−3が空けられている。孔71−3は、環状の指輪11の周と中心側とを結ぶ向きに穴61−3から環状の指輪11の中心側に貫通する。
円弧状部21−2の突出部41−2が、円弧状部21−3の穴61−3に挿入されると、円弧状部21−2の突出部41−2側の端部と、円弧状部21−3の穴61−3側の端部とが接して、円弧状部21−2の円弧状の部分と円弧状部21−3の円弧の部分とが連続して1つの円弧となる。
ピン31−3は、円弧状部21−2の突出部41−2が、円弧状部21−3の穴61−3に挿入されると連通する突出部41−2の孔51−2と円弧状部21−3の孔71−3とに挿入される。これにより、円弧状部21−2と円弧状部21−3とが固定される。
円弧状部21−4の一方の端部には、突出部41−4が形成されている。突出部41−4は、円弧状部21−4の円弧状の弧に接する向きに、円弧状部21−4の端部の断面から突出している。突出部41−4は、円弧状部21−4の端部の面において、端部の中心部分が突出するように形成されている。すなわち、突出部41−4は、円弧状部21−4の端部の断面の一部分が突出している。
例えば、突出部41−4は、直方体状の突出部41−4の面のうち、円弧状部21−4の端部の断面より小さい面(円弧状部21−4の端部の断面のいずれの方向の長さに対してその方向の長さが短い面)が円弧状部21−4の端部とつながり、円弧状部21−4の端部につながる突出部41−4の面の中心と円弧状部21−4の端部の断面の中心とが一致するように、円弧状部21−4の端部から突出している。
円弧状部21−4の他方の端部には、穴61−4が形成されている。穴61−4は、突出部41−4の形状に対応した形状とされている。言い換えると、穴61−4は、円弧状部21−4の他方の端部の面において、端部の中心部分がくぼむように形成されている。
突出部41−4には、環状の指輪11の周と中心側とを結ぶ向きに孔51−4が空けられている。円弧状部21−4の他方の端部には、穴61−4と連通する孔71−4が空けられている。孔71−4は、環状の指輪11の周と中心側とを結ぶ向きに穴61−4から環状の指輪11の中心側に貫通する。
円弧状部21−3の突出部41−3が、円弧状部21−4の穴61−4に挿入されると、円弧状部21−3の突出部41−3側の端部と、円弧状部21−4の穴61−4側の端部とが接して、円弧状部21−3の円弧状の部分と円弧状部21−4の円弧の部分とが連続して1つの円弧となる。
ピン31−4は、円弧状部21−3の突出部41−3が、円弧状部21−4の穴61−4に挿入されると連通する突出部41−3の孔51−3と円弧状部21−4の孔71−4とに挿入される。これにより、円弧状部21−3と円弧状部21−4とが固定される。
同様に、円弧状部21−5乃至21−8のそれぞれの一方の端部には、突出部41−5乃至41−8のそれぞれが形成されている。
突出部41−1乃至41−8は、同様の形状に形成されている。孔51−1乃至51−8は、同様の形状に形成されている。
また、同様に、円弧状部21−5乃至21−8のそれぞれの他方の端部には、穴61−5乃至61−8が形成されている。
穴61−1乃至61−8は、同様に形状に形成されている。孔71−1乃至71−8は、同様の形状に形成されている。
さらにまた、突出部41−4乃至突出部41−7のそれぞれが穴61−5乃至61−8のそれぞれに挿入されると、円弧状部21−4乃至21−8のそれぞれの端部が接して、円弧状部21−4乃至21−8の円弧状の部分が連続して1つの円弧となる。
同様に、ピン31−5乃至31−8のそれぞれは、円弧状部21−4の突出部41−4乃至円弧状部21−7の突出部41−7のそれぞれが、円弧状部21−5の穴61−5乃至円弧状部21−8の穴61−8のそれぞれに挿入されると連通する孔51−4乃至孔51−7のそれぞれと孔71−5乃至孔71−8のそれぞれとに挿入される。これにより、円弧状部21−4乃至円弧状部21−8が固定される。
円弧状部21−8の突出部41−8が円弧状部21−1の穴61−1に挿入されると、円弧状部21−8の突出部41−8側の端部および円弧状部21−1の穴61−1側の端部が接して、円弧状部21−8および円弧状部21−1の円弧状の部分が連続して1つの円弧となる。
ピン31−1は、円弧状部21−8の突出部41−8が、円弧状部21−1の穴61−1に挿入されると連通する突出部41−8の孔51−8と円弧状部21−1の孔71−1とに挿入される。これにより、円弧状部21−8と円弧状部21−1とが固定される。
このように、突出部41−1乃至突出部41−8のそれぞれが穴61−2乃至61−8および穴61−1のそれぞれに挿入されると、円弧状部21−1乃至21−8のそれぞれの端部が接して、円弧が連続するよう円弧状部21−1乃至21−8が接続されて環状になる。
以下、円弧状部21−1乃至21−8を個々に区別する必要がない場合、単に、円弧状部21と称する。また、ピン31−1乃至31−8を個々に区別する必要がない場合、単に、ピン31と称する。さらに、突出部41−1乃至41−8を個々に区別する必要がない場合、単に、突出部41と称する。さらにまた、穴61−1乃至61−8を個々に区別する必要がない場合、単に、穴61と称する。また、孔51−1乃至51−8を個々に区別する必要がない場合、単に、孔51と称する。さらに、孔71−1乃至71−8を個々に区別する必要がない場合、単に、孔71と称する。
図6は、円弧状部21を拡大して示す図である。
円弧状部21の一方の端部には、突出部41が形成されている。突出部41は、円弧状部21の円弧状の弧に接する向きに、円弧状部21の端部の断面から突出している。突出部41は、円弧状部21の端部の面において、端部の中心部分が突出するように形成されている。すなわち、突出部41は、円弧状部21の端部の断面の一部分が突出している。
例えば、突出部41は、直方体状の突出部41の面のうち、円弧状部21の端部の断面より小さい面(円弧状部21の端部の断面のいずれの方向の長さに対してその方向の長さが短い面)が円弧状部21の端部とつながり、円弧状部21の端部につながる突出部41の面の中心と円弧状部21の端部の断面の中心とが一致するように、円弧状部21の端部から突出している。
円弧状部21の他方の端部には、穴61が形成されている。穴61は、突出部41の形状に対応した形状とされている。言い換えると、穴61は、円弧状部21の他方の端部の面において、端部の中心部分がくぼむように形成されている。
突出部41には、環状の指輪11の周と中心側とを結ぶ向きに孔51が空けられている。円弧状部21の他方の端部には、穴61と連通する孔71が空けられている。孔71は、環状の指輪11の周と中心側とを結ぶ向きに穴61から環状の指輪11の中心側に貫通する。
所定の円弧状部21の突出部41が、他の円弧状部21の穴61に挿入されると、所定の円弧状部21の突出部41側の端部と、他の円弧状部21の穴61側の端部とが接して、2つの円弧状部21の円弧状の部分が連続して、1つの円弧となる。
ピン31は、所定の円弧状部21の突出部41が、他の円弧状部21の穴61に挿入されると連通する突出部41の孔51と孔71とに挿入される。これにより、2つの円弧状部21が固定される。
なお、隣接する円弧状部21をかすがいで固定して、円弧状部21−1乃至21−8が接続されて環状に形成されるようにしてもよい。
また、突出部41をほぞ状に形成し、穴61をほぞ穴状に形成し、ほぞ状に形成されている突出部41がほぞ穴状に形成されている穴61に挿入されることで円弧状部21−1乃至21−8が接続されて環状に形成されるようにしてもよい。
なお、突出部41を根本側および先端部分に比較して中央部分が広がるように形成し、穴61を口側に比較して中央部分が広がるように形成し、根本側および先端部分に比較して中央部分が広がるように形成されている突出部41が、口側に比較して中央部分が広がるように形成されている穴61に挿入されることで円弧状部21−1乃至21−8が接続されて環状に形成されるようにしてもよい。
なお、指輪11は、円弧状部21−1乃至21−8が接続されて環状に形成されていると説明したが、これに限らず、2つ以上の所望の数の円弧状部21が接続されて環状に形成されるようにしてもよい。例えば、円弧状部21は、環状の指輪11を周方向に2分割、3分割、4分割、5分割、6分割または7分割にした形状とすることができる。
また、環状に接続される円弧状部21の周方向の長さは、異なるものであってもよい。例えば、環状の指輪11を周方向に2分割した円弧状部21と、環状の指輪11を周方向に4分割した円弧状部21とを組み合わせて、環状の指輪11とすることもできる。
なお、環状に接続される円弧状部21の形状や模様を異なるものとすることもできる。
また、複数の円弧状部21の個々の材質を変えるようにしてもよい。
さらに、穴61を円弧状部21のいずれかの面に連通するように形成し、突出部41を孔61に挿入した場合、突出部41の一部分が円弧状部21のいずれかの面から露出するように円弧状部21を形成することもできる。
指輪11は、環状に形成されている。指輪11は、環状の周と中心側とを結ぶ仮想的な線で周が分割された円弧状に形成されている複数の円弧状部21が接続されてなる。円弧状部21のそれぞれの一方の端部には、円弧状の弧に接する向きに端部の断面から端部の断面の一部分が突出している突出部41が形成されている。円弧状部21のそれぞれの他方の端部には、突出部41の形状に対応した形状の穴61が形成されている。指輪11は、所定の円弧状部21の一方の端部の突出部41が、他の円弧状部21の他方の端部の穴61に挿入されて、所定の円弧状部21の一方の端部と他の円弧状部21の他方の端部とが接して円弧が連続するように円弧状部21が接続されて環状に形成されている。
このようにすることで、円弧状部21毎に、色合いや模様を変化させたり、色合いや模様を変化させた円弧状部21の接続する並び方を変えることができるので、指輪11全体として、色合いや模様の変化などをより大きくすることができる。このように、色合いや模様の変化などをより大きくすることができるようにして、装身具そのものの装飾性をより向上させることができる。
装身具は、指輪、ペンダントトップ、ブレスレット、耳飾りまたはアンクレットのいずれかとすることができる。
指輪11を、円形、楕円形または長円形の環状に形成することができる。
円弧状部21を、周が等分割された円弧状に形成することができる。
円弧状部21のそれぞれの他方の端部に形成されている穴61を、円弧状部21のそれぞれの一方の端部に形成されている突出部41の全体を収納できる形状に形成することができる。
穴61および突出部41のそれぞれに、突出部41を穴61に挿入すると連通する孔71および孔71のそれぞれを空け、連通した孔71および孔71にピン31を挿入することができる。
隣接する円弧状部21を、かすがいで固定することができる。
ほぞ状に形成されている突出部41が、ほぞ穴状に形成されている穴61に挿入されることで円弧状部21を接続して環状に形成することができる。
根本側および先端部分に比較して中央部分が広がるように形成されている突出部41が、口側に比較して中央部分が広がるように形成されている穴61に挿入されることで円弧状部21を接続して環状に形成することができる。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 指輪, 21−1乃至21−8および21 円弧状部, 31−1乃至31−8および31 ピン, 41−1乃至41−8および41 突出部, 51−1乃至51−8および51 孔, 61−1乃至61−8および61 穴, 71−1乃至71−8および71 孔
Claims (9)
- 環状の装身具において、
環状の周と中心側とを結ぶ仮想的な線で周が分割された円弧状に形成されている複数の円弧状部が接続されてなり、
前記円弧状部のそれぞれの一方の端部には、円弧状の弧に接する向きに端部の断面から端部の断面の一部分が突出している突出部が形成され、
前記円弧状部のそれぞれの他方の端部には、前記突出部の形状に対応した形状の穴が形成され、
所定の円弧状部の一方の端部の前記突出部が、他の円弧状部の他方の端部の前記穴に挿入されて、所定の円弧状部の一方の端部と他の円弧状部の他方の端部とが接して円弧が連続するように前記円弧状部が接続されて環状に形成されている
装身具。 - 請求項1に記載の環状の装身具において、
指輪、ペンダントトップ、ブレスレット、耳飾りまたはアンクレットのいずれかである
装身具。 - 請求項1に記載の環状の装身具において、
円形、楕円形または長円形の環状に形成されている
装身具。 - 請求項1に記載の環状の装身具において、
前記円弧状部は、周が等分割された円弧状に形成されている
装身具。 - 請求項1に記載の環状の装身具において、
前記円弧状部のそれぞれの他方の端部に形成されている前記穴は、前記円弧状部のそれぞれの一方の端部に形成されている前記突出部の全体を収納できる形状に形成されている
装身具。 - 請求項1に記載の環状の装身具において、
前記穴および前記突出部のそれぞれに、前記突出部を前記穴に挿入すると連通する孔が空けられ、
連通した前記孔にはピンが挿入されている
装身具。 - 請求項1に記載の環状の装身具において、
隣接する前記円弧状部は、かすがいで固定されている
装身具。 - 請求項1に記載の環状の装身具において、
ほぞ状に形成されている前記突出部が、ほぞ穴状に形成されている前記穴に挿入されることで前記円弧状部が接続されて環状に形成されている
装身具。 - 請求項1に記載の環状の装身具において、
根本側および先端部分に比較して中央部分が広がるように形成されている前記突出部が、口側に比較して中央部分が広がるように形成されている前記穴に挿入されることで前記円弧状部が接続されて環状に形成されている
装身具。
Priority Applications (1)
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JP2019155115A JP2021029762A (ja) | 2019-08-28 | 2019-08-28 | 装身具 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022171504A (ja) * | 2021-04-30 | 2022-11-11 | 雄介 村田 | 装身具及び装身具交換部材 |
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2019
- 2019-08-28 JP JP2019155115A patent/JP2021029762A/ja active Pending
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JP7185106B2 (ja) | 2021-04-30 | 2022-12-07 | 雄介 村田 | 装身具及び装身具交換部材 |
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